JPS59118838A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents
刷子用摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS59118838A JPS59118838A JP57230656A JP23065682A JPS59118838A JP S59118838 A JPS59118838 A JP S59118838A JP 57230656 A JP57230656 A JP 57230656A JP 23065682 A JP23065682 A JP 23065682A JP S59118838 A JPS59118838 A JP S59118838A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- contact material
- sliding contact
- sliding
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/021—Composite material
- H01H1/023—Composite material having a noble metal as the basic material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Contacts (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動接点材料の改良に関する。
従来、摺動接点材料としては各種材料が用いられ、とり
わけ刷子接点用の材料としては、A u 19〜21重
量%、Pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、Ag
29〜31重量%より成る合金材料が広ぐ用いられてい
た。
わけ刷子接点用の材料としては、A u 19〜21重
量%、Pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、Ag
29〜31重量%より成る合金材料が広ぐ用いられてい
た。
然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点では、整流
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、前記合金材料を基材としてこれに特定の元素を僅かに
添加させて、発生ずる酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を
向上させた摺動接点材料を提供せんとするものである。
、前記合金材料を基材としてこれに特定の元素を僅かに
添加させて、発生ずる酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を
向上させた摺動接点材料を提供せんとするものである。
本発明の摺動接点材料の1つは、A u 19〜21重
量%、Pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、Ag
29〜31重量%より成る合金材料にその組成比に変更
を加えずに、Sb、Te、Mo、Pb、Se。
量%、Pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、Ag
29〜31重量%より成る合金材料にその組成比に変更
を加えずに、Sb、Te、Mo、Pb、Se。
As、Znの少なくとも一種を0.5〜10重量%添加
して成るものである。
して成るものである。
本発明の摺動接点材料の他の1つは、A u 19〜2
1重量%、pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%。
1重量%、pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%。
A g 29〜31重量%より成る合金材料に、その組
成比に変更を加えずに、S b 、 ′I” e 、
M o 、 P b 。
成比に変更を加えずに、S b 、 ′I” e 、
M o 、 P b 。
Se、As、Znの少なくとも一種を0.5〜10重量
%添加し、さらにFe族金属を0.01〜0.5重量%
添加して成るものである。
%添加し、さらにFe族金属を0.01〜0.5重量%
添加して成るものである。
本発明の摺動接点材料に於いて、A u 19〜21重
量%、pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、A2
9〜31重量%より成る合金材料に、その組成比に変更
を加えずに、Sb、Te、Mo、Pb、Se。
量%、pt4〜6重量%、Pd44〜46重量%、A2
9〜31重量%より成る合金材料に、その組成比に変更
を加えずに、Sb、Te、Mo、Pb、Se。
A s 、 Z nの少な(とも一種を0.5〜10
重量%添加している理由は、前記合金材料の耐摩耗性を
向」二ずべく潤滑剤となる酸化物を適量発生させる為で
、0.5重量%未満では酸化物の発生量が少なくて潤l
ih剤としての効果を発揮できず、10重量%を超える
と酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗が高くなり、そ
の上不安定となるものである。
重量%添加している理由は、前記合金材料の耐摩耗性を
向」二ずべく潤滑剤となる酸化物を適量発生させる為で
、0.5重量%未満では酸化物の発生量が少なくて潤l
ih剤としての効果を発揮できず、10重量%を超える
と酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗が高くなり、そ
の上不安定となるものである。
また、前記合金材料にS b 、 1” e 、 M
o 、 P b 。
o 、 P b 。
Se、As、Znの少なくとも一種を0.5〜10重量
%添加した他に、更にFe族金属を0.01〜0.5重
量%添加した理由は、結晶粒を微細化し、更に一段と耐
摩耗性を向上させる為で0.01重量%未満では結晶粒
微細化の効果が現われず、0.5重量%を超えると、潤
滑剤として作用する酸化物の障害となるものである。
%添加した他に、更にFe族金属を0.01〜0.5重
量%添加した理由は、結晶粒を微細化し、更に一段と耐
摩耗性を向上させる為で0.01重量%未満では結晶粒
微細化の効果が現われず、0.5重量%を超えると、潤
滑剤として作用する酸化物の障害となるものである。
次に下記の左欄に示す成分組成の本発明による摺動接点
材料と従来の摺動接点ヰ1料を用いて夫々線径Q、7m
+nの刷子線材を作り、これを各々長さ8鶴に切断し、
2本並列させて一端を幅10−1長さ13+u、厚さ0
.2 tmの合材に溶接し、他端に2Rの円弧状の接触
部を曲成して刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点
を円盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて
下記の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵
抗を測定した処、下記の表の右欄に示すような結果を得
た。
材料と従来の摺動接点ヰ1料を用いて夫々線径Q、7m
+nの刷子線材を作り、これを各々長さ8鶴に切断し、
2本並列させて一端を幅10−1長さ13+u、厚さ0
.2 tmの合材に溶接し、他端に2Rの円弧状の接触
部を曲成して刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点
を円盤状の整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて
下記の試験条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵
抗を測定した処、下記の表の右欄に示すような結果を得
た。
試験条件
電 流 : 0.6A
電 圧 : 12■
負 荷 : 抵抗負荷
回転速度 : 1000r p m周 速
:130〜120 m / min接触カニ 10
0g 試験時間 : 7時間 上記の表で明らかなように実施例1〜7の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が同等に低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜7の刷子接点の開学線材を構成している本発
明の摺動接点材料が、摺動時にSb、Te、Mo、Pb
、Se、As。
:130〜120 m / min接触カニ 10
0g 試験時間 : 7時間 上記の表で明らかなように実施例1〜7の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が同等に低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜7の刷子接点の開学線材を構成している本発
明の摺動接点材料が、摺動時にSb、Te、Mo、Pb
、Se、As。
Zn等の酸化物が発生し、この酸化物が潤滑剤となり、
耐摩耗性が向上するからに他ならない。また酸化物が軟
かい為、摺動作用により容易に除去されるので、接触抵
抗は変らないからに他ならない。特に実施例2.6の刷
子接点が実施例1,3゜4.5.7の刷子接点に比べ摩
耗量がさらに一段と少ないのは、・刷子線材を構成して
いる本発明の摺動接点材料にFe族金属が添加されて、
その結晶粒が微細化して分散していて、耐摩耗性が一段
と向上しているからに他ならない。
耐摩耗性が向上するからに他ならない。また酸化物が軟
かい為、摺動作用により容易に除去されるので、接触抵
抗は変らないからに他ならない。特に実施例2.6の刷
子接点が実施例1,3゜4.5.7の刷子接点に比べ摩
耗量がさらに一段と少ないのは、・刷子線材を構成して
いる本発明の摺動接点材料にFe族金属が添加されて、
その結晶粒が微細化して分散していて、耐摩耗性が一段
と向上しているからに他ならない。
以上詳記した通り本発明による摺動接点材料によれば、
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイズの発生が殆んど無く
、また従来の摺動接点材料による場合と同等の接触抵抗
を有する刷子接点を得ることができるという効果がある
。
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイズの発生が殆んど無く
、また従来の摺動接点材料による場合と同等の接触抵抗
を有する刷子接点を得ることができるという効果がある
。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)Au19〜21重量%、Pt4〜6重量%、 P
d44〜46重量%、Ag29〜31重量%より成る合
金材M!−1に、その組成比に変更を加えずにSb、T
e。 Mo、Pb、Se、As、Znの少なくとも一種を0.
5〜10重量%添加して成る摺動接点材料。 2)Au19〜21重量%、Pt4〜6重量%、Pd4
4〜46重量%、Ag29〜31重量%より成る合金材
料に、その組成比に変更を加えずにSb、T”e。 Mo、Pb、Se、As、Znの少なくとも一種を0.
5〜10重量%添加し、さらにFe族金属を0.01〜
0.5重量%添加して成る摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230656A JPS59118838A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230656A JPS59118838A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118838A true JPS59118838A (ja) | 1984-07-09 |
JPH0261535B2 JPH0261535B2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=16911218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57230656A Granted JPS59118838A (ja) | 1982-12-25 | 1982-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118838A (ja) |
-
1982
- 1982-12-25 JP JP57230656A patent/JPS59118838A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0261535B2 (ja) | 1990-12-20 |
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