JPS59114270A

JPS59114270A - エレベ−タ

Info

Publication number: JPS59114270A
Application number: JP22412882A
Authority: JP
Inventors: 藤田　一二三
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-12-21
Filing date: 1982-12-21
Publication date: 1984-07-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野Ｊ本発明は、建物内に設けられた昇降路を昇降する乗かご
を、備えたエレベータに係り、特にエレベータ来かご内
での犯罪を有効に防止しつるエレベータに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

第り図乃至第３図は、従来のエレベ番夕の構成を示すも
のである。一般にエレベータ乗かと（以下、１乗かと」
という。）【は、第【図および第２図に示すよりに、建
物２に設けられた昇降路３内に配置される。この乗かと
ｔは、昇降路上部に設けられた機械室内の巻上機（図示
せず）に巻き下けられた主ロープ４と、この主ローブ４
０韻端に接続され１こつシ合いおも＃）（図示せず）と
、前記巻上機に直結された電動機とによシ、制御装置を
介して昇降路３内で昇降制御される。なお、前記乗かと
１の上部および下部の各両Ｉｎ部には、ガイドシュー５
が取付けられており、このガイドシュー５は、昇降１８
３の側壁に沿って設けられた一対のレール６．７に沿っ
て来がご１を奪内する。

また、来かごＬは、かご忰８とがご室９とがらなシ、か
ご忰８とがご室９は防振ゴムｉｏを介して固定されてい
る。かご室９け、かこ床１１、側板１２および天井１３
カらなり、鎖側＆１２は第３図に示すよりに数枚の側板
パネル１４がらなっている。

ところで、最近エレベータの設置は重層ビルはもちろん
のこと、中低層ビルまで設しｉされるようになり、エレ
ベータの普及高が＾〈なってきている。特に、マンショ
ンおよび公的機関の高層共同住宅等の住宅間のエレベー
タの晋及率が看シ＜而く、それに伴なってエレベータの
来がと【内Ｖこおける犯罪が多くなってきている。

この理由としては、エレベータの釆υがと【が−棟の密
室で四人の目から死角になるがら犯罪が行われやすいこ
と、および住宅用の場合深夜の利用度が少ないこと等が
あげられる。

この対策として一般的には、従来法の３つがある。

■　乗゛かご内より外部へ通報する装置としてインター
ホンを設ける。

■　各階強制へ停止装置を設ける。

■　戸にガラス窓を設ける。

これらについて以下説明する。

まず、前記■の場合、インターホンの押ボタンは通常は
栄かと１内にある操作盤（図示せず）の上側に一向所付
いており、非常の場合はそれを押すと管理人室に連絡が
入り、管理人と通話ができ石ようになっている。しかし
この方法では、常時管理人が詰めていなければならず、
万一管理人が不在の時犯罪が起きてインターホンの押ボ
タンを押しても、管理人と連絡がとれないため、あまシ
効果的でない。また非常の場合、押ボタンを押す心理的
朶裕がないケースがある。このため、インターホンの押
ボタンが一箇所では非常の場合押しづらいということ全
考慮して押ボタンを数箇所に設けることが考えられる。

ところが押ボタンを数自所に設けると、いたずら押しと
いうこともあってむやみに押ボタンの個数番増やすこと
も得策ではない。

前記■の場合、通常の運転全各階強制停止運転に切換え
ると、乗客が押す行先段に行くまでの各階に必ず自動的
に停って戸を開けてゆく運転方法である。従って、深夜
になってこの運転に切換えると各階に停っては戸全開い
てゆくから、犯人におそわれても被筈者には逃げる機会
が増すことになるし、マタ一方犯行が外部の人の眼に触
れやすくして密窒化全防ぎ犯罪を行ないにくくする効果
が期待できる。しかし、この運転に切イ１、ｉえると、
来かどが各階に停っていくため、乗客は非常ｉ７ｊいら
いらさせられるので、心理的には直行運転の方がかえっ
て安心だということもある。

前記■の場合、戸にガラスｇを設けることは、乗かどの
内部が外部の人の眼−に触れやすく、密室化を防き゛、
防犯上は有効であると推測できる。ところがエレベータ
の昇降路３は火災時のり１１１焼路となる危険があるた
め、昇降路３０戸（乗場の戸）は甲種防炉なみの防火性
能を持つことが法規で定められている。そしてあえて前
記■を採用すると、火災時戸の恕ガラヌが熱で溶けたり
割れたりして、火や煙が各階に廻ることが虐念される。

ま１ヒ窓付にすると、特に幼児の場合、窓からのぞこう
として戸に手２ついていると、乗かと【が眉床時戸が自
動的に開くため、指を戸袋に引き込まれて怪我をするこ
とがある。

そして防犯等の理由から前記■と■は法規で義務づけら
れているが、前記■については錐問題があるため叡務づ
けられていない。

〔冗明の目的〕

本発明ｔよ、上記のよりな欠点に鑑与なされたものであ
って、来かご内で発生する犯罪を未然に防止できるエレ
ベータ全提供することを目的とする。

〔発明の４ｇ要〕この目的ヲ達成するために本発明では、かご室′ｆ！：
←１八成する倶１壁の異常横振動、α１ｊち犯罪時に発
生する異常仙振動奮振ヴｊ検出器で検出し、この検出　
　　゛信号に梨づいてレベル検出器および制御装置を介
してエレベータの乗かごを最寄り階に非常停止させて戸
を開くよう帆している。

〔鉾、明の央′ＩＪ１［１例〕以下、本発明の実施例１ｃ添付図面を参照しつつ説明す
る。

この実施・１＋ｌｊでか、１、かご室ケ悄成する側壁、
例えば前記＾１１図乃−＊’Ｅ、４３図に示すようなか
ごζ（９の側板１２を構成する１剥板・（ネル１４の、
戸１１ｔｔ＋以外の３方回の適宜なｉａ　ｉ５ｉ、即ち
横振動かで惠やすい仙１壁丙所に、側板パネル１４爵の
仰Ｊ壁の横振動を検出しその横振動に応じた信号金発す
るｈ知の−１，３：小力検出器２０ｆｆ：３論；ヅ「椴
付ける。

ぞして、榮４図に示−ｒように、ＭＪＧ已振動十央邑乞
Ｊ２０の出力信号をレベル検出器２］に与える。レベル
検出器２１は、側板パネル１４の横振動が大きくなって
振動検出器２０の出力が設定値以上になるとＩＩＣυ作
信号全信号、速度制御装置２２に加え、米かご魁動用の
鴇′動機Ｍを制御して栄かとｌを最寄・り階に非常停止
させる。なお、第４図中、２３は速度指令装入であり、
通常の運転状態においてはこの速度指令装置２３０指令
によシ速反制御装置２２が駆動される。

第５図はり上の上９に構成されるエレベータの動作説明
図である。例えば、乗かとｌが１階から最上階まで直行
運転する場合について考える。通常の場合は、始動後加
速して定格速度■で走行し、行先階の少し手前で減速し
て行先階に着床する。

ところが、乗かと［が定格速度■で走行中、乗かと【内
で犯罪行為が行なわれ、犯人と被害者がもみ合つ７？′
シ、被害者が難を逃ようとして抵抗したりする時、両者
が側板パネル１４に接触し、かご室９の側板パネル１４
に異常な横振動が発生する。そして、ｔ３時点で犯罪行
為が行なわれ、側板パネル１４の横振動がしだいに大き
くなり、ｔ３時点で振動検出器２０出力信号がレベル検
出器２ｊの動作設定値（即ち定常走行時および地震時等
に乗かと【に発生する横振動より大きい値に設定された
設定値）ｐ−まで上昇すると、レベル検出器２１が動作
して速度制御装置２２に減速信号を与える。すると、速
度制御装置２２が動作し、乗かご秘動用゛町動機Ｍを減
速して、乗かと１を第５図の二点鎖紛のように減速させ
て最寄シ階に着床させ、戸を開放する。

この際戸を開いたままにしておく。このようにすれば、
被害者に逃げる機会ケ与え、かつ栄かと１内が外部の人
の眼に触れるため、犯人もひつくりして逃げ、犯罪を未
然に防止することができる。

第６図は、この発明の能の実施例を示すもので、前記第
４図と異なる点は、レベル検出器２１と速度制御装置２
２とのｌｖｌに警報装置ｆｆ１ｔ２４に設けたことであ
る。こめような構成によれば、側板・（ネル１４の横振
動がしだいに大きくなり、Ａｉｌ記第５図のｔ２時点で
振動検出器２０の出力レベルが検出器２１の動作設定ｊ
ｉＭｐまで上昇すると、レベル検出器２Ｊが動作し、そ
の動作信号の一部を霜報装置２４に人力する。

これにより４！Ｉｆ報装隨２４は、管理人および外部の
人に犯罪行為があったことを知らせるために、管理人お
よび乗かと１の上に取付けられている糾−報ブザー（図
示せず）全１賜らす。そして、当・報ブザーの作動とと
もに、乗かこ１が減速して最寄り階に着床するため、よ
り一層の防犯効果があけられる。

なお、脅報装置２４によシ防犯灯を点滅させるようにし
てもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、建物に設けられ
た昇降路内で昇降制御される来かごの〃・ご室側壁の異
常横振動を振動検出器で検出し、この検出信号値が設定
値より犬きくなるとレベル検出器から動作信号が発せら
れ、この動作イ言号に基づいてエレベータの運転制御が
変更されて乗力）とが最寄り階に着床して戸が開放する
ので、管理人がいる、いないにかかわらず乗かご内での
名巳非を未然に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は従来のエレベータの説明１菌であり
、第１図は栄かどの正面図、第２図は乗力）どの９１ｔ
１面図、第３図はかご室の断面図、第４図は本発明の実
施例に係る′電気回路のブロック線図、第５図は第４図
の動作説明図、第６図は本発明の池の実施例に係る・電
気回路のブロック線図である。１・・・乗かご、９・・・かご室、１４・・・側板Ｉ＜
ネル、２０・・・振動検出器、２１・・・レベル検出器
、２４・・・旨報装置。出願人代理人　　猪　股　　　清第１図第２図第３図第４図２第５図第６図２３

Claims

【特許請求の範囲】１、建物内に設けられた昇降路内を制御装を改により昇
降制御される乗かごを備えノヒエレベータにおいて、前記エレベータ乗かどのかご室を構成する側壁の横振動
を検出する振動検出器と、該振動検出器の出力が設定値
より大きくなった時に動作信号を発するレベル検出温と
を備え、該レベル検出温の動作信号を前Ｇピ制御装置に
与え、１鮭１記制御装ｍｌにより前記エレベータ来かご
を最をシ階に停止させｆＣ，ｍ戸を開放させることを特
徴とするエレベータ。Ｌ　Ａｉｊ記レベル検出器の動作信号の一部ケ管報装重
に入力するよりにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のエレベータ。