JPS5911367A - 着色酸化アルミニウム粉末 - Google Patents

着色酸化アルミニウム粉末

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JPS5911367A
JPS5911367A JP57120351A JP12035182A JPS5911367A JP S5911367 A JPS5911367 A JP S5911367A JP 57120351 A JP57120351 A JP 57120351A JP 12035182 A JP12035182 A JP 12035182A JP S5911367 A JPS5911367 A JP S5911367A
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    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
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    • C09C1/407Aluminium oxides or hydroxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は充填材又は添加材用着色酸化アルミニウム粉末
、特に黒色に着色された酸化アルミニウム粉末の製法に
関する。
酸化アルミニウム粉末は白色粉末であり、加えて絶縁性
、耐摩耗性、熱伝導性等が優れているために、例えば、
電子部品例えば半導体集積回路用パッケージ被覆用エポ
キシ樹脂用の充填材、汎用プラスチック成形体例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリメ
チルメタクリレート等のm脂用の充填材等として好適に
利用されている。
しかし、これらの使用目的によっては前記諸物性の他に
有否な光を遮蔽するとか、導電性付与というような物性
が要求されることがある。
この要求を満たすのに、酸化アルミニウム粉本と共にカ
ーボンブラック等の顔料をブレングーで混合又は溶液中
で攪拌混合した後乾燥被覆させる方法は容易に考えられ
る。
しかし、上述のような用途に於いては、樹脂を溶媒に溶
解させた媒体中lこ充填剤等を添加し、攪拌混合した後
、フィルム化が行なわれるため、上記したような従来の
方法によって製造された黒色の充填剤は溶媒中での攪拌
混合中に酸化アルミニウムとカーボンブラックが一部遊
離し、これより得られたフィルム等は着色ムラを生じて
いるとか、酸化アルミニウムの生地の色である白色を呈
すようになり、光を遮蔽する又は導電性を利用する用途
等への適用価値は殆んど無い。
本発明者らは、上記のような欠点を克服すべく種々検討
を行なった結果、特定の粒子径及び比表面積を有するカ
ーボンブラックと酸化アルミニウム粉末を特定の混合条
件下にて混合した場合には、上述した不都合が除かれる
ことを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は酸化アルミニウム粉末に、0.5重
量%以」1量の平均粒子径が1100n以下及び比表面
積がa On? / 9以上であるカーボンブラックを
添加し、衝撃値がIG(重力加速度)以上の条件下に混
合して得られた着色酸化アルミニウム粉末を提供するに
ある。
以下に本発明を更に詳細に説明する。本発明の着色酸化
アルミニウム粉末′は灰黒色乃至黒色を呈し、樹脂のフ
ィルム化に際して有機溶媒中に分散させるに当っても酸
化アルミニウムとカーボンブラックの遊離が生じること
がなく、着色目的を充分満足するとともに耐犀耗性、熱
伝導性、導電性等が極めて高く、工業的価値が極めて高
い。
本発明に用いられる原料の酸化アルミニウムの粒子径は
特に制限されない。しかし一般が著しく低下するように
なるので、一般に2μm以下、好ましくは0.01−1
μmのものが用いられる。
本発明に用いられる着色顔料としてのカーボンブラック
としては平均粒子径がl OOnm以下及び比表面積が
80m”/r以上であるカーボンブラックを用いる必要
がある。
カーボンブラックの粒子径及び比表面積は最も配慮しな
ければならない点である。
平均粒子径がloOnm以上、又は比表面積が80rr
?/f以下のカーボンブラックの場合には、溶媒中に分
散させた時に酸化アルミニウムとカーボンブラックが遊
離する現象が5− 生じるようになり好ましくない。
また、カーボンブラックは酸化アルミニウム粉末の平均
粒子径の1/8以上の平均粒子径のものを用いると溶媒
中に分散させた時に酸化アルミニウムとカーボンブラッ
クの遊離現象が生じ、着色ムラを招くので好ましくない
。特番こ平均粒子径が5〜5Qnm1酸化アルミニウム
粉末の平均径115〜l/80の平均粒子径及び比表面
積が100m”/r以上のカーボンブラックが好ましい
本発明の着色酸化アルミニウムの製造に当り、カーボン
ブラックの酸化アルミニウムに対する混合割合は少なく
とも0.5重量%以上、好ましくは1重量%以上とされ
る。
混合するカーボンブラックの割合が0.5重量%より少
ないと所期の効果が得られず、また多過ぎる場合には着
色という観点からは全く問題はないので、使用する用途
によって適宜選べばよい。
本発明の着色酸化アルミニウム粉末の製造6− に当り原料酸化アルミニウム粉末とカーボンブラックは
th撃値がIG以上、好ましくは3G〜15Gの条件下
に浣合することが必須であり、かかる混合条件下(こよ
り初めて目的とする黒色で着色ムラのない、しかも溶媒
中に分散させる際lこも酸化アルミニウムとカーボンブ
ランクの遊凋1F現象の少ない良好な着色酸化アルミニ
ウムか得られるのである。このようなm1合条件は振動
ミル、ボールミル等の粉砕又は摩砕手段により達成する
ことができる。
粉砕又は摩砕時間は一般に1分〜10時間行なえばよい
従来一般に顔料成分を樹脂に配合する時の混合するとい
うような方法では所期の目的は達し得ないのである。
本発明の着色酸化アルミニウムが溶媒中に分散させても
酸化アルミニウムとカーボンブラックが遊離し難く強固
に絡んでいる理由は明らかでないが、特定の粒子径及び
比表面積を有するカーボンブランクを用い、特定の条件
下に混合する場合には、酸化アルミニウムとカーボンブ
ラックとがメカノケミカルな反応を生じるためと推考さ
れる。
摩砕又は粉砕混合時に両原料成分か摩砕又は粉砕により
粒子径が小さくなるが、得られる着色酸化アルミニウム
粉末の各々の構成成分である酸化アルミニウム粉末及び
カーボンブラックは上述の粒径及び比表面積の関係を有
するのが望ましい。
本発明の着色酸化アルミニウム粉末の製造1こ当り、着
色成分以外にその使用目的によっては他の添加物を添加
することは差支えない。
以上詳述した本発明の着色酸化アルミニウム粉末は酸化
アルミニウムとカーボンブラックとの遊離現象が極めて
小さいので、着色が顕著1こ堅牢であるために、有害な
光を遮蔽すできるという効果を奏する。
本発明の着色酸化アルミニウム粉末は特に耐摩耗性、熱
伝導性の要求される電子部品用のプラスチックへの充填
剤、添加剤として好適である。
以下に本発明の着色酸化アルミニウム粉末を実施例によ
り更に詳細に説明するが、本発明はその要旨をこえない
限り以下の実施例に限定されるものではない。
実施例/ 第1表に示す平均−次粒子径を有する酸化アルミニウム
粉末及び第1表に示す平均粒子径及びBET比表面積を
有する′カーボンブラックを各々第1表に示す割合で、
振動ミル(6G)に仕込み、12分間粉砕混合した。
次いで、得られた着色アルミニウム粉末について着色度
合いを以下の方法にて判定した。
■ 振動ミルから取出した状態の着色酸化9− アルミニウム粉末を目視により観察した。
ジ ■ 振動ミルかi取出した状態の着色酸化アルミニウム
粉末5重量部をメチルエチ・ルケトン:メチルイソブチ
ルケトン:トルエン−1:l:1(重量比)より成る混
合溶媒60重量部とビーカーに仕込み、1時間攪拌した
後、静置沈降させた。沈澱物の上層部を目視により観察
した。
■及び■の目視においてカーボンブラックで着色されて
いない酸化アルミニウム粉末が、全く認められないもの
;○ 少し認められるもの;△ 多く認められるもの;× で表示した。
以下の実施例では■及び■のテストと称する。
一1〇− 第1表より酸化アルミニウム粉末と特定粒子径及び特定
比表面積を有するカーボンブラックとの粉砕混合により
、着色堅牢度の高い酸化アルミニウム粉末が製造できる
ことが明らかである。
実施例2 平均−次粒子径0.5μmの酸化アルミニウム粉末50
重量部及び平均粒子径3Qnm及びBET比表面積95
On?/fを有するカーボンブランク5重量部をボール
ミル(こ仕込み、80分間摩砕混合した。
得られた着色アルミナ粉末の着色度■のテストの結果は
「○」であり、着色度■のテストの結果は「○」であっ
た。
尚、比較のため、上記の原料を■型混合機により80分
間混合した。
その結果、得られた着色アルミナ粉末の、着色度■のテ
ストの結果は「×」であり、着色度■のテストの結果は
「×」であった。
以上の実鹸例から、本発明の着色酸化ア12− −11.− ルミニウムの着色堅牢度が著しく高いことが理解できる
一18完)p−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■)酸化アルミニウム粉末に、0.5重量%以上量の平
    均粒子径がioonm以下及び比表面積がBOrr?/
    ’f以上であるカーボンブラックを添加し、衝撃値が1
    0以上の条件下に混合して得られた着色酸化アルミニウ
    ム粉末。 2)カーボンブラックとして平均粒子径5〜50nm及
    び比表面積Loom’/f以上のカーボンブラックを用
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の着色
    酸化アルミニウム粉末。 3)酸化アルミニウム粉末に、0.5重量%以上量の平
    均粒子径が100 nm以下及び比表面積が80n?/
    S’以上であるカーボンブラックを添加し、衝撃値が1
    0以上の条件下に混合することを特徴とする着色酸化ア
    ルミニウム粉末の製造方法。 4)カーホンブラックとして平均粒子径5〜50nm及
    び比表面積100m”/P以上のカーボンブラックを用
    いることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の着色
    酸化アルミニウム粉末の製造方法。 5)衝撃値がlG以上の条件下に混合する手段として振
    動ミルを使用することを特徴とする特許請求の範囲第8
    又は4項記載の着色酸化アルミニウム粉末の製造方法。
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