JPS59109493A - 小型船舶の船尾管 - Google Patents
小型船舶の船尾管Info
- Publication number
- JPS59109493A JPS59109493A JP21978682A JP21978682A JPS59109493A JP S59109493 A JPS59109493 A JP S59109493A JP 21978682 A JP21978682 A JP 21978682A JP 21978682 A JP21978682 A JP 21978682A JP S59109493 A JPS59109493 A JP S59109493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller shaft
- stern tube
- engine
- hull
- stuffing box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sealing Of Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は小型船舶の船尾管の改良に関するものである
。
。
プロペラシャフトが船体を貫通する部分にはベアリング
を包含する船尾管が船体に取付けられ、これにｊ：って
プロペラシャフトを回転可能に支持しているが、従来の
構造ではこの船尾管の船内側端部にスタフィングボック
スを直結させ、これによってシールを行っている。そし
てプロペラ軸の回転を利用して船尾管内に水を供紙し、
あるいは船尾管の外周からエンジン冷却水の一部を供給
することににっで船尾管内の冷却を行っている。この構
造では、船体に直接設けたエンジンベッドにエンジン本
体を取りつけてエンジン振動を船体に伝えているために
、船体各所に振動が伝わり剛性の弱い部所に振動となっ
て現われ、不愉快なものどなっていた。これを解消する
ためには、船体とエンジンとの間に弾性部材を介在させ
ることが考えられるが、このようにすると船体への振動
は減少させられるが、逆にエンジン本体の振動幅は大き
くなり、プロペラ軸の振動もエンジン同様に大きくなり
、船体に固定された軸受部材の摩耗は増大することにな
る。
を包含する船尾管が船体に取付けられ、これにｊ：って
プロペラシャフトを回転可能に支持しているが、従来の
構造ではこの船尾管の船内側端部にスタフィングボック
スを直結させ、これによってシールを行っている。そし
てプロペラ軸の回転を利用して船尾管内に水を供紙し、
あるいは船尾管の外周からエンジン冷却水の一部を供給
することににっで船尾管内の冷却を行っている。この構
造では、船体に直接設けたエンジンベッドにエンジン本
体を取りつけてエンジン振動を船体に伝えているために
、船体各所に振動が伝わり剛性の弱い部所に振動となっ
て現われ、不愉快なものどなっていた。これを解消する
ためには、船体とエンジンとの間に弾性部材を介在させ
ることが考えられるが、このようにすると船体への振動
は減少させられるが、逆にエンジン本体の振動幅は大き
くなり、プロペラ軸の振動もエンジン同様に大きくなり
、船体に固定された軸受部材の摩耗は増大することにな
る。
このにつな欠点を解消するために、第４図（Ａ＞に示す
ように船体２に固定させた船尾管３とスタフイングボッ
クス４とを可撓、性のパイプ５で接続してプロペラシャ
フト１をシールすることが考えられる。しかし、この場
合にはエンジン６の振動によって、スクフイングボック
ス３の軸受部が極端に摩耗するのを防止するために、エ
ンジン６を船内側に寄せ、すなわちＸ寸法を大きくする
必要があり、船内の有効スペースを減少させることにな
る。また、第４図（Ｂ）に示すように、プロペラシャフ
ト１をユニバーサルジョイン１−６１を介してエンジン
６に接続するとともに、スラストベアリング６２で支持
する構造も提案されているが、この構造でもＸ寸法が大
きくなり、かつ複雑な構成となるという欠点がある。
ように船体２に固定させた船尾管３とスタフイングボッ
クス４とを可撓、性のパイプ５で接続してプロペラシャ
フト１をシールすることが考えられる。しかし、この場
合にはエンジン６の振動によって、スクフイングボック
ス３の軸受部が極端に摩耗するのを防止するために、エ
ンジン６を船内側に寄せ、すなわちＸ寸法を大きくする
必要があり、船内の有効スペースを減少させることにな
る。また、第４図（Ｂ）に示すように、プロペラシャフ
ト１をユニバーサルジョイン１−６１を介してエンジン
６に接続するとともに、スラストベアリング６２で支持
する構造も提案されているが、この構造でもＸ寸法が大
きくなり、かつ複雑な構成となるという欠点がある。
この発明はこのような従来の欠点を解消するためになさ
れたものであり、上記Ｘ寸法を小さくして船内スペース
を有効に利用できるようにするとともに、構成も簡単に
したものである。すなわち、この発明はプロペラシャフ
トが船体を貫通する部分において、船体に一体的に船尾
管を取付け、この船尾管と同軸に船内側にスタフイング
ボックスを配置し、上記船尾管とスタフイングボックス
とを可撓性のパイプで接続し、上記船尾管の内側にはプ
ロペラシャフトの外周面に接触する軸受部材を配置する
とともに、この軸受部材と船尾管との間に弾性部材を配
置したものである。
れたものであり、上記Ｘ寸法を小さくして船内スペース
を有効に利用できるようにするとともに、構成も簡単に
したものである。すなわち、この発明はプロペラシャフ
トが船体を貫通する部分において、船体に一体的に船尾
管を取付け、この船尾管と同軸に船内側にスタフイング
ボックスを配置し、上記船尾管とスタフイングボックス
とを可撓性のパイプで接続し、上記船尾管の内側にはプ
ロペラシャフトの外周面に接触する軸受部材を配置する
とともに、この軸受部材と船尾管との間に弾性部材を配
置したものである。
以下、この発明の実施例を図面によって説明する。第１
図および第２図において、エンジン６は、従来と同様に
エンジン台２０上にラバーマウント２１を介して設置さ
れ、これに対してプロペラシャフト１が連結されている
。プロペラシャフト１の船体２を貫通する部分は、船尾
管３が繊維強化プラスチックの目張材２３によって固着
されている一船体２および船尾管３もそれぞれ繊維強化
プラスチックによって構成されている。この船尾管３の
船内側にはこれと同軸にスタフイングボックス４が配置
され、船尾管３とスタフイングボックス４とはゴムホー
ス等の可撓性のパイプ５によって接続され、ホースバン
ド５１によって固定されている。
図および第２図において、エンジン６は、従来と同様に
エンジン台２０上にラバーマウント２１を介して設置さ
れ、これに対してプロペラシャフト１が連結されている
。プロペラシャフト１の船体２を貫通する部分は、船尾
管３が繊維強化プラスチックの目張材２３によって固着
されている一船体２および船尾管３もそれぞれ繊維強化
プラスチックによって構成されている。この船尾管３の
船内側にはこれと同軸にスタフイングボックス４が配置
され、船尾管３とスタフイングボックス４とはゴムホー
ス等の可撓性のパイプ５によって接続され、ホースバン
ド５１によって固定されている。
スタフイングボックス４はアウタハウジング４１とその
内側に配置されたベアリング４２とグランドパツキン４
３とグランド押え４４とを有し、ボルト４５でグランド
押え４４を介してグランドパツキン４３を押え込むこと
により船尾管３内のシールを行うようにしている。船尾
管３の内部には高密度ポリエチレン等からなるベアリン
グ（軸受部材）７がプロペラシャフト１の外周面に接す
るように配置され、その外側にはゴム等の弾性部材８が
配置されている。この弾性部材８はベアリング７の外周
面に接するように環状に形成されるとともに、横断面が
歯車状に形成されて軸に直角方向の外力により圧縮変形
するように構成され、また軸方向の移動は船尾管３の内
部に設けたストッパ７０および船尾管３の内部の段部に
よって、阻止されている。
内側に配置されたベアリング４２とグランドパツキン４
３とグランド押え４４とを有し、ボルト４５でグランド
押え４４を介してグランドパツキン４３を押え込むこと
により船尾管３内のシールを行うようにしている。船尾
管３の内部には高密度ポリエチレン等からなるベアリン
グ（軸受部材）７がプロペラシャフト１の外周面に接す
るように配置され、その外側にはゴム等の弾性部材８が
配置されている。この弾性部材８はベアリング７の外周
面に接するように環状に形成されるとともに、横断面が
歯車状に形成されて軸に直角方向の外力により圧縮変形
するように構成され、また軸方向の移動は船尾管３の内
部に設けたストッパ７０および船尾管３の内部の段部に
よって、阻止されている。
−に記１ｒ４成においては、エンジン６はラバーマウン
ト２１にＪ：つで支持されているために、その振動は船
体２に（Ｊ伝えられず、エンジン６と直結するプロペラ
シャフト１はエンジン６と共振する。
ト２１にＪ：つで支持されているために、その振動は船
体２に（Ｊ伝えられず、エンジン６と直結するプロペラ
シャフト１はエンジン６と共振する。
そして、プロペラシャフト１はベアリング７によって保
持されているために振動は弾性部材８により吸収され、
このため偏摩耗が生ずるのが防止される。また、スタフ
ィングボックス４は船尾管３に対して可撓性のパイプ５
によって結合されているために、プロペラシャフト１が
振動してもシールは確実に達成される。このため上記Ｘ
寸法は小さく設定することができ、従って船内スペース
を有効に活用することができる。
持されているために振動は弾性部材８により吸収され、
このため偏摩耗が生ずるのが防止される。また、スタフ
ィングボックス４は船尾管３に対して可撓性のパイプ５
によって結合されているために、プロペラシャフト１が
振動してもシールは確実に達成される。このため上記Ｘ
寸法は小さく設定することができ、従って船内スペース
を有効に活用することができる。
以上説明したＪ：うに、この発明はプロペラシャフトが
船体を貫通する部分において、船尾管内部でプロペラシ
ャフトを弾性部材を介して支持するようにしたものであ
り、簡単な構成で偏摩耗を生じないようにプロペラシャ
フトを支持し、船内スペースを有効に利用できるように
したものである。
船体を貫通する部分において、船尾管内部でプロペラシ
ャフトを弾性部材を介して支持するようにしたものであ
り、簡単な構成で偏摩耗を生じないようにプロペラシャ
フトを支持し、船内スペースを有効に利用できるように
したものである。
第１図はこの発明の実施例を示？ｌ−概略側面図、第２
図はそのｌ１ｌｉ＞ Ｆｓ管部分の拡大断面図、第３図
は第２図のｎｒ−ｎｒ線断面図、第４図（Ａ＞、（Ｂ）
は従来例の概略説明図である。 １・・・プロペラシャフト、２・・・船体、３・・・船
尾管、４・・・スタフィングボックス、５・・・可撓性
のパイプ、６・・・エンジン、７・・・ベアリング、８
・・・可撓性部材。
図はそのｌ１ｌｉ＞ Ｆｓ管部分の拡大断面図、第３図
は第２図のｎｒ−ｎｒ線断面図、第４図（Ａ＞、（Ｂ）
は従来例の概略説明図である。 １・・・プロペラシャフト、２・・・船体、３・・・船
尾管、４・・・スタフィングボックス、５・・・可撓性
のパイプ、６・・・エンジン、７・・・ベアリング、８
・・・可撓性部材。
Claims (1)
- １、プロペラシャフトが船体を貫通する部分において、
船体に一体的に船尾管を取付け、この船尾管と同軸に船
内側にスタフイングボックスを配置し、上記船尾管とス
タフイングボックスとを可撓性のパイプで接続し、上記
船尾管の内側にはプロペラシャツｉ〜の外周面に接触す
る軸受部材を配置するとともに、この軸受部材と船尾管
との間に弾性部材を配置したことを特徴とする小型船舶
の船尾管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21978682A JPS59109493A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 小型船舶の船尾管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21978682A JPS59109493A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 小型船舶の船尾管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59109493A true JPS59109493A (ja) | 1984-06-25 |
Family
ID=16740985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21978682A Pending JPS59109493A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 小型船舶の船尾管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59109493A (ja) |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP21978682A patent/JPS59109493A/ja active Pending
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