JPS5912208B2 - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPS5912208B2
JPS5912208B2 JP51144804A JP14480476A JPS5912208B2 JP S5912208 B2 JPS5912208 B2 JP S5912208B2 JP 51144804 A JP51144804 A JP 51144804A JP 14480476 A JP14480476 A JP 14480476A JP S5912208 B2 JPS5912208 B2 JP S5912208B2
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amplifier circuit
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治 山城
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/30Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
    • H03F3/3001Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor with field-effect transistors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は増幅回路に関し、特にPチャンネル絶縁ゲート
型電界効果トランジスタ(以下MISF’ET又は単に
FETと称す)とnチャンネルM I SF’ETとか
らなる相補型MIS半導体増幅回路(C−MO8IC)
に関する。
従来、電子式腕時計に使用されている水晶発振回路の1
つとして第4図のような回路が公知である。
この回路は基本的には同図に示すようにnチャンネルF
ETMnとpチャンネルFETMpとからなる相補型M
ISインバータ回路と、この増幅回路の入出力間に正帰
還回路を構成する水晶振動子X及びコンデンサCD 、
CGとからなる。
また、増幅回路の出力側に設けられた抵抗RDは周波数
を安定させるためのものである。
ところがかかる発振回路においては消費電力が大きくな
るという問題を有する。
この問題は次のように説明される。
上記発振回路の主要部である相補型インバータ増幅回路
は、完全にディジタル的な信号によって動作させる場合
にはFETMn、Mpはそれぞれプッシュプル動作を行
うことより両FETが同時にオンになる時間は極めて短
いので、両FETを通して流れる貫通電流(直流電流)
による消費電力の問題は余りない。
しかし、第5図に示すようなリニアな(正弦波)信号が
入力側に印加された場合には、このインバータが遷移領
域(FETMn。
Mpのそれぞれのしきい値電圧V t h n 、V
t h p K達しない領域、すなわち斜線で示すY部
分)で動作する時間が長くなるので消費電力が大きくな
るという問題を有する。
したがって本発明の目的とするところは消費電力の少な
い相補型インバータ増幅回路を提供することにある。
本発明の他の目的は増幅度の犠牲を少なくして低消費電
力化を達成し得る相補型MO8増幅回路を提供すること
である。
本発明の他の目的は消費電力の小さい発振回路を提供す
ることである。
本発明の他の目的は増幅されたアナログ信号をディジタ
ル信号に変換する低消費電力の波形成形回路を提供する
ことである。
本発明の一実施態様によればB級動作をする増幅回路を
有する発振回路が提供され、この発振回路によれば低消
費電力化が可能となる。
本発明の他の実施態様によれば直列接続されたPチャン
ネルおよびNチャンネルMISFETのドレイン間に抵
抗を直列に挿入した増幅回路が提供されろ。
この増幅回路によれば、増・福率の犠牲を少なくして低
消費電力化が達成される。
本発明の特徴および他の目的は図面を参照した以下の説
明から明らかとなるであろう。
第1図の回路は、FETMn、Mpの動作点(バイアス
点)をほぼそれぞれのしきい値電圧V t h n t
V t h p近くに設定することにより、両F’E
TをB級プッシュプル動作させて、低消費電力化を可能
とした増幅回路を示している。
電源端子−VDD側に設けられたnチャンネル型FET
Mnと電源端子VSS側に設けられたpチャンネル型1
11’ETMpとを直列接続し相補型インバータを構成
し、FETMnとMpとの間にほぼ同等な値の2つの負
荷抵抗RL1 tRL2を直列接続し、上記FETMn
とMpのゲートとドレイン間にはそれぞれバイアス抵抗
RF1.RF2を接続し、さらにこのF’ ETMn
、Mpのゲートにはそれぞれ容量素子C1、C2を介し
て入力Vinを共通に印加し、上記負荷抵抗RL1 と
RL2との接続点から出力Voutを取り出すものとす
る。
以上のような構成による本発明によれば以下に示す動作
説明によりその目的が達成できる理由が明らかとなろう
第2図は動作説明のための説明図である。
同図では縦軸に出力電圧Voutをとり、横軸に入力電
圧Vinをとったものであり、実線で示す曲線はFET
Mnのドレイン電圧(A点)とゲート電圧(0点)との
関係を表わす特性曲線で、一方破線で示す曲線はFET
Mpのドレイン電圧(B点)とそのゲート電圧(D点)
との関係を表わす特性曲線である。
RF 、RF”2はそれぞれE”ETMn 、Mpの
ゲート電位をドレインとほぼ等しい直流心位にバイアス
する働きがあり、その抵抗値が低い程バイアス点の安定
性が良く、また高い程増幅率を高く維持できる。
両特性を考慮すると、RFl、RF2の抵抗値は約10
MΩに設定すれば良い。
また各F’ETの負荷抵抗となる抵抗RL1. Rn、
の抵抗値を各11i’ETのオン時におけるソース・ド
レイン間抵抗値に対して高くすればする程、入出力伝達
曲線はより急峻な変化を示すと共にゲート・ソース間の
バイアス電圧はそのしきい電圧に近づき、消費電力は一
層小さくなる。
この負荷抵抗RLI 、RL2は両F’ETのドレイ
ン側に挿入されているが、これは増幅率の犠牲を小さく
するためである。
なぜならば、もしそれらがソース側に直列に接続されろ
と、帰還作用が加わり増幅率が小さくなるからである。
これらの抵抗RF1.RF2.RLlおよびRL、!と
しては、PN接合で半導体基板から分離された半導体抵
抗、多結晶シリコン体の抵抗やMISFETのゲートに
固定電圧(電源電圧、接地電圧)を印加してソース・ド
レイン間のチャンネル抵抗を利用したF’ET抵抗を使
用することができ、この場合FET等と一緒に一つの半
導体チップに内蔵(集積化)することができる。
さらに、入力Vinからの信号の直流成分はコンデンサ
C,,C2によってカントされるからF ETMn 、
Mpのバイアス点はそれぞれ影響されず個別的に定まる
この様に、本願発明の回路によれば、相補型増幅回路を
構成するPチャンネル型MISlli’ETとNチャン
ネル型MISFETのそれぞれのゲートが、相互に直流
的に分離された状態で交流的に結合されるので、それぞ
れのゲートに、相異なるバイアス電圧を供給することが
できるようになる。
本願発明によれば、上記バイアス電圧は、それぞれのM
ISFETのしきい値電圧とほぼ等しくされる。
以上のようにして設定した動作点において、第2図にお
ける入力Vin側に交流信号が印加されると、コンデン
サC1、C2を介して得られる0点、D点の信号は同図
に示すよ5になりこれに対するA点、B点の出力は増幅
された形となって表われる。
そして、このA点、B点の合成出力が出力電圧Vout
となるのである。
したがって、■サイクルの前半はFETMpがオンとな
ってB点に出力が表われ後半はFETMnがオンとなり
A点に出力が表われ図中斜線で示すような形となる。
このように両F’ETがそれぞれ半サイクルの増幅動作
を分担し、B級プッシュプル増幅器の動作を行うものと
なる。
本発明による回路ではこのようにB級プッシュプル動作
をするので、両FETが共にオンとなる時間は短くなり
、したがって貫通電流が流れる時間は短くなるから消費
電力は小さくなる。
以上のことは、本発明の回路が理憩的に動作した場合に
ついてであるが、実際の設計に当ってはF’ETの動作
速度の関係から本発明の回路構成でも瞬間的には両FE
Tがオンとなりわずかの貫通電流が流れるおそれが生じ
得る。
しかし、かかる場合にも、両F’ET間に抵抗RL1
t Rb2が設けられているためこれによって上記貫
通電流は制限され、殆んど無視できるものとなる。
以上のことより消費電力の少ない増幅回路が得られる。
本発明は上記実施例に限定されず、種すの変形を用いる
ことができる。
例えば、上記実施例では出力なFETMnとMpとの接
続点であって負荷抵抗を介した点から1つだけ取り出す
ものとしたがこれに限らず用途に応じて各FETのドレ
インからそれぞれ出力を取り出すものであってもよい。
かかる場合の例としては第3図に示すような発振回路に
使用した場合である。
第3図は電子式腕時計に使用されている水晶発振回路の
1例を示すものであり、増幅手段に本発明の相補型イン
バータ回路を使用し、その入出力間に正帰還回路を構成
する水晶振動子X及びコンデンサCD、CGとからなる
そして一般にはこの発振回路の出力Voutを波形整形
用のインバータを介して分周回路に入力するのであるが
、この場合に次のような問題を有する。
発振回路の相補型インバータには抵抗RL1.RL2が
設けられているため、その出力Voutは正弦波に近く
なる。
したがって、それを直接インバータに入力するとこのイ
ンバータに貫通電流が長い間流れ、やはり消費電力が大
きくなるという問題を生ずる。
したがって、本発明の回路を使用する場合には、FET
Mn、Mpのドレイン点の電圧V At VBを出力と
して取り出しそれぞれを相補型インバータのFETMn
1 、Mpl に入力し、その出力を波形整形用インバ
ータINを介して分周回路Gに入れてやれば良い。
こうすれば、それぞれ分担された増幅出力信号VAtV
Bが次段の相補型インバータ(Mn1.Mpl)に入る
ことになり、このインバータには負荷抵抗が入っていな
いからその出力VEには短形波が得られる。
従って、インバータの各FETのソース・ゲート間に加
わる増幅出力信号VA、VBの直流分はそれぞれのしき
い値電圧近くであるので、波形成形用インバータの両F
E’Tが同時にオンする時間は短くなり消費電力が小
さくされる。
また、本発明の増幅回路は、FETの極性を逆にし、電
源電圧の印加方向を逆にして回路を構成するものであっ
てもよいことは言うまでもない。
さらに、上記実施例に示した基本的回路構成に加えて、
その回路動作を有効に行わせるための素子及び回路を付
加してもよい。
本発明は消費電力の少ない増幅回路として広く利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1例を示す回路図、第2図はその動作
説明のための説明図、第3図は本発明を発振回路に利用
した場合の回路図、第4図は従来の発振回路の回路図、
第5図は貫通電流が生ずる理由を示す説明図である。 MntMptMn12Mp1y:F’ET、RF1tR
F2yRL1tRt、、 、RFtRD:抵抗、C1t
C2、CG +CD=コンデンサ、X:水晶振動子、
IN=インバータ、G:分周回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電源端子間に直列接続されたPチャンネル型MI
    5FETとNチャンネル型MISF’ETとからなる増
    幅回路であって、上記Pチャンネル型MISF’ETの
    ドレインとNチャンネル型MISFETのドレインとは
    、その両端に出力端子が接続された抵抗手段を介して結
    合され、上記Pチャンネル型MI 5FETのゲートと
    Nチャンネル型MISFETのゲートとは、ゲート相互
    を直流的に分離した状態で交流的に結合する結合手段を
    介して結合されるとともに入力端子と結合され、それぞ
    れのゲートにはそれぞれのドレインからバイアス電圧が
    与えられるようにされてなることを特徴とする増幅回路
    。 2、特許請求の範囲第1項において、上記Pチャンネル
    型MIsFETのドレインに第2のPチャンネル型MI
    5FETのゲートが接続され、上記Nチャンネル型M
    ISFETのドレインに第2のNチャンネル型MI 5
    FETのゲートが接続され、これら第2のMI 5FE
    Tのドレインが共通接続され、かつ電源端子間に直列接
    続されてなることを特徴とする増幅回路。 3 特許請求の範囲第2項において抵抗手段の中間にも
    出力端子が接続され、この中間の出力端子と上記ゲート
    との間に正帰環回路が接続され、これによシ発振回路が
    構成されてなることを特徴とする増幅回路。
JP51144804A 1976-12-03 1976-12-03 増幅回路 Expired JPS5912208B2 (ja)

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