JPS59106516A - 複合ポリエステル糸 - Google Patents
複合ポリエステル糸Info
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- JPS59106516A JPS59106516A JP21122182A JP21122182A JPS59106516A JP S59106516 A JPS59106516 A JP S59106516A JP 21122182 A JP21122182 A JP 21122182A JP 21122182 A JP21122182 A JP 21122182A JP S59106516 A JPS59106516 A JP S59106516A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐光性の向上したポリエステル繊維に関するも
のである。また、特に共重合ポリエステル繊維あるいは
添加剤含有ポリエステル繊維の耐光性向上に関する。
のである。また、特に共重合ポリエステル繊維あるいは
添加剤含有ポリエステル繊維の耐光性向上に関する。
ポリエステル繊維はそのすぐれた風合い、強度、耐久性
などの点から衣料用途はじめ各種の産業資材用途にも広
く用いられている。
などの点から衣料用途はじめ各種の産業資材用途にも広
く用いられている。
また、ポリエステル繊維の改質を狙って、多くの試みが
なされ、新しいタイプのポリエステル繊維が出現してい
る。例えば、分散染料易染化ヲ狙いポリアルキレングリ
コールあるいは脂肪族ジカルボン酸を共重合したポリエ
ステル、塩基性染料可染化を狙いスルホン酸塩化合物を
共重合したポリエステル、酸性染料可染化を狙い窒素化
合物(第6級アミノ基含有化合物など)を共重合あるい
は添加したポリエステル、難燃性向上を狙いリン化合物
あるいはハロゲン化合物を共重合あるいは添加したポリ
エステルなどがあり、ポリエステルの多様化は著しいも
のがある。しかし、これら改質ポリエステルの一般的欠
点の一つに耐光性の低さがある。耐光性の内容としては
、強力、伸度保持率の低さおよび退色堅牢度の低さがあ
げられる。これは改質成分が光照射下でのポリエステル
および染料の劣化を促進したり、1だ、改質成分が共重
合成分の場合には共重合成分自身が劣化し、ポリエステ
ルの重合度低下、強伸度の低下などを生じるのである。
なされ、新しいタイプのポリエステル繊維が出現してい
る。例えば、分散染料易染化ヲ狙いポリアルキレングリ
コールあるいは脂肪族ジカルボン酸を共重合したポリエ
ステル、塩基性染料可染化を狙いスルホン酸塩化合物を
共重合したポリエステル、酸性染料可染化を狙い窒素化
合物(第6級アミノ基含有化合物など)を共重合あるい
は添加したポリエステル、難燃性向上を狙いリン化合物
あるいはハロゲン化合物を共重合あるいは添加したポリ
エステルなどがあり、ポリエステルの多様化は著しいも
のがある。しかし、これら改質ポリエステルの一般的欠
点の一つに耐光性の低さがある。耐光性の内容としては
、強力、伸度保持率の低さおよび退色堅牢度の低さがあ
げられる。これは改質成分が光照射下でのポリエステル
および染料の劣化を促進したり、1だ、改質成分が共重
合成分の場合には共重合成分自身が劣化し、ポリエステ
ルの重合度低下、強伸度の低下などを生じるのである。
この問題解決のだめにこれまでにも多くの提案がなされ
てきた。その提案の大部分は耐光剤を改質ポリエステル
に加え、耐光性を向上させようとするものである。しか
し、いずれの方法も十分な耐光性向上効果は得られず不
満足なものばかりであり、なお一層の耐光性向上を狙い
鋭意検討した結果本発明に到達したものである。
てきた。その提案の大部分は耐光剤を改質ポリエステル
に加え、耐光性を向上させようとするものである。しか
し、いずれの方法も十分な耐光性向上効果は得られず不
満足なものばかりであり、なお一層の耐光性向上を狙い
鋭意検討した結果本発明に到達したものである。
すなわち、本発明はポリアルキレングリコール、スルホ
ン酸塩化合物、脂肪族ジカルボン酸。
ン酸塩化合物、脂肪族ジカルボン酸。
リン化合物、ハロゲン化合物または窒素化合物の少なく
とも1種を含有し、その含有量が2重−係以上20重i
%以下であるポリエステルを芯成分とし、耐光剤を0.
1重量類以上5重量係以下含有したポリエステルを鞘成
分とした複合ポリエステル糸とすることにより耐光性向
上を゛はかるものである。
とも1種を含有し、その含有量が2重−係以上20重i
%以下であるポリエステルを芯成分とし、耐光剤を0.
1重量類以上5重量係以下含有したポリエステルを鞘成
分とした複合ポリエステル糸とすることにより耐光性向
上を゛はかるものである。
本発明の複合ポリエステル糸の特徴は、光に対して耐久
性のない層の外側に4光剤を含有した層をもうけること
により、大幅な耐光性向上を狙うものである。従来の耐
光性向上方法では光に対して弱い成分層に耐光剤を加え
ていたため光が耐光剤に吸収される前に光に対し弱い改
質成分が光劣化反応を生じ、そのため添加量に対応した
十分な耐光性向上効果が得られないことがわかった。こ
の問題解決のために鋭意検討した結果、芯鞘複合紡糸を
行ない、耐光性の劣る改質ポリエステルを芯成分に、耐
光剤を含有したポリエステルを鞘成分にすることが極め
て有効であることを見い出しだ。
性のない層の外側に4光剤を含有した層をもうけること
により、大幅な耐光性向上を狙うものである。従来の耐
光性向上方法では光に対して弱い成分層に耐光剤を加え
ていたため光が耐光剤に吸収される前に光に対し弱い改
質成分が光劣化反応を生じ、そのため添加量に対応した
十分な耐光性向上効果が得られないことがわかった。こ
の問題解決のために鋭意検討した結果、芯鞘複合紡糸を
行ない、耐光性の劣る改質ポリエステルを芯成分に、耐
光剤を含有したポリエステルを鞘成分にすることが極め
て有効であることを見い出しだ。
本発明に用いる芯成分のポリエステルは主成分がポリエ
チレンテレフタレートであり、所定の改質剤を2重量類
以上20重量係以下含有するものである。
チレンテレフタレートであり、所定の改質剤を2重量類
以上20重量係以下含有するものである。
また、特に5重量類以上10重量係以下含有する場合に
好ましく適用される。
好ましく適用される。
改質剤の合計量が2重量類未満の場合には、芯成分の耐
光性低下の程度も小さく、複合糸による改質効果が小さ
い。′また、改質剤の合計量が20重量%を越える場合
には、芯成分自身の品質低下が大きく通常の用途には用
いられないポリエステルとなり好ましくないのである。
光性低下の程度も小さく、複合糸による改質効果が小さ
い。′また、改質剤の合計量が20重量%を越える場合
には、芯成分自身の品質低下が大きく通常の用途には用
いられないポリエステルとなり好ましくないのである。
本発明の芯成分に含有される改質剤のうち好ましく用い
られる化合物としては次のようなものがある。ポリアル
キレングリコールとしてはポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリブチレングリコールの単
独または共重合体が好ましい。スルホン酸塩化合物とし
ては、5−ナトリウムスルホインフタル酸、イセチオン
酸ナトリウム、5〜ナトリウムスルホフエノールなどが
好ましい。脂肪族ジカルボン酸としては、アジピン酸、
スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ダイマー酸な
どが好ましい。リン化合物としては、リン酸、亜リン酸
。
られる化合物としては次のようなものがある。ポリアル
キレングリコールとしてはポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリブチレングリコールの単
独または共重合体が好ましい。スルホン酸塩化合物とし
ては、5−ナトリウムスルホインフタル酸、イセチオン
酸ナトリウム、5〜ナトリウムスルホフエノールなどが
好ましい。脂肪族ジカルボン酸としては、アジピン酸、
スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ダイマー酸な
どが好ましい。リン化合物としては、リン酸、亜リン酸
。
ホスホン酸類、ホスフィン酸類などが好ましく用いられ
る。また、ハロゲン化合物としては、ヘキサブロムベン
ゼン、ハフ’ロムビフェニル。
る。また、ハロゲン化合物としては、ヘキサブロムベン
ゼン、ハフ’ロムビフェニル。
2、6.2’、 6’−テトラブロムビスフェノールA
。
。
1.2−ジ(2’、 6’−ジブロム−47−カルボキ
ンフェノキシ)エタン、1.2−ジ(2′−ブロム−4
′−カルホキシフエキ/)エタン、1.2−ジ(2′。
ンフェノキシ)エタン、1.2−ジ(2′−ブロム−4
′−カルホキシフエキ/)エタン、1.2−ジ(2′。
6′−ジクロル−47−カル□ボキシフエノキ/)エタ
ン、1.2−ジ(2′−クロル−47−カルボキンフェ
ノキシ)エタンなどが好ましく使用される。
ン、1.2−ジ(2′−クロル−47−カルボキンフェ
ノキシ)エタンなどが好ましく使用される。
また、窒素化合物としては、ジ(p−カルボキシベンジ
ル)メチルアミン、2−ジメチルアミンメチル−2−メ
チル−1,3−プロパンジオール、トリベンジルアミノ
メラミンなどが好ましく使用される。
ル)メチルアミン、2−ジメチルアミンメチル−2−メ
チル−1,3−プロパンジオール、トリベンジルアミノ
メラミンなどが好ましく使用される。
芯成分としては、上記の各種改質剤以外に、公知の抗酸
化剤、着色防止剤、酸化チタン、顔料、また補助的に耐
光剤などを含有していてもよい。
化剤、着色防止剤、酸化チタン、顔料、また補助的に耐
光剤などを含有していてもよい。
鞘成分に用いるポリエステルは通常のポリエステルが好
ましいが、目的に応じて少割合の共重合成分あるいは添
加剤成分として改質剤を含有させることも可能である。
ましいが、目的に応じて少割合の共重合成分あるいは添
加剤成分として改質剤を含有させることも可能である。
この場合、改質剤の量は芯成分に含有される量よりも少
なくしておかないと本願発明の目的である耐光性向」二
効果が十分発揮でき安いのである。
なくしておかないと本願発明の目的である耐光性向」二
効果が十分発揮でき安いのである。
鞘成分に用いる耐光剤としては、ベンゾトリアゾールタ
イプ、ベンゾフェノンタイプ、アセトフェノールタイプ
などの種々の化合物を使用することができる。しかし、
ポリエステルの紡糸条件に耐えるだけの耐熱性を有して
いる耐光剤を用いることが好ましい。十分な耐熱性を有
しない耐光剤を使用すると、耐光性向上効果が十分でな
いだけでなく、ポリエステルを熱分解させてポリマの粘
度低下を生じさせ製糸性を悪くしたり、紡糸時の発煙、
あるいは臭気などの作業環境問題も発生してきる。好ま
しい例とし−1−1:、 2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、 2.2”−ジヒドロキシ−4−
7トキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シ−2′−カルボキシベンゾフェノン、2,4−ジ−タ
ーンヤリブチルフェニル−3,5−ジータージャリフ゛
チル−4−ヒドロキ・ンベンソ゛エート、2−ヒドロキ
ン−4−n−オクトキンベンゾフェノン、2,4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、p−夕−7ヤリブチルフエニ
ルサリシレート、レゾルンノールモノベンゾエート、メ
チレンヒス(2−ヒドロキノ−4−アルコキシベンゾフ
ェノンや、その他 るが、メチレンビス(2−ヒドロキン−4−アルコキシ
ベンゾフェノン)が特に好適である。
イプ、ベンゾフェノンタイプ、アセトフェノールタイプ
などの種々の化合物を使用することができる。しかし、
ポリエステルの紡糸条件に耐えるだけの耐熱性を有して
いる耐光剤を用いることが好ましい。十分な耐熱性を有
しない耐光剤を使用すると、耐光性向上効果が十分でな
いだけでなく、ポリエステルを熱分解させてポリマの粘
度低下を生じさせ製糸性を悪くしたり、紡糸時の発煙、
あるいは臭気などの作業環境問題も発生してきる。好ま
しい例とし−1−1:、 2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、 2.2”−ジヒドロキシ−4−
7トキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シ−2′−カルボキシベンゾフェノン、2,4−ジ−タ
ーンヤリブチルフェニル−3,5−ジータージャリフ゛
チル−4−ヒドロキ・ンベンソ゛エート、2−ヒドロキ
ン−4−n−オクトキンベンゾフェノン、2,4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、p−夕−7ヤリブチルフエニ
ルサリシレート、レゾルンノールモノベンゾエート、メ
チレンヒス(2−ヒドロキノ−4−アルコキシベンゾフ
ェノンや、その他 るが、メチレンビス(2−ヒドロキン−4−アルコキシ
ベンゾフェノン)が特に好適である。
耐光剤の添加量としては、鞘成分に対して0.1重量部
6以上5重量係以下、特に0.3重量部以上2.5重量
部以下が好ましい。011重量部満の添加量には十分な
耐光性向上効果が認められずまた、5重量部を越える場
合には着色などの品質低下があり不適当である。
6以上5重量係以下、特に0.3重量部以上2.5重量
部以下が好ましい。011重量部満の添加量には十分な
耐光性向上効果が認められずまた、5重量部を越える場
合には着色などの品質低下があり不適当である。
鞘成分の厚さは、有害光吸収効率の点から、実質的に一
様であることが好ましい。ここで、鞘成分の厚さが一様
であるとは、鞘成分の平均厚さTに対し糸横断面の任意
の場所での鞘成分の厚さがT±0.25T以内にあるこ
とを指す。
様であることが好ましい。ここで、鞘成分の厚さが一様
であるとは、鞘成分の平均厚さTに対し糸横断面の任意
の場所での鞘成分の厚さがT±0.25T以内にあるこ
とを指す。
また、芯成分の断面積は、複合糸全体の6゜チ以上85
%以下であることが好ましく、特に40q6以上70%
以下が好捷しい。芯成分を30襲未満にすると、改質ポ
リエステルの効果が不十分になり、また85襲を越える
と耐光剤含有量層の厚みが小さくなりすぎ耐光性向上効
果が低くなるので好ましくない。
%以下であることが好ましく、特に40q6以上70%
以下が好捷しい。芯成分を30襲未満にすると、改質ポ
リエステルの効果が不十分になり、また85襲を越える
と耐光剤含有量層の厚みが小さくなりすぎ耐光性向上効
果が低くなるので好ましくない。
本発明に用いることのできる芯鞘複合糸は、たとえば特
公昭43−、−30011号公報、特公昭47−337
24号公報などに示されるような通常の芯鞘複合紡糸方
法により得られるもので、芯成分に実質的に一様の厚さ
の鞘成分が配位した如くにすることが好捷しい。複合糸
の断面形状は、一般的な丸断面以外に6葉断面、6葉断
面、8葉断面などの異型断面であってもよい。耐光性が
求められる用途では高強力および高耐摩耗性も要求され
る場合が多く、フィラメント繊度は1デニールより大き
いことが好ましく’、1.5、) デニール以上がより好ましい。
公昭43−、−30011号公報、特公昭47−337
24号公報などに示されるような通常の芯鞘複合紡糸方
法により得られるもので、芯成分に実質的に一様の厚さ
の鞘成分が配位した如くにすることが好捷しい。複合糸
の断面形状は、一般的な丸断面以外に6葉断面、6葉断
面、8葉断面などの異型断面であってもよい。耐光性が
求められる用途では高強力および高耐摩耗性も要求され
る場合が多く、フィラメント繊度は1デニールより大き
いことが好ましく’、1.5、) デニール以上がより好ましい。
芯鞘複合糸を紡糸、延伸あるいは製織、編成などの工程
を通過させる際に糸切れや毛羽が発生すると、それぞれ
の工程における生産性や得られる織編物の品位を低下さ
せ好ましくない。
を通過させる際に糸切れや毛羽が発生すると、それぞれ
の工程における生産性や得られる織編物の品位を低下さ
せ好ましくない。
一般に芯成分に用いる改質ポリエステルは通常のポリエ
ステルと比較し、強度面では不利な場合が多い。そのた
め芯鞘複合糸の鞘成分に用いるポリエステルに↓つて強
度を高くすることが有利であり、オルソクロルフェノー
ル中25℃で測定した固有粘度が060以上であるボリ
エステルを鞘成分にすることが好ましい。
ステルと比較し、強度面では不利な場合が多い。そのた
め芯鞘複合糸の鞘成分に用いるポリエステルに↓つて強
度を高くすることが有利であり、オルソクロルフェノー
ル中25℃で測定した固有粘度が060以上であるボリ
エステルを鞘成分にすることが好ましい。
以下、具体例をあげて本発明を説明する。
ナオ、固有粘度はすべてオルソクロロフェノールを溶媒
とし、25℃で測定した。
とし、25℃で測定した。
実施例1
5−ナトリウムスルホイソフタル酸を全ポリエステルに
対して5重量φ共重合した固有粘度力o、 53のポリ
エチレンテレフタレートを芯成分とする。また、耐光剤
としてメチレンビス(2′−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン)を0.5wt%添加した固有粘度が0
.67のポリエチレンテレフタレートを鞘成分とする。
対して5重量φ共重合した固有粘度力o、 53のポリ
エチレンテレフタレートを芯成分とする。また、耐光剤
としてメチレンビス(2′−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン)を0.5wt%添加した固有粘度が0
.67のポリエチレンテレフタレートを鞘成分とする。
芯成分の断面積を全体の70%とし、上記2種のポリマ
を用いて紡糸温度290℃、紡糸速度を1200 m/
minとし丸断面の同心型の芯鞘型に複合紡糸した。
を用いて紡糸温度290℃、紡糸速度を1200 m/
minとし丸断面の同心型の芯鞘型に複合紡糸した。
得られた複合糸の鞘成分は実質的に同じ厚さであった。
引続き延伸速度400 rrv/min s熱ピン温度
120℃、延伸倍率3.2倍で延伸を行ない、75デニ
ール48フイラメントの延伸糸とじた延伸糸の強度は4
4 g/ d 、伸度は63%であった(原糸I)。
120℃、延伸倍率3.2倍で延伸を行ない、75デニ
ール48フイラメントの延伸糸とじた延伸糸の強度は4
4 g/ d 、伸度は63%であった(原糸I)。
比較のために鞘成分に耐光剤を添加しない原糸(比較糸
l)、および原糸全体の耐光剤の含有量が原糸rと同一
となるように芯鞘側成分に原糸■と同一の耐光剤を0.
15wt%添加した原糸(比較糸■)も同様に製糸した
。
l)、および原糸全体の耐光剤の含有量が原糸rと同一
となるように芯鞘側成分に原糸■と同一の耐光剤を0.
15wt%添加した原糸(比較糸■)も同様に製糸した
。
原糸lおよび比較糸1.IIの耐光性をフェードメータ
ーFAL−3H型(スガ試験機製)、83℃で評価した
。
ーFAL−3H型(スガ試験機製)、83℃で評価した
。
強伸度保持率は延伸糸で退色堅牢度は塩基性染料により
ブルーに染色した布帛で評価した。退色堅牢度はグレー
スケールによる5段階判定を行なった。5級がもつとも
よく級が低下するにしたがい堅4°反は悪い。
ブルーに染色した布帛で評価した。退色堅牢度はグレー
スケールによる5段階判定を行なった。5級がもつとも
よく級が低下するにしたがい堅4°反は悪い。
比較糸の結果もあわせて表1にまとめたが、本発明の原
糸の耐光性の良さは明らかである。
糸の耐光性の良さは明らかである。
表 1
〔照射時間200時間〕
実施例2
ポリエチレングリコール(分子量1ooo)を全ポリエ
ステルに対して4.5重量子共重合したポリエチレンテ
レフタレート(固有粘度0.62)を芯成分とする以外
、実施例1と同様に複合紡糸および延伸を行なった。
ステルに対して4.5重量子共重合したポリエチレンテ
レフタレート(固有粘度0.62)を芯成分とする以外
、実施例1と同様に複合紡糸および延伸を行なった。
鞘成分は実質的に同じ厚さであり、延伸糸の強度は4.
8g/d、伸度は55%であった(原糸■)。
8g/d、伸度は55%であった(原糸■)。
比較のためeこ、鞘成分に耐光剤を添加しない原糸(比
較糸III)、および原糸全体の耐光剤の含有量が原糸
■と同一となるように芯鞘側成分に原糸■と同一の耐光
剤をo、15wt%添加した原糸(比較糸■)も同様に
製糸した。
較糸III)、および原糸全体の耐光剤の含有量が原糸
■と同一となるように芯鞘側成分に原糸■と同一の耐光
剤をo、15wt%添加した原糸(比較糸■)も同様に
製糸した。
耐光性評価結果は表2のとおり本発明の原糸の耐光性は
良好であった。
良好であった。
〔照射時間200時間〕
Claims (2)
- (1) ポリアルキレングリコール、スルホン酸塩化
合物、脂肪族ンカルボン酸、リン化合物。 ハロゲン化合物または窒素化合物の少なくとも1種を含
有し、その含有量の合計が2重量%以上20重量係以、
下であるポリエステルを芯成分とし、耐光剤を0.1重
量%以上5重量%以下含有したポリエステルを鞘成分と
した複合ポリエステル糸。 - (2) 芯成分の断面積が全体の30係以上85%以
下である特許請求の範囲第(1)項記載の複合ポリエス
テル糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21122182A JPS59106516A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 複合ポリエステル糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21122182A JPS59106516A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 複合ポリエステル糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106516A true JPS59106516A (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=16602293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21122182A Pending JPS59106516A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 複合ポリエステル糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106516A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100470298B1 (ko) * | 2002-08-01 | 2005-02-05 | 주식회사 효성 | 난연성 폴리에스테르 해도형 복합섬유 |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP21122182A patent/JPS59106516A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100470298B1 (ko) * | 2002-08-01 | 2005-02-05 | 주식회사 효성 | 난연성 폴리에스테르 해도형 복합섬유 |
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