JPS59122595A - タ−ボチヤ−ジヤ付エンジン用マルチグレ−ドエンジン油組成物 - Google Patents
タ−ボチヤ−ジヤ付エンジン用マルチグレ−ドエンジン油組成物Info
- Publication number
- JPS59122595A JPS59122595A JP57229582A JP22958282A JPS59122595A JP S59122595 A JPS59122595 A JP S59122595A JP 57229582 A JP57229582 A JP 57229582A JP 22958282 A JP22958282 A JP 22958282A JP S59122595 A JPS59122595 A JP S59122595A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- engine
- viscosity
- multigrade
- oils
- Prior art date
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- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
グレード潤滑油組成物に関し、詳しくはデポジノに関す
る。
る。
ターボチャージャ付エンジンを搭載した乗用車(以下「
ターボ車」と略する)の生産台数はここ数年急速に伸び
ており、昭和57年度には全生産台数の70係を占める
と予想される。現在、ターボ車用潤滑油としては、高性
能エンジン油(通常、APIサービス分類でSE油捷た
はSF油)が使用されているが、その推薦油交換距離は
通常型エンジンの約半分に短縮されている。これはター
ボチャージャが高温余熱にさらされるため、油劣化(特
にターボチャージャ内での油のコーキングによるデポジ
ットの生成)を引きおこす危険があるためである。
ターボ車」と略する)の生産台数はここ数年急速に伸び
ており、昭和57年度には全生産台数の70係を占める
と予想される。現在、ターボ車用潤滑油としては、高性
能エンジン油(通常、APIサービス分類でSE油捷た
はSF油)が使用されているが、その推薦油交換距離は
通常型エンジンの約半分に短縮されている。これはター
ボチャージャが高温余熱にさらされるため、油劣化(特
にターボチャージャ内での油のコーキングによるデポジ
ットの生成)を引きおこす危険があるためである。
高速、高負荷でターボチャージャ付エンジンを運転した
後でエンジンを急停止した時、すなわちターボチャージ
ャのヒートンークバノク時には、タービン側壁温度は3
θθ℃以上にもなり、ターボチャージャ内でエンジン油
のコーキングが起こる。このため油の流路が閉塞し、7
0−ティングメタルが焼きついたり、コーキングによる
デポジットがフローティングメタルとシャフトの間に入
り込んでフローティングメタルの動きを異常示ソめたり
、凍たフローティングメタルを摩耗せしめ、タービン翼
やコンプレッサー翼がケーシングと接触し、破損するな
どのトラブルを生ずる。
後でエンジンを急停止した時、すなわちターボチャージ
ャのヒートンークバノク時には、タービン側壁温度は3
θθ℃以上にもなり、ターボチャージャ内でエンジン油
のコーキングが起こる。このため油の流路が閉塞し、7
0−ティングメタルが焼きついたり、コーキングによる
デポジットがフローティングメタルとシャフトの間に入
り込んでフローティングメタルの動きを異常示ソめたり
、凍たフローティングメタルを摩耗せしめ、タービン翼
やコンプレッサー翼がケーシングと接触し、破損するな
どのトラブルを生ずる。
エンジン油においては、現在、シングルグレード油にか
わってマルチグレード油が広く使用されている。これは
シングルグレード油に比べてマルチグレード油は低温始
動性が良好であり、夏季、冬季をとわずオールシーズン
にわたり使用可能で、さらに燃費もよりなど多くの点で
優れているからである。しかし、このマルチグレード油
ヲターボチャージャ付エンジンに使用した場合には、シ
ングルタ1/−ド油に比べて油のコーキングはさらに顕
著であり、多量のデポジットが生成することがわかった
。
わってマルチグレード油が広く使用されている。これは
シングルグレード油に比べてマルチグレード油は低温始
動性が良好であり、夏季、冬季をとわずオールシーズン
にわたり使用可能で、さらに燃費もよりなど多くの点で
優れているからである。しかし、このマルチグレード油
ヲターボチャージャ付エンジンに使用した場合には、シ
ングルタ1/−ド油に比べて油のコーキングはさらに顕
著であり、多量のデポジットが生成することがわかった
。
一般にマルチグレード油、たとえば10W−30グレー
ドを調製する場合には、通常動粘度3 cst(700
℃)程度の油を基油として、ポリメタクリレート、オレ
ン1ン共重合体などの高分子化合物である粘度指数向上
剤を3〜/θ重量係添加する。
ドを調製する場合には、通常動粘度3 cst(700
℃)程度の油を基油として、ポリメタクリレート、オレ
ン1ン共重合体などの高分子化合物である粘度指数向上
剤を3〜/θ重量係添加する。
シカシこの粘度指数向上剤が、マルチグレード油をター
ボチャージャ付エンジンに使用した場合に、デポジット
生成の原因になると言われている。
ボチャージャ付エンジンに使用した場合に、デポジット
生成の原因になると言われている。
したがって、ターボチャージャ付エンジン用として、熱
安定性および酸化安定性の良いマルチグレードエンジン
油が求められているが、そのような油は筐だ開発されて
bないのが現状であった。
安定性および酸化安定性の良いマルチグレードエンジン
油が求められているが、そのような油は筐だ開発されて
bないのが現状であった。
そこで本発明者らはターボチャージャ付エンジンに適し
たマルチグレード油を開発すべく研究を重ねた結果、本
発明を完成するに至った。
たマルチグレード油を開発すべく研究を重ねた結果、本
発明を完成するに至った。
本発明はマルチグレー;パ油が有する優れた特性を維持
しつつ、さらにコーキングによるデポジット生成が少な
いターボチャージャ付エンジン用マルチグレード潤滑油
組成物を提供することを目的とする。
しつつ、さらにコーキングによるデポジット生成が少な
いターボチャージャ付エンジン用マルチグレード潤滑油
組成物を提供することを目的とする。
すなわち本発明は
動粘度/j〜/3cst(/θθ℃)の鉱油および/ま
たは合成油を基油とし、 (A)動粘度/乙〜4t、5 cst (100℃)の
鉱油オヨび/または合成油、3〜グθ重量係、および(
B)粘度指数向上剤、θj〜75重量饅を必須成分とし
て含有することを特徴とするターボチャージャ付エンジ
ン用マルチグレード潤滑油組成物を提供するものである
。
たは合成油を基油とし、 (A)動粘度/乙〜4t、5 cst (100℃)の
鉱油オヨび/または合成油、3〜グθ重量係、および(
B)粘度指数向上剤、θj〜75重量饅を必須成分とし
て含有することを特徴とするターボチャージャ付エンジ
ン用マルチグレード潤滑油組成物を提供するものである
。
以下、本発明の内容を詳述する。
本発明の組成物における基油は動粘度/j〜/3est
(/θθ℃)の鉱油および/−!たは合成油であり、こ
れらは通常のマルチグレードエンジン油の基油として一
般に用いられているものである。
(/θθ℃)の鉱油および/−!たは合成油であり、こ
れらは通常のマルチグレードエンジン油の基油として一
般に用いられているものである。
鉱油としては、原油の常圧蒸留残渣油を減圧蒸留するこ
とにより留出油として得られる潤滑油留分、′1.たけ
この留分をさらに溶剤抽出、溶剤膜ろう、硫酸洗浄、白
土処理、水素化仕上げ、水素化処理もしくはこれらの組
合せにより精製した精製鉱油で、動粘度/S〜/’Je
st(/θθ℃)のものが使用できる。さらに、この粘
度範囲内の鉱油であれば、基油として任意のものを混合
して使用しても差しつかえない。これら鉱油は一般に5
0〜/−?θの粘度指数を有するものが好ましい。
とにより留出油として得られる潤滑油留分、′1.たけ
この留分をさらに溶剤抽出、溶剤膜ろう、硫酸洗浄、白
土処理、水素化仕上げ、水素化処理もしくはこれらの組
合せにより精製した精製鉱油で、動粘度/S〜/’Je
st(/θθ℃)のものが使用できる。さらに、この粘
度範囲内の鉱油であれば、基油として任意のものを混合
して使用しても差しつかえない。これら鉱油は一般に5
0〜/−?θの粘度指数を有するものが好ましい。
一方、合成油としては、ボリルα−オレフィン油、ジエ
ステル油またはポリオールエステル油で、動粘度/j〜
/ 3 o、stのものが使用できる。合成油としてよ
ジ具体的には、たとえば炭素数グ〜/2のα−オレフィ
ンの単独重合もしくは共重合により得られるポリブテン
、ポリー/−デセンなどのポリ−α−オレフィン油、ジ
ー2−エチルへキシルセバケート、ジオクチルアジペー
ト、ジトリテシルグルタレート、ジトリデンルアジベー
トなどに代表される二塩基酸と一価アルコールとのシー
r−ステに油、 ) リメチロールプロパン力フリレ
−)、)!jメチロールプロパンベラルゴネ−ト+ペン
タエリスリトールー2−エチルヘキサノエート、ペンタ
エリスリトールペラルゴネートなどに代表されるポリオ
ールエステル油およびこれらの混合物などがあげられる
。
ステル油またはポリオールエステル油で、動粘度/j〜
/ 3 o、stのものが使用できる。合成油としてよ
ジ具体的には、たとえば炭素数グ〜/2のα−オレフィ
ンの単独重合もしくは共重合により得られるポリブテン
、ポリー/−デセンなどのポリ−α−オレフィン油、ジ
ー2−エチルへキシルセバケート、ジオクチルアジペー
ト、ジトリテシルグルタレート、ジトリデンルアジベー
トなどに代表される二塩基酸と一価アルコールとのシー
r−ステに油、 ) リメチロールプロパン力フリレ
−)、)!jメチロールプロパンベラルゴネ−ト+ペン
タエリスリトールー2−エチルヘキサノエート、ペンタ
エリスリトールペラルゴネートなどに代表されるポリオ
ールエステル油およびこれらの混合物などがあげられる
。
また本発明においては基油として、必要に応じて前記鉱
油と上記合成油を任意の割合で混合したものも使用可能
である。
油と上記合成油を任意の割合で混合したものも使用可能
である。
本発明でいう(A)成分とは、動粘度/乙−グjcst
(700℃)の鉱油および/または合成油である。この
粘度範囲の鉱油および合成油は高粘度であるため、これ
丑でマルチグレードエンジン油にはまったく使用されな
かったものである。鉱油としては、原油の常圧蒸留残渣
油を減圧蒸留した際に採取される残渣油(ボトム油)を
溶剤脱れきすることにより得られる重質潤滑油分、また
はこれを溶剤抽出、溶剤脱ろう、硫酸洗浄、白土処・理
。
(700℃)の鉱油および/または合成油である。この
粘度範囲の鉱油および合成油は高粘度であるため、これ
丑でマルチグレードエンジン油にはまったく使用されな
かったものである。鉱油としては、原油の常圧蒸留残渣
油を減圧蒸留した際に採取される残渣油(ボトム油)を
溶剤脱れきすることにより得られる重質潤滑油分、また
はこれを溶剤抽出、溶剤脱ろう、硫酸洗浄、白土処・理
。
水素化仕上げ、水素化処理もしくはこれらの組合せによ
り精製した精製重質鉱油で、動粘度/乙〜115cst
(700℃)のものが使用できる。さらに、この粘度範
囲の鉱油であれば、任意のものを混合して使用しても差
しつかえない。一方、合成油としては、たとえば炭素数
ダ〜7.2のα−オレフィンの単独重合または共重合に
より得られるポリブテン、ポリー/−デセンなどのポリ
−α−オレフィン油などで、動粘度/乙〜ダ3 cst
(/’00℃)のものが使用される。また本発明にお
いては、(A)成分として前記鉱油と合成油を任意の割
合で混合したものも使用可能である。
り精製した精製重質鉱油で、動粘度/乙〜115cst
(700℃)のものが使用できる。さらに、この粘度範
囲の鉱油であれば、任意のものを混合して使用しても差
しつかえない。一方、合成油としては、たとえば炭素数
ダ〜7.2のα−オレフィンの単独重合または共重合に
より得られるポリブテン、ポリー/−デセンなどのポリ
−α−オレフィン油などで、動粘度/乙〜ダ3 cst
(/’00℃)のものが使用される。また本発明にお
いては、(A)成分として前記鉱油と合成油を任意の割
合で混合したものも使用可能である。
本発明でいう(B)成分は粘度指数向上剤であり、市販
または一般に広く知られているものを用いることができ
る。このような粘度指数向上剤としては、具体的にはた
とえば (1)炭素数/〜/との飽和/価の直鎖または分枝状の
脂肪族アルコールとメタクリル酸とのエステルの少なく
とも7種を重合して得られる平均分子量20,000〜
roo、oθ0のポリメタクリレート(非分散型)、′
1.たけ上記エステルと、ジエチルアミンエチルメタク
リレート、c2−エチル−5−ビニルピリジン、N−ビ
ニルピロリジノン、メタクリル酸のポリアルキレングリ
コールエステルなどの極性ビニル化合物もしくは無水マ
レイン酸との共重合により得られる平均分子量24θθ
θ〜、20aθ00のポリメタクリレート(分散型)、
(,2)炭素数2〜jのオレフィン、炭素数β〜jのジ
オレフィンおよび芳香族ビニル化合物から選ばれる7種
もしくは2種以上の化合物を重合して得られる平均分子
量/4θ00〜204000、好ましくは、240θθ
〜/θ4000の重合体、またはその水素化物、(たト
エばエチレン−プロピレン共重合体。
または一般に広く知られているものを用いることができ
る。このような粘度指数向上剤としては、具体的にはた
とえば (1)炭素数/〜/との飽和/価の直鎖または分枝状の
脂肪族アルコールとメタクリル酸とのエステルの少なく
とも7種を重合して得られる平均分子量20,000〜
roo、oθ0のポリメタクリレート(非分散型)、′
1.たけ上記エステルと、ジエチルアミンエチルメタク
リレート、c2−エチル−5−ビニルピリジン、N−ビ
ニルピロリジノン、メタクリル酸のポリアルキレングリ
コールエステルなどの極性ビニル化合物もしくは無水マ
レイン酸との共重合により得られる平均分子量24θθ
θ〜、20aθ00のポリメタクリレート(分散型)、
(,2)炭素数2〜jのオレフィン、炭素数β〜jのジ
オレフィンおよび芳香族ビニル化合物から選ばれる7種
もしくは2種以上の化合物を重合して得られる平均分子
量/4θ00〜204000、好ましくは、240θθ
〜/θ4000の重合体、またはその水素化物、(たト
エばエチレン−プロピレン共重合体。
インブチレン単独重合体、アルキルスチレン単独重合体
、ブタジェン−スチレン共重合体水素化物、インブチレ
ン単独重合体水素化物。
、ブタジェン−スチレン共重合体水素化物、インブチレ
ン単独重合体水素化物。
インプレン−スチレン共重合体水素化物など)およびこ
れらの混合物などがあげられるが、粘度指数向上の効果
の面からポリメタクリレート(非分散型1分散型)、エ
チレン−プロピレン共重合体、インプレン−スチレン共
重合体水素化物およびこれらの混合物が好ましい。これ
ら粘度指数向上剤は固体であるので、通常は溶剤″!、
りは鉱油に溶解させた粘ちょう溶液の形で用いられる。
れらの混合物などがあげられるが、粘度指数向上の効果
の面からポリメタクリレート(非分散型1分散型)、エ
チレン−プロピレン共重合体、インプレン−スチレン共
重合体水素化物およびこれらの混合物が好ましい。これ
ら粘度指数向上剤は固体であるので、通常は溶剤″!、
りは鉱油に溶解させた粘ちょう溶液の形で用いられる。
本発明の組成物において、(A)成分の含有量は3〜グ
0重量%、好ましくは70〜30重量係である。(A)
成分の含有量がこの範囲に達しない場合には(A)成分
添加によるコーキング防止の効果が少なく、一方(A)
成分の含有量がこの範囲を超える場合には組成物の低温
粘度が高くなりすぎ、さらに組成物の残成分が多くなり
、エンジンの汚れを促進するため好ましくない。
0重量%、好ましくは70〜30重量係である。(A)
成分の含有量がこの範囲に達しない場合には(A)成分
添加によるコーキング防止の効果が少なく、一方(A)
成分の含有量がこの範囲を超える場合には組成物の低温
粘度が高くなりすぎ、さらに組成物の残成分が多くなり
、エンジンの汚れを促進するため好ましくない。
また本発明の組成物において、(B)成分の含有量はθ
j〜/j重量係である。(B)成分の含有量がこの範囲
に達しない場合には組成物をマルチグレードにすること
ができず、一方(B)成分の含有量がこの範囲を越える
場合には組成物のコーキン ・グが激しくなるため好ま
しくない。
j〜/j重量係である。(B)成分の含有量がこの範囲
に達しない場合には組成物をマルチグレードにすること
ができず、一方(B)成分の含有量がこの範囲を越える
場合には組成物のコーキン ・グが激しくなるため好ま
しくない。
本発明においては、粘度指数向上剤の他に必要に応じて
各種の公知添加剤、たとえばジアルキルジチオりん酸亜
鉛、アルカリ土類金属スルフォネート、アルカリ土類金
属フェネート、アルカI) 土類金属フォスフォネート
、こはく酸イミド、こはく酸エステル、ベンジルアミン
などの清浄分散剤。
各種の公知添加剤、たとえばジアルキルジチオりん酸亜
鉛、アルカリ土類金属スルフォネート、アルカリ土類金
属フェネート、アルカI) 土類金属フォスフォネート
、こはく酸イミド、こはく酸エステル、ベンジルアミン
などの清浄分散剤。
フェノール系およびアミン系の酸化防止剤、各種さび止
め剤、ベンゾトリアゾールなどの金属不活性化剤、消は
う剤、各種摩擦調整剤などを単独または2種類以上組み
あわせて添加できる。これら添加剤の選定および添加量
は任意であり、エンジン油のAPIサービス分類の品質
グレードに応じて適宜決定される。
め剤、ベンゾトリアゾールなどの金属不活性化剤、消は
う剤、各種摩擦調整剤などを単独または2種類以上組み
あわせて添加できる。これら添加剤の選定および添加量
は任意であり、エンジン油のAPIサービス分類の品質
グレードに応じて適宜決定される。
本発明はコーキングによるデポジット生成の少ないター
ボチャージャ付エンジン用マルチグレード潤滑油組成物
を提供するものである。コーキングによるデポジット生
成は上述した添加剤によっても影響され、適当に添加剤
を選定することによりデポジット生成をある程度まで減
少させることは可能であるが、本発明の組成物を用いれ
ば、これまで到達し得なかったレベル捷でデポジットの
生成を抑えることができる。−!だ本発明に基づいて基
油、(A)成分および(B)成分を必須成分として規定
量混合することにより、各種粘度の、たとえば!;W−
30,10w−30,10w−グθ。
ボチャージャ付エンジン用マルチグレード潤滑油組成物
を提供するものである。コーキングによるデポジット生
成は上述した添加剤によっても影響され、適当に添加剤
を選定することによりデポジット生成をある程度まで減
少させることは可能であるが、本発明の組成物を用いれ
ば、これまで到達し得なかったレベル捷でデポジットの
生成を抑えることができる。−!だ本発明に基づいて基
油、(A)成分および(B)成分を必須成分として規定
量混合することにより、各種粘度の、たとえば!;W−
30,10w−30,10w−グθ。
/3W−30,/3W−グ0などのSAE粘度グレート
を有するターボチャージャ伺エンジン用マルチグレード
潤滑油組成物が得られる。
を有するターボチャージャ伺エンジン用マルチグレード
潤滑油組成物が得られる。
以下、本発明の・内容を実姉例および比較例により、本
−発明の内容をさらに具体的に説明する。しかし本発明
はこれら実焔例により限定されるものではない。
−発明の内容をさらに具体的に説明する。しかし本発明
はこれら実焔例により限定されるものではない。
実姉例/〜7および比較例〆〜乙
第1表に記載の組成により、本発明に基づくマルチグレ
ード潤滑油組成物(実姉例/〜9)を得・その評価をF
ederal 79 /試験法のTentativeS
tandard Method 3 ’l乙J−Tに
準拠したパネルコーキング試験で行った。試験条件は、
パネル温度370℃、油温/θ0℃、はねかけ棒作動7
.5秒で停止15秒、試験時間、211時間である。そ
の結果を第1表に示す。
ード潤滑油組成物(実姉例/〜9)を得・その評価をF
ederal 79 /試験法のTentativeS
tandard Method 3 ’l乙J−Tに
準拠したパネルコーキング試験で行った。試験条件は、
パネル温度370℃、油温/θ0℃、はねかけ棒作動7
.5秒で停止15秒、試験時間、211時間である。そ
の結果を第1表に示す。
捷た比較のため、(A)成分を用いない場合(従来のマ
ルチグレードエンジン油に相当;比較例/および、り、
鉱油系の市販マルチグレードエンジン油(比較例3〜j
)および合成油系の市販マルチグレードエンジン油につ
いて、同様のパネルコ−キング試験を行った。その結果
を第3表に示す。
ルチグレードエンジン油に相当;比較例/および、り、
鉱油系の市販マルチグレードエンジン油(比較例3〜j
)および合成油系の市販マルチグレードエンジン油につ
いて、同様のパネルコ−キング試験を行った。その結果
を第3表に示す。
なお、第1表および第2表の組成における物質は以下の
とおりである。
とおりである。
・基 油;
精製鉱油a:動粘度、2.0cst(/θθ℃)精製鉱
油C動粘度70cst(100℃)〃 d、動粘度/
/ cst (/ 00℃)ポリ−α−オレフィン油
e:動粘度グOcst(/θ0′C)の/−デセン)イ
マニ ・(A)成分; 精製重質鉱油f:動粘度、22 cst (/’00℃
)〃 g:動粘度3、.2 cst (100℃)ポ
リーα−オレフィン油h:動粘度グθC3t(700℃
)の/−デセンオリコマー ・(B)成分; エチレン−プロピレン共重合体:平均分子量3400θ
ポリメタクリレート: 炭素数/〜/との飽和脂肪族/
価アルコール混合物と メタクリル酸とのエステル を重合して得られたもの (平均分子量7に0θθ)。
油C動粘度70cst(100℃)〃 d、動粘度/
/ cst (/ 00℃)ポリ−α−オレフィン油
e:動粘度グOcst(/θ0′C)の/−デセン)イ
マニ ・(A)成分; 精製重質鉱油f:動粘度、22 cst (/’00℃
)〃 g:動粘度3、.2 cst (100℃)ポ
リーα−オレフィン油h:動粘度グθC3t(700℃
)の/−デセンオリコマー ・(B)成分; エチレン−プロピレン共重合体:平均分子量3400θ
ポリメタクリレート: 炭素数/〜/との飽和脂肪族/
価アルコール混合物と メタクリル酸とのエステル を重合して得られたもの (平均分子量7に0θθ)。
インプレン−スチレン共重合体水素化物:平均分子量
9五〇〇〇 ・添加剤パッケージi=に; 摩耗防止剤、清浄分散剤、酸化防止剤、さび止め剤、金
属不活性化剤、消はう剤、摩擦調整剤などの各種添加剤
をパンケージ化したもの。
9五〇〇〇 ・添加剤パッケージi=に; 摩耗防止剤、清浄分散剤、酸化防止剤、さび止め剤、金
属不活性化剤、消はう剤、摩擦調整剤などの各種添加剤
をパンケージ化したもの。
第1表および第3表の結果から明らかなように、本発明
によるマルチグレード潤滑油組成物(実施例/〜9)は
、(A)成分を用いない場@(比較例/および、りおよ
び市販のマルチグレードエンジン油(比較例2〜乙)に
比べて、パネルコーキング試験でのデポジット生成量が
著しく減少しており、優れた性態を有している。
によるマルチグレード潤滑油組成物(実施例/〜9)は
、(A)成分を用いない場@(比較例/および、りおよ
び市販のマルチグレードエンジン油(比較例2〜乙)に
比べて、パネルコーキング試験でのデポジット生成量が
著しく減少しており、優れた性態を有している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 4動粘度/S〜/3C8t(700℃)の鉱油および/
または合成油を基油とし、 (A)動粘度/乙〜グ5cst(100℃)の鉱油およ
び/または合成油、3〜グ0重量φ、および (B)粘度指数向上剤、85〜75重量%を必須成分と
して一含有することを特徴とするターボチャージャ付エ
ンジン用マルチグレード二馨イ組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57229582A JPS59122595A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | タ−ボチヤ−ジヤ付エンジン用マルチグレ−ドエンジン油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57229582A JPS59122595A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | タ−ボチヤ−ジヤ付エンジン用マルチグレ−ドエンジン油組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59122595A true JPS59122595A (ja) | 1984-07-16 |
JPH027359B2 JPH027359B2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=16894434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57229582A Granted JPS59122595A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | タ−ボチヤ−ジヤ付エンジン用マルチグレ−ドエンジン油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59122595A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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