JPS5910143Y2 - レピア織機における緯糸搬送体 - Google Patents

レピア織機における緯糸搬送体

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JPS5910143Y2
JPS5910143Y2 JP2758080U JP2758080U JPS5910143Y2 JP S5910143 Y2 JPS5910143 Y2 JP S5910143Y2 JP 2758080 U JP2758080 U JP 2758080U JP 2758080 U JP2758080 U JP 2758080U JP S5910143 Y2 JPS5910143 Y2 JP S5910143Y2
Authority
JP
Japan
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steel tape
rapier loom
carrier body
fixing
weft
Prior art date
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Expired
Application number
JP2758080U
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English (en)
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JPS56129984U (ja
Inventor
登 金子
充博 岩崎
裕綱 竹腰
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はレピア織機における緯糸搬送体に関するもの
である。
従来、第1図に示すようにレピア織機における緯糸搬送
体のスチールテープ1とキャリア本体2はそのスチール
テープ1の先端部とキャリア本体2の基端部とが直接溶
接又はロー着により連結固着されていた。
従って、同織機の運転時すなわち、緯糸搬送体の高速走
行時にキャリア本体2に加わる大きな応力はスチールテ
ープ1における前記キャリア本体2との接合部及びその
近辺に集中するため、同スチールテープ1はこの集中し
た大きな応力によって、損傷若しくは折損し易く、寿命
が非常に短かくなる欠陥があった。
しかも、スチールテープ1が一旦損傷若しくは折損した
場合、前記のようにスチールテープ1とキャリア本体2
は不離一体に固着されているため、キャリア本体2のみ
新しいスチールテープ1に固着させて再使用するという
ことはできず、すべて新品に交換する必要があった。
この考案の目的は前記欠陥を解消し、スチールテープの
一部分に前記応力が集中するのを防止し、同スチールテ
ープの延命化を図ることができるとともに、スチールテ
ープに対するキャリア本体に互換性を持たせ、スチール
テープ又はキャリア本体が損傷した場合にはそれぞれ同
キャリア本体又はスチールテープを再使用することがで
きるレピア織機における緯糸搬送体を提供するにある。
以下、この考案を具体化したー実施例を図面に基づいて
説明する。
第2図において、11はレピア織機のテープホイール(
図示せず)外周ガイド面に巻付けられるスチールテープ
、12はスチールテープ11の先端部上面に溶接した断
面し」状をなす金属性の固定金具であって、その両側の
挾着壁13によって形威される凹所を嵌合凹部14とす
るとともに、第2図及び第3図に示すように底面後端に
応力分散用の舌片15を延出形威し、同スチールテーフ
゜11に対する接着面積を大きくしている。
なお、この実施例では、スチールテープ11に対して固
定金具12を溶接したが、ロー着接着若しくはカシメ着
等その他の接合方法を用いてもよい。
又固定金具12の厚みはスチールテープ11の厚みの%
程度が好ましいが適宜に選択してもよい。
16は第3図及び第4図に示すように固定金具12の挾
着壁13に透設した前後一対のねし孔である。
17はその基端連結固定部17 aが前記固定金具12
の嵌合凹部14に嵌合されるキャリア本体であって、同
連結固定部17 a両側面間に前記ねじ孔16と対応す
る貫通孔18が貫設されている。
キャノア本体17はその連結固定部17 aが固定金具
12の嵌合凹部14に嵌合された状態で、第3図及び第
4図に示すようにねし孔16及び貫通孔18に締付ボル
ト19を挿通し、ナツ} 20で締付けることにより固
定金具12に対して締着固定されている。
次に上記のように構戒したレピア織機における緯糸搬送
体の作用について説明する。
さて、同織機の運転時において、キャリア本体17とス
チールテープ11との間に生ずる応力は固定金具12の
舌片15のスチールテープ11との接合周縁部を大きく
してあるため広い範囲に分散される。
従って、スチールテープ11の一部に集中的に応力がか
かるのを未然に防止し、短期間の使用による破壊を回避
し寿命を大幅に改善することができる。
すなわち、スチールテープ11は固定金具12の舌片1
5によって補強されるのである。
又、キャリア本体17は固定金具12から締付ボルト1
9とナット20を緩めることにより取外し可能であるた
め、スチールテープ11が仮に損傷した場合でもキャリ
ア本体17は新しいスチールテープ11に再び取付ける
ことができ、従来廃棄していたのと比較して経済的であ
る。
起る可能性としては少ないがキャリア本体17が壊われ
た場合にも新しいキャリア本体17を取付ければスチー
ルテープ11はそのまま使用できる。
この考案は前記実施例に限定されるものではなく以下の
態様で実施することも可能である。
■ 第5図Aに示すように固定金具12を断面L字状に
形威し、その側壁13から締付ネジ21をキャリア本体
17のねし孔に螺大して同固定金具12とキャリア本体
17を固定すること。
◎ 第5図Bに示すように固定金具12の凹部14を台
形形状にし、キャリア本体17を同凹部14に前方から
挿入し締付ボルト19とナツ} 20で連結固定するこ
と。
O 第5図Cに示すように固定金具12を断面コ字状に
形威し、締付ネジ21でキャリア本体17を同固定金具
12に対して締着固定させること。
■ 第5図Dに示すように固定金具12を四角筒状にし
て、同筒内にキャリア本体17の連結固定部17 aを
嵌挿し締付ネジ21で涸定すること。
■ 第5図Eに示すように左右一対の断面L字状の固定
金具片22をスチールテープ11に溶接し、同固定金具
片22間にキャリア本体17の連結固定部17 aを嵌
合し締付ボルト19とナット20で゛固定すること。
■ 舌片15の形状及び大きさを適宜に変更すること。
以上詳述したように、この考案はレピア織機のスチール
テープの先端部に、同スチールテープに沿うように固着
され、少なくとも2面でキャリア本体を着脱可能に締着
する固定金具を設けたことにより、スチールテープの一
部分に応力が集中するのを防止し、同スチールテープの
延命化を図ることができるとともに、スチールテープに
対するキャリア本体に互換性を持たせ、スチールテープ
が損傷した場合には同キャリア本体を再使用することが
できる効果を発揮するのでレピア織機における緯糸搬送
体として実用上優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスチールテープとキャリア本体の接合状
態を示す要部斜視図、第2図はこの考案の一実施例を示
す緯糸搬送体の要部斜視図、第3図は同じく要部正断面
図、第4図は同じく分解斜視図、第5図A, B, C
, D, Eはこの考案の別例を示す各緯糸搬送体の正
断面図である。 スチールテープ・・・11,固定金具・・・12、挾着
壁・・・13、凹部・・・14、舌片・・・15、ねじ
孔・・・16、キャリア本体・・・17、貫通孔・・・
18、締付ボルト・・・19、ナット・・・20。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 レピア織機のスチールテープの先端部に、同スチー
    ルテープに沿うように固着され、少なくとも2面でキャ
    リア本体を着脱可能に締着する固定金具を設けたことを
    特徴とするレピア織機における緯糸搬送体。 2 固定金具は断面1」状に形或され、その凹部にキャ
    リア本体を嵌合しボルトで締着するようにしたものであ
    る実用新案登録請求の範囲第l項に記載のレピア織機に
    おける緯糸搬送体。 3 固定金具の底面は平面であって、その後端部は応力
    分散用の舌片が延出形或されているものである実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のレピア織機における緯糸
    搬送体。 4 固定金具はスチールテープ先端部上面に対して溶着
    若しくはロー着されたものである実用新案登録請求の範
    囲第1項ないし第3項に記載のレピア織機における緯糸
    搬送体。
JP2758080U 1980-03-03 1980-03-03 レピア織機における緯糸搬送体 Expired JPS5910143Y2 (ja)

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JPS56129984U JPS56129984U (ja) 1981-10-02
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