JPS59118142A - リアルタイム表示形超音波断層装置 - Google Patents

リアルタイム表示形超音波断層装置

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JPS59118142A
JPS59118142A JP57230740A JP23074082A JPS59118142A JP S59118142 A JPS59118142 A JP S59118142A JP 57230740 A JP57230740 A JP 57230740A JP 23074082 A JP23074082 A JP 23074082A JP S59118142 A JPS59118142 A JP S59118142A
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明 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挟米公団 本発明は、リアルタイム表示影超音波断層装置に関し、
詳しくは、任意に指定した表示範囲(以下、関心領域と
いう)のみのリアルタイム走査を増加させ、その他の表
示範囲は走査を減少させることで、関心領域のフレーム
レ−1〜を増加させる機能を有する装置に関するもので
ある。
従来長監 第1図は、リアルタイム表示影超音波断層装置の一例で
あるリニア電子走査形超音波断層装置の概略構成を示す
図である。第1図において、■は超音波探触子(以下、
単に探触子という)であり、複数の振動子群から構成さ
れている。この探触子1の振動子群のうちから所定数の
振動子を超音波送受波器2のスイッチ等の振動子アドレ
ス切換回路によって選択し、この選択された振動子によ
り電気機械変換を行い、超音波信号の送受信を行わせて
、−走査線分の超音波情報を得る振動子を振動子アドレ
ス切換回路で切換えることにより超音波ビームの移動及
び走査線の移動を行う。この走査の繰り返しにより、数
フレー47秒の超音波断層像を得る。これらの制御を制
御回路3で行う。
この超音波断層像は、検波してスキャンコンバータ4に
記憶され、テレビ表示装置5のタイミングでテレビ走査
順序にテレビ表示装置5の画面上に表示される。
このようなリニア電子走査形超音波断層装置では、動画
像が得られるという意味において手動コンタクトスキャ
ン超音波断層像装置に対して有効であるが、しかしなが
ら、手動コンタクトスキャン超音波断層像装置に較べる
と、断層像の表示範囲は狭く通常胸部診断用のリアルタ
イム表示影超音波断層装置では85〜120mn程度の
視野しか得られない。
そこで、視野幅を広くするためには、走査ピッチ間隔を
広げるか、あるいは走査本数を増加させなければならな
いが、前者は画像分解能が劣化させるため有効な手段と
はならない。一方走査本数を増加させると、増加した割
合でフレームレートの低下を生じる。
また、方位分解能を向上させるために多段フォーカスを
用いる手法も実用化されているが、この方式は、1本の
走査線情報を得るのに数回の超音波送受信を繰り返さな
ければならないので、フレーム数を低下させる。
このように、従来のリアルタイム表示影超音波断層装置
の表示視野を拡大させるようにすると、フレームレート
が減少し、真のリアルタイム性を失ってしまう欠点があ
った。
1孜 本発明の目的は、前記欠点を除去し、関心領域の表示フ
レームレートをあげるために関心領域部分の走査回数を
、その他の部分の走査回数より多くすることにより、リ
アルタイムで必要部分の表示フレームレ−1へを増加さ
せるようにしたリアルタイム表示影超音波断層装置を提
供することにある。
オ」1苅9」Q」 第1図に示す従来のリニア電子走査形超音波断層装置に
おいて、本発明の詳細な説明する。
従来の装置は、全走査範囲に対し、均等な超音波の送受
信を行って全画面の超音波断層像を得ている。一本の走
査線情報を得るのに、例えば18cm深度までの画像を
表示するためには、音速を1530m/sとすると、2
34μSの時間を必要とする。走査線数を140本とす
ると、30フレ一ム/秒の画像が得られる。0゜75n
wnピッチ間隔とすると、105胴の走査幅となる。前
記条件で走査幅を増加させるか、ピッチ間隔を狭くし、
かつ同一の走査幅を得ようとした場合、あるいは送受波
多段フォーカスにより高分解能の画像を得ようとした場
合、フレームレ−1〜は減少し、リアルタイム性を失わ
れてくる。
そこで、第2図に示すように、走査線位置の選択に重み
付けを行い、リアルタイム性を必要とする診断領域(関
心領域)M−Nの走査線選択回数を多くすることにより
関心領域M−Hのフレームレートを減少させないように
する。
第2図中、A、B、M、Nは探触子の振動子番地、Sは
各振動子から打出される超音波の中心線を示す。ここで
関゛心領域M−Nは、例えば、胎児の心臓等限定された
部分をいい、妊娠早期の胎児心臓の診断は、リアルタイ
ム性−を必要とする場合である。
夫」l礼 第3図は、第1図に示す超音波送受信回路2の制御回路
3を本発明の原理に基づいて構成した一実施例を示す図
であり、関心領域M−Nを固定した場合の走査方式を採
用したものである。
第3図において、10は探触子の振動子駆動アドレス切
換回路、11はROM (R,e a a  Oni 
y  M e m o r y )であり、このROM
IIには走査アドレスの全アドレスをすべて指定した内
容、例えば、第4図または第5図に示すような走査アト
゛レスを書込んである。12はアドレスカウンタであり
、その出力は前記ROMIIの読出しアドレスを指定す
る。13は通常動作との切換えを行う動作モード切換器
、14は一致回路であり、ROMIIの出力と超音波探
触子によって決められる超音波送受信終了アドレスとの
一致を検出するものである。この一致回路14の出力に
よってアドレスカウンタ12は初期値にロードされるよ
うに構成されている。USは超音波、CUはアドレスカ
ウンタ12のカウントアツプ信号、SAは超音波送受信
開始アドレス(初期値)、EAは超音波送受信終了アド
レス、vcは定電圧源である。
第6図は、本実施例の動作を説明するためのタイムチャ
ートである。Y−5YNCはY@力方向同期信号、US
Pは超音波打出しパルス、CUはアドレスカウンタ12
のカウントアツプ信号である。
次に、本実施例の動作を第3図において第4図に示す内
容のROMIIをセットしたものとして説明する。
(1)通常表示の場合 動作モート切換器13を通常表示側に接続してアドレス
カウンタ12の出力と同一値を出方するようにROMI
Iに書込んでおく。次に、超音波送受信開始スイッチ(
図示していない)を投入すると、第6図に示すY−8Y
NCに同期して超音波が打出されると同時にカウントア
ツプ信号cUが発生する。このカウントアツプ信号CU
をアドレスカウンタI2のカウントでROMIIに入力
する。アドレスカウンタ120カウントの開始は超音波
送受信開始アドレスSAの入力によって開始する。この
とき、ROMIIはアドレスカウンタ12の値に対応し
た振動子駆動アドレスを出力し、これにより振動子駆動
アドレス切換回路10を制御してA番地から順次B番地
まで走査する。
B番地の振動子から超音波が打出されると、−数回路1
4からROMIIの出力と超音波送受信終了アドレスE
Aとの一致信号(イ)を出力しアドレスカウンタ12に
入力してアドレスカウンタ12をロードして初期値(A
番地のアドレスに対応する値)に戻す。この一連の動作
で1フレームの画像が形成される。この一連の動作を繰
り返すことによって表示に必要なフレーム数を得る。
(2)関心領域表示の場合 動作モード切換器13を関心領域表示側に接続してRO
MIIに記憶されている内容、即ち第4図に示すような
走査データがセットされ、アドレスカウンタ12に初期
値SAを設定する。
次に、超音波送受信開始スイッチを投入すると前記Y−
3YNCと同期して発生するカウントアツプ信号CUが
アドレスカウンタ12へ入力され、ア1くレスカウンタ
12でカウントされる。このカウント値に対応するRO
MIIの読出しアドレスがアクセスされて読出され、振
動子駆動アドレス切換回路10に入力され、所定の振動
子から超音波が打出され、その反射波が受信される。こ
の一連の動作によってA番地からB番地まで掃引され、
関心領域を含む全領域の1フレームの画像が形成され、
次にM番地からN番地まで掃引され、関心領域の2フレ
ーム目の画像が形成される。そして、N番地の振動子か
ら超音波が打出され、アドレスカウンタ12の出力と超
音波送受信終了アドレスEAとが一致すると、−数回路
14から一致信号(イ)を出力する。この一致信号(イ
)は、アドレスカウンタ12のロード入力端子に入力さ
れ、アドレスカウンタ12をロードして初期値に戻す。
この一連の動作を繰り返すことによって関心領域表示に
必要なフレーム数を得る。
ここで、前述のように、超音波はY−8YNCに同期し
て打出されるが、その超音波打出し掃引は、第4図に示
すA番地から掃引を開始し、B番地まで掃引されると、
M番地まで戻ってここから新に掃引が開始されN番地ま
で掃引されるようにROMIIの内容が構成されている
。例えば、第7図に示すように、アドレスカウンタ12
のカウント出力が「O」のとき、ROMIIの出力はA
番地のアドレス、「n」のとき、ROMIIの出力はB
番地のアドレス、rn+IJのとき、ROM1lの出力
はM番地のアドレス、r n + m Jのとき、RO
MIIの出力はN番地のアドレスとなるように構成され
ている。
第8図は、本発明の制御回路の他の実施例の構成を示す
図であり、関心領域及び関心領域の表示フレーム数の増
減を選択的に可変する方式のものである。
第8図において、20は振動子駆動アドレス切。
挽回路、21は関心領域表示用フレームの数を設定する
フレーム数設定器、22はエンコーダ、23はフレーム
数制御用カウンタ、24はフリップフロップ、25は第
1セレクタであり、フリップフロップ24の出力がロー
(L)のとき、第1アドレスカウンタ26にカウントア
ツプ信号CUが入力するように選択し、ハイ(H)のと
き、第2アドレスカウンタ27にカウントアツプ信号C
Uが入力するように選択するものである。26は第1ア
ドレスカウンタであり、全領域走査時の掃引アドレスを
出力するものである。例えば、第4図に示すA番地から
B番地まで掃引アドレスを決定する。27は第2アドレ
スカウンタであり、関心領域走査時の掃引アドレスを決
定するものである。
例えば、第4図に示すM番地からN番地までの掃引アド
レスを決定する。28は第2セレクタであり、フリップ
フロップ24の出力がロー(L)のとき、第1アドレス
カウンタ26の出力を選択し、ハイ(H)のとき、第2
アドレスカウンタ27の出力を選択するものである。2
9.30は一致回路、31.32はエンコーダ、33は
関心領域走査時の掃引開始位置を設定する関心領域掃引
アドレス設定器、34は関心領域走査時の掃引終了位置
を設定する関心領域掃引終了アドレス設定器、Aは全領
域走査時の掃引開始位置の超音波送受信開始アドレス、
Bは全領域走査時の掃引終了アドレス、Mは関心領域走
査時の掃引開始位置の開始アドレス、Nは関心領域走査
時の掃引終了位置の終了アドレスである。
なお、前記関心領域走査時の掃引開始位置を設定する関
心領域開始アドレス設定器33及び関心領域終了アドレ
ス設定器34にボリュームを使用する場合には、エンコ
ーダの代りにアナログデジタルコンバータを使用する。
次に、この実施例の関心領域表示の場合の動作を説明す
る。
第7図において、フレーム数設定器21で関心領域表示
に必要なフレーム数を設定し、関心領域走査時の掃引開
始位置及び掃引終了位置のアドレスM、Nを設定する関
心領域開始アドレス設定器33及び関心領域終了アドレ
ス設定器34で設定する。このとき、フリップフロップ
24の出力は、ハイ(H)になっており、第1セレクタ
25及び第2セレクタ28は関心領域M−Nを走査する
アドレス、即ち、第2アドレスカウンタ27にカウント
アツプ信号CUが入力し、その出力が振動子駆動アドレ
ス切換回路20に入力するようになっている。
次に、超音波送受信開始スイッチを投入すると、第6図
に示すY−8YNCに同期して超音波が打出されると同
時にカウントアツプ信号CUが発生し、第1セレクタ2
5を通って第2アドレスカウンタ27に入力され、カウ
ントアツプ信号CUかカウントされる。このカウント数
は、第2セレクタを通って振動子駆動アドレス切換回路
20に入力してM番地の振動子から順次駆動させ、N番
地の振動子まで掃引する。このようにして第2アドレス
カウンタ27の出力がN番地の振動子に対応するカウン
ト数になると、−数回路29が動作して一致信号(ロ)
を出力し、第2アドレスカウンタ27をロードして初期
値に戻すと同時に、フレーム数制御用カウンタ23に入
力して、このカウンタ23のセットカウントを順次1カ
ウントだけダウンさせる。この一連の動作を繰り返して
カウンタ23のセットカウント数が「0」になると、ボ
ロー信号(ハ)が出力し、フリップフロップ24を反転
させると共に、このカウンタ23をロードして初期値に
戻す。これによりフリップフロップ24の出力はロー(
L)になり、第1セレクタ25及び第2セレクタ28は
、全領域走査を行う第1アドレスカウンタ26にカウン
トアツプ信号CtJが入力し、その出力が振動子駆動ア
ドレス切換回路20に入力するように接続され、カラン
1〜アツプ信号CUが第1アドレスカウンタ26に入力
される。第1アドレスカウンタ26の出力は、第2セレ
クタ28を通って振動子駆動アドレス切換回路20に入
力してA番地の振動子から順次駆動させてB番地の振動
子まで掃引する。第1ア1くレスカウンタ26の出力が
B番地の振動子に対応するカウント数になると、−数回
路30が動作して一致信号(ニ)を出力する。この一致
信号(ニ)は、第1アドレスカウンタ26のロード入力
端子に入力し、このカウンタ26をロードして初期値に
戻すと同時に、フリップフロップ24に入力してその出
力を反転させる。この一連の動作を繰り返すことによっ
て関心領域表示に必要なフレーム数を得る。
前述のように、フレーム数設定器21.関心領域開始ア
ドレス設定器33及び関心領域終了アドレス設定器34
のそれぞれの設定値を任意に選択することにより、希望
する関心領域幅及び表示フレームレ−)〜を得ることが
できる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されることな(、そ
の要旨を変更しない範囲において種々変更し得ることは
勿論である。
紘果 以上説明したように、本発明によれば、関心領域部分の
走査回数をその他の部分の走査回数よりも多くすること
により、リアルタイムで必要部分の表示フレームレート
を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、リニア電子走査形超音波断層装置の概略構成
を示す図、第2図は、走査の重み付けを説明するための
図、第3図は、本発明の制御回路の一実施例の構成を示
す図、第4図、第5図は、本発明の走査アドレスの実施
例を示す図、第6図及び第7図は、第3図の実施例の動
作を説明するための図、第8図は、本発明の制御回路の
他の実施例の構成を示す図である。 10.20・・・振動子駆動アドレス切換回路、ll・
・・ROM、12・・・アドレスカウンタ、13・・・
動作モード切換器、14,29.30・・・一致回路、
21・・・フレーム数設定器、22,31.32・・・
エンコーダ、23・・・フレーム数制御用カウンタ、2
4・・・フリップフロップ、25・・・第1セレクタ、
26・・・第1アドレスカウンタ、27・・・第2アド
レスカウンタ、28・・・第2セレクタ、33・・・関
心領域掃引開始アドレス設定器、34・・・関心領域掃
引終了アドレス設定器。 代理人 弁理士 秋田収喜 第1図 第2図 第3図 【− 第4図     第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波探触子、超音波送受波器、制御回路、デジ
    タルスキャンコンバータ、テレビ表示装置等からなるリ
    アルタイム表示影超音波断層装置において、関心領域部
    の走査回数をその他の部分の走査回数を多くする走査手
    段を設けたことを特徴とするリアルタイム表示影超音波
    断層装置。
  2. (2)超音波探触子、超音波送受波器、制御回路、デジ
    タルスキャンコンバータ、テレビ表示装置等からなるリ
    アルタイム表示影超音波断層装置において、関心領域部
    の走査回数をその他の部分の走査回数を多くする走査手
    段と、前記関心領域幅及び関心領域部フレーム数の増減
    を選択的に可変する制御手段を設けたことを特徴とする
    リアルタイム表示影超音波断層装置。
JP57230740A 1982-12-24 1982-12-24 リアルタイム表示形超音波断層装置 Granted JPS59118142A (ja)

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JPH0254096B2 JPH0254096B2 (ja) 1990-11-20

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