JPS5897394A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ニット類など傷み易い衣類を傷みなくソフト
に洗濯できる洗濯機を提供するものである。

従来ニット類を洗濯機により洗濯する場合、ソフト水流
、すなわち一般に普通の衣類を洗う場合のパルセータの
間欠運転サイクルが約３０秒運転−２秒休止程度である
のに対して約４秒運転−１１秒休止によ沙形成される水
流で洗っている。

しかし実際にウールからなるニット類を洗うと、洗濯時
間にも関係するが４〜６回の洗濯でフェルト化による収
縮が著しく着用に耐えられなくなる欠点があった。

２　・ その理由を考えると、ソフト水流と云っても単にパルセ
ータの運転一体止の時間分割が異るのみで基本的には一
般衣類を洗う場合と全く同じ洗濯方法にすぎまいことに
よる。すなわちパルセータの回転により、水がパルセー
タ中央に引き込まれ、周囲に押し出され、同時にパルセ
ータ回転方向への移動を伴い女から洗濯槽内壁に沿って
上の方に上がり、再びパルセータ中央部に引き込まれる
ような水流の動きが見られる。

したがって衣類が定格量またはこれに近い場合、この水
流によりて衣類がよじれて洗われる。しかしニット類を
洗う場合、少量を洗うのが普通であり、またソフト水流
により洗うため、上述のようなよじれはないが、洗濯物
がパルセータに引き込まれ、パルセータの回転によって
こすられたりして好ましい状態ではなく、傷みが激しい
ものであった。

そこで一般にニット類などは余り洗濯機で洗わずに、手
洗い、またはドライクリーニングにより洗濯する場合が
多かりた。

３ページ なお従来例を示す第１図において、１は受は筒、２は洗
濯兼脱水槽で周壁に脱水孔３を有し、上端ｔ′口部には
バランサ４を設け、底部にはパルセータ６を設けている
。

本発明は上記従来の欠点を除去し、ニット類を洗うこと
のできる洗濯機を提供するものである。

以下本発明の実施例について詳述する。

同図において、１は受は筒、２は洗濯兼脱水槽で、周壁
には脱水孔３、上端開口部にはバランサ４、内底部には
パルセータ６をそれぞれ設けている。６はアダプターネ
ット、７は可とう性の材料からなる円形枠体で、脱水槽
２の内径よりも小さい径を有している。８は枠体７内に
平板状に設けた網体、９は枠体７に設けた固定突起にし
て、中間に段違い部分１０を設けて根元を大径部１１、
先端を小径部１２となし、小径部１２は脱水孔３に嵌入
す４径とし、大径部１１は脱水孔３の径よりも大きくし
ている。

したがりて脱水槽２にアダプターネット６を装、着した
場合、脱水槽２の内壁とアタ―ブターネット４１・−ノ ロ０枠体７との間には間隔１３が形成される。そこでパ
ルセータ６の回転により周囲に押しだされた水が、脱水
槽２の内壁に沿って上方に上がってくるとき、アダプタ
ーネット６によって水流が弱められないようになってい
る。

次にアダプターネット６を脱水槽２に着脱するには、先
ず枠体７が可とう性の材料からできているため、外力を
加えて変形させ、固定突起９の小径部１２を脱水孔３に
嵌合させて枠体７に加えた外力を除けば脱水槽２にアダ
プターネット６が装着され、これを逆に行なえばアダプ
ターネット６を脱水槽２から取りはずすことができる。

洗濯をするときは、第４図に示すように、洗濯物１４を
水面１６より下に取りつけであるアダプターネット６上
に載置し、しかもこの洗濯物１６よりも上に水面１６が
位置するようにしている。

そしてパルセータ６を回転させると、洗濯液は矢印で示
すようにパルセータ５の中央にひきこまれ、脱水槽２の
内壁にそって上方に上がり、再び引きこ′まれる動きを
する。洗濯液がパルセータ６６ハ″−ジ に引きこまれるとき、洗濯物１６内を洗濯液が通過して
汚れを取り去る作用をし、さらにパルセータ５の回転に
より液の流れはパルセータ５の回転方向への流れも加わ
った形で矢印のような動きをするため、すなわちらせん
状に流れるため洗濯物に斜から液が流れこみ、洗濯物１
６の重なった部分にも液が流れこんで細部まで洗える。

またパルセータ５０回転は正逆回転をするようになって
いるので、逆の角度からも液が流れこんでもれなく洗う
ことができる。

さらに正逆の回転において、休止時間は普通数秒設けら
れているが、休止時間には洗濯物１３が浮遊し、つぎに
パルセータ５の回転がはじまると、洗濯物はアダプター
ネット６まで引きこまれ、アダプターネット６との間で
軽い衝撃を受けて押し洗いと同じような力を受け、より
洗浄効果がでてくる。

上記のような現象で洗濯を行なうが、洗濯物にはよじれ
、あるいはパルセータによるこすれなどは一切受けるこ
とがなく、−衣類を傷めずにソフト６・　−゛ に洗え、そのためニット類などには最適の洗濯ができる
。

いま収縮率による評価実験の結果では、手洗いと同等か
またはそれ以上で、洗浄効果も充分満足のゆくものであ
った。

第６図および第６図においては、アダプターネット６七
して袋状の網体１６を用いており、アダプターネット６
を脱水槽２に装着した場合、網体１６の下端がパルセー
タ６に接触しないようにしている。

前述のように、水流はらせん状の動きをする上に、網体
１６が袋状になっているため、洗濯液中で絞られたよう
になり、またパルセータ６の正逆回転に応じて正逆の絞
ね効果がでて汚れをよりおとす作用が付加される。

まだ傷みについては、第４図の場合に比べや＼劣るが、
しかし手洗いに比べはソ同等で汚れがひどいものについ
ては効果的でかつ洗浄時間を短縮できる。

以上のように、本発明は内底部にセパレータを了ベーヅ 設けた洗濯槽に、この洗濯槽の内径より小径の枠体をと
りつけた網体を着脱自在に装着することにより衣類の洗
濯が傷みなくソフトにできるようにした工業的価値の大
なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来における洗濯機の洗濯槽の断面図、第２図
は本発明の実施例における全自動洗濯機の洗濯槽の断面
図、第３図は同洗濯機のアダプターネットの斜視図、第
４図は同洗濯機の洗浄作用の説明図面、第６図は他の実
施例における洗濯槽の断面図、第６図は同洗濯機の洗浄
作用の説明図面である。 ２・・・・・・洗濯兼脱水槽、６・・・・・・パルセー
タ、６・・・、・・アダプターネット、８，１６・山・
・網体。 代理人の氏名弁路土中　尾　敏　男　ほか１名１１開Ｂ
Ｈ３８−９７３９４（３） ＊　１１！Ｉ４ 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内底部にセパレータを設けた洗濯槽に、この洗濯槽の内
   径より小径の枠体をとりつけた網体を着脱自在に装着し
   てなる洗濯機。