JPS5910366A - ボデ−高さ維持搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車等車輛のボデーを所定の対床面高さ
に正確に維持しつつ所定距離間を搬送するためのボデー
高さ維持搬送装置に関する。

従来の自動車のボデ４加エラインにおけるボデー搬送装
置としては、例えば第１〜３図に示すようにボデーのシ
ル部１ａをスプレー塗装する際の装置がある。

ｌは自動車のボデーであって、スキッド２に一対となる
ように対向して設けられたｉ数のボデー受部３によって
、搬送中にずれないように支持されている。４は上記ス
キッド２の両側に固定して設けられたブラケットで、図
外のクレーン等でボデーを載置したままスキッド２を吊
上げて上昇又は運搬する際の吊手となるものである。

５は車輪６を備え、レール１上を走行する台車であって
、ボデー■を゛載置した前記ス゛キッド２を。

該台本に対をなしかつ対向して設けられた複数のガイ下
部材８によって、−送中にずれないように載置するよう
になってしる。またガイド部材８は図外のクレーンによ
ってスキッド２を上方から下降させて台車５上に載置す
る際の案内となるものである。

９はその詳細を第３図に示し′たチェーン−置で、適当
な間隔をおいて設けられたドッグ１０′が台車５に設°
けられたドッグｌ”ｌと係合することによって、台車５
を第１−で左方に向って推進するようになっている。

いま、上述のようにスキッド２上に支持されたボデーｌ
のシル部１ａに他の部分と色調の異なる耐チツピング塗
装を施す際は、シル部１ａと他の部分との境目、すなわ
ち見切りＭＡｌｂを明確にす　　゛るために、あらかじ
め耐チツピング塗装を施さない部分を覆うための、いわ
ゆるイスキングをした後にスプレー塗装を行ってμた。

しかしながら、このような多大の手間を費するマスキン
グ作業を省略し、かつ一定高さで移動しつつスプレー塗
装を行う自動スプレー塗装機によつオ前記シル部１ａに
塗装を施そうとするには、次のような問題点があった。

すなわち、自動スプレー塗装機は床面に対して正確に一
定高さで移動しつつスプレーを行っても塗装されるボデ
ー１を搬送する台車５０車輪の摩耗やレール７のわずか
な凹凸、またスキッド２と台車５間の固化した塗料小塊
の付着等の諸原因の集積によって、前記シルｇ＋ａの見
切り線１ｂが上下方向Ｖｔ−最大１５Ｉ＊程の高低差を
有する不規則な波状を呈することである。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ボデー受部とスキ一部材とを備えたスキッド
と、前記スキ一部材ところがり接触をするレベライザと
、前記スキッドを載置搬送する台車とより成るボデー高
さ維持搬送装置とすることにより、上記問題点を解決す
ることを目的としている。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第４，５図は、この発明の一実施例を示す図である。な
お従来例の部分に相当する部分については同一符号を付
し、説明の重複を省く。

先ず構成を説明すると、１２はスキッド２０両側に固定
して取付けられ、レベライザ１３に設けた後記するロー
ラ１３ａところがり接触をする脚部１２ａを有するスキ
一部材で、またスキッド２をクレーン等で吊上げる際の
吊手をも兼ねている。

レペライザ１３は、その本体が床面に固定されており、
かつ、多数の回動自在なロー２１８８を備え、さらにそ
れぞれのローラ１３ａの床面Ｇからの高さがレベライザ
１８の両端部分を除いて一定の高さに構成されている。

レペライザの両端部分はそれぞれ、数１同のローラＭｌ
ａが、それらの上面を結ぶ線がなめらかな曲線又は僅か
な傾斜線をなすように配置されている。

なおレベライザ１８は第４，５図に＄？Ｉｎでは台車５
の通路の両側に設置された一方のみを示しである。

ｉ４は台車５に設けられたガイド部材であって従来例に
おける前記ガイド部材８と同様な機能を有するとともに
、スキッド２が台車５から離れて浮き上がった際に、ス
キッド２の後端部に当接してこれを推進せしめる機能を
も併せ有するものである。

１５はボデーｌの両側のシル部１ａ、Ｉａを同時に塗装
するためＶＣ，ボデー１を挾む位置に互に対向するごと
く一対として設けられた自動スプレー塗装機であって、
床面Ｇから一定の高さを保ちつつ、シルｍ１ａの長さ方
向に沿って往復動するようになって釣る。１５ａは塗料
を噴出するスプレーガ／である。

次に作用を説明する。

−５−Ａ＾ ボデーｌを支持したスキッド２が台車５に載置され、台
車５がチェーン装置９によってすでに従来例で詳述した
ように推進されてレベライザ１３の設置された位置に来
ると、先ずスキ一部材１２は第４．５図に示すようにレ
イライザ１３上に乗９上げ始める。ナしてスキッド２に
取付けられた全部のスキ一部材１２がレイライザ１３上
に乗り上げると、スキッド２は台車５かられずかな距離
ｄだけ離れて浮き上がるが、ガイド部材１４のスキツド
２端部との尚接垂直面長さは距Ｍｄの長さよりも大きく
形成されているため、依然としてスキッド２の後端部に
当接したまま、台車５がチェーン装置９によって推進さ
れるに従ってスキッド２を推進する。

このとき、スキッド２はレイライザ１３上を推進される
ため、床面Ｇからの高さは一定のままでおり、従ってス
キッド２に支持されたボデー１のシル部１ａの見切り締
夏すも一定の高さを維持したまま移動することになる。

一方、自動スプレー塗装機１５は、すべてのスｒ％　　
　　　　　　　　　　−６− キ一部材１２がレイライザ１８上に乗り上げた時点で、
スキッド２の進行方向と逆方向に一定高さを維持しつつ
移動し、また移動しながらスプレー塗装を行う。

また自動スプレー塗装機１６は、スキ一部材１２がレペ
ライザ１８から降りないうちにシルｓｌａの全長にわた
って塗装を施し、その後直ちに元の待機位置に復動して
、次回の塗装に備える。

次いで、スキ一部材１２がレベライザ１８から降りて離
れると、台車５からｄだけ浮き上がっていたスキッド２
は再び台車５上に降下して載置され、次工程へ送られる
ことになる。なお、本実施例ＶＣ′Ｊ？いては、台車５
を移動させながら、スプレーガンを移動させて塗装を行
なって匹るが、スキッド２をｄだけ上昇させた後−たん
台車５を停止させてスプレーガンを移動させて塗装を行
なうようにしても良い。

以上説明してきたように、この発明によればその構成を
、ボデー受部及びスキ一部材を備えたスキッドと、該ス
キッドを載置して搬送する台車と、本体が床面に固定さ
れ、前記台車により搬送されて米たスキッドのスキ一部
材ところがり接触することにより＠記スキッドを所定高
さ１で持上げる複数個のローンを備えたレペライザとを
備えたボデー高さ維持搬送装置としたために、ボデーｌ
を支持したスキッド２は、シル部１ａ等見切線を直線状
とすべき被塗物への塗装が行われている間は台車５から
浮き上がって一定高さを維持しつつ移動するため、台車
５の不安定な対床面高さの影響を受けないので、前記シ
ル部の見切り線１ｂは明確な直線状に形成されるために
予めマスキングを行う必要がなく、従ってそのための余
分な工数が大幅に低減できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明図、第２図は第１図のＡ矢視図、
第３図はチェーン装置の部分拡大図、第４図は本発明に
係る一実施例の概璧説明図、第５図は第４図におけるＢ
矢視部分拡大図である。 ２・・・・・・・川・・スキッド ３・・・・・・・・・・・・ボデー受部５・・・・・・
・・・・・・台　車 １２・・・・・・・・・スキ一部材 １８・・・・・・・・・レベライザ ｌａａ中・・・ローラ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ・ボデー受部及びスキ一部材を備えたスキッドと。 該スキッドを載置して搬送する台車と、本体が床面に固
   定され、前記台車により搬送されて来たスキッドのスキ
   一部材ところが９接触することにより前記スキッドを所
   定高さまで持上げる複数個のローラを備えたレベライザ
   とを備えたボデー高さ維持搬送装置。