JPS5910916Y2 - 界磁リ−ドの絶縁構造 - Google Patents

界磁リ−ドの絶縁構造

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JPS5910916Y2
JPS5910916Y2 JP17605575U JP17605575U JPS5910916Y2 JP S5910916 Y2 JPS5910916 Y2 JP S5910916Y2 JP 17605575 U JP17605575 U JP 17605575U JP 17605575 U JP17605575 U JP 17605575U JP S5910916 Y2 JPS5910916 Y2 JP S5910916Y2
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insulation
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JP17605575U
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JPS5286607U (ja
Inventor
忠雄 鈴木
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富士電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば回転電機の軸内に埋設される界磁リード
の絶縁構造にかかわるものでリード相互間の絶縁および
アース間の絶縁抵抗を必要とする場合、何れの絶縁劣化
であるかの検出を容易にす1るためのものである。
一般に回転電機の主極界磁巻線における素線は電機巻線
と同様で、アース絶縁はA種の場合はワニスクロスが主
として用いられ、B種の場合には紙マイ力、ガラス繊維
、アスベストなどが用いられる。
コイル完戊後、ワニスの合浸、乾燥が行なわれる。
F種の車両用電動機ではエポキシ樹脂によるモールドも
行なわれている。
リードも同様な処置がとられるが従来第1図に見る如く
、界磁巻線(図示せず)における端子引出しのためのり
一ド1がその相互間に絶縁板2を配設して抱き合わされ
るとともに、相互間の絶縁板2をも含めて全周的に切れ
目のない外被絶縁3を施していた。
この場合、回転電機内部の冷却媒体等の凝縮によって生
じた水滴等の原因で、界磁リード1の相互間の絶縁抵抗
値が落ちても、絶縁板2をも含めて全体を覆うようにし
た切れ目のない外被絶縁物3が設けられ外被絶縁物3の
外側は回転電機のアース電位の軸7に接しているので、
界磁リードとアース間の絶縁劣化に先行して常に界磁リ
ード相互間の絶縁劣化が、リーク径路8を通じて進行し
てしまい、界磁リード相間の短絡事故を誘発してしまう
欠点があった。
本考案はかかる欠点を除去せんとしてなされたものであ
る。
それにはリード相互間に設けられた絶縁板2が外被絶縁
物3を縦断して回転電機の軸に達する如く構戊すること
により達威される。
以下その構或を第2図にもとづいて記す。
回転電機の界磁巻線の両端から引き出された一対のリー
ド1に相互の間の絶縁は絶縁板5が設けられる。
絶縁板5は後記する外被絶縁物6の少なくとも一部を縦
断し、外周面に達する長さを有するように設けられる。
リード1はその横断面で見た突き合せ側両端部が切り欠
かれ絶縁板5の沿面絶縁距離が長くなるようにしている
しかして絶縁板5を完全に覆うことなく少なくともその
両端面が露呈するようにして半円弧形にして外被絶縁物
6を設けている。
リード1と絶縁板5および外被絶縁物6とによって形或
された空隙には絶縁材4が充填される。
外被絶縁v06の外側は回転電機のアース電位の軸7に
接している。
9はリーク径路をあらわす。以上の構造とした結果、外
被絶縁物6の外周に接するアース電位物体とリード1と
の間の沿面距離は常にリード1の相互間の沿面絶縁距離
より小さくなる。
即ちリード1相互間の絶縁距離はリード1とアース電位
物体間の最小沿面絶縁距離の2倍に絶縁板5の厚さを加
えた距離以上となる。
従ってこの種リードへの印加電圧は低電圧であり絶縁物
の貫通絶縁破壊は皆無であると判断されることを合せ考
えれば、リード1の周辺の絶縁物が吸湿或いは部分的炭
化を生じて絶縁抵抗値が小さくなったとしても、リード
1とアース電位物体との間の絶縁抵抗値は、リード1の
相互間の絶縁抵抗値よりも常に小さな値となる。
界磁リード部の絶縁点検をするに当たり、一般に界磁巻
線と界磁リードとの切離しは困難なため界磁巻線と界磁
リードとを切離さないで絶縁抵抗値を測定する場合には
、リード1とアース部との間の絶縁抵抗値を点検するだ
けで絶縁状態を判別でき、絶縁抵抗値が小さくなったと
きはどちらのリード側であるか、或いはどの絶縁物の収
りがえ補修を要するかを各リードの絶縁抵抗値を読むこ
とによって簡単に判断できる。
従って、従来のように外被絶縁3で絶縁板2およびリー
ド1の全周を覆った場合の絶縁劣化が、ノード相互間か
リード、アース間であるかの判定が難かしく、その対策
および処置が適切にとれなかったのに比較し、本考案に
よればその判定が容易となり再乾燥で良いか補修をする
かの適切な処置が速かにとれる。
従って、保守が容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来形の界磁リードの絶縁構造を表わす横断面
図、第2図は本考案にもとづく界磁リードの絶縁構造を
表わす横断面図で、 1・・・・・・界磁リード、2,5・・・・・・絶縁紙
、3,6・・・・・・外被絶縁物、4・・・・・・充填
材、7・・・・・・軸、8,9・・・・・・リーク径路
をあらわす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のリード相互間に絶縁物を配し、かつ全体的に外被
    絶縁を施し回転電機の軸内に埋設される界磁リードにお
    いて、前記リードの相互間に設けられた絶縁物が外被絶
    縁を縦断して前記回転電機の軸に達する如く構或したこ
    とを特徴とする界磁リードの絶縁構造。
JP17605575U 1975-12-25 1975-12-25 界磁リ−ドの絶縁構造 Expired JPS5910916Y2 (ja)

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JPS5286607U JPS5286607U (ja) 1977-06-28
JPS5910916Y2 true JPS5910916Y2 (ja) 1984-04-04

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