JPS59122538A - アルコキシシラン縮合用触媒組成物 - Google Patents

アルコキシシラン縮合用触媒組成物

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JPS59122538A
JPS59122538A JP23104182A JP23104182A JPS59122538A JP S59122538 A JPS59122538 A JP S59122538A JP 23104182 A JP23104182 A JP 23104182A JP 23104182 A JP23104182 A JP 23104182A JP S59122538 A JPS59122538 A JP S59122538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyltin
oxide
catalyst composition
composition
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP23104182A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Shiobara
塩原 友雄
Sadahito Kobori
小堀 禎仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPS59122538A publication Critical patent/JPS59122538A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビニルアルコキシシランがグラフトサれた合成
樹脂などのアルコキシシラン結合を含む化合物を架橋さ
せるための縮合用触媒組成物に関する。
従来において、ビニルアルコキシシラン類がグラフトさ
れたポリエチレン−シラングラ7トポリマーとか、アル
コキシシラン共重存ポリエチレン、ポリプロピレン等の
変性ポリマーを架橋させてより高次の例えば耐熱性等の
性能を付与することが行われている。そして、この架橋
を生せしめるためにアルコキシシランの縮合を行わせる
ための結合触媒としてはアミン類、酸類やアルキルスズ
カルボキシレート、有機チタン系化合物等の有機金属系
触媒が知られている。
しかしながら、これらの縮合触媒を用いた場合は縮合反
応が非常に遅く、実用化するには、熱水等に浸漬して水
処理を行うか又は組成物に含水塩や潮解性塩等を混入し
て組成物中への水分の専大量を増加させて縮合反応を増
速させることが行われて米だか、水処理の採用は水槽等
の装置類や水処理工程が析らたに必要となり、又、含水
塩、潮解性塩等の添加は組成物の諸物性を低下させる傾
向にあるので、これらは余り好ましいことでない。
本発明は上記の如き現状にかんがみ、熱水浸漬その他の
特別の処理を行わすともすみやかにアルコキシシランの
縮合反応が進行して、成形されたアルコキシシラン系組
成物の架橋を完了し得るアルコキシシラン縮合用触媒を
提供することを目的としてなされたものであり、その要
旨はモノアルキル又はジアルキルスズオキサイドの少な
くとも1種90〜30重量%と、テトラアルキルスズ、
アルキルスズカルボキシレート及びアルキルスズチオグ
リコレートより力る群から選ばれる1種以上の液体アル
キル錫10〜70重量%とより成ることを特徴とするア
ルコキシシラン縮合用触媒組成物に存する。
本発明に用いられるモノアルキル又はジアルキルスズオ
キサイドは、一般式 アルキル基又は他の有機基である)で表わされる化合物
であり、上記一般式における R1はアルキル基である
が、とくに炭素数1〜8のアルキル基が好ましく、又、
該アルキル基は分岐していてもよい。又、上記一般式中
のR2はR1と同様アルキル基であってもよく、若しく
はアルキル基以外の有機基であってもよい。そしてこの
有機基としては、その中に酸素や窒素、イオタ等の炭素
及び水素以外の元素を含んでいても差支えないものであ
り、該有機基の好ましい例としては、R’ −COO−
基又はR’O−CO−C)I2− S−基(R′は炭素
数1〜17のアルキル基)などが挙げられる。
又、上記化合物の本発明に用いられて好適な例としてけ
ジメチルスズオキサイド、ジブチルスズオキサイド、ジ
オクチルスズオキサイド、七/メチルモノステアリール
スズオキサイド、モノメチルモノチオグリコール酸ステ
アリールエステルメルカプトスズオキサイド、モノオク
チルモノチオグリコール酸オクチルエステルメルカプト
スズオキサイド、モノメチルモノステアリールエステル
マレイエートスズオキシド等が挙けられる。
次に本発明の触媒組成物は、上記アルキルスズオキサイ
ド化合物に、特定の液体アルキル錫が加えられたもので
あるが、該液体アルキル錫はテトラアルキルスズ、アル
キルスズカルボキシレート及びアルキルスズチオグリコ
レートよりなる群から選ばれる1種以上の常態で液体の
アルキル錫化合物であり、これらの化合物は次の一般式 %式%( ) (ただしnはO又は1〜3の整数、R″I  R″はア
ルキル基を表わす)で表わされ得る。
アルキルスズカルボキシレートとしてはトリアルキルス
ズカルボキシレート、ジアルキルスズビスカルボキシレ
ート、モノアルキルスズトリカルボキシレートが、アル
キルスズチオグリコレートとしてはトリアルキルスズチ
オグリコレート、ジアルキルスズビスチオグリコレート
、モノアルキルスズトリチオグリフレートが存する。
しかして1記アルキルスズオキサイド及び液体アルキル
錫の本発明触媒組成物中の割合とじてけ、すぐれた触媒
作用を奏するために、アルキスズオキサイド90〜30
重量%に対し液体アルキル錫10〜70重量%とされる
のである。
本発明触媒組成物は、アルコキシシラン結合を含む化合
物に適用され、該化合物のアルコキシ結合部分を熱によ
りすみやかに架橋せしめる作用を行うのであるが、該ア
ルコキシシラン結合を含む化合物とは、分子中忙アルコ
キシ基がケイ素に結合した分子構造を有するものを指し
、例えばビニルアルコキシシランがポリエチレン等のポ
リマーにグラフト結合したビニルアルコキシシラングラ
フトポリマー、ビニルアルコキシシランと他の単量体と
の共重合体などの高分子物質やシランカップリング剤な
どのアルコキシシラン結合を有する低分子物質等が挙げ
られる。
本発明触媒組成物を使用するには、上記アルコキシシラ
ン結合を有する化合物100重量部に対し、通常0.0
01〜1重量部の範囲で加えて混合し架橋性組成物とが
ず。該架橋性組成物がビニルアルコキシシラングラフト
ポリマーなどの高分子物質である場合は、押出機、射出
成型機等の適宜な成形手段を用いて加熱下で成形すれば
よく、加熱されることにより、組成物中のアルコキシシ
ラン部分が架橋して耐熱性などが向上したより高い品質
の成形物となるのである。
この架橋に際して、架橋速度を高めるために従来より行
われている熱水に浸漬したり、水蒸気に接触させたり又
は含水ないしは潮解性物質を組成物に加えたりする操作
は、本発明触媒組成物を使用する限り、−切不必要であ
り、いかなる理由によるのかその詳細は不明であるが、
本発明触媒組成物が用いられた架橋性組成物は加熱され
ることによりすみやかに架橋が進行し、短時間で架橋が
完了するのである。
又、架橋性組成物が高分子系以外のものであっても該組
成物は加熱によりすみやかに架橋され得るという特徴を
生かして有効に用いられることが出来、例えばアルコキ
シシラン結合を含むシランカップリング剤に本発明触媒
組成物を加えて架橋性の組成物となし、これをガラス繊
維やその他の補強材ないしけ充填剤の表面処理に、樹脂
等との接合性向上を目的として使用することが可能であ
り、この様な場合は、充填材等の表面に塗布若しくはコ
ーティングされた架橋性組成物を単に加熱することによ
り、すみやかに硬化し被膜を与える。
本発明アルコキシシラン縮合用触媒組成物は上述の通り
の構成のものであるので、アルコキシシラン結合を含む
化合物に適用されると該化合物を加熱によりすみやかに
架橋させる作用を有し架橋時における作業性にすぐれた
ものであり、又、物性の低下を来たす恐れのある含水塩
や潮解性物質等を架橋促進のために架橋性組成物に添加
する必要がなく、従ってこのだめの物性低下を来たすこ
ともないものである。
以下実施例にもとづいて説明する。
実施例1 シラングラ7トポリエチレン(高度に架橋させた場合の
不溶グル分が70%を示す品質のもの)100重量部に
、ジブチルスズオキサイド:ジグチルスズグラクレート
の重量混合比が4:1の混合触媒を0.5重量部添加し
て、−軸押出機で肉厚511Iaのパイプを樹脂温度1
20℃〜130℃で成形した。金型から出て来た直後の
成形物を切り取り、所定量に切断して、120°Cキシ
レン溶剤中に浸漬し、24時間後の不溶ゲル分を測定し
た所、不溶ゲル分け67.5%であった。
実施例2 混合触媒として、ジブチルススオキシド(触媒I)とジ
オクチルスズビススーエチルへキシルチオグリコール酸
メルカプト((Cg HI3)2Sn÷S −CH2−
COOC8Hエフ)2)(触媒■)とが混合され、その
混合割合(重量比)が第1表に示される様に変化した混
合物を、実施例1と同じシラングラフトポリエチレン1
00重量部に対し0.5重量部用い、それ以外は実施例
1と同様にして成形を行い、成形直後に採取したサンプ
ルの不溶ゲル分を測定した。
その結果は第1表の通りであった。
第    1    表 実施例3 ビニルシラン共重合ポリエチレン(高度に架橋させた場
合の不溶ゲル分が80%を示す品質のもの)を用い、該
共重合ポリエチレン95重量部に、第2表に示される配
合ペレッ) (A 、B。
C)をそれぞれ5部添加し組成物となし押出機へ供給し
、同時に発泡側としてクレオン114を該押出機へ圧入
し、約120℃で押出発泡を行ない、厚さ50+mの発
泡体シートを成形した。
金型から出て来た直後の発泡体を切シ取って、実施例1
と同様にして不溶ゲル分を測定した新築3表の通りであ
った。
第    2    表 第    3    表 実施例4 実施例1で用いたのと同じジラングラフトポリエチレ二
795重量部に、ポリエチレン4.5重量部、モノグチ
ルモノツクレートスズオキシドα3重量部及びジグチル
スズビスラクレートα2重量部をベレット化して加えた
組成物を用いて、実施例1と同様にして押出機でパイプ
Kljt形し、成形直後の不溶ゲル分を測定した所、該
ゲル分け64%であった。一方、比較のため、モノグチ
ルモノラフレートスズオキシドは用いずジグチルスズビ
スラクレートのみを0.5重量部用いる以外は上記と同
様にしてパイプを成形し、不溶ゲル分を測定した所、該
ゲル分は12%であった。
特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 藤  沼 基 利

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モノアルキル又はジアルキルスズオキサイドの少な
    くとも1種90〜30重量%と、テトラアルキルスズ、
    アルキルスズカルボキシレート、及びアルキルスズチオ
    グリコレートより々ル群から選ばれる1種以上の液体ア
    ルキル錫10〜70重量%とよシ成ることを特徴とする
    アルコキシシラン縮合用触媒組成物。
JP23104182A 1982-12-28 1982-12-28 アルコキシシラン縮合用触媒組成物 Pending JPS59122538A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23104182A JPS59122538A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 アルコキシシラン縮合用触媒組成物

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JP23104182A JPS59122538A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 アルコキシシラン縮合用触媒組成物

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JP23104182A Pending JPS59122538A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 アルコキシシラン縮合用触媒組成物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19958919A1 (de) * 1999-12-07 2001-06-28 Wacker Chemie Gmbh Vernetzbare Organopolysiloxanmassen
GB2466486A (en) * 2008-12-23 2010-06-30 Dow Corning Moisture curable composition
US20210309605A1 (en) * 2020-04-01 2021-10-07 Spcm Sa New dialkyl tin oxide composition and process for producing 2-dimethylaminoethyl (meth)acrylate

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