JPH0460653B2 - - Google Patents

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JPH0460653B2
JPH0460653B2 JP58236383A JP23638383A JPH0460653B2 JP H0460653 B2 JPH0460653 B2 JP H0460653B2 JP 58236383 A JP58236383 A JP 58236383A JP 23638383 A JP23638383 A JP 23638383A JP H0460653 B2 JPH0460653 B2 JP H0460653B2
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JP
Japan
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scanning
ultrasonic
transducers
fan
transmission
Prior art date
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JP58236383A
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English (en)
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JPS60129037A (ja
Inventor
Juichi Muranaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP23638383A priority Critical patent/JPS60129037A/ja
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Publication of JPH0460653B2 publication Critical patent/JPH0460653B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は台形型の走査方式を採用した超音波診
断装置に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、生体の腹部診断用としてリニア走査方式
による超音波診断装置が用いられていたが、リニ
ア走査方式では視野が狭い欠点があり、視野を大
きくしようとすれば振動子数が増加し第1図の破
線で示すように超音波プローブ20が大きくなる
という欠点があつた。
そこで、近年第1図の実線で示すように台形走
査方式の超音波プローブ21を用いた超音波診断
装置が登場し、小型のものでもかなり大きな視野
を得られるようになつた。
しかしながら、従来装置により台形型の画面を
構成しようとする場合には、第2図に示すように
超音波プローブ21による斜め方向のキヤンの重
ね合せとか、第3図に示すように超音波プローブ
21によるリニア走査とセクタ走査とを併用する
リニアコンパウンド走査(マルチセクタ走査)
(米国特許第4159462号)などが考えられている
が、これらの走査方式では一画面を構成する時間
が長くリアルタイム性を欠くという問題点があつ
た。
また、第4図に示すように超音波プローブ21
を用い、走査面中央部におけるリニア走査と、両
端部におけるセクタ走査とを単純に組合せる走査
方式も考えられるが、この走査方式の場合にはリ
ニア走査部とセクタ走査部との境界部で走査線密
度が不均一となり、超音波画像のつながりが悪化
するという問題点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、リアルタイム性に優れかつ広い視野を有する
超音波画像を得ることのできる超音波診断装置の
提供を目的的とするものである。
〔発明の概要〕 上記目的を達成するための本発明の概要は、複
数の振動子を並設してなる超音波プローブを備
え、その各振動子を駆動制御して超音波の送受信
を行ない、受信したエコー信号を信号処理して表
示手段上に超音波画像を得るようにしてなる超音
波診断装置において、前記振動子のうち順次選択
した任意個数の振動子各々に対し所定の遅延量を
付与して扇状リニア走査を行なうとともに、走査
範囲の少なくとも一部においてセクタ走査を行な
うよう超音波の送受信制御を行なう制御手段を具
備したことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第5図は本発明の超音波診断装置の実施例を示
すブロツク図である。
同図において、1aは記憶手段であり、レイト
信号データ、超音波の送受信の各走査線毎の駆動
素子データ及び遅延データを蓄えている。記憶手
段1aの前記各データは送信制御手段1bにより
読出し制御され超音波診断装置の各部へ転送され
るようになつている。
2−1〜2−mは送信遅延部、3−1〜3−m
はパルサ、4は高圧スイツチ群であり、記憶手段
1aのレイト信号データ及び遅延データは送受信
制御手段1bにより制御れて送信遅延部2−1〜
2−mに転送され、またレイト信号データ及び駆
動素子データは高圧スイツチ群4に転送されるよ
うになつている。
21は、複数の振動子5−1〜5−nを並設し
てなる超音波プローブで、これらの振動子5−1
〜5−nはパルサ3−1〜3−m(m≦n)高圧
スイツチ群4を介して送られてくる励振信号によ
り駆動されるようになつている。
6−1〜6−mは、振動子5−1〜5−nから
高圧スイツチ群4を介して入力される超音波のエ
コー信号を増幅するプリアンプ、7−1〜7−m
は受信遅延部で、送受信制御手段1bから転送さ
れる遅延データが入力され、プリアンプ6−1〜
6−mの出力信号に所定の遅延時間を付与して加
算器8に送出するようになつている。
加算器8の出力は送受信制御手段1bにより制
御されるエコー信号処理回路9に入力され、ここ
でエコー信号に対しフイルタリング、対数変換、
検波、STC(Sensitive Time Contrvl)補正等の
信号処理がなされた後、デイジタルスキヤンコン
バータ10を介して表示手段11に入力され、表
示手段11上に超音波画像が表示されるようにな
つている。
上記構成の装置において、生体内へ超音波のパ
ルスを送信する場合には、送受信制御手段1bか
ら送信遅延部2−1〜2−mへレイト信号データ
及び送信のための遅延データが転送される。送信
遅延部2−1〜2−mはこれらのデータに基づき
フオーカス及び偏向のための遅延時間信号をパル
サ3−1〜3−mに与えて駆動する。
パルサ3−1〜3−mの出力信号は高圧スイツ
チ群4を介して振動子5−1〜5−nへ入力され
るが、このとき高圧スイツチ群4は送受信制御手
段1bら転送される駆動素子データにより励振す
べき振動子に対応するチヤンネルのみがオン状態
に保持される。
したがつて、振動子5−1〜5−nのうち、x
番目(x=1,2,3……n)の振動子5−xか
ら5−(x+m−1)番目の振動子のみが励振さ
れる。例えばx=10,m=6とすると振動子5−
10から振動子5−15までの6個の振動子のみ
が励振される。但し、m=1,2,3,……n
(整数)である。
このようにして駆動素子データにより設定され
る任意数の振動子が励振され、超音波パルスを生
体内へ送波する。
生体内からの超音波エコーは、送信時と同じ振
動子5−x〜5−(x+m−1)により受信され
電気信号であるエコー信号に変換される。さらに
送信時と同じ高圧スイツチ群4のチヤンネルを経
てプリアン6−x〜6−mに入力されて増幅され
た後、送受信制御手段1から転送される遅延デー
タにより制御されている受信遅延部7−x〜7−
mに入力される。
このエコー信号は受信遅延部7−x〜7−mに
おいてフオーカス及び偏向のために遅延させら
れ、次いで加算器8、エコー信号処理回路9、デ
イジタルスキヤンコンバータ10で順次既述した
ような信号処理が行なわれて表示手段11により
超音波画像が表示される。
以下同様にして記憶手段1aに蓄えられている
レイト信号データ、駆動素子データ及び遅延デー
タが送受信制御手段1bにより読出し制御され高
圧スイツチ群4、送信遅延部2−1〜2−n,7
−1〜7−nに転送されるが、各レイト毎に駆動
される送受信遅延部2−1〜2−m,7−1〜7
−m、高圧スイツチ群4の各素子は一素子ずつず
れ、また遅延時間も角度Δθ偏向するために微小
時間ずれて第6図に示すような台形型でかつリニ
ア走査とセクタ走査とを併有した扇状リニア走査
が行なわれ、リアルタイム性が良かつ広い視野の
走査面が得られる。
この場合、振動子5−1〜5−nによる走査線
数は通常のリニア走査の場合と同じであり、一
方、走査面積的にはリニア走査の場合よりも広く
なるため、走査線密度が低下することになるが、
第7図に示すように走査領域のうち中央部におい
て一旦扇状リニア走査を中止し、セクタ走査のみ
を行なつた後再び扇状リニア走査を行なうことに
よつて走査面全の走査線密度を向上させることが
できる。
また、この様な方法は各近接した走査線間の時
相差が少ないため、比較動きの早い臓器の診断を
行つても超音波画像ずれを生じにくい。
このような走査を行なうために必要な制御デー
タは、予め記憶手段1aのレイト信号データ、駆
動素子データ及び遅延データに書き込んでおけば
よい。例えば60個の振動子を用い、5個ずつ励振
して超音波の送波を行なう場合には、28番目から
32番目の振動子の励振時において、高圧スイツチ
群4、送、受信遅延部2−1〜2−m,7−1〜
7−mをその各振動子に対応させて固定し、各振
動子を所要回数異なる遅延データに基づいて励振
するような、即ち、第7図に示すように走査領域
の中央部においてのみ一旦扇状リニア走査を中止
し、セクタ走査のみを行なうような制御デタを前
記レート信号データ、駆動素子データ、遅延デー
タに書き込んでおけばよい。
尚、上述した第7図に示す走査方式のほか、走
査面の任意の領域において一旦扇状リニア走査を
停止し、セクタ走査のみを行なつた後再び扇状リ
ニア走査を行なうこともできる。
本発明は上述した実施例に限定されるものでは
なく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
ることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、任意個数の振動
子毎に扇状リニア走査を行なうようにしたもので
あるから、リアルタイム性に優れかつ広い視野を
有する超音波画像を得ることのできる超音波診断
装置を提供し得るものである。また、超音領域の
一部においてセクタ走査を行うことにより、所望
領域の走査線密度が向上するとともに、走査面全
体の走査線密度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリニア走査と台形走査とを比較
した平面図、第2図は2方向の斜めスキヤンを合
成して台形状の走査を行なう場合の平面図、第3
図はリニアコンパウンド走査により台形状の走査
を行なう場合の平面図、第4図はリニア走査とセ
クタ走査を合成して台形状の走査を行なう場合の
平面図、第5図は本発明の一実施例を示すブロツ
ク図、第6図は第5図に示す装置による扇状リニ
ア走査を行なう場合の平面図、第7図は第5図に
示す装置による走査面のうち中央部でセクタ走査
のみを行なう場合の平面図である。 5−1〜5−n……振動子、11……表示手
段、21……超音波プローブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 超音波の送受信を行う振動子を複数個並設し
    てなる超音波プローブを備え、その振動子のうち
    順次選択した任意個数の振動子各々に対し所定の
    遅延量を付与して扇状リニア走査を行い、受信し
    たエコー信号を信号処理して表示手段上に超音波
    画像を得るようにしてなる超音波診断装置におい
    て、走査範囲の少なくとも一部において扇状リニ
    ア走査を停止してセクタ走査を行いセクタ走査終
    了後再び扇状リニア走査を行うように超音波の送
    受信制御を行なう走査手段を備えたことを特徴と
    する超音波診断装置。
JP23638383A 1983-12-16 1983-12-16 超音波診断装置 Granted JPS60129037A (ja)

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JP23638383A JPS60129037A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 超音波診断装置

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JP23638383A JPS60129037A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 超音波診断装置

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JPS60129037A JPS60129037A (ja) 1985-07-10
JPH0460653B2 true JPH0460653B2 (ja) 1992-09-28

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