JPS59108726A - 3.3.3.−トリフルオロプロペン−1の製造方法 - Google Patents
3.3.3.−トリフルオロプロペン−1の製造方法Info
- Publication number
- JPS59108726A JPS59108726A JP57218443A JP21844382A JPS59108726A JP S59108726 A JPS59108726 A JP S59108726A JP 57218443 A JP57218443 A JP 57218443A JP 21844382 A JP21844382 A JP 21844382A JP S59108726 A JPS59108726 A JP S59108726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- oxygen
- reaction
- gas
- tetrachloropropane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1,1.1.3−テトラクロルグロノ口/くン
とフッ化水素を気相で接触させて3.3.3−1”Jフ
ルオログロペン−1を製造する方法において、触1sを
眩化寿咄気にさらすことによシ、融媒寿命の長期化を図
る方法に関するものである。
とフッ化水素を気相で接触させて3.3.3−1”Jフ
ルオログロペン−1を製造する方法において、触1sを
眩化寿咄気にさらすことによシ、融媒寿命の長期化を図
る方法に関するものである。
1、+、+、3−テトラクロルフ゛ロノぐンとフツイヒ
水素を気相で反応させる場合、好収率で3.3.3−ト
リノルオロプロベン−1を製造できるが、反応中に生成
するカーボンによシ触媒表面が被覆され、触媒活性が短
時間で失なわれるという問題がある。これらの点を改良
する方法として、触媒活性の低下しにくい新しい触媒を
用いる方法(特公昭36−16715等)や酸素を供給
させて反応を行なう方法(特公昭り−19282,特公
昭56−23407 )等が提案されている。
水素を気相で反応させる場合、好収率で3.3.3−ト
リノルオロプロベン−1を製造できるが、反応中に生成
するカーボンによシ触媒表面が被覆され、触媒活性が短
時間で失なわれるという問題がある。これらの点を改良
する方法として、触媒活性の低下しにくい新しい触媒を
用いる方法(特公昭36−16715等)や酸素を供給
させて反応を行なう方法(特公昭り−19282,特公
昭56−23407 )等が提案されている。
しかしながら、゛これらの方法は触媒寿命の長期化に効
果が認められるものの依然として完全な解決策と云える
ものはあられれていないめが実情である。本発明者等は
従来法の欠点を一掃するために、1,1.1.3−テト
ラクロルプロパンのフッ素化触媒としてフッ化クロム触
媒若しくはリン酸系触媒が極めて効果的なることを知見
し、これらの触媒を用いての気相フッ素化反応を種々研
究してきたが特定濃度の酸素量を存在させることにより
触媒寿命が著しく改良されることを見い出し本発明を完
成させた。
果が認められるものの依然として完全な解決策と云える
ものはあられれていないめが実情である。本発明者等は
従来法の欠点を一掃するために、1,1.1.3−テト
ラクロルプロパンのフッ素化触媒としてフッ化クロム触
媒若しくはリン酸系触媒が極めて効果的なることを知見
し、これらの触媒を用いての気相フッ素化反応を種々研
究してきたが特定濃度の酸素量を存在させることにより
触媒寿命が著しく改良されることを見い出し本発明を完
成させた。
フン化クロムを主成分とする触媒はノ・ロゲン化炭化水
素の気相フッ素化触媒として公知のものであるが長期連
続使用時の活性の低下は避けらf7、ないものであった
。一方リン酸塩系の触媒は従来気相フッ素化触媒として
は知られておらず本発明者らがその特異な触媒性能に着
目したものであるがこれらも連続使用における性能の劣
化は不可避であった。
素の気相フッ素化触媒として公知のものであるが長期連
続使用時の活性の低下は避けらf7、ないものであった
。一方リン酸塩系の触媒は従来気相フッ素化触媒として
は知られておらず本発明者らがその特異な触媒性能に着
目したものであるがこれらも連続使用における性能の劣
化は不可避であった。
本発明者らの研究の結果これら特定の触媒を用いた場合
には触媒寿命を改良するだめの従来知られている酸素量
以十の酸素を添加することによって極めて効果が改善さ
れることがわかった。即ち本発明は1.鳳1,3−テト
ラクロルプロパンとフッ化水素とをフン化クロム触媒お
よび/またはリン酸系触媒の存在下で気相フッ素化反応
によす3,3.3−トリフルオロプロペン−】 を製造
する方法においてフッ素化反応中又は反応後に酸素又は
酸素含有ガスを全原料供給量に対し5〜30モル%の触
媒と接触させることを特徴とする触媒寿命の改善方法で
ある。
には触媒寿命を改良するだめの従来知られている酸素量
以十の酸素を添加することによって極めて効果が改善さ
れることがわかった。即ち本発明は1.鳳1,3−テト
ラクロルプロパンとフッ化水素とをフン化クロム触媒お
よび/またはリン酸系触媒の存在下で気相フッ素化反応
によす3,3.3−トリフルオロプロペン−】 を製造
する方法においてフッ素化反応中又は反応後に酸素又は
酸素含有ガスを全原料供給量に対し5〜30モル%の触
媒と接触させることを特徴とする触媒寿命の改善方法で
ある。
本発明により触媒の活性を低下させることなく数百時間
以上のフッ素化反応を連続的に行々に うことができる。
以上のフッ素化反応を連続的に行々に うことができる。
本発明において使用されるフン化クロム、リン酸系触媒
は種々の方法で製造したものが使用でき塩化クロム水溶
液に活性アルミナを浸漬しこれを!lV過乾燥後フッ化
水素で処理したものが好ましく、得られた触媒は緑色を
呈しAl/Crの原子比が0.01〜0.1のものが好
ましい。一方リン酸系触媒とはアルカリ土類金属の7ツ
化物やフッ素化粘土状物等の担体にリン酸液、リン酸ア
ルカリ液等を担持しθ^・過乾燥後フッ化水素処理した
ものである。例えばフッ化カルシウムにリン酸液を担持
したものではOa/P の好寸しい原子比は0.01〜
01である。
は種々の方法で製造したものが使用でき塩化クロム水溶
液に活性アルミナを浸漬しこれを!lV過乾燥後フッ化
水素で処理したものが好ましく、得られた触媒は緑色を
呈しAl/Crの原子比が0.01〜0.1のものが好
ましい。一方リン酸系触媒とはアルカリ土類金属の7ツ
化物やフッ素化粘土状物等の担体にリン酸液、リン酸ア
ルカリ液等を担持しθ^・過乾燥後フッ化水素処理した
ものである。例えばフッ化カルシウムにリン酸液を担持
したものではOa/P の好寸しい原子比は0.01〜
01である。
酸素の添加量は添加する酸素を含めた全原料供給量に対
し5〜30モル%が奸才しい。(1゜1.1.3−テト
ラクロルプロパンに対しては20〜9QOモル%)5モ
ル%以下では殆んど効果がなく不適当であり30モル%
以上では生成物の回収が困亦・となるため避けるべきで
ある。
し5〜30モル%が奸才しい。(1゜1.1.3−テト
ラクロルプロパンに対しては20〜9QOモル%)5モ
ル%以下では殆んど効果がなく不適当であり30モル%
以上では生成物の回収が困亦・となるため避けるべきで
ある。
本発明では従来法の1モル%以下程度の酸素添力[]で
は全く効果が得られない点において特異であり、1モル
%以上の添加では副反応が起り原石ロスや炊発の危険性
があるとされていた従来法と妥9本発明の触媒を用いる
限シ副反応は起らず爆発の危険性もないだけではなく、
むしろJモル%以上好せしくけ5モル%以上の添加で著
効をあられすものである。
は全く効果が得られない点において特異であり、1モル
%以上の添加では副反応が起り原石ロスや炊発の危険性
があるとされていた従来法と妥9本発明の触媒を用いる
限シ副反応は起らず爆発の危険性もないだけではなく、
むしろJモル%以上好せしくけ5モル%以上の添加で著
効をあられすものである。
即ち本発明では触媒の種類と酸素添加量とが密接な関係
をもってお凱従来法での酸素の効宋とは全く異なる点に
注目すべきである。
をもってお凱従来法での酸素の効宋とは全く異なる点に
注目すべきである。
フッ素化反応温度は、 200〜400 ’C好まし
くは250〜350℃が適しており、反応圧力は生成物
の回収をできるだけ容易にするため、高い圧力が望1し
7いが1〜20気圧が適当である。
くは250〜350℃が適しており、反応圧力は生成物
の回収をできるだけ容易にするため、高い圧力が望1し
7いが1〜20気圧が適当である。
フッ素化反応中に行なう方法は単一反応器での連続運転
が可能であり、一方フッ素化反応後に行なう方法は単一
反応器であれはフッ素化反応と酸化反応を周期的に変更
することにより、また複数個の反応器であれば切り換え
操作により触媒寿命の長期化が可能である。
が可能であり、一方フッ素化反応後に行なう方法は単一
反応器であれはフッ素化反応と酸化反応を周期的に変更
することにより、また複数個の反応器であれば切り換え
操作により触媒寿命の長期化が可能である。
1.1.1.3−テトラクロルプロパンとフッ化水素を
気相で接触させて3.3.3−1− IJフルオロプロ
ペン−1を製造した劣化触媒に対して行なえばよい。こ
の場合の酸素または酸素含有ガスの添加量は触媒層の温
度が上昇し過ぎないように注意することが必要で、20
0〜590℃好ましくは300〜400℃の範囲で操作
する必要がある。
気相で接触させて3.3.3−1− IJフルオロプロ
ペン−1を製造した劣化触媒に対して行なえばよい。こ
の場合の酸素または酸素含有ガスの添加量は触媒層の温
度が上昇し過ぎないように注意することが必要で、20
0〜590℃好ましくは300〜400℃の範囲で操作
する必要がある。
一般的には、酸素または酸素含有ガスは酸素として1〜
100%好ましくは5〜30%のもの −を、接触時
間を0.1〜50秒、好ましくは1〜20秒の範囲で処
理し、触媒表面上に沈積したカーボンを消失させればよ
く操作中、酸素義度および吹き込み量を除々に増加させ
ることも可能である。カーボンの消失は、反応器より排
出されるガス中の二酸化炭素濃度により判定できるが、
空気のような酸素含有ガスで処理する場合には、二酸化
炭素濃度が1%以下になった場合、触媒は元の活性を維
持できる。
100%好ましくは5〜30%のもの −を、接触時
間を0.1〜50秒、好ましくは1〜20秒の範囲で処
理し、触媒表面上に沈積したカーボンを消失させればよ
く操作中、酸素義度および吹き込み量を除々に増加させ
ることも可能である。カーボンの消失は、反応器より排
出されるガス中の二酸化炭素濃度により判定できるが、
空気のような酸素含有ガスで処理する場合には、二酸化
炭素濃度が1%以下になった場合、触媒は元の活性を維
持できる。
1、]、]、]]3−テトラクロルプロに対するフッ化
水素のモル上ヒは3〜20、好ましくは5〜10が適尚
である。接触時間は0.1秒以上である。反応圧力−二
生成物の回収をできるたけ容易にするために高い圧力が
望捷しいが、1〜20気圧で十′テ1作することが可能
である。
水素のモル上ヒは3〜20、好ましくは5〜10が適尚
である。接触時間は0.1秒以上である。反応圧力−二
生成物の回収をできるたけ容易にするために高い圧力が
望捷しいが、1〜20気圧で十′テ1作することが可能
である。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するかこれら
によって本発明が限定されるものではない。
によって本発明が限定されるものではない。
実施例】
塩化クロム6水塩2901を水2001に溶解し、この
溶液に球状活性アルミナ(住友化学工業株式会社製KH
8−46) 300 ?を浸漬する。
溶液に球状活性アルミナ(住友化学工業株式会社製KH
8−46) 300 ?を浸漬する。
活性アルミナ全体が常に水溶液中に浸るように、水を追
加しながら2日間放置する。その後、活性アルミナをと
り出し、110℃で1日乾燥する。この塩化クロムを担
持した触媒40Mtを分取し、反応器に充てんする。窒
素を流しながら昇温し、300℃になった時点で窒素の
供給を止め、かわりにフッ化水素を1時間当5o。5モ
ルの供給量で送p込む。触媒のフッ素化は極めて早く、
狭い範囲で進行するためホットスポットを生じ易いが、
最高舌1度のところでも400″Cをこえないようにす
る。時間の経過とともにフッ化水素の流量を増加審せる
ことかできる。反応中に水が生成するがこの水はフッ素
化程度の目安となり、水がほとんど生成しなくなった時
点で触媒調製を終了する。
加しながら2日間放置する。その後、活性アルミナをと
り出し、110℃で1日乾燥する。この塩化クロムを担
持した触媒40Mtを分取し、反応器に充てんする。窒
素を流しながら昇温し、300℃になった時点で窒素の
供給を止め、かわりにフッ化水素を1時間当5o。5モ
ルの供給量で送p込む。触媒のフッ素化は極めて早く、
狭い範囲で進行するためホットスポットを生じ易いが、
最高舌1度のところでも400″Cをこえないようにす
る。時間の経過とともにフッ化水素の流量を増加審せる
ことかできる。反応中に水が生成するがこの水はフッ素
化程度の目安となり、水がほとんど生成しなくなった時
点で触媒調製を終了する。
次に、1,1.1.3−テトラクロルプロパン、フッ化
水素および酸素をモル比1ニア:2の割合1、すなわち
酸素濃度が全原料に対して20モル%になるように調整
しながら300℃に維持した触媒上に通じる。接触時間
は4秒で、圧力は絶対圧1気圧である。反応管より流出
する生成物を水洗し、塩化カルシウムで脱水した後、ガ
ス組成をガスクロマトグラフィーにて分析した。10.
100..300時間経過後の流出ガス組成を第1表に
示す。(1,1,1,3−テトラクロルプロパンから誘
導される成分についてのみ)第 1 表 此11j7例1 実施例1において、]、]、]]1.3−テトラクロル
プロパンッ化水素および酸素を1ニア:0.2. すな
わち酸素濃度が全原料に対して2.4モル%に調整し、
温#300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応を行なっ
た。1時間、7時間および10時間経過後の流出ガス組
成を第2表にシフくす。
水素および酸素をモル比1ニア:2の割合1、すなわち
酸素濃度が全原料に対して20モル%になるように調整
しながら300℃に維持した触媒上に通じる。接触時間
は4秒で、圧力は絶対圧1気圧である。反応管より流出
する生成物を水洗し、塩化カルシウムで脱水した後、ガ
ス組成をガスクロマトグラフィーにて分析した。10.
100..300時間経過後の流出ガス組成を第1表に
示す。(1,1,1,3−テトラクロルプロパンから誘
導される成分についてのみ)第 1 表 此11j7例1 実施例1において、]、]、]]1.3−テトラクロル
プロパンッ化水素および酸素を1ニア:0.2. すな
わち酸素濃度が全原料に対して2.4モル%に調整し、
温#300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応を行なっ
た。1時間、7時間および10時間経過後の流出ガス組
成を第2表にシフくす。
比較例2
実施例1において、酸素を添加せず、!、l、J 3−
テトラクロルプロパンとフン化水素をモル比1.7で、
温度300 ’C1接触時間4秒、大気圧下で反応を行
なった。
テトラクロルプロパンとフン化水素をモル比1.7で、
温度300 ’C1接触時間4秒、大気圧下で反応を行
なった。
1時間、7時間および10時間経過後の流出ガス組成を
第2表に示す。
第2表に示す。
第 2 表
以上の結果から、触媒活性が低重すると(CF2010
H= 0H2)が急激に増加することが認められ、この
ことから比較例1および比較例2では触媒、寿命は10
時間8度であることがわかる。
H= 0H2)が急激に増加することが認められ、この
ことから比較例1および比較例2では触媒、寿命は10
時間8度であることがわかる。
一方、実施例1では、 300時間経過後においても
0F2CIOH= OH2はほとんど確認できず、滓出
ガス組成も反応開始時とほとんど変らない。以上の結果
から、フッ素化反応中に存在する酸素が触媒寿命の長期
化に驚くべき役割を果していることが容易に納得される
。
0F2CIOH= OH2はほとんど確認できず、滓出
ガス組成も反応開始時とほとんど変らない。以上の結果
から、フッ素化反応中に存在する酸素が触媒寿命の長期
化に驚くべき役割を果していることが容易に納得される
。
実施例2
80%リン酸液】002を水1007で希釈し1この溶
液に3〜5腿の顆粒状フッ化カルシウム(セントラル硝
子株式会社製 フッ素分40%、表面積40m’/?
) lo□ yを2日間浸漬する。その後、フッ化カル
シウムをとシ出し、110℃で1日乾燥する。
液に3〜5腿の顆粒状フッ化カルシウム(セントラル硝
子株式会社製 フッ素分40%、表面積40m’/?
) lo□ yを2日間浸漬する。その後、フッ化カル
シウムをとシ出し、110℃で1日乾燥する。
このリン酸を担持した触媒40yd!を分取し、反応器
に充てんする。窒素を流しながら昇温し、300℃にな
った時点で窒素の供給を止め。
に充てんする。窒素を流しながら昇温し、300℃にな
った時点で窒素の供給を止め。
かわりにフッ化水素を1時間当ジ0.5モルの供給端で
送り込む。この触媒のフッ素化は温度調節が極めて簡単
であり、約1時間で完了する。
送り込む。この触媒のフッ素化は温度調節が極めて簡単
であり、約1時間で完了する。
以下、本触媒を使用(−て実施例1と同じ条件で1.J
、J、3−テトラクロルプロパンのフッ素化反応を行な
った。10.100および300時間経過後の流出ガス
組成を第3表に示す。
、J、3−テトラクロルプロパンのフッ素化反応を行な
った。10.100および300時間経過後の流出ガス
組成を第3表に示す。
比較例3
酸素を使用しないで、実施例2と同じ条件で1.1.1
.3−テトラクロルプロパンのフッ素化反応を行なった
場合、触媒寿命(0F30H= C!H2が92%以上
)は21時間であった。
.3−テトラクロルプロパンのフッ素化反応を行なった
場合、触媒寿命(0F30H= C!H2が92%以上
)は21時間であった。
実施例3
比較例2でフッ素化反応を10時間行なった劣化触媒に
対して、 1.1.1.3−テトラクロルプロパンと
弗化水素の供給を止めた後、空気を1時間当90.3モ
ル流しながら350℃に昇温する。
対して、 1.1.1.3−テトラクロルプロパンと
弗化水素の供給を止めた後、空気を1時間当90.3モ
ル流しながら350℃に昇温する。
反応器より流出するガス中にはCO2が確認きれるが、
この濃度が1%以下になった時点で空気の供給を止める
。この間、約12時間を必要とする。つづいて、比較例
2のフッ素化条件に戻しJ。1.1.3−テトラクロル
プロバントフッ化水素の反応を行なう。(再生1回)同
様にしてフン素化反応と空気による酸化反応を交互に行
なった。その結果を第4表に示す。
この濃度が1%以下になった時点で空気の供給を止める
。この間、約12時間を必要とする。つづいて、比較例
2のフッ素化条件に戻しJ。1.1.3−テトラクロル
プロバントフッ化水素の反応を行なう。(再生1回)同
様にしてフン素化反応と空気による酸化反応を交互に行
なった。その結果を第4表に示す。
第4表
」二人の結果から、空気によって触媒が再生され、元の
活性を維持できることが明白である。
活性を維持できることが明白である。
実施例今
反応器の前部に実施例2と同じ条件で調整したリン酸担
持フッ化カルシウム120m。
持フッ化カルシウム120m。
反応器の後部に実施例1と同じ条件で調整したクロム却
持活性アルミナを20d1合計で40m/を充てんする
。窒素を流しながら昇温し、300℃になった時窒素の
供給を止め、がわりに7ノ化水素を1時間描、!70.
5モルの供給量で送pこむ。実施例1と同様に水がほと
んど生成しなくなった時点で触媒調整を終了する。以下
、本触媒を使用して実施例1と同じ条件で1.Ll、3
−テトラクロルプロパンのフッ素化反応を行なった。2
0. JOOおよび300時間経過後の流出ガス組成を
第5表に示す。
持活性アルミナを20d1合計で40m/を充てんする
。窒素を流しながら昇温し、300℃になった時窒素の
供給を止め、がわりに7ノ化水素を1時間描、!70.
5モルの供給量で送pこむ。実施例1と同様に水がほと
んど生成しなくなった時点で触媒調整を終了する。以下
、本触媒を使用して実施例1と同じ条件で1.Ll、3
−テトラクロルプロパンのフッ素化反応を行なった。2
0. JOOおよび300時間経過後の流出ガス組成を
第5表に示す。
第 5 表
実M←負j5
実施例1において1,1.1.3−テトラクロルプロパ
ン、フッ化水素および酸素をI : 7 : 0.6す
なわち酸素濃度が全原料に対して7モル%にガるように
調整し温度が300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応
を行なった。10.100.300時間経過後の流出ガ
ス組成を第6表に示す。
ン、フッ化水素および酸素をI : 7 : 0.6す
なわち酸素濃度が全原料に対して7モル%にガるように
調整し温度が300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応
を行なった。10.100.300時間経過後の流出ガ
ス組成を第6表に示す。
第 6 表
実施例6
実施例1において1.1.1.3−テトラクロルプロパ
ン、フッ化水素および酸素1°7:3すなわち酸素濃度
が全原料に対して27モル%になるように調整し、温度
300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応を行なった。
ン、フッ化水素および酸素1°7:3すなわち酸素濃度
が全原料に対して27モル%になるように調整し、温度
300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応を行なった。
10.100.300時間経過後の流出ガス組成を第7
表に示す。
表に示す。
第 7 表
比較例4
実施例】において1,1,1.3−テトラクロルプロパ
ン、フッ化水素および酸素をI : 7 : 0.3す
なわち酸素濃度が全原料に対して4モル%になるように
調整し、温度300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応
を行なった。10.20.30時間経過後の流出ガス組
成を第8表に示す。
ン、フッ化水素および酸素をI : 7 : 0.3す
なわち酸素濃度が全原料に対して4モル%になるように
調整し、温度300℃、接触時間4秒、大気圧下で反応
を行なった。10.20.30時間経過後の流出ガス組
成を第8表に示す。
第8表
比肩・3′口例5
実施例1において1,1.1.3〜テトラクロルプロパ
ン、フッ化水素2よび酸素を] : 7 : 4.7す
なわち酸素濃度が全原料に対して37モル%に調整し、
温度300’C,接触時間4秒、大気圧下で反応を行な
った。10.100.300時間経過後の流出ガス組成
を第9表に示す。この場合、十分な触媒活性は得られる
が、同伴/’J スi’:y カ多いため3,3.3−
トリフルオロプロペン=1の回収率が低下した。
ン、フッ化水素2よび酸素を] : 7 : 4.7す
なわち酸素濃度が全原料に対して37モル%に調整し、
温度300’C,接触時間4秒、大気圧下で反応を行な
った。10.100.300時間経過後の流出ガス組成
を第9表に示す。この場合、十分な触媒活性は得られる
が、同伴/’J スi’:y カ多いため3,3.3−
トリフルオロプロペン=1の回収率が低下した。
第9表
比較例6
触媒担体に活性アルミナのかわシに酸化鉄(東洋シーシ
ーアイ製、ベレット)ヲ用いるIJ外は実施例1と同じ
操作で触媒調製を行なつた以下、本触媒を使用して実施
例1と同じ条件で1.1.1.3−テトラクロルプロパ
ンのフッ素化反応を行なった。10.20.50時間経
過後の流出ガス組成を第10表に示す。3.3.3−)
IJフルオロプロペン の生成と共に3.3−ジフルオ
ロ−3−クロロブロペンの副生も起った。
ーアイ製、ベレット)ヲ用いるIJ外は実施例1と同じ
操作で触媒調製を行なつた以下、本触媒を使用して実施
例1と同じ条件で1.1.1.3−テトラクロルプロパ
ンのフッ素化反応を行なった。10.20.50時間経
過後の流出ガス組成を第10表に示す。3.3.3−)
IJフルオロプロペン の生成と共に3.3−ジフルオ
ロ−3−クロロブロペンの副生も起った。
第1O表
比較例7
融媒担体に活性アルミナのかわりに酸化チタン(ら♀化
学工業株式会社製6〜8)を用いた以外は実施例1と同
じ操作で触媒調製を行なった。以下、本触媒を使用して
実施例1と同シ条件で1.1.1.3−テトラクロノし
プロパンのフッ素化反応を行なった。1.7.10時間
経過後の流出ガス組成を第11表に示す。3.3.3−
トリノルオロプロペン−1の生成率は低り、シかも触媒
ス; Q (41c)時間以下であった。
学工業株式会社製6〜8)を用いた以外は実施例1と同
じ操作で触媒調製を行なった。以下、本触媒を使用して
実施例1と同シ条件で1.1.1.3−テトラクロノし
プロパンのフッ素化反応を行なった。1.7.10時間
経過後の流出ガス組成を第11表に示す。3.3.3−
トリノルオロプロペン−1の生成率は低り、シかも触媒
ス; Q (41c)時間以下であった。
第11表
Claims (1)
- 1.1.1.3− テトラクロルグロノくンの気相フッ
素化反応によp、 3,3.3−トリフルメーロブロ
ペン−1を製造・・する方法において、フライヒフロム
触媒および/またはリン酸系触媒の存在下フッ素化反応
あるいはフッ素化反応後、酸素または酸素含有ガス?全
原料供給量に対し、5〜30モル係添加することを特徴
とする3、34− ) ’Jフルオログロペンー■の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57218443A JPS59108726A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 3.3.3.−トリフルオロプロペン−1の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57218443A JPS59108726A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 3.3.3.−トリフルオロプロペン−1の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108726A true JPS59108726A (ja) | 1984-06-23 |
JPH0225892B2 JPH0225892B2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=16719989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57218443A Granted JPS59108726A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 3.3.3.−トリフルオロプロペン−1の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108726A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989010341A1 (en) * | 1988-04-28 | 1989-11-02 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Process for producing organofluorine compound |
JP2006290558A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | コンベヤベルトの縦裂検出装置 |
JP2011516533A (ja) * | 2008-04-09 | 2011-05-26 | メキシケム、アマンコ、ホールディング、ソシエダッド、アノニマ、デ、カピタル、バリアブレ | プロセス |
WO2011102167A1 (ja) | 2010-02-16 | 2011-08-25 | セントラル硝子株式会社 | 3,3,3-トリフルオロプロペンの製造方法 |
JP2016026161A (ja) * | 2015-08-20 | 2016-02-12 | アルケマ フランス | ペンタクロロプロパンの気相フッ素化による2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法 |
JP2016104773A (ja) * | 2010-03-10 | 2016-06-09 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの蒸気相製造のための触媒寿命の向上 |
JP2017193511A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | ダイキン工業株式会社 | ハイドロクロロフルオロカーボン及び/又はハイドロフルオロカーボンの製造方法 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP57218443A patent/JPS59108726A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989010341A1 (en) * | 1988-04-28 | 1989-11-02 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Process for producing organofluorine compound |
JP2006290558A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | コンベヤベルトの縦裂検出装置 |
JP2011516533A (ja) * | 2008-04-09 | 2011-05-26 | メキシケム、アマンコ、ホールディング、ソシエダッド、アノニマ、デ、カピタル、バリアブレ | プロセス |
WO2011102167A1 (ja) | 2010-02-16 | 2011-08-25 | セントラル硝子株式会社 | 3,3,3-トリフルオロプロペンの製造方法 |
US8664457B2 (en) | 2010-02-16 | 2014-03-04 | Central Glass Company, Limited | Method for producing 3,3,3-trifluoropropene |
JP2016104773A (ja) * | 2010-03-10 | 2016-06-09 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの蒸気相製造のための触媒寿命の向上 |
JP2016026161A (ja) * | 2015-08-20 | 2016-02-12 | アルケマ フランス | ペンタクロロプロパンの気相フッ素化による2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法 |
JP2017193511A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | ダイキン工業株式会社 | ハイドロクロロフルオロカーボン及び/又はハイドロフルオロカーボンの製造方法 |
WO2017183702A1 (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | ダイキン工業株式会社 | ハイドロクロロフルオロカーボン及び/又はハイドロフルオロカーボンの製造方法 |
US11124467B2 (en) | 2016-04-21 | 2021-09-21 | Daikin Industries, Ltd. | Method for producing hydrochlorofluorocarbon and/or hydrofluorocarbon |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225892B2 (ja) | 1990-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2736864B1 (en) | Process for preparing 2,3,3,3-tetrafluoropropene | |
JP5788961B2 (ja) | フルオロヨードアルカン類の製造プロセスで使用する触媒の前処理及び再生方法 | |
JP6673413B2 (ja) | フルオロオレフィンの製造方法 | |
JP4397687B2 (ja) | 弗素化触媒を調製する方法 | |
JPS60500754A (ja) | アンモニア製造用の触媒の製造方法 | |
KR20120009687A (ko) | 혼성 망간 페라이트가 코팅된 촉매, 이의 제조방법 및 이를 이용한 1,3-부타디엔의 제조방법 | |
JPH02167238A (ja) | クロルトリフルオルエチレンの製造方法 | |
US4605798A (en) | Continuous process for the gaseous-phase preparation of trichlorotrifluoroethane, dichlorotetrafluoroethane and monochloropentafluoroethane in controlled proportions | |
JPH0825928B2 (ja) | ヨウ素化芳香族化合物の合成方法 | |
RU1811522C (ru) | Способ получени 1,1,1,2-тетрафторэтана | |
JPS62431A (ja) | 1,2−ジクロルエタンの製法 | |
EP2331257B1 (en) | Fluorinated fluorination catalyst and process to produce fluorinated hydrocarbons | |
JPS59108726A (ja) | 3.3.3.−トリフルオロプロペン−1の製造方法 | |
US6291729B1 (en) | Halofluorocarbon hydrogenolysis | |
US4288558A (en) | Process for the manufacture of oxygen-containing carbon compounds from synthesis gas | |
JPH04208236A (ja) | 脂肪族塩素化又はクロロフッ素化炭化水素の気相フッ素化方法 | |
CN104692998B (zh) | 1,1-二氟-2-氯乙烷的制备方法 | |
CA2088460C (fr) | Procede de fabrication du 1,1,1,2-tetrafluoroethane | |
KR102578063B1 (ko) | 시클로부탄의 제조 방법 | |
CN112811978B (zh) | Z-1,3,3,3-四氟丙烯的制备方法 | |
JPH0348631A (ja) | 1,2―ジクロロ―1,1,2―トリフルオロエタンの製造法 | |
JPH1015400A (ja) | 気相フッ素化用触媒の再生方法 | |
JPH0291046A (ja) | 燐酸第二鉄触媒によるアルキルグリオキシレートの製造方法 | |
KR20080073311A (ko) | 펜타플루오로에탄 제조 방법 | |
JPH10218804A (ja) | フッ素化化合物の製造方法 |