JPS59110749A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents
刷子用摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS59110749A JPS59110749A JP57220958A JP22095882A JPS59110749A JP S59110749 A JPS59110749 A JP S59110749A JP 57220958 A JP57220958 A JP 57220958A JP 22095882 A JP22095882 A JP 22095882A JP S59110749 A JPS59110749 A JP S59110749A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- contact material
- brush
- sliding contact
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/021—Composite material
- H01H1/023—Composite material having a noble metal as the basic material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動接点材料の改良に関する。
従来、摺動接点材料としては各種材料が用いられ、とり
わけ刷子接点用の材料としては、A u 61.5〜6
3.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu7.5
〜9.5(1) 重量%より成る合金材料が広く用いられていた。
わけ刷子接点用の材料としては、A u 61.5〜6
3.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu7.5
〜9.5(1) 重量%より成る合金材料が広く用いられていた。
然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点では、整流
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、前記合金材料を基材としてこれに特定の材料を僅かに
添加させて、発生する酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を
向上させた摺動接点材料を提供せんとするものである。
、前記合金材料を基材としてこれに特定の材料を僅かに
添加させて、発生する酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を
向上させた摺動接点材料を提供せんとするものである。
本発明の摺動接点材料の1つは、A u 61.5〜6
3.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu 7.
5〜9.5重量%より成る合金材料にその組成比に変更
を加えずに、Sb、Te、Mo+ Pb、Se、As
、Znの少なくとも一種を0.5〜10重量%添加して
成るものである。
3.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu 7.
5〜9.5重量%より成る合金材料にその組成比に変更
を加えずに、Sb、Te、Mo+ Pb、Se、As
、Znの少なくとも一種を0.5〜10重量%添加して
成るものである。
本発明の摺動接点材料の他の1つは、A u 61.5
〜63.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu
7.5〜9.5重量%より成る合金材料に、その組成比
に変更を加えずに、Sb、 Tel Mo、Pb、Se
、As。
〜63.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu
7.5〜9.5重量%より成る合金材料に、その組成比
に変更を加えずに、Sb、 Tel Mo、Pb、Se
、As。
Znの少なくとも一種を0.5〜10重量%添加し、(
2) さらにFe族金属を0.01〜0.5重量%添加して成
るものである。
2) さらにFe族金属を0.01〜0.5重量%添加して成
るものである。
本発明の摺動接点材料に於いて、A u 61.5〜6
3.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu7,5〜
9.5重量%より成る合金材料に、その組成比に変更を
加えずに、S b + T e + M o + P
b r S e + A S + Z nの少な
くとも一種を0.5〜10重量%添加している理由は、
前記合金材料の耐摩耗性を向上すべく潤滑剤となる酸化
物を適量発生させる為で、0.5重量%未満では酸化物
の発生量が少なくて潤滑剤としての効果を発揮できず、
10重量%を超えると酸化物の発生量が多くなり、接触
抵抗が高くなり、その上不安定となるものである。
3.5重量%、Ag28〜30重量%、 Cu7,5〜
9.5重量%より成る合金材料に、その組成比に変更を
加えずに、S b + T e + M o + P
b r S e + A S + Z nの少な
くとも一種を0.5〜10重量%添加している理由は、
前記合金材料の耐摩耗性を向上すべく潤滑剤となる酸化
物を適量発生させる為で、0.5重量%未満では酸化物
の発生量が少なくて潤滑剤としての効果を発揮できず、
10重量%を超えると酸化物の発生量が多くなり、接触
抵抗が高くなり、その上不安定となるものである。
また、前記合金材料にSb、 Te、 Mo、 Pb
。
。
Se、As、Znの少なくとも一種を0.5〜10重量
%添加した他に、更にFe族金属を0.01〜0.5重
量%添加した理由は、結晶粒を微細化し、更に一段と耐
摩耗性を向上させる為で0.01重量%未満では結晶粒
微細化の効果が現われず、0.5重量%を超えると、潤
滑剤として作用する酸化物の障害(3) となるものである。
%添加した他に、更にFe族金属を0.01〜0.5重
量%添加した理由は、結晶粒を微細化し、更に一段と耐
摩耗性を向上させる為で0.01重量%未満では結晶粒
微細化の効果が現われず、0.5重量%を超えると、潤
滑剤として作用する酸化物の障害(3) となるものである。
次に下記の左欄に示す成分組成の本発明による摺動接点
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々線径0.7mm
の刷子線材を作り、これを各々長さ8顛に切断し、2本
並列させて一端を幅10n、長さ13顛、厚さ0.2鶴
の台材に熔接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成し
て刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点を円盤状の
整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて下記の試験
条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵抗を測定し
た処、下記の表の右欄に示すような結果を得た。
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々線径0.7mm
の刷子線材を作り、これを各々長さ8顛に切断し、2本
並列させて一端を幅10n、長さ13顛、厚さ0.2鶴
の台材に熔接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成し
て刷子接点を作った。そして夫々の刷子接点を円盤状の
整流子に接触させ、整流子を正逆回転させて下記の試験
条件にて摺動試験を行い、摩耗量及び接触抵抗を測定し
た処、下記の表の右欄に示すような結果を得た。
試験条件
電 流 : 0.6A
電 圧 : 12■
負 荷 : 抵抗負荷
回転速度 : 1000r p m周 速
: 130−120 m / min接触カニ
100g 試験時間 : 7時間 (4) (賢) 上記の表で明らかなように実施例1〜9の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が同等に低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜9の刷子接点の刷子線材を構成している本発
明の摺動接点材料が、摺動時にS b 、T e r
M o + P b + S e + A s 。
: 130−120 m / min接触カニ
100g 試験時間 : 7時間 (4) (賢) 上記の表で明らかなように実施例1〜9の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が同等に低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜9の刷子接点の刷子線材を構成している本発
明の摺動接点材料が、摺動時にS b 、T e r
M o + P b + S e + A s 。
Zn等の酸化物が発生し、この酸化物が潤滑剤となり、
耐摩耗性が向上するからに他ならない。また酸化物が軟
かい為、摺動作用により容易に除去されるので、接触抵
抗は変らないからに他ならない。特に実施例7〜9の刷
子接点が実施例1〜6の刷子接点に比べ摩耗量がさらに
一段と少ないのは、刷子線材を構成している本発明の摺
動接点材料にFe族金属が添加されて、その結晶粒が微
細化して分散していて、耐摩耗性が一段と向上している
からに他ならない。
耐摩耗性が向上するからに他ならない。また酸化物が軟
かい為、摺動作用により容易に除去されるので、接触抵
抗は変らないからに他ならない。特に実施例7〜9の刷
子接点が実施例1〜6の刷子接点に比べ摩耗量がさらに
一段と少ないのは、刷子線材を構成している本発明の摺
動接点材料にFe族金属が添加されて、その結晶粒が微
細化して分散していて、耐摩耗性が一段と向上している
からに他ならない。
以上詳記した通り本発明による摺動接点材料によれば、
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なくて、ノイズの発生が殆んど無
く、また従来の摺動接点材(6) 料による場合と同等の接触抵抗を有する刷子接点を得る
ことができるという効果がある。
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なくて、ノイズの発生が殆んど無
く、また従来の摺動接点材(6) 料による場合と同等の接触抵抗を有する刷子接点を得る
ことができるという効果がある。
出願人 田中貴金属工業株式会社
(7)
=243−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ) A u 61.5〜63.5重量%、Ag2
B 〜30重量%。 Cu 7.5〜9.5重量%より成る合金材料に、その
組成比に変更を加えずにSb、Te、Mo、Pb。 Se、As、 znの少なくとも一種を0.5〜10
重量%添加して成る摺動接点材料。 2 ) A u 61.5〜63.5重量%、Ag2
8〜30重量%。 Cu 7.5〜9.5重量%より成る合金材料に、その
組成比に変更を加えずにSb、Te、Mo、Pb。 Se、As、Znの少なくとも一種を0.5〜10重量
%添加し、さらにFe族金属を0.01〜0.5重量%
添加して成る摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57220958A JPS59110749A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57220958A JPS59110749A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110749A true JPS59110749A (ja) | 1984-06-26 |
JPH0259218B2 JPH0259218B2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=16759216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57220958A Granted JPS59110749A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110749A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01301828A (ja) * | 1988-05-28 | 1989-12-06 | Omron Tateisi Electron Co | 電気接点用合金 |
JPH01301829A (ja) * | 1988-05-28 | 1989-12-06 | Omron Tateisi Electron Co | 電気接点用合金 |
JPH06128668A (ja) * | 1991-10-30 | 1994-05-10 | Leach & Garner Co | 格別な黄色及び可逆的硬度を有する金合金 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056592A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-17 |
-
1982
- 1982-12-16 JP JP57220958A patent/JPS59110749A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056592A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-17 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01301828A (ja) * | 1988-05-28 | 1989-12-06 | Omron Tateisi Electron Co | 電気接点用合金 |
JPH01301829A (ja) * | 1988-05-28 | 1989-12-06 | Omron Tateisi Electron Co | 電気接点用合金 |
JPH06128668A (ja) * | 1991-10-30 | 1994-05-10 | Leach & Garner Co | 格別な黄色及び可逆的硬度を有する金合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259218B2 (ja) | 1990-12-11 |
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