JPS58967B2 - コンクリ−ト製品の製造装置 - Google Patents

コンクリ−ト製品の製造装置

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Publication number
JPS58967B2
JPS58967B2 JP54076616A JP7661679A JPS58967B2 JP S58967 B2 JPS58967 B2 JP S58967B2 JP 54076616 A JP54076616 A JP 54076616A JP 7661679 A JP7661679 A JP 7661679A JP S58967 B2 JPS58967 B2 JP S58967B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
curing
formwork
chain
manufacturing equipment
Prior art date
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Expired
Application number
JP54076616A
Other languages
English (en)
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JPS56108A (en
Inventor
山田欣一
中野太一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marunaka Industrial Co Ltd
Original Assignee
Marunaka Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Marunaka Industrial Co Ltd filed Critical Marunaka Industrial Co Ltd
Priority to JP54076616A priority Critical patent/JPS58967B2/ja
Publication of JPS56108A publication Critical patent/JPS56108A/ja
Publication of JPS58967B2 publication Critical patent/JPS58967B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はU字溝用集水蓋等のコンクリート製品を製造
するための装置に関し、チェーンを主体とする一連の搬
送ラインを構成することによりその製造工程における省
力化を計るとともに、製造設備のスペース効率の向上を
計ろうとするものである。
一般にU字溝用集水蓋あるいは側溝用蓋等の比較的平面
的なコンクリート製品を製造するにあたっては、その他
のコンクリート製品と同様に■型開き、■成形品取り出
し、■型締め、■鉄筋装入、■コンクリート投入、脱泡
、■コテ仕上、■養生、といった多くの工程を必要とし
、しかも製品の性格上、多品種小、中量生産が圧倒的に
多い。
従来、上記のようなコンクリート製品を製造するにあた
っては、一般にローラコンベア上に多数の成形用の型枠
を配置し、これらの型枠に順次コンクリートを打ち込ん
だのちに所定位置まで移動し、完全に養生、固化したも
のから脱型してゆくという方法がとられている。
このような方法にあっては型枠の配置が平面的であるた
めに広範な設備スペースを必要とし、しかも養生に際し
てはかなりの時間を要するためにコンベアの効率的な使
用に支障を来たし、スペース的にも能率的にも必ずしも
好ましい状態ではなかった。
この発明は上記のような点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところはコンクリート投入から養生を含む
脱型までの製造段をチェーンを主体とする直線的ライン
構造とし、これによって製造設備のスペース効率の向上
に併せて製造作業の省力化および能率化を計ろうとする
ものである。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第2図はこの発明に係る製造装置の全体の
構成を示すもので、1は所定の型材によって直線的に構
成されたフレームであって、その始端部および終端部の
ブラケット2.2上には軸受3.3を介して水平な主動
軸4ならびに従動軸5がそれぞれ配設されている。
上記主、従動軸4,5は各別に一対のチェーンスプロケ
ット6.6を備えており、さらにこれらスプロケット6
.6間には二条の無端状のチェーン7.7が巻回されて
いて、これによりモータ8を駆動源とする直線的な搬送
ラインが構成されて間欠的に走行、移送されるようにな
っている。
また上記チェーン7.7間にはサイドパー9を介して多
数の成形用の型枠10.10・・が等ピッチで、かつ二
列にわたって固着されており、これら型枠10.10・
・は第4図に示す如く構成されている。
すなわち、方形状をなす型枠10.10・・はサイドバ
ー9に固着された底板11と、側板12゜12および1
3,13、さらには仕切板14とからなり、これらのう
ち側板13.13のみについては側板12,12の端面
に突設されたガイドピン15.15をガイドとして平行
移動が可能となっている。
また上記仕切板14の内部には、一端には右ねじを、ま
た他端には左ねじを刻設してなる操作ロッド16が回転
自在に配設されており、その両ねじ部は側板13,13
上のナツト17に螺合されている。
そして前述したように操作ランド16を回転せしめるこ
とにより、両側板13.13がガイドピン15.15を
ガイドとして同時に平行移動して型開き、型締めがなさ
れるようになっている。
尚、第4図から明らかなように仕切板14を境界として
一つの型枠から第5図に示すような二個のコンクリート
成形体Wが成形される。
尚、型枠10.10・・を支持しているチェーン7.7
はライン両脇のチェーンガイド21.21にガイドされ
、これによって直線走行性を維持している。
上記チェーン7.7による搬送ラインの前半部略中夫に
は予め混合されたコンクリートを収容するためのホッパ
ー22が立設されており、このホッパー22はその開口
下端部に開閉自在なシャッター板23を備えているとと
もに、遠隔操作によりエアシリンダ24を駆動せしめて
シャッター板23を開閉し、これによって各型枠毎に適
当量のコンクリートをそれぞれに供給するようになって
いる。
尚、ホッパー22には図示しない圧送装置によって外部
から遂次コンクリートが供給される。
また、上記ホッパー22の直下にはチェーン7゜7によ
る型枠搬送ラインを挟んで振動発生装置すなわちパイブ
レーク25が配設されており、ホッパー22の直下にあ
たる型枠10.10にコンクリートが投入されると、そ
れと同時にパイブレーク−25からの振動が付与されて
脱泡作業が行なわれるようになっている。
そして、脱泡作業が終了した型枠10,10は搬送ライ
ン終半部の養生シートによって構成される養生室20内
に遂次搬入され、ここで経時変化による養生が施される
ようになっている。
ここで、上記構成に係る製造装置の一連の動作について
説明すると、前述したようにホッパー22から型枠10
.10にコンクリートが投入され、かつパイブレーク2
5による脱泡作業が終了すると、ライン全体が1ステッ
プ分だけ矢印方向に間欠移送される。
そしてホッパー後段のG工程においてコテによる表面仕
上げが施され、その後、コンクリートが打ち込まれた型
枠10.10は順次養生室20内に搬入されて経時変化
による養生が促進される。
こうして一定時間、養生室20を通過する間に型枠内の
コンクリートは完全に固化され、チェーン7.7の下側
、つまりラインのリターン経路において型枠自体が反転
されてもその型枠内の成形体は型枠から離脱するような
ことはない。
上記のように養生室20から順次搬出される型枠10.
10は前述のリターン経路を経て再び搬送ラインの始端
部まで帰還される。
そして工程Aにおいて前述のごとく枠体10の操作ロッ
ド16を緩めると、その型枠10の対向二辺部すなわち
側板13,13がわずかにコンクリート成形体より離間
される。
続いて工程Bにおいて、搬送ライン上に配設されたホイ
スト26に支持されたバキュームヘッド27を脱型され
たコンクリート成形体の上面に圧接させ、同時にホイス
トを上昇起動すると、その真空圧によりコンクリート成
形体Wが型枠10より離脱されて所定位置に移送される
そして工程Cにおいて再び型枠10が組み立てられ、工
程りにおいて型枠内の清掃と離型剤である油の塗布作業
が終了したのち、さらに後段の工程Eにおいて予め所定
骨組構造に組み立てられた鉄筋が収容され、以下、前記
サイクルと同様にホッパー22からのコンクリートの投
入を待つことになる。
以上の説明から明らかなようにこの発明におけるコンク
リート製品の製造装置にあっては、フレーム上の水平な
回転軸上に取付けられたチェーンスプロケットに無端状
のチェーンを巻回するとともに、このチェーン全周にわ
たって成形用の型枠を固着して直線的搬送機構を構成し
、この搬送機構上に、各型枠に対してコンクリートを投
入するためのコンクリート投入手段と、コンクリートが
投入された型枠に所望の振動を付与して脱泡作用を行な
うための振動発生手段と、上記脱泡終了後のコンクリー
トを養生する養生室等を設け、コンクリート投入から養
生を含む脱型までの工程をライン化したものであるから
、従来の設備スペースに比して大幅な縮小比が可能とな
り、工場のフロアスペースを有効に利用することができ
るほか、またライン上において養生をも済ませることが
できるのでコンクリート製品の製造作業の省力化、能率
化の向上に寄与するものである。
更に本願装置にあっては脱型後のコンクリート製品は搬
送機構上に配設されているバキュームヘッドにより吸引
され、所定の位置に移送されるものであるから、製品の
取出し、移送が極めて容易であり、そのため一層この種
製造作業の省力化、能率化を図ることができるのである
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るコンクリート製品の製造装置の
概略を示す正面図、第2図は同じくその平面図、第3図
は同じくその始端部近傍の構成を示す斜視図、第4図は
型枠の構成を示す説明図、第5図は上記装置によって成
形されるコンクリート成形体の一例を示す斜視図である
。 1・・・フレーム、4・・・主動軸、5・・・従動軸、
6・・・チェーンスプロケット、7・・・チェーン、1
0・・・型枠、22・・・ホッパー、25・・・バイブ
レータ−127・・・バキュームヘッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フレーム上の水平な回転軸上に取付けられたチェー
    ンスプロケットに無端状のチェーンを巻回するとともに
    、このチェーン全周にわたって多数の成形用型枠を固着
    して直線搬送機構を構成し、この搬送機構上に、各型枠
    に対してコンクリートを投入するためのコンクリート投
    入手段と、コンクリートが投入された型枠に所望の振動
    を付与して脱泡作業性なうための振動発生手段と、上記
    脱泡終了後のコンクリートを養生する養生シートからな
    る養生室と、上記養生後、脱型されたコンクリート成形
    体を上昇移動し、所定位置に移送するバキュームヘッド
    とからなることを特徴とするコンクリート製品の製造装
    置。
JP54076616A 1979-06-18 1979-06-18 コンクリ−ト製品の製造装置 Expired JPS58967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54076616A JPS58967B2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 コンクリ−ト製品の製造装置

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JP54076616A JPS58967B2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 コンクリ−ト製品の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56108A JPS56108A (en) 1981-01-06
JPS58967B2 true JPS58967B2 (ja) 1983-01-08

Family

ID=13610272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54076616A Expired JPS58967B2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 コンクリ−ト製品の製造装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61247799A (ja) * 1985-04-26 1986-11-05 ライオン株式会社 高濃度界面活性剤スラリ−
JPS63141613A (ja) * 1986-12-03 1988-06-14 Asada Kagaku Kogyo Kk 水の処理法

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Publication number Publication date
JPS56108A (en) 1981-01-06

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