JPS61165417A - 地中止水壁形成方法 - Google Patents
地中止水壁形成方法Info
- Publication number
- JPS61165417A JPS61165417A JP17936185A JP17936185A JPS61165417A JP S61165417 A JPS61165417 A JP S61165417A JP 17936185 A JP17936185 A JP 17936185A JP 17936185 A JP17936185 A JP 17936185A JP S61165417 A JPS61165417 A JP S61165417A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hardening
- ground
- compressed air
- region
- hardened
- Prior art date
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- Granted
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/18—Bulkheads or similar walls made solely of concrete in situ
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は地中上氷壁の形成方法に関する。
従来、地中1氷壁の構築は、地盤を掘削して縦孔を形成
し、該縦孔内に壁崩壊防止用の安定液を満たし、次いで
この安定液中に粉末状の硬化剤、例えばセメント、ベン
トナイト、粘土あるいは生石灰などを空気搬送して注入
し、これを攪拌して硬化させて形成していた。しかしな
がら、従来の地中上氷壁の構築方法では掘削した縦孔の
領域についてのみ硬化ゾーンができるだけであった。こ
れは、安定液である泥水の土中での滲透効果が低いこと
が原因している。このことから、前記構築方法を繰り返
して連続した地中上氷壁を構築する場合、止水域を大き
くするため多数の前記縦孔領域の硬化ゾーンを形成しな
ければならずその作業能率が非常に低いものであった。
し、該縦孔内に壁崩壊防止用の安定液を満たし、次いで
この安定液中に粉末状の硬化剤、例えばセメント、ベン
トナイト、粘土あるいは生石灰などを空気搬送して注入
し、これを攪拌して硬化させて形成していた。しかしな
がら、従来の地中上氷壁の構築方法では掘削した縦孔の
領域についてのみ硬化ゾーンができるだけであった。こ
れは、安定液である泥水の土中での滲透効果が低いこと
が原因している。このことから、前記構築方法を繰り返
して連続した地中上氷壁を構築する場合、止水域を大き
くするため多数の前記縦孔領域の硬化ゾーンを形成しな
ければならずその作業能率が非常に低いものであった。
本発明の目的は、一度の作業で止水性が大きくかつ比較
的広い範囲の硬化領域を地盤中に部分的に形成すると共
に地中上氷壁の施工能率を向上させることにある。
的広い範囲の硬化領域を地盤中に部分的に形成すると共
に地中上氷壁の施工能率を向上させることにある。
本発明は、地中上氷壁を1部分的に重複する大小2つの
硬化域をもって、地中に部分的に形成する方法であって
、地盤に穿たれた孔を任意の深度位置で遮閉して前記孔
の下方部分を密閉し、該下方部分に高圧力空気を導入し
て地中の地下水位を低下させ1次いで前記下方部分に水
と反応して硬化するセメントのような粉末状の硬化剤を
圧縮空気により吹き込んで地盤中に前記下方部分を含む
第1の硬化領域を形成し、該第1の硬化領域の硬化前に
前記下方部分に前記硬化剤と反応するケイ酸ソーダのよ
うな液状の硬化促進剤を注入して第2の硬化領域を形成
することを特徴とする。
硬化域をもって、地中に部分的に形成する方法であって
、地盤に穿たれた孔を任意の深度位置で遮閉して前記孔
の下方部分を密閉し、該下方部分に高圧力空気を導入し
て地中の地下水位を低下させ1次いで前記下方部分に水
と反応して硬化するセメントのような粉末状の硬化剤を
圧縮空気により吹き込んで地盤中に前記下方部分を含む
第1の硬化領域を形成し、該第1の硬化領域の硬化前に
前記下方部分に前記硬化剤と反応するケイ酸ソーダのよ
うな液状の硬化促進剤を注入して第2の硬化領域を形成
することを特徴とする。
本発明によれば、止水性を有する第1の硬化領域と該第
1の硬化債域内に形成される、第1の硬化領域における
より大きい止水性を有する第2の硬化領域とにより、両
瞳化領域によって形成される地中止水壁全体の止水性を
大きくすることができる。
1の硬化債域内に形成される、第1の硬化領域における
より大きい止水性を有する第2の硬化領域とにより、両
瞳化領域によって形成される地中止水壁全体の止水性を
大きくすることができる。
また、第1の硬化領域の形成に際して空気を用いること
により地盤中に粉末状硬化剤を広範囲に拡散することが
できる。これは、空気が低粘性で、液体と比較して地盤
中での滲透度合が著しく大きいことによる。したがって
、−施工単位における第1の硬化領域を地盤中に広範囲
に亘って形成することができ、これにより広い止水域を
形成することができると共に、地中上氷壁の施工能率を
著しく向上させることができる。
により地盤中に粉末状硬化剤を広範囲に拡散することが
できる。これは、空気が低粘性で、液体と比較して地盤
中での滲透度合が著しく大きいことによる。したがって
、−施工単位における第1の硬化領域を地盤中に広範囲
に亘って形成することができ、これにより広い止水域を
形成することができると共に、地中上氷壁の施工能率を
著しく向上させることができる。
本発明が特徴とするところは、図示の実施例についての
以下の説明により、さらに明らかとなろう。
以下の説明により、さらに明らかとなろう。
本発明に係る地中上氷壁すなわち硬化ゾーン48は、第
2図に示すように、地盤中に部分的に形成される。
2図に示すように、地盤中に部分的に形成される。
本発明の硬化ゾーン48の形成方法の説明の便宜のため
に、その説明に先立ち、地中止水壁形成装置10を使用
しての第1図に示す地中上氷壁の形成方法について述べ
る。
に、その説明に先立ち、地中止水壁形成装置10を使用
しての第1図に示す地中上氷壁の形成方法について述べ
る。
地中止水壁形成装置110は同心的に配置された内管1
2および外管14から成る2重管16を備え、該2重管
の下端近傍には前記内管および外管のための開口18が
複数個形成されている。これらの開口は、後述するよう
に、内管12に送給された圧縮空気と粉末状硬化剤およ
び外管14に送給された液状の硬化促進剤を噴射する吐
出口である。
2および外管14から成る2重管16を備え、該2重管
の下端近傍には前記内管および外管のための開口18が
複数個形成されている。これらの開口は、後述するよう
に、内管12に送給された圧縮空気と粉末状硬化剤およ
び外管14に送給された液状の硬化促進剤を噴射する吐
出口である。
前記2重管の下端にはカッタヘッド20が取り付けられ
且つ該2重管の周囲にはその長さ方向に亘ってスクリュ
ー22が取り付けられている。さらに、前記2を管の吐
出口18付近には複数の攪拌羽根24が取り付けられて
いる。このような2重管をシャフトとするスクリューオ
ーガは、クローラクレーン26によって支持されたリー
ダ28の掘進装置30によってその上端を固定支持され
ている。この掘進装置30は内部に回転駆動手段を備え
且つリーダ28に対して上下方向へ滑動可能に支持され
ている。これにより、前記スクリューオーガは回転しな
がら地盤32内へ掘進できる。
且つ該2重管の周囲にはその長さ方向に亘ってスクリュ
ー22が取り付けられている。さらに、前記2を管の吐
出口18付近には複数の攪拌羽根24が取り付けられて
いる。このような2重管をシャフトとするスクリューオ
ーガは、クローラクレーン26によって支持されたリー
ダ28の掘進装置30によってその上端を固定支持され
ている。この掘進装置30は内部に回転駆動手段を備え
且つリーダ28に対して上下方向へ滑動可能に支持され
ている。これにより、前記スクリューオーガは回転しな
がら地盤32内へ掘進できる。
さらに、前記2重管の内管12の上端は、接続用の耐圧
ホース34によって圧縮空気供給源36、例えばコンプ
レッサなどに接続される。圧縮空気供給源36から耐圧
ホース34を介して内管12へ圧縮空気を供給する際、
その圧縮空気中に粉末状の硬化剤を混入するため耐圧ホ
ース34に粉末状硬化剤供給フィーダ38が取り付けら
れる。この供給フィーダ38はロータリー型式のフィー
ダを用いた場合、粉末状硬化剤の定量供給ができること
から好嚢しい、このようなロータリー型式のフィーダは
従来その構造をよく知られていることからその詳細な説
明は省略する。また、2重管の外管14の上端はホース
4oによってグラウトポンプ42に接続されている。
ホース34によって圧縮空気供給源36、例えばコンプ
レッサなどに接続される。圧縮空気供給源36から耐圧
ホース34を介して内管12へ圧縮空気を供給する際、
その圧縮空気中に粉末状の硬化剤を混入するため耐圧ホ
ース34に粉末状硬化剤供給フィーダ38が取り付けら
れる。この供給フィーダ38はロータリー型式のフィー
ダを用いた場合、粉末状硬化剤の定量供給ができること
から好嚢しい、このようなロータリー型式のフィーダは
従来その構造をよく知られていることからその詳細な説
明は省略する。また、2重管の外管14の上端はホース
4oによってグラウトポンプ42に接続されている。
次に、地中止水壁形成装置llOによる第1図に示す地
中上氷壁の形成方法を説明する。
中上氷壁の形成方法を説明する。
前記2重管16をシャフトとするスクリューオーガにて
地盤32を地表から1〜2mはど穿孔する0次いで、圧
縮空気供給源36によって地下水位44より若干高めの
圧力の空気を耐圧ホース34を介して内管12へ送給す
る。その際、前記硬化剤供給フィーダ38よりセメント
、ベントナイト、粘土、あるいは生石灰のような水和性
の粉末状の硬化剤を耐圧ホース34内へ供給し、前記圧
縮空気に混入して内管12へ送給する。そして、前記粉
末状の硬化剤は圧縮空気と共に吐出口18より噴射され
、穿孔内部に導入される。その間、前記スクリューオー
ガは引き続いて地盤中を回転しながら掘進して行く、こ
の時、吐出口より噴出した粉末状の硬化剤は、攪拌羽根
24によって前記穿孔内で均一に分散され且つ穿孔壁か
ら周囲地盤中に滲透する。空気は水のような液体に比べ
その粘性係数が著しく小さいため、粉末状の硬化剤を空
気搬送することにより、液体を前記硬化剤の搬送媒体と
するよりはるかに広範囲に硬化剤を地盤中に滲透させる
ことができる。
地盤32を地表から1〜2mはど穿孔する0次いで、圧
縮空気供給源36によって地下水位44より若干高めの
圧力の空気を耐圧ホース34を介して内管12へ送給す
る。その際、前記硬化剤供給フィーダ38よりセメント
、ベントナイト、粘土、あるいは生石灰のような水和性
の粉末状の硬化剤を耐圧ホース34内へ供給し、前記圧
縮空気に混入して内管12へ送給する。そして、前記粉
末状の硬化剤は圧縮空気と共に吐出口18より噴射され
、穿孔内部に導入される。その間、前記スクリューオー
ガは引き続いて地盤中を回転しながら掘進して行く、こ
の時、吐出口より噴出した粉末状の硬化剤は、攪拌羽根
24によって前記穿孔内で均一に分散され且つ穿孔壁か
ら周囲地盤中に滲透する。空気は水のような液体に比べ
その粘性係数が著しく小さいため、粉末状の硬化剤を空
気搬送することにより、液体を前記硬化剤の搬送媒体と
するよりはるかに広範囲に硬化剤を地盤中に滲透させる
ことができる。
このようにして所定の深度まで地盤中に粉末状の硬化剤
を吹き込むことにより、地盤32中に広範囲に亘る第1
の硬化領域が形成される。該硬化領域中の硬化剤は前記
穿孔およびその周囲地盤中の土中水と反応してゆっくり
と硬化する。その後、硬化剤を混入された前記圧縮空気
の噴射が停止され、次いで前記2重管をシャフトとする
スクリューオーガの回転を掘削時とは反対の方向へ回転
すなわち逆転させ、且つグラウトポンプ42から外管1
4内へ送給された液状の硬化促進剤であるケイ酸ソーダ
が前記吐出口18より噴出される。前記ケイ酸ソーダの
噴出は前記第1の硬化領域の硬化前に行なわれる0次い
で、前記スクリューオーガはこの状態のまま引きとげら
れる。
を吹き込むことにより、地盤32中に広範囲に亘る第1
の硬化領域が形成される。該硬化領域中の硬化剤は前記
穿孔およびその周囲地盤中の土中水と反応してゆっくり
と硬化する。その後、硬化剤を混入された前記圧縮空気
の噴射が停止され、次いで前記2重管をシャフトとする
スクリューオーガの回転を掘削時とは反対の方向へ回転
すなわち逆転させ、且つグラウトポンプ42から外管1
4内へ送給された液状の硬化促進剤であるケイ酸ソーダ
が前記吐出口18より噴出される。前記ケイ酸ソーダの
噴出は前記第1の硬化領域の硬化前に行なわれる0次い
で、前記スクリューオーガはこの状態のまま引きとげら
れる。
この結果、穿孔内に下方から注入されたケイ酸ソーダは
、逆転するスクリューオーガの攪拌羽根24によって前
記穿孔内で攪拌混合され該孔中の硬化剤と反応して、最
終的に柱列の固結物である第2の硬化領域が前記第1の
硬化領域のほぼ中央に形成される。
、逆転するスクリューオーガの攪拌羽根24によって前
記穿孔内で攪拌混合され該孔中の硬化剤と反応して、最
終的に柱列の固結物である第2の硬化領域が前記第1の
硬化領域のほぼ中央に形成される。
しかし、粉末状の硬化剤とケイ酸ソーダとの硬化反応が
水と粉末状の硬化剤との硬化反応に比べ著しく早いこと
から、前記第2の硬化領域が先に固化し、その後前記第
1の硬化領域が完全に固化する。第2の硬化領域は第1
の硬化領域より硬度すなわち強度が大きくしかも不透水
性が高い。
水と粉末状の硬化剤との硬化反応に比べ著しく早いこと
から、前記第2の硬化領域が先に固化し、その後前記第
1の硬化領域が完全に固化する。第2の硬化領域は第1
の硬化領域より硬度すなわち強度が大きくしかも不透水
性が高い。
前記したように第1の硬化領域は地盤中に広範囲に形成
されて広い範囲の止水域を形成すると共に構築されるべ
き地中型氷壁の一施工単位を著しく拡大する。また第1
の硬化領域のほぼ中央に形成された第2の硬化領域は地
中上氷壁の強度を保持すると共にそのより大きい止水性
が前記第1の硬化領域の1水性と相俟って地中市氷壁全
体の止水性を向上復せる。
されて広い範囲の止水域を形成すると共に構築されるべ
き地中型氷壁の一施工単位を著しく拡大する。また第1
の硬化領域のほぼ中央に形成された第2の硬化領域は地
中上氷壁の強度を保持すると共にそのより大きい止水性
が前記第1の硬化領域の1水性と相俟って地中市氷壁全
体の止水性を向上復せる。
次に第2図を参照して、前記地中止水壁形成装置によっ
て地盤中に部分的に硬化ゾーンを形成する本発明の詳細
な説明する。
て地盤中に部分的に硬化ゾーンを形成する本発明の詳細
な説明する。
地中内部に部分的に第1および第2の硬化領域即ち硬化
ゾーン48を形成するためには、前記2重管16をシャ
フトとす委スクリューオーガによって地盤32を所定深
度まで掘削して縦孔46を形成し、その後前記スクリュ
ーオーガを停止させる。
ゾーン48を形成するためには、前記2重管16をシャ
フトとす委スクリューオーガによって地盤32を所定深
度まで掘削して縦孔46を形成し、その後前記スクリュ
ーオーガを停止させる。
次に、グラウトポンプ42を用いて所望の深度位置すな
わち硬化予定領域の上部における外管の吐出口(最上位
の吐出口)18より粘性材料から成るパッカーグラウト
5oを注出し、縦孔46を前記硬化予定領域の上部で密
閉する。
わち硬化予定領域の上部における外管の吐出口(最上位
の吐出口)18より粘性材料から成るパッカーグラウト
5oを注出し、縦孔46を前記硬化予定領域の上部で密
閉する。
バッカーグラウ)50を最上位の吐出口18から吐出さ
せるべく前記グラウトを2重管16の所定の位置でせき
とめるバッカーとして、従来周知のいわゆるエアパツカ
ーを用いることができる。
せるべく前記グラウトを2重管16の所定の位置でせき
とめるバッカーとして、従来周知のいわゆるエアパツカ
ーを用いることができる。
前記エアパツカーはゴム製のスリーブ(図示せず)を有
し、該スリーブは、最上位の吐出口1Bと該吐出口の直
ぐ下位に位置する吐出口18との間において内管12を
取り巻いて該内管に取り付けられている。前記エアパツ
カーの一部を構成する前記スリーブには該スリーブと内
管12どの間に圧縮空気を供給して前記スリーブを膨張
させるための給気管(図示せず)が接続されている。前
記給気管は、内管12と外管14との間の空間を経て伸
び、地上に設置された圧縮空気供給源(図示せず)に接
続されている。
し、該スリーブは、最上位の吐出口1Bと該吐出口の直
ぐ下位に位置する吐出口18との間において内管12を
取り巻いて該内管に取り付けられている。前記エアパツ
カーの一部を構成する前記スリーブには該スリーブと内
管12どの間に圧縮空気を供給して前記スリーブを膨張
させるための給気管(図示せず)が接続されている。前
記給気管は、内管12と外管14との間の空間を経て伸
び、地上に設置された圧縮空気供給源(図示せず)に接
続されている。
前記スリーブをこれが外管14の内面を押圧するまで膨
張させることにより、パフカーグラウト50は前記スリ
ーブの配置位置よりも下方へ流動することを阻止される
。したがって、膨張された前記スリーブによってせき1
ヒめられるパッカーグラウト50は、最上位の吐出口1
8のみから吐出される。また、膨張された前記スリーブ
は、前記給気管を介して前記圧縮空気を抜くことにより
収縮し、これにより内外両管12,1411Jlの空間
が連通状態となる。
張させることにより、パフカーグラウト50は前記スリ
ーブの配置位置よりも下方へ流動することを阻止される
。したがって、膨張された前記スリーブによってせき1
ヒめられるパッカーグラウト50は、最上位の吐出口1
8のみから吐出される。また、膨張された前記スリーブ
は、前記給気管を介して前記圧縮空気を抜くことにより
収縮し、これにより内外両管12,1411Jlの空間
が連通状態となる。
次に、圧縮空気供給源36から内管12内に圧縮空気だ
けを送給し、スクリューオーガの下端の吐出口18より
密閉された縦孔46の下方部分に地下水圧よりもはるか
に高い圧縮空気を導入し、第2図に線52で示されるよ
うに地下水位を低下させる。地下水位はいわゆる井戸理
論が説明する原理によって低下すると考えられる。
けを送給し、スクリューオーガの下端の吐出口18より
密閉された縦孔46の下方部分に地下水圧よりもはるか
に高い圧縮空気を導入し、第2図に線52で示されるよ
うに地下水位を低下させる。地下水位はいわゆる井戸理
論が説明する原理によって低下すると考えられる。
地下水位の低下の状態は地盤中に配置された測定装置E
54により測定される。当該装置により地下水位の低下
を確認した後、圧縮空気供給源36から耐圧ホース34
を介して内管12へ送給されている圧縮空気中に硬化剤
供給フィーダ38より粉末状の硬化剤が混入され、縦孔
46の密閉された前記下方部分内へ噴射される。この時
、スクリューオーガは回転されていて、噴射された粉末
状の硬化剤は攪拌羽根24によって前記下方部分内部で
第1図の例と同様に均一に拡散され、且つ圧縮空気の土
中での滲透作用によって硬化剤の粉末が前記下方部分の
孔壁から広範囲に土中に進入し、前記下方部分を含む第
1の硬化領域が形成される。このとき、前記スクリュー
オーガは、前記粘性材料から成るパッカーグラウト50
と密接状態で回転することから、前記スクリューオーガ
とパッカーグラウ)50との間からの前記圧縮空気の漏
れはほとんどない。
54により測定される。当該装置により地下水位の低下
を確認した後、圧縮空気供給源36から耐圧ホース34
を介して内管12へ送給されている圧縮空気中に硬化剤
供給フィーダ38より粉末状の硬化剤が混入され、縦孔
46の密閉された前記下方部分内へ噴射される。この時
、スクリューオーガは回転されていて、噴射された粉末
状の硬化剤は攪拌羽根24によって前記下方部分内部で
第1図の例と同様に均一に拡散され、且つ圧縮空気の土
中での滲透作用によって硬化剤の粉末が前記下方部分の
孔壁から広範囲に土中に進入し、前記下方部分を含む第
1の硬化領域が形成される。このとき、前記スクリュー
オーガは、前記粘性材料から成るパッカーグラウト50
と密接状態で回転することから、前記スクリューオーガ
とパッカーグラウ)50との間からの前記圧縮空気の漏
れはほとんどない。
その後、グラウトポンプ42によって外管の吐出口18
よりケイ酸ソーダが縦孔46の密閉された前記下方部分
内に噴射され、その間スクリューオーガは逆転されなが
ら引き上げられる。
よりケイ酸ソーダが縦孔46の密閉された前記下方部分
内に噴射され、その間スクリューオーガは逆転されなが
ら引き上げられる。
これにより、前記ケイ酸ソーダは、逆転するスクリュー
オーガの攪拌羽根24によって前記下方部分内で攪拌混
合され該下方部分中の硬化剤と反応して固結物から成る
第2の硬化領域が形成され、第2図に示されるように地
中の内部に部分的に硬化ゾーン48が形成されしかもそ
の硬化ゾーンの範囲は従来の方法よりも、極めて広く形
成できる。このため、トンネル掘削中のトンネル上部か
らの出水の防止対策あるいはトンネル上部の崩壊防止の
ための補強対策として本発明の方法により容易に広範囲
に亘って硬化ゾーンを形成することができる。
オーガの攪拌羽根24によって前記下方部分内で攪拌混
合され該下方部分中の硬化剤と反応して固結物から成る
第2の硬化領域が形成され、第2図に示されるように地
中の内部に部分的に硬化ゾーン48が形成されしかもそ
の硬化ゾーンの範囲は従来の方法よりも、極めて広く形
成できる。このため、トンネル掘削中のトンネル上部か
らの出水の防止対策あるいはトンネル上部の崩壊防止の
ための補強対策として本発明の方法により容易に広範囲
に亘って硬化ゾーンを形成することができる。
本発明によれば一度の作業で地盤中に止水性が大きくか
つ広範囲の硬化領域を形成することができ、しかも地中
止水壁の施工能率を著しく向上させることができる。
つ広範囲の硬化領域を形成することができ、しかも地中
止水壁の施工能率を著しく向上させることができる。
4、 [rI!J面の簡単の説明J
第1図は地中th水壁形成方法を実施する装置を概略的
に示す断面図、第2図は本発明に係る地中化氷壁形成方
法を概略的に示す説明図である。
に示す断面図、第2図は本発明に係る地中化氷壁形成方
法を概略的に示す説明図である。
10:地中+h水壁形成装置、16:2重管、18:吐
出口、 32:JtI盤、34二耐圧ホース、36
:圧縮空気供給源、38:硬化剤供給フィーダ、 42ニゲラウドポンプ、48:硬化ゾーン。
出口、 32:JtI盤、34二耐圧ホース、36
:圧縮空気供給源、38:硬化剤供給フィーダ、 42ニゲラウドポンプ、48:硬化ゾーン。
代理人 弁理士 松 永 宣 行
第1鴻
Claims (1)
- 地盤に穿たれた孔を任意の深度位置で遮閉して前記孔の
下方部分を密閉し、該下方部分に高圧力空気を導入して
地中の地下水位を低下させ、次いで前記下方部分に水と
反応して硬化するセメントのような粉末状の硬化剤を圧
縮空気により吹き込んで地盤中に前記下方部分を含む第
1の硬化領域を形成し、該第1の硬化領域の硬化前に前
記下方部分に前記硬化剤と反応するケイ酸ソーダのよう
な液状の硬化促進剤を注入して第2の硬化領域を形成す
る、地中止水壁形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17936185A JPS61165417A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 地中止水壁形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17936185A JPS61165417A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 地中止水壁形成方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52094658A Division JPS6056848B2 (ja) | 1977-08-09 | 1977-08-09 | 地中止水壁形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61165417A true JPS61165417A (ja) | 1986-07-26 |
JPS6360169B2 JPS6360169B2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=16064507
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241776A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Marujun Heavy Industry Co Ltd | 作業機のオーガー駆動装置 |
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Families Citing this family (1)
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-
1985
- 1985-08-16 JP JP17936185A patent/JPS61165417A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241776A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Marujun Heavy Industry Co Ltd | 作業機のオーガー駆動装置 |
JP4546853B2 (ja) * | 2005-03-02 | 2010-09-22 | 丸順重工株式会社 | 作業機のオーガー駆動装置 |
JP2013028921A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Matsubara Kensetsu Kk | 地盤改良工法 |
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