JP3175452B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
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Description
に給水しながらすすぎを行う全自動洗濯機に関する。
に構成していた。以下、その構成と動作について説明す
る。
には脱水振動を減衰するウオーターバランサー2を固着
しており、ウオーターバランサー2とソフト仕上げ剤投
入ケース3で遠心力を利用したソフト仕上げ剤投入構造
を形成している。
洗剤を洗濯兼脱水槽1内に投入し、ソフト仕上げ剤をソ
フト仕上げ剤投入ケース3に入れ、スタートボタン(図
示せず)を押すと、給水弁4が開き、水道水が給水ノズ
ル5から洗剤ケース6を介して給水口7から洗濯兼脱水
槽1内へ布量に応じた所定水位まで給水される。その
後、洗濯兼脱水槽1の底部に配置されたパルセーター8
が撹拌し洗濯する。洗濯が終わると排水弁(排水手段)
9を開いて排水ホース10を介して洗濯液を機外へ排水
する。
濯物に含まれる洗濯液を遠心脱水した後、排水弁9を閉
じる。すすぎ行程は洗濯行程と同様に水道水を洗濯兼脱
水槽1へ溜め、パルセーター8により撹拌してためすす
ぎを行い、その後すすぎ液の排水と洗濯物の遠心脱水を
する。これを2回繰り返し洗濯が終了する。なお、ため
すすぎ時に水道水を注水してオーバーフローしながらす
すぐ場合もある。
すると、洗濯前に予めソフト仕上げ剤をソフト仕上げ剤
投入ケース3に入れておくと、ソフト仕上げ剤は洗濯後
の1回目の脱水による遠心力でソフト仕上げ剤投入ケー
ス3からウオーターバランサー2に設けられている穴
(図示せず)を介してウオーターバランサー2内に配置
している隣接した室(図示せず)に移動する。つぎに、
1回目のためすすぎ後の脱水による遠心力で前述の室か
らウオーターバランサー2の外沿部に配置した穴(図示
せず)から洗濯兼脱水槽1と水受け槽11間に投入さ
れ、ソフト仕上げ剤の溶解した2回目のためすすぎ液で
洗濯物を仕上げ処理する。
動洗濯機では、洗濯兼脱水槽にすすぎの水を溜めてすす
ぐ「ためすすぎ」やすすぎ水をオーバーフローしながら
すすぐ「注水すすぎ」だけでは、すすぎ原理が拡散、希
釈のため、使用者の満足が得られるすすぎ性能を確保す
るには、大量の水道水を必要とするという水資源の問題
と、繰り返し水を溜めたり排水するのに時間を必要とす
るという問題を有していた。
資源のために効率よくすすぎを行い、満足の得られるす
すぎ性能と節水の両立を図るとともに、運転時間を短縮
することを目的としている。
するために、洗濯兼脱水槽内の洗濯物にシャワー状に給
水するシャワーノズルと、前記洗濯兼脱水槽の給水水位
を検知する水位検知手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動す
るモータと、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯液を排水する排
水手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程後の脱水
前と脱水以降の少なくとも一方に、前記洗濯兼脱水槽を
脱水力が作用しない程度に回転と停止とを繰り返しなが
ら洗濯物上にシャワーノズルから給水する第1の行程
と、この第1の行程につづいて前記洗濯兼脱水槽を脱水
作用のある回転数で回転しながらシャワーノズルから給
水する第2の行程とで構成したシャワーすすぎ行程を設
け、このシャワーすすぎ行程の第2の行程における前記
洗濯兼脱水槽の回転数を定常の脱水回転数より低い回転
数で所定時間回転しながらシャワーノズルから給水する
ようにしたことを第1の課題解決手段としている。
状に給水するシャワーノズルと、前記洗濯兼脱水槽の給
水水位を検知する水位検知手段と、前記洗濯兼脱水槽を
駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯液を排水
する排水手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程後
の脱水前と脱水以降の少なくとも一方に、前記洗濯兼脱
水槽を脱水力が作用しない程度のほぼ一定回転数に制御
をしながら洗濯物上にシャワーノズルから給水する第1
の行程と、この第1の行程につづいて前記洗濯兼脱水槽
を脱水作用のある回転数で回転しながらシャワーノズル
から給水する第2の行程とで構成したシャワーすすぎ行
程を設け、このシャワーすすぎ行程の第2の行程におけ
る前記洗 濯兼脱水槽の回転数を定常の脱水回転数より低
い回転数で所定時間回転しながらシャワーノズルから給
水するようにしたことを第2の課題解決手段としてい
る。
状に給水するシャワーノズルと、前記洗濯兼脱水槽の給
水水位を検知する水位検知手段と、前記洗濯兼脱水槽を
駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯液を排水
する排水手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程後
の脱水前と脱水以降の少なくとも一方に、前記洗濯兼脱
水槽を脱水力が作用しない程度に回転数制御をしながら
洗濯物上にシャワーノズルから給水する第1の行程と、
この第1の行程につづいて前記洗濯兼脱水槽を脱水作用
のある回転数で回転しながらシャワーノズルから給水す
る第2の行程とで構成したシャワーすすぎ行程を設け、
このシャワーすすぎ行程の第2の行程における前記洗濯
兼脱水槽の回転数を定常の脱水回転数より低いほぼ一定
の回転数に所定時間保持しながらシャワーノズルから給
水するようにしたことを第3の課題解決手段としてい
る。
制御手段は、シャワーすすぎ行程の後にためすすぎ行程
または注水すすぎ行程を設けたことを第4の課題解決手
段としている。
制御手段は、排水手段を閉じた状態で、シャワーすすぎ
行程を実行するようにしたことを第5の課題解決手段と
している。
に加えて、給水流量を定流量に制御する定流量手段を備
え、この定流量手段は、シャワーノズルと連通した給水
手段へ配置したことを第6の課題解決手段としている。
により、脱水前に第1の行程と 第2の行程を行うと、第
1の行程では、洗濯物全体の洗濯液の抜けた間隙に水道
水が供給され、この第1の行程につづく第2の行程で
は、前述の間隙の水道水が遠心力により洗濯物の間や繊
維間に保持されている洗濯液を押し出して水道水と置換
し、さらに、新たにシャワーされた水道水が遠心力で繊
維間を通過する際、繊維間の水道水へ拡散した短繊維間
の洗剤成分を押し出して、洗濯物がすすがれる。また、
脱水後に第1の行程と第2の行程を行うと、第1の行程
では遠心脱水作用により圧縮されて密になった洗濯物は
徐々に繊維間へ水道水を多量に吸水、保持して膨らみ疎
となった結果、繊維間の水道水に短繊維間の洗剤成分が
拡散するとともに、第2の行程で新たにシャワーされた
水道水が遠心力で繊維間を通過し易くするものですすぎ
の効率が向上できる。また、第2の行程では、シャワー
の水が回転している洗濯物と衝突することから生じ易い
水飛びを低い回転数とすることで防止しながら、遠心力
による洗濯物への圧縮力を弱めて洗濯物を疎な状態です
すぎ効果を高めることができる。 さらに、シャワーの
水が回転している洗濯物と衝突することから生じ易い水
飛びを低い回転数とすることで防止しながら、遠心力に
よる洗濯物への圧縮力を弱めて洗濯物を疎な状態ですす
ぎ効果を高めることができる。
用の他、洗濯兼脱水槽の底部の水受け槽へすすぎ水が異
常に残水して洗濯兼脱水槽の脱水回転を妨げることがな
いように洗濯兼脱水槽の回転数をほぼ一定に保持させ、
シャワー給水時に洗濯物からの脱水量を抑制する。さら
に、低回転数のシャワーと定常回転の脱水を繰り返すこ
とにより吸水およびシャワーすすぎと絞りを重ねること
となり、すすぎ効果を高めることができる。
の洗剤に成分として含まれている不溶性のゼオライト
(無機物)や水道水中に時として出てくる赤錆(酸化
鉄)はシャワーすすぎでは取り除くことが困難である
が、シャワーすすぎ行程の後にためすすぎを設けること
により、パルセーターの機械力ですすぎ水中へ拡散除去
できる。さらに、ソフト仕上げ剤による洗濯物のソフト
仕上げも従来どおりできる。
程で洗濯物が絡んだ結果、シャワーすすぎ中に洗濯物上
部へシーツ類が傘状に膜を張る現象が生じても、洗濯物
の底部までシャワーしたすすぎ水を溜めて、洗濯物の上
部はシャワーにより下部は溜めたすすぎ水により充分吸
水させることができる。
水道圧が高い場合でも関係なく、シャワーへの給水量を
一定量とすることができ、水道の給水量ごとに複雑なア
ルゴリズムを設定することなく、一定のすすぎ性能と節
水を実現できる。
2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
は、給水ノズル5の上部位置に設け、洗濯兼脱水槽1内
の洗濯物にシャワー状に給水するようにしている。給水
弁13は、第1の給水弁13aと第2の給水弁13bと
で構成し、第1の給水弁13aは内部ホース14を介し
て従来通り給水ノズル5に接続し、第2の給水弁13b
は内部ホース15を介してシャワーノズル12に接続し
ている。
ており、制御手段17は、操作表示手段18により入力
された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各行程
を逐次制御するもので、パワースイッチング手段19を
介して、排水弁(排水手段)9、給水弁13およびモー
タ20を逐次制御する。モータ20は、洗濯兼脱水槽1
とパルセーター8を駆動するものである。記憶手段21
は、制御手段17による逐次制御に必要なデータを記憶
している。
洗濯物の量を検知するもので、モータ20の通電を遮断
した後の惰性回転中のモータ20の逆起電力により洗濯
物の量を検知し、その出力を制御手段17に入力するよ
うにしている。汚れ検知手段23は、洗濯液の光の透過
度より洗濯物の汚れを検知するようにしている。水位検
知手段24は、洗濯兼脱水槽1内の水位を検知し、その
出力を制御手段17に入力している。回転数検知手段2
5は、モータ20の回転数を検知することによって洗濯
兼脱水槽1の回転数を検知するもので、速度発電機など
により構成している。
以降の少なくとも一方に、シャワーノズル12より散水
しながらすすぎするシャワーすすぎ行程を設けている。
時やためすすぎ時に洗濯兼脱水槽1に水を溜めるとき
は、第1の給水弁13aから内部ホース14を介して給
水ノズル5下面に設けられた小孔(図示せず)から洗剤
ケース6内に水道水を供給し、給水口7から洗濯兼脱水
槽1へ給水される。なお、予約洗濯をするときは予め洗
剤ケース6内に洗剤を入れておくと、給水ノズル5から
供給される水道水により洗濯兼脱水槽1へ洗剤が押し流
される。
ャワーノズル12には洗濯兼脱水槽1の内面に向けた複
数の小孔(図示せず)が設けられており、回転している
洗濯物へ第2の給水弁13bと内部ホース15を介して
シャワーノズル12から水道水が散水され、シャワーす
すぎを行う。
物上にシャワーノズル12より給水した水道水が洗濯物
の間や繊維間に保持されている洗濯液を遠心力により押
し出して水道水と置換し、さらに、繊維間の水道水へ短
繊維間の洗剤成分が拡散する。この結果、少量の水で洗
濯物のすすぎを行うことができる。
明する。図1における制御手段17は、シャワーすすぎ
行程を洗濯兼脱水槽1を脱水力が作用しない程度に位置
を変える回転と停止とを繰り返し、または低速で回転数
制御をしながら洗濯物上にシャワーノズル12から連続
または断続して給水する第1の行程と、この第1の行程
につづいて洗濯兼脱水槽1を脱水作用のある回転数で回
転しながらシャワーノズル12から連続または断続して
給水する第2の行程とで構成している。他の構成は上記
第1の実施例と同じである。
ながら動作を説明すると、給水、洗濯、排水後、図4の
期間T1の間、洗濯兼脱水槽1をゆっくり回転させなが
らシャワーノズル12から給水するシャワー給水(第1
の行程)を行い、洗濯液を排水した後に洗濯物全体の洗
濯液の抜けた間隙に水道水を供給する。つぎに、第1の
行程につづいて、図4の期間T2の間、洗濯兼脱水槽1
の回転数を上げながらシャワーノズル12から給水する
シャワー脱水(第2の行程)を行う。そして、図4の期
間T3の間、脱水を行う。
程)で洗濯物の間隙に水道水が供給され、シャワー脱水
(第2の行程)の前段階で、水道水が遠心力により洗濯
物の間や繊維間に保持されている洗濯液を押し出し水道
水と置換する。さらに、新たにシャワーされた水道水が
遠心力で繊維間を通過する際、繊維間の水道水へ拡散し
た短繊維間の洗剤成分を押し出して洗濯物がすすがれ
る。
の後、図6の期間T4の間、洗濯物に水道水を吸水させ
るシャワー給水(第1の行程)を行い、つづいて、図6
の期間T5の間、洗濯兼脱水槽1の回転数を上げながら
シャワーノズル12から給水するシャワー脱水(第2の
行程)を行った後、期間T6の間、脱水を行うようして
もよい。
では、脱水後の圧縮されて密になった洗濯物が徐々に繊
維間へ水道水を多量に吸水、保持して膨らみ疎となり、
その結果、繊維間の水道水に短繊維間の洗剤成分が拡散
するとともに、期間T5でのシャワー脱水で、新たにシ
ャワーされた水道水が遠心力で繊維間を通過し易くな
り、すすぎ効率を向上できる。
時間に代えて少量の水道水をシャワー状に散水すること
と、シャワーすすぎでは従来のように洗濯兼脱水槽1に
水道水を溜めることがないので、特に排水時間を設ける
必要もなくすすぎ時間を短縮できる。
明する。図1における制御手段17は、シャワーすすぎ
行程を洗濯兼脱水槽1の回転数を定常回転数より低い所
定の回転数で所定時間回転しながらシャワーノズル12
から給水するようにしている。なお、所定の回転数は複
数の回転数であってもよい。他の構成は上記実施例と同
じである。
を説明する。なお、期間T1、T4のシャワー給水行程お
よび期間T3、T6の脱水行程については上記第2の実施
例と同じであるので説明を省略する。
濯兼脱水槽1の回転数を第1の所定の回転数(たとえ
ば、200rpm)に保持して所定時間シャワー脱水し
た後、第2の所定の回転数(たとえば、400rpm)
に保持して所定時間シャワー脱水する。また、期間T8
のシヤワー脱水行程において、洗濯兼脱水槽1の回転数
を第1の所定の回転数に保持して所定時間シャワー脱水
する。
を低くすることで水飛びを防止できるとともに、洗濯物
が疎な状態でシヤワー状に散水するのですすぎ効果が高
まるものである。また、シヤワー給水時に洗濯兼脱水槽
1の回転数をほぼ一定に保持させているので、洗濯物か
らの脱水量が抑制され、水受け槽11の底部にすすぎ水
が異常に残水して洗濯兼脱水槽1の脱水回転を妨げるこ
とがない。さらに、低回転数のシャワーと定常回転の脱
水を繰り返すことにより、洗濯物は吸水とシャワーすす
ぎと絞りを重ねることとなり、すすぎ効果を高めること
ができる。
明する。図1における制御手段17は、図8に示すよう
に、シャワーすすぎ行程の後にためすすぎ行程を設けて
いる。なお、ためすすぎ行程に代えて注水すすぎ行程を
設けてもよい。他の構成は上記第1から第3の実施例と
同じである。
して含まれている不溶性のゼオライト(無機物)や水道
水中に時として出てくる赤錆(酸化鉄)はシャワーすす
ぎでは取り除くことが困難であるが、シャワーすすぎ行
程の後にためすすぎを設けることにより、パルセーター
8の機械力ですすぎ水中へ拡散除去できる。さらに、ソ
フト仕上げ剤による洗濯物のソフト仕上げも従来通りで
きる。
明する。図1における制御手段17は、排水弁9を閉じ
た状態で、シャワーノズル12からの給水をしながら洗
濯兼脱水槽1を断続して回転させるようにしている。他
の構成は上記第1から第3の実施例と同じである。
弁9を閉じた状態で洗濯兼脱水槽1の位置を変えるゆっ
くりした回転をしながらシャワーノズル12から洗濯兼
脱水槽1底部にまですすぎ水が溜まるまで洗濯物上に給
水する。
物上部へシーツ類が傘状に膜を張る現象が生じても、洗
濯物の上部はシャワーにより、下部は溜めたすすぎ水に
より充分吸水させることができる。
照しながら説明する。図に示すように、定流量弁(定流
量手段)26は、給水流量を定流量(10リットル/
分)に制御するもので、この定流量弁26は、シャワー
ノズル12と連通した第2の給水弁13bへ配置してい
る。
でも関係なく、シャワーノズル12への給水量を10リ
ットル/分と一定量とすることができ、水道の給水量ご
とに複雑なアルゴリズムを設定することなく、一定のす
すぎ性能と節水を実現できる。
によれば、脱水前に第1の行程と第2の行程を行うと、
第1の行程では、洗濯物全体の洗濯液の抜けた間隙に水
道水が供給され、第2の行程では、間隙の水道水が遠心
力により洗濯物の間や繊維間に保持されている洗濯液を
押し出し水道水と置換し、さらに、新たにシャワーされ
た水道水が遠心力で繊維間を通過する際、繊維間の水道
水へ拡散した短繊維間の洗剤成分を押し出し洗濯物がす
すがれる。また、脱水後に第1の行程と第2の行程を行
うと、第1の行程では遠心脱水作用により圧縮されて密
になった洗濯物は徐々に繊維間へ水道水を多量に吸水、
保持して膨らみ疎となった結果、繊維間の水道水に短繊
維間の洗剤成分が拡散すると共に第2の行程で新たにシ
ャワーされた水道水が遠心力で繊維間を通過し易くする
ものですすぎの効率を向上できる。これらの結果、給水
時間の一部をシャワー時間に代えて少量の水道水をシャ
ワーすることと、シャワーすすぎでは従来のように洗濯
兼脱水槽に水道水を溜めることがないので、特に排水時
間を設ける必要もなくすすぎ時間を短縮できる。また、
第2の行程では、シャワーの水が回転している洗濯物と
衝突することから生じ易い水飛びを低い回転数とするこ
とで防止しながら、遠心力による洗濯物への圧縮力を弱
めて洗濯物を疎な状態ですすぎ効果を高めることができ
る。さらに、低回転数のシャワーと定常回転の脱水を繰
り返すことにより、遠心力を利用したソフト仕上げ剤投
入装置の機能を損なうことなく、吸水およびシャワーす
すぎと絞りを重ねることとなりすすぎ効果を高めること
ができる。
の水受け槽へすすぎ水が異常に残水して洗濯兼脱水槽の
脱水回転を妨げることがないように洗濯兼脱水槽の回転
数をほぼ一定に保持させ、シヤワー給水時に洗濯物から
の脱水量を抑制できる。さらに、低回転数のシャワーと
定常回転の脱水を繰り返すことにより、遠心力を利用し
たソフト仕上げ剤投入装置の機能を損なうことなく、吸
水およびシャワーすすぎと絞りを重ねることとなりすす
ぎ効果を高めることができる。
ている不溶性のゼオライト(無機物)や水道水中に時と
して出てくる赤錆(酸化鉄)はシャワーすすぎでは取り
除くことが困難であるが、シャワーすすぎ行程の後にた
めすすぎを設けることにより、パルセーターの機械力で
すすぎ水中へ拡散除去できる。さらに、ソフト仕上げ剤
による洗濯物のソフト仕上げも従来通りできる。
ャワーすすぎ中に洗濯物上部へシーツ類が傘上に膜を張
る現象が生じても、洗濯物の底部までシャワーしたすす
ぎ水を溜めて、洗濯物の上部はシャワーにより下部は溜
めたすすぎ水により充分吸水させることができ、すすぎ
性能を確保できる。
なく、シャワーのずるへの給水量を一定量とすることが
でき、水道の給水量ごとに複雑なアルゴリズムを設定す
ることなく、一定のすすぎ性能と節水を実現できる。
ク回路図
一例を示す図
他の例を示す図
性図
示す図
断面図
Claims (6)
- 【請求項1】 洗濯兼脱水槽内の洗濯物にシャワー状に
給水するシャワーノズルと、前記洗濯兼脱水槽の給水水
位を検知する水位検知手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動
するモータと、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯液を排水する
排水手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程後の脱
水前と脱水以降の少なくとも一方に、前記洗濯兼脱水槽
を脱水力が作用しない程度に回転と停止とを繰り返しな
がら洗濯物上にシャワーノズルから給水する第1の行程
と、この第1の行程につづいて前記洗濯兼脱水槽を脱水
作用のある回転数で回転しながらシャワーノズルから給
水する第2の行程とで構成したシャワーすすぎ行程を設
け、このシャワーすすぎ行程の第2の行程における前記
洗濯兼脱水槽の回転数を定常の脱水回転数より低い回転
数で所定時間回転しながらシャワーノズルから給水する
ようにした全自動洗濯機。 - 【請求項2】 洗濯兼脱水槽内の洗濯物にシャワー状に
給水するシャワーノズルと、前記洗濯兼脱水槽の給水水
位を検知する水位検知手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動
するモータと、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯液を排水する
排水手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程後の脱
水前と脱水以降の少なくとも一方に、前記洗濯兼脱水槽
を脱水力が作用しない程度のほぼ一定回転数に制御をし
ながら洗濯物上にシャワーノズルから給水する第1の行
程と、この第1の行程につづいて前記洗濯兼脱水槽を脱
水作用のある回転数で回転しながらシャワーノズルから
給水する第2の行程とで構成したシャワーすすぎ行程を
設け、このシャワーすすぎ行程の第2の行程における前
記洗濯兼脱水槽の回転数を定常の脱水回転数より低い回
転数で所定時間回転しながらシャワーノズルから給水す
るようにした全自動洗濯機。 - 【請求項3】 洗濯兼脱水槽内の洗濯物にシャワー状に
給水するシャワーノズルと、前記洗濯兼脱水槽の給水水
位を検知する水位検知手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動
するモータと、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯液を排水する
排水手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程後の脱
水前と脱水以降の少なくとも一方に、前記洗濯兼脱水槽
を脱水力が作用しない程度に回転数制御をしながら洗濯
物上にシャワーノズルから給水する第1の行程と、この
第1の行程につづいて前記洗濯兼脱水槽を脱水作用のあ
る回転数で回転しながらシャワーノズルから給水する第
2の行程とで構成したシャワーすすぎ行程を設け、この
シャワーすすぎ行程の第2の行程における前記洗濯兼脱
水槽の回転数を定常の脱水回転数より低いほぼ一定の回
転数に所定時間保持しながらシャワーノズルから給水す
るようにした全自動洗濯機。 - 【請求項4】 制御手段は、シャワーすすぎ行程の後に
ためすすぎ行程または注水すすぎ行程を設けた請求項1
乃至請求項3のいずれか1項に記載の全自動洗濯機。 - 【請求項5】 制御手段は、排水手段を閉じた状態で、
シャワーすすぎ行程を実行するようにした請求項1乃至
請求項4のいずれか1項に記載の全自動洗濯機。 - 【請求項6】 給水流量を定流量に制御する定流量手段
を備え、この定流量手段は、シャワーノズルと連通した
給水手段へ配置した請求項1乃至請求項5のいずれか1
項に記載の全自動洗濯機。
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