JPS59113149A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents
刷子用摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS59113149A JPS59113149A JP57223492A JP22349282A JPS59113149A JP S59113149 A JPS59113149 A JP S59113149A JP 57223492 A JP57223492 A JP 57223492A JP 22349282 A JP22349282 A JP 22349282A JP S59113149 A JPS59113149 A JP S59113149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- sliding contact
- contact material
- sliding
- oxides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/021—Composite material
- H01H1/023—Composite material having a noble metal as the basic material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Contacts (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動接点材料の改良に関する。
従来、摺動接点材料としては各種材料が用いられ、とり
わけ刷子接点用の材料としては、Pt0.1〜1重量%
、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量(1) %、Cu15.5〜17.5重量%より成る合金材料が
広く用いられていた。
わけ刷子接点用の材料としては、Pt0.1〜1重量%
、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量(1) %、Cu15.5〜17.5重量%より成る合金材料が
広く用いられていた。
然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点では、整流
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
子との摺動時の耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く、ノ
イズ発生の原因となっていた。
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、前記合金材料を基材としてこれに特定の元素を添加さ
せで、発生する酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を向上さ
せた摺動接点材料を提供せんとするものである。
、前記合金材料を基材としてこれに特定の元素を添加さ
せで、発生する酸化物を潤滑剤とし、耐摩耗性を向上さ
せた摺動接点材料を提供せんとするものである。
本発明の摺動接点材料の1つは、Pt0,1〜1重量%
、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量%。
、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量%。
Cu 15.5〜17.5重量%より成る合金材料に、
その組成比に変更を加えずに、Nb、In、Ba、Cd
の少なくとも一種を0.5〜15重量%添加して成るも
のである。
その組成比に変更を加えずに、Nb、In、Ba、Cd
の少なくとも一種を0.5〜15重量%添加して成るも
のである。
本発明の摺動接点材料の他の1つは、PLO,1〜1重
量%、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量%、
Cu15.5〜17.5重量%より成る合金材料に、そ
の組成比に変更を加えずに、Nb、In、Ba。
量%、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量%、
Cu15.5〜17.5重量%より成る合金材料に、そ
の組成比に変更を加えずに、Nb、In、Ba。
(2)
Cdの少なくとも一種を0.5〜15重量%添加し、さ
らにFe族金属を0.01〜0.5重量%添加して成る
ものである。
らにFe族金属を0.01〜0.5重量%添加して成る
ものである。
本発明の摺動接点材料に於いて、ptO,1〜1重量%
、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量%。
、Pd42〜44重量%、Ag39〜41重量%。
Cu 15.5〜17.5重量%より成る合金材料に、
その組成比に変更を加えずに、Nb、In、Ba、Cd
の少なくとも一種を0.5〜15重量%添加している理
由は、前記合金材料の耐摩耗性を向上すべく潤滑剤とな
る酸化物を適量発生させる為で、0.5重量%未満では
酸化物の発生量が少なくて潤滑剤としての効果を発揮で
きず、15重量%を超えると酸化物の発生量が多くなり
、接触抵抗が高くなり、その上不安定となるものである
。
その組成比に変更を加えずに、Nb、In、Ba、Cd
の少なくとも一種を0.5〜15重量%添加している理
由は、前記合金材料の耐摩耗性を向上すべく潤滑剤とな
る酸化物を適量発生させる為で、0.5重量%未満では
酸化物の発生量が少なくて潤滑剤としての効果を発揮で
きず、15重量%を超えると酸化物の発生量が多くなり
、接触抵抗が高くなり、その上不安定となるものである
。
また、前記合金材料にNb、In、Ba、Cdの少なく
とも一種を0.5〜15重量%添加した他に、更にFe
族金属を0.01〜0.5重量%添加した理由は、結晶
粒を微細化し、更に一段と耐摩耗性を向上させる為で0
.01重量%未満では結晶粒微細化の効果が現われず、
0.5重量%を超えると、潤滑剤(3) として作用する酸化物の障害となるものである。
とも一種を0.5〜15重量%添加した他に、更にFe
族金属を0.01〜0.5重量%添加した理由は、結晶
粒を微細化し、更に一段と耐摩耗性を向上させる為で0
.01重量%未満では結晶粒微細化の効果が現われず、
0.5重量%を超えると、潤滑剤(3) として作用する酸化物の障害となるものである。
次に下記の左欄に示す成分組成の本発明による摺動接点
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々線径0.7mm
の刷子線材を作り、これを各々長さ8顛に切断し、2本
並列させて一端を幅IQm+s、長さ13R9厚さ0.
2mmの台材に熔接し、他端に2Rの円弧状の接触部を
曲成して刷子接点を作った。
材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々線径0.7mm
の刷子線材を作り、これを各々長さ8顛に切断し、2本
並列させて一端を幅IQm+s、長さ13R9厚さ0.
2mmの台材に熔接し、他端に2Rの円弧状の接触部を
曲成して刷子接点を作った。
そして夫々の刷子接点を円盤状の整流子に接触させ、整
流子を正逆回転させて下記の試験条件にて摺動試験を行
い、摩耗量及び接触抵抗を測定した処、下記の表の右欄
に示すような結果を得た。
流子を正逆回転させて下記の試験条件にて摺動試験を行
い、摩耗量及び接触抵抗を測定した処、下記の表の右欄
に示すような結果を得た。
試験条件
電 流 : 0.6A
電 圧 : 12■
負 荷 : 抵抗負荷
回転速度 : 1000r p m周 速
: 130〜120 m / min接触カニ
100g 試験時間 = 7時間 (4) (ダ) 上記の表で明らかなように実施例1〜7の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が低く安定していることが判る。
: 130〜120 m / min接触カニ
100g 試験時間 = 7時間 (4) (ダ) 上記の表で明らかなように実施例1〜7の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗
が低く安定していることが判る。
これはひとえに実施例1〜7の刷子接点の刷子線材を構
成している本発明の摺動接点材料が、摺動時にNb、I
n、Ba、Cd等の酸化物が発生し、この酸化物が潤滑
剤となり 耐摩耗性が向上するからに他ならない。また
酸化物が軟かい為、摺動作用により容易に除去されるの
で、接触抵抗は変らないからに他ならない。特に実施例
5〜7の刷子接点が実施例1〜4の刷子接点に比べ摩耗
量がさらに一段と少ないのは、刷子線材を構成している
本発明の摺動接点材料にFe族金属が添加されて、その
結晶粒が微細化して分散していて、耐摩耗性が一段と向
上しているからに他ならない。
成している本発明の摺動接点材料が、摺動時にNb、I
n、Ba、Cd等の酸化物が発生し、この酸化物が潤滑
剤となり 耐摩耗性が向上するからに他ならない。また
酸化物が軟かい為、摺動作用により容易に除去されるの
で、接触抵抗は変らないからに他ならない。特に実施例
5〜7の刷子接点が実施例1〜4の刷子接点に比べ摩耗
量がさらに一段と少ないのは、刷子線材を構成している
本発明の摺動接点材料にFe族金属が添加されて、その
結晶粒が微細化して分散していて、耐摩耗性が一段と向
上しているからに他ならない。
以上詳記した逼り本発明による摺動接点材料によれば、
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイズの発生が殆んど無く
、また従来の摺動接点材料による場合よりも低く安定し
た接触抵抗を有する(6) 刷子接点を得ることができるという効果がある。
従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量が極めて少なく、ノイズの発生が殆んど無く
、また従来の摺動接点材料による場合よりも低く安定し
た接触抵抗を有する(6) 刷子接点を得ることができるという効果がある。
(7)
241−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)Pt0.1〜1重量%、Pd42〜44重量%、A
g39〜41重量%、 Cu 15.5〜17.5重
量%より成る合金材料に、その組成比に変更を加えずに
Nb、 In。 Ba、Cdの少なくとも一種を0.5〜15重量%添加
して成る摺動接点材料。 2)Pt0.1〜1重量%、Pd42〜44重量%、A
g39〜41重量%、 Cu 15.5−17.5重
量%より成る合金材料に、その組成比に変更を加えずに
Nb、In。 Ba、Cdの少なくとも一種を0.5〜15重量%添加
し、さらにFe族金属を0.01〜0.5重量%添加し
て成る摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57223492A JPS59113149A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57223492A JPS59113149A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113149A true JPS59113149A (ja) | 1984-06-29 |
JPH0259208B2 JPH0259208B2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=16798981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57223492A Granted JPS59113149A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59113149A (ja) |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP57223492A patent/JPS59113149A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259208B2 (ja) | 1990-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59113149A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59107048A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59113151A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59107050A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59110749A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59107049A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59118837A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59100239A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59229445A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59182932A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59107047A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59229432A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59113140A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS6026628A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59110751A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS5967354A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59113142A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59113148A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59113141A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59113146A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS6026627A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59110747A (ja) | 摺動接点材料 | |
JPS59118838A (ja) | 刷子用摺動接点材料 | |
JPS59113147A (ja) | 摺動接点材料 | |
JPS59179731A (ja) | 刷子用摺動接点材料 |