JPS589997A - Zn−Ni合金めつき用電解液およびZn−Ni合金めつき方法 - Google Patents
Zn−Ni合金めつき用電解液およびZn−Ni合金めつき方法Info
- Publication number
- JPS589997A JPS589997A JP10643381A JP10643381A JPS589997A JP S589997 A JPS589997 A JP S589997A JP 10643381 A JP10643381 A JP 10643381A JP 10643381 A JP10643381 A JP 10643381A JP S589997 A JPS589997 A JP S589997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- plating
- ion
- ions
- acetate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用高耐食性表面感履鋼榎の製造に用いる
か一拠合金めつ台用電解液に関する。ものである・ Zn −N1合金めつ舎鋼板は通常の!鋤めっき鋼板に
比較して数倍の耐食性があり、20 fowlの目付量
で赤錆発生までJISZ2371に一規定される塩水噴
霧テメ(において5日以上を要する◎このように高耐食
性のZa −Ni合金は和を8〜20X含有するγ単相
であり、N1會有量がξれ以上でもCれ以下でも高耐食
性は望めない0上記のようなγ単相の合金を得る既知の
工業的なZa −N1合金めつきの浴組成詔よびめつ会
条件では、洛中のNi 4 #比(Nl /シリが1.
5以上と高く、建浴が高価となる6また、箪痙速が10
g、Ah以上必要であり、特別な装置を必要とし、流
れが不均一であると流れに沿っためつ會むらが発生し易
いなどの欠点があるり 本発明者等はTh−Ni合金めつきの析出機構を明らか
にし、洛中の1fie#此が1.5未満で攪拌(IIの
流れ)の影響を受#jJIいZ!l −Ni合金めつき
浴組成を見い出し本発−に至った0 すなわち、Zn−Ni合金めつ舎の異當蓋電析は電解時
に鋼板表1N(陰極]の−が上昇し、 5 (B。
か一拠合金めつ台用電解液に関する。ものである・ Zn −N1合金めつ舎鋼板は通常の!鋤めっき鋼板に
比較して数倍の耐食性があり、20 fowlの目付量
で赤錆発生までJISZ2371に一規定される塩水噴
霧テメ(において5日以上を要する◎このように高耐食
性のZa −Ni合金は和を8〜20X含有するγ単相
であり、N1會有量がξれ以上でもCれ以下でも高耐食
性は望めない0上記のようなγ単相の合金を得る既知の
工業的なZa −N1合金めつきの浴組成詔よびめつ会
条件では、洛中のNi 4 #比(Nl /シリが1.
5以上と高く、建浴が高価となる6また、箪痙速が10
g、Ah以上必要であり、特別な装置を必要とし、流
れが不均一であると流れに沿っためつ會むらが発生し易
いなどの欠点があるり 本発明者等はTh−Ni合金めつきの析出機構を明らか
にし、洛中の1fie#此が1.5未満で攪拌(IIの
流れ)の影響を受#jJIいZ!l −Ni合金めつき
浴組成を見い出し本発−に至った0 すなわち、Zn−Ni合金めつ舎の異當蓋電析は電解時
に鋼板表1N(陰極]の−が上昇し、 5 (B。
が生成し、鋼板表面にZn漏の皮膜が形成されるため、
N1はこの皮膜層を通して析出しなければなならなくな
り、析出電位が高くなるoしかし、為は鋼板表面に形成
されたZn口ち皮膜から直接金属亜鉛となって析出する
ため析出電位が低くなる結果であることが判明した◎ 本発明においては、上述したような1極表面のpH上昇
によるZn晶の皮膜形成を防止または軽減するためには
、pain作用を有する有機塩を主体とするめつき浴を
使用のが好適であることがわかった。有機塩としては酢
酸塩とタエン酸塩が有効である。その濃度は0.1 m
o4/z以上であれば良(、その1由は0.1 mar
/ 1以上であれば明瞭な緩衝作用を示すからである
0その他の有機塩では水に対する溶解度が小さいためで
ある・例えば、シェラ酸塩、ビロリン酸塩では亜鉛化合
物の溶解度が小さく 、 pH1,5以下にしないと溶
解しない・亜鉛イオンの濃度はlO〜65 f/l、亜
鉛イオンの濃度は10〜9 G t/1が好適であるO
亜鉛イオンとニッケルイオンの最小限界を10 f/L
とした塩山は、それ以下では電解電流密度が上げられな
いうえ、ニッケルモル比の変動が大きくなるためである
。また、亜鉛イオンの最大限界を65f/lとしたのは
溶解度の限界であるためであり、ニッケルイオンの最大
限は亜鉛イオンの溶解量に対してNi/Znモル比で1
.5未満になるようにするためである。
N1はこの皮膜層を通して析出しなければなならなくな
り、析出電位が高くなるoしかし、為は鋼板表面に形成
されたZn口ち皮膜から直接金属亜鉛となって析出する
ため析出電位が低くなる結果であることが判明した◎ 本発明においては、上述したような1極表面のpH上昇
によるZn晶の皮膜形成を防止または軽減するためには
、pain作用を有する有機塩を主体とするめつき浴を
使用のが好適であることがわかった。有機塩としては酢
酸塩とタエン酸塩が有効である。その濃度は0.1 m
o4/z以上であれば良(、その1由は0.1 mar
/ 1以上であれば明瞭な緩衝作用を示すからである
0その他の有機塩では水に対する溶解度が小さいためで
ある・例えば、シェラ酸塩、ビロリン酸塩では亜鉛化合
物の溶解度が小さく 、 pH1,5以下にしないと溶
解しない・亜鉛イオンの濃度はlO〜65 f/l、亜
鉛イオンの濃度は10〜9 G t/1が好適であるO
亜鉛イオンとニッケルイオンの最小限界を10 f/L
とした塩山は、それ以下では電解電流密度が上げられな
いうえ、ニッケルモル比の変動が大きくなるためである
。また、亜鉛イオンの最大限界を65f/lとしたのは
溶解度の限界であるためであり、ニッケルイオンの最大
限は亜鉛イオンの溶解量に対してNi/Znモル比で1
.5未満になるようにするためである。
上述したような組成の電解液を用い、ニッケルと亜鉛の
モル比を変えて実験を行った結果を添付図m#c示すO
同図から明らかなように、ニッケルモル比(Nl、々1
がα5以上1.5′未満て液流速化殆んど影響されるこ
となく、Nl含有率が8〜20XのZa−Ni合金めつ
會を施すことがで舎るOなお、同図で行ったZa−Ni
めつきのめつ會条件は以下の通りである。
モル比を変えて実験を行った結果を添付図m#c示すO
同図から明らかなように、ニッケルモル比(Nl、々1
がα5以上1.5′未満て液流速化殆んど影響されるこ
となく、Nl含有率が8〜20XのZa−Ni合金めつ
會を施すことがで舎るOなお、同図で行ったZa−Ni
めつきのめつ會条件は以下の通りである。
浴組成 酢酸ニッケル 1−ルな
酢酸亜鉛 1 ml/l
pH2−5s浴温5 S OC%電流密W13617M
。
。
陽極 亜鉛
本発明の電解液を用いてZn−N1めつきを行う場合、
声は1.5〜S、Oの範囲にするのが好適である。−が
1.5より低いと、可溶性陽極を使用した場合陽極の溶
解が激しく、液組成の変化が大きくなる上険極電流効率
が悪くなる。また、PHが5.0を超えると、亜鉛化合
物の沈澱が生、成し易(なり、不都合を来す・なお、陽
極としてはムまたはNiの可溶性陽極および黒鉛や白金
めつ舎チタ/陽極などの不溶性陽極を対象としているが
、pb陽極では酢酸鉛クエン駿鉛をつくって溶解し、不
純物としてのpbが増えるので好ましくないO本発明の
電解液は酢験塩奢よびまたはクエン酸塩を含有し、その
カルボキシル基が優れた一緩衝性を発揮するから、陰極
表両の異常な;上昇は阻止され、従って一上昇に基因す
るムαへの生成もなく、流速による一響も受けない安定
したZn −N1合金めつきが得られる・以下本発明を
実施例につき説明するO 〔実施例1〕 冷凰鋼板をRH酸流した後、下記の浴組成のめつき浴屹
浸漬し、PH4,0,浴温50cの静止状態で、30A
/υの電流密度で、陽極に亜鉛を使用して25秒間めっ
きしたところ、めつ舎付着量21 f/mlの光沢ある
平滑な密着性の良いZn−N1合金めつ舎を得たo N
l含有率はIL5N’であった。
声は1.5〜S、Oの範囲にするのが好適である。−が
1.5より低いと、可溶性陽極を使用した場合陽極の溶
解が激しく、液組成の変化が大きくなる上険極電流効率
が悪くなる。また、PHが5.0を超えると、亜鉛化合
物の沈澱が生、成し易(なり、不都合を来す・なお、陽
極としてはムまたはNiの可溶性陽極および黒鉛や白金
めつ舎チタ/陽極などの不溶性陽極を対象としているが
、pb陽極では酢酸鉛クエン駿鉛をつくって溶解し、不
純物としてのpbが増えるので好ましくないO本発明の
電解液は酢験塩奢よびまたはクエン酸塩を含有し、その
カルボキシル基が優れた一緩衝性を発揮するから、陰極
表両の異常な;上昇は阻止され、従って一上昇に基因す
るムαへの生成もなく、流速による一響も受けない安定
したZn −N1合金めつきが得られる・以下本発明を
実施例につき説明するO 〔実施例1〕 冷凰鋼板をRH酸流した後、下記の浴組成のめつき浴屹
浸漬し、PH4,0,浴温50cの静止状態で、30A
/υの電流密度で、陽極に亜鉛を使用して25秒間めっ
きしたところ、めつ舎付着量21 f/mlの光沢ある
平滑な密着性の良いZn−N1合金めつ舎を得たo N
l含有率はIL5N’であった。
めっき浴組成
酢酸ニッケル N1caω偽・4迅025 Ot /
l (1wt/l) 酢酸亜g ZnCR鵡4馬0 220r/z (1m4/A) 〔実施例2〕 冷嬌鋼板を脱脂酸洗した後、下記の浴組成のめつき液中
で、静止した鋼板化対し10ψの流速でめっき液を流し
た状態で、pHLS、浴温60c1電流蜜度50A/−
で、陽極に黒鉛を使用して15秒間めっきしたところ、
めつ舎付着量20 f/s/の光沢ある平滑な密着性の
よいzn −N1合金めつ會を得た・N1含有率は12
NであったO めっき浴組成 りエン酸ニッケル Ni 5CaEaCh) 意・14
&0140 f/A (0,5rmly’L)
Xぼすめつき液中の市/ムモル比と流速の影響を示
乏すグ27である。
l (1wt/l) 酢酸亜g ZnCR鵡4馬0 220r/z (1m4/A) 〔実施例2〕 冷嬌鋼板を脱脂酸洗した後、下記の浴組成のめつき液中
で、静止した鋼板化対し10ψの流速でめっき液を流し
た状態で、pHLS、浴温60c1電流蜜度50A/−
で、陽極に黒鉛を使用して15秒間めっきしたところ、
めつ舎付着量20 f/s/の光沢ある平滑な密着性の
よいzn −N1合金めつ會を得た・N1含有率は12
NであったO めっき浴組成 りエン酸ニッケル Ni 5CaEaCh) 意・14
&0140 f/A (0,5rmly’L)
Xぼすめつき液中の市/ムモル比と流速の影響を示
乏すグ27である。
ξ
旧
特許出願人 川崎製鉄株式会社 震4゛−
代理人 弁理士 渡 辺 望 稔j、l、、
’−,、。
’−,、。
7
液 >爪 捷 (m/min )
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ω 二ックルイオンを10−90 t/ls亜鉛イオ
ンを10〜65 t/L含み、総計で0.1(2)々を
以上の酢酸イオンおよびまたはクエン酸イオンを含み、
NVZn4ル比がα5以上1.5未満であることを特徴
とするZn −Ni合金めつ會用電解1[。 ■ ニッケル含有率が8〜209tのZa −Ni合
金(r単相2めつ含を施すに際し、千ツケルイオンを1
0〜90 f/j、亜鉛イオンモXO〜65f/を含み
、総計で0.1 mol/を以上の酢酸イオン、および
またはクエン酸イオンを會み、連/ムモル比がQ、!1
以上1.s、tclllである電解箪を用い、pH1,
5〜5.0の範囲内で〕−N1舎金めつ会を施すことを
特徴とするZa −N1合金めつき方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10643381A JPS589997A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | Zn−Ni合金めつき用電解液およびZn−Ni合金めつき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10643381A JPS589997A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | Zn−Ni合金めつき用電解液およびZn−Ni合金めつき方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS589997A true JPS589997A (ja) | 1983-01-20 |
Family
ID=14433511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10643381A Pending JPS589997A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | Zn−Ni合金めつき用電解液およびZn−Ni合金めつき方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589997A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0372093A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-27 | Mitsubishi Motors Corp | 亜鉛含有メッキ酸性溶液 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581082A (ja) * | 1981-06-16 | 1983-01-06 | オクシデンタル・ケミカル・コ−ポレ−シヨン | 亜鉛合金メッキ浴及び方法 |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10643381A patent/JPS589997A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581082A (ja) * | 1981-06-16 | 1983-01-06 | オクシデンタル・ケミカル・コ−ポレ−シヨン | 亜鉛合金メッキ浴及び方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0372093A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-27 | Mitsubishi Motors Corp | 亜鉛含有メッキ酸性溶液 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6136078B2 (ja) | ||
US4541903A (en) | Process for preparing Zn-Fe base alloy electroplated steel strips | |
Sagiyama et al. | Electrodeposition of Zinc--Manganese on Steel Strip | |
JPS589997A (ja) | Zn−Ni合金めつき用電解液およびZn−Ni合金めつき方法 | |
JPS5855585A (ja) | 亜鉛−ニツケル合金めつき液 | |
JPS63243295A (ja) | 耐食性の優れた防錆鋼板 | |
JPS5867886A (ja) | 濃度勾配を有する鉄一亜鉛合金めつき層で被覆された鋼材およびその製造方法 | |
JPH055914B2 (ja) | ||
JPS635474B2 (ja) | ||
JPS6367560B2 (ja) | ||
JPS5938313B2 (ja) | 高耐食性電気亜鉛合金メツキ鋼板及びその製造方法 | |
JPH0447037B2 (ja) | ||
JPS6028918B2 (ja) | 片面亜鉛系電気メッキ鋼板の非メッキ面の後処理方法 | |
KR960006597B1 (ko) | 아연-니켈합금 전기도금용액 및 이를 이용한 아연-니켈합금 전기도금강판의 제조방법 | |
JPH03240994A (ja) | 耐食性に優れた防錆鋼板 | |
JPH07103476B2 (ja) | 加工性に優れたZn−Ni系合金電気めっき鋼板の製造方法 | |
JPH0329878B2 (ja) | ||
JPS647159B2 (ja) | ||
JPS6254099A (ja) | スポツト溶接性および耐食性に優れた複合めつき鋼板およびその製造方法 | |
WO1985000045A1 (en) | Zn-ni alloy plating solution based on chloride bath | |
JPH0532478B2 (ja) | ||
JPS58141397A (ja) | 高耐食性表面処理鋼板およびその製造方法 | |
JPH0781198B2 (ja) | 乾温交番環境にすぐれた防錆鋼板 | |
JPH03115594A (ja) | 耐食性の優れた防錆鋼板 | |
JPH0814038B2 (ja) | Zn−Ni系合金めっき鋼板の製造方法 |