JPS5910564A - 1−(置換ピロリル)−2−スルホニルオキシ−1−アルカノンおよびその製造方法 - Google Patents

1−(置換ピロリル)−2−スルホニルオキシ−1−アルカノンおよびその製造方法

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JPS5910564A
JPS5910564A JP11773182A JP11773182A JPS5910564A JP S5910564 A JPS5910564 A JP S5910564A JP 11773182 A JP11773182 A JP 11773182A JP 11773182 A JP11773182 A JP 11773182A JP S5910564 A JPS5910564 A JP S5910564A
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JP
Japan
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pyrrolyl
reaction
general formula
alkanone
chloride
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JP11773182A
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Inventor
Genichi Dobashi
土橋 源一
Shuichi Mitamura
三田村 修一
Michiyo Suzuki
三千代 鈴木
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Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 (式中、几および几1は水素原子またはメチル基であり
、几は芳香族基または脂肪族基である。)で表わされる
1−(置換ピロリル)−2−スルホニルオキシ−1−ア
ルカノンおよびその製造方法に関する。前記一般式(1
)で表わされる化合物において蛙ぎは芳香族基または脂
肪族基であるが、芳香族基としてはフェニル基、p−)
リル基、p−ブロモフェニル基等を例示することができ
る。また脂肪族基としては、メチル基、エチル基、ブチ
ル基、トリフルオロメチA基、i−1’0−カンファー
基、l−10−カンファー基等を例示できる。
前記一般式(I)で表わされる化合物は、几がメチル基
の場合には2位の炭素原子が不斉炭素となるので、光学
活性体あるいは光学非活性体として存在するが、これら
はいずれも本発明に包含される。
前記一般式(I)で表わされる化合物はいずれも文献未
知の化合物である。本発明者等はスキーム1に示すよう
に、これをアルコール中アルカリ金属アルコキシドと反
応させると好収率で一般式(II)で表わされる1−C
11換ピロリル)−2−ヒドロキシ−1−アルカノンア
セタールが得られることを見出した。叩は塩化メタンス
ルホニルの如きO−スルホニル化試剤を作用させて相当
するスルホニルオキシアセタール(111としたのち、
含水溶媒中で)311熱すると、置換ピロリル基の1.
2転位反応が生起して一般式a力で襲ねき耽伽x−(1
kv12ルフア>Lカ)酸毛ステ?−文島麻千イられる
ユとtく欠口らと1いろ(明4婿例々yら又キーム1(
I) ]7 1 C■13 (式中、Rおよび几は前記に同じであ)、几は低級アル
キル基であり、几4は脂肪族基または芳香表わされる化
合物は、塩化アロイルとの7リーデルークラフツ(Fr
1edel −Crafts)反応を用いたのち所望に
より加水分解することにょシ一般式(式中、RおよびR
は前記罠同じであり、居はアリール基である。)で表わ
される化合物に導くことができ、この一般式(V)で表
わされる化合物は著しい抗炎症作用を本つことか知られ
ている(J。
Med、Chem 、、L4,646 (1971)、
同A6,172(1973)、特開昭51−14366
4号、および米国特詐3952012号参照)。
このように前記一般式(5)で表わされる化合物および
その誘導体は医薬製造上の重要中間体であるが、置換ピ
ロリル基が酸性条件で不安定なこともありて従来その製
造は比較的困難であった。その製造上の問題点を克服す
べく、最近ホルムアミドジメチルメルカプタールS−オ
キシドを用いる製造方法が提唱された(特開昭55−2
4140号参照)。しかし、この方法では製造工程の長
いことや、前記一般式(イ)で表わされる化合物におい
て几がメチル基である化合物の製造が困難であることな
どの不利な点があった。本発明者等は、このような従来
の製造方法における問題点を解決すべく鋭意検討を重ね
た結果、スキーム1に示すように前記一般式(1)で表
わされる本発明の化合物を活用して短工程で収率よ〈各
種の前記一般式側で表わされる化合物が製造できること
を見い出しだ。
なお、スキーム1に示す方法において本発明の化合物(
13の代9に一般式 (式中、R1およびR’は前記に同じであり、Yは・・
ロゲン原子である。)で表わされる1−(置換ピロリル
)−2−ノ・ロー1−アルカノンを用いても目的を達し
うろことが知られている(特開昭57−67535号参
照)。しかし、本発明の化合物(1)にくらべて前記一
般式(II)で表わされる1−装置1奥ピロリル)−2
−ヒト四キシー1−アルカノンアセクールへの変換収率
が低い点で有用性は劣る(後記比較例参照)。
前記一般式(11で表わされる本発明の化合物は一般式 %式%( (式中、几および枕 は前記に同じであり、Xは塩素原
子または臭素原子である。)で表わされるハロゲン化2
−スルホニルオキジアルカノイルと、一般式 置換ビロールとの7リ一デルークラ7ツ反応によシ製造
できる。本反応は塩化アルミニウムや塩化スズの如き所
鯖フリーデルークラフッ触媒の存在下で二硫化炭素、1
,2−ジクロロエタン等の溶媒中で実施することができ
る。しかし、7リーデルークラ7ツ触媒の使用は煩雑な
後処理を必要とし、工業的にみて有利な方法とは言い難
い。本発明に従えば、前記一般式(Vl)および(至)
で表わされる化合物を非プロトン性溶媒中で混合し、6
0°C〜200℃に加熱することで反応は進行し、目的
とする本発明の化合物(1)を製造することができる。
反応温度が30υ以下では反応が進行し9(’200°
0以上では副反応を伴うので好ましくない。効率よく反
応を行うには5U’0〜150”0が好ましい。本発明
の製造方法を行うにあたって、原料化合物(Vl)に光
学活性体を用いれば生成物(1)も光学活性体として得
られる。
非プロトン性溶媒としてはクロロホルム、四塩化炭素、
1+2−ジクロロエタン、クロロベンゼンの如き・・ロ
ゲン化炭化水素、ベンゼン、トルエンあるいはキシレン
の如匙芳香族炭化水素、リグロインの如き脂肪族炭化水
素、さらにはジイソプロピルエーテルやジオキサンの如
きエーテル系化合物等を挙げることができる。原料化合
物ffDおよび…―はいずれか一方を過剰量m斤も差し
支えないが、経済的観点からほぼ等モル荒を使用するこ
とが好ましい。反応時間標:反応温度によっても異なる
が、一般に6D分〜20時間の範囲である。以上述べだ
反応条件で原料化合物(資)と(至)とけ触媒を使用せ
ずに反応し、本発明の化合物(1)が生成する。この際
、塩化水素が副生するが、とれは原料の置換ピロール立
θおよび生成物(1)を分解させる傾向がある。
従って発生する塩化水素を反応系外に除去することが所
望生成物(1)の収率向上につながる。塩化水素の除去
は、新開ヘンリーの法則によシ、反応系の温度を亮める
ことによって幾分達成できる。また、反応混合物を激し
く攪拌することや、溶媒の還流状態で反応を実施するこ
とも■効である。不発切者等はさらに、不活性ガスを反
応系に吹き込みつつ行うことによシ塩化水素の除去が促
進され、一般式(1)で表わされる本発明の化合物の収
率が向上することを見いだした。不活性ガスとしては反
応に直接関与せず、かつ用いる溶媒に著しく溶解しない
常温でガス状の化合物であればよいが、経済的および安
全面からみて、窒素ガスやアルゴンガスが好ましい。
以ド、参考例、実適例および比較例で本発明を更に詳細
に説明する。
参考例1 (S) −(+−+−乳酸エチル23.611 (2(
JOmmoりとトリエチルアミン35i/(25,!i
’、0.25moリ とをii化メチレン200rrt
eに溶かし、水冷上攪拌した。
コitKLM化メI’ yxスルホニル 70m/(2
a2.F1220mmol)を10分間で滴下し、同温
度で60分間攪拌した。冷水220u/を加えて振シま
ぜたのち有機層を分液した。有機層を10%塩酸水溶液
(100+a/)、飽和炭酸水素す) IJウム水溶液
(100mt ) 、飽和塩化ナトリウム水溶液(10
0ml)で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、減圧濃縮した。油状残留物を減圧蒸留してαD−65
.7゜(7= 1 、 neat)の(S)−2−(メ
チルスルホニルオキシ)プロピオン酸エチル34.3g
をbp88〜102℃/2〜3Torrの無色液体とし
て得た。収率87.4%0水酸化カリウム16゜IJi
’(233mmoりを水130m/に溶かし、氷冷ド攪
拌した。これに前記の反応で得た(8)−2−(メチル
スルホニルオキシ)プロピオン酸エチyv52.6g(
166mmol)を加え、4〜8℃で6時間攪拌した。
反応混合物を塩化メチレン30t/で洗浄後、濃塩酸を
加えてpH1以下とし、酢酸エチル抽出(50m/X3
回)した。抽出液を無水硫酸ナトリウム、無水硫酸1グ
ネシウムを順次加えて乾燥し、〔α)D−54,9°(
CHCI 3)の(81−2−(メチルスルホニルオキ
シ)プロピオン酸26.0gをmp68〜72′0の無
色結晶として得た。
収率93.1%。このようKじて得た(81−2−(メ
チルスルホニルオキシ)プロピオン酸5.6011(3
3,3mmo+)と塩化チオニル4.8rnl(7,9
g、 66mmol)とを室温で混合し、次に90℃の
油浴上で6時間加熱した。過剰の塩化チオニルを減圧下
(15Torr)浴温60℃にて留去し、次に減圧蒸留
して(S)−塊化2−(メチルスルホニルオキシ)プロ
ピオ=ル5j1,9をbp76〜7B”O/3Torr
の無色液体として得た。収率82.2%。
αD−59,8°CI =1.neat)NM几(CD
C13):δ1.67 (3H、d 、 J =7Hz
) 。
3.14 (5)1. sJ 、5.27 (IH,q
 、J =7t(z)。
C4H7CIO4Sとして 計詐値: C,25,74;H,3゜78;S、17.
18%。
測定値: C,25,77;H,3,89;S、17.
43%。
参考例2 一一」トぐ−一− (8)            (8)参考例1と同様
の方法で(S) −(+1−乳酸エチルと塩化ベンゼン
スルホニルとから(8)−塩化2−(フェニルスルホニ
ルオキシ)グロピオニルヲbp132〜134°(31
5Torrの無色液体として得た。
αυ−70.4°(l=1 、neat)NMIも(C
DC13):δ1.64 (3H,d 、J =7Hz
) 。
5.12 (IH,q、J=7Hり、7.4〜8.1(
5H,m)。
C0H0C1048として 計算値: C,43,47;H,3d5;S、12.8
9%。
測定値: C,43,49;H,3,62;S、13.
36%。
参考例3 HOCH2C00CH3→ CH380゜0CH2CO
OCH3→CH35O20CH2COOH→CH3S0
20CH2COClグリコール酸メチk 5.125.
17 (34,7mm、o l)と無水トリエチルアミ
ン4tnlを無水塩化メチレン20πlに溶解し、0℃
に冷却攪拌しながら塩化メタンスルホニル5.22f!
 (45,5mrno I)を滴下した。同温度で14
時間攪拌後、水10m7を加え、塩化メチレンで抽出し
た。抽出液を10チ塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾性後、
減圧濃縮してメチルスルホニルオキシ酢酸メチルを得た
。これに水冷下、10チ水酸化カリウム水溶液を加え1
6・5時間攪拌した。反応混合物を塩化メチレンで洗浄
後#塩rRt−加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した
抽出液を無水硫酸Vグネシウムで乾燥後減圧濃縮し、残
留物を酢酸エチル−塩化メチレン−ヘキサンより再結晶
してメチルスルホニルオキシ酢酸3.984g(収率7
5%)を得九。これに1什チオニル4.8 d (66
mmoりを加え、70℃で2時間45分攪拌した。過剰
の塩化チオニルを減圧留去したのち、減圧蒸留して、塩
化(メチルスルホニルオキシ)アセチル3.984gを
得た。収率89%。
淡黄色液体 bp:98−100’O15Torr NMR((IJc l 3) : a 3.19 (5
)i、s) 、 5−03 (2H。
S)・ ■几(n e aす:  1813,1367.118
0,957゜813cWL。
C3)15CI048として 計14.値: C,20,88、l−1、2,92、S
 、 18.58゜C1;20.54%。
fi11定(1i:C;20.66.11;2.65;
8;114゜CI:20.58%。
参考例4 HOCHCOOCH3→Ph5020CH2COOCH
3→ Ph8020CH2COOH→ Ph8020C)12COCI グリコール酸メチル1.474g(16,36mmoI
)と無水トリエチルアミン4Mを無水塩化メチレン20
dK溶解し、0℃に冷却攪拌しながら塩化ベンゼンスル
ホニル4.001 (22,6mmo l)を滴下した
。そのまま0°Cで16.5時間かきまぜたのち水1(
la/を加え塩化メチレンで抽出した。抽出液を10チ
塩酸、飽和炭酸ナトリウム水溶液、水で順次洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧濃縮して得られたフェニルスルホニルオキシ酢酸メ
チルに氷冷下10チ水酸化カリウム水溶液25dを加え
6゜5時間攪拌した。反応液を塩化メチレンで洗浄後、
濃塩酸を加えて酸性にし、酢酸エチルで抽出した。抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮してフェ
ニルスルホニルオキシ酢酸2.711.f7を無色結晶
として得た(収率77%)。これを塩化メチレン−ヘキ
サンよJAM結晶して純品2.254gを得た。これに
塩化チオニル1.6 ml (22mmo l)を加え
、70℃で2.5時間攪拌した。過剰の塩化チオニルを
減圧留去したのち、減圧蒸留して塩化(フェニルスルホ
ニルオキシ)アセチル2.221を得た。収率91%。
淡黄色液体 t)p:  130−135℃/3.5To r rN
M几(CDCl2):δ4.91  (2II、 s)
  、 7.4〜8.1(5H,m)。
1几(neat):1815,1453,1380.1
192゜1179.957,788,751,590C
rrL ・C8H7CIO4Sとして 泪算値:C;40.95.J(:五01.S;13.6
6゜C1; 15.11%。
測定値:C;40.73.H;2.83,8;13゜8
2゜C1;14.85%。
実施例1 m−きて− H3 参考例1の反応で得た(8)−塩化2−(メチルスルホ
ニルオキシ)プロピオニル6゜133.9 (16,7
9mmoりを無水トルエン20mA’に溶解し、室温で
攪拌しながらN−メチルビロール1.610g(19,
85mmoりを滴下した。次いでアルゴンガスを反応混
合物にゆるやかに吹き込みながら100℃で4時間加熱
攪拌した。放冷後、水20dを加えて塩化メチレンLS
O+++、/X3)で抽出し、抽出液を水(20m/)
で洗った。炭酸カリウムで乾燥後減圧濃縮し、残留物を
力2ムクロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メチレン
とヘキサン)で精製して1−(1−メチル−2−ピロリ
ル)−2−メチルスルホニルオキシ−1−7’ロバノン
3.551gを得た。収率91%。
無色結晶 mpニア5.8−78.0℃ (メタノ7/I/−エテル、−ヘキサンから)〔α’J
 D  77、14  Cc=0.469、メタノール
)NM几(CDCl2):δ1.65 (3H,d、J
=6.6Hz)。
3.07(3H,す、3゜93 (3)1. s) 、
5.69(IH、q、J=6.6Hz) 、 6.11
 (1)(、dd 。
J=2.5Hz、4.6Hz)、6.83 (IH,m
)。
6.98 (I H、d d 、 J=1.611z 
、 4.3Hz)。
IR(KBr):1665,1413,1351.13
30゜1172.978,909,878crIL 。
C9H□304NSとして 計算値: C;46.74.H;5.67、N、6.0
6 。
S;13.86%。
測定値: C,47,02、H;5.52.N;6.0
6゜8 ; 14.(31%。
実施例2 H3 ↓ N−メチルピロー#653グ(8,05mmol)を無
水トルエン60m1に溶解し、これに参考例2の反応で
合成した(S)=塩化2−(フェニルスルホニルオキシ
)プ四ビニル1495g(6,01mmo+)を室温で
滴下したのち、アルゴンガスをゆるやかに吹き込みなが
ら5時間加熱還流した。減圧濃縮して得られた固体をエ
ーテルでよく洗浄して1−(1−メチル−2−ピロリル
)−2−フェニルスルホニルオキシ−1−プロパノン1
.519gを得た。収率86%。
無色結晶 mp:lろ2−133℃ (、ip、/−,7L、−エーテル−ヘキサンカラ)N
M几(CI)C13):δ1.54 (3H,d 、J
=6.8H2)。
3.78 (3H,s) 、5゜53(IH,q、J−
6,8)1z) 、6.11 (1)1.dd 、J=
2.5Hz 、4.3Hz)、6.82 (111,m
)、6.99  (IH,dd 。
J =1.6)1g 、4.5Hz) 、7.3〜7゜
7(′5)l1m)。
7.75〜8.0(2H,m) 。
1几(KBr):1660,1453,1413,13
67゜1195.1172.1010.920.880
 。
815.759,692,595,576篩 。
〔α引−54.70’ (c =0.449.メタノー
ル)。
C□4H1,N04Sとしケ 計算値:C;57.32.H;5.15.N、4.78
゜S;10.93%。
測定値:C;5人52.H;5゜02+N;4−83゜
S;11.09%。
実施例6 暫 H3 ↓ 参考例1で合成した(SJ−塩化2−(メチルスルホニ
ルオキシ)グロビオニル1.990g(10,66mm
ol)を無水トルエン2ONに溶解し、1,6−シメチ
ルピロール1.145g(12゜(15mmol)を加
え、アルゴンガスをゆるやかに吹き込みながら80℃油
浴上で6時間加熱攪拌した。放冷後、水20Mを加え、
塩化メチレン(20m/x3)で抽出した。抽出液を水
洗い(20m/)l、、炭酸カリウムで乾燥後減圧濃縮
した。残留物をメタノール−エーテル−ヘキサンよシ再
結晶して1−(1,4−ジメチル−2−ピロリル)−2
−メチルスルホニルオキシ−1−プロパノン1゜641
gを得た。収率66チ。
淡茶色の結晶 mp :88J]−88,8℃ (メタノール−エーテル−ヘキサンから)NM几(CI
)CI3):δ1.63 (3H,d、J=6.9Hz
)。
2.07 (り)l、 l) 、3.06 (3H,S
) 、6.87(3H,8) t5.70 C1H,q
、J=6.9H2) 。
6゜70 (IH,m)、6.85 (IH,m)  
■)も(KBr):  1653,1367.1352
,1175゜1170.1161.910.528c1
rL  。
〔αJ”、;  −63,(So  (C二0.445
.メタノール)。
C1oH15NO4Sとして 計算値:C;48゜97.1(;6゜1(S、N;5.
71゜8 ; 13.07%。
測定値: C;49゜24 、H;6.15 、N;5
.79 。
S;16゜27%。
実施例4 H3 ↓ I CH゛3 塩化(メチルスルホニルオキシ)アセチル897q(5
,2Wmmoりを無水)ルエy20u/に溶解し、N−
メチルビ0 =# 565*f (6,97mmo l
)を加えアルゴンガスをゆるやかに吹き込みなから50
°0で5時間加熱攪拌した。放冷後、水15プを加えて
塩化メチレンで抽出した。抽出液を水10I!Ijで洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残
留物を力2ムクロマトグラフイー(シリカゲル、塩化メ
チレンと酢酸エチル)で精製して1−(1−メチル−2
−ピロリル)−2−メチルスルホニルオキシ−1−工’
7’i 9451n9を得た。収率84%。
淡緑色結晶 mp:86.9−88.8℃(メタノール−エーテルか
NMR(CDe I3) :δ3.22 (3H,S)
 、3.93 (3H。
s)、5.22 (2H,s)、6.13 (In、a
dsJ =2.6Hz 、 4.0Hz)  、 6.
8〜7゜0(2H,m)。
IR(KBr):1667.1410.13/)8,1
350゜1326.1175,1030,955c1r
L ’。
C3H1104NSとして 計算値: C:44.25 、H,5,10、N’、 
6.45 。
8 ; 14.76 % 。
測定値:C;44.25.H;5.12.N;6.38
゜S;14.659k。
実施例5 塩化(フェニルスルホニルオキシ)アセチル922W 
(3,93mmoりを無水)ルエy20dK溶解し、N
−メチルビールル5oomy (6−16mmo l)
を加え、アルゴンガスをゆるやかに吹き込みながら50
℃で5時間加熱攪拌した。室温にして水15ゴを加え、
塩化メチレン(20ml×3)で抽出した。抽出液を水
(10d)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧濃縮した。残留物をカラムクロiトゲラフイー(シリ
カゲル、塩化メチレン)で精製し、1−(1−メチル−
2−ピロリル)−2−フェニルスルホニルオキシ−1−
エタノン91611vを得た。収率84%。
淡緑色結晶 mp:61.o−62,1℃ (メl’ /−ルーx−チルーヘキサンから)NMR(
CI)Cl 3) :δ3.85 (3H,s)、5.
00 (2H。
s)、6.10 (IH,dd、J=2.6Hz、4゜
1Hz)。
6.8〜7゜O(21(、m) 、 7.4〜8゜0 
(5)1.tn) 。
IR(KBr):1680,1411.1372,11
91 。
1023.950,868,745,590,562C
WL。
C131]1304NSとして 計算値: C; 55.90 、 I(; 4゜ts9
.N;5.01゜S;11.48%。
測定値:C;56.00,1(;4.61 、N;4.
98゜S;11.42%。
参考例5 無水メタノール10m/に金属ナトリウム100ダ(4
,3〜−atom)を加え完全に反応するまでかきまぜ
た。これに1−(1−メチル−2−ピロリル)−2−フ
ェニルスルホニルオキシー−1−7’ロバノン493#
(1,68mmol)を加え、0°0で41.5時間、
室温で9.5時間攪拌した。水10プを加え、塩化メチ
レン(20m/X4)で抽出し、抽出液を水洗後、少量
のトリエチルアミンを加え、炭酸カリウムで乾燥した。
減圧濃縮して油状残留物336〜を得た。NMRで定量
したところ1−(1−メチル−2−ピロリル)−2−ヒ
ドロキシ−1−7’ロバノンジメチルアセタール518
1nQが含有している仁とがわかった。収率95%。
NMR(CDC13) :δ1.[)4 (3H,d、
J 〜6.4Hz) 。
2.44 (IH,broad)、3.21  (3H
,s)。
3.3.7 (3H,s) 、3.69 (3H,s)
 、3.9〜4.2 (H(、tn)、6.03(IH
,dd、J=5゜6H2゜2.7Hz) 、6.17 
(11−1,dd 、J=2.Q)1g 。
6.6EZz) 、6.52 (IH,m) −■几(
neat):  3475,1307,1093,10
63゜1048.976.718α 。
比較例1 無水メタノール50dに金属ナトリウム1.057g(
45,96〜−21t om)を加えて完全に反応が終
わるまでかきまぜた。これに1−(1−メチル−2−ピ
ロリル)−2−クロロ−1−プロノくノン4.0389
(23,53mmol)を室温で滴下し、6時間加熱還
流した。反応混合物を氷冷し、水20m1を加えて塩化
メチレン(5,0メ×4)で抽出した。抽出液を水(4
01nt)で洗浄後、少量のピリジンを加え無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。
得られ九油状残留*4.269gをNMRで定量したと
と6l−(1−メチル−2−ピロリル)−2−ヒドロキ
シ−1−プロパノンジメチルアセタール2.422gを
含有していることが判明した。収率52%。
参考例6 x”” H3 ↓ 無水メタノール10Hに金属ナトリウム1051ny(
4,57mg−a t om)を加え完全に反応させた
のち1−(1,4−ジメチル−2−ピ日すル)−2−メ
チルスルホニルオキシ−1−プロパノン520rr9(
1,30mm o I )を加えて0℃で26時間、室
温で15時間攪拌した。水10dを加え、塩化メチレン
(20mlX3)で抽出した。抽出液を水(i oy)
で洗浄後、炭を覆カリウムと少量のトリエチルアミンを
加えて乾燥し、減圧濃縮して1−(1,4−ジメチル−
2−ピロリル)−2−ヒドロキシ−1−プロパノンジメ
チルアセクールの粗生成物268mgを無色油状物質と
して得た。このものは精製せずに参考例7の反応に供し
た。
NMB、 (CI)Cl 3) :δ1.07(3H,
d、J=<S。5Hz)。
2.03 (3H,s) 、2.56 (IH,m) 
、3.22(3H,s)、3.37 (3H,s)、3
.62 (3H。
8) 、4.05 (IH,m) 、6.00 (IH
,m) 。
6.30 (1)i、m) 。
■几(neat):  3475,1060cTL 。
参考例7 し”3  0CH3 ↓ H3 1 (l(30CJI3 参考例乙の反応で得られた1−(1,4−ジメチ#−2
−ピロリル)−2−ヒドロキシり1−フ’ロバノンジメ
チルア七クールの粗生成物を無水ピリジン2mlに溶解
し、塩化メタンスルホニル20か2(1,76mmo 
l )を加え、氷冷しながら6時間攪拌した。水10m
eを加え、塩化メチレン(20mx3)で抽出し、抽出
液を水(10ml)で洗浄し、炭酸カリウムで乾燥した
。減圧濃縮して1−(1゜4−ジメチル−2−ピロリル
)−2−メチルスルホニルオキシ−1−プロパノンジメ
チルアセタールの粗生成物を無色油状物質として得た。
このものは、精製せずに参考例8の反応に供した。
NMB(CD(、’13):δ1.27 (3H,d 
、J=6.5Hz)。
2.01 (3H,8) 、3.02 (3H,@) 
、3.20(3H,s)、3.33 (3H,s)、5
゜62.(3H。
s) 、4−95 (IH,、q 、J=6.5Hz’
)  t6゜01(lH,m) 、6.31 (IH,
rn)。
I)L(neat):  1355,1179,108
7,1063゜1042、’972,912,813,
540.529ci  。
参考例日 参考例7で得られた1−(1,4−ジメチル−2−ピロ
リル)−2−メチルスルホニルオキシ−1−70バノン
ジメチルアセタールの柑生成物全てをメタノール3.5
1.!7と水1゜53yにとかし、炭酸カルシウム13
4i19を加えて110°0油浴上6時間加熱還流した
。作動径、水10罰を加えて塩化メチレン(20m?X
3)で抽出した。抽出液を水(10M)で洗浄後無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。油状残留物をカ
ラムクロマトグラフィー(ノロリジル、塩化メチレンと
エーテル)で精製し、2− (1,4−ジメチル−2−
ピロリル)プロピオン緻メチル178品夕を得た。収率
75%。
NMIL (C1)Cl 3) :δ1.48 (3H
、d 、J =12Hz) 。
2.02 (31−1,s) 、3.46(3H,s)
 、3.65C5H,8)、3.68 (IH,q、J
=7.2Hz)。
5.84 (IH,m) 、6.27 (IH,tn)
 。
II(、(neat) :1748.1441.135
2,1259゜1221.1200,1175,115
3゜1070cm  。
手  続  補  正  書(自発) 昭和58年6月1日 特許庁長官若杉和夫 殿 1゜事件の表示 昭和57在特許願第 117731号 2・発明の名称 1− ([換ヒo IJル)−2−スルホニルオキシ−
1−アルカノンおよびその製造方法 3・補正をする者 明細書の1発明の詳細な説明」の欄 5・補正の内容 (1)本願明細簀第11負3行、5行、6〜7行及び1
2行の1−塩化水素」を1′ハロゲン化水素Jに訂正す
る。
(2)同第18頁7行の1飽和炭酸す) IJウム水溶
液」を1飽和炭酸水素ナトリウム水浴液」に引止する。
(3)同第21!A7行の「エテル」を「エーテルjに
訂正う゛る。
(4)同第22貞10行の「グロビニル」を1プロピオ
ニル」にi」止する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式 で表わされる1−(f[換ピロリル)−2−スルホニル
    オキシ−1−アルカノン〔式中、Rおよび几は水素原子
    またはメチル基であシ、几は芳香族基または脂肪族基で
    ある。〕。 (2)非プ四トン性溶媒中、一般式 %式% テ表わされるノ蔦ロゲン化2−スルホニルオキジアルカ
    ノイルと一般式 で表わされる置換ビロールとを反応させることを特徴と
    する一般式 で表わされる1−(置換ピロリル)−2−スルホニルオ
    キシ−1−アルカノンの製造方法〔式中、Rお上びRは
    水素原子又はメチル基であシ、イは芳香族基又は脂肪族
    基であシ、Xは塩素原子又は臭素原子である。〕0 (5)  反応を不活性ガスを吹き込みつつ行うことか
    らなる、特許請求の範囲第(2)項に記載の方法。 (4)反応を60〜2oo’oの範囲で行うことからな
    る、特許請求の範囲第(2)又は(3)項に記載の方法
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