JPS59123141A - 電磁偏向型ブラウン管用偏向ヨ−ク - Google Patents
電磁偏向型ブラウン管用偏向ヨ−クInfo
- Publication number
- JPS59123141A JPS59123141A JP23114082A JP23114082A JPS59123141A JP S59123141 A JPS59123141 A JP S59123141A JP 23114082 A JP23114082 A JP 23114082A JP 23114082 A JP23114082 A JP 23114082A JP S59123141 A JPS59123141 A JP S59123141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- deflection yoke
- iron
- powder
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、テレビ、種々のディスプレイ装置に使用され
ている電磁偏向型ブラウン管(以下、CRTという。)
に用いる偏向ヨークに関し、更に詳しくは、磁気特性の
温度変化がフェライトよりもはるかに小さく、しかも磁
束密度の大きい偏向ヨークに関する。
ている電磁偏向型ブラウン管(以下、CRTという。)
に用いる偏向ヨークに関し、更に詳しくは、磁気特性の
温度変化がフェライトよりもはるかに小さく、しかも磁
束密度の大きい偏向ヨークに関する。
従来、CRT偏向ヨークの材料としては、偏向に使用さ
れる周波数の関係からフェライトコアが多用されてきた
。
れる周波数の関係からフェライトコアが多用されてきた
。
しかしながら、フェライトコアはその磁気特性の温度変
化が大きいので、フェライトコアをCRT偏向ヨークに
使用した場合、外気温度の変化、CRT使用機器を動作
させたときの偏向ヨーク周囲の温度上昇及び偏向コイル
と偏向田−りそれ自体の損失に基づく温度上昇などの影
響を受けて、磁束密度などの磁気特性が変化するという
欠点を有していた。そのため、フェライトコア1cRT
偏向ヨークに使用する際には、使用機器の側でも上記し
た欠点を取り除くだめの対策を立てるととが必要となり
、その結果、機器全体が複雑な構造になるという問題を
派生していた。
化が大きいので、フェライトコアをCRT偏向ヨークに
使用した場合、外気温度の変化、CRT使用機器を動作
させたときの偏向ヨーク周囲の温度上昇及び偏向コイル
と偏向田−りそれ自体の損失に基づく温度上昇などの影
響を受けて、磁束密度などの磁気特性が変化するという
欠点を有していた。そのため、フェライトコア1cRT
偏向ヨークに使用する際には、使用機器の側でも上記し
た欠点を取り除くだめの対策を立てるととが必要となり
、その結果、機器全体が複雑な構造になるという問題を
派生していた。
一方、温度特性の優れた材料として、例えばカーy16
ニル鉄粉をフェノール樹脂などで結着して成形したいわ
ゆるダストコアが知られている。
ニル鉄粉をフェノール樹脂などで結着して成形したいわ
ゆるダストコアが知られている。
このダストコアは温度特性に優れているものの、他方で
は、フェライトよりもその磁束密度が小さいので必要な
磁気特性を付与するためにはヨーク形状を大きくしなけ
ればならず、また偏向電力もフェライト以上に必要とな
るため、はとんど実用には供されていない。
は、フェライトよりもその磁束密度が小さいので必要な
磁気特性を付与するためにはヨーク形状を大きくしなけ
ればならず、また偏向電力もフェライト以上に必要とな
るため、はとんど実用には供されていない。
したがって、磁気特性の温度変化がフェライトよりも小
さくかつ磁束密度の大きいCRT偏向ヨークの開発は強
く望まれている。
さくかつ磁束密度の大きいCRT偏向ヨークの開発は強
く望まれている。
本発明は、上記した要望に応えるCRT偏向ヨークの提
供を目的とするものである。
供を目的とするものである。
本発明の偏向ヨークは、平均粒径が10μm以上100
μm未満の鉄粉又は/及び鉄基合金磁性粉と、体積比に
して1.54以上35−未満の電気絶縁性結着樹脂との
成形体であることを特徴とする。
μm未満の鉄粉又は/及び鉄基合金磁性粉と、体積比に
して1.54以上35−未満の電気絶縁性結着樹脂との
成形体であることを特徴とする。
本発明偏向ヨークの一方の構成要素である鉄粉又は鉄基
合金磁性粉の平均粒径は10μm以上100μ味満に設
定されるが、との粒径が10μm未満になると、得られ
た偏向ヨークの磁束密度は高くならず、また、100μ
m以上になると各粉体の損失増加により偏向ヨークの損
失が増大しヨークの温度が過度に上昇して不都合である
。
合金磁性粉の平均粒径は10μm以上100μ味満に設
定されるが、との粒径が10μm未満になると、得られ
た偏向ヨークの磁束密度は高くならず、また、100μ
m以上になると各粉体の損失増加により偏向ヨークの損
失が増大しヨークの温度が過度に上昇して不都合である
。
用いる鉄粉としては例えば純鉄の粉、
鉄基合金磁性粉としては例えばFe −Si合金、Fe
−M合金、Fe −N1合金、Fe −Co合金、Fe
−81−AI金合金各粉末をあげることができる。
−M合金、Fe −N1合金、Fe −Co合金、Fe
−81−AI金合金各粉末をあげることができる。
本発明偏向ヨークの他方の構成要素である結着樹脂は、
上記した鉄粉又は鉄基合金磁性粉の表面を被覆して粉末
相互を電気絶縁状態にし同時に粉末を結着する働きをす
る。用いる樹脂としては、電気絶縁性で結着性を有する
ものであれば何であってもよいが、例えば、エポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂、?リイばド樹脂、ポリカーゼネー
ト樹脂、フェノール樹脂、ポリスルホン酸相、lJL
/ リアセタール樹脂、ポリエステル樹脂をあげること
ができbo これら樹脂は、成形するヨーク全体の体積に対し1.5
%以以上35朱 が1.5チ未満の場合には各粉末を完全に被覆しかつ結
着することができず結局はヨークの損失が増大してしま
い温度上昇が大きくなる。また、35チ以上の場合には
、樹脂量が必要以上に多くなるためヨークの磁束密度が
大きくならない0本発明の偏向ヨークは、所定粒径の鉄
粉、鉄基合金磁性粉、又はこれら両者の混合粉の所定量
を上記した結着樹脂とよく混練し、得られた混練物を所
定の金型に充填して圧縮成形することにより容易に製造
することができる。このとき、印加する圧力は、成形さ
れたヨークが高密度になるような圧力が選択される。通
常、その値は100〜1 0 0 0 MPa程度であ
る。
上記した鉄粉又は鉄基合金磁性粉の表面を被覆して粉末
相互を電気絶縁状態にし同時に粉末を結着する働きをす
る。用いる樹脂としては、電気絶縁性で結着性を有する
ものであれば何であってもよいが、例えば、エポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂、?リイばド樹脂、ポリカーゼネー
ト樹脂、フェノール樹脂、ポリスルホン酸相、lJL
/ リアセタール樹脂、ポリエステル樹脂をあげること
ができbo これら樹脂は、成形するヨーク全体の体積に対し1.5
%以以上35朱 が1.5チ未満の場合には各粉末を完全に被覆しかつ結
着することができず結局はヨークの損失が増大してしま
い温度上昇が大きくなる。また、35チ以上の場合には
、樹脂量が必要以上に多くなるためヨークの磁束密度が
大きくならない0本発明の偏向ヨークは、所定粒径の鉄
粉、鉄基合金磁性粉、又はこれら両者の混合粉の所定量
を上記した結着樹脂とよく混練し、得られた混練物を所
定の金型に充填して圧縮成形することにより容易に製造
することができる。このとき、印加する圧力は、成形さ
れたヨークが高密度になるような圧力が選択される。通
常、その値は100〜1 0 0 0 MPa程度であ
る。
下表に示すように、平均粒径が異なる各種の磁性粉を各
種の結着樹脂で成形して偏向ヨークを製造した。これら
ヨークにつき、293″に,323”K,373°Kに
おける磁束密度を測定し、また、テレビジョン偏向ヨー
クとして使用したときの温度上昇分も測定した。以上の
結果を一括して表に示した。なお、比較のために、従来
から使用されているフェライト偏向ヨークについても同
様の特性を測定し、それを表に併記した。
種の結着樹脂で成形して偏向ヨークを製造した。これら
ヨークにつき、293″に,323”K,373°Kに
おける磁束密度を測定し、また、テレビジョン偏向ヨー
クとして使用したときの温度上昇分も測定した。以上の
結果を一括して表に示した。なお、比較のために、従来
から使用されているフェライト偏向ヨークについても同
様の特性を測定し、それを表に併記した。
〔発明の効果〕 ・
以上のように本発明の偏向ヨークは、■その磁束密度が
フェライトよりも著しく高く、■偏向ヨークとして使用
される温度範囲(293〜373’K)で磁束密度の温
度変化が2q6以下と小さく、■更には偏向ヨークとし
ての温度上昇分もフェライトと同等であり、■かつ、そ
の製造は非常に容易であるので、工業的価値は極めて犬
である。
フェライトよりも著しく高く、■偏向ヨークとして使用
される温度範囲(293〜373’K)で磁束密度の温
度変化が2q6以下と小さく、■更には偏向ヨークとし
ての温度上昇分もフェライトと同等であり、■かつ、そ
の製造は非常に容易であるので、工業的価値は極めて犬
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 平均粒径が10μm以上100μm未満の鉄粉又は/及
び鉄基合金磁性粉と、 体積比にして1.5%以上35チ未満の電気絶縁性結着
樹脂との 成形体であることを特徴とする電磁偏向型ブラウン管用
偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23114082A JPS59123141A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 電磁偏向型ブラウン管用偏向ヨ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23114082A JPS59123141A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 電磁偏向型ブラウン管用偏向ヨ−ク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59123141A true JPS59123141A (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=16918906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23114082A Pending JPS59123141A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 電磁偏向型ブラウン管用偏向ヨ−ク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59123141A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4620933A (en) * | 1984-11-20 | 1986-11-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Deflecting yoke for electromagnetic deflection type cathode-ray tubes and method for manufacturing it |
US6046538A (en) * | 1997-02-17 | 2000-04-04 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Deflection yoke and yoke core used for the deflection yoke |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP23114082A patent/JPS59123141A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4620933A (en) * | 1984-11-20 | 1986-11-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Deflecting yoke for electromagnetic deflection type cathode-ray tubes and method for manufacturing it |
US6046538A (en) * | 1997-02-17 | 2000-04-04 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Deflection yoke and yoke core used for the deflection yoke |
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