JPS59113465A - 磁性体ロ−ル - Google Patents
磁性体ロ−ルInfo
- Publication number
- JPS59113465A JPS59113465A JP22194182A JP22194182A JPS59113465A JP S59113465 A JPS59113465 A JP S59113465A JP 22194182 A JP22194182 A JP 22194182A JP 22194182 A JP22194182 A JP 22194182A JP S59113465 A JPS59113465 A JP S59113465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- cylindrical rubber
- roll
- rubber magnet
- anisotropy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/09—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
- G03G15/0921—Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、静電式複写機の現像ロール等に使用される磁
性体ロールに関する。
性体ロールに関する。
静電式複写機においては、トナー（微粒の顔料）とキャ
リア（磁性粉末）とを混合した現像剤、あるいは顔料と
磁性粉の両方の性質をもつ現像剤を使用し、非磁性円筒
スリーブ内に磁性体ロールを設けそのスリーブ外周面に
吸着させて磁気ブラシを構成し、静電気現像を利用して
予め池の帯電装置によって帯電させた静電潜像を有する
感光本ドラ・ムを摺擦して可視像とする磁気ブラシ法が
最も広く使用されている。
リア（磁性粉末）とを混合した現像剤、あるいは顔料と
磁性粉の両方の性質をもつ現像剤を使用し、非磁性円筒
スリーブ内に磁性体ロールを設けそのスリーブ外周面に
吸着させて磁気ブラシを構成し、静電気現像を利用して
予め池の帯電装置によって帯電させた静電潜像を有する
感光本ドラ・ムを摺擦して可視像とする磁気ブラシ法が
最も広く使用されている。
従来、この磁気ブラシの構成要素となる磁性体ロールと
しては、第１図及び第２図に示すものがあった。この磁
性体ロールは、長手方向に継目のない長尺一体物の中空
円筒状永久磁石１に円柱軸２を貫通させて接着剤３で固
着したものであり、円筒状永久磁石１としてフェライト
焼結体を用いていた。
しては、第１図及び第２図に示すものがあった。この磁
性体ロールは、長手方向に継目のない長尺一体物の中空
円筒状永久磁石１に円柱軸２を貫通させて接着剤３で固
着したものであり、円筒状永久磁石１としてフェライト
焼結体を用いていた。
ところで、最近、静電式複写機の小型化に伴い、磁性体
ロールの小型化が強く要望されるようになっており、こ
のため円筒状永久磁石１の径を縮少する必要が生じて鰺
ている。この場合には、フェライト焼結体では製造上対
応できず、ゴム等の高分子材料にフェライト粒子を混合
して成型着磁したゴム磁石を採用することが考慮すれて
いる。しかし、ゴム磁石では磁極の強さに問題がある。
ロールの小型化が強く要望されるようになっており、こ
のため円筒状永久磁石１の径を縮少する必要が生じて鰺
ている。この場合には、フェライト焼結体では製造上対
応できず、ゴム等の高分子材料にフェライト粒子を混合
して成型着磁したゴム磁石を採用することが考慮すれて
いる。しかし、ゴム磁石では磁極の強さに問題がある。
本発明は、上記の点に鑑み、円筒状ゴム磁石の磁極のう
ちの少なくとも１つが充分強力なものとなるように、円
筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気異方性を生
ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形成すること
により、小型で高性能の磁性体ロールを提供しようとす
るものである。
ちの少なくとも１つが充分強力なものとなるように、円
筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気異方性を生
ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形成すること
により、小型で高性能の磁性体ロールを提供しようとす
るものである。
以下、本発明に係る磁性体ロールの実施例を図面に従っ
て説明する。
て説明する。
第３図において、円筒状ゴム磁石材１０の一部のみを図
中点線で示すように円周方向に磁気異方性を生ずる如く
配向させる。このように磁気異方性を持たせる部分は磁
性体ロールとして使用するときに静電式複写機の感光体
ドラムに対向する部分である。それから、円筒状ゴム磁
石材１０の円周面に非対称磁極が形Ｉ＆される如く着磁
する。この際、磁気異方性を持たせた部分はその方向に
沿って着磁を施し、これにより第４図の如く、充分強力
な磁極■、■が感光体ドラムに対向すべき部分に形成さ
れた円筒状ゴム磁石１１が得られることになる。他の部
分の磁極Ｎ、Ｓは比較的弱い磁極であっても差し支えな
い。この非対称磁極を形成した円筒状ゴム磁石１１の中
心穴１２には軸体１３が設けられ、接着剤３で固着され
る。
中点線で示すように円周方向に磁気異方性を生ずる如く
配向させる。このように磁気異方性を持たせる部分は磁
性体ロールとして使用するときに静電式複写機の感光体
ドラムに対向する部分である。それから、円筒状ゴム磁
石材１０の円周面に非対称磁極が形Ｉ＆される如く着磁
する。この際、磁気異方性を持たせた部分はその方向に
沿って着磁を施し、これにより第４図の如く、充分強力
な磁極■、■が感光体ドラムに対向すべき部分に形成さ
れた円筒状ゴム磁石１１が得られることになる。他の部
分の磁極Ｎ、Ｓは比較的弱い磁極であっても差し支えな
い。この非対称磁極を形成した円筒状ゴム磁石１１の中
心穴１２には軸体１３が設けられ、接着剤３で固着され
る。
上記実施例によれば次のような効果を上げることができ
る。
る。
（１）円筒状ゴム磁石材１０を用いるため、製造上小型
（小径）化への要望を満足することができる。
（小径）化への要望を満足することができる。
（２）円筒状ゴム磁石材１０の一部のみに磁気異方性を
持たせて非対称着磁を施すことにより、所要の磁極の強
さを確保できる。
持たせて非対称着磁を施すことにより、所要の磁極の強
さを確保できる。
なお、円筒状ゴム磁石の非対称着磁パターンは３極乃至
８極程度の間で適宜変更することができる。
８極程度の間で適宜変更することができる。
以上説明したように、本発明によれば、円筒状ゴム磁石
の磁極のうちの少なくとも１つか充分強力なものとなる
ように、円筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気
異方性を生ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形
成することにより、小型で高性能の磁性体ロールを得る
ことかできる。
の磁極のうちの少なくとも１つか充分強力なものとなる
ように、円筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気
異方性を生ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形
成することにより、小型で高性能の磁性体ロールを得る
ことかできる。
第１図は従来の磁性体ロールを示す正断面図、第２図は
同側断面図、第３図は本発明に係る磁性体ロールの実施
例における磁気異方性の方向を示す円筒状ゴム磁石材の
側断面図、第４図は実施例を示す側断面図である。 １０・・・円筒状ゴム磁石材、１１・・・円筒状ゴム磁
石、１２・・・中心穴、１３・・・軸体。 特許出願人 東京電気化学工業株式会社 代理人 弁理士 村 井 隆 手続補正書翰発） 昭和５８年 ３月 １７．３ 特Ｊ！ｒ庁長官 若杉和夫 殿 ■ 事件の表示 昭和５７年 特許 願第２２１９４１ 号２、発明
の名称 磁性体ｐ−ル ３ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋−丁目１３番１号名 称
（３０６）東京電気化学工業株式会社代表者 素野
福次部 ４、代理人〒１５３電話０３（７９］）１２４５−住
所 東京都目黒区東山３丁目１番１９号８、補正の内
容 別紙のとおり １、明細書全文を別添の全文訂正明細書のとおり訂正す
る。 ２、第３図及び第４図を削除し、別紙図面を追加する。 以上 全文訂正明細書 １、発明の名称 磁性体ロール ２、特許請求の範囲 （１）一部のみを円周方向に磁気異方性を生ずる如く配
向させた円筒状ゴム磁石材を着磁したことを特徴とする
磁性体ロール。 （２）一部のみを円周方向に磁気異方性を生ずる如く配
向させた円筒状ゴム磁石材を着磁し、前記配向に対応し
た強力な磁極と前記配向とは異なる向きの弱い磁極とを
形成したことを特徴とする磁性１本ロール。 ３、発明の詳細な説明 本発明は、静電式複写機の現像ロール、あるいは磁気選
鉱機のロール、さらには回転電機のロータ等に使用され
る磁性体ロールに関する。 静電式複写機においては、トナー（微粒の顔料）とキャ
リア（磁性粉末）とを混合−した現像剤、あるいは顔料
と磁性粉の両方の性質をもつ現像剤を使用１７、非磁性
円筒スリーブ内に磁性体ロールを設けそのスリーブ外周
面に吸着させて磁気ブラシを構成し、静電気現像を利用
して予め他の帯電装置によって帯電させた静電潜像を有
する感光体ドラムを摺擦して可視像とする磁気ブラシ法
が最も広く使用されている。 従来、この磁気ブラシの構成要素となる磁性体ロールと
しては、第１図及び第２図に示すものがあった。この磁
性体ロールは、技手方向に継目のない長尺一体物の中空
円筒状永久磁石１に円柱軸２を貫通させて接着剤３で固
着したものであり、円筒状永久磁石１としてフェライト
焼結体を用いていた。 この場合、中空円筒状永久磁石１の着磁法としては、従
来第３図（ＡＬ（Ｂ）に示すように等方性磁石材４に等
間隔で同じ強さの対称磁極Ｎ、Ｓを形成する方法、ある
いは第４図（／’Ａ）、（Ｂ）に示すように全体を円周
方向に磁気異方性を持たせた異方性磁石材５に、この配
向方向と同し方向に着磁して等間隔で同じ強さの対称磁
極Ｎ、Ｓを形成する方法がある。 ところで、最近、静電式複写機の小型化に伴い、磁性体
ロールの小型化が強く要望されるようになっており、こ
のため円筒状永久磁石１の径を縮少する必要が生じてき
ている。この場合には、フェライト焼結体では製造上月
応できず、ゴム、塩素化ポリエチレン、塩化ビニール等
の高分子材料にフェライト粒子、希土類コバルト磁石材
粉末、その池の磁性粒子を混合して成型着磁したゴム磁
石を採用することが考慮されている。しかし、ゴム磁石
では第３図の如く等方性磁石材に着磁するのでは磁極の
強さが不充分となり、第４図のような異方性磁石材を用
いる場合には磁極に強弱をつけた非対称磁極を形成しに
くい問題点があった。 本発明は、上記の点に鑑み、円筒状ゴム磁石の磁極のう
ちの少なくとも１つが充分強力なものとなるように、円
筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気異方性を生
ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形成すること
により、小型で高性能の磁性体ロールを提供しようとす
るものである。 以下、本発明に係る磁性体ロールの実施例を閃絡５図（
Ａ）、（Ｂ）において、円筒状ゴム磁石材１０の一部の
みを図中点線で示すように円周方向に磁気異方性を生ず
る如く配向させる。このように磁気異方性を持たせる部
分は磁性体ロールとして使用するときに静電式複写機の
感光体ドラムに則向する部分である。それから、円筒状
ゴム磁石材１０の円周面に第５図（Ｂ）中実線で示すよ
うに磁極の強さが一様でない非対称磁極が形成される如
く着磁する。この際、磁気異方性を持たせた部分はその
方向に沿って着磁を施し、その池の部分については配向
とは異なる方向に着磁を施す。これにより、第５図（Ａ
）、（Ｂ）の如く、充分強力な磁極■、■が感光体ドラ
ムに対向すべき部分に形成され、かつ残りの部分に弱い
磁極Ｎ、Ｓが形成された円筒状ゴム磁石１１が得られる
ことになる。第６図のように、この非対称磁極を形成し
た円筒状ゴム磁石°１１の中心穴１２には軸体１３が設
けられ、接着剤３で固着される。 上記実施例によれば次のような効果を上げることができ
る。 （１）円筒状ゴム磁石材１０を用いるため、製造上小型
（小径）化への要望を満足することができる。 （２）円筒状ゴム磁石材１０の一部のみに磁気異方性を
持たせて非対称着磁を施すことにより、所要の磁極の強
さを確保できる。 （３）着磁装置は簡単であり、一様な着磁電流を流すこ
とにより必然的に強い磁極と弱い磁極とが同じ磁極パタ
ーンで得られる。 なお、円筒状ゴム磁石の非対称着磁パターンは３極乃至
８極程度の開で適宜変更することができる。−例として
、第７図（Ａ）、（Ｂ）に３極の場合を示す。この場合
は、円筒状ゴム磁石材１０に充分強力な磁極■、■ と
弱い磁極Ｎとを着磁する構成であり、とくに現像ロール
としてはこのような磁極パターンに対する要望がある。 以上説明したように、本発明によれば、円筒状ゴム磁石
の磁極のうちの少なくとも１つが充分強力なものとなる
ように、円筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気
異方性を生ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形
成することにより、小型で高性能の磁性体ロールを得る
ことができる。 ４、図面の簡単な説明 第１図は従来の磁性体ロールを示す正断面図、第２図は
同側断面図、第３図（’Ａ）は従来の等方性磁石祠の磁
極配置を示す側面図、第３図（Ｂ）はその場合の着磁パ
ターンを示すグラフ、第４図（Ａ）は従来の異方性磁石
材の磁極配置を示す側面図、第４図（Ｂ）はその場合の
着磁パターンを示すグラフ、第５図（Ａ）は本発明に係
る磁性体ロールの実施例における磁気異方性の方向及び
磁極配置を示す側面図、第５図（Ｂ）はその場合の着磁
パターンを示すグラフ、第６図は実施例の側断面図、第
７図（Ａ＞は本発明の他の実施例における磁気異方性の
方向及び磁極配置を示す側面図、第７図（Ｂ）はその場
合の着磁パターンを示すグラフである。 １０・・・円筒状ゴム磁石材、１１・・・円筒状ゴム磁
石、１２・・・中心穴、１３・・・軸体。 （Ａ） （Ｂ） （Ａ） （Ｂ） （Ａ） （Ｂ）
同側断面図、第３図は本発明に係る磁性体ロールの実施
例における磁気異方性の方向を示す円筒状ゴム磁石材の
側断面図、第４図は実施例を示す側断面図である。 １０・・・円筒状ゴム磁石材、１１・・・円筒状ゴム磁
石、１２・・・中心穴、１３・・・軸体。 特許出願人 東京電気化学工業株式会社 代理人 弁理士 村 井 隆 手続補正書翰発） 昭和５８年 ３月 １７．３ 特Ｊ！ｒ庁長官 若杉和夫 殿 ■ 事件の表示 昭和５７年 特許 願第２２１９４１ 号２、発明
の名称 磁性体ｐ−ル ３ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋−丁目１３番１号名 称
（３０６）東京電気化学工業株式会社代表者 素野
福次部 ４、代理人〒１５３電話０３（７９］）１２４５−住
所 東京都目黒区東山３丁目１番１９号８、補正の内
容 別紙のとおり １、明細書全文を別添の全文訂正明細書のとおり訂正す
る。 ２、第３図及び第４図を削除し、別紙図面を追加する。 以上 全文訂正明細書 １、発明の名称 磁性体ロール ２、特許請求の範囲 （１）一部のみを円周方向に磁気異方性を生ずる如く配
向させた円筒状ゴム磁石材を着磁したことを特徴とする
磁性体ロール。 （２）一部のみを円周方向に磁気異方性を生ずる如く配
向させた円筒状ゴム磁石材を着磁し、前記配向に対応し
た強力な磁極と前記配向とは異なる向きの弱い磁極とを
形成したことを特徴とする磁性１本ロール。 ３、発明の詳細な説明 本発明は、静電式複写機の現像ロール、あるいは磁気選
鉱機のロール、さらには回転電機のロータ等に使用され
る磁性体ロールに関する。 静電式複写機においては、トナー（微粒の顔料）とキャ
リア（磁性粉末）とを混合−した現像剤、あるいは顔料
と磁性粉の両方の性質をもつ現像剤を使用１７、非磁性
円筒スリーブ内に磁性体ロールを設けそのスリーブ外周
面に吸着させて磁気ブラシを構成し、静電気現像を利用
して予め他の帯電装置によって帯電させた静電潜像を有
する感光体ドラムを摺擦して可視像とする磁気ブラシ法
が最も広く使用されている。 従来、この磁気ブラシの構成要素となる磁性体ロールと
しては、第１図及び第２図に示すものがあった。この磁
性体ロールは、技手方向に継目のない長尺一体物の中空
円筒状永久磁石１に円柱軸２を貫通させて接着剤３で固
着したものであり、円筒状永久磁石１としてフェライト
焼結体を用いていた。 この場合、中空円筒状永久磁石１の着磁法としては、従
来第３図（ＡＬ（Ｂ）に示すように等方性磁石材４に等
間隔で同じ強さの対称磁極Ｎ、Ｓを形成する方法、ある
いは第４図（／’Ａ）、（Ｂ）に示すように全体を円周
方向に磁気異方性を持たせた異方性磁石材５に、この配
向方向と同し方向に着磁して等間隔で同じ強さの対称磁
極Ｎ、Ｓを形成する方法がある。 ところで、最近、静電式複写機の小型化に伴い、磁性体
ロールの小型化が強く要望されるようになっており、こ
のため円筒状永久磁石１の径を縮少する必要が生じてき
ている。この場合には、フェライト焼結体では製造上月
応できず、ゴム、塩素化ポリエチレン、塩化ビニール等
の高分子材料にフェライト粒子、希土類コバルト磁石材
粉末、その池の磁性粒子を混合して成型着磁したゴム磁
石を採用することが考慮されている。しかし、ゴム磁石
では第３図の如く等方性磁石材に着磁するのでは磁極の
強さが不充分となり、第４図のような異方性磁石材を用
いる場合には磁極に強弱をつけた非対称磁極を形成しに
くい問題点があった。 本発明は、上記の点に鑑み、円筒状ゴム磁石の磁極のう
ちの少なくとも１つが充分強力なものとなるように、円
筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気異方性を生
ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形成すること
により、小型で高性能の磁性体ロールを提供しようとす
るものである。 以下、本発明に係る磁性体ロールの実施例を閃絡５図（
Ａ）、（Ｂ）において、円筒状ゴム磁石材１０の一部の
みを図中点線で示すように円周方向に磁気異方性を生ず
る如く配向させる。このように磁気異方性を持たせる部
分は磁性体ロールとして使用するときに静電式複写機の
感光体ドラムに則向する部分である。それから、円筒状
ゴム磁石材１０の円周面に第５図（Ｂ）中実線で示すよ
うに磁極の強さが一様でない非対称磁極が形成される如
く着磁する。この際、磁気異方性を持たせた部分はその
方向に沿って着磁を施し、その池の部分については配向
とは異なる方向に着磁を施す。これにより、第５図（Ａ
）、（Ｂ）の如く、充分強力な磁極■、■が感光体ドラ
ムに対向すべき部分に形成され、かつ残りの部分に弱い
磁極Ｎ、Ｓが形成された円筒状ゴム磁石１１が得られる
ことになる。第６図のように、この非対称磁極を形成し
た円筒状ゴム磁石°１１の中心穴１２には軸体１３が設
けられ、接着剤３で固着される。 上記実施例によれば次のような効果を上げることができ
る。 （１）円筒状ゴム磁石材１０を用いるため、製造上小型
（小径）化への要望を満足することができる。 （２）円筒状ゴム磁石材１０の一部のみに磁気異方性を
持たせて非対称着磁を施すことにより、所要の磁極の強
さを確保できる。 （３）着磁装置は簡単であり、一様な着磁電流を流すこ
とにより必然的に強い磁極と弱い磁極とが同じ磁極パタ
ーンで得られる。 なお、円筒状ゴム磁石の非対称着磁パターンは３極乃至
８極程度の開で適宜変更することができる。−例として
、第７図（Ａ）、（Ｂ）に３極の場合を示す。この場合
は、円筒状ゴム磁石材１０に充分強力な磁極■、■ と
弱い磁極Ｎとを着磁する構成であり、とくに現像ロール
としてはこのような磁極パターンに対する要望がある。 以上説明したように、本発明によれば、円筒状ゴム磁石
の磁極のうちの少なくとも１つが充分強力なものとなる
ように、円筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気
異方性を生ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形
成することにより、小型で高性能の磁性体ロールを得る
ことができる。 ４、図面の簡単な説明 第１図は従来の磁性体ロールを示す正断面図、第２図は
同側断面図、第３図（’Ａ）は従来の等方性磁石祠の磁
極配置を示す側面図、第３図（Ｂ）はその場合の着磁パ
ターンを示すグラフ、第４図（Ａ）は従来の異方性磁石
材の磁極配置を示す側面図、第４図（Ｂ）はその場合の
着磁パターンを示すグラフ、第５図（Ａ）は本発明に係
る磁性体ロールの実施例における磁気異方性の方向及び
磁極配置を示す側面図、第５図（Ｂ）はその場合の着磁
パターンを示すグラフ、第６図は実施例の側断面図、第
７図（Ａ＞は本発明の他の実施例における磁気異方性の
方向及び磁極配置を示す側面図、第７図（Ｂ）はその場
合の着磁パターンを示すグラフである。 １０・・・円筒状ゴム磁石材、１１・・・円筒状ゴム磁
石、１２・・・中心穴、１３・・・軸体。 （Ａ） （Ｂ） （Ａ） （Ｂ） （Ａ） （Ｂ）
Claims (1)
- （１）円筒状ゴム磁石材の一部のみを円周方向に磁気異
方性を生ずる如く配向させて着磁し、非対称磁極を形成
した円筒状ゴム磁石の中心に軸体を設けたことを特徴と
する磁性体ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22194182A JPS59113465A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 磁性体ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22194182A JPS59113465A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 磁性体ロ−ル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59113465A true JPS59113465A (ja) | 1984-06-30 |
Family
ID=16774549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22194182A Pending JPS59113465A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 磁性体ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59113465A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61204910A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 乾式電子写真装置の磁気ブラシ現像用マグネツトロ−ル及びその製造装置 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP22194182A patent/JPS59113465A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61204910A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 乾式電子写真装置の磁気ブラシ現像用マグネツトロ−ル及びその製造装置 |
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