JPS59115032A - 血管吻合装置 - Google Patents

血管吻合装置

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JPS59115032A
JPS59115032A JP57224990A JP22499082A JPS59115032A JP S59115032 A JPS59115032 A JP S59115032A JP 57224990 A JP57224990 A JP 57224990A JP 22499082 A JP22499082 A JP 22499082A JP S59115032 A JPS59115032 A JP S59115032A
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、レーザ光によシ血管等を吻合する血管吻合装
置に関するものである。
(従来技術) 血管、神経、リンパ管等の吻合は、心臓外科、脳外科あ
るいは整形外科等において多く行なわれているが、従来
は、主として糸と釧を用いて行なわれていた。ところが
、この方法によれば、例えばINφ以下の細管の吻合は
顕微鏡下でその管端接合部の外縁周囲を士数針縫わねば
ならないだめ、41srめて高度の熟練を要し、1本当
、!1111時間以上をj〃することも稀ではない。
第1図は血管の構成を示したものであるが、血管に」内
膜に1中膜11外膜mの3層から構成されておシ、釧と
糸により吻合を行なう場合は、この3層の膜を貫通する
糸が血管に機械的損傷を与えるため、吻合後の組織の回
復に数週間を要し、かつ血栓の危険もある。まだ、吻合
部は多くのすき間ができるだめ血液を流したとき漏出が
多く、凝固止血捷でかなりの時間を要するという問題が
あった。このことは動脈の吻合において顕著である。
この問題を克服するだめに、近年、光エネルギを用いた
吻合実験が報告されている。光エネルギは放射エネルギ
であり、針と糸による吻合の場合のような機械的損傷を
組織に与える度合は少ないと期待される。K、 K、 
Jainの報告(Journal ofmicrosu
rgery+ 436 (1980))によれば、爺管
の中にポリエチレンチューブを挿入し、その外側からY
AGレーザ光を照射し吻合を行なっている。
YAGレー→ノー光は波長が1.06”μmであり、組
織内への浸透距離が大きいので、血管に照射1〜だ場合
、外膜での光吸収により減衰するエネルギが小さく、そ
の結果、内膜の位置においても外膜とほとんど同程度の
エネルギを有していると考えられる。それ故、吻合をう
まく行なうために内膜におけるエネルギ密度を外膜位置
における値より十分小さくする必要があるが、このこと
は、焦点深度の浅い光学系を用いて外膜に焦点を結ばせ
る必吸のあることを意味しておシ、手術の操作性を極め
て悪くし、オだ、高度の熟練を要することになる。
光エネルギによる吻合のメカニズムは明らかではないが
、血管に多量に存在するコラーゲンの融着であると考え
られている。このことは、レーザ光が熱エネルギとして
作用していることを、酢味しでいる。その意味で、レー
ザ光の光エネルギの熱エネルギへの変換の効率が極めて
重要な因子となる。従って、生体組織ないし水に対する
吸収係数。ヵ。□、え、)カヤ□い、。7、□ツアあ、
0よ   iに対して、YAGレーザ光の1ooo倍以
上の吸収係数を有することで知られるのが炭酸ガスレー
ザ光であり、生体組織においては、表面からQ、1m位
の深さのところでほとんど全てのエネルギが熱エネルギ
に変換されるという特質をもつ。従って、炭酸ガスレー
ザを用いれば血管においては、内膜あるいは中膜をほと
んど無損傷のまま外膜近傍で吻合を完成させることがで
き、治ゆ効果の改善が期待できるとともに、YAGレー
ザ光の場合のように焦点深度を配慮する必要がないので
、操作性の改良も期待できる。
第2図は、1間以下の径を有する血管を炭酸ガスレーザ
にて吻合するときの吻合可能条件を、レーザ光密度とス
ポット径について示したものである。なお、このときの
走査速度はQ 、 5 m/BeC,、レンズIfi 
Zn5e )ニスカスレンズ、入射ビーム径ハロMφで
ある。微小血管の吻合は通常、手術角顕微鏡下で行なわ
れるものであるから、実用的な焦点距離はおよそ5〜3
0(:Inである。第2図の例では、焦点距離が6 (
、Tnのとき収束ビーム径は0.1朋で、このとき吻合
可能なパワー密度は1.9〜4.51%2であり、レー
ザ光エネルギで15〜’35mWに相当するが焦点距離
が25傭のとき収束ビーム径は約0.311IIIで、
このときパワー密度0.8〜1費−2が吻合可能領域で
ある。これはレーザ光エネルギで55〜75mWに相当
する。これから明らかなように、収束ビーム径が大きく
なると吻合可能なエネルギ密度範囲は相対的に狭くなシ
、厳密さが要求される。この条件は血管(組織)の種類
や状態によシ太きく変化するので、その都度、微小な光
出力をより正確・精密に制御することが必要となる。そ
れ故、炭酸ガスレーザ方式血管吻合装置の実用化には、
■ IQGm以上の長焦点光学系 ■ 0.1龍φ程度の微小収束ビーム径、および■ 1
00mW以下の光出力の高精度制御の3点を同時に満足
させることが不可欠である。
炭酸ガスレーザの応用としては、これオでにも、大出力
加工用装置とか、レーザ・メス等が良く知られているが
、これらにおいては10〜100Wないしそれ以上とい
う本吻合装置の1000倍程度の光エネルギが用いられ
ておシ、本技術は従来技術とは本質的に異なるものであ
υ、またその確立には全く新規な発想を必要とする。
以−トに、従来技術では本発明に達し得なかった点につ
いて詳細に論じることとする。
先ず、1〜2N以下の直径の血管吻合を行なう場合、顕
微鏡下での手術が不可欠となシ、顕微鏡の視野内にレー
ザ光を導くことが必要となる。しかしながら、従来のマ
ニピュレータを用いた方式や元ファイバを用いる方式で
は、レーザ光の焦点距離が1〜2礪と非常に短く、マニ
ピュレータや光ファイバを被照射体近傍に1で持ってい
く必要があり、顕微鏡の視野を妨げるという欠点があっ
た。一方、顕微鏡の視野の妨げにならないように従来の
レーーリーメス装置の焦点距離を長く、例えば10G1
n以上にしようとすると、元の回折限界によって血管吻
合に必要なスポットサイズ0.1〜0.2順φ以下を確
保することはできないという事態に直面する。これらは
従来のレーザメス装置では数−径の比較的細い径のレー
ザ光を集光レンズに入射させていることに起因する。こ
れについて物理光学的に解析すると以下のようになる。
即ち、レーザのビーム直径をa、集光レンズの焦点距離
をfル−ザ光の波長をλとすると、光の回折現象によシ
、集光レンズが無収差の場合でも焦点におけるレーザ光
のスポット径りは、h−」・λ・fとなる。炭酸ガ・・
−・ノ・の場合−1rt来π          α のレーザメスではf’;5ci、  α’; 5 mm
が代表1白な値で、λ−10−6μmのときb = 0
.1Mとなり、Jfn管吻合に必要なビーム直径0.1
〜0.3−を満足するが、通常、吻合操作が顕微鏡下に
て行なシフれるために課せられる条件f≧2Qciとす
ると、h ’;;; (14”となシ、第2図に示した
ように、吻合可能領域をほとんど外れてしまう。元ファ
イノに等を用いて導波したレーザ光をそのま1収束させ
たのではaく1鰭でちるから吻合に必要なスポラ1径を
得ることは不可能である。
また、エネルギ密度に関しては、吻合可能領域がごく限
られた範囲の微弱な光出力に対応する。
例えば、f=6(:Inのとき、エネルギ密度は2〜4
.5WΔ溝2であるが、これは光出力値で15〜35m
Wに対応する。従来のレーザメスでは光出力が10〜1
00Wの範囲でQ〕開、蒸発等を行なっている。このよ
うな高出力用し−→ノ放電管の放電電流を小さくして吻
合条件を実現しようとすると、放電電流を0.1〜1m
Aにする必要があるが、通常、放電管インピータンスが
一11常に高くなシ、放電不安定性が増して1lil制
御不能におちいることが多い。従って、従来のレーザメ
スを用いて吻合を行なうことは極めて困雉なことである
(発明の目的) そこで本発明は、]、 OmW〜IWの安定した光出力
と、焦点距離が101以上でスポットサイズ径0.1〜
0.:3mmφ以トの炭酸ガスレーザ光が得られ、かつ
、この炭酸ガスレーザ光の収束点に一致する収束点をイ
コするガイド用可視光を備えた血管吻合装置を提供する
ものである。
(実施例) 以下に本発明の実施例を記すが、先ず、良好な吻合結果
を得るために不可欠な、長焦点・微小焦点スポット径お
よび焦点位置の正確な可視化等、基本的な諸点について
述べておく。
第一に、f≧2 (k、tの条件外でス、l: )h径
を小さくするには、λ/aを小さくすることが原理的に
必安なことである。前述のように、組織内損傷を極力防
がねばならない故、λを小さくすることはできない。従
っ−こ、6つまシ収束用光学系に入射するレーーリヒー
ノ・の内径を拡げることがスポット径を小さくするだめ
の1イf(−の実用的な方法である。収束レンズについ
でに11収差によるスポット径の拡が9がちり、これは
レンズの月タブ↓、形状に関係する。実際のスポット径
は、土に)]8へた回折限界による径に、収差による拡
がりを加えたものである。f=5インチ、Zn5e製の
メニスカスレンズを用いたときのレンズへの入射光径と
スポット径との関係を第3図に示す。これより、/r 
= 0.1 mmの条件を満たすのはD〆2で12〜2
011Jl ′cあることがわかる。吻合目的のレーザ
装置としてはtwtでの光出力を取り出せばよいので、
放電管長は10c’m内外、共振器長で20.i内外の
ものとなるが、12〜201IIIのDVe2のビーム
径を確保するには最低18〜30邸の窓径が必要である
。発振時にこの直径を得ようとすると、共振器長が知い
ので、高次の横モードが同時に励起することになり、吻
合のだめの27ビツト径を実現することができない。実
験によれば、共振器長を100ノとしても窓径を15關
以」二に拡げると高次モードが発振した。従って、発振
時には単−横モードとなるように十分に小さな窓径、例
えば5順位の径でレーザ光を出射し、ついで、拡大用光
学系にて必要な大きさに寸でビーム径を拡げた後、収束
用レンズに入射するという構成にすれば、吻合に必要な
条件を満たすことができる。
一方、nn管の吻合を行なう場合、作業光は炭酸ガスレ
ーザ光であるが、これは赤外光であるため肉眼では感知
されない。従って、ガイド光により炭酸ガスレーーリー
光の照射スポット位置を予め知る必要がある。
さらに、前述のように吻合の良し悪しはスポツト径に大
きく依存するため、炭酸ガスレーザ光とガイド光の焦点
位置が正確に一致する必要がある。
以]:、図面により実施例を詳細に説明する。
第4図は、本発明の第1の実施例の構成を示したもので
ある。炭酸ガスレーザ1から出射するレーザ光2は、ビ
ームスプリンタ3によシ吻合用作業光4と光出力制御の
ためのモニタ光5に分けられる。作業光4は、例えば直
径が数1llIであるので、ビーム拡大装置9によυ直
径が拡大され収束用レンズ10により血管等の組織11
に照射される。このとき、収束用レンズ10の祠料とし
てZn5eやNaC1,KCl等を用いれば、これらの
旧材は炭酸ガスレーザ光のみならず可視光も通すことが
できるので、HeNeレーザ等の可視光レー→ノー12
の光軸を反射鏡14のところで炭酸ガスレーザ光の光軸
と一致させることによシ組織11におけるレーザ光照射
点をモニタすることができる。反射鏡14は、炭酸ガス
レーザ光の受光面を誘電体膜や不純物制御をした酸化イ
ンジウム膜等により赤外光反射処理を施したものである
。吻合操作は顕微鏡下にて行われるものであるから、組
織11のレーザ照射点を可視ガイド光により確実に把握
せねばならない。収束用レンズ】0の屈折率は炭酸ガス
レーザ光と可視レーザ光とで若干違うので、この色収差
を補正するために可視光レーザ12と反射鏡14との間
に補正用レンズ13を挿入する。
レーザ光による吻合条件は前述のごとく、レーザメ  
 (スとは異なる限られた光出力領域に存在するので、
光出力を微妙に制御する必要がある。このため、ビーム
スプリンタ3によシ分岐したモニタ光5を光出力センサ
6に入射する。光出力センサ6は実用性のうえから、熱
電堆素子あるいは焦電素子が用いられる。所要光出力1
0mW〜IWに対し、はぼ1%の精度を保つ必要がある
ので、光出力センサ6への入射エネルギーは作業′yt
4と同程度あるいはそれ以上のものとなシ光出力センサ
6は大きな熱慣性をもつこととなる。従ってこの光出力
センサ6の出力を信号処理部7で信号処理した後、レー
ザ放電管の放電電流制御回路8に負帰還する。
本装置に用いる炭酸ガスレーザ1は小出方のもので間に
合うが、本装置をレーザメスとして用いる場合、高出力
レーザに置換すれば良い。しかし高出力レーザは本来そ
の目的から、放電電極にがなり大きな面積を持たせてい
るので、本装置をレー→ノーメスとレーザ吻合装置の共
用装置として用いる場合、高出力レーサ用の放電管では
微小放電を安定にさせることはできない。直流放電管の
場合は陰極グローを安定にさせるために第5図のように
、円筒状の陰極の軸対称性をとり除いた後、頂点から陽
極側に針状電極が延びるように加工をほどこせば放電電
流0.1 mA以下の微弱放電領域から安定な放電を維
持できる。信号処理部7では、設定値からの偏差信号の
微分、積分、比例等の処理の他、シーケンシャル制御の
だめの処理も行なう。
グロー放電が安定しないと、放電管インピーダンスが大
きく変動し、信号処理部7にインパルス的な擾乱を与え
、これが制御系全般に過渡的な変動をひきおこすのであ
る。レーザメスとの共用装置として用いる場合11例え
ば10 mW〜20Wを10%程度の分割比のビームス
プリッタ1枚でモニタするとすれば、モニタ光は1mW
〜2Wとなる。このモニタ光を1%の精度で保つには通
常の熱電対では不可能である。この場合、ヒームスプリ
レタを2枚用いて一方を例えば9:1、他方を1:9と
いう分割比にしておき、微弱パワー領域とレーザメス領
域とでビームスプリンタを切シ換えて用いれば目的を果
すことができる。
第5図の電極構造を採用することのもう一つの長所は、
極めて低い電流領域、つまシレーザ発振のしきい値位の
電流でも充分に安定した放電を得ることができるので、
主放電をさせる前に、常時パイロット放電としてレーザ
発振限界以下の電流で放電させておき、必要に応じて主
放電に切シかえて光出力を得るということができる点に
あるOこのようにすれば、過渡応答特性を最適にするこ
とができるので、微妙なノくワーのスイッチング75(
可能となり、機械式シャッタでは実現できない照射状態
を実現することができる0 第6図は、本発明の第2の実施例を示したもので、第4
図と同一部分には同一番号を何しである。
この場合、モニタ光5はレーザ共振器を構成する反射鏡
のうち作業光出射(Ill (I)とは反対側(I[)
を、例えば90%反射、10%透過の特性をもつ表面反
射処理を施した鏡となることによシ共振器外に出射され
る。この方式は、高価なビームスプリッタを用いる必要
がなく光軸の調整が簡易となる利点力;ある。また第6
図では、集光レンズ15が反射鏡14の前におかれてい
るが、これは集光レンズ15の利料が、可視光に対して
不透明なゲルマニウムの場合に有効である。ゲルマニウ
ムレンズは一般にZn5e材よシなるレンズに比して収
束性が良いので、Zn5e製レンズではどうしても吻合
操作を行えない場合に使用される。この場合、13は可
視レーザ光を集光レンズ15による赤外光の焦点に一致
させるための集光レンズとなる。
第7図は、本発明の第3の実施例を示したもので、第4
図におけるビームスプリッタ、第6図における部分透過
鏡の代りに光路切り換え用全反射鏡16を用いて出射さ
れたレーザ光を作業光4とモニタ光5とに切シ換えて使
用するものである。
一般に吻合操作の中で光照射をしている時間は2〜3秒
の程度であシ、一方レーザ出力の変動は周囲温度変化に
伴う反射鏡の平行度の変化やガス圧変動、冷却水温の変
動等、長周期の特性をもっている。従って、連続発振し
ているレーザを出力制御しておき、作業時のみ全反射鏡
16を外すことによシ作業光4を得て作業すると、微弱
パワーを用いるときにレーザ全出力をモニタできるので
精度の良い制御を行うことができる。全反射鏡16を外
したとき、センサ6への入力5は消失するので、その直
前の放電電極を維持するよう信号処理部7の後に保持回
路17を入れておく必要がある。この方式は、ビームス
プリッタや部分透過鏡を用いる必要がないので、安価に
機能を実現できるという利点を有している。第7図では
、14は赤外線透過材料の表面に可視光反射処理を施し
た反射鏡である。また18は、炭酸ガスレーザ元の集光
レンズ10への入射光径を調節するためのしぼシであっ
て、集光レンズ10の焦点距離に応じて最小収束ビーム
径が得られるように調節を行うO第8図は、本発明にな
る装置を用いて行った吻合実験の結果を示したものであ
る。これは、ラットの動脈を切断後レーザにより吻合を
行ったものである。実験総数は135例で、0.3龍径
〜1゜4騙径の血管について1.5〜3ジユールのエネ
ルギーで吻合が成功している。第9図は成功率について
調べたものであるが、1.5〜3ジュールの間での成功
率はほとんど100%であって本発明の有効性が立証さ
れている。従来の糸と針による接合では1本の血管につ
き1時間以上かかることも稀ではなかったが、本実験例
ではいずれも高々数分間で吻合が完了しており、しかも
吻合後の数週間にわたる治ゆ状況は、組織学的にみても
安全なものであった。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、顕微鏡下での手
術に適した焦点距離を保ち、収束レーザ光スポットサイ
ズを小さくシ、そして低出力を安定に制御することの三
条性を同時に満たす血管吻合装置を提供することができ
、この装置を用いることによって短時間の手術で、安全
、確実な血管吻合を可能にするものである。
なお、本発明装置による吻合手術は血管の他に、神経、
臓器等にも広く適用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、血管の構成を示L7た図、第2図は、炭酸ガ
スレーザによる血管吻合条件を示す図、第3図は、集光
レン、ズの入射ヒーム径々収束スポット径との関係を示
す図、第4図は、本発明の第1の実施例の構成図、第5
図は、本発明装置に採用する電極構造を示す図、第6図
は、本発明の第2の実施例の構成図、第7図は、本発明
の第3の実施例の構成図、第8図は、本発明装置を用い
て行なった吻合実験の結果を示す図、第9図は、同実験
の成功率を示す図である。 1  ・・・・炭酸ガスレーザ、 3 ・・・・・・ 
ビームスプリッタ、 4 ・・・・作業光、 5 ・・
・・・・モニタ元、6−・・・・・・光出力センサ、 
7・・・・・・・・信号処理部、8 ・ ・・・・放電
電流制御回路、 9・・・・・・・・ヒーム拡太装置、
10.15  ・・・・・・集光レンズ、11・・・・
・・組織(血管)、12・・・・・・・・可視光レーザ
、 14  ・・・・・・反射鏡、16・・・−・・・
光路切換用全反射鏡、17・・・・・・ 保持回路、 
18・・・・・・ しぼシ〇特許出願人 東北リコー株
式会社 第1図    第3図 +0  20 30 D +  (” ml 第2図 久4にヮト煉 (m制          1第4図 眼12 第5図 第6図 12± ト 第7図 千 山

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  炭酸ガスレーザ出射手段と、該レーザ出射手
    段の一端から出射されたレーザビームをビーム径の大き
    な平行光束とするとともにこれを収束する光学手段と、
    前記炭酸ガスレーザビームと同一収束点および同一光軸
    のいずれか一方または両方を有するガイド用可視光を出
    射する手段と、前記レーザ出射手段から出射されだレー
    ザ光の一部を取り出し、若1.<は前記レーザ出射手段
    の他端からレーザ光の一部を取り出してこれを検出し、
    前記レーザ出射手段のレーザ出力を制御する手段とから
    なυ、レーザ光によシ血管等を吻合することを特徴とす
    る血管吻合装置。
  2. (2)炭酸ガスレーザ出射手段と、該レーザ出射手段の
    一端から出射されたレーザビームをビーム径の大きな平
    行光束とするとともにこれを収束する光学手段と、前記
    炭酸ガスレーサビームと同一収束点および同−光軸のい
    ずれか一方まだは両方を有するガイド用可視光を出射す
    る手段と、前記レーザ出射手段から出射されたレーザビ
    ームを、。血管等の吻合時は前記光学手段に通し、吻合
    時以外の時はレーザ出力検出器へ導びくように切換える
    光路切換手段と、前記レーザ出力検出器へ導びかhだレ
    ーーリーヒーノ、を検出し、前記レーザ出射手段のレー
    ザ出力を制御する手段とからなシ、レーザ光により血管
    等を吻合することを特徴とする血管吻合装置。
JP57224990A 1982-12-23 1982-12-23 血管吻合装置 Granted JPS59115032A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57224990A JPS59115032A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 血管吻合装置
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Applications Claiming Priority (1)

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JP57224990A JPS59115032A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 血管吻合装置

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Publication Number Publication Date
JPS59115032A true JPS59115032A (ja) 1984-07-03
JPS6148373B2 JPS6148373B2 (ja) 1986-10-23

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