JPS5899494A - 新規な抗生物質mm−240 - Google Patents

新規な抗生物質mm−240

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JPS5899494A
JPS5899494A JP19775181A JP19775181A JPS5899494A JP S5899494 A JPS5899494 A JP S5899494A JP 19775181 A JP19775181 A JP 19775181A JP 19775181 A JP19775181 A JP 19775181A JP S5899494 A JPS5899494 A JP S5899494A
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JP
Japan
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substance
medium
methanol
micromonospora
antibiotic substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP19775181A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Mizuno
卓 水野
Masaharu Miyamoto
宮本 正春
Akio Kiyono
清野 昭雄
Yukio Miyazaki
宮崎 幸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Kaken Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaken Pharmaceutical Co Ltd, Kaken Chemical Co Ltd filed Critical Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP19775181A priority Critical patent/JPS5899494A/ja
Publication of JPS5899494A publication Critical patent/JPS5899494A/ja
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な抗生物質MM−2’IOに関する。
本発明者らは、ミクロモノスポーラ属に属する微生物の
培養液がダラム陽性菌に対して発育阻市作用を示すこと
を見い出した。そこでこの抗生物質を単離し、その理化
学的性質及び生物学的性質を検討したところ、新規な抗
生物質であることを認め、これをMM−2ダO物質と命
名した。この新規抗生物質MM−JfOはグラム陽性菌
に対して抗菌作用を有し、抗菌剤として有用である。
新規抗生物質MM−1ダOは、抗生物質MM−2410
を生産する能力を有するミクロモノスポーラ属菌を適宜
な培地中で一定の抗菌活性が得られるまで培養し、培“
型物からこの抗生物質を採取することによって製造され
る。
抗生物質MM−jダ0金生産する微生物としては。
例えばミクロモノスポーラーエス・ビーフ9−M−4−
λダO号菌が用いられるが、抗生物質MM−λlθ生産
能力を有する限り、 ?? −M−bl−xqθ号菌の
変異株やその他の菌も用いることができる。??−M−
4−24’θ号菌は、微工研菌寄第A/、57号として
寄託されている。
本発明に用いられる??−M−4−21O号菌は。
分岐する真正の菌糸を有し、培地表面及び培地中の菌糸
にごく短い胞子柄を分岐し、その先端に7個づつ胞子を
着生する。胞子は真正の内生胞子ではなく粉状胞子であ
る。生育は一般に初め黄橙色であるが、生育後期には暗
褐色から黒色となる。
数種の培地で気菌糸が形成されることがち、るが。
未発達で胞子や胞子のうなどを着生することはない。全
細胞の加水分解物からはメンジアミノピメリン酸とグリ
シンが検出されるが、L−ジアミノピメリン酸は検出さ
れない。また糖成分としてはアラビノースとキシロース
が特徴的に検出されるが。
マジュロース(3−O−メチル−D−ガラクトース)は
検出されない。これらの点及び胞子の大きさから79−
M−/、−−qo号株は明らかに放線菌目中のミクロモ
ノスポーラ科、ミクロモノスポーラ属に属する一菌株と
認められる。ミクロモノスポーラ・ニス・ビ」79−M
 −4−2410号株は下記の菌学的性質を有する。
■、形態学的性質 基中菌糸はよく発達し分岐し、菌糸の巾はほぼ43〜0
5μmである。十分に発達した場合は培地表面にもり上
がり、しばしばヒダ状となる。液体培地例えば/%イー
ストエキスー/%グルコース液体培地でjJ”Cで振盪
培養を行っても、菌糸は桿菌状又は球菌状に分断して培
地を混濁させることはない。またジグザク状の分岐を示
すことはない。
数種の培地例えばスターチ寒天培地、チロシン寒天培地
などでややピンク色を帯びた白色ないし灰色の気菌糸を
形成するが未発達で、胞子、胞子のう、その他は認めら
れない。基中菌糸は初め黄橙色であるが、培養後期に胞
子が形成されるに従って暗褐色から黒色となる。一般に
粘質物を多Iに作らず、菌体表面は湿潤化しない。胞子
は基中菌糸にのみ生じ、短い胞子柄の先端に7個づつ着
生し、全体として集団状となる。電子顕微鏡観察による
と胞子表面は平滑で、卵状、はぼθデ〜/、2X/3〜
/3μmである。胞子のり、菌核、結束糸などは観察さ
れない。
■、培養上の諸性質 実験の方法はイー・ビー・シャーリングらの報告(イン
ターナショナル−ジャーナル・オプ・システマチック・
パクテリオロジー/A巻+3)3〜3qo頁□、 /9
64 年) 及rJシー・エム・ループマンの報告(イ
ンターナショナル・ジャーナル・オプ・システマチック
・バクテリオ−ジー2フ巻、 iyo〜コダ7頁+ /
 ? 7 / ;4)に準じ、その他付加的に公知の培
地及び実験方法を併用した。色調の決定にはキセノンラ
ンプを光源とする標準光源下で標準色票として、カラー
参ノ・−モ咥1マニュアル第1版を用い、一致する色票
があれば初めに一般名を示し1次いで括弧内に色票コー
ドを併記した。
繰返し同色が現われた場合は色票コードのみを示した。
以下特記しないかぎり、21?−’C・ 3週目の生育
の状態であり、寒天平板培養である。
〔/)シュークロス慟硝酸塩培地(ディフコ、ツアペッ
ク ソリューション アガー) 良好に生育し初めカバード・ブラウン(λn t)+後
にコロニーの周辺部はシナモン、イエローメープル(3
te)ないしライトタン(JS’C)で中心部はエボニ
ー、チーク(コpO)ないし黒色となる。気菌糸は僅か
に形成される。可溶性色素の生成は認められない。
(、りグルコース番アスパラギン培地 良好に生育し、−初めライトフォーン(4I2θ)ない
しチョコレート、ダークブラウン(q nt)後にダー
クブラウン(uPn)となり、はとんどが胞子の着生に
ともないブラック(0)  となるが、一部はライトア
ムパー(Jic)にとどまる。気菌糸も可溶性色素も認
められない。
(J)グリセロール・アスパラギン培地(rsp −s
 。
ディフコ) 生育はやや不良で初めパールピンク、シェル(3ca)
で後Jic  となるが黒色とならない。気菌糸は僅か
に着生するが、可溶性色素は認められない。
(ダ)スターチ培地(ISP−4/、ディフコ、  無
 機 塩スターチアガー) 生育はやや遅いが良好に発育し、初めアプリコツト、ラ
イトオレンジ(ダia)ないしライトスパイスブラウン
、サンダルウツド、トースト)ン(りtグ)で次第にダ
ntとなりついで集落の中心部はエポニー、チーク(J
PO)で周辺部はカッバー。
パーシモン(jnt)にとどまる。気菌糸はがなりよく
形成され、うすい茶褐色の可溶性色素を生成する。
(,5)チロシン培地(ISP−7,デ゛イフコ、チロ
シンアガー) 生育は普通ないしやや良好で、初めピーチ、サーモンピ
ンク(jfa)ついでラシットオレンジ(Qn c )
 r  後に胞子が形成されるに従ってラシットオレン
ジ(4tpc)となる。−桃色を帯びた白色の気菌糸を
かなり豊富に着生する。可溶性色素は初めうすい桃紫色
でついでうすい紫色となり、後にうすい紫色を帯びた茶
色となる。完全なメラニン形成は行われない。
C)栄養培地(ディフコ、ヌートリエントアガー)生育
はやや不良ないし普通で、初めパステルオレンジ、サン
タン(4tic)で後JiCとなるが胞子形成は認めら
れない。気菌糸は僅かに着生するが可溶性色素は認めら
れず、クロモジェニックではない。
(7)イースト・麦芽培地(isp”2.ディフコ。
イーストマルツエキストラクトアガー)生育は良好で培
地、表面に盛り上がり、ヒダ状となる。初めダ1aな、
いしセピアブラウン、シールブラウン、ダークブラウン
、コーヒー(JPn)で胞子が豊富に着生するにつれて
ランプブラック(P)  ないしブラック(0)となる
。気菌糸は認められないが、可溶性色素はごくうすい茶
色である。
(、r)オートミール培地(!5P−J’)普通ないし
良好に生育し、初めバーントオレンジ、パーシモン(j
nc)  ないしチェスナツトブラウン、スパイスブラ
ウン’(4’ni)で次mとなる。気菌糸はごく僅が着
生し、ごくうすい茶色の可溶性色素が認められる。
υ)ペネット培地 生育は良好で培地表面に簸起し、ヒダ状である。
初めダークブラウン マ永ガニ−、ダークブラウン(j
Pn)  後にノーネーA−(2mt)  ないし黒色
トするが、集落の周辺はダルゴール)”(Jnf)にと
どまる。気菌糸は着生せず、可溶性色素は認められない
かあるいはとくうすい黄茶色。
(10)グル→−ス・イーストエキス培地(ワックスマ
ン A29) こまかいヒダ状の良好な生育で、初めオレンジとくうす
い黄色である。
(//)エヌゼットアミン、スターチ、グルコース培地
、’ATCCs/7x) 旺盛に生育し、隆起しヒダ状となる。初めプライトオレ
ンジ(pna)ないしJ p n r後胞子が豊富に着
生するに従ってほとんど黒色となる。
気菌糸は着生しないが、茶褐色の可溶性色素が認められ
る。  − (12〕 バレイショ切片培地 生育は不良でFnaでとど′−1ね胞子は形成されない
。気菌糸、可溶性色素も認められない。
(/3)CaCOJ加バレイショ切片培地生育は良好で
隆起する。初め41nで後オレンジ、サンオレンジ(s
 La)となる。気菌糸、可溶性色素は認められない。
■生理生化学的性質 (1)生育温度範囲(ベネソト寒天培地λ週目)適温二
30℃〜3A℃ 生育可能温度ニア3℃〜3デ℃ c2)ゼラチンの液化(グルコース・ペプトン・ゼラチ
ン培地穿刺培養) 陽性 (3)スターチの加水分解(スターチ寒天培地、ルゴー
ル反応) 陽性 (4I)脱脂乳の凝固、ペプトン化(ディフコ、スキム
ミルク、 21 ℃) 凝固、ペプトン化共に陽性 (3)メラニンの生成(2t’C*2週目−)チロシン
寒天培地:縦隔性 ペプトン・イースト・鉄寒天培地:陰性メラニン形成培
地:陽性 (1)アデニン、キサンチン、ヒ゛ポキサンチン、チロ
シンの溶解 チロシン:陽性 アデニン、キサンチン、ヒポキサンチン;陰性(7)耐
塩性(ベネット寒天培地十食塩)3チまで生育するが、
クチでは生育しない。
■炭素源の利用能 (プリドハム・ゴドリーフ゛培地、 2z ℃+ 、2
週)陽性:D−グルコース、L−アラビノース。
D−キシロース、D−フラクトース。
シュクロース、メリビオース、スターチ縦隔性:サリシ
ン 陰性:イノシトール、L−ラムノース ラフイノ−ス、マニトール、グリセロール。
セルロース (ループマン培地、 21 ℃、 2週)陽性:D−グ
ルコース、L−アラビノース。
D−キシロース、D−フラクトース。
シュクーロース、サリシン、スター−チ。
メリビオース。
縦隔性:ラフイノース 陰性:イノシトール、L−ラムノ−、ス。
マユトール。グリセロール。
セルロース 以−ヒの菌学的諸性質中、不完全な気菌糸を形成するこ
とに着目し公知文献から種を検索すると。
ミクロモノスポーラ ガリカ(エリクソン)ワクスマン
、ミクロモノスポーラ ガピラータ及びミクロモノスポ
ーラ ベルクローサが見い出される。
か し御し、エムeガリカは天然培地の生育が不良なこと、
生育の色調が桃色調であること、臨床分離株であること
で明らかに異なる。エム・カピラーータ及びエム・ペル
クローサはいずれも胞子表面がイボ状であり、ラフィノ
ースを資化し、チロシン寒天橙地で可溶性色素を生成せ
ず、セルロース培地で良好々生育をする点で79−M−
A−2Mθ号株とは明らかに異なる。また、メリビオー
スを資化し、ラフィノースを資化しないミ′クロモノス
ボーラの種としては、ミクロモノスポーラ カルボナセ
ア サブエスピー カルボナセア ループマンアンド 
プロトスキー及びミクロモノスポーラナラシノ(シダラ
)アライ アンド クロダがあげられる。
上記の2種はいずれも胞子が豊富に形成されるときは暗
褐色ないし黒色の外観を示し、ノリビオース。ラフィノ
ース以外の炭素源の資化性も?9−M−4−2410号
株とよくロ一致する。しかし、エム・カル ルポナセア サブエスピー カ斗ボナセアは気菌糸を着
生せず、またチロシン寒天培地で可溶性色素を生ぜず、
また生産される抗生物質もエベルニノミシンである魚具
なっている。またエム・ナラジノも気菌糸を欠き、また
食塩濃度はs%まで耐えること、生産する抗生物質がル
フイノスポリンである点?? −M−4−2’IO号株
と異なっている。
以上のように、ミクロモノスポーラ エスピ=7? −
Q−A−syo 号株は既知のミクロモノスポーラ属の
種の菌学的性質と完全には一致しない。しか両者に近縁
の一菌株と同定された。
新抗生物質MM−24IOを製造するには1例えば普通
に知られている放線菌の培養方法を用いることができる
。工業的には発酵槽中で通気攪拌培養することが有利で
ある。生産培地としては、放線菌の培養に通常用いられ
る原料が使用され、すなわち各種の炭素源、窒素源及び
無機塩類などを適宜に組合せて用いることができる。一
般に炭素源としては、ブドウ糖、麦芽糖、乳糖、・蔗糖
、殿粉。
デキストリン、糖蜜、大豆油等又はその混合物を用いる
ことができる。窒素源としては、大豆粉。
綿実粉、酵母エキス、ペプトン、肉エキス−、コーンス
テイープリカー、胚芽等又はその混合物を用いることが
できる。無機塩として9例えば隣酸。
硫酸、塩酸、炭酸等のカリウム塩、ナトリウム塩。
アンモニウム塩、カルシウム塩などが単独で又は2種以
上組合せて使用できる。
培養温度は一般に3〜JJ ℃の範囲であるが、27〜
30℃が好ましい。培養時間は種々の条件により異なる
が1通常92〜/AQ時間である。培養物からMM−2
440物質を単離、精製するためKは9本物質の理化学
的性質を利用し、公知の手段1例えば不純物との溶解度
の差の利用、イオン交換樹脂又は各種吸着剤に対する吸
着力の差の利用、水と混和しない有機溶媒による抽出、
あるいは沈澱。
不純物の除去、透析、乾燥、再結晶などの手段を適宜選
択し組合せて行うことができる。
培養物中に生産された抗生物質MM−2410物質は9
例えば次のようにして採取することが好ましい。MM−
2ダO物質は通常は大部分が培養液中に含有され、また
酸性状態で酢酸エチル、クロロホルム等の有機溶媒に可
溶なので、培養物に濾過助剤を加えて濾過した後、F液
を酸性として有機゛溶媒とよく混合することKより溶媒
に移行させて抽出することができる。こうして得られた
抽出液に炭酸水素す) IJウム水溶液等の −アルカ
リ性水を加えて振盪攪拌すると、 MM −2WO物質
は水層へ移行する。水層を再び酸性となし、酢酸エチル
、クロロホルムなどで抽出するとMM−2410物質は
有機溶媒層に移行する。
有機溶媒層を水洗した後減圧下に溶媒を溜去させる。得
られたシロップ状物に+ MM  24’0物質を溶解
しない溶媒1例えばn−へキサンなどを加えることによ
りMM−2yo物5itを沈澱させ。
沈#をF取して減圧下【豫すると、MM−24Iθ物質
の粗粉末が得られる。培養物が多量の場合あるいは夾雑
する成分が多い場合は、F液をダイヤイオンHP −2
0(三菱化成)、アンバーライトXAD−1(ローム・
アン゛ド・ハース社)等の非イオン性ポリスチレン重合
体吸着剤に吸着させ、水とアセトン、アルコール類など
の有機溶媒との混液で容易に溶出することができる。
これを減圧濃縮して有機溶媒を除去した後に。
上記の操作を行うことにより同様にMM−24IO物質
の粗粉末を得ることができる。
このようにして得られた粗製のMM−24!0物質は、
好ましくカラムクロマ−トゲラフイーによりロマトグラ
フイーを行う。−この場合クロロホルム及ヒクロロホル
ムーメタノール混合液を順次用いて展開することが好ま
しい。活性区分を集めて減圧下に蒸発乾固し、残留物を
酢酸エチル−n−ヘキサン混液に溶解し、更にシリカゲ
ルクロマトグラフィーを行い、酢酸エチル−n −ヘキ
サン混合液で展開する。活性区分を集めて減圧下に蒸発
乾°固し、残留物を酢酸エチルに溶かし、n−ヘキサン
 を加えて冷却して放置すると、目的物質の粗結晶が析
出する。これを集めて酢酸エチル−n−ヘキサンの溶媒
系で再結晶すると・MM−x41pの純粋な結晶が得ら
れる。
こうして得られたMM−コyo物質の性質は下記の通り
である。
(1)色及び性状: 無色柱状結晶・酸性物質(2)融
点二/95〜799℃(分解)(4’)溶解性: メタ
ノール、アセトン、酢酸エチル、クロロホルム等の有機
溶媒及び アルカリ水に可溶、酸性水、ヘキサ ンに不溶 (j)安定性: PHr〜jで安定、アルカリ側で不安
定 (6)呈色反応: 過マンガン酸カリウム及び241−
ジニトロフェニルヒドラジン反応 は陽性、塩化第二鉄及びニンヒド リン反応は陰性 (7)分子式(分子量) : C,H,j O,(33
0)(7)元素分析値 実測値 炭素 4&&J’チ、水素477%酸素 おt
、yirチ 理論値 炭素 A 9.09チ、水素ムt7%酸素 2
ダ2グチ bは0/ NHCt/メタノール、曲線Cはo/ NN
aOH/メタノールで測定した。
極太吸収波長は下記の通りである。
入0.IN  HC1/CH3°H:   245  
nm  (弓題35)(to)赤外部吸収スペクトル 臭化カリウム錠による吸収スペクトルを第2図に示す。
特性吸収値は下記の通りである。
3550、3450.3350.305C1; 299
飢2950,2900.1?20.1695゜1610
.1545,1505,1445,1390,1370
,1345,1320,1290゜1260、1240
.1220.1175 、1145 、1120,10
90.1070.1050.1020.990゜955
.935,910,895,870,860,820,
800,765,700,660,630,610゜重
クロロホルム中でTMSを内部基準にして測定したMM
’−24’0物質の核磁気共鳴スペクトルを第3図に示
す。
(/u) O−核磁気共鳴スペクトル 重クロロホルム中で’rMSを内部基準にして測定した
M M −24’θ物質のプロトンノイズデカップリン
グのスペクトルを第4図に示す。
化学7°フ)(ppm)は高磁場側から。
14.0,33.礼34.7.35.3.38.7.4
0.7.41.2.44.0゜(/3)薄層クロマトグ
ラフィー 各種溶媒系にて展開したときのシリカゲル薄層クロマト
グラフィーにおけるに値を第1表に示す。
、   第  1  表 アセトン            θ7ダ酢酸エチル;
アセトン(コ;))       oj7ベンゼン:ア
セトン (2: /)       θ3jベンゼン:
酢酸エチル(l二))       o/xクロロホル
ム:メタノール(10: / )       θ!4
(ノリ)抗菌スペクトル 寒天稀釈法により求めた最低発育阻止濃度を第2表に示
す。
バチルス・セレウス IAM−1729Y      
         Aよjバチルス・サーキュランス 
IFO3329Aユjバチルス・ズブチリス  P(J
 219             ”ミクロコツカス
・フラツフ IFO3242/2.5サルシナ・ルテア
NIHJ                  /23
スタフィロコッカス拳アウレウス FDA 209P 
JC−2/−’jスタフィロコッカス・アウレウスTe
rajiI11a/λjスタフィロコッカス・アウレウ
スHeatley          / 2jキサン
1モナスーオリゼ                 
tzsニジエリチア・コリ NIHJ JC−2〉/”
θニジエリチア・コリ K−12>1000クレフシエ
ラ・ニューモニア PCI 602         
〉”θθエンテロバクター・クロアカ ATCC725
6> 100θプロテウス・ブルガリス 0X−19>
 1000プロテウス、モルガニイ CCM680  
         >100θプロテウス・ミラビリス
IFO3849>  1000セラチア・マルセツセン
ス IAM 1106         >  100
0シエードモナス・エルギノーザ IFO3756〉1
0θθシユードモナス・フルオレッセンスIFO390
3>  1000(/、5)急性毒性 マウスの腹腔内投与でのL’D 、、値は2o o m
ykgである。
以−ヒの物理化学的性状ならびに生物学的性状と一致す
る既知の抗生物質はないので2本発明の抗生物質MM”
−[4’θは新規物質と認められる。
実施例課 療糖j0%、大豆粉Xj%、小麦胚芽2.0%、ピール
fi 母OJ % 、肉エキス03%、 硫酸アンモニ
ウム03%、炭酸カルシウム03%の組成を有する液体
培地をPH’Zθとなし、フラスコにsome分注して
殺菌する。これにミクロモノスポーラ・ニス・ピー7デ
−M−4−2ダO号菌(微工研菌寄第6137号)を接
種し+ jJ”Cでj日間振盪培養して前培養液を作成
する。別に前記と同じ組成の培地10θtを2002容
のステンレス製発酵槽に仕込み。
これに前培養菌液/lを接種し+JJ”Cで通気攪拌培
養する。通気Iは100t/分9回転数は2j。
rpm  である。/ダO時間後に抗菌活性は最大と々
る。
培養終−了後、培養混合物に珪藻壬lI%を加えて濾過
し、F液/θotを非イオン性ポ1ノスチレン重合体吸
着剤ダイヤイオンHP−2o  10tを充填したカラ
ムに通してMM−,24’θ物質を吸[させる。次いで
このカラムを、水2θtで水洗した後70チ了セトン水
でMM−2QO物質を溶出する。この際溶出液はstづ
つ/〜141分画に分けて採取する。本抗生物質は3〜
r分画区分に多く溶出されるので、これらの区分を集め
、減圧下に濃縮してアセトンを除く。こうして得られた
濃縮液4Itをpl−IJ、0  と表し、酢酸エチル
7t、 4ttを用いて2回攪拌抽出し、溶媒層を分電
す7y。この溶媒層から05% 炭酸水、素ナトリウム
水溶液それぞれダt、2tを用いて2回抽出する。この
水層を再びpHi、oとなし、酢酸エチルそれぞれダt
、λtを用いて2回抽出し、酢酸エチル層を水洗した後
減圧濃縮すると、レロツプ状物が得られる。これに70
倍量のn−へキサンを加えると沈澱が生ずる。この沈澱
をF別し、*圧下乾燥するとMM −ryo  物質を
含む粗粉末3xf  が得られる。
この粗粉末lof  を少章のクロロホルムに溶かし、
あらかじめクロロホルムで充填したシリカゲル(1,0
θ9)のカラムにかけ、同溶媒で洗浄する。
続いてクロロホルム/メタノール(λ0 :/)で展開
し、溶出液を分画する。活性区分を集めて濃縮し。
再度あらかじめクロロホルムで一充填したシリカゲル(
/θof)にかけクロロホルム/メタノール(2j二/
)で展開し、溶出液を分画する。活性区分を集めて濃縮
し、あらかじめ酢酸エチル/n−へキサン(3:i)で
充填したシリカゲル(/θo f)のカラムにかけ、同
溶媒で展開すると、 M M −2QO物質が夾雑物と
分離されて溶出される。活性区分を集めて濃縮し、酢酸
エチル/n−ヘキサンの溶媒系で結晶化すると、MM−
λyo物質の粗結晶が得られる。更に同溶媒系で再結晶
を行うことにより。
MM−2グO物質の無色柱状結晶λ9jrnI力嘴られ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はMM−λlθ物質の紫外部吸収スペクトル、a
はメタノール、bはt2/ NHCl/メタノール。 cFiO/N NaOH/メタノール中で測定した。 第2図はM M −24’θ物質のKB  錠剤法によ
る赤外部吸収スペクトル、第3図はMM−2QO物質の
重クロロホルム中の核磁気共鳴スペクトル、第4図はM
M−2ダ0物質の重クロロホルム中の C−核磁気共鳴
スペクトルを示す。 出ノ頴入yr+願化学株代会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l下記の理化学的性状を有する抗生物質MM−2410 (1)色及び性状:無色柱状結晶、酸性物質。 (2)融点: 793〜799℃(分解)(3)比旋光
    度:[α]己’+3396°(C−ハメタノール)(グ
    )分子式(分−子葉) : C/? HL2J 、Oj
    (J Jθ)(5)元素分析値: 実測値 炭素14J’%、水素に77チ。 酸素21Iグl?チ 理論値 炭素A ?、0 ?%、水素乙tt %。 酸素2シ2グチ (6)紫外部吸収スペクトル: λ:’、’A0H:248 nm (E、”、、 19
    5)、 272 nm (sh、E志155)λ::N
     HCI/CH30H、’ 245 nm ():志2
    35)λ:、;IN NaOH/CH3°’: 275
     nm (E::、11490)(7)赤外部吸収スペ
    クトル KBr錠剤法による特性吸収値は次の通りである。 3550、3450,3350,3050.2990.
    2950,2900゜1720、1695.1610.
    1545.1505.1445゜1390、1370.
    1345.1320.1290.1260゜1240、
    1220.1175.1145.1120.1090゜
    1070、1050.1020.990.955935
    .910゜895、870.860.820.800.
    765.700.660゜630、610.590.5
    75.550.530.500 cm−1(7)溶解性
    :メタノール、アセトン、酢酸エチル。 クロロホルム等及びアルカリ水に可溶、酸性水、ヘキサ
    ンに不溶。
JP19775181A 1981-12-10 1981-12-10 新規な抗生物質mm−240 Pending JPS5899494A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024415A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 I D:Kk 窓ガラス構造体およびその施工方法

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