JPS59106638A - 洗浄用噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗浄用噴射装置、特にトイレット使用後の被洗
浄部の洗浄やビデ等に利用される洗浄用噴射装置に関す
る。

従来例の構成とその問題点 従来の洗浄ノズルは、噴射口が１個、又は複数個の単な
る開口で構成されているため、噴射口からの噴流の噴出
方向は一定で変えることはできない。従って、洗浄便座
に肛門洗浄機能とビデ機能との２機能を持たせようとす
ると、洗浄目的に応じ身体を噴出方向に合りせなければ
ならない。これを解消するために第８図に示すように、
洗浄ノズル０１１をハンドル（３２）と直結し、ハンド
ル（３ｚ位置Ａでは肛門洗浄、ハンドル０２１位置Ｂて
はビデと、）・ンドルＯりの操作により噴流の噴出角度
を変える方法を用いたものがある。この方法は噴出方向
を変えることができるが、洗浄時はハンドル操作と身体
の位置調整とを同時に行なわなけれはならない。

そのため調整がしにクク、特に、ハンドル操作時に身体
が動いてしまい適切な位置調整が困難である。またノズ
ルの他、導水、支持パイプも便器内へ露出されることが
多く非衛生的である等の問題点をイ〕していた。

発明の目的 本冗明は上記のような従来の問題点を解消するもので、
洗浄ノズルから噴出する噴出方向を洗浄目的に応じ変え
ることにより、洗浄効果が高く、快適な洗浄かできる洗
浄装置を提供することを目的とするものである。

発明の構成 」二記目的を達成するために本発明は、噴射ノズルをノ
ズル外筒内でスプリングと水圧により摺動可能に設け、
前記噴射ノズルｌとは、主流路に連通ずる供給口と、こ
の供給口からの噴流を外部へ噴射する出力口と、前記供
給口の下流部に設けられ、且つ副流路と連通Ｆ」能な制
御口とを有する噴出部を設け、前記スプリングの弾発力
により前記副流路を閉塞する場合と前記水圧により噴射
ノズルが宿動して副流路と連通する場合とを選択可能に
したもので、噴射ノズルの先端に噴出部を取付け、この
噴出部の制御口への流体流を制御することにより、噴出
部内の流れ方向を変え、噴射ノズルからの噴出方向を制
御し、洗浄目的と適合した噴出方向に噴出流が設定でき
るようにしたものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を添付図ｉｎ１にもとづいて説
明する。

第１図及び第２図において、（１）は洗浄ノズルで、先
端に単安定流体素子よりなる噴出口部（２）を有し、非
洗浄時はスプリングの弾発力により引込み、洗浄時には
水圧により突出する噴射ノズル（３）と洗浄便座本体（
４）に取付けられたノズル外筒（５）とで構成さねてい
る。洗浄便座本体（４）は便器＋６＋　１に設置され、
暖房便座（７）と洗浄機ユニット（８）とで構成さ第１
、洗浄機ユニット（８）には電源スィッチ（９）、水圧
調整ツマミ＋ＩＯ＋が取付けである。（１１１は便座の
蓋である。

第３図において、流体素子からなる噴出部（２）は単安
定形であり、噴流を発生する供給口（１２１と、供給口
ｕ２＋の下流端に設りた制御口（１３）と、制御口（１
３）に流体を送る制御流路圓と、制御口（１３）側の安
定壁０５）と、安定壁（１５）と対向する非安定壁（Ｉ
６）とからなる出力路上）と、出力路（１７１から大気
へ流体を噴出する出力口（１８１とて構成されている。

噴射ノズル（３）は主流路（Ｉ９）、副流路（２０）の
２ｉ路を有し、主流路（１９）の下流側は噴出部（２）
の供給路（２］）へ連通している。副流路（２０）の」
−原端開口（２２）は、スイッチング流路溝（２３）を
介して噴射ノズルの設定された吐出位置において主流路
（［９）と連通ずる。下流側開口は噴出部（２）の制御
流路と連通している。（２４）はスプリングで、主流路
（１９）内が加圧されない非洗浄時には１貝射ノズル（
３）をノズル外＠（５）内に引込める付勢力を有してい
る。

スクーン等の貯水槽（２７）に連通し、且つ吐出側流路
は開閉弁（２８＋　、温水タンク（２９）を介して洗浄
ノズル（１）へ連通している。水圧調整ツマミ（１０１
は洗浄ポンプ（２５）の起動、停止、回転数制御及び開
閉弁（２８）のオン・オフ操作用ツマミである。

第５図は制御流がない場合の噴出流を示す。制御流がな
い場合は、供給ノズル（１２＋から噴出した流れは安定
９　（１５＋に付着し、出力口Ｑ、３＋から矢印１゛ｌ
て示す方向へ噴出する。

第６図は側流路（２０ｔがスイッチング流路溝（２３１
を介して主流路（１９）と連通し、制御ｒ−］　（１３
＋に制御流か流才する場合の噴出流を示す。供給ノズル
１２＋から噴出した流れは制御口（１３）から噴出する
制御流により安定壁（１５）から剥離し、非安定壁（１
６１に付着する。付猫した流ねは非安定壁０６（に沿い
、出力＋１０８１から矢印ド２で示す方向へ噴出する。

第７図は実使用時のノズルｉｌ＋の位置、噴流の関係を
示す。実線は肛門洗浄時、点線はビデ使用時の噴流を示
す。

嗜まず肛門洗浄を行なう場合は、電源を入れ、洗浄用ポ
ンプ（２５）を始動し、水圧調整ツマミ（１０）により
開閉弁をオンする。更に水圧調整ツマミ（１０）により
回転数を上げ水圧を高くすると、噴射ノズル（３）は主
流路ａ９の内圧により、スプリング（２４）の力に抗し
てノズル外筒（５）から突出する。水圧を噴射ノズル（
３）が、スイッチング流路溝（２３）と副流路（２０）
とが連通ずる手前の位置で止まるように、水圧調整ツマ
ミｑＯ）により設定することにより、噴出部（２）の制
御流路圓には制御流は流れない。そのため、洗浄ポンブ
！２’、＋ｌで加用された流れは主流路０９）にのみに
流れ、噴出部（２）の供給路（２１）に達し、供給（−
４（１３１より噴出した後、安定”ｔ（１５＋に伺るし
て第５図に示す１′１の方向へ噴出する（第７図実線）
。

ビテとして使用する場合は、水圧調整ツマミ＋１０）に
より水圧を更に高くする。１貝射ノズル（５）はスプリ
ンタ（２４（こ抗して更に突出し、副流路（２０）がス
イッチツク溝？３１を介して主流路０９）と連通する。

従って、流体素子（２）の制御流路（１４１には制御流
が流れ、噴出部（２）の供給ロケ２）から噴出する流れ
は制御口（［３１から噴出する流れにより安定壁（１５
１から剥離し非安定壁０６１に付着する。この流れは出
力路住７）を通り、出力口Ｑ８１から第６図に示す流れ
Ｆ２の力向へ噴出する（第７図点線）。

」１記のように副流路への流れの制御、すなわち噴出方
向の制御を供給する水圧の制御で行なうための操作が容
易である。また、制御系すべてが流体の流れの制御で行
なわれるため、操作時に音が発生したり、電気駆動力式
のように感電の心配かなく安全性も高い。

発明の効果 以上のように本発明によれは、噴射ノズルとノズル外筒
を有する洗浄ノズルの噴出ノズルに噴出部を取付け、ノ
ズル１内を複数の流路て構成し、ｎｉＪ記流路を供給Ｉ
」、制御ｌ」に接続すると共に、制御口に接続された流
路の流れの制御により、ノズルからの噴出流の噴出方向
を制御するようにしたので、 ■　肛門洗浄用、ビデ用と各々に最適な噴流の噴射角度
を選択できるため、洗浄効率が向」−すると共番こ洗浄
部周辺への水の飛散がなくなり、快適な洗浄ができる。

■　ノズル先端に用いた噴出部は可動部を有しないので
、構成が簡単となり、低コスＩ−となると共に耐久性が
高い。更に汚染時のノズル洗浄が非割に容易である。

■　副流路を流れる制御流は噴出部内で主流路内の流れ
と合流し、すべて洗浄月番こ使用されるため、洗浄水の
損失がない等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗浄用噴射装置の一実施例を示す外観
図、第２図は洗浄ノズルの拡大斜視図、ｆ５：３図は洗
浄ノズルの拡大…［面図、第４図（ま洗浄装置の構成原
理図、第５図及び第６図は噴流／ぐターンを示す拡大断
面図、第７図は実月］時の噴出方向を示す外観図、第８
図は従来例を示す斜視因である。 （１）・・・洗浄ノズル、（２）・・噴出部、（３）・
・・唄＠ｊ１ノズル、（５１・・・ノズル外筒、（１２
）・・・供給口、（１３）・・・制御口、住５））・・
・主流路、（２０）・・・副流路。 代理人　弁理士人　島　−公 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （月　噴射ノズルをノズル外筒内でスプリングと水圧に
   より摺動可能に設け、前記噴射ノズルには、主流路に連
   通ずる供給口と、この供給口からの噴流を外部へ噴射す
   る出力口と、前記供給口の下流部に設けられ、且つ副流
   路と連通可能な制御し１とを有する噴出部を設け、前記
   スプリングの弾発力により前記副流路を閉塞する場合と
   ＩＩ記氷水圧より噴射ノズルが摺動して副流路と連通ず
   る場合とを選択可能にした洗浄用噴射装置。 （２）副流路として、上流端がノズル外筒内のスイッチ
   ング流路溝と合致した時、通水状態となるようにした特
   許請求の範囲第１項記載の洗浄用噴射装置。