JPS5912273A

JPS5912273A - 冷凍機

Info

Publication number: JPS5912273A
Application number: JP12114482A
Authority: JP
Inventors: 仁彦権守; 博志小暮; 名古屋　純也; 上原　利次
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-07-14
Filing date: 1982-07-14
Publication date: 1984-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、冷凍機に関するものであり、特に圧縮機停止
時に、凝縮器内の高温高圧冷媒が蒸発器内に流入するの
を防止し、さらに、圧縮機の起動を容易に行なう冷凍機
に関するものである。

従来の冷凍サイクルを第１図により説明すると、往復動
圧縮機１、凝縮器２．ドライヤー３、減圧器４、蒸発器
５、が冷媒管により順次連設されている。上述の冷凍サ
イクルにおいて、圧縮機１が断続を繰り返す制御方法を
行なう場合、圧縮機停止直後に、凝縮した高温高圧冷媒
が蒸発器５に流入するため、蒸発器５の温度がＦ昇し、
蒸発器周囲の空気を加熱するために、熱負荷が増加して
しまい、その結果、圧縮機運転時間が増加し、期間にお
ける消費電力量が増加するという欠点があった。また圧
縮機停止直後凝縮した高温高圧冷媒の蒸発器への流入を
三方電磁弁の開閉動作により防止した場合に、冷凍サイ
クルの圧力がバランスしないため、圧縮機の起動が困難
になり易いという欠点があった。

本発明の目的は、圧縮機の断続運転の課程において、圧
縮機停止時に、凝縮した高温高圧冷媒が蒸発器内に流入
するのを防止して蒸発器の温度上昇を防ぐと共に往復動
圧縮機の起動を容易にした冷凍機で、消費電力量を低減
するのに好適な冷凍磯を提供することにある。

従来の冷凍サイクルは、断続運転を行なう際に圧縮機停
止１−直後、蒸発器の温度が急激に上昇する現象があっ
た。特に凝縮器の周囲空気温度が高い場合には、蒸発器
温度が蒸発器の周囲温度より高くなっていた。この現象
は、凝縮した高温高ＦＦ、冷媒が蒸発器内に流入するこ
とに起因するものであり、蒸発器の冷媒のエンタルピが
増加し、蒸発気周囲の空気を加熱するために熱負荷を増
加させてしまう結果を招くことによる。

さらに、往復動圧動機は起動の際に吐出側と吸込側の圧
力がバランス状態にないと起動が困難であるという現象
があり、上述の蒸発器への高圧高圧冷媒の流入防止を図
り消費電力量を低減し、かつ圧縮機の起動を容易に行な
うことを目的とする。

以下１本発明の一実施例を第２．第４図より説明する。

第２図の６は三方電磁弁であり、圧縮機と同期して動作
を行なうものである。即ち、圧縮機運転時は開状態であ
り、圧縮機停止時は閉状態である。第４図の７は電源、
８は圧縮機モードル、９は主コイル、１０は起動コイル
、１１は正特性サーミスタ、１２は運転用キャパシタ、
１３は起動用キャパシタである。従来の往復動圧縮１幾
を用いた冷凍サイクルでは上述の三方電磁弁の開閉動作
を行なった場合、圧縮器の吐出側と吸込側が圧力バラン
スしないため従来採用されていた第３図に示す起動回路
では圧縮代の起動が困難であるという現象が生じていた
ので、本考案では第４図に示す様に運転用キャパシタ１
２とパラレルの位置で、電源７と正特性サーミスタ１１
０間に、または、正特性サーミスタと起動コイル１０の
間に。

起動用キャパシタ１３を設置ｕする。しかるに起動用キ
ャパシタを設けたことにより、圧縮機起動時の起動コイ
ルのトルクが増加し、圧縮機の起動が容易になり、起動
不良は解決する。正特性サーミスタに電流が流れると温
度上昇しその結果、抵抗が約数１０００倍増加し、はと
んど電流が流れなくなり、運転中は運転用キャパシタの
みの運転となり、起動用キャパシタを設けたことによる
問題はない。よって、第２図に示ｒ様な冷凍サイクルに
、第４図に示す起動回路を用いることにより、往復動圧
縮機を用いた冷凍サイクルにおける起動が困難であると
いう問題は解決できる。また、三方電磁弁に、瞬時通電
式電磁弁を用いた場合には、弁の開動作および閉動作の
瞬間に通電するだけｐよく、消費電力量を低減できる利
点がある。

上述の本考案による冷凍機はある期間における消費電力
量を低減でき、さらに圧縮機の起動を容易にできるとい
う効果がある。

尚、以上の説明では、三方電磁弁を用いた場合に付き説
明したが、本発明はこれに限らず、圧力式開閉弁、温度
式開閉弁等を用いても効果は同様に発揮できるものであ
る。

本発明によれば、ドライヤーと減圧器の間に三方電磁弁
を接続して、圧縮機運転中は三方電磁弁を開き、圧縮機
停止直後に三方電磁弁を閉じるので、凝縮した高温高圧
冷媒の蒸発器への流入を防止できるので蒸発器の温度」
二昇は鈍くなり、熱負荷が低減する。さらに凝縮した高
温高圧冷媒を圧縮機運転開始直後に蒸発器に供給できる
ため、冷却速度あるいは暖房速度が向上ｒる。また、起
動回路に起動用キャパシタを設けたことにより、圧縮機
の起動は容易になる。また、従来の冷凍機に対して、三
方電磁弁と起動用キャパシタを追加するだけで機能を向
上できるため、安価でありかつ簡略である。また、三方
電磁弁に瞬時通電式の電磁弁を用いれば、弁の開動作お
よび閉動作の瞬間に通電するだけでよ（、消費電力量は
さらに低減できる。

以上の本発明による冷凍機はある期間における消費′電
力量を低減できると共に圧縮機の起動は容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷凍機の冷凍サイクルの構成図、第２図
は本発明（こよる冷凍機の冷凍サイクルの構成図、第３
図は従来の冷凍機の往復動圧縮機の起動回路図、第４図
は本考案による冷凍機の往復動圧縮機の起動回路図であ
る。１・・・往復動圧縮機、２・・・凝縮器、３・・・ドラ
イヤー、４・・・減圧器、５・・・蒸発器、６・・・三
方電磁弁、７・・・電源、８・・・圧縮磯モードル、９
・・・主コイル、１０・・・起動コイル、１１・・・正
特性サーミスタ、１２・・・運転用キャパシタ、】３・
・・起動用キャパシタ。代理人弁理士　薄　１）利ご一′、７　　　　　　　）二Ｆ！。第　７　図第　２　口

Claims

【特許請求の範囲】

１、往復動圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を、冷媒管
により順次連設した冷凍サイクルにおいて、凝縮器と減
圧器の間に開閉弁を設け、さらに、圧縮機起動回路の電
源と圧縮機モードルの主コイルの間の端子と圧縮機モー
ドルの起動コイルの間に、起動用キャパシタと正特性サ
ーミスタを直列に接続し、さらにその端子と起動コイル
の間に起動用キャパシタと正特性サーミスタと並列に運
転用キャパシタを接続した圧縮機項記載の冷凍機。