JPS59103820A - 包装機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、たとえば乳製品などのような食品の包装（
大域において、殺菌剤の漏れを防止するだめの装置に関
りる。

この発明の目的は、労働作業環境を守るために、殺菌剤
の装量外部への漏れを防止づることのできる装置を提供
することにある。

この明細書において、前後とは、容器搬送方向く第１図
に矢印（Ａ）で示す）を基準とし、容器（Ｃ）が送られ
て進む側を前、これと反対側を後といい前後に直交する
方向を左右という。

上記目的を達成Ｊるために、この発明は、殺菌剤噴霧ノ
ズルを有する噴霧室の間口部に、これを覆うように加圧
室が設けられ、加圧室に清浄空気流入口が設けられると
ともに、噴霧室に殺菌剤排出管が接続されているもので
ある。

この発明は、以上のように構成されているので、加圧室
の清浄空気流入［ｌから清浄空気を供給し、加圧室内部
を噴霧室内部よりも高圧に保つことにより、加圧室から
噴霧室へその間［１部を介して清浄空気が流入し、噴霧
室内の殺菌剤が排出管から流出す′るから、殺菌剤が装
盾外部へ流出することがなく、殺菌剤の漏れを防止する
ことができる。

以Ｉ；、この発明の実施例について図面を参照して説明
づる。

この実施例Ｃは、２列に多列化された包装機械を示づ。

第１図および第２図は、ベッド（Ｂ）上に設置された包
装機械全体の配置構成を示づ。包装機械は、包装容器（
Ｃ）として紙製箱形カートンを用い、これを成形し、殺
菌し、充填などの一連の作業を連続して自動的に行なう
。なお、以下容器（Ｃ）とは、その成形途中のものもい
う。

容器（Ｃ）は、バスケットに積層収納された状態で容器
供給装置（１）に運び込まれる。この容器供給装置（１
）によって容器（Ｃ）は筒形に成形され、容器殺菌装置
（２）へ搬送される。容器殺菌装置（２）は、筒形に成
形された容器（Ｃ）の内外面に、殺菌剤を噴霧し、かつ
乾燥殺菌をするもので、殺菌剤噴霧室（２１）および乾
燥室（２２）を備えている。噴霧室（２１）および殺菌
室（２２）は、互いに連通し、かつそれぞれ大気と隔離
されている。また、噴霧室（２１）の容器入口側には、
噴霧室（２１）を取囲むように、後述する殺菌剤漏れ防
止装Ｅ（９）の加圧室（９１）が設けられている。そし
て、殺菌済の容器（Ｃ、）は無菌ブース（４１）を介し
て容器搬送コンベア（３）を取囲むように設置された無
菌チャンバ（４）に送り込まれる。無菌ブース（４１）
は、容器殺菌装置（２）の乾燥室格 （２２）と無菌チャンバ（４）とを気密状に速時してい
る。無菌チャンバ（４）は、所要部分に間口部を有する
密閉構造のもので、その内部に、実質的にイｊ効な製品
ノテ命を保証する無菌化された清浄空気が満されている
。無菌チャンバ（４）内に送り込まれた容器（Ｃ）は、
上述の無菌化された雰囲気下を容器搬送コンベヤ（３）
で搬送される間に、容器成形充填装置（５）によって底
部成形、充填、頂部成形が行なわれる。容器搬送コンベ
ア（４）は、無菌チャンバ（３）内の水平面内をエンド
レスに循環するチェンコンベアＣ１角筒状容器ホルダ（
３１）および容器受りレール（３２）を備えている。容
器受はレール（３２）は、容器（Ｃ）の直下にその搬送
方向に配置され、容器（Ｃ）の下面を受けとめて、これ
を滑らせながら搬送するｌｃめのちのである。

容器成形充填装置（５）は、容器搬送方向（Δ）に底部
ヒータ（５１）、底部ブレーカ（５２）　、底部シール
機（５３）、第１次項部ブレーカ（５４）、なり、各機
器の作動部を無菌チャンバ（４）内に挿入するように装
備されている。無菌チャンバ（４）の各機器が挿入され
た冊口部は、各機器の往復直線運動を行なう部分に対し
てはシトバラを用い、回転運動を行なう部分に対しでは
Ａイルシール、メカニカルシールを用いて、チャンバ（
４）内外の通気を完全に遮断している。

なお、上記容器受はシール（３２）は、容量の異なる数
種の容器（Ｃ）に対応して、その搬送時の上端開口高さ
を一定に揃えることができるように、チャンバ（４）外
からの遠隔操作によるレール昇降装置（図示略）を備え
ている。

無菌チャンバ（４）は１、ヂャンバ洗浄殺菌装買（６）
を備えＣいる。第３図に、チャンバ洗浄殺菌装置（６）
のスプレィノズル（６１）　ｊＢよびスプレィボール（
６２）、これらの洗浄液供給管（６３）の配置構成が示
されている。チャンバ（３）内の所要個所に配備された
スプレィノズル（６１）およびボール（６２）から洗浄
液を唱射させ、かつ容器搬送コンベア（３）を洗浄液に
浸した状態で運転リ−ることにより、チャンバ（４）の
内部を自動的に洗浄することができる。

また、第４図に示すように、チャンバ（４）内の所要箇
所に配備された噴霧ノズル（６４）から殺菌剤をＩａ霜
することにより、無菌チャンバ（４）の滅菌が行なわれ
る。殺菌剤としては、３５％濃度の過酸化水素水（１−
１２０２）が用いられる。なお、過酸化水素水は、容器
殺菌装置（２）へも供給され、容器（Ｃ）の殺菌にも用
いられる。

さらに、この包装機械は、無菌チャンバ（４）の内部を
常時陽圧に保ち、汚染を防止Ｊるための無菌チャンバ汚
染防止装買（７）、骨動作業環境を守るために、殺菌剤
の装置外部への漏れを防止する殺菌剤漏れ防止装置（９
）および充填ノズル（５５）の給液切換時に残液を抜き
取るための充填ノズルの残液排出装置（１０）を備えて
いる。

第５図に、無菌チャンバ汚染防止装置（７）の配置構成
が示されている。無菌チャンバ（４）は、容器搬送路の
前後端部に容器出入口（４２）（４３）と、空気流出入
口（ａ４）　　（４５）とを備えている。ただし、容器
入口（４３）は、無菌ヂＡ７ンバ（４）と容器殺菌装置
（２）を介して連通しＩｃ殺菌剤漏れ防止装置（９）の
加圧空（９１）に設Ｕられている。そして、容器出入口
（４２）（４３）には、それぞれ＠Ｉ閉自在なＭ　＜ｍ
　　（７２）が取（＝Ｊ　ＧＪられＣいる。空気流入口
（４５）は供給管（７３）で清浄空気発生装置（１４）
に接続されでいる。供給管（７３）には、逆止弁（７５
〉が段けられている。清浄空気発生装置（７４）は、吸
気”）イ）ＬｔりＣ７４ａ　）　、ｍ初送ＪｉｆｆｉＮ
ｊｌ　（７４ｂ　）　、ＷＪ。

菌フィルタ（７４ｃ）および加熱ヒータ（７４ｄ）から
なる。また、流出口（４４）には、開閉弁（１６）を有
づる排出管（７７）が接続されている。

さらに、ヂ１１シバ汚染防止装置（７）は、無菌チャン
バ（４）内の圧ツノを検知する検出器（７８）を備えて
いる。この検出器（１８）は、チャンバ（４）内の圧力
か所定圧−以下になると、これを検知して電動送風機（
７４１））の作動１５月を出力づる。

機械の定常の運転時には、清浄空気発生装置（１４）か
ら常Ｒ清浄空気が供給されることにより１、無菌チャン
バ（４）の内部が陽圧に保たれる。したがって、チャン
バ（４）内に外気が流入することがなく、外部からの汚
染を防止することができる。また、たとえば夜間のよう
に、機械の運転を停止するときは、チャンバ（４）の蓋
（７１）　　（７２）を閉め、かつ排出管（７７）の開
閉弁（７６）を閉じれば、清浄空気発生装置（７４〉の
運転を停止したときに、供給管（７３）が逆止弁（７５
）で自動的に閉じられるから、チャンバ（４）内を陽圧
に保つことができる。供給管（１３）は、逆止弁（１５
）でｆ−ｔ−ンバ（４）と遮断されるとともに、滅菌フ
ィルタ（７４ｃ）で人気と隔離されるから、汚染される
ことがなく、日常の滅菌作業が不要となる。さらに、何
らかの要因でヂｉｙンバ（４〉内の圧力が低下り−ると
、これを検出器（７８）が検知して電動送風機（７４１
１）を作動さｌ、チャンバ（４）内に清浄空気が１共給
されるから、チャンバ（４）内が常に所定の陽圧値に保
たれる。

また、清浄空気の一部を、容器殺菌装置（２）の乾燥ヒ
ータ（２６）へ供給するために、清浄空気発生装置（７
４）に分岐管（７９）が接続されている。

第６図Ｊ３よび第７図は、容器殺菌装置（２〉Ａ３　Ｊ
：び殺菌剤漏れ防止装置（９）の詳細を示す。

容器殺菌装置（２）は、上述した噴霧室（２１）６３　
Ｊ：び乾燥室（２２）の他に、噴霧室（２１）内で殺菌
剤が噴霧される容器（Ｃ）を支持Ｊる回転体（２３）、
回転体（２３）に支持された容器（Ｃ）に殺菌剤を噴霧
する噴霧ノズル（２４，）、殺菌剤噴霧済の容器（Ｃ）
を乾燥室（２２）内を循環させる殺菌コンベア（２５）
および乾燥室（２２）内へ熱風を吹込む乾燥ヒータ（２
Ｇ）を備えでいる。

噴霧室（２１）は、容器搬送方向（Ａ）を軸と覆る円筒
状のもので、その前後に容器出入口（２１ａ　）　　（
２１ｂ　）を備えテイル。容器出口（２１ａ）は、乾燥
室（２２）への連通口となっている。

一方、乾燥室（２２）は、前後方向を厚みどＪる中空板
状体のもので、前面にブース（４１）への連通口（２２
ａ　）を有し、噴霧室（２１）の容器出口（２１ａ　）
を介して噴霧ｆｆ（２１）に連通している。また、乾燥
室（２２）の頂部には、上述したチャンバ汚染防止装置
（７）の排出管（７７）の接続された流出口（２２ｂ）
が開口されでいる。

回転体（２３〉は、噴霧室（２１）の軸右向中心に水平
に設【ノられた回転＠（２３ａ）と、この回転軸（２３
ａ）の一端に、ホス（２３ｂ）およびアーム（２３ｃ）
を介して取付【プられた４個の容器ホルダ（２３ｄ）と
からなる。容器ホルダ（２３ｄ）は、角筒形に成形され
ｌ〔容器（Ｃ）を、その外面からゆるく保持づるように
略角筒状に成形されたもので、その軸を回転体（２３）
の回転軸＜２３ａ）の軸方向に一致させて、回転軸（２
３ａ）のまわりに等間隔で放剣状に配列されている。

容器（Ｃ）は、これらのホルダ（２３ｄ）で水平姿勢に
支持され、かつその内部を自在に通り抜りることができ
る。回転軸（２３ａ）は、乾燥室（２２）の壁面にとり
とけられた軸受（２７）によって回転自在に支持される
とともに、他端が乾燥室（２２）内に突出している。こ
の突出端には、駆動用スブロケツ１−（２８＞が取１］
りられている。

このスブ１」ケラｌ〜（２８）は、後述リ−る殺菌コン
ベア（２５）の駆動ヂエーン（２５ｃ）に噛み合つと同
期して駆動される。その駆動間隔は、１ビッヂ９０度で
ある。

噴霧ノズル（２４）は、回転体（２３）に支持された容
器（Ｃ）に、これが回転体（２３）の回転軸（２３ａ）
の直下まで旋回してきたときに、殺菌剤を容器（Ｃ）の
軸方向から噴霧するように配備されている。すなわら、
噴霧ノズル（２４）は、同容器（Ｃ）の前方延長線上に
設けられた右底円筒状噴霧ガイド（２９）の底部に設（
）られている。噴霧ガイド（２９）は、乾燥室（２２）
内を前後に横断し、かつ開口を噴霧室（２１）内に向り
るように水平に設けられている。このように、筒状に成
形された容器（Ｃ）に、その軸方向から殺菌剤を噴霧す
るようにしているから、容器（Ｃ）は、その内外面とも
に、殺菌剤が均一に噴霧される。

殺菌コンベア（２５）は、乾燥室（２２）内の垂直向を
エンドレスに循環するチェーンコンベアである。−Ｌ下
端部にそれぞれ設けられた駆動Ｊ３Ｊ：び従動スプロケ
ット（ン５ａ　）　　（２５ｂ　）に、駆動チェーン（
２５ｃ）が巻きＩＪ）　ｔノられている。駆ＯＪスプ１
」ケラ１−（２５ａ）と従動スプロケット（２５１１＞
の間には、引張スプロケット（２５ｄ　）と、上述した
回転体駆動スブロケッｈ（２８）が設りられている。そ
して、チェーン（２５ｃ）に１よ、多数の容器ホルダ（
２５ｅ）が一定間隔で取ｉ＝Ｊ　ｌノられている。これ
らの容器ホルダ（２５ｅ　）は、回転体（２３）の容器
ホルダ（２３ｄ）と同一のものである。

乾燥ヒータ（２６）は、上述した清浄空気発生装置（７
４）からの分岐管（７９）の管端末に接続された燃焼筒
（２６ａ）と、燃焼筒（２６ａ）内に火炎を吹き込むガ
スバーナ（２６ｂ）と、燃焼筒（２Ｇａ）に接続され、
乾燥室（２２）の中央部を垂下した導風管（２６ｃ）と
、導風管（２（’ＩＯ）から枝分れした複数の噴出管（
２６ｄ）とからなる。

各噴出管（２６（１）は、その先端から囁出づる熱風が
殺菌コンベア（２５）に保持された容器（Ｃ）の内部に
向かうように、折り曲げられている。

さらに、容器殺菌乾燥装置（２）は、後述する容器受渡
し装置（８）を備えでいる。この受渡し装置（８）で容
器供給装置（１）から筒形に成形されて搬送されてきた
容器（Ｃ）をさらに前方へ搬送し、これを回転体（２３
）のホルダ（２３ｄ　）で保持する。この供給位置のホ
ルダ（２３ｄ）は、容器搬送方向から見て回転体（２３
）の回転軸（２３ａ）を中心とする水平線上にある（第
７図に、この供給装置を（Ｓ）で示Ｊ）。

回転体（２３）のホルダ（２３ｄ）に容器（Ｃ）を保持
リ−ると、これと同詩に、今まで同ホルダ（２３ｄ　）
で保持されていた容器（Ｃ）は、受渡し装置（８）によ
って乾燥室（２２）内へ送り込まれ、殺菌コンベア（２
５）のｉｐルダ（２５ｅ　）に保持される。回転体（２
３）Ｊ５よび殺菌コンベア（２５）の間で受渡しが行な
われる両ボルダ＜２３ｄ　）　　（２５ｅ　）は容器搬
送方向（Ａ）に−直線上にある。こうして、回転体（２
３）のホルタ（２３（１）に保持されｌ〔容器（Ｃ）は
、回転体（２３）が１ビツヂ駆動されると、噴霧ノズル
（２４）に対応覆る位置ｒにきて殺菌剤が噴霧される。

そしＣ１回転体く２３）に支持されて一巡した容器（Ｃ
）は、上述の供給位ｆｆｆｉ（Ｓ）から殺菌コンベア（
２５）に受渡しをされる。殺菌コンベア（２５）のホル
ダ（２５ｅ）で保持された容器（Ｃ）は、乾燥卒（２２
）内を循環し、供給位置（Ｓ）の２ピツチ前の搬出位置
（Ｐ）から受渡し装置（８ンによって抜き取られ、ブー
ス（４１）を介して無菌チャンバ（４）内へ送られる。

第８図および第９図に、容器受渡し装置（８〉の詳■１
が示されている。回転体く２３）の下方側部に、容器搬
送方向（Δ）に直交リ−る水平軸（８１）を支点とする
駆動アーム（８２）が揺動自在に設けられている。この
駆動アーム（８２）の先端に、連結リンク（８２ａ）を
介してキャリア（８３）が取付けられている。このキト
リア（８３）は、容器搬送方向（Ａ）に設けられた水平
案内棒（８４）にこる（８４ａ）を介して移動自在に支
持されている。駆動アーム（８２）を１．ｉ！動さける
ことにより、キャリア（８３）が容器搬送方向（Δ）に
進退りる。このキャリア（８３）の上下には、それぞれ
支持部材（８３ａ　）（８３ｂ　）を介し’Ｕ回転軸（
８５）　　（８Ｇ）が設（）られている。各回転軸（８
５）　　（８Ｇ）には、容器引掛部材（８５ａ）（８Ｇ
ａ）が固定されている。また、両回転軸（８５）　　（
８Ｇ）は、相互に回転運動を伝達し合うようにリンク連
結されている。そしＣ１上部回れた作動レバー（８８）
の基端部が固定されている１、昇降体（８７）は、容器
搬送方向のカイト部ＩＪ（８７ａ＞を右し、かつエアシ
リンダ（図示略）によって昇降される。このエアシリン
ダを作動さけることにより、作動レバー（８８ンを介し
て両回転軸（８５）　　（８６）が回転し、これにした
かつ容器用１１ＦｌＪ部ｔ４　（８５ａ　）　　（８６
ａ　）が回転軸（８５）　　（８６）を中心として、は
ぼ水平から垂直姿勢になるまで回転する（第９図参照）
。キャリア（８３）を進退させるときに、引掛は部材（
８５ａ　）　　（８６ａ　）を水平姿勢にしておくと、
それぞれに容器（Ｃ）が引掛けられて前方へ搬送され、
引掛は部材（８５ａ　）　　（８６ａ　）を垂直姿勢に
すると、引掛りが解除され、容器（Ｃ）をそこへ置いた
まま、かつその後方に運び込まれてきたつきの容器（Ｃ
）に邪魔にならずに、キトリア（８３）が後退する。第
８図において、上部の引掛は部材（８５ａ）は殺菌コン
ベア（２５）からの容器（Ｃ）の抜き取りに用いられる
。また下部の引掛魯プ部材（８６ａ　）は、回転体（２
３）に容器（Ｃ）を保持する際に用いられ、かつ回転体
く２３）から殺菌コンベア（２５）への受渡しをする際
に用いられる。また、下部回転軸（８６ンの直ＩＺに進
退棒＜８９）が設けられている。この進退棒（８９）は
、後端部に引１１目ノ部（８９ａ　）を有し、この引き
ＩＩｔ（）部（８９ａ）で容器（Ｃ）を引掛（）で下部
の引１）　４ノ部材（８６ａ）の進退ストロークのｆｍ
　［ｌＪ］内まで引寄せる。

さらに、上述したように、噴霧室（２１）は、これを殺
菌剤漏れ防止装置（９）の加圧室（９１）で取囲まれて
いる。そして、噴霧室（２１）の下面には、連結管（９
２）が取付けられている。この連結管（９２）は、乾燥
室（２２）内を挿通して上述の排出管（７７）に接続さ
れている。加圧室（９１）の頂部には、チャンバ汚染防
止装置（７）の清浄空気供給管（７３）が接続された空
気流入にＩ（９３）が設りられている。この流入口（９
３）から清浄空気を供給し、噴霧室（２１）の内部より
加圧室／（９１）の内部を高圧に保つことによ゛す、加
圧室（９１〉の内部にＤＦＩ口された噴霧室容器入口（
２１ｂ　）から殺菌剤が流出することが防止される。ま
た、ＩＩｊ！霧至（２１〉の容器出口（２１ａ）に連通
した乾燥室（２２）は、その容器出口となるブース連通
口（２２ａ）が無菌チャンバ（４）内に通じ、同チャン
バ（４）が陽圧に保たれているから、噴霧ｆｆ１（２１
）から乾燥室（２２）に殺菌剤が流入しても、殺菌剤が
同連通口（２２ａ）から流出することがない。このよう
に、噴霧室（２１）の容器出入口（２１ａ　）　　（２
１ｂ　）の外部が噴霧室（２１）の内部よりも高圧に保
たれでいるので、容器出入口（２１ａ　）　　（２１ｂ
　）から殺菌剤が流出することがなく、噴霧室（２１）
内で噴霧された殺菌剤は連結管（９２）から排出される
。

第１０図から第１２図に、充填ノズルの残液ＩＪＦ　７
Ｊｊ装置（１０）が示されている。

第１０図は、充填ノズル（５５）が配置された部分を、
容器搬送方向（△）から児た６のを承り。充填ノズル（
５５）は、充填タンク（５５ａ）および計量シリンダ（
５５ｂ）を備えている。これらのタンク（５５ａ）およ
びシリンダ（５５ｂ　）には、上述した洗浄装置（６）
の洗浄液供給管（６３）が配管されている。また、タン
ク（５５ａ）には、給液管（５５ｃ）が接続されている
。そして、充填ノズル（５５）は、無菌チャンバ（４）
の頂壁（４ａ）を挿通して、その下端開口を容器＋１１
２３２ｉ二１ンベア（３）の直上に位置させるように装
備されている。なお、充填作業は、１個の容器（Ｃ）に
対し”（２回充填で行なわれる。したがって、充填ノズ
ル（５５）は、２列に設けられＩこ容器搬送」ンベア（
３）に対して、その容器搬送方向（Ａ）にそれぞれ直列
に２個づつ隣接して配置されている。

無菌チャンバ（４）内に、充填ノズル（５５）に対して
、その左右ノズル（５５）の中間部に位置づ−るように
垂直操作軸（１０１）が設（）られるとともに、操作軸
（１０１）を挾んでその左右両側にそれぞれ昇降棒（１
０２）が設」ノられている。

昇降棒（１０２）は、前後の充填ノズル（５５）の中間
に位置している。また、無菌チャンバ（４）の頂部には
、水平滑動体（１０３）が設けられている。

操作軸（？０１）は、無菌ヂトンバ（４）の頂壁（４ａ
）に挿通状に取付りられた案内筒（１０４）に昇降自在
かつ回転自在にはめ合わされ、かつ案内間（１０４）を
挿通して上部がチャンバ（４）外に突出している。その
上部突出端に、操作パン１〜ル（１０５）が取付ｃＪら
れている。操作ハンドル（１０５）は、ヂトンバ頂壁（
４ａ）」−に長円杆状スペーサ（１０６）で一定高さの
ところに支持された円形摺接部材（１０７）によって受
【ノられＣいる。イして、操作軸（１０１）の下端部に
は、水平部（１０１３ａ＞および垂直部（１０８１１）
からなる−「字管（１０８）が固定されている。

丁字管（１０８）の水平部（１０８ａ）の先端に、それ
ぞれ受液器（１０９）が設（プられている。また、１“
字管（１０８）の垂直部（１０８ｂ）は、チャンバ（４
）の底！（４ｂ）に取ｆす【ノられた案内筒（１１０）
を摺動自在に挿通してチャンバ（４）外に突出している
。その管端部は排液管（１１１）に接続されている。

受液器（１０９）は、上下を厚みとり′る偏平楕円体で
、上面に充填ノズル（５５）に対応して２個の流入１］
（１０９Ａ＞を有しγている。受液器（１０９）が１字
管（１０８）を介して操作軸（１０１）を中心として水
平面内を旋回することにより、流入口（１０９△）がノ
ズルに下ＩＮ　ｊｉ１口に直下に進退する。２個の流入
口（１０９Ａ）は、Ｕいに沖通し、かつ丁字管（ｉｏａ
）を介して排液管（１１１）に連通している。流入口（
１０９Ａ＞の間口縁部には、パツキン（１１２）が取（
Ｊ　ｔ）られている。このパツキン（１１２）は、後述
するように、充填ノズル（５５）の間口部に押圧された
ときに、その押圧面のシールの作用をな１゜さらに、受
液器（１０８）の左右両側部には、上方突出状に当接片
（１１３）がそれぞれ取イ］りられている。各当接片（
１１３＞には、その−側縁から水平に一定の幅で切り欠
かれることにより形成された切れ込み（１１３ａ）が設
けられている。

昇降棒（１０２＞は、チャンバ頂壁（３ａ）に挿通状に
取イ」（）られた案内筒（１１４）を摺動自在に挿通Ｊ
るとともに、その案内筒（１１４）直上のチャンバ頂壁
（４ａ）上面に取付けられた摺動案内板（Ｎ５）を挿通
して上方に突出しでいる。その突出端に、案内板（１１
５）で受けられた直方体状ｙ？降案内部材（１１６）が
取イ」（）られている。この案内部材（１１６）の前後
面には、突出部（１１６ａ）がイれぞれ設番ノられてい
る。また、案内板（，１１５）上には、案内部材（１１
Ｇ）を左右両側から挾むように案内金（１１７）が固定
されている。そして、昇降棒（１０２）の下端部には、
水平棒状掛市部（１ｏ２ａ＞が設けられている。１針止
部（１０２ａ）は、前後の充填ノズル（５５）の間口端
の間を左右方向にのびている。

この掛止部（１０２ａ）が受液器当接片（１１３）の切
れ込み（１１３ａ）にはめ込まれた状態で当接づること
により、受液器−（１０８）が充填ノズル（５５）の直
下に位置決めされる。

滑動体（’１０３）は、摺動案内板（１１５）−Ｌで案
内部材（１１６）Ｊ５よび案内金（１１７）を前後から
挟持するように、前後に一定間隔で保持された左右方向
に長い対向状前後板（１０３ａ）を有し、案内板（１１
５）の上面を上下方向の案内面とし、かつ案内金（１１
７）の前後面を前後方向の案内面として、左右に移動自
在に設けられＣいる。前後板（１０３ａ）には、それぞ
れｌｉ７　Ｋ棒案内部材（１１６）の突出部（１１６ａ
）がはめ合わされた案内溝（１０３ｂ）が形成されてい
る。第゛１３図において、案内溝（１０３ｂ）は右上り
に傾斜している。滑動体（１０３）の一端には、回転ハ
ンドル（１１８）を右り−るねじ棒（１１９）かねじ合
わされくいる。このねじ棒（１１９）はチャンバ頂壁（
１０３ａ）上に軸受（１２０）で回転自在に支持されく
いる。回転ハンドル（１１８）を操作りることにより、
ねじ棒（１１９）を正逆方向に回転さＵると、滑動体（
１０３）が左右に移動リ−る。

この移動にしたがって、滑動体（１０３）の案内ｔＭ（
１０３ｂ）にはめ合わされた案内部１ｉ１１６）の突出
部（１１６ａ）を介して昇降棒（１０３）が引」−げら
れ、また引下げられる。

充填ノズル残液交換時の残液扱き取り作業はつぎのよう
に行なわれる。定常の充填作業が行なわれているときに
は、搬送コンベア（３）によって運ばれる容器（’Ｃ）
の移動に支障のないにうに、Ｔ′？８！管（ｉｏａ）の
水平部（１０８ａ）は前後方向を向いている。そして、
充填作業が終了Ｊると、操作ハンドル（１０５）で操作
軸（１０１）を回転させることにより、受液器（１０９
）を旋回さけ、上述したように受液器（１０９）を充填
ノズル（５５）の下端間口直下に位置決めをりる。

このとき、Ｔ字管（１０ｇ＞の水平部（１０８ａンは左
右方向を向く。ついて、４降棒（１０２）を引上げる）
、充填ノズル（５５）の間口と受液器（１０９）の流入
口（１０９Δ）とがパツキン（１１２〉で気密保持状態
に接続される。こうしてＪ３いて、充填ノズル残液を排
液管（１１１）に排出リ−ればよい。

さらに、必要に応じて、充填タンク（５５ａ　）に配管
された洗浄液供給管（６３）および給液管（５５ｃ　）
から洗浄液および高温蒸気を噴出さけることにより、充
■眞ノス゛ル（５５）およびその（；Ｊ属設備の洗浄殺
菌をすることができる。使用後の洗浄液および蒸気は、
残液と同様に受液器（１０９）を介して排出される。

これらの作業は、いずれも無菌チャンバ（４）の外部か
らでの気密を保ったまま操作ハンドル（［１！ｌ）およ
び回転ハンドル（１１ｇ）を操作することにより行なう
ことができるから、同作業の実施により、チトンバ（４
）が汚染されることがない。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示し、第１図および第２図
は、包装機械全体の配置構成図、第３図（１３よび第４
図は、無菌ヂトシバ洗浄殺菌装胃の配置４１へ成因、第
５図は、無菌ヂャンバ汚染防止装冒の配置、　ｌ！ａ成
図成因６図は、容器殺菌装置Ｊ３よび殺１￥１剤漏れ防
止装置の配置構成図、第７図は、第６図のｖｕ　−ｖｕ
線にそう断面図、第８図（よ容器受渡し装置の側面図、
第９図は、第８図のＩＸ　−ＩＸ線にそう断面図、第１
０図は、充填ノズルの残液排出装置の配置構成図、第１
１図は、第１０図のＸＩ−ＸＩ線にそう断面図、第１２
図は、第１１図のＸ■−ＸＩＩ線にそう断面図、第１３
図は、第１２図のｘｍ−ｘｍ線矢視図である。 （１）・・・容器供給装置、（２）・・・容器殺菌装置
、（３）・・・容器搬送コンベア、（４）・・・無菌チ
ャンバ、（５）・・・容器成形充填装置、り２１）・・
・噴霧室、（２４）・・・噴霧ノズル、（９１）・・・
加斤室、（９２）・・・排出管、（９３）・・・清浄空
気流入１コ１゜以　　十 外４名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 殺菌剤噴霧ノズル（２４）を有する噴霧室（２１）−の
   開口部に、これを覆うように加圧室（９１）が設（）ら
   れ、加圧室（９１）に清浄空気流入口（９３）が設（）
   られるとともに、噴霧室（２１）に殺菌剤排出管（９２
   ）が接続されている、包装機械にＪ３りる殺菌剤漏れ防
   止装置。