JPS59111580A - 図形照合装置の二値化装置 - Google Patents

図形照合装置の二値化装置

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JPS59111580A
JPS59111580A JP57222656A JP22265682A JPS59111580A JP S59111580 A JPS59111580 A JP S59111580A JP 57222656 A JP57222656 A JP 57222656A JP 22265682 A JP22265682 A JP 22265682A JP S59111580 A JPS59111580 A JP S59111580A
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JP
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area
histogram
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signal
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JP57222656A
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English (en)
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Shuji Tsuji
辻 修治
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Omron Corp
Original Assignee
Tateisi Electronics Co
Omron Tateisi Electronics Co
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • G06V10/28Quantising the image, e.g. histogram thresholding for discrimination between background and foreground patterns

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の分野 この発明は、たとえば小切手1手形等の証努に押印され
1こ被照合印影を読取って画像化し、予じめ記憶部に船
憶される参照印影の画像と比較して被照合印影の真偽を
判別する印鑑照会装置に適用される図形照合装置の二値
化装置に関する。
(ロ)発明の背景 小切手9手形等に押印された印影が真正なものであるか
否か自動的に判別するのに、予じめ参照印影の画像パタ
ーンを二値化して記憶してυくとともに、被照合印影を
読取装置で読取り、濃淡画像信号を得、この濃淡画像信
号をきらに二値化変換し、上記二価化記憶された参照印
影の画像パターン、と二値化されtコ被照合印影の画像
パターンとを比較して照合する場合かある。この場合に
使用される二個化装置は、予じめ定め1こ基準価(スラ
イス値)信号と被照合印影の濃淡画像信号とを比較して
被照会印影画像伯号を二値化するのか通常である〇 しかしながら、印影は使用するインク、朱肉の種類や看
肉量、押印時の圧力、押印台の硬式などにより印影毎に
濃淡差か生じるものであり、被照合印影の濃淡画像信号
を二値化するのに、固定された基準値と比較すると、濃
い印影の場合は太めの二値化パターン信号が得られ、逆
に淡い印影の場合は細めの二値化信号が得られるので標
準的な印影が二値化され1こ参照印影画像パターンと比
較照合する場合照合誤りを生じきせる?それがある01
だ同じ印影の甲でも押印時の圧力のかけ方の偏りにより
領域によって濃淡差か発生する。その上照明状態の不均
一も印影読取信号に影響を与えることかある0このよう
な場合は、上記印鑑照合にPいて被照合印影の読取―淡
佃号を二値化信号に変換するのに1イh)の基準値信号
と比較して行lうと入力印影に対して忠実な二値化画像
ノくターン+’(hることかできす、得られ1こ被照合
印影の二値化画像パターンと参照印影の二値化画像)<
ターンとを照合しても精度の胃い照合を行なうことかで
きない。
(ハ)発明の目的 上記に鑑み、この発明の目的は印影に押印時の圧力の偏
り等による謳淡差かあっても被照合印影パターンケ忠実
に二個化でき、また績い印影に対しては細めに、淡い印
影に対しては太めのパターンに二値化でき、精度の高い
照合を可能とする図形照合装置の二佃化装ftA−を提
供するζこある。
に)発明の構成と効果 上記目的ヲ遅成する1こめにこの発明の図形照合装置の
二価化装置は読取センサで読取った濃淡信号をデジタル
値に変換するA、/D変俟器と、このA/D変換器で変
換された濃淡デジタル信号を記憶する画像メモリと、前
記A / D変換器出力を前記読取図形が複数の領域に
分割される各領域に対応して振分けて導出する領域振分
は手段と、この領域振分は手段で振分けられる領域毎に
前記濃淡デジタル信号のヒストグラムを作成するヒスト
グラム作成手段と、このヒストクラム作成手段で作成さ
れtコヒストグラムの2個の極大値に対応する濃度値の
差値を前記領域毎に算出する手段と、これら差値と所定
の差値基準値とを比較する手段とこの比較手段の比較結
果に応じて前記2個の極太値に対応する濃度値の中間値
よりも所定値シフトした濃度値をも領域毎の二値化基準
値とする二値化基準値決定手段と、前記画像メモリに記
憶される濃淡デジタルデータと前記各領域毎に決定これ
Tコニ値化基準価とを比較して前記濃淡デジタルデータ
を二値化データに変換する手段とより構成されている。
この発明の図形照合装置の二価化装置によれは読取図形
の読取領域を複数個の領域に分け、領域毎に読取った図
形画像の濃淡デジタル信号のヒストクラムを作成し、こ
の作成し1こヒストグラムに卑−づいて二値化基準値を
決定し、各領域毎に異なる二価化基準値で読取った1ヌ
I形画像を二値化変換するようにしているので押印時の
圧力のかけ方の偏りにより領域によって濃淡差か生じて
も、その領域の濃度に対応した二価化基準値か決定芒れ
この二個イヒ基準値により二価化変換か7i−逼れるか
ら、印影に忠実な二値化データを得ることができ1rコ
谷領域毎に作成されたヒストグラムの2個の極太値に対
応する濃度値の差値をそれぞれ領域毎に算出し、これら
差値と所定の差値基準値を比較し比較結果に応じて前記
2個の極大値に対応する濃度値の中間値よりも所定値シ
フ)L、r、:濃度値を各領域毎の二値化基準値とする
ものであるから。
すなわち差値か所定値より大である場合には、極大値に
対応する濃度値の中間値よりも高濃度(”黒)側に所定
値シフトしたに実値を、差値か所定値よりも小である場
合には前記中間値よりも低濃度(白)側に所定値シフト
した濃度値を二値化基準価とするものであるから、St
い印影の場合には細めに淡い印影の場合には太めに二値
化することができ、高精度の照合をなすための二値化さ
れた被照合印影画像パターンを得ることができる。
(ホ))実施例の説明 第1図はこの発明が実施される小切手の印鑑照合装置の
ブロック図である。同図において1は小切手2を収納す
る箱状ケースであって、この箱状ケース1に複数枚の小
切手2が重ねられて収容されており、最下部に位置する
小切手が1枚ずつ取り出されて搬送ベルト6上に送シ出
される。搬送ベルト6は箱状ケース1より取り出された
小切手2を左方から右方に搬送するようになっている。
小切手2は、搬送途中において、小切手に押された印影
が照合チェックされ、搬送ベルト乙の右方に設けられた
振分は装置4で1判別結果に基づき真正の印鑑が使用さ
れた小切手、偽造印鑑が使用された小切手および判別不
能の小切手の6種に振り分けられ、それぞれ回収ケース
5,6.7に送り込まれるようになっている。
搬送ベルト6の途中上部には、小切手2に印字されたコ
ード番号を光学的もしくは磁気的方法で読み取る読取装
置8と、小切手2に押印された印影を画像として読み取
るカメラ装置9が設けられている。読取装置8で読み取
られたコード番号は外部メモリ10へ、カメラ装置9で
読み取られた画像データは画像プロセッサ11へそれぞ
れデータバス12を介して送られる。
外部メモリ10には、複数個の参照印影の二値化された
画像パターンデータが予じめ登録記憶されるようになっ
ており、照合時には、読取装置8で読み取られたコード
番号に基づき、対応する参照印影の画像パターンデータ
が取り出されて画像プロセッサ11へ送られる。
画像プロセッサ11は印影の照合や真偽判別に必要なプ
ログラム(第6図参照)等を記憶するプログラムメモリ
13・被照合印影および参照印影の各二値化画像を取シ
込み記憶する画像メモリ14゜この画像メモリ14に記
憶されたデータを読出し。
プログラムメモリ13のプログラムを解読実行して印影
照合にかかわる各種演算や一連の処理を制御するCPU
15を含み、CPU15はさらに印影の真偽判別結果に
基づき、出力機器16を介して振分は装置4の動作を制
御するようになっている。なお17はデータ入力用のキ
ーボードである。
第2図は第1図のカメラ装置9をさらに詳細に示しだ回
路ブロック図であって、この発明の要部回路である。同
図において小切手2の被照合印影はレンズ18を介して
画像読取エリアセンサ19上に撮像される。撮像された
印影はクロック回路20よりゲート回路21を経て加え
られるクロック信号φ1によりスキャニング(走査)さ
れて。
時間順次のアナログ濃淡信号としてA/D変換器22に
供給されるようになっている。A/D変換器22は時間
順次に供給されるアナログ濃淡信号を8ビツトの濃淡デ
ジタルデータDaに変換して。
濃淡画像メモリ23と領域振分器24に加えるようにな
っている。
一方、ゲート回路21のクロック信号φ1は。
ゲート回路25を経てX軸カウンタ26に加えられ、こ
のX軸カウンタ26の桁上げ信号がY軸カウンタ27に
加えられるようになっている。このX軸カウンタ26お
よびY軸カウンタ27の桁数がエリアセンサ19の桁数
と等しくしているので。
このX軸カウンタ26およびY軸カウンタ27の内容か
ら現在スキャニング中の画素が判断できる。
X軸カウンタ26.Y軸カウンタ27の出力は濃淡画像
メモリ23およびP−ROM28に印加され、P−RO
M28は印加されるX軸カウンタ26、Y軸カウンタ2
7の内容すなわち被照合印影のスキャニング領域に応じ
て4つの出力ラインAD、AI、A2.A3の1つに出
力信号を出力するようになっている。P−ROM28の
出力ラインAO,AI、A2.A3は領域振分器24に
接続され、領域振分器24はA/D変換器22よシ供給
される8ビツトの濃淡画像デジタルデータDaを、P−
ROM28の出力ライ:/AQ、Ai。
A2.A3の1つに導出される信号に対応して出力信号
ラインOO,oi、02,03に振分けて出力するよう
になっている。
この領域振分器24は、具体的にはたとえば第6図に示
す回路構成を有し、A/D変換器22からデジタルデー
タDO〜D7(Da)が供給された場合、P−ROM2
8の出力ラインAOに信号出力が導出されているとゲー
ト回路GOO,GO2,・・・GO7が付勢され、出力
ライン00にデジタルデータDO〜D7が導出される。
同様にP −ROM28の出力ラインAI+ A2.A
3のいずれかに信号出力が導出されているとA/D変換
器22より供給されたデジタルデータDO〜D7は、そ
れぞれ対応するゲート回路G10.・・・G17.G2
0.・・・G27゜G60.・・・G37を介して出力
ラインOi、02,03に導出される。すなわちA/D
変換器22より供給される濃淡デジタルデータDaは、
P−ROM28の出力状態により領域振分器24で振分
けられて出力される。
領域振分器24の出力ラインOo、01,02゜03の
導出信号はそれぞれヒストグラム作成回路30.31+
  32.33に個別に加えられる。
ヒストグラム作成回路30,31,32.33はそれぞ
れ加えられる濃淡デジタル信号Daにより、その対応す
る領域の濃度ヒストグラムを作成する。すなわちヒスト
グラム作成回路30,31132.33はそれぞれ第4
図(b)に示すようにヒストグラム記憶用のRAMを備
えており、領域振分器24より8ビツトのデジタルデー
タDaが加えられる度にOから255までのそのデジタ
ルデータ値(濃度値)に対応する記憶領域に+1処理を
施し、入力される各デジタルデータ値の度数を記憶する
ようになっている。そして被照合印影の全画素について
読取りが完了すると、各ヒストグラム作成回路30,3
1.321 33のRAMに記憶されるヒストグラムは
たとえば第4図(a)に示すように2個の極大点A、B
を持つものとする。この極大点A、Bのうち、白側のA
は背景部、黒画のBはインク部にそれぞれ相当する。
ヒストグラム作成回路30,31.32+  33の出
力側には、それぞれ対応してスライス値(二値化基準値
)決定回路34,35,36.37が接続されている。
被照合印影の全画素の読込みが完了すると、スライス値
決定回路34+  35136゜37はそれぞれヒスト
グラム作成回路30.3 L32.33の内容を参照し
て各領域のスライス値を決定するようになっている。今
たとえばヒストグラム作成回路で作成されたヒストグラ
ムが第4図(−)に示すものであり、背景部Aの最多分
布の濃度値がImax(1)、インク部Bの最多分布の
濃度値がImax(2)であるとすると、スライス値I
sはとのI max (1) 、 I max (2)
に基いて決定される。
スライス値決定回路34+  35+  361 37
の各出力端は、それぞれ対応して比較器38,39゜4
0.41の入力の一端に接続されており、またこれら比
較器3B、39.40.41の入力の他端にはP−RO
M28の出力ラインAO+AI+A2.A3がそれぞれ
対応して接続されている。
比較器381 39+  401 41のさらに他の入
力端に濃淡画像メモリ23より読出される濃淡デジタル
データが加えられるようになっている。
なおCPU15より画像リード・ライト信号R/Wがゲ
ート回路21の入力の他端に印加されるとともにインバ
ータ42を介して濃淡画像メモリ23に加えられるよう
になっている。またインバータ42の出力信号はゲート
回路29に加えられ。
インバータ42の出力が付勢された時、クロック回路2
0よシ、ゲート回路29.ゲート回路25を経てクロッ
ク信号φ2がX軸カウンタ26に加えられる。そしてエ
リアセンサ19の非読取タイミングに濃淡画像メモリ2
3に記憶されるデジタルデータが読出されるようになっ
ている。
濃淡画像メモリ23より読出された濃淡デジタルデータ
は比較器3B、39,40.41でそれぞれ領域毎に、
決定されたスライス値と比較され。
二値化データDdll′i:葡換され、ゲート回路43
を経て画像メモリ14に記憶されるようになっている。
次に上記実施例装置における読取画像の二値化動作を説
明する・ 先ず搬送ベルト3上を小切手2が搬送されて来ると、読
取装置8でコード番号が読取られることに続いてカメラ
装置f9で印影の読取が開始される。
すなわち画像リード/ライト信号R/Wがゲート回路2
1に加えられ、クロック信号φ1が読取りエリアセンサ
19に印加され、読取シエリアセンサ19に撮像された
印影画像はスキャニングされ。
濃淡画像アナログ信号がA/D変換器22に供給される
。A/D変換器22に供給された濃淡画像アナログ信号
は8ビツトのデジタルデータDaに斐換されて濃淡画像
メモリ26に記憶されるとともに、領域振分器24に加
えられる。
スキャニング動作の開始当初はX軸カウンタ26゜Y軸
カウンタ270カウント値も小でありスキャン領域が読
取図形の第1の領域と考えられるので。
当初P−ROM2 Bは出力ラインAOに信号を導出す
る。したがってこの出力ラインAOからの信号により領
域振分器24は入力されたデジタルデータDai出カラ
インOOに導出し、第1のヒストグラム作成回路30に
入力する。ヒストグラム作成回路30は入力されたデジ
タルデータ値に対応するRAMの記憶領域[1を加算記
憶する。以後スキャニングの進行とともに、そして領域
振分器24によって第1の領域が指定される限り、ヒス
トグラム作成回路30は、デジタルデータが入力される
度にそのデジタルデータ値(濃度値)に対応するRAM
の記憶領域に+1処理を施し、ヒストグラム作成動作を
継続する。
スキャニング動作が進行してスキャン領域が被照合印影
の第2.第6.第°4の領域と順次貧化するとそれにし
たがって、P−4’tOM28の出力も出力ラインA1
.A2.A3と父化し、領域振分器24より導出される
出力も出力ライン01,02゜03と変(1,ヒストグ
ラム作成回路51.32゜33においても上記したヒス
トグラム作成回路30と同様、各領域毎のヒストグラム
作成動作を継続することになる。
被照合印影の読取多動作が完了すると、スライス値決定
回路34,35,36.37はそれぞれ対応するヒスト
グラム作成回路30,31,32゜33に記憶されるヒ
ストグラムを参照し、第5図に示すフロー図にしたがっ
て、スライス嬉決定を行なう。すなわち濃度値の微小な
凸凹が極大値。
極小1直の検出に影曽しないように濃度値にウィンドサ
イズを定めてそのウィンド内で発生頻度を平均ILする
スムージング処理を行なう(ステップ5T1)。続いて
対応するヒストグラム作成回路のRAiV[に記憶され
るヒストグラムを参照して極大値・極小値を検出しくス
テップST2 )、さらに極大値が2つあるか否か判定
する(ステップ5T6)。極大値が2つない場合は背景
部とインク部が適正に存在する印影でないと判断し、リ
ジェクトする(ステップs’r4 )。ステップST5
で極大値が2つある場合には、さらに両極天佑の濃度差
ImaxQ) −rmay(2)を算出しくステップS
 T 5)。
その差が基準値1以上かチェックする(ステップST6
 )。差が基準値Iに満たない場合〔第4図1a)の破
線C参照〕は、やけυ適正な印影でないとしてリジェク
トする(ステップs’r4 )。差が基準値1以上であ
れば、第4図[81に示す背景部Aとインク部Bに適正
な印影差があるとして、続いて上記差値I max(1
) −Imaz(2)と基準値■と比較する。
(ステップs’r7 )。この基準値■は標準とされる
インク濃度で押された印影の背景部とインク部の濃度差
に相当する差値基準値で、基準1i1 I <基準1直
■の関係にある。比較の結果、′fF!I照合印影の差
値が基準値■以上である場合には、被照合印影のインク
濃度が標準濃度よシ濃いものであるとして、背景部濃度
)max(1)とインク部濃度I max(2) (D
I max(1) + I maw(2)中間値180
=−−−一−アーーーーよシaだけインク部(黒)側に
シフトした濃度値I81 = l80−αをスライス値
に決定する(ST8)。後にこのスライス値IS1を基
準に二値化処理がなされると中間値l5Oiスライス値
とした場合よシも、細め処理された被照合印影の二値化
パターンが得られる。
比較の結果逆VC′m照合印影の差値が基準[Iよりも
小さい場合は、被照合印影のインク濃度が標準濃度よシ
も淡いものであるとして中間i1[IsQよシaだけ背
景部(白)側にシフトした痰度1ifI82−IsQ+
α全スライヌ値に決定する(ステップ5T9)。後にこ
のスライス[l82t−基準に二値化処理がなされると
中間値l5Qiヌライス値とした場合よシも、太め処理
された被照合印影の二値化パターンが得られる。
このようにスライス値を、上記中間値IsQとせず、被
照合印影の濃淡に応じてスライス値をシフトするのは、
スライス値を中間値IsQに固定するときわめて濃い印
影では線幅が太すぎて最適な印影が得られないし、逆に
きわめて印影が淡い場合には、線幅が細くなって欠は印
影が発生することになるのでこれを防止するためである
なお上記シフト値αは(Imax(1) −Imax(
2))X8%で算出される値であり、βは予じめ適正な
値に選定される。
以上のようにして決定したスライス値は、被照合印影の
インク濃度によって、また偏った圧力で押印された被照
合印影の場合には、領域毎に異なった値をとることにな
る。そしてこれらの各スライス値を基準に濃淡画像メモ
リ25より読出される被照合印影データが二値化変換さ
れる。濃淡画像メモリ23にリード信号が加えられると
、記憶されている被照合印影の濃淡デジタルデータが順
次読出され、第1領域の濃淡デジタルデータが読出され
るタイミングには、その読出された濃淡デジタルデータ
とスライス値決定回路34よりのスライス値が比較器3
8で比較され、スライス値が大なる場合はtt 1 u
、小なる場合は°°0″として二値化データに変換され
る。同様に第2領域、第3領域、第4領域の濃淡デジタ
ルデータが読み出されるタイミングには、その読出され
た濃淡デジタルデータとそれぞれ対応するスライス値決
定回路35゜36.37よりのスライス値が比較器39
.40゜41でそれぞれ比較され、同様にして二値化デ
ータに変換される。変換された二値化データは被照合印
影データとして順次2画像メモリ14に記憶される。
二値化された被照合印影データが画像メモリ14に記憶
されると、続いて第6図に示すフローにしたがい参照印
影と被照合印影の照合処理がなされるが、この照合処理
はこの発明に直接関係しないので詳細な説明は省略する
なお上記実施例においては、読取図形を4つの領域に振
分ける場合について説明したが、この発明において振分
は領域数は目的とする照合精度に応じて適宜選定してや
ればよい。
また上記実施例においては、背景部とインク部の濃度差
値が基準値■以上であるか否かにより。
スライス値を中間値よりインク部側あるいは背景部側に
シフトするようにしているが、基準値■に一定の幅を持
たせ、その幅内であればスライス値を中間値とし9幅を
越えて大なる場合はインク部側に2幅の最小値よりも小
さい場合には背景部側にスライス値をシフトするように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が実施される小切手の印鑑照合装置の
ブロック図、第2図は前記小切手の印鑑照合装置に使用
されるカメラ装置のブロック図。 第6図は同カメラ装置内の領域振分器を具体的に示した
ブロック図、第4図は前記第2図のカメラ装置において
、濃淡デジタルデータの濃度に対するヒストグラム作成
動作を説明するだめの図、第5図は前記第2図のカメラ
装置において、二値化のだめのスライス値を決定するた
めの処理フロー図、第6図は前記第1図の小切手の印鑑
照合装置における照合処理フロー図である。 19:画像読取エリアセンサ、  22:A/D変換器
、  23:濃淡画像メモ!J、  24:領域振分器
、   26:X軸カウンタ、   27:Y軸カウン
タ、   28:P−ROM。 50・31・32・33: ヒストグラム作成回路。 34・35・36・37:スライス値決定回路。 38・69・40・41:比較器。 特許出願人     立石電機株式会社代理人  弁理
士  中 村 茂 信 第6図 −523−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)図形を読取センサで読取った濃淡信号を二値化し
    て、照合用の二値化信号を得る図形照合装置の二値化装
    置であって。 前記読取センサで読取つtコ濃淡信号をデジタル値に変
    換するA/Dy換器と、このA/Dz換器で変換されγ
    こ濃淡デジタル信号を記憶する画像メモリと、前記A/
    D変換器出力を前記読取図形が複数の領域に分割される
    各領域に対応して振分けて導出する領域振分は手段と、
    この領域振分は手段で振分けられる領域毎に前記濃淡デ
    ジタル信号のヒストグラムを作成するヒストグラム作成
    手段と、このヒストグラム作成手段で作成されたヒスト
    グラムの2個の極大値に対応する濃度値の差値全前記領
    域毎に算出する手段と、これら差値と所定の差値基準値
    とを比較する手段と、この比較手段の比較結果に応じて
    前記2個の極大値に対応する濃度値の中間値よりも所定
    値シフトした濃度値を各領域毎の二値化基準値とする二
    値化基準値決定手段と、前記画像メモリに記憶される濃
    淡デジタルデータと前記各領域毎に決定された二値化基
    準値とを比較して前記濃淡デジタルデータを二値化デー
    タに変換する手段とを備えてなることを%徴とする図形
    照合装置の二値化装置。
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JP57222656A Pending JPS59111580A (ja) 1982-12-17 1982-12-17 図形照合装置の二値化装置

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JP (1) JPS59111580A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63131272A (ja) * 1986-11-21 1988-06-03 Fuji Electric Co Ltd 2値化しきい値決定方法

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