JPS59105930A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は発電機その他の動力として利用する汎用エン
ジンに関するもので、エンジンの使用状態に応じてシリ
ンダの傾斜角を自由に設定し得るエンジンを得ることを
目的とするものである。

エンジンを廉価に製造するには、大量生産が適している
が、大量生産（つ７λめにはエンジンの汎用性を増すこ
とが必要であり、そのためにはエンジン使用時における
シリンダの傾斜角を任意に設定できることが好フレい。

然しなから、シリンダの傾斜角を変更しようとすると、
気化器の傾斜角が変化してしｊい空鱈比が変化する。こ
れを避けるため、エンジン毎に取付は部の構Ｐ、を変え
ようとすれば、部品点数が増して多量生産に適さなくな
る。

この発明はこのような不具合を除去すべく、クランクケ
ースに円形孔を設け、こｆに気化器の円形の嵌合部を嵌
合し固定した点に特徴がある。

以下、図示の実旅例によってこの発明ケ説明する。１は
クランク室予圧縮式二行程機関を示す。

機関１はクランクケース２と、クランクケース２によっ
て支持されたシリンダ３およびクランク軸４を有する。

クランクケース２は左ケース２ａ　と右ケース２ｂとか
らなっておυ、クランク軸４　＋ｄ左イ７−ス２ａと左
カバー３ａ　間に球軸受５，６によって軸支さ；ｊｌて
いるいわゆる片持ち形で、その端？＋、’ｌ（は左カバ
ー３ａを貫いて外部に突出し、そこに出力歯車４ａく、
−固定することができる。γはクランク・浦４の一１１
１〕に固定された磁鋼であや、左ケース’ｌｒｈ　に設
け／Ｃ支持板２ｃ　に支持された発電コイル２ｄに起電
妬せる。なおりランク帖４は片持ち形（（：限らず、第
３図で示すようにクランク腕４ｂ　と球軸受５ａ不−′
設けて両片ち形に構成することもできる。このｊ、６．
’、合、吸気はクランク腕４ｂにソ設しンこ中心孔４ｃ
を通ってクランクケース２内へ吸入さｉする。

８は燃焼室であり、シリンダ３の頂す１ｆ３ａと筒部３
ｂおよび筒部３ｂ　に摺動自在に嵌４１するピストン９
によって形成されている。１０にピストン９とクランク
軸４とを連結する連接棒、１１はクランクケース２によ
って区画される呈内７燃焼室７内へ連通ずる掃気通路で
ある。

右ケース２ｂにはクランク軸４の軸線上に円形の吸気孔
２ｅが設けられ、そこには気化器１２か連結管１４を介
して取付けられている。気化器１２は右ケース２ｂとそ
の外面を覆って設けられた合成樹脂製の右カバー３ｂと
の間に配置され、同じく合成樹脂製の連結管１４の一端
に挿入されバンド１４ａ　によって緊締されている。連
結管１４の他端には右カバー３ｂ内へ向かう気流のみ許
容するリード弁１５が設けられると共に、前記右ケース
２ｂの円形の吸気孔２ｅに嵌合する大径の嵌合部１４ｂ
　　を有している。吸気孔２ｅ　　と嵌合部１４ｂとは
若干の締め代を有し、圧入された上、接着材によって固
定されているが、生産性向上のためには凹凸係合等によ
ってｇ着材を用いずに固定するのが好ましい。１６は右
カバー３ｂ内を大気中に開放する吸気口、１７は右カバ
ー３ｂ内を二基に区画するような形で取付けられた板状
のエアフィルタ、１２ａは気化器１２の吸気口である。

以上のように構成された実施例のエンジンは、エンジン
か始動すると、吸気口１６から大気を吸入し、エアフィ
ルタ１７で塵埃をｆ過した後、気・（シ器１２の吸気°
口１２ａ　から吸入され、燃１Ｆを混合しご混合気とな
る。

ピストン９の上昇行程において、混合気（・まリード５
ｉ１５庖・押し開いてクランクケース２の室内へ！５！
仁人し、ピストン９の下降と共に圧縮され、掃気通路１
１を経て燃焼室８内へ供給され、燃焼される。その結果
ピストン９が押し下げられ、クランク１ｉ４４；’、　
４が駆動されるのは従米通９であり、クランク勉１４の
軸鮨１の出力＠　Ｚｉ　４　ａから出力をＪ）゛ノ９出
すことＺ−）できる。

こ５で、気化器１２は連結管１４の他＋７１１ｊに形成
しグー大径の嵌合部１４ｂを、右ケース２ｂ　に形成し
／１−円形の吸気孔２ｅＶＣ嵌合させて用いるものであ
ｚンから、機関１がシリンダ３を下にしで用いる場合で
も、横にして用いる場合でも、その使用される角層の如
何にかかわらず気化器１２ｉｔよ浮子室を下側とする位
置に組付けることができる。

また、クランク軸４を支持する球軸受５は第２図で示す
ように、その外輪と内輪とが幅広く作られ、その−側に
鋼球５ｂが配列されると共に他１τ１ｒＪにオイルシー
ル５ｃ７５ｆ自己されている。オイルシール５ｃは外輪
に圧入され、そのシールリップが内輪と摺動するよう構
成されており、二行程ａ！関のクランク室内に作用する
強い吸気負圧によっても油漏れを生じないよう配慮され
ると共に、二行程機関のクランク軸受の構造簡素化を図
っている。

この発明のエンジン吸気装置は以上のように、クランク
ケースにクランク軸から放射方向へ伸びるシリンダを設
け、シリンダに摺動自在に挿嵌したピストンとクランク
軸とを連結したエンジンにおいそ、前記クランクケース
に円形の吸気孔を設け、この吸気孔に気化器に設けた円
形の嵌合部を嵌合して固定したものでるるから、気化器
の傾斜を考慮することなくシリンダの傾斜角を任意に設
定し得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第１図は
エンジンの断面図、第２図はクランク仰３の球“ｉ仲受
を示す拡大断面図、第３図はクランク軸、：’ｉｓ分が
相違する他の実施例を示す要部の断面図でらる。） ２・・・・クランクケース、；？ａ＃　ｅ　＊−左ケー
ス、２）〕　　・・・・右ケース、２ｅ轡・・・吸気孔
、４・・・・クランクｉ１１．．　１２・・・惨気化器
、１４・・・・連結管、１５・・・・リード弁、１７・
・・・エアフィルタ。 特♂Ｆｌｉ；願人　ヤマハ発動機株式会社代理人　山川
政樹（ほか１名）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）クランクケースにクランクゼ（がら放射方向へ伸
   びるシリンダを設け、シリンダへ摺動自在に挿嵌（〜だ
   ピストンとクランク軸とを連結したエンジンにおいて、
   前記クランクケースに円形の吸気孔を設け、この秋気孔
   へ気化器に設り／ヒ円形の低合部全嵌合して固定したエ
   ンジンの吸気装置。
2. （２）気化器はクランク軸の１’ｊ］線上に設けられた
   円形の孔に取付けられている特許請求の範囲第１項記載
   のエンジンの吸気装置。
3. （３）気化器はクランクケースに設けた円形の孔に接着
   して取付けられている特許請求の範囲Ｍ１項記載のエン
   ジンの吸気装置。
4. （４）エンジンはクランク室予圧縮式二行程機関である
   特許請求の範囲第１項、第２項または第３項記載のエン
   ジンの吸気装置。