JPS6035114Y2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS6035114Y2
JPS6035114Y2 JP1978120511U JP12051178U JPS6035114Y2 JP S6035114 Y2 JPS6035114 Y2 JP S6035114Y2 JP 1978120511 U JP1978120511 U JP 1978120511U JP 12051178 U JP12051178 U JP 12051178U JP S6035114 Y2 JPS6035114 Y2 JP S6035114Y2
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waveform
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signals
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健 足立
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ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、押鍵操作によって人間の声に似た音を発生
させ、声楽曲の作曲や編曲、コーラスの練習等に便宜を
供するようにした電子楽器に関する。
従来の電子楽器は、一般に器楽音を発生するものであり
、人声音による演奏ができなかったため、声楽音の作曲
や編曲、コーラスの練習等に充分活用できなかった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、所定の周
波数で多数の高調波を含む波形信号を、発音指令に対応
して発生させるゆるやかな立上り時定数(100m5〜
数100m5) ノ制御波形ニヨッテ開閉制御し、その
出力信号を遅延時間変調器によって低周波信号で変調す
るとともに、その変調した信号と元の信号とを混合し、
少くとも2ケの山部を有する人声用の周波数特性をもつ
固定フォルマントフィルタを介して音色形成して出力す
ることにより、極めて人の声に似た演奏音が得られるよ
うにした電子楽器を提供するものである。
以下、添付図面を参照して、この考案をデジタル技術を
用いて音源信号を発生させるようにした電子楽器に適用
した実施例について説明する。
第1図はこの発明の1実施例を示すブロック線図であり
、第2図は第1図における1点鎖線で囲んだ部分の詳細
を示すブロック線図である。
この実施例において、操作鍵音高に対応して所定の周波
数で多数の高調波を含む波形の信号である鋸歯状波信号
を発生する音源装置は、本出願人が先に出願して既に公
開された特開昭51−124415号公報中に示されて
いるものと同様なデジタル技術及び時分割技術を用いた
音源装置である。
先ず、この音源装置について第1,2図によって簡単に
説明する。
1は図示しない鍵盤に配された各0に対応して設けたキ
ースイッチからなるキースイッチ群、2は押鍵検出回路
で、キースイッチ群1のオン・オフ状態を検出走査し、
どの鍵が押圧(操作)されているかを識別し、時分割多
重化された各鍵のオン・オフ情報、すなわちキーデータ
信号KDを発音割当回路3へ送る。
発音割当回路3ではこのキーデータ信号ゆにより、第3
間口に示すような押鍵中゛1゛となり離鍵中“0゛とな
る押鍵信号KONを1本の出力ラインから時分割信号と
して出力すると共に、それに同期して押圧された鍵に対
応するキーアドレスコードKCを例えば7ビツトのデジ
タル情報として時分割的に送出する。
また、この発音割当回路3はこの電子楽器の同時最大発
音数によって限定される発音チャンネル(例えば1〜8
Ch)のどのチャンネルにその押圧鍵の情報を割当てる
かを決定し、各チャンネルに対応する同期信号出力ライ
ンSY1〜SY8のいずれかに同期信号SYを送出する
この場合、新らたな押圧鍵の割当は空チャンネルを使っ
てなされるが、もし空チャンネルが無い時には楽音の音
量減衰が最も進んでいるチャンネルを使用する。
周波数情報記憶装置4は予め各鍵のキーアドレスコード
に対応した周波数情報としての数値情報を記憶させた例
えばリードオンリ・メモリであり、発音割当回路3から
送出されたキーアドレスコードKCによりそれに対応す
る周波数情報が読出される。
後述するように、この周波数情報を規則的時間間隔で逐
次累算して一定の時間毎に楽音波形の振幅をサンプリン
グするようにしているため、この周波数情報は当該鍵の
楽音周波数の位相に関するデジタル的数値情報である。
この周波数情報の数値は成る一定のサンプリング速度の
もとで、楽音周波数の値が特定されれば一義的に決定さ
れる。
周波数情報記憶装置4から読出された周波数情報Fは2
系列に分配され、両系列の乗算器5,6において夫々後
述する乗算が行われる。
乗算器5.6から送出される周波数情報Fa、 Fbは
夫々累算器7,8において規則的時間間隔で順次累算さ
れる。
そして、この累算結果が夫々再び2系列に分配されて第
1、第2の楽音発生回路20,30へ送られ、後述する
波形メモリからの波形サンプル点振幅値読出しのために
使用される。
したがって、累算器7,8における累算によって読出し
波形の位相が進められる。
第2図における第1の楽音発生回路20内の波形メモ1
J21,22は夫々鋸歯状波の音源波形を記憶しており
、デジタル的なアドレス入力に応じてサンプル点振幅値
をアナログ量で読出すようになっている。
したがって、累算器7,8からの出力Sa、 Sbをア
ドレス入力として、押圧鍵に対応する周波数の鋸歯状波
信号を時分割的に読出すことになる。
すなわち、周波数情報記憶回路4から送出される周波数
情報Fとしての数値が大きい程、波形メモリ21.22
に記憶している鋸歯状波の一周期を速く読み出すことに
なり、読出された信号の周波数が高くなる。
ところで、乗算器5,6には夫々ピッチ調整器9から、
2系列の信号のピッチを互いに僅かにずらすためのピッ
チずれ係数が乗算入力として入力される。
このピッチずれの度合いはピッチ調整器9によって調整
可能である。
このようにすることによって、両系列によって発生され
る楽音信号のピッチが僅かに異なり、それを混合してビ
ートを起こし、豊かな感じのする音を得ることができる
乗算器5,6には又、ビブラート信号発生器10によっ
て発生するビブラート係数が他の乗算入力として入力さ
れる。
11はビブラートスピード設定器、12はビブラート深
さ設定器で、夫々ビブラート信号発生器10によって発
生するビブラート係数の変動周期及び変動巾を制御して
、発生する音源信号のビブラート周波数及びビブラート
深さを調整するものである。
このようなピッチずれ係数及びビブラート係数が乗算器
5,6に入力する周波数情報Fに乗算され、その出力の
Fa、 Fbが累算器7,8によって累算され、その累
算出力Sa、 Sbによって、波形メモIJ21,22
から夫々鋸歯状波の音源信号を読出すので、波形メモリ
21.22から読出された鋸歯状波信号(音源信号)M
S19MS2は互に僅かにピッチがずれ、夫々所定の周
波数及び深さのビブラート変調が付与されるものとなる
波形メモリ21.22の出力側には、夫々発音チャンネ
ル数に対応した数のサンプルホールド回路231〜23
8及び241〜248が並列に設けられており、各サン
プルホールド回路231〜238.241〜248は発
音割当回路3から発せられる同期信号SYによって制御
されてその入力信号をホールドするようになっている。
そして、時分割多重化された音源信号MS19MS2の
うち、あるチャンネルの音が割当てられたタイムスロッ
トと、そのチャンネルに対応するサンプルホールド回路
に同期信号SYが入力するタイムスロットとが完全に一
致するようになっている。
したがって、発音割当て回路3によるチャンネル割当て
に応じて、時分割多重化音源信号MS1゜MS2は1音
(1チヤンネル)毎に各発音チャンネルに対応する所定
のサンプルホールド回路231〜238,241〜24
8のいずれかに振分けられ、ホールドされる。
こうして音源信号MS□。MS2は各音別にスタティッ
クな状態に変換される。
したがって、各サンプルホールド回路231〜238,
241〜248から出力される音源信号は多重化信号で
はなく、各々押圧鍵の音高に対応する周波数の連続した
鋸歯状波信号となる。
ここまでが、操作音高に対応する周波数の鋸歯状波信号
を発生する音源装置であるが、この実施例においてはさ
らに第2の楽音発生回路30を設けて、前述の第1の楽
音発生回路20において発生する音源信号MS19MS
2よりも1オクターブ高い音源信号を発生させるように
構成しである。
第1図におけるフィートチェンジャ13.14は累算器
7,8の累算出力Sa、 Sbを夫々2倍にするもので
あり、例えばシフト回路によって構成され、2進データ
である累算出力Sa、 Sbを夫々最上位側に1ビツト
だけシフトすることによって2倍にする。
このようにすれば、前述の第1の楽音発生回路20と全
く同じ構成の第2の楽音発生回路30において、波形メ
モリ(図示せず)の読出し速度が2倍になり、読出され
る音源信号の周波数が2倍になる。
したがって、第1の楽音発生回路で発生される音源信号
MS1. MS2 (sフィート)よりも1オクターブ
高い(4フイート)音源信号が発生されることになる。
ここで、フィートチェンジャ13.14を変更すること
により、所望のオクターブ上下した(フィートを変えた
)音源信号を発生させることができる。
次に、第1の楽音発生回路20における開閉制御信号発
生器及び開閉回路、さらに遅延時間変調器40、混合回
路60等について主として第2図を参照して説明する。
サンプルホールド回路231〜238に対応して夫々開
閉回路としての電圧制御型可変利得増幅器(以下rVC
AJと略称する)251〜258及び制御波形発生器と
してのエンベロープジェネレータ(以下rEGヨと略称
する)261〜268が設けられて各発音チャンネルを
構成している。
同様にサンプルホールド回路241〜248に対応して
もVCA271〜278及びEG281〜288が設け
られている。
EG261〜268,281〜288は夫々発音割当回
路3によって発生される時分割多重化された発音指令と
しての押鍵信号KONを発音チャンネルを割当てる同期
信号SYによって振り分けられてサンプルホールドし、
その押鍵信号KONに基いて第3図イに示すようなゆる
やかな立上り時定数のエンベロープ制御波形の電圧信号
を発生する。
この制御波形は、立上り時定数であるイニシャルアタッ
クタイムTAが100m5〜数100m5゜ファースト
ディケイタイムT。
1が1〜33ec、サスティンレベルSLはアタックレ
ベルALより4〜−減衰し、セカンドディケイタイムT
D2が数lQQmsとなるようにする。
これらのうち、イニシャルアタックタイムを100m5
〜数100m5にすることが人の声に似た発音を得るた
めに最も重要である。
EG261〜268,281〜288によって発生する
ようなエンベロープ制御波形によって各VCA251〜
258,271〜278の利得が制御される。
それによって、サンプルホールド回路231〜238,
241〜248から入力される音源信号が各チャンネル
毎に開閉制御されると共にエンベロープ猛威される。
VCA251〜258.271〜27Bの出力信号は夫
々1本づつの出力線にまとめて出力され、遅延時間変調
器(以下’DTM 、と略称する)40及び混合回路6
0へ送られる。
このDTM4QはBBD、CCD等の電荷転送素子(こ
こでは以下’BBDJとして説明する)41゜42のア
ナログ信号を遅延させて伝送する作用を利用したもので
あり、クロック発振器43.44から発生される転送用
クロック信号の周波数によってその遅延時間が可変され
る。
80は変調信号発生器であり、約6Hzの低周波信号を
発生する発振器81と約0.6Hzの超低周波信号を発
生する発振器82を2組とし、同様な発振器83と84
をもう1組とする2組の発振器と、夫々120°の移相
作用を持つ2組の移相器85.86と87.88、及び
夫々混合回路を構成する4組の抵禎R1とR2、R3と
R4、R5,R6,R7゜R8から戒っている。
そして、発振器81と82の出力信号がミキシング抵抗
R1,R2を介して重畳されて変調信号としてクロック
発振器43に印加されその発生クロック周波数を変動さ
せる。
このクロック発振器43は電圧制御型可変周波散発−振
器(以下’vcoJと略称する)によって構成する。
したがってBBD 4−1による遅延時間が変調され、
入力した楽音信号に人の声における喉の震えに似たビブ
ラートが付与される。
また、発振器83と84の出力信号は抵t’M5t R
eを介して重畳されてクロック発振器(VCO構戒構成
4に印加されるが、その作用は前述の場合と同様である
一方、移相器85.86によって120°移相された信
号はミキシング抵抗R3,R4を介して重畳され、又移
相器87,88によって120°移相された信号はミキ
シング抵抗R7,R8を介して重畳され、夫々第2の楽
音信号発生回路30によって発生された楽音信号を遅延
時間変調するDTM 50の変調信号として図示しない
各クロック発振器に印加される。
したがって、DTM4QとDTM50との変調位相が1
200ずれるため、後に両系統の楽音信号を混合するこ
とにより得られるコーラス効果が一層助長されることに
なる。
さて、BBD41の入力信号と出力信号とが夫々混合回
路60においてバッファアンプ61゜62を介して可変
抵抗器VR,によって混合され、BBD42の入力信号
と出力信号とが夫々バッファアンプ63.64を介して
可変抵抗器■R2によって混合される。
夫々の混合比は可変抵抗器VR4,VR2によって調整
し得る。
そして、可変抵抗器■R1,VR2によって混合された
2系列のピッチが僅かにずれた楽音信号が、さらに可変
抵抗器VR3,VR4を介して混合されて8フイートの
混合楽音信号鳩′となる。
一方、混合回路70においても上述と同様に、遅延時間
変調上た信号と元の信号との混合及び2系列のピッチの
僅かにずれた楽音信号の混合が行われ、4フイートの混
合楽音信号M4′となる。
そしてこれらの混合楽音信号M8′とM4′とが可変抵
抗器VR5,VR6を介して浮台される。
この混合された楽音信号は、夫々人声用の周波数特性を
持つ全オクターブ共通の固定フォルマントフィルタ91
〜96によって音色形成され、トーンボリュームvR7
〜VR□2を介して音色を選択されて、アンプ、スピー
カ等からなるサウンドシステム100によって発音され
る。
固定フォルマントフィルタ91〜93は男声用で、91
は7’″AJS 92はつ’Uヨ、93はr″OJの音
色の形成するためのものであり、各々第4図、第5図、
第6図に示すような周波数特性ヲ持つ。
一方、固定フォルマントフィルタ94〜96は女声用で
、94はア″AJS95はつ1Uヨ96は第10Jの音
色を形成するためのものであり、各々第7図、第8図、
第9図に示すような周波数特性を持っている。
第4図乃至第9図から明らかなように、固定フオルマン
−トフィルタ91〜96はいずれも少くとも2ケの山部
を有する人声用の周波数特性を有している。
したがって、トーンボリュームVR7〜VR□2ヲ任意
に調整することによって、男声音、女声音の’AJ’U
J’Oヨのいずれかによるソロ又は斉唱の演奏、又はそ
れらの組合せによるコーラス演奏を任意に行うことがで
きる。
そして、この実施例によれば、−2系列の僅かにピッチ
の異なる信号を混合し、また、1オクターブ音高の異な
る信号を120°位相の異なる変調信号で変調して夫々
ビブラートを付与して混合しているため、コーラスの実
感を出すことが充分にできる。
なお、男声と女声の音域を分けるような場合にハ固定フ
ォルマントフィルタ91〜96は全オクターブ共通では
なく、数オクターブ共通となる。
また、トーンボリュームVR7〜VR1゜の代りにスイ
ッチを用いて音色を選択するようにしてもよい。
次に、第10図に示すこの考案の他の実施例を説明する
この実施例において、第1、第2の楽音発生回路20.
30までの構成は、第1,2図に示しだ前述の実施例と
全く同じであるので説明を省略する。
第1、第2の楽音発生回路20及び30から音高がlオ
クターブ異なり、夫々ピッチが僅かに異なる2系列づつ
の楽音信号が出力されるが、これらの4系統の信号を先
ず混合回路15によって混合する。
この混合した信号を夫々遅延時間変調器を構成する3個
のBBD16a、16b、16cに入力し、遅延時間変
調によるビブラートを付与する。
17a、17b、17cは夫々BBD15a、 16
b* 16cを駆動するクロックパルスを発生するV
COである。
一方、変調信号発生器は6〜7Hzの低周波信号を発生
する発振器81′と0.6〜0.7Hzの超低周波信号
を発生する発振器82′の2個の発振器と、夫々入力信
号を1200移相する4個の移相器85′〜88′と、
ミキシング抵抗R□□〜R16からなり、第11図A、
B、Cに示すような示すような夫々0.6〜0.7Hz
の信号に6〜7Hzの信号が重畳され、1200づつ位
相のずれた変調信号■、■0を出力する。
この変調信号□□□、■◎を夫々vco17a、17b
、17cに印加して各クロックパルスの周波数を異なる
変調位相で変化させるため、各BBD16a、16b、
16cにおいて入力信号が異なる変調位相で遅延時間変
調される。
そして、各BBD 16 a = 16 b、16
cの出力信号と、それらの入力信号すなわち混合回路1
5からの変調されない信号とを混合器16によって混合
する。
この混合回路16及び前述の混合回路15は、いずれも
各入力信号を夫々抵抗器又は可変抵抗器を介して混合す
る回路である。
混合回路16によって混合された楽音信号は、固定フォ
ルマントフィルタFM、FW、Foによって音色形成さ
れ、スイッチSW□、SW2.SW3によって音色を選
択されて、アンプ、スピーカ等からなるサウンドシステ
ム100により発音される。
この実施例においては、固定フォルマントフィルタを3
個のみとして、いずれもア1Aヨの音を形成する人声用
の周波数特性をもつものとした。
FMは男声用で第4図に示すような周波数特性を有し、
Fwは女声用で、第7図に示すような周波数特性をもつ
ものが望ましいが、第4図の周波数特性を周数軸に対し
て高い方ヘシフトした形状の周波数特性をもつ固定フォ
ルマントフィルタで代用することもできる。
また、FCは子供の声用の固定フォルマントフィルタで
、第4図に示す男声rAJのフィルタの周波数特性を周
波数軸に対して、女声用にする時よりもさらに高い方ヘ
シフトした形状の周波数特性を持たせる。
このようにすれば、スイッチSW1〜SW3によって、
男声、女声、子供の声の1A、の音色を任意に選択して
演奏することができ、rUJ及び10Jの音色は選択で
きないが、他の効果は殆んど前述の実施例と同様である
なお、スイッチSW□〜SW3の代りにトーンボリュー
ムを用いてもよいことは勿論である。
上記各実施例における固定フォルマントフィルタ91〜
96、FM、 FW、 Foは夫々ローパスフィルタ、
バンドパスフィルタ、バイパスフィルタを適宜組合せて
構成する。
また、制御波形発生器(EC)よって発生する制御波形
を第3図へに示すようにアタックレベルN、とサスティ
ンレベルSLとが等しい波形にしてもよく、このように
することによりEGのコストダウンを計ることができる
以上説明したように、この考案によれば電子楽器によっ
て人の声に極めて似た演奏音を得ることができ、声楽的
の作曲又は編曲や、コーラスの練習等に使用して極めて
有効である。
特に上記各実施例のように構成すれば、多勢の男声、女
声、あるいは子供をも含む合唱の実感を出すことができ
る。
さらに、各実施例の構成は集積回路化するのに適してい
るため生産性が良く、安価に且つ小型の装置としてこの
発明の電子楽器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示すブロック線図、第2
図は第1図における1点鎖線で囲んだ部分の詳細を示す
ブロック線図、第3図イ及びハはこの考案に使用する制
御波形の異なる例を示し、口は押鍵信号を示す波形図、
第4図乃至第9図は夫々この考案に用いる固定フォルマ
ントフィルタの周波数特性曲線図、第10図はこの考案
の他の実施例を示す要部のブロック線図、第11図A〜
Cは夫々第10図の実施例における変調信号■aOの波
形図である。 1・・・・・・キースイッチ、2・・・・・・押鍵検出
回路、3・・・・・・発音割当回路、4・・・・・・周
波数情報記憶装置、5.6・・・・・・乗算器、7,8
・・・・・・累算器、9・・・・・ゼツチ調整器、10
・・・・・・ビブラート信号発生器、13.14・・・
・・・フィートチェンジャ、15,16゜60.70・
・・・・・混合器、21,22・・・・・・波形メモリ
、40,50・・・・・・遅延時間変調器、80・・・
・・・変調信号発生器、91〜96・・・・・・固定フ
ォルマントフィルタ、100・・・・・・サウンドシス
テム、231〜238,241〜248・・・・・・サ
ンプルホールド回路、251〜258,271〜278
・・・・・・開閉回路(VCA)、261〜268,2
81〜288・・・・・・制御波形発生器(EG)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定の周波数で多数の高調波を含む波形信号を発生
    する音源装置と、発音指令に対応してゆるやかな立上り
    時定数の制御波形を発生する制御波形発生器と、上記制
    御波形によって前記音源装置によって発生した波形信号
    を開閉制御する開閉回路と、該開閉回路の出力信号を低
    周波信号で変調する遅延時間変調器と、該遅延時間変調
    器の入力信号と出力信号とを混合する混合回路と、該混
    合回路によって混合された信号を入力して音色形成する
    数オクターブに共通のフィルタであって少くとも2ケの
    山部を有する人声用の周波数特性をもつ固定フォルマン
    トフィルタとを備えてなる電子楽器。 2 前記制御波形の立上り時定数が100m5〜数10
    9m5である実用新案登録請求の範囲第1項記載の電子
    楽器。
JP1978120511U 1978-09-04 1978-09-04 電子楽器 Expired JPS6035114Y2 (ja)

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