JPS59106616A - 地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこのロッドを使用して現場地盤の透水性を測定する方法 - Google Patents
地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこのロッドを使用して現場地盤の透水性を測定する方法Info
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- JPS59106616A JPS59106616A JP21274382A JP21274382A JPS59106616A JP S59106616 A JPS59106616 A JP S59106616A JP 21274382 A JP21274382 A JP 21274382A JP 21274382 A JP21274382 A JP 21274382A JP S59106616 A JPS59106616 A JP S59106616A
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- tip device
- packer
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- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/12—Consolidating by placing solidifying or pore-filling substances in the soil
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- Structural Engineering (AREA)
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- Soil Sciences (AREA)
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- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
係る。
殊に本発明は、下端に掘削刃を有する外管と、その内部
に間隙をもたせて配置された内管との2重管より成って
おり、内管の下端にはパッカー及び薬液吐出部を有する
先端装置が取り付けてあり、ポーリング時には先端装置
か外管内に引き込まれた状態で削孔水を下端から噴出し
なから回転せしめられ、薬液注入時には内外管の間の間
隙に圧力流体を送り先端装置を下方へ押し付けた状態に
て外管を内管に対して相対的に引き上げ、先端装置か外
管より露出したときに上記の圧力流体がパッカーを作動
し、次いで内管に薬液を導入し薬液吐出部から吐出させ
る型式の薬液注入用ロッドに係る。
に間隙をもたせて配置された内管との2重管より成って
おり、内管の下端にはパッカー及び薬液吐出部を有する
先端装置が取り付けてあり、ポーリング時には先端装置
か外管内に引き込まれた状態で削孔水を下端から噴出し
なから回転せしめられ、薬液注入時には内外管の間の間
隙に圧力流体を送り先端装置を下方へ押し付けた状態に
て外管を内管に対して相対的に引き上げ、先端装置か外
管より露出したときに上記の圧力流体がパッカーを作動
し、次いで内管に薬液を導入し薬液吐出部から吐出させ
る型式の薬液注入用ロッドに係る。
」二記型式の薬液注入用ロノ)・は同一出願人による先
願の特願昭57−114046に於て提案されており、
このロッドはそれ自体その所期の目的及び効果を充分に
達成するのであるか、他方において先端装置の構成か複
雑であるために製造に相手間かかかり、従って高価とな
る点で改良の余地がある。殊に薬液吐出部には削孔水と
薬液との噴出口を変換するためのピストン部材が設けて
あり、このピストン部材は送られてくる薬液によって作
動せしめられるようになっているために、薬液の圧力に
敏感に反応するようになっていなげればならず、またピ
ストン部材を確実に作動させるためには薬液の圧力もあ
る程度高くしておく必要がある。
願の特願昭57−114046に於て提案されており、
このロッドはそれ自体その所期の目的及び効果を充分に
達成するのであるか、他方において先端装置の構成か複
雑であるために製造に相手間かかかり、従って高価とな
る点で改良の余地がある。殊に薬液吐出部には削孔水と
薬液との噴出口を変換するためのピストン部材が設けて
あり、このピストン部材は送られてくる薬液によって作
動せしめられるようになっているために、薬液の圧力に
敏感に反応するようになっていなげればならず、またピ
ストン部材を確実に作動させるためには薬液の圧力もあ
る程度高くしておく必要がある。
本発明の目的は上記の欠点を除去し、構造簡単に、シ′
〔製作容易な、しかも作動確実な薬液注入用ロットを提
供することである。この目的を達成する本発明によるロ
ットの特徴とするところは、前記型式のロットに於て、
先端装置が、外管に対してシール部材を介して摺動可能
に設けられしかも上記の内管と一体的になされているピ
ストン部材と、このピストン部材の下部に一体的に設け
られ且つパッカー作用をもたらすためのゴムスリーブを
嵌着しであるパッカー支持管と、上記コ゛ムスリーブの
裏面に通じていて先端装置か外管より露1七ぜしめられ
たときにのみ内外管の間隙に連通する圧力流体通路と、
上記のパッカー支持管の下部に一体的に設けられ内管を
通して送られてくる流体の収容室を有し、周囲にはこの
収容室に通じろ多数の吐出孔を有し更にこの吐出孔を覆
って嵌着されている複数の弾性リングを有しているスト
レーナ管とを有している点にある。かくして本発明によ
れば、先端装置の薬液吐出部として僅かに」二記のよう
なストレーナ管を有するのみであり、このストレーナ管
は単に流体の収容室と吐出孔と弾性リングとを有する筒
状部材であって構造か極めて簡単であり、従って製作、
組立も容易となり、安価に製作することが可能となる。
〔製作容易な、しかも作動確実な薬液注入用ロットを提
供することである。この目的を達成する本発明によるロ
ットの特徴とするところは、前記型式のロットに於て、
先端装置が、外管に対してシール部材を介して摺動可能
に設けられしかも上記の内管と一体的になされているピ
ストン部材と、このピストン部材の下部に一体的に設け
られ且つパッカー作用をもたらすためのゴムスリーブを
嵌着しであるパッカー支持管と、上記コ゛ムスリーブの
裏面に通じていて先端装置か外管より露1七ぜしめられ
たときにのみ内外管の間隙に連通する圧力流体通路と、
上記のパッカー支持管の下部に一体的に設けられ内管を
通して送られてくる流体の収容室を有し、周囲にはこの
収容室に通じろ多数の吐出孔を有し更にこの吐出孔を覆
って嵌着されている複数の弾性リングを有しているスト
レーナ管とを有している点にある。かくして本発明によ
れば、先端装置の薬液吐出部として僅かに」二記のよう
なストレーナ管を有するのみであり、このストレーナ管
は単に流体の収容室と吐出孔と弾性リングとを有する筒
状部材であって構造か極めて簡単であり、従って製作、
組立も容易となり、安価に製作することが可能となる。
以下添Iイ」図面に従って本発明を更に詳細に説明する
。
。
第1図及び第2図は本発明による薬液注入用ロッドのポ
ーリング直後の状態と、薬液注入時の状態をそれぞれ概
略的に示1−ものであって、図中1は薬液注入用ロッド
、2はポーリングマシーン、3はポーリングマシーンの
一部を構成するD 7ド昇降装置、4はロッド内へ圧力
流体及び薬液を導入するためのスイベルである。ポーリ
ング時にはロッド1の内管顛送水し、ロッドの先端部よ
り穿孔水を吐出させ、それと共にロットを回転させて下
端の掘削刃により土を削り、削り取った土と穿孔水とが
入り混った泥土乃至スライムを地上へ送り出しながら所
定深さまで掘り進めるものである。
ーリング直後の状態と、薬液注入時の状態をそれぞれ概
略的に示1−ものであって、図中1は薬液注入用ロッド
、2はポーリングマシーン、3はポーリングマシーンの
一部を構成するD 7ド昇降装置、4はロッド内へ圧力
流体及び薬液を導入するためのスイベルである。ポーリ
ング時にはロッド1の内管顛送水し、ロッドの先端部よ
り穿孔水を吐出させ、それと共にロットを回転させて下
端の掘削刃により土を削り、削り取った土と穿孔水とが
入り混った泥土乃至スライムを地上へ送り出しながら所
定深さまで掘り進めるものである。
所定の深まで達してポーリング作業が停止せしめられた
後、第2図に示すようにパッカー5及び薬液吐出部6か
も成る先端装置が露出ぜ!、められろよう外管が内管に
対して相対的に引き」二げられ、先端装置が露出すると
同時にパノノl−5が膨張せしめられ、次いでスイベル
4を通し7て内管に薬液か送り込まれ、薬液吐出部6か
も矢印に示すように地盤に向けて噴出される。一定の景
の薬液の注入が終るとパッカーが縮小せしめられ、次(
・でロッド全体かステノプアノグされた後再度パッカー
が膨張せしめられ、薬液注入が行なわれる。かかる工程
か必要な深さの注入領域に亘って繰り返えされ所定の注
入を完了1−る。
後、第2図に示すようにパッカー5及び薬液吐出部6か
も成る先端装置が露出ぜ!、められろよう外管が内管に
対して相対的に引き」二げられ、先端装置が露出すると
同時にパノノl−5が膨張せしめられ、次いでスイベル
4を通し7て内管に薬液か送り込まれ、薬液吐出部6か
も矢印に示すように地盤に向けて噴出される。一定の景
の薬液の注入が終るとパッカーが縮小せしめられ、次(
・でロッド全体かステノプアノグされた後再度パッカー
が膨張せしめられ、薬液注入が行なわれる。かかる工程
か必要な深さの注入領域に亘って繰り返えされ所定の注
入を完了1−る。
第:う及び4図は本発明による薬液注入用口、・ト1の
一実施例を示しており、このロッドは下端に1^11削
刃を有′1−る外管7と、その内部に間隙をもたせて配
置された内管8との2重管より成って(・る。
一実施例を示しており、このロッドは下端に1^11削
刃を有′1−る外管7と、その内部に間隙をもたせて配
置された内管8との2重管より成って(・る。
内管8の下端には本発明による先端装置6が取り付けて
あり、この先端装置は主としてピストン部/ 拐9と、パッカー支持管10と、圧力流体通路11と、
ストレーナ管12とを有している。図示の実施例によれ
ば、ピストン部材9は内管8の下端に一体的に取り付け
られており、上方及び下方のソールリング13及び14
を介して外管7内に摺動可能に配置されている。パッカ
ー支持管10はピストン部材9の下部に一体的に形成さ
れており、その外周の縮径段部にはゴムスリーブ】5か
上下端部を固定リング16及び17にて締め付けられて
嵌着されている。
あり、この先端装置は主としてピストン部/ 拐9と、パッカー支持管10と、圧力流体通路11と、
ストレーナ管12とを有している。図示の実施例によれ
ば、ピストン部材9は内管8の下端に一体的に取り付け
られており、上方及び下方のソールリング13及び14
を介して外管7内に摺動可能に配置されている。パッカ
ー支持管10はピストン部材9の下部に一体的に形成さ
れており、その外周の縮径段部にはゴムスリーブ】5か
上下端部を固定リング16及び17にて締め付けられて
嵌着されている。
ゴムスリーブ15の裏面の中央部には圧力流体通路11
の下方の開口が対向しており、上方の開口はピストン部
材9の上下のシールリング13及び14にて挾まれた部
分において外管】の内周面に対向している。
の下方の開口が対向しており、上方の開口はピストン部
材9の上下のシールリング13及び14にて挾まれた部
分において外管】の内周面に対向している。
ピストン部材9とパッカー支持管】0には通路18か形
成されており、この通路は十寺≠内管8とストレーナ管
12の内部とを連通している。スI・レーナ管12はパ
ッカー支持管】0の下端にねし結合されており、その内
部には上記通路18に連通する流体収容室19を有し、
周囲には多数の吐出孔20が形成されて℃・る。この吐
出孔は図示のように上下及び周方向に間隔をお見・て整
列して設けてあり、周方向の吐出孔はその外周側に形成
された縮径段部に1茨着されたゴム等より成る弾性リン
グ21によって覆われている。ストレーす管12の下端
には削孔時(第3図)にストし〜す管と外管7との間の
間隙22をロッド下方の空間に連通させる穿孔水噴出口
23か形成されている。
成されており、この通路は十寺≠内管8とストレーナ管
12の内部とを連通している。スI・レーナ管12はパ
ッカー支持管】0の下端にねし結合されており、その内
部には上記通路18に連通する流体収容室19を有し、
周囲には多数の吐出孔20が形成されて℃・る。この吐
出孔は図示のように上下及び周方向に間隔をお見・て整
列して設けてあり、周方向の吐出孔はその外周側に形成
された縮径段部に1茨着されたゴム等より成る弾性リン
グ21によって覆われている。ストレーす管12の下端
には削孔時(第3図)にストし〜す管と外管7との間の
間隙22をロッド下方の空間に連通させる穿孔水噴出口
23か形成されている。
尚、第3図に示すように内管8の一部は嵌め合わせ式に
接合されており、外接管8aは外管7と共にスイベル4
(第1及び2図)に結合され、内接管8hは先端装置6
に結合されている。従って、外管7を引き上げて先端装
置6を露出させるときは、外接管8aは内接管8bに対
して摺動するようになっている。尚、外接管8aにはそ
の外周部に半径方向に延びて外管7の内面に接する舌片
8Cが数個所に取り付けてあり、この舌片は外接管8a
を中心位置に保持する作用を果す。
接合されており、外接管8aは外管7と共にスイベル4
(第1及び2図)に結合され、内接管8hは先端装置6
に結合されている。従って、外管7を引き上げて先端装
置6を露出させるときは、外接管8aは内接管8bに対
して摺動するようになっている。尚、外接管8aにはそ
の外周部に半径方向に延びて外管7の内面に接する舌片
8Cが数個所に取り付けてあり、この舌片は外接管8a
を中心位置に保持する作用を果す。
第5及び6図は上記の先端装置6に薬液を給送するため
の内管8の2つの形態を示している。第5図の内管ば、
(・わゆるゲルタイムが比較的長い(5分〜90分或(
・は1分〜3分)薬液に対して使用されるものであって
、この場合には内管8は既に適宜配合されている薬液(
ゲルタイムが5分〜90分の場合)をスイベル4を介し
てポンプ給送されるか、或いは別途にポンプ給送された
2液をY管によって合体混合させ(ゲルタイムが1分〜
3分の場合)、これをスイベル4を介して供給されるか
の何れかであり、従って内管8は伸縮さぜるための個所
(8a、8b)を除けば単管として構成されているとも
云える。これに対し、第6図に示されている内管8は、
いわゆる瞬結性の薬液(ゲルタイムが5秒〜90秒)を
ストレーナ管12より吐出させるように構成されている
。この場合図示のように内管8は伸縮部の上方に於て2
重管として構成されており、外側及び内側の2つの薬液
通路8d、8eをもたらしている。これら通路にはそれ
ぞれ異種の薬液が別途にスイベル4を介してポンプ給送
され、両者は両薬液通路8d、8eの下端部において相
互に合体され混合された上ストレーナ管12へ向けて圧
送される。この場合の2液は混合された後5秒〜90秒
で固化が始まるものであるから、混合個所からストレー
ナ管】2の吐出孔20に至るまでの時間は当然5秒以下
になるように関係各部の寸法及びポンプ圧が決定される
。
の内管8の2つの形態を示している。第5図の内管ば、
(・わゆるゲルタイムが比較的長い(5分〜90分或(
・は1分〜3分)薬液に対して使用されるものであって
、この場合には内管8は既に適宜配合されている薬液(
ゲルタイムが5分〜90分の場合)をスイベル4を介し
てポンプ給送されるか、或いは別途にポンプ給送された
2液をY管によって合体混合させ(ゲルタイムが1分〜
3分の場合)、これをスイベル4を介して供給されるか
の何れかであり、従って内管8は伸縮さぜるための個所
(8a、8b)を除けば単管として構成されているとも
云える。これに対し、第6図に示されている内管8は、
いわゆる瞬結性の薬液(ゲルタイムが5秒〜90秒)を
ストレーナ管12より吐出させるように構成されている
。この場合図示のように内管8は伸縮部の上方に於て2
重管として構成されており、外側及び内側の2つの薬液
通路8d、8eをもたらしている。これら通路にはそれ
ぞれ異種の薬液が別途にスイベル4を介してポンプ給送
され、両者は両薬液通路8d、8eの下端部において相
互に合体され混合された上ストレーナ管12へ向けて圧
送される。この場合の2液は混合された後5秒〜90秒
で固化が始まるものであるから、混合個所からストレー
ナ管】2の吐出孔20に至るまでの時間は当然5秒以下
になるように関係各部の寸法及びポンプ圧が決定される
。
本発明の上記の薬液注入用ロッドは以下のように作動1
−る。
−る。
まず、ポーリング時には第3図に示1−ように先端装置
6が外管7内に納められた状態にて、穿孔水がロッド下
端から噴出されると同時にロッドが回転され更に押下さ
れる。穿孔水はスイベル4を介して内管8内に圧送され
通路I8を通ってストレーナ管12の流体収容室19に
入る。この収容室に充満した加圧穿孔水は、次いで吐出
孔20かも弾性リング21を押し退けながらその縁部を
通って噴出し、外管7どの間の間隙22に入り、次いで
噴出]」23を通ってロッド下方へ噴ノ」jする。外管
7の下端に取り付けた掘削刃(図示せず)による掘削作
業及び穿孔水による土搬出作業によりポーリングが進め
られ、所定の深さまでロッドが押し進められる。
6が外管7内に納められた状態にて、穿孔水がロッド下
端から噴出されると同時にロッドが回転され更に押下さ
れる。穿孔水はスイベル4を介して内管8内に圧送され
通路I8を通ってストレーナ管12の流体収容室19に
入る。この収容室に充満した加圧穿孔水は、次いで吐出
孔20かも弾性リング21を押し退けながらその縁部を
通って噴出し、外管7どの間の間隙22に入り、次いで
噴出]」23を通ってロッド下方へ噴ノ」jする。外管
7の下端に取り付けた掘削刃(図示せず)による掘削作
業及び穿孔水による土搬出作業によりポーリングが進め
られ、所定の深さまでロッドが押し進められる。
ポーリング作業が終了後、そのままの状態から、内管8
と外管7との間の間隙に加圧空気、水等の圧力流体がス
イベル4を介して送り込まれる。この圧力流体はピスト
ン部材9の上面に作用してこれを下方に押し下げるよう
に働く。このように先端装置を下方へ押し付けた状態で
外管7か内管・8に対して相対−的に引き上げられる。
と外管7との間の間隙に加圧空気、水等の圧力流体がス
イベル4を介して送り込まれる。この圧力流体はピスト
ン部材9の上面に作用してこれを下方に押し下げるよう
に働く。このように先端装置を下方へ押し付けた状態で
外管7か内管・8に対して相対−的に引き上げられる。
但し、内管8の外接管8aは外管7と共に上昇するよう
になっており、これによって、外管7と内管8とがスイ
ベルに対する取付個所で相互に位置的にくいちがうこと
かないようになされている。
になっており、これによって、外管7と内管8とがスイ
ベルに対する取付個所で相互に位置的にくいちがうこと
かないようになされている。
外管7が第4図に示す位置に達したとき、即ち外管7の
内周面下端に設けた肩部7aがピストン部材9の下面に
当接したとき、上方の7−ルリング13は外管内周面の
下部に設けた環状凹所7 bに対応する位置に至り、従
って外管内周面との接触状態から外れ、外管と内管との
間の圧力流体が環状凹所7 bを経由して圧力流体通路
11に流入するのを許容し、かくして圧力流体はゴムス
リーブ15の裏面に至ってこれを膨張させる。ゴムスリ
ーブ15が充分に膨張し穿孔壁との間で充分なパッカー
作用がもたらされた後、内管8に地盤改良用の薬液が圧
送され、穿孔水同様ストレーナ管12の流体収容室19
に至り、そこに充満した薬液は弾性リング21を押し退
けて吐出口20かも噴射液となって吐出せしめられ地盤
中に注入される。
内周面下端に設けた肩部7aがピストン部材9の下面に
当接したとき、上方の7−ルリング13は外管内周面の
下部に設けた環状凹所7 bに対応する位置に至り、従
って外管内周面との接触状態から外れ、外管と内管との
間の圧力流体が環状凹所7 bを経由して圧力流体通路
11に流入するのを許容し、かくして圧力流体はゴムス
リーブ15の裏面に至ってこれを膨張させる。ゴムスリ
ーブ15が充分に膨張し穿孔壁との間で充分なパッカー
作用がもたらされた後、内管8に地盤改良用の薬液が圧
送され、穿孔水同様ストレーナ管12の流体収容室19
に至り、そこに充満した薬液は弾性リング21を押し退
けて吐出口20かも噴射液となって吐出せしめられ地盤
中に注入される。
この個所での注入が完了した後、パッカー15から圧力
流体の作用か除かれ、従ってその弾性作用によってパッ
カーは収縮する。次いでそのままロッド1全体が1ステ
ツプ上昇せしめられ、再度パッカー15か膨張せしめら
れた後、改良済帯域に重層した状態に薬液の注入が行な
われ、かかる工程か必要な高さ範囲に亘って繰り返され
る。
流体の作用か除かれ、従ってその弾性作用によってパッ
カーは収縮する。次いでそのままロッド1全体が1ステ
ツプ上昇せしめられ、再度パッカー15か膨張せしめら
れた後、改良済帯域に重層した状態に薬液の注入が行な
われ、かかる工程か必要な高さ範囲に亘って繰り返され
る。
尚、上記のパッカーは図示実施例では1個のみ設けた場
合が示されて(・るが、必要に応じて上下に複数個連接
して設け、パッカー効果をより向上させるように1−る
ことか可能である。
合が示されて(・るが、必要に応じて上下に複数個連接
して設け、パッカー効果をより向上させるように1−る
ことか可能である。
また、本発明の上記の薬液注入用ロッドはパッカーを作
用させることができるので、透水試験用としても使用す
ることができ、それによって改良前の地盤調査、改良後
の効果確認が可能である。
用させることができるので、透水試験用としても使用す
ることができ、それによって改良前の地盤調査、改良後
の効果確認が可能である。
第1図は本発明による薬液注入用ロッドのボー−リング
直後の状態を示す概略図、 第2図は薬液注入時の状態を示す概略図、第3図は本発
明による薬液注入用ロッドの−・実施例の下端部付近、
の細部をポーリング時の状態にて示す縦断面図、 第4図は第3図のロッドを薬液注入時の状態にて示ず一
部断面正面図、 第5図は伸縮可能に構成された内管を示す縦断面図、
“ 第6図は伸縮可能に構成されしかも2種の薬液を途中ま
で別送できるように2重管として構成された内管を示す
縦断面図である。 1・・・ロッド、6・・・先端装置、7・・・外管、8
・・・内管、9・・・ピストン部材、10・・・パッカ
ー支持管、11・・・圧力流体通路、I2・・・ストレ
ーナ管、I3.14・・・シール部材、15・・・ゴム
スリーブ(パッカー)、19・・・流体の収容室、20
・・・吐出孔、21・・・弾性リング。 第6図 手続補正書(自発) 昭和58年4月19日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭57−212743号 2、発明の名称 地盤改良のための薬液注入用ロッド 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 〒103 5、補正により増加する発明の数 16、補正の
対象 明細書の「発明の名称」「特許請求の範囲」及び「発明
の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1、発明の名称を下記のとうり訂正する。 「地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこのロッドを
使用して現場地盤の透水性を測定する方法」 (2、特許請求の範囲を別紙のとうり訂正する。 (3)明細書第2頁第13〜14行「本発明は・・・係
る。」を下記のとうり訂正する。 「本発明は地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこの
ロッドを使用して現場地盤の透水性を測定する方法に係
る。」 (4)同頁第16〜17行「・・・配置された内管との
2重管」を「・・・配置された単管または多重管として
の内管との複合管」と訂正する。 (5)第5頁第4行とM5行との間に下記を加入する。 「本発明方法の特徴とするところは、上記ロッドを使用
し、上記先端装置を外管内に引き込んだ状態にて内管に
削孔水を送り込み吐出口より噴出させながらロッドを回
転させて所定深まで削孔し、次いで内外管の間隙に圧力
流体を送り、先端装置を圧下した状態にして外管を引き
上げることにより先端装置を突出させると共に、パッカ
ー用ゴムスリーブに圧力流体を供給してこれを膨張させ
、これによって先端装置周囲の削孔壁との間にバッカー
を働らかぜた上で、内管に清水を導入して吐出口より噴
出させ、送水量と送水圧力との経時変化を測定すること
にある。」 (6)第6頁第15行「・・・内管8との2重管」を「
・・・内管8(単管または多重管〕との複合管」と訂正
する。 (7)第12頁第18行と19行との間に下記を加入す
る。 「調査乃至測定すべき地点の対象深さ別の地層の土に対
して、その土の保有する透水状況を調査する場合、従来
、まず調査すべき地点にボーリング削孔機或いは井戸掘
り用に供する種付掘削機を据え例け、ロータリ一式削孔
又は衝撃削孔装置をイし 使用して削孔し、泥水な削孔f壁の崩壊防止に使用しな
がら、所定対象深さまで掘削するか、或いは泥水掘削が
進行するに伴ない崩壊防止用ケーシングを掘削孔に建込
み挿入しながら所定の深さまで掘削する。孔壁の崩壊防
止用の、且つ調査確認に供するための井戸の役目をする
ケーシングは一般的には直径が50間から400調のも
のが使用される。 所定深さまで泥水掘削しケーシングを建込み設置した後
、ケーシング内に充満している泥水と掘削土砂(スライ
ム)の混合物を、ケーシング内に清水を充分に送液して
ケーシング内洗浄しながら清水と置換し、完全に泥水及
び掘削土砂をケーシング外に排出した後、ケーシング内
にポンプを挿入してケーシング内に集まってくる地下水
を揚水しながら対象土の透水性を測定するか、或いはケ
ー・ンング内に揚水ポンプが挿入できない場合には、ケ
ーシング内に滞水した地下水をエアーリフトにより一時
的にケーシング外に除去し、ケーシング内に集って(る
地下水の経過時間変化力・ら地)音の透水性を測定する
方法、或(・はケーシング内に清水を注水し、注水によ
りケーシング内の水位カー一時的に高くなった時点から
平常水位までケーシング内水位が降下づ−る時間変化か
ら地層の透水度合を測定し求める方法がある。 これら公知方法のいずれの場合も、地盤を掘削1jし、
ケーシングを設置して測定するまでにカ・なりの時間を
費すために、数多くの調査ポイントで沢山の測定をする
ことは多大なる日数と費用をh・ける事になる。従って
、一般的には広大な敷地、或いは長区間の路線を対象と
して調査しなり)n+iならない場合には、500R乃
至1000 m’当り1ケ所の割合で、或いは路線長1
00m乃至200mに対して1ケ所の割合でしか透水性
の測定調査0′)実施カーできなかった。つまり、従来
の透水性調査方法においては、準備作業のために多((
7’)日数乃至長時間を費やし、必然的に膨大な費用を
要した。 本発明方法は上記のように、ポーリングしノくツカ−を
作用させた後、内管に清水が送られ((1,O(114
/rnin 〜20 t/min ) 、送水時の水量
と送水圧力と時間変化から対象土の透水性を算出するも
のである。所定深の透水度合の測定調査完了後、ノζツ
カ−に作用する流体圧(空気圧又は液圧〕を除去1−る
ことによりバッカースリーブ15は収縮し原形にに格納
される。格納後ロッドを回転させれば容易に再削孔がで
きる。これらの作業は、+ツカー内の空気圧又は液圧を
抜くことで作業が自動的に且つ継続的に行なわれるので
、時間的ロスは全くなく、従って短時間内に多くの透水
性確認試験を実施でき、また広範囲の地域の調査が可能
であるため、土の特性を充分且つ容易に収集することが
できる。 使用も全(必要ない。試験のための先端装置は予じめ径
45調〜50謔の外管3内に内蔵され組み込まれており
、所定深の土層迄は通常のポーリングマシンを使用して
清水だけのロータリーポーリングで削孔することができ
る。従って、所定深迄の削孔は極めて早く、数分又は数
十分の単位で行い得る。泥水は全く使用しないために、
削孔後の泥水洗浄は必要ない。」 (以上) (1)下端に掘削刃を有する外管と、その内部に間はバ
ンカー及び薬液吐出部を有する先端装置が取り付けてあ
り、ポーリング時には先端装置が外管内に引き込まれた
状態で削孔水を下端から噴出しながら回転せしめられ、
薬液注入時には内外管の間の間隙に圧力流体を送り、先
端装置を下方へ押し付けた状態にて外管を内管に対して
相対的に引き上げ、先端装置が外管より露出したときに
上記の圧力流体がパッカーを作動し、次いで内管に薬液
を導入し薬液吐出部から吐出させる型式の薬液注入用ロ
ッドに於て、上記の先端装置が、外管に対してシール部
材を介して摺動可能に設けられしかも上記の内管と一体
的になされているピストン部材と、このピストン部材の
下部に一体的に設けられ且つパッカー作用をもたら1−
ためのゴムスリーブを嵌着しであるパッカー支持管と、
上記ゴムスリーブの裏面に通じていて先端装置か外管よ
り露出せしめられたときにのみ内外管の間隙に連通する
圧力流体通路と、上記のパッカー支持管の下部に一体的
に設けられ内管を通して送られてくる流体の収容室を有
し、周囲にはこの収容室に通じる多数の吐出孔を有し、
更にこの吐出孔を覆って嵌着されている複数の弾性リン
グを有しているストレーナ管とを有していることを特徴
とする地盤改良のための薬液注入用ロッド。 リープに圧力流体を供給してこれを膨張させ、こ手続補
正書(自発) 昭和59年3月2[] 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭57−212743号 λ 発明の名称 地盤改良のための薬液注入用ロット及びこのロットを使
用して現場地盤の透水性を測定する方法 3 補正をする者 1」1イ11との関係 特許出願人 名 称 東亜グラウト]二業株式会社 (ほか2名)
4、代理人 〒103 住 所 東京都中央区八重洲1丁目9番9号東京建物
ビル(電話271−8500代表)5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の(!Y16、補正の内
容 (11第3頁第7行と第8行との間に下記を加入する。 「本発明に於て薬液とは、いわゆるグラウト材を意味す
るものであって、例えば水ガラス、セメントミルク、べ
/トナイト溶液、セメンlべ/トナイト溶液等を挙げる
ことができ、これらは用途に応じて選択的に使用される
ものである。」(以上) 9
直後の状態を示す概略図、 第2図は薬液注入時の状態を示す概略図、第3図は本発
明による薬液注入用ロッドの−・実施例の下端部付近、
の細部をポーリング時の状態にて示す縦断面図、 第4図は第3図のロッドを薬液注入時の状態にて示ず一
部断面正面図、 第5図は伸縮可能に構成された内管を示す縦断面図、
“ 第6図は伸縮可能に構成されしかも2種の薬液を途中ま
で別送できるように2重管として構成された内管を示す
縦断面図である。 1・・・ロッド、6・・・先端装置、7・・・外管、8
・・・内管、9・・・ピストン部材、10・・・パッカ
ー支持管、11・・・圧力流体通路、I2・・・ストレ
ーナ管、I3.14・・・シール部材、15・・・ゴム
スリーブ(パッカー)、19・・・流体の収容室、20
・・・吐出孔、21・・・弾性リング。 第6図 手続補正書(自発) 昭和58年4月19日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭57−212743号 2、発明の名称 地盤改良のための薬液注入用ロッド 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 〒103 5、補正により増加する発明の数 16、補正の
対象 明細書の「発明の名称」「特許請求の範囲」及び「発明
の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1、発明の名称を下記のとうり訂正する。 「地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこのロッドを
使用して現場地盤の透水性を測定する方法」 (2、特許請求の範囲を別紙のとうり訂正する。 (3)明細書第2頁第13〜14行「本発明は・・・係
る。」を下記のとうり訂正する。 「本発明は地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこの
ロッドを使用して現場地盤の透水性を測定する方法に係
る。」 (4)同頁第16〜17行「・・・配置された内管との
2重管」を「・・・配置された単管または多重管として
の内管との複合管」と訂正する。 (5)第5頁第4行とM5行との間に下記を加入する。 「本発明方法の特徴とするところは、上記ロッドを使用
し、上記先端装置を外管内に引き込んだ状態にて内管に
削孔水を送り込み吐出口より噴出させながらロッドを回
転させて所定深まで削孔し、次いで内外管の間隙に圧力
流体を送り、先端装置を圧下した状態にして外管を引き
上げることにより先端装置を突出させると共に、パッカ
ー用ゴムスリーブに圧力流体を供給してこれを膨張させ
、これによって先端装置周囲の削孔壁との間にバッカー
を働らかぜた上で、内管に清水を導入して吐出口より噴
出させ、送水量と送水圧力との経時変化を測定すること
にある。」 (6)第6頁第15行「・・・内管8との2重管」を「
・・・内管8(単管または多重管〕との複合管」と訂正
する。 (7)第12頁第18行と19行との間に下記を加入す
る。 「調査乃至測定すべき地点の対象深さ別の地層の土に対
して、その土の保有する透水状況を調査する場合、従来
、まず調査すべき地点にボーリング削孔機或いは井戸掘
り用に供する種付掘削機を据え例け、ロータリ一式削孔
又は衝撃削孔装置をイし 使用して削孔し、泥水な削孔f壁の崩壊防止に使用しな
がら、所定対象深さまで掘削するか、或いは泥水掘削が
進行するに伴ない崩壊防止用ケーシングを掘削孔に建込
み挿入しながら所定の深さまで掘削する。孔壁の崩壊防
止用の、且つ調査確認に供するための井戸の役目をする
ケーシングは一般的には直径が50間から400調のも
のが使用される。 所定深さまで泥水掘削しケーシングを建込み設置した後
、ケーシング内に充満している泥水と掘削土砂(スライ
ム)の混合物を、ケーシング内に清水を充分に送液して
ケーシング内洗浄しながら清水と置換し、完全に泥水及
び掘削土砂をケーシング外に排出した後、ケーシング内
にポンプを挿入してケーシング内に集まってくる地下水
を揚水しながら対象土の透水性を測定するか、或いはケ
ー・ンング内に揚水ポンプが挿入できない場合には、ケ
ーシング内に滞水した地下水をエアーリフトにより一時
的にケーシング外に除去し、ケーシング内に集って(る
地下水の経過時間変化力・ら地)音の透水性を測定する
方法、或(・はケーシング内に清水を注水し、注水によ
りケーシング内の水位カー一時的に高くなった時点から
平常水位までケーシング内水位が降下づ−る時間変化か
ら地層の透水度合を測定し求める方法がある。 これら公知方法のいずれの場合も、地盤を掘削1jし、
ケーシングを設置して測定するまでにカ・なりの時間を
費すために、数多くの調査ポイントで沢山の測定をする
ことは多大なる日数と費用をh・ける事になる。従って
、一般的には広大な敷地、或いは長区間の路線を対象と
して調査しなり)n+iならない場合には、500R乃
至1000 m’当り1ケ所の割合で、或いは路線長1
00m乃至200mに対して1ケ所の割合でしか透水性
の測定調査0′)実施カーできなかった。つまり、従来
の透水性調査方法においては、準備作業のために多((
7’)日数乃至長時間を費やし、必然的に膨大な費用を
要した。 本発明方法は上記のように、ポーリングしノくツカ−を
作用させた後、内管に清水が送られ((1,O(114
/rnin 〜20 t/min ) 、送水時の水量
と送水圧力と時間変化から対象土の透水性を算出するも
のである。所定深の透水度合の測定調査完了後、ノζツ
カ−に作用する流体圧(空気圧又は液圧〕を除去1−る
ことによりバッカースリーブ15は収縮し原形にに格納
される。格納後ロッドを回転させれば容易に再削孔がで
きる。これらの作業は、+ツカー内の空気圧又は液圧を
抜くことで作業が自動的に且つ継続的に行なわれるので
、時間的ロスは全くなく、従って短時間内に多くの透水
性確認試験を実施でき、また広範囲の地域の調査が可能
であるため、土の特性を充分且つ容易に収集することが
できる。 使用も全(必要ない。試験のための先端装置は予じめ径
45調〜50謔の外管3内に内蔵され組み込まれており
、所定深の土層迄は通常のポーリングマシンを使用して
清水だけのロータリーポーリングで削孔することができ
る。従って、所定深迄の削孔は極めて早く、数分又は数
十分の単位で行い得る。泥水は全く使用しないために、
削孔後の泥水洗浄は必要ない。」 (以上) (1)下端に掘削刃を有する外管と、その内部に間はバ
ンカー及び薬液吐出部を有する先端装置が取り付けてあ
り、ポーリング時には先端装置が外管内に引き込まれた
状態で削孔水を下端から噴出しながら回転せしめられ、
薬液注入時には内外管の間の間隙に圧力流体を送り、先
端装置を下方へ押し付けた状態にて外管を内管に対して
相対的に引き上げ、先端装置が外管より露出したときに
上記の圧力流体がパッカーを作動し、次いで内管に薬液
を導入し薬液吐出部から吐出させる型式の薬液注入用ロ
ッドに於て、上記の先端装置が、外管に対してシール部
材を介して摺動可能に設けられしかも上記の内管と一体
的になされているピストン部材と、このピストン部材の
下部に一体的に設けられ且つパッカー作用をもたら1−
ためのゴムスリーブを嵌着しであるパッカー支持管と、
上記ゴムスリーブの裏面に通じていて先端装置か外管よ
り露出せしめられたときにのみ内外管の間隙に連通する
圧力流体通路と、上記のパッカー支持管の下部に一体的
に設けられ内管を通して送られてくる流体の収容室を有
し、周囲にはこの収容室に通じる多数の吐出孔を有し、
更にこの吐出孔を覆って嵌着されている複数の弾性リン
グを有しているストレーナ管とを有していることを特徴
とする地盤改良のための薬液注入用ロッド。 リープに圧力流体を供給してこれを膨張させ、こ手続補
正書(自発) 昭和59年3月2[] 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭57−212743号 λ 発明の名称 地盤改良のための薬液注入用ロット及びこのロットを使
用して現場地盤の透水性を測定する方法 3 補正をする者 1」1イ11との関係 特許出願人 名 称 東亜グラウト]二業株式会社 (ほか2名)
4、代理人 〒103 住 所 東京都中央区八重洲1丁目9番9号東京建物
ビル(電話271−8500代表)5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の(!Y16、補正の内
容 (11第3頁第7行と第8行との間に下記を加入する。 「本発明に於て薬液とは、いわゆるグラウト材を意味す
るものであって、例えば水ガラス、セメントミルク、べ
/トナイト溶液、セメンlべ/トナイト溶液等を挙げる
ことができ、これらは用途に応じて選択的に使用される
ものである。」(以上) 9
Claims (1)
- 下端に掘削刃を有する外管と、その内部に間隙をもたせ
て配置された内管との2重管より成っており、内管の下
端にはパッカー及び薬液吐出部を有する先端装置が取り
付けてあり、ポーリング時には先端装置か外管内に引き
込まれた状態で削孔水を下端から噴出しながら回転せし
められ、薬液注入時には内外管の間の間隙に圧力流体を
送り、先端装置を下方へ押し付けた状態にて外管を内管
に対して相対的に引き上げ、先端装置が外管より露出し
たときに上記の圧力流体がパッカーを作動し、次いで内
管に薬液を導入し薬液吐出部から吐出させる型式の薬液
注入用ロンドに於て、上記の先端装置が、外管に対して
シール部材を介して摺動可能に設けられしかも上記の内
管と一体的になすしているピストン部材と、このピスト
ン部材の下部に一体的に設けられ且つパッカー作用をも
たら1−ためのゴムスリーブを嵌着しである+ツカー支
持管と、上記コムスリーブの裏面に通じていて先端装置
が外管より露出せしめられたときにのみ内外管の間隙に
連通1−る圧力流体通路と、上記のパッカー支持管の下
部に一体的に設けられ内管な通して送られてくる流体の
収容室を有し、周囲にはこの収容室に通じる多数の吐出
孔を有し、更にこの吐出孔を覆って嵌着されて(・る複
数の弾性リングを有しているストレーナ管とを有してい
ることを特徴とする地盤改良のための薬液注入用(17
ド。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21274382A JPS59106616A (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこのロッドを使用して現場地盤の透水性を測定する方法 |
US06/508,380 US4545702A (en) | 1982-07-02 | 1983-06-27 | Boring-injection device, method for improving ground by means of the device and method for investigating ground state by means of the device |
DE19833323332 DE3323332A1 (de) | 1982-07-02 | 1983-06-29 | Vorrichtung zur durchfuehrung von erdbohrungen und zum zementieren des bodens sowie verfahren zur bodenverfestigung und verfahren zur bodenuntersuchung mit hilfe der vorrichtung |
GB08317602A GB2126268B (en) | 1982-07-02 | 1983-06-29 | Boring-injection device method for improving ground by means of the device and method for investigating ground state by means of the device |
IT21867/83A IT1163632B (it) | 1982-07-02 | 1983-06-30 | Dispositivo di trivellazione-iniezione, procedimento per migliorare la resistenza del terreno mediante il dispositivo, e procedimento per la prospezione dello stato del terreno mediante il dispositivo stesso |
NL8302373A NL8302373A (nl) | 1982-07-02 | 1983-07-04 | Boor-injectieinrichting, werkwijze voor het verbeteren van grond door middel van de inrichting, en werkwijze voor het onderzoeken van de toestand van de grond met behulp van de inrichting. |
FR8311091A FR2529612B1 (fr) | 1982-07-02 | 1983-07-04 | Dispositif de forage et d'injection, procede d'amelioration du sol au moyen de ce dispositif et procede de sondage de l'etat du sol au moyen de ce dispositif |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21274382A JPS59106616A (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこのロッドを使用して現場地盤の透水性を測定する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106616A true JPS59106616A (ja) | 1984-06-20 |
JPH0235087B2 JPH0235087B2 (ja) | 1990-08-08 |
Family
ID=16627687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21274382A Granted JPS59106616A (ja) | 1982-07-02 | 1982-12-06 | 地盤改良のための薬液注入用ロッド及びこのロッドを使用して現場地盤の透水性を測定する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106616A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152721A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-12 | Toa Gurauto Kogyo Kk | 地盤改良方法及び同方法を実施するための装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04213089A (ja) * | 1990-12-05 | 1992-08-04 | Toyota Motor Corp | ドップラ型対地車速検出装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834685A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-21 | ||
JPS53126711A (en) * | 1977-04-11 | 1978-11-06 | Sanshin Kensetsu Kogyo Kk | Method of injecting grout |
JPS5565623A (en) * | 1978-11-14 | 1980-05-17 | Yamaguchi Kikai Kogyo Kk | Grouting device |
JPS55165314A (en) * | 1979-06-11 | 1980-12-23 | Shin Nippon Techno Kk | Method and device for chemical grouting for improvement of ground |
JPS5948518A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
-
1982
- 1982-12-06 JP JP21274382A patent/JPS59106616A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834685A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-21 | ||
JPS53126711A (en) * | 1977-04-11 | 1978-11-06 | Sanshin Kensetsu Kogyo Kk | Method of injecting grout |
JPS5565623A (en) * | 1978-11-14 | 1980-05-17 | Yamaguchi Kikai Kogyo Kk | Grouting device |
JPS55165314A (en) * | 1979-06-11 | 1980-12-23 | Shin Nippon Techno Kk | Method and device for chemical grouting for improvement of ground |
JPS5948518A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | Kyokado Eng Co Ltd | 地盤注入工法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152721A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-12 | Toa Gurauto Kogyo Kk | 地盤改良方法及び同方法を実施するための装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0235087B2 (ja) | 1990-08-08 |
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