JPS5898166A - 金属帯への表面処理水溶液の塗布方法 - Google Patents
金属帯への表面処理水溶液の塗布方法Info
- Publication number
- JPS5898166A JPS5898166A JP19664481A JP19664481A JPS5898166A JP S5898166 A JPS5898166 A JP S5898166A JP 19664481 A JP19664481 A JP 19664481A JP 19664481 A JP19664481 A JP 19664481A JP S5898166 A JPS5898166 A JP S5898166A
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- JP
- Japan
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- roll
- aqueous solution
- width
- grooves
- pick
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塗布後洗浄する必要のない界面処理水溶液を連
続1−で定量塗布するのに好適な塗布方法に関する。
続1−で定量塗布するのに好適な塗布方法に関する。
従来の一般的な金属表面処理水溶液は処理後水洗または
湯洗を必要としたが、近年例えば特開昭54−1101
45号に開示された金属表面被覆用安定水溶液の如(、
処理後水洗や湯洗を必要とせず、塗布するだけでよいイ
)のが開発されるに及んでいろ。
湯洗を必要としたが、近年例えば特開昭54−1101
45号に開示された金属表面被覆用安定水溶液の如(、
処理後水洗や湯洗を必要とせず、塗布するだけでよいイ
)のが開発されるに及んでいろ。
従来の一般的な金属表面処理水溶液の場合、その皮膜付
着量は処理後水洗や湯洗を行うため、水溶液濃度や温度
あるいは処理時間等により調整していたが、前記金属表
面被覆用安定水溶液の如き塗布型のものは蒸発水分を除
いた残渣がそのまま皮膜付着量となるので、皮膜付着量
は塗布時のウェット塗布量により設定しなければならな
い。このため塗布の際にはウェット塗布量を正確に設定
できる塗布方法により塗布することを必要とする。
着量は処理後水洗や湯洗を行うため、水溶液濃度や温度
あるいは処理時間等により調整していたが、前記金属表
面被覆用安定水溶液の如き塗布型のものは蒸発水分を除
いた残渣がそのまま皮膜付着量となるので、皮膜付着量
は塗布時のウェット塗布量により設定しなければならな
い。このため塗布の際にはウェット塗布量を正確に設定
できる塗布方法により塗布することを必要とする。
このウェット塗布量を正確に設定できる代表的塗布方法
と1〜でロールコート法がある。しかしこの方法は第1
図に示すように、パン1に入った塗布物2をロール面が
滑かな金属製ピックアップロール3で汲上げ、それをゴ
ム製アプリケーターロール4に転写して金属帯5に塗布
する方法であるため、ロール面の滑かなピックアップロ
ール3で塗布物2が汲上げられろためには塗布物2は;
h ’、J程度の粘性を有1−ていることが必要である
。このため粘性のない水溶液の塗布に適用した場合、水
溶液は十分汲」二げられず、また軸方向の分布も不均一
となってウェット塗布量を正確に設定することはできな
い。
と1〜でロールコート法がある。しかしこの方法は第1
図に示すように、パン1に入った塗布物2をロール面が
滑かな金属製ピックアップロール3で汲上げ、それをゴ
ム製アプリケーターロール4に転写して金属帯5に塗布
する方法であるため、ロール面の滑かなピックアップロ
ール3で塗布物2が汲上げられろためには塗布物2は;
h ’、J程度の粘性を有1−ていることが必要である
。このため粘性のない水溶液の塗布に適用した場合、水
溶液は十分汲」二げられず、また軸方向の分布も不均一
となってウェット塗布量を正確に設定することはできな
い。
本発明はこのロールコ−1・法におけるピックアップロ
ールを改良することにより粘性のない水溶液でも連続的
に一定量塗布できろようにした塗布方法を提供しようと
するものである。
ールを改良することにより粘性のない水溶液でも連続的
に一定量塗布できろようにした塗布方法を提供しようと
するものである。
本発明はピックアップロールに軸方向に対17て傾斜し
た溝を形成して、その溝により水溶液を汲上げできるよ
うにするとともに、溝の形状を特定して化成処理皮膜の
ような付着量の少い皮膜でも容易かつ正確に設定できる
ようにしたものである。
た溝を形成して、その溝により水溶液を汲上げできるよ
うにするとともに、溝の形状を特定して化成処理皮膜の
ような付着量の少い皮膜でも容易かつ正確に設定できる
ようにしたものである。
以下本発明を図面により具体的に説明する。
第2図は本発明に使用するピックアップロール3の正面
図で、ロール面に軸方向に傾斜した溝6を複数形成づ−
る。7肯6をこのように傾斜さぜろのは溝内に水溶液を
入れて汲上げることがでさろようにするためで、その傾
斜角度としては一般には45度前後が好ましい。また溝
6は螺旋状でも輪状でもよく、交叉させて形成させても
よい。
図で、ロール面に軸方向に傾斜した溝6を複数形成づ−
る。7肯6をこのように傾斜さぜろのは溝内に水溶液を
入れて汲上げることがでさろようにするためで、その傾
斜角度としては一般には45度前後が好ましい。また溝
6は螺旋状でも輪状でもよく、交叉させて形成させても
よい。
゛ 第3図はピックアップロール3の表層部断面を示す
もので、溝6の深さDは0.03〜0,30wnにする
のが好ましい。これは0.30rrtmより深いと深部
に存在1ろ水浴液が転写されず、いつまでも滞留するこ
とになり、その結果ゲル化や水が蒸発して溝6の目詰り
を生じさせるからである。また0、 03 間より浅い
と十分な量の水溶液を汲上げろことができないからであ
る。
もので、溝6の深さDは0.03〜0,30wnにする
のが好ましい。これは0.30rrtmより深いと深部
に存在1ろ水浴液が転写されず、いつまでも滞留するこ
とになり、その結果ゲル化や水が蒸発して溝6の目詰り
を生じさせるからである。また0、 03 間より浅い
と十分な量の水溶液を汲上げろことができないからであ
る。
本発明の場合、溝6は(A)に示すように完全に接する
ように形成し2てもよ(、また(B)に示すように離隔
させて形成してもよい。しかじい)のように互に接する
ように形成した場合、溝の開口部幅Wが犬ぎすぎろと塗
布量は多くプよりすぎて少くすることは困難である。ま
た(B)のように離隔して形成した場合溝の開口部幅W
や隣接する溝6の間のロール面幅りを適当に調整しない
と皮膜に濃淡が生じる。これらのことから溝の開口部幅
Wは0.20〜LOO腿に、またロール面幅りは0−1
’4Wにするのが好ましい。
ように形成し2てもよ(、また(B)に示すように離隔
させて形成してもよい。しかじい)のように互に接する
ように形成した場合、溝の開口部幅Wが犬ぎすぎろと塗
布量は多くプよりすぎて少くすることは困難である。ま
た(B)のように離隔して形成した場合溝の開口部幅W
や隣接する溝6の間のロール面幅りを適当に調整しない
と皮膜に濃淡が生じる。これらのことから溝の開口部幅
Wは0.20〜LOO腿に、またロール面幅りは0−1
’4Wにするのが好ましい。
実施例1
0一ル面に軸方向に対して傾斜した溝が形成さレタピッ
クアップロールな用いて下記組成のクロメート系金属表
面処理水溶液を連続塗装ラインのロールコータを用いて
塗布した。塗布はピックアップロール、アプリク′−タ
ーロール、の各周速は60号分、金属帯の通板速度は5
0 ”)’6’)の条件で、ナチュラル方式で行った。
クアップロールな用いて下記組成のクロメート系金属表
面処理水溶液を連続塗装ラインのロールコータを用いて
塗布した。塗布はピックアップロール、アプリク′−タ
ーロール、の各周速は60号分、金属帯の通板速度は5
0 ”)’6’)の条件で、ナチュラル方式で行った。
水溶液組成
(1) 、 47%が3価に還元χれた三酸化クロム1
0重量部 (2) 隣醪(100%H3PO4)3.6重量部(
3) ポリアクリル酸4.3重ガφ゛部(4)アクリ
ルエマルジョン重介体固形分19.4重量部 (5)水 2000重量部 第1表に溝の構造および配列と得られた皮膜中ノ全りロ
ム敗との関係を示す。
0重量部 (2) 隣醪(100%H3PO4)3.6重量部(
3) ポリアクリル酸4.3重ガφ゛部(4)アクリ
ルエマルジョン重介体固形分19.4重量部 (5)水 2000重量部 第1表に溝の構造および配列と得られた皮膜中ノ全りロ
ム敗との関係を示す。
(5)
第 1 表
実施例2
実施例1の第1表A2の構造のピックアップロールで水
溶液を塗布した金属帯(幅914■)を500m間隔で
採取し、その幅方向の全クロム量分布を調介(−だとこ
ろ第2表の結果が得られた。
溶液を塗布した金属帯(幅914■)を500m間隔で
採取し、その幅方向の全クロム量分布を調介(−だとこ
ろ第2表の結果が得られた。
第 2 表
以上の如く本発明の場合、ピックアップo −A/に傾
斜した溝が形成されているので、粘性のない水溶液でも
汲上げて、アプリケーターロールに転写することができ
る。また溝の大きさや配置により塗布曾を一定にイるこ
とかできるので、均一な品質の製品を得ることができる
。
斜した溝が形成されているので、粘性のない水溶液でも
汲上げて、アプリケーターロールに転写することができ
る。また溝の大きさや配置により塗布曾を一定にイるこ
とかできるので、均一な品質の製品を得ることができる
。
第1区は一般的′t、「ロールコート法のピックアップ
ロールとアプリケーターロールの配置図、第2図は本発
明に使用するピックアップロールの正面図、第3図は本
発明に使用するピックアップロールの表層部所面図であ
る。 1・・・パン、2・・・塗布物、3・−・ピックアップ
ロール、4・・アプリケーターロール、5・・・金属帯
、6・・・溝、D・・・溝の深さ、W・・・溝の開口部
幅、L・・・隣接する溝の間のロール面幅、 (7) 第1閏 第2図 第1頁の続き 0発 明 者 鈴木勝 市川市高谷新町7番地の1日新 製鋼株式会社製品研究開発セン ター内 0発 明 者 中野和幸 市川市高谷新町7番地の1日新 製鋼株式会社市川製造所内
ロールとアプリケーターロールの配置図、第2図は本発
明に使用するピックアップロールの正面図、第3図は本
発明に使用するピックアップロールの表層部所面図であ
る。 1・・・パン、2・・・塗布物、3・−・ピックアップ
ロール、4・・アプリケーターロール、5・・・金属帯
、6・・・溝、D・・・溝の深さ、W・・・溝の開口部
幅、L・・・隣接する溝の間のロール面幅、 (7) 第1閏 第2図 第1頁の続き 0発 明 者 鈴木勝 市川市高谷新町7番地の1日新 製鋼株式会社製品研究開発セン ター内 0発 明 者 中野和幸 市川市高谷新町7番地の1日新 製鋼株式会社市川製造所内
Claims (1)
- 金属表面処理水溶gをピックアップロールで汲上げた後
アプリケーターロールに転写して金属帯に連続塗布する
塗布方法において、ピックアップロールとして、深さD
が0.03〜0.30囚で、開口部幅Wが0.20〜L
OOWrInであるV字型溝がロール周面に軸方向に対
して傾斜して複数形成されたロールで、隣接する階の間
のロール面幅I、が0〜3/4Wとなったものを用いる
ことを特徴とする金属帯への表面処理水溶液の塗布方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19664481A JPS5898166A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 金属帯への表面処理水溶液の塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19664481A JPS5898166A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 金属帯への表面処理水溶液の塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898166A true JPS5898166A (ja) | 1983-06-10 |
JPH0131949B2 JPH0131949B2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=16361196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19664481A Granted JPS5898166A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 金属帯への表面処理水溶液の塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898166A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0283063A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-03-23 | J M Voith Gmbh | 走行するウエブに積層するための積層方法 |
JPH07183282A (ja) * | 1986-04-18 | 1995-07-21 | General Signal Corp | プラズマ・エッチング装置 |
JP2006181521A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Daio Paper Corp | エンボスシートの製造方法及び製造設備 |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP19664481A patent/JPS5898166A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07183282A (ja) * | 1986-04-18 | 1995-07-21 | General Signal Corp | プラズマ・エッチング装置 |
JPH0283063A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-03-23 | J M Voith Gmbh | 走行するウエブに積層するための積層方法 |
JP2006181521A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Daio Paper Corp | エンボスシートの製造方法及び製造設備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0131949B2 (ja) | 1989-06-28 |
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