JPS5911536A - 情報信号の記録媒体 - Google Patents

情報信号の記録媒体

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Publication number
JPS5911536A
JPS5911536A JP12042082A JP12042082A JPS5911536A JP S5911536 A JPS5911536 A JP S5911536A JP 12042082 A JP12042082 A JP 12042082A JP 12042082 A JP12042082 A JP 12042082A JP S5911536 A JPS5911536 A JP S5911536A
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JP
Japan
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recording medium
recording
cylindrical base
film
cylindrical
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Pending
Application number
JP12042082A
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English (en)
Inventor
Toshio Kaneshiro
金城 寿雄
Kenji Kawano
兼資 川野
Seiichi Takashima
高島 征一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd, Nippon Victor KK filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS5911536A publication Critical patent/JPS5911536A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/74Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
    • G11B5/76Drum carriers

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種の情報信号の記録内生に用いることので
きる情報信号の記録媒体に関するものであり、特に記録
面が円筒の外周側面上に形成されこいる形態の情報信号
の記録媒体に関するものである。
各種の記録内生方式による情報信号の記録内生装置とし
ては、情報信号の記録媒体として、/−ト状のもの、テ
ープ状のもの、円盤状のもの、円筒状のものなど、そね
ぞれ形態を異にする各種の記録媒体を使用した多くの構
成形態のものが知らねてψる。
ところで、記録面が円筒の外周側面上に形成されてψる
形態の円筒状の情報信号の記録媒体を用いた記録再生装
置は、記録媒体の駆動回転機構が簡単なもので良く、ま
た、記録再生素子と記録媒体における記録面との相対線
速度が記録面の全域において一定にできるなどの特徴を
有しており、従来から各種の記録再生方式による記録内
生装置で実用されている。
(従来技術) 従来、円筒の外周側面上に記録面を形成させた構成珍態
の情報信号の記録媒体において、例えば、いわゆる磁気
トラムのような磁気記録媒体としては、アルミニウムな
どの金属、あるいは合成樹脂拐料などで作らねた円筒状
の基体の外周側面に精密な研磨加工を施こし、前記の研
磨加工によって所要の面粗らさの状態にさねた円筒状の
基体の外周側面上に、例えば、磁材塗料の塗布、磁性材
料の蒸!、スパッタリングなどの各種の付着手段の適用
によりm性層を付着形成させることによって円筒状の磁
気記録媒体を構成させたもの(特願昭56−17186
8号明細書参照)や、柔軟性を有するプラスチックフィ
ルム、例えば、ポリエチレンテレフタレーI゛フィルム
に磁性層を付着形成させたものを円筒状に折り曲げて端
部を貼り合わせて、円筒状の磁気記録媒体に構成させた
もの(特願昭57−37851号明細書参照)などがあ
る。
(発明の解決しようとする問題点) 前記した従来技術における前者形態の磁気記録媒体にお
いては、その磁気記録媒体で高密度記録再生が行なわれ
るよ5になさゎる場合のm性層が付着形成キ±]る円筒
状の基体の面としては、極めて高い平滑度を有するもの
になされていることが必要とされるために、円筒状の基
体の研磨加工として、高精度の研磨加工が要求さね、そ
ねにより当然のことながら加工々程が複雑になり製品の
コストが高いものになるという欠点があった。
また、前記した従来技術における後者形態の磁気記録媒
体においては、柔軟性を有する磁気記録媒体の端部の貼
り合わせに際して、その貼り合わされた部分に凹凸が存
在しない状態のものとして磁り記録媒体が構成されるよ
うに磁気記録媒体の量産を行なうのが極めて容易でない
と1/15ことが問題となった。
すなわち、柔軟性を有する磁気記録媒体を円筒状に折曲
げ、そわの端部を突合わせて貼着し、所定の径の円筒状
の61気記録媒体を構成させようとする場合には、所定
の径寸法を有する円筒状の貼合わせ用治具の外周側面に
、前記した円筒状の貼合わせ用治具の外周側面を正確に
1周丁きろような形状寸法に裁断された磁気記録媒体ノ
ートを巻きつけて、そJlの突合わせ端部を貼合わせる
ことが必要とさハろが、前記した所定の形状寸法の磁気
記録媒体/−1・を得る際の裁断時に生じる極く僅かな
寸法誤差や、円筒状の貼合わせ用治具の直径の極く僅か
な寸法誤差などがあっても、磁気/−トの突合わせ端部
間に重ね合わせが生じたり、あるいは磁気ノートの突合
わせ端部間に隙間が生じたりすることが起こる。
そして、前記のように、磁気ノートの突合わせ端部間に
凹凸が生じた場合には、磁りヘソトが前記の凹凸部を通
過する際に跳躍したり振動を起こしたりするので、凹凸
部の寸法よりもはるかに大ぎな距離にわたって信号の欠
落が発生し、また、高速回転を行なう円筒状の磁気記録
媒体では前記したm7ヘッドの跳躍や振動によって磁気
記録媒体の記録面や磁気ヘットの磁気空隙などがたちま
ちにして損傷さ11てしようことが起こる。
こねまでの説明では、円筒状の磁ヌ記録媒体を例に挙げ
て問題点の所在を明らかにしたが、記録内生の原理が固
気的なものでない他の構成形態の円筒状の記録媒体につ
いても、前記した問題点が同様に存在する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、従来の情報信号の記録媒体における上記した
問題点を解決するためになさねたものであり、円筒状の
基体の直径なりとしたときに、W〈πD(ただし、πは
円周率)の関係を満足する如き巾寸法となさ11ている
とともに、柔軟性を有し、かつ、充分に平滑な表面性を
備えているプラスチックフィルムが、前記した円筒状の
基体の外周側面上にらせん状に巻回被覆されて、前記し
た円筒状の基体の外周側面上に前記したプラスチックフ
ィルムの嚇一層により充分に平滑な表面性を備えてfる
被覆層が構成サネており、また、前記した被覆層の表面
には信号の記録膜が形成されている情報信号の記録媒体
を提供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の情報信号の記録
媒体の具体的な内容を詳細に説明する。
第1図乃至第3図は、本発明の情報信号の記録媒体の構
成原理を示すための斜視図(第1図)、側面図(第2図
)、及び展開図(第3図)であり、第1商において、l
は円筒状の基体、2は円筒状の基体1の外周側面上に被
覆さ」また被覆膜であり、この被覆膜2はプラスチック
フィルム上に記録膜が形成さねているものである。
前記の円筒状の基体lはそねの直径がDであり、また、
被覆膜2は前記した円筒状の基体1における外周の円周
長をπDとしたときに、πD)Wの関係を満足する如き
巾寸法WのものとなさJlており、この被覆膜2はそね
が円筒状の基体1の外周側面上へ、らせん状に、しかも
、隣接する相互間のものの間で隙間や重畳部分が生じな
いような巻回態様(このような状態での巻回態様を密実
な巻回態様と呼ぶことにする)を以って巻回さねること
により形成されるもので5被覆膜2は円筒状の基体lの
夕を周側面上に平滑性の充分に良好な表面を出現きせる
前記した被覆膜2のベースとなるプラスチックフィルム
としては、柔軟性を有し、かつ、充分に平滑な表面性を
有するものが使用されるのであり、そのプラスチックフ
ィルムとしては、使用温度範囲が一70℃〜150℃に
おいて、引張強き、伸び、耐衝撃性などの機械的強度に
優れ、また、表面の平滑性も充分に良好なものが容易に
得らねるポリエチレンテレフタレートフィルムが好適に
使用テきる。
円筒状の基体1の外周側面上に被覆膜2を形成させろに
当って、前述のような巾寸法Wを有するポリエチレンテ
レフタレートフィルムが、そねの表面に予め記録膜が付
着形成させである状態のものであると、円筒状の基体1
の外周側面上が平滑性の充分に良好な記録膜で被覆さね
た円筒状の記録媒体を容易に構成できることになる。
本発明の情報信号の記録媒体を磁ヌ記録媒体として実施
する場合如け、ポリエチレンテレフタレートフィルム上
に予め磁性膜が付着形成されている充分に平滑性の良好
なmヌテープを前述のような所要の巾寸法Wのものとし
て、直径りの円筒状の基体1の外周側面上へ密実に巻回
すわばよい。
その場合に、磁免テープにおけるS性膜は、磁性塗料が
塗布されることによって構成さ」またものでも、磁性材
料が蒸着法やスパッタリンク法、無電解メッキ法、その
他の方法によって形成さJまたものでもよいが、何れの
場合でも磁性膜の表面は充分に平滑な状態に仕上げらね
ていることが必要である。
次に、円筒状の基体1の外周側面上に被覆膜2を形成さ
せるに当って、まず、前述のような巾寸法Wを有するポ
リエチレンテレフタレートフィルムを円筒状の基体1の
外周側面上に密実に巻回核種し、円筒状の基体の外周側
面上に充分に平滑性の良好な面を実現させた後に、その
面上に記録膜を形成させるようにして充分に平滑性の良
好な記録膜を有する情報信号の記録媒体を構成させるよ
うにすることもできる。
その場合に、本発明の情報信号の記録媒体を磁メ記録媒
体として実施する場合には、円筒状の基体】の外周側面
上を被覆したポリエチレンテレツクレートフィルムの表
面に、磁性塗料の塗布や、蒸着法、スパンタリング法、
無電解メッキ法など:(よる白性材料の付着形成、など
の手段によって磁性膜を形成させるのであり、そのよう
にして形成さねた磁性膜はそれの表面の平滑性が所望の
ものとなるように、それに例えばパフ仕上げその他の手
段が適用される。
円筒状の基体1は、それを中空状のものとすると、その
中空々胴内の空間を利用して、そこに情報信号の記録媒
体の駆動回転用のモータなどを配置することができるよ
うな構成の情報信号の記録媒体を容易に作ることができ
るが、円筒状の基体Iは中空状のものでないものが使用
さねてもよい。
円筒状の基体1が中空状のものであった場合には、情報
信号の記録媒体を駆動回転させるための回転軸が、中空
円筒状の基体に対して適当な手段によって取付けらねる
べきことはいうまでもないが、その構成例が後述さねて
(Aる。
円筒状の基体1は、適当な桐材で構成さねたものを使用
でき、例えば、アルミニウムその他の金属や各種のプラ
スチックにより構成された円筒体。
中空円筒体などを用いることができる他、柔軟性を有す
る/−ムレスチューブなども用いることができる。
直径りの円筒状の基体1の外周側面上に、πD〉Wの関
係を有する巾寸法Wの被覆膜2またはプラスチックフィ
ルム(以下、単にプラスチックフィルムあるいは被覆層
の素拐と記載することがある)を、らせん状に、しがも
隣接する相互間のものの間で隙間や重畳部分が生じない
ような巻回態様(密実な巻(ロ)態様)を以って巻回す
るのには、一定の巾Wを有するプラスチックフィルムを
第2図及び第30中のθの角度だけ線o−oに対してプ
ラスチックフィルムの側縁が傾斜している状態となるよ
うにして、円筒状の基体1の外周側面にプラスチックフ
ィルムを巻回すねばよい。
第3図は、直径りの円筒状の基体1の外周側面に、πD
)Wの関係にある巾寸法Wのプラスチックフィルムが密
実な巻回態様を以って巻回さゎている場合に、そねを円
筒状の基体1の中心軸に平行な1つの線i(または■)
によって切開いた状態の展開図であり、第3図中のtは
第1図及び第2図中に示されている円筒長tであり、ま
た、第3図中のし一πDは、第1図及び第2図に示す円
筒状基体1の外周の円周長である(なお、この第3図で
は円筒状の基体1の直径りに比べてプラスチックフィル
ムの厚さが無視できるものとして、展開図中の縦方向に
おける寸法りを簡単のためにL=πDとしているが、実
際にはプラスチックフィルムの厚さをtとすれば L=
πD+2 tとして表わされるものである)。
第3図において、a点とb点と、0点とd点と、0点と
f点と、g点とh点とは、そゎぞれ第1N及び第2図に
示さねている円筒状の記録媒体をそれの回転軸と平行な
線a−g(線b−hも同じ)で展開する以前の状態にお
ける線a−g(線b−h)上における同一の点であり、
したがって、線c−dと線e−fとは、線o−oに平行
で線a−g及び線b−hに対して直交している。
そして、前述のように、直径りの円筒状の基体1の外周
側面上に、πD)Wの関係を有する巾寸法Wのプラスチ
ックフィルムが、らせん状に、しかも、隣接する相互間
のものの間で隙間や重畳部分を生じていない巻回態様(
密実な巻回態様)で巻回さねたときは、巾寸法が、Wの
プラスチックフィルムはそれの縁と線o−oとがθの角
度で傾馴している状態となされているのであり、前記の
角度θ(傾斜角θ)は第3図より明らかなように、プラ
スチックフィルムの巾寸法Wと、円筒状の基体のりを周
の円周長L−πDとを用いて次式のように示されるもの
である。
すなわち、直径がDの円筒状の基体1の外周側面上に、
πD)Wの関係を有する巾寸法Wのプラスチックフィル
ムを密実な巻回態榊で巻回するのには、円筒状の基体1
の回転中心線を法線とする如き平面と円筒状の基体1の
外周側面との交線と、プラスチックフィルムの縁とのな
す傾斜角θが、前記の(1)式で示さねろθとなるよう
にプラスチックフィルムを傾斜すせた状態でプラスチッ
クフィルムを円筒状の基体の外周側面上に巻回すねばよ
いのである。
1例として、円筒状の基体1の直径りが25胡、プラス
チックフィルトの巾寸法Wが254馴のときの前記の傾
斜角θは約18°52’7″となる。
前述のように直径がDの円筒状の基体1に対して、πD
)Wの関係を満足する如き巾寸法Wのプラスチックフィ
ルムを円筒状の基体1の外周側面上に密実な巻回態様で
巻回する場合に、前記したπDEWの関係が満足きれる
範囲内でプラスチックフィルムの巾寸法Wを次第に大き
くして行くと、前記した傾斜角θは(1)式より明らか
なように次第に大きくなって行く。
第4図(a1〜(a1図は、上述のように同一の直径り
を有する円筒状の基体1の外周側面上へ、πD〉Wの関
係を満足している範囲内で、巾寸法Wが次第に大きなプ
ラスチックフィルムを、それぞれ密実な巻回態様で巻回
した場合のプラスチックフィルムの巻回状態を示すため
の記録媒体の斜視図である。
プラスチックフィルムを円筒状の基体1の外周側面上へ
、第4図(a)〜(d)図示のような密実な巻回状態と
したままで記録媒体を構成させるには、ノ゛ラスチック
フィルムと円筒状の基体とを固着させることが必要であ
る。そして、プラスチックフィルムを円筒状の基体1の
外周側面上へ固着させろ手段としては、円筒状の基体1
の外周側面の全面に対して接着剤を塗布して、プラスチ
ックフィルムと円筒状の基体1とを固着させるようにし
たり、あるいは、円筒状の基体1の両端部付近における
外周側面だけに接着剤を塗布して、プラスチックフィル
ムと円筒状の基体1とを固着させるようにしたり、また
は、プラスチックフィルムを密実な巻回状態で円筒状の
基体1の外周側面上へ巻回させてから、円筒状の基体1
0両端部付近におけろプラスチックフィルム上から、第
5図示のように止めリング3.4を嵌合して、円筒状の
基体1とプラスチックフィルムとを固着させるよめにし
たり、その他、多くの固着手段の内から適宜゛な固着手
段を選択して採用すわばよい。
′フ゛ラスチックフィルムがポリエステルテレフタレー
トフィルムの場合には、ポリエステルテレフタレートフ
ィルムにおける円筒状の基体1に面する側面に、予め加
熱接着性を有するフォトメルト(糊)を塗布し、それを
乾燥させることに、にり均一な極めて薄い厚さのフォト
メルトの薄膜を形成させておき、円筒状の基体lの外周
側面上にポリエステルテレフタレートフィルムを密実な
巻回状態で巻(ロ)させた後に、全体を所定温度で加熱
してフォトメルトを溶融させて、ポリエステルテレツク
1/−トフイルムと円筒状の基体1の外周側面とを固N
させるJ−5にすることができる。
また、第5図に示す例のようK、止めリング3゜4を用
いてプラスチックフィルムを円筒状の基体】の外周側面
へ固着させるようにする場合に用いらハる止めリング3
,4としては、金属あるいはプラスチック製のものを使
用したり、あるいは加熱収縮性を有するプラスチック製
のものなどを用いることができ、また、止めリング3,
4の固着は機械的な締着手段や接着剤による固着手段な
ど、適宜の固着手段が採用できる。
この第5図に示す構成例のものでは、円筒状の基体10
両端部付近に設けた止めリング3.4の間の部分のプラ
スチックフィルムと円筒状のM体1の外周側面との間に
は、接着剤などが介在されていないから、極く薄いプラ
スチックフィルムが用いらJまたときなどに、記録再生
素子とプラスチックフィルム上の記録膜との当接の状態
を記録内生範囲の全域にわたって良好なものとすること
が容易となる(プラスチックフィルト・が極めて薄いも
のであった場合には、プラスチックフィルムと円筒状の
基体1の外周側面との間に介在させた接着剤層のむらが
あると、そゎにより記録再生素子と記録膜との当接状態
が変化することが起こるからである。) 本発明の情報信号の記録媒体は、既述のように直径がD
の円筒状カ基体に対してπDEWの関係を満足する如き
巾寸法Wの被覆層またはプラスチックフィルムを円筒状
の基体1の外周側面上に密実な巻回態様で巻回する場合
に、前記したπD〉Wの関係が満足さねる範囲内で被覆
層2またはプラスチックフィルムの巾寸法Wを選定して
、その選定さねた巾寸法Wと円筒状の基体1の直径りと
によって定まる特定な傾斜角θだけ傾斜した状態で円筒
状の基体1の外周側面上へ被覆層2またはプラスチック
フィルムを密実に巻回して、被覆層2における表面の記
録膜あるいはプラスチックフィルムの表面へ記録膜を形
成きせてなろ被覆層2の表面が、充分な平滑性を有して
いるものとなる、r、5にしているのであるが、記録媒
体の表面には巾寸法がWの被覆層2が、らせん状に、し
かも隣接する相互間のものの間で隙間や重畳部分が生じ
ないような態様で密接配置されているものであるから、
被覆層2の縁部な記録内生素子が通過する際にその縁部
の突合わせ状態の如何によってはその部分で信号の欠落
が生じることがある。
今、円筒状の基体1の直径が25mm、被覆層2の厚さ
が50μmであるような記録媒体に、60フイール1(
30フレーム)、走査線v525本のテレビジョン信号
の1フイ一ルド分が、記録媒体の1回転毎に記録される
ようにした場合を例にとって、前記した被覆層2の縁部
の間隙の存在による信号の欠落の影響の程度を考えてみ
ると、上記の場合における記録媒体上での1水平走査期
間の信号の記録長は約300/Jrnであるのに対し、
被覆I* 2の縁部の間隙が例えば5μmであったとす
わば、この5廓の間隙による信号の欠落は1水平走査期
間の635μ5060分の1、すなわち、約1μs程度
であり、この程度の信号の欠落が内生画面内に生じても
実用上では問題とはならないし、また、信号欠落の補償
回路によって補償が行なわねるようにされるならば、前
記した被覆層2の縁部の存在による悪影響の発生は無視
できる程度のものといえるのである。
なお、既述もしたように、本発明の情報信号の記録媒体
の実施に当り、円筒状の基体1の外周側面に対してプラ
スチックフィルムを密実な巻回態様を以って巻回し、次
いでその上にm性塗料を塗布し、その表面をパフ仕上げ
などにより平滑化すわば、プラスチックフィルムの縁部
に間隙が存在したとしても、その間隙はS性塗料によっ
て埋めらねるので、信号欠落の問題の生じるおそれのな
い記録媒体を容易に提供することができる。
既述もしたように、円筒状の基体1の外周側面上へ被覆
層2が密実な巻回状態で巻回ざねるときに必要とされる
傾斜角θは、円筒状の基体の直径をDとしたときに、π
D)Wの関係にある被覆層の素材の巾寸法WがπDに近
づくにつねて大きくなり、次第に90°に近づいて行く
が、そハにより被覆層の素材の縁部によって示される線
と、円筒状の基体の中心線に平行な線とのなす角度は次
第に小さくなって行く。
さて、テレビジョン信号の1フイ一ルド期間の信号が記
録媒体の1回転毎に記録再生さねるようになされている
場合に、円筒状の記録媒体にお(干るテレビジョン信号
の垂直帰線消去期間の信号の記録領域は、円周方向で所
定の巾を有する部分となる。第7図において2本の点線
8,9の間の部分が垂直帰線消去期間の信号の記録領域
10である。
今、記録媒体において記録内生の対象とされているテレ
ビジョン信号が毎秒60フイールドのものであって1垂
直走査期間(IV)が1/60秒であり、また、垂直帰
線消去期間がIVの5多〜8%嶌(0,83m5〜1.
3rns)であり、ζらに、円筒状の記録媒体の直径が
25.1mであるとすると、記録媒体における垂直帰線
消去期間の記録領域100円周方向の長さく第7図中の
点線8,90間隔)は約4闇となる。
そして、記録媒体上における前記し1こ垂直帰線消去期
間の記録領域10の範囲内の信号は、自生画面中に映出
さねないから、既述した被覆層2における縁部を記録媒
体における前記した垂直帰線消去期間の記録領域10内
に納める麺ようにすねば、被覆層2の縁部の存在に基づ
いて発生する信号の欠落による内生画面への悪影響を良
好に防止できる。第7図中において、11は被覆層2に
おける縁部な示す線であり、このように被覆層2におけ
る縁部が記録媒体における垂直帰線消去期間の記録領域
10内へ納まるようにして記録媒体を構成することは容
易である。
次に、円筒状の基体】の外周側面に密実な巻回態様で巻
回さハる被覆層2の厚さtが小さな場合は、円筒状の基
体1の外周側面上に巻回された被覆層2における表裏両
面の曲率に大きな差はないから、そのような被覆層2を
円筒状の基体1の外周側面上に密実に巻回した場合にお
ける被覆層2の端面ば円筒状の基体1の外周側面の法線
方向と略々一致しており、隣接する被覆層2の端面の突
合わせの状態は良好であるが、円筒状の基体1の外周側
面に密実な巻回態様で巻回されるべき被覆層2の厚さが
大きな場合には、それが円筒状の基体1の外周側面上に
巻回さねた場合における被覆層2の表裏両面の曲率に大
きな差が生じ、それにより被覆層2の端面は円筒状の基
体lの外周側面の法線方向から大きくずねた方向となり
、したがって、隣接する被覆層2の端面が突合わされた
ときに、そこは第6図(a)図示のよ5なくさび状の間
隙5が生じる。
こねは、被覆層2の厚さの大部分を占めているプラスチ
ックフィルムは、そねが所定の巾寸法Wのものに裁断さ
れるときに、表裏両面に垂直な状態の端面が形成される
ように裁断されることによる。
上記のように、隣接する被覆層2の端面が突合わキネた
ときに、そこにくさび状の間隙5ができると、信号欠落
などが生じるので問題となる。第6図(b) 、 (c
l[Nは、被覆層2の厚さtが大きい場合でも、被覆層
2の端面の突合わせ時に第6図(a)図示のようなくさ
び状の間隙5が生じることがないように、端面の断面に
所要の傾斜面を構成させた被覆層の素材の断面図であり
、この第6図(bl 、 (C)図に示すような断面形
状を端面6,7に備えている素材はそねを円筒状の基体
1の外周側面上に密実な巻回態様で巻回したときに、そ
れの端面6゜7は、端面に形成されている傾斜面によっ
て良好に突合わさねた状態となさねて、その突合わせ個
所に間隙5が生じないようにすることができる。
第8図は、円筒状の基体へ被覆層2を被覆させた状態の
記録媒体を製作する装置の1例のものの概略構成を示す
斜視図であって、この第8図において、8はモータ、1
2は減速機構部、13〜16はプーリ(またはスプロケ
ット)、17.18はタイミングベルト、19は送りね
じ、20は円筒素材の駆動軸である。
前記した送りねじ19はその1端部が支持部材22によ
って支持さねており、ま1こ、プーリ14側の端部は図
示しない軸受によって支持されている。また、図示しな
い軸受によって支持ざJlている円筒素材の、駆動軸2
0は、それによって円筒素材21を駆動回転きせる。円
筒素材21の端部は前記し1こ支持部材22によって支
持さねている。
前記した送りねじ19には被覆層の素材の供給体23が
螺合されており、また、被覆層の素材の供給体23には
案内棒24が貫通されており、案内棒24の1端部は図
示しない軸受けで支持さね、また、そねの他端部は支持
部材22によって支持されている。
被覆層の素材26は、被覆層の素材の供給体23に回転
自在に軸支さねてぃろリール25に巻回さねている。前
記の被覆層の累月26はリール25がらカイトルーラ2
7と供給姿態の安定機構28とを介して繰出されて、回
転する円筒素材21の外周へ巻回さ第1る。
円筒累月21は、モータl→減速機構12→プーリ15
→タイミングヘルド18→プーリ16→円筒素材の駆動
軸20を介して伝達される回転動力によって所定の回転
斂で回転さね、また、被覆層の累月の供給体23は、モ
ータH→減速機構12→プーリ13→タイミングベルト
17→プーリ14を介して伝達さ第1る回転動力により
回転する送りねじ19の回転によって図中の矢印X方向
へ案内棒24によって案内さJlながら所定の移送速度
で移送される。
送りねじ19及び案内棒24すどの中心軸方向と、円筒
素材21の中心軸方向との間には円筒素材21の直径を
Dとし、被覆層の素材26の巾寸法をWとし  W たときに、θ””5ln−’;7− で示さ第9る角度
θをもたせている。
そねで、円筒素材21の回転数と、被覆層の素材の供給
体23の移送速度とを所要のように定めることにより、
円筒素材21の外周側面上1(は巾寸法がWの被覆層の
素材26が密実な巻回態様を以って巻回さ11て行く。
円筒素材21の全長にわたって被覆層の素材26が密実
な巻回態様を以って巻回さね終ったならば、被覆層の素
材26が周面に固着さねた状態の円筒素材21を装置か
ら取外すし、次いで、第8図中にtで示される長さの部
分毎に切断して、その切断されγこ個々のものが記録媒
体とされるのである。
被覆層の素材26と、円筒素材21との固着の態様は、
既述した各種の固着態様の伺わであってもよいが、リー
ル25に巻回されている被覆層の素材の裏面に、予めフ
ォトメルトの薄膜を付着させておき、密実な巻回態様で
外周側面上が被覆層26によって被覆さね終っ1こ状態
の円筒素材21を適当な加熱手段の適用によって加熱し
て、被覆層の素材26が固着さねた状態の円筒素材21
を得るようにすることは生産性上からみて望ましい実施
の態様である。
円筒素材21としては円棒状のもの、あるいは中空管状
のものなど、何ねのものが使用さ灼てもよく、また、円
筒素材21として薄いプラスチックのチューブ状のもの
が用いらねてもよい。前記のように円筒素材21として
薄いプラスチックのチーーブ状のものが用いらねた場合
には、その円筒、素材21に丸棒ま1こは管状の治具を
挿通させた状態のものを、第8図中の円筒素材21のよ
うにして装置に装着し、チーープ状の円筒素材の外周側
面上に被覆層の素材を密実な巻回態様で巻(ロ)巳、チ
ューブ状の円筒素材と被覆層の素材とを固着してがら冶
具を外ずして記録媒体を得るようにすわばよい。
前述のようにして作られる記録媒体が磁気記録媒体の場
合には、リール25に巻回さ、hている被覆層の素材2
6として、例えばポリエチレンテレフタレートフィルム
をベースとし、そねに磁性膜が形成さねでいる磁気テー
プを使用することもできる。
前述のようにして作らハだ記録媒体には、そわを回転駆
動させるための回転駆動機構との結合部が取付らねるこ
とにより、完成さ11た情報信号の記録媒体となざわる
円筒状の基体1として中空円筒状のものが用いらねた場
合には、記録媒体における中空々胴内に記録媒体を駆動
させるためのモータを位置はせて、記録媒体を駆動回転
させるようにすることができ、しfニがって、記録内生
装置を小型化する際に役立つ。
第9図は、記録媒体を駆動回転させる際に用いらねる回
転駆動機構との結合部が取付けられた状態の記録媒体の
一例のものの縦断側面図であり、31は回転軸との保合
孔であり、前記し1こフランジ部29は非磁性体材料、
例えば、アルミニウムあるいはプラスチック桐材などを
用いて作らJする。
フランジ部29に固着さね1こ軟鉄製のリング3oは、
モータによって(ロ)転される回転板の上面に設けらね
でいるリングマグネットに吸着して、回転駆動系と記録
媒体とを結合させるようにするためのものである。
また、フランジ部29に穿設された孔31は、ソに1カ
モータによって回転される回転板の中心部に突設さねて
いる回転軸と嵌合することにより、回転駆動系から記録
媒体への動力の伝達のために用いらねる。
第9図示の記録媒体は記録膜が露出している状態のもの
であるために、記録膜に損傷が生じ易かったり、取扱い
が不便であったりするから、記録媒体を容器中に収納し
てカートリッジ化さ第1た記録媒体として使用されるこ
とが望まねる。
第10図は、カートリッジ化さねた記録媒体の一例のも
のの斜視図であり、また、第11図はカートリノン化さ
ハ1こ記録媒体の縦断側面図であって、各図匠おいて3
2は容器であり、記録媒体が容器32中に収納さねてい
る。容器32はそ」1の内部空間内で記録媒体が容器3
2と非接触な状態で回転駆動さねうるようK、がっ、容
器32内から記録媒体が脱出することがないように、し
かも、容532の外部から記録媒体における外周側面上
の記録膜へ記録自生素子が接近したり離脱し1こりでき
るような構成となされているとともに、記録媒体が回転
駆動機構に結合ざねたときに、容器32が所定の取付姿
態で回転駆動機構に結合されうるような構成のものとな
さねることが必要であるが、そねの外形状は第10図及
び第11図に示さねているような円筒形状のものに限ら
ず、角筒形状5その他、任意のものであってもよい。
第10図及び第11図に例示し1こカートリッジ化さね
た記録媒体において、記録媒体は概略円筒形状の中空容
器32中に収納されている。すなわち、記録媒体はそね
のフランジ部29の中央部分に突設さねた突起29aが
、容器の天板の中央部分に穿設さねている孔32a中に
遊嵌し、また、記録媒体の開放端部側は、容器32の開
放端部32bの内壁に嵌合させ1こ環状体33によって
、記録媒体の成田筒状の基体1の端部が支持されうるよ
うになきれていること罠より、記録媒体は容器32から
脱出する。にりなことがなく、また、記録媒体がそねの
回転駆動機構と結合さね1こ状態において、記録媒体の
すべての部分が容器32と非接触な状態となさねうるよ
うに各構成部分の関佐寸法が定めらねている。
容器32には、そねの内部に収納されでいる記録媒体に
おける記録膜に、記録自生素子を接近させ1こり、離脱
させ1こりできろようにする1こめの透孔36か設げら
ハており、また、容器32にはカートリッジ化された記
録媒体がそ才1の回転駆動機構部と結合さハる際に、容
器32に設けらねた前記の透孔36が記録内生素子の移
送範囲と正しく対応できるような装着姿態で、カートリ
ッジ化さねムニ記録媒体が回転駆動機構部へ装着さねう
るようにするための案内突起34.35が突設されてお
り、前記の案内突起34.35には係止用の1部37.
38が設けら」1ている。
容器32は、そ11を例えばプラスチックの成型加工品
として作られ1こものを用いるのが良い。容器32内に
記録媒体を収納するのには、まず、容器32の開放端側
に環状体33が嵌着さJする以前に、容器32の開放端
32b側から記録媒体なそねのフランジ部29を先にし
て挿入し、次いで、容器32の開放端に環状体33を嵌
着させることによって行なわねる。
容器32と環状体33との結合は、容器32の開放端部
32b側の内周上に設け1こねじ溝に、外周にねじを切
った環状体33を螺入するようにして行なってもよい。
第12図は、前記のような構成態様を以って、カートリ
ッジ化されでいる記録媒体の回転駆動を行な5回転駆動
機構部と、記録媒体の記録膜に対する情報信号の記録及
び記録媒体の記録膜からの情報信号の自生を行なう記録
再生素子ならびにそれの移送機構部分などの構成の一例
態様を示す斜視図であり、ま1こ、第13図は回転駆動
機構部に対して、カートリノン化され1こ記録媒体を結
合源せ1こ状態における縦断側面図であって、第12図
及び第13図において、39は基台、40はカートリッ
ジ化さねた記録媒体の案内用壁部であり、前記した案内
用壁部40にはカートリノン化され1こ記録媒体の容器
32に突設さねだ案内突起34と係合する案内溝41と
、案内突起35と係合する案内溝42が設けられている
前記し1こ案内用壁部40に設はられた案内溝41.4
2には、カートリッジ化さねた記録媒体の容器32にお
ける案内用突起34.35に設けらねた係止用の凹部3
7,38と対応する位置に、例えばばね板、あるいはス
プリングとボールなどによる係止機構が設けられており
、カートリノン化さねた記録媒体がそハの案内用突起3
4.35と案内用壁部4oの案内溝41.42とが保合
さねた状態で、所定の位置まで押し込まねた時に、前記
した係止機構が容器32における案内用突起34.35
の係止用の凹部37,38に係1トシて、カートリッジ
化さね1こ記録媒体が安定な装着状態に保持されるよう
にする。
43はモーり53を支持する支持体であり、支持体43
によって支持さねるモータ53としては、例えば直流モ
ータが用fらねる。第13図中において、54はモータ
ケース、55.56は軸受、57は回転軸、58はフィ
ル、59は永久磁石であり、モータ53の回転軸57に
は回転@44が固着されており、また、前記した回転板
44にはリングマグネット45が固着さねているととも
に、回転軸46が突設されている。
47は記録自生素子の移送用のモータ、48は移送ねビ
、4つは案内棒、50は前記した移送ねじと噛合っ℃移
送ねじが回転するのにつ4で案内棒49の方向に移送さ
れる移送体であり、この移送体50にはアクチュエータ
51が固着さねでおり、アクチュエータ51には記録自
生素子が取付けらハている。
前記しfこアクチーエータ51は、記録内生素子52を
記録媒体の記録膜へ接近させ1こり、離脱させる1こめ
の動作や、記録内生素子52のトラノキノグ制御動作な
どのために用いらねる。
カートリッジ化さねた記録媒体が、回転駆動機構部に結
合さね1こ状態を示す第13図において、モータ53の
回転軸57に固着された回転枦44のリングマグネット
45と記録媒体のフランジ部29の軟鉄製のリング33
とがm気的に吸着され、記録媒体はモータ53の回転に
よって所定の回転数で駆動回転さねろ。
(応用例) 回転記録媒体が中空円筒状のものに構成されており、そ
の中空々胴部内に回転駆動用のモータが設置さねる状態
において記録媒体に対する情報信号の記録動作と、記録
媒体からの情報信号の自生動作とが行なわわるように記
録内生装置が構成きわると、記録再生装置を極めて小型
軽量のものとして実現することができるが、そねは、例
えば、超小型化さ第1電子式カメラやカメラ−’?gT
Rなどのよ5な撮像録画装置などの実用化に太いに寄与
しちるものである。
すなわち、近年になって、ビテオテープレコータ(VT
R)の超小型化を図かると共に、各種形式の固体撮像素
子と集積回路の使用によるテレビ/コノカメラ(以下、
テレビ/コンを■と略記する)の超小型化を図かり、前
記の超小型化VTRと超小型化■カメラとを一体化した
構成の超小型軽量のカメラ一体化VTR(いわゆる電子
8ミリ装置)についての開発研究が盛んに行なわわるよ
うになり、また、写真フィルムを使うスチルカメラに代
わって、電気的に静止画像を記録する、いわゆる電子式
カメラについても、開発研究か行なゎねて来ており、写
真フィルムの代わりに超小型のフレキノズルl1Iff
fiデイスクを用いて映像信号を記録する形式の電子式
カメラについては、35ミリの一眼レフカメラ並みの大
きさにまで小型化さねたものが、既に実用化段階に達し
たとして公表さねるに至っており、本出願人会社でも、
35ミリの写真フィルムのパトローネ程度の大きさの円
筒状の記録媒体を用いて、駒撮り記録や短時間の連続記
録の可能な超小型の映像記録装置についての提案を行な
って来ている。
円筒状の記録媒体は、そねの記録膜と記録内生素子との
相対的な線速度が、記録媒体の全周面にわたって一定で
あるから、記録媒体の全周面が記録再生の領域として有
効に利用できるという可能性があり、また、それが、例
えば35ミリフイルムのパトローネ(全長47胡、直径
25B)、あるいは前記のパトローネを収納するケース
(全長53Wan、直径31wn)と同程度の大きさと
なさhTこ場合でも、世界で最も普及している型式によ
るホームVTRにおける磁気ヘットと磁気テープ間の相
対線速度5.8m/sと同程度の相対線速度が得られる
から、今、例えば直径が31曹で長さが50wnの円筒
状の記録媒体を毎分3600回転させて、そ盪1のA速
度を5.8rr+/’sとし、そわの−回転毎にW映像
信号の1フイールド分を記録させるとし、記録跡中が3
ノ廂、ツノ−1バ/トが15μm、記録跡間隔が45μ
mとして記録し1こ場合に、前記したような形状寸法の
円愉状の記録媒体には、1080G駒の静止画像が記録
でき、ま1こ、通常の■映像信号の3分間にゎ1ころ連
続記録や、フィールドスキップ方式の採用による6分間
の記録が可能であるとv′15よう8.桜、小さな形状
寸法で大きな記録容量が得k)1、がっ、記録媒体にお
ける中空の内部空間に、記録媒体の駆動用のモータを設
置することにより記録内生装置を小型化することが容易
であり、撮像型録画装置を小型軽量なものとして構成す
る上で有効である。
第14図は本発明の情報信号の記録媒体を用いて構成さ
れた電子式カメラの一例構成を示す透視斜視図であり、
この第14図において、6oは1メンス、61はハーフ
ミラ−562は例えばCCDイメージセノ′ザのよ5な
固体撮像素子、63は反射鏡、64はビューファインダ
であり、破写体がらの光は図中の−点鎖線で示すように
、レンズ60と7・−フミラー61とを通しで固体撮像
素子62の光電変換部に与えらね、固体撮像素子62て
は被写体の画像と対応する映像信号(画像信号)を発生
する。
flこ、ハーフミラ−61で反射さillこ一部の光は
、反射鏡63で反射−,5hて光学的ビューファインダ
64へ与えらfl、そこで被写体の像を撮像者に確認き
せ5るようにする。65は電子式カメラに動作用電力を
供給する電池であり、66は回路基板、67は/ヤノク
卸、68は一操作用スイノチ、69はレリーズ釦である
70は円筒状の記録媒体が容器32中に収納さね1こ状
態のものとして構成ghでいろカートリッジ化さJまた
記録媒体を電子式カメラの筐体内へ挿入装着したり、筐
体内から取出す1こめの開口部に設けらハた開閉蓋であ
り、まだ、52は記録再生素子j47は記録再生素子移
送機構部に設げらハた移送用のモーフである。記録動作
時において、カー1−1)7ノ化さねた記録媒体におけ
る容器32内に収納さハている記録媒体は、信号の記録
に適用さねる■方式における垂直走査標準と関連する回
転数で高速回転駆動さね、また、静止状態におがねてい
る容器の側面に図中の上下方向に設げらねてぃろ透孔3
6を通して記録内生素子52の先端部が記録媒体の表面
に当接きねた状態において、記録内生素子がそれの移送
機構部によって連続的ま1こは間欠的に移送されること
によって、記録媒体の記録膜には所定の記録跡間隔を示
す記録跡が形成さね、記録媒体の1回転毎に形成きれる
記録跡により、垂直周期またはそれの整数倍の時間長づ
つの映像信号が記録さねろ。
このように、本発明の情報信号の記録媒体を用いて記録
内生装置を構成すhば、第14図示のような超小型な電
子式カメラも容易に提供することが可能となるのである
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の情報信号の記録媒体は、円筒状の基体の直径なりと
したときに、W〈πD(1こだし、πは円周率)の関係
を満足する如き巾寸法Wとなさねているとともに、柔軟
性を有し、かつ、充分に平滑な表面性を備えているプラ
スチックフィルトが、前記した円筒状の基体の外周側面
上にらせん状に巻1OJ破覆さflで、前記した円筒状
の基体の外周側面上に前記しY(プラスチックフィルム
の単一層により、充分に平滑な表面性を備えている被覆
層が構成さflており、また、前記し1こ被覆層の表面
に信号の記録膜を形成きせたもの、及び前記の記録媒体
を容器中に収納し1こものである1こめ、記録媒体とし
てそれの表面の平滑性が充分に良好なものを容易に得ろ
ことができる。
すなわち、本発明の情報信号の記録媒体においては、そ
れの表面の平滑性が円筒状の基体の外周側面上を抜覆す
る被覆層によって得られろようにさ第1ているから、記
録媒体の構成援用いらねる円筒状の基体として、それの
表面の平滑性が充分に良好でないものが使用さねでも、
記録媒体としては充分に良好な平滑性を有する表面を備
えたものが容易に得らねろのであり、したがって、低コ
ストに良好な性能を有する情報記録媒体を容易に提供で
きる。
また、記録媒体が磁気記録媒体の場合には、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムをヘースとし、そハに由性層
を付着させてなる充分に平滑性の良好な状態の所要の寸
法中の磁気テープを用いて、円筒状の基体の外周側面上
に被覆層を形成させるだけで、極めて簡単に良好な性能
を有する磁気記録媒体が得らねる。前記したポリエチレ
ンテレフタレートフィルムは、そねに添加剤(ノイラー
)を含んで構成さねでいても一応充分な平滑性を有する
表面状態のものが得らねるが、特に茜密度記録の1こめ
に由性層として極めて高い抗磁力を有する膳性材料の極
めで薄い膜が構成されるような場合には、添加剤抜き(
いわゆるフィラー抜き)のポリエチレンテレフタレート
フィルムヲ用いるようにすると、充分に平滑度の高い表
面を有する磁気テープを構成できる。
また、記録媒体を容器内に回転自在に支持収納して、カ
ートリッジ化さねた記録媒体として構成することにより
、記録媒体の記録膜の保護作用が良好に行なわね、かつ
、取扱いに便利な記録媒体を容易に提供できる。
なお、本発明の実施に当り、円筒状の基体が硬い材料で
作られでいる場合には、円筒状の基体の外周側面に例え
ばPVCのようなプラスチック層等による緩衝層を設け
てから、その上に既述したような被覆層2を構成させる
ようにすると、記録内生素子と記録膜との接触の態様を
良好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第4図(a)〜(di図及び第5図ならびに第
7図は本発明の情報信号の記録媒体の概略構成を示す斜
視図、第2図は同上側面図、第3図は同上展開図、第6
図(a)〜(c)図は厚さの大きな被覆層の素材が用い
らねる場合の問題点と解決手段とを示す側面図、第8図
は円筒状の基体に被覆層を巻回させる装置の一例構成を
示す斜視図、第9図は本発明の情報信号の記録媒体の縦
断側面図、第10図は容器の斜視図、第11図はカート
リツジ化さhた記録媒体の縦断側面図、第12図は記録
媒体の1転駆動機構部分の斜視図、第13図は回転駆動
機0構部に記録媒体を結合させた状態の縦断側面図、第
14図は電子式カメラの透視斜視図である。 19・・・送りねじ、21・・・円筒累月、23・・・
被覆層累月の供給体、25・・リール、26・・−被覆
層素材、29・・・フランジ部、30・・・軟鉄製のリ
ンク、32・・容器、33・環状体、34.35・・・
案内突起、36・・・透孔、37.38・・・凹部、3
9  基台、40、・案内用壁部、41.42・・案内
溝、43・モータの支持体、44・・・回転板、45・
・・リングマグネット、469、・回転軸、47・・・
移送用モータ、48・・・移送ねし、49・・・案内棒
、50・・・移送体、51・・アクチュエータ、52・
・・記録再生素子、53・・・モータ、57・・・回転
軸560・・レンス、62・・・固体撮像素子、65・
電池、特許出願人 日本ビクター株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状の基体の直径をDとしたときに、WくπD 
    (ただし、πは円周率)の関係を満足する如ぎ巾寸法と
    なされているとともに、柔軟性を有し、かつ、充分に平
    滑な表面性を備えているプラスチックフィルムが、前記
    した円筒状の基体の外周側面上にらせん状に巻回被覆さ
    れて、前記した円筒状の基体の外周側面上に前記したプ
    ラスチックフィルムの単一層により、充分に平滑な表面
    性を備えている被覆層が構成ざわており、また、前記し
    た被覆層の表面には信号の記録膜が形成ζわてなる情報
    信号の記録媒体 2 円筒上の基体の外周側面上に被覆されるプラスチッ
    クフィルムとして、そわの表面上に、予め磁性膜が形成
    されているものを用いた特許請求の範囲第1項に記載の
    情報信号の記録媒体3 円筒状の基体として中空状のも
    のを用いた特許請求の範囲第1項に記載の情報信号の記
    録媒体 4 円筒状の基体の外周側面上に被覆されたプラスチッ
    クフィルムにおける傾斜した接合部分を含む部分に、テ
    レビジョン映像信号における垂直帰線消去期間が対応記
    録されるように、前記した傾斜した接合部分を設けてな
    る特許請求の範囲第1項に記載の情報信号の記録媒体 5 中空円筒状の基体の外周における円周長をπD(た
    だし、Dは基体の外径、πは円周率)としたときに、W
    〈πDの関係を満足する如き巾寸法Wとなされていると
    ともに、柔軟性を有し、かつ、充分に平滑な表面性を備
    えているプラスチックフィルムが、前記した円筒状の基
    体の外周側面上にらせん状に巻回被覆されて、前記した
    円筒状の基体の外周側面上に前記したプラスチックフィ
    ルムの単一層により、充分に平滑な表面性を備えている
    被覆層が構成されており、また、前記した被覆層の表面
    には信号の記録膜が形成さねている情報信号の記録媒体
    を、中空状の容器内に回転自在に支持収納してなる情報
    信号の記録媒体
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04270130A (ja) * 1990-08-16 1992-09-25 Corning Inc 高純度溶融シリカガラスの非多孔質体を作成する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04270130A (ja) * 1990-08-16 1992-09-25 Corning Inc 高純度溶融シリカガラスの非多孔質体を作成する方法

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