JPS59104429A - 無方向性電磁鋼帯の製造方法 - Google Patents

無方向性電磁鋼帯の製造方法

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JPS59104429A
JPS59104429A JP57210653A JP21065382A JPS59104429A JP S59104429 A JPS59104429 A JP S59104429A JP 57210653 A JP57210653 A JP 57210653A JP 21065382 A JP21065382 A JP 21065382A JP S59104429 A JPS59104429 A JP S59104429A
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    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明の発電数、電動機等の回転機器に適した、優れ
た磁気特性を示す無方向性電磁鋼帯の製造方法に関し、
特に板面各方向に一様に磁束密度が高(〜無方向性電磁
鋼帯を低コストで製造する方法を1!供するものである
一般に無方向性電磁鋼帯の用途は、小型変圧器や安定器
等のいわゆる静止機器の鉄芯材料と、電動機や発電機等
のいわゆる回転機器の鉄芯材料とに大別されるが、これ
らの電気機器に対してはいずれも近年の省エネルギー化
の要請から小型化もしくは高効率化が益々必要とされて
おり、そのため電磁鎖帯としては磁束密度が高く、かっ
鉄損が低いことが要求されている。
ところで無方向性N磁銅帯のうちでも、静止機器の鉄芯
材料としては磁化の方向が限定されることから機器の特
性向上には磁性に方向性を付与した方が有利であるが、
回転機器の鉄芯材料としては板面の各方向に磁化される
ことから、磁性に方向性がないいわゆる面内無方向性材
料が要求される。
周知のように無方向性電磁鋼帯の磁気特性tま、J l
5−C−2550に定められている如く圧延方向(g、
下りと記す)と、圧延方向に対し直角な方向(以下Cと
記す)から等量ずつ採取した25amのエプスタイン試
料の測定値で評価している。
このようにL+Cの25cmエプスタイン試料により評
価される無方向性電磁鋼帯の磁気特性は磁化方向が限定
される静止搬器の特性には反映されるが、回転数器の電
磁鋼帯の磁気特性としては、L十Cの25cmエプスタ
イン試料により測定される磁気特性よりも、回転機器の
励磁状態に近いリング試わ[での磁気特性が優れている
ことが要求される。
無方向性電磁鋼帯の製造技術として、冷間圧延前の母帯
粒を大きくすれば最終製品における磁気特性が向上する
ことが既に知られている。本発明者等はこの知見に基い
て、特開昭57−35628号、特願昭57−1890
9号および特願昭57−86281号において磁気特性
の優れた無方自性電Ei ffi帯の製造方法を開示し
ている。特開昭57−35628号の発明は、熱間圧延
終了温度を化学成分に応じて定まるΔ「3変態点直上の
γ相領域とし、次いで短時間焼鈍することが特徴である
。また特1昭5’7−18909号は、熱間圧延終了温
度を上述の特開[57−35628号の発明と同じくγ
相領域とし、巻取温度を高くすることが特徴であり、さ
らに特願昭57−86281号の発明は、熱間圧延終了
温度を通常よりも低くし、次いで短時間焼鈍することが
特徴であり、これらはいずれも冷間圧延前の母帯粒を粗
大化させて磁気特性の向上を図ったものである。またそ
の他にも特開昭54−76422号に示されるように、
熱間圧延時の巻取温度を高くして、自己焼鈍による母帯
粒の成長により磁性向上を図る方法も提案されている。
しかるにこれらの製造方法によれば、L+Cの磁性は改
善されるが、圧延方向から約55°の方向の磁性は逆に
通常の電磁鋼帯より劣化しているから、リング試料にお
ける磁性は通常材とほぼ同じ程度であり、このような材
料を回転機器の鉄芯に使用しても特性の向上は図れない
一方何転機器用に適したいわゆる(101面内無方向性
材の製造方法としては、特公昭51−942号に、2.
0〜5.Ommの熱間圧延材に85%以上の1回の強冷
間圧延を施して0.35mm以下の板厚に仕上げた後、
脱炭を兼ねた焼鈍を施す方法が提案されている。しかし
ながらJIS規格の5−30以下の板厚は0.50mm
と0.65−mmであること、また通常の回転樫器材料
としては0.50mmが多く使用されていることから、
製品板厚を0.3511IIIl以下とする上記提案の
方法は実用には不向きである。
また特公昭48−197’67号には、適切な成分より
なる熱延板を中間焼鈍を挾む2回の冷間圧延後に高温の
長詩間焼鈍を施し、二次再結晶を利用して板面上に(1
00)面を有する材料を製造する方法も提案されている
が、この方法は工程が複雑で製造コス1〜が高く、かつ
量産に適当ではない等の欠点がある。
この発明は一以上の事情に鑑みてなされたもので、リン
グ試料での磁束密度が高い、回転態器に適した無方向性
型Fl’M帯であってしかも実用に適した厚みを有する
電RI R4帯を量産的規模で容易かつ低コストで製造
し得る方法を提供することを目的とするものである。
回転憬器用に適したいわゆる(100)面内無方向性電
磁鋼帯を経済的に有利な冷延1回法で造るには、前述の
特公昭51−942号にもあるように冷延圧下率を高く
すればよいことが通説となっている。すなわち冷延圧下
率を85%以上にすれば磁性に有害な(111)面が減
少して[100)面が増加して磁性が向上する。しかし
ながらこの方法によれば、例えば(1001面が発生し
易い冷延圧下率90%以上にするには最終仕上板厚が0
.50mmの場合、熱延鋼帯の厚さは5mm以上が必要
となり、熱延鋼帯のハンドリングや冷間圧延に困難が伴
うため、実際には工業的規模の生産には不適当である。
そこで本発明者等は冷延圧下率だけではなく、熱間圧延
条件についても検討し、種々実験・研究を重ねた結果、
熱間圧延における熱延終了温度と巻取温度をある適正な
温度範囲内に制御し、かつこれに適正な冷延圧下率およ
び素材成分を組合せることによって上述の目的を達成し
得ることを見出し、この発明を完成するに至ったのであ
る。
すなわちこの発明の製造方法は、低炭素鋼を熱間圧延し
て熱延鋼帯とし、次いで1回の冷間圧延により最終板厚
とし、引続いて焼鈍を行う無方向性電磁鎖帯の製造方法
において、前記低炭素鎖として、Siおよび八Qの合計
含有量が1.5重量%以下、残部実質的にFeよりなる
鋼を用い、かつ前記熱間圧延における圧延終了温度を6
00〜700℃の温度範囲内、また熱間圧延後の巻取温
度を500℃以下の温度とし、さらに前記1回の冷間圧
延における圧下率を75〜85%の範囲内とすることを
特徴とするものである。
以下この発明の方法をさらに詳細に説明する。
先ずこの発明の方法に使用される低炭素鋼素材の成分に
ついて説明すると、素材中のSiおよび△Qは固有抵抗
を高めて渦電流損を減少せしめることにより製品の鉄損
を低くするに有効であるが、合計りで1.5%を越えれ
ばこの発明の熱間圧延条件および冷延圧下率を適用して
もその効果が余り期待できなくなるばかりでなく、非変
態鋼にみられるスラブの柱状晶に起因する冷間圧延後の
形状不良、すなわちいわゆるリジングが発生し、表面外
観を損うから、(Si+^Q)の合計含有量を1.5%
以下に規制する必要がある。その他CSS、N。
O等の不純物成分は介在物や14n S、^QN等の析
出物を形成し、冷延後に行う焼鈍において結晶粒の成長
を阻害し、ひいては鉄損を増加させることから、これら
の不純物成分は可能なかぎり少なくすることが望ましい
上述のような成分の低炭素鋼素材は、電気炉、平炉、転
炉等の公知の方法で溶製し、公知の造塊−分塊圧延法も
しくは連続鋳造法によってスラブとする。そしてそのス
ラブに対し熱間圧延を施して酸洗し、1回の冷間圧延を
施す。これらの工程において、この発明では特に熱間圧
延終了湿度を600〜700℃の範囲とし、かつ熱間圧
延直後の銅帯巻取温度を500℃以下とし、ざらに冷間
圧延における圧下率を75〜85%の範囲内とする。
上述のようなこの発明における熱間圧延条件、特に熱延
終了温度および熱延鋼帯巻取温度と、冷延圧下率の限定
理由について、本発明者等の実験結果に基いて以下に説
明する。
Si 0.11%、△Q 0.003%を含む溶鎖から
3個のスラブA、B、Cを作成し、これらを供試材とし
た。これらのスラブA、B、Cを1250℃に加熱した
後、第1表に示す熱延条件でそれぞれ熱間圧延した。
第1表に示すようにスラブAは熱間圧延終了温度および
巻取温度ともこの発明より高い条件で熱延し、スラブB
は熱間圧延終了温度はこの発明の範囲内であるが巻取温
度がこの発明より高い条件で熱延し、スラブCは熱間圧
延終了温度、巻取温度ともにこの発明の範囲内の熱延条
件で熱延した。
これらの熱延条件で得られた熱延鋼帯A、B、Cの結晶
組織を第1図(A)、(B)、(C)にそれぞれ対応し
て示す。この発明の熱延条件から外れた熱延条件で熱間
圧延した熱延鋼帯A、Bの結晶粒iである第1図の(A
)、(B)は結晶粒の大きさに差異はあるものの、いず
れも再結晶組織となっている。これらに対し、熱延条件
がこの発明の範囲内にある熱延鋼帯Cの結晶組織を示す
第1図(C)はほぼ板厚全域にわたって圧延方向に伸長
した結晶粒を有する圧延集合組織、すなわちいわゆる未
再結晶組織となっている。このような未再結晶組織を有
する熱延鋼帯を得ることが、後述するようにこの発明の
所期の目的を達成するための必要条件となる。本発明者
等はこの未再結晶組織を得る熱延条件を見出すために種
々実験した結果、熱間圧延の際の熱延終了温度が700
℃を越えれば熱延詩の動的再結晶や水冷巻取までの間に
再結晶が起ること、また600℃未満の熱延終了温度で
は圧延標の負荷がいたずらに大きくなり圧延が困難とな
ること、さらには巻取温度が500℃を越えれば熱延鋼
帯の保有熱による自己焼鈍により再結晶が起こることが
判明した。したがって熱間圧延の熱延終了温度を600
℃〜700℃の範囲内に、また巻取温度を500℃以下
に限定した。
次に前述の各条件で熱間圧延した熱延鋼帯A、B、Cに
ついて酸洗を施した後、冷間圧延を施すに際し、圧下率
を70%、75%、80%、85%、90%に変えて圧
延し、次いで750℃、2分間の光゛輝焼鈍処理をした
後、これらを内径65.mm、外径85mmのリングに
打抜き、各リング試料の磁束密度Bso値を「1定した
。その結果をM2図に示す。第2図から、いずれの熱延
鋼帯のリングも冷延圧下率が高くなるほどB50値が高
くなっているが、この発明の熱延条件を満たした熱延鋼
帯Cのリングの850値のレベルが特に高く、この発明
の熱延限定条件を高定しない熱延鎖帯A、Bのリングの
850値のレベルが低いことが明らかである。
ここで、冷延圧下率の下限を75%としたのは、冷延圧
下率が75%より低くなると850値のレベルが低下す
るばかりでなく、回転数器用に多く用いられる0、50
mmの製品板厚に仕上げるのに必要な熱延円帯の板厚が
1.7mmと薄くなり、熱延工程以後の酸洗効率などの
各工程での効率の低下を招来するからである。また冷延
圧下率の上限を85%にしたのは、圧下率が85%以上
でもリングの850値は若干高い傾向にあるものの、最
終製品板厚を0.50mmに仕上げるには熱延鋼帯の板
厚を3.3mmと厚くする必要があるため、熱延鋼帯の
ハンドリングや冷延に困難が伴うことからである。
以上のようにこの発明の方法においては、熱間圧延の際
に熱延終了濃度を600℃〜700℃とし、かつ巻取温
度を500℃以下とすることと、その熱間圧延により得
られた熱延鋼帯に対する冷間圧延における圧下率を75
%〜85%にすることを組合せることにより始めてリン
グのBso値が高い適当な厚みの無方向性電tim帯を
、生産性の低下を招くことなく量産的M模で製造するこ
とが可能となったのである。
さらに前記実験においてそれぞれの熱延条件で熱延した
後の熱延鋼帯A、B、’Cの(200)極点図を第3図
(A)、(B)、(C)にそれぞれ対応して示す。第3
図から明らかなようにこの発明の熱延条件の範囲内にあ
る熱延終了濃度6−30℃、巻取温度450℃の条件で
得られた熱延鋼帯Cは、この発明の範囲外の条件で得ら
れた熱延鋼帯A、Bに比べて(100)<011>方位
のRD軸(圧延方向)回りの回転が非常に強い、いわゆ
る圧延集合組織になっている。またこれらの熱延鋼帯Δ
、B、Cに酸洗を施し、冷延率78%で0.50mm厚
に圧延し、次いで750℃、2分間の光i焼鈍処理を行
った後の°(200)極点図を第4図(A)、(B)、
(C)にそれぞれ対応して示す。第4図から、この発明
の熱延鋼帯Cの最終製品の集合組織は回転機器用に適し
た(100)く0、V、W>のいわゆる面内無方向性に
なっていることが判る。このように圧延面内においてラ
ンダムな面内無方向性の集合組織が得られる理由として
は、冷延圧下率を80%以上、好ましくは90%以上に
高くすれば(100)面が発達しやすいという通説に従
えば、この発明のように熱延条件を限定して未再結晶組
織を有する熱延鋼帯を得、ざらに冷間圧下率が75%〜
85%の冷延を施すことにより、実質的には85%以上
の強冷延を施したと同じ状態となり、これによりリング
の850値向上に有利な(100)面成分が増加したも
のと考えられる。
なお冷間圧延後の焼鈍は常法にしたがって700℃〜9
50℃程度で行えば良い。
以下にこの発明の実施例を記す。
実施例1 Co、ooe%、Si 1.08%、^[0,28%を
含む溶鋼を転炉およびRH真空処理にて溶製し、次いで
連続鋳造で2201厚さのスラブとした。このスラブを
1260℃に加熱し、熱間圧延をするに際して、本発明
材は熱間圧延終了温度を680℃、巻取温度を490℃
とし、比較材は従来法により熱間圧延終了温度を850
℃、巻取温度を580℃として、いずれも2.3II1
m厚さの熱延鋼帯とした。
次いで本発明材の熱延鋼帯および比較材の熱延鋼帯とも
に酸洗を施し、引続き冷延圧下率78%で0.50mI
Il厚さに冷間圧延した後、連続焼鈍炉で830℃、2
分間の光輝焼鈍を施して製品とした。
これらの製品を外径85mm、内径65m1lIのリン
グに打抜き、磁気特性を測定した。その結果を第2表に
示す。
第2表から明らかなように、熱延条件と冷延圧下率がこ
の発明の限定要件を満たした本発明材は比較材よりリン
グのBso値が高(、回転機器用材に適していることが
分る。
実施例2 実施例1と同様の方法rCO,005%、Si 003
2%、AI! Q、0O08%を含む溶鋼を溶製し、連
続鋳造で220mm厚さのスラブを得た。このスラブを
1250℃に加熱し、熱間圧延を行うに当って本発明材
は熱間圧延終了温度620℃、巻取温度を510℃とし
、比較材は従来法により熱間圧延終了温度を780℃、
巻取温度を540℃とし、いずれも2,5nu++厚さ
の熱延銅帯とした。次いで本発明材および比較材の熱延
鋼帯を酸洗し、引続き冷延圧下率80%の圧延により0
.50mm厚さにした後、連続焼鈍炉にて800℃、2
分間の光輝焼鈍を施して製品とした。これらの製品を外
径85mm、内径65mmのリングに打抜き、その磁性
を副定した結果を第3表に示す。
第3表から、本発明材のリングの850値は比較材より
優れていることが明らかである。
以上の各実施例より明らかなように、この発明の方法に
よれば、SiおよびAQの合計含有量を1.5%以下に
規制したスラブを熱間圧延するに当たり、熱間圧延終了
温度を600℃〜700℃、巻取温度を500℃以下に
規制し、得られた熱延鋼帯に対し冷延圧下率75%〜8
5%の冷間圧延を施した後に通常の焼鈍を施すことによ
って、リングでの磁束密度B50値が高い、いわゆる回
転機器用に適した無方向性電磁n帯を得ることができる
。そしてまたこの発明の方法によれば、実用に適した厚
みの無方向性電磁n帯を、特に生M性を阻害することな
く得ることができ、しかも特に複雑な工程を要しない等
、低コストで優れた特性の無方向性電磁鋼帯を但産的蜆
模で製造し得る顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(’B)、(C)はこの発明の基本実験
における熱延鋼帯の結晶組織を示す30倍の頻微鏡組織
写真で、その(A)は第1表の供試材Aの熱延鋼帯、(
B)は供試材Bの熱延鋼帯、(C)は供試材Cの熱延鋼
帯のそれぞれの組織を示し、第2図は供試材ASB、C
の冷延圧下率と製品のリング試料の磁束密度B50値と
の関係を示すグラフ、第3図(A)、(B)、(C)は
供試材A、B、Cの熱延鋼帯の(200)極点図で、そ
の(A)は供試材Aの、(B)は供試材Bの、(C)は
供試材Cのそれぞれの熱延鋼帯の極点図を示し、第4図
(A)、(B)、(C,)は供試材A、B、Cの製品の
(200>極点図で、その(A)は供試材Aの、(B)
は供試材Bの、(C)は供試材Cのそれぞれの製品の極
点図を示す。 出願人  川崎製鉄株式会社 代理人  弁理士 豊田武久 (ほか1名) 第 2図 力附り凧丁発(o/Q)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低炭素口を熱間圧延して熱延鋼帯とし、次いで1回の冷
    間圧延により最終板厚とし、引続いて1焼鈍を行う無方
    向性電磁鋼帯の製造方法において、前記低炭素口として
    、SiおよびAQの合計含有量が1.5重台%以下、残
    部実質的に海よりなる鋼を用い、かつ前記熱間圧延にお
    ける圧延終了温度を600〜700℃、巻取温度を50
    0℃以下とし、ざら前記1回の冷間圧延における圧下率
    を75〜85%とすることを特徴とする無方向性電磁鋼
    帯の製造方法。
JP57210653A 1982-12-02 1982-12-02 無方向性電磁鋼帯の製造方法 Granted JPS59104429A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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