JPS5896015A - 注射用ネオスラマイシンの製造法 - Google Patents
注射用ネオスラマイシンの製造法Info
- Publication number
- JPS5896015A JPS5896015A JP19278681A JP19278681A JPS5896015A JP S5896015 A JPS5896015 A JP S5896015A JP 19278681 A JP19278681 A JP 19278681A JP 19278681 A JP19278681 A JP 19278681A JP S5896015 A JPS5896015 A JP S5896015A
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- Japan
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- neothramycin
- preparation
- injection
- magnesium gluconate
- freeze
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、安定で溶解性がすぐれた注射用ネオスラマイ
シンの凍結乾燥製剤の製造法に関するものである。
シンの凍結乾燥製剤の製造法に関するものである。
ネオスラマイシンAおよびネオスラマイシンBけ、次の
化学構造を、有する。
化学構造を、有する。
HO,ピへ11.N−−−
111ゝ、
CH30’ゝ、ゾ′走、−N、1
ネオスラマイシンA: 、イ1=OH,R2=Hネオ
スラマイシンB: 代1= H、R2= Owlネオ
スラマイシンAおよび/またはネオスラマイシンBけ、
諸種の細菌に弱い抗菌作用しか示さないが、マウス白血
病L−1210細胞およびある種の癌細胞の発育を強く
抑制し、制癌剤として用いられる(@公昭54−447
59号及び磐公昭55−8511号公報参照)。
スラマイシンB: 代1= H、R2= Owlネオ
スラマイシンAおよび/またはネオスラマイシンBけ、
諸種の細菌に弱い抗菌作用しか示さないが、マウス白血
病L−1210細胞およびある種の癌細胞の発育を強く
抑制し、制癌剤として用いられる(@公昭54−447
59号及び磐公昭55−8511号公報参照)。
しかし、ネオスラマイシンAおよび/またはネオスラマ
イシンBは、水に対する安定性、溶解性が悪く、注射剤
としての使用が制限されていた。
イシンBは、水に対する安定性、溶解性が悪く、注射剤
としての使用が制限されていた。
本発明者らは、このような欠点を有するものの、有望な
制癌剤であるネオスラマイシンAおよび/またはふオス
ラマイシンBの安定化ならびに溶解性の向上について、
種々検討した。
制癌剤であるネオスラマイシンAおよび/またはふオス
ラマイシンBの安定化ならびに溶解性の向上について、
種々検討した。
本発明者らは、医療用の添加剤として添加可能な物質を
種々検討した結果、ネオスラマイシン人および/または
ネオスラマイシンBの安定化効果と、溶解性の向上効果
との両面から、グルコン酸マグネシウムを添加すること
の有用性を見出し、本発明を完成した。
種々検討した結果、ネオスラマイシン人および/または
ネオスラマイシンBの安定化効果と、溶解性の向上効果
との両面から、グルコン酸マグネシウムを添加すること
の有用性を見出し、本発明を完成した。
本発明の方法によれば、製造工程中の分解もなく、注射
剤として容易に使用できる、安定でしかも溶解性のすぐ
れた注射用ネオスラマイシン製剤を得ることができる。
剤として容易に使用できる、安定でしかも溶解性のすぐ
れた注射用ネオスラマイシン製剤を得ることができる。
本法は、ネオスラマイシンAおよび/またはネオスラマ
イシンBに物理化学的操作を加えることなく、ネオスラ
マイシン人および/またはネオスラマイシンBと、グル
コン酸マグネシウムとを、適当な溶媒に溶解し、その溶
液を常法に従い真空凍結乾燥することにより、経時的に
安定で、しか本溶解性のすぐれた製剤を得る方法である
。
イシンBに物理化学的操作を加えることなく、ネオスラ
マイシン人および/またはネオスラマイシンBと、グル
コン酸マグネシウムとを、適当な溶媒に溶解し、その溶
液を常法に従い真空凍結乾燥することにより、経時的に
安定で、しか本溶解性のすぐれた製剤を得る方法である
。
次に、本発明の効果を具体的に説明する。例えば、予じ
めグルコン酸マグネシウム59を水94−に加熱溶解し
てから室温以下に冷却した溶液にネオスラマイシン人お
よびネオスラマイシンBの平衡混合物12を溶かし、常
法に従い、無菌−過した後、1りずつ透明アンプルに分
注し、直ちに凍結乾燥しその後、♀素ガスを通気しなが
らアンプルを溶閉して調製した、ネオスラマイシン人お
よびネオスラマイシンBの平衡混合物とグルコン1恢マ
グネシウムの組成(以下2本組成物とする)を作る。他
方、グルコン酸ヤグネシウムを添加することなく同様に
調製したネオスラマイシンAおよびネオスラマイシンB
の平衡混合物(以下、対照原末とする)を作る。こねら
両者を25°Cおよび40°Cの恒温槽内に1〜6ケ月
間保存した時の、外観変化および水5fItを加えた場
合の溶解速度ならびに力価残存率を計測して、その結果
を表1に示した。
めグルコン酸マグネシウム59を水94−に加熱溶解し
てから室温以下に冷却した溶液にネオスラマイシン人お
よびネオスラマイシンBの平衡混合物12を溶かし、常
法に従い、無菌−過した後、1りずつ透明アンプルに分
注し、直ちに凍結乾燥しその後、♀素ガスを通気しなが
らアンプルを溶閉して調製した、ネオスラマイシン人お
よびネオスラマイシンBの平衡混合物とグルコン1恢マ
グネシウムの組成(以下2本組成物とする)を作る。他
方、グルコン酸ヤグネシウムを添加することなく同様に
調製したネオスラマイシンAおよびネオスラマイシンB
の平衡混合物(以下、対照原末とする)を作る。こねら
両者を25°Cおよび40°Cの恒温槽内に1〜6ケ月
間保存した時の、外観変化および水5fItを加えた場
合の溶解速度ならびに力価残存率を計測して、その結果
を表1に示した。
7/′
表1に示す辿り、25°C・6ケ月間保存で、対照原末
は褐色に変化し、力価残存率も90%以下に低下してい
るのに対して、本法によって得た本組成物は、外観変化
および溶解性ならびに力価の低下もなく安定に推移して
いる。なお、溶解速度については対照原末は3分である
のに対して、本法で得た本組成物は30秒と、注射剤と
して十分な溶解性となっている。さらに、同じく、4o
0c保存では、本法によって得た本組成物の安定化効果
と溶解性の向上効果とがより著明に示されている。
は褐色に変化し、力価残存率も90%以下に低下してい
るのに対して、本法によって得た本組成物は、外観変化
および溶解性ならびに力価の低下もなく安定に推移して
いる。なお、溶解速度については対照原末は3分である
のに対して、本法で得た本組成物は30秒と、注射剤と
して十分な溶解性となっている。さらに、同じく、4o
0c保存では、本法によって得た本組成物の安定化効果
と溶解性の向上効果とがより著明に示されている。
本発明に用いられるグルコン1恢マグネシウムの品質は
、特に限定されることはなく、通常、医薬品に添加可能
なものであれば良い。グルコンG4マグネシウムの添加
務け、通常、ネオスラマイシンAおよび/またはネオス
ラマイシンBに対して、3倍量以上であれば良い。20
倍量まで添加できる。
、特に限定されることはなく、通常、医薬品に添加可能
なものであれば良い。グルコンG4マグネシウムの添加
務け、通常、ネオスラマイシンAおよび/またはネオス
ラマイシンBに対して、3倍量以上であれば良い。20
倍量まで添加できる。
また、本発明に使用できる溶媒は、グルコン酸マグネシ
ウムを溶解し、かつ、ネオスラマイシンAおよび/lた
はネオスラマイシンBを溶解し、そして凍結乾燥可能な
本のであわば良い。水が好適に使用できる。
ウムを溶解し、かつ、ネオスラマイシンAおよび/lた
はネオスラマイシンBを溶解し、そして凍結乾燥可能な
本のであわば良い。水が好適に使用できる。
ネオスラマイシンAおよび/またはネオスラマイシンB
の、溶媒における濃度は、約1■/ln1〜50■/−
程度が良いが、好ましくは約5■/ゴ〜20■/−が、
凍結乾燥するのに都合良い。
の、溶媒における濃度は、約1■/ln1〜50■/−
程度が良いが、好ましくは約5■/ゴ〜20■/−が、
凍結乾燥するのに都合良い。
凍結乾燥は、通常の凍結乾燥機を用い、通常の操作によ
って行なわれる。
って行なわれる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1
グルコン酸マグふシウム101Fをとり、蒸留水709
を加えて加温して溶解する。室温まで冷却し、この液に
ネオスラマイシンA1fを加え、撹拌し、なから溶解し
た後、蒸留水を加えて全量を10Ofとする。
を加えて加温して溶解する。室温まで冷却し、この液に
ネオスラマイシンA1fを加え、撹拌し、なから溶解し
た後、蒸留水を加えて全量を10Ofとする。
以下、常法により無m濾過した後、1fずつアンプルに
分注し、凍結乾燥する。乾燥後、窒素ガスを通気しなが
ら溶閉して、ネオスラマイシンAとして10η/アンプ
ルの製剤を得る。
分注し、凍結乾燥する。乾燥後、窒素ガスを通気しなが
ら溶閉して、ネオスラマイシンAとして10η/アンプ
ルの製剤を得る。
実施例 2
グルコン酸マグネシウム32をとり、蒸留水80fを加
えて加温して溶解する。室温まで冷却し、この液にネオ
スラマイシンB1Fを加え、撹拌しながら溶解した後、
蒸留水を加えて、全量を1001とする。以下実施例1
と同様に操作して、ネオスラマイシンBとして10η/
アンプルの製剤を得る。
えて加温して溶解する。室温まで冷却し、この液にネオ
スラマイシンB1Fを加え、撹拌しながら溶解した後、
蒸留水を加えて、全量を1001とする。以下実施例1
と同様に操作して、ネオスラマイシンBとして10η/
アンプルの製剤を得る。
実施例 3
グルコン酸マグネシウム52をとり、蒸留水802を加
えて、加温して溶解する。室温まで冷却し、この液に、
ネオスラマイシン人およびネオスラマイシンBの平衡混
合物1fを加え、撹拌しながら溶解した後、蒸留水を加
えて、全量を1009とする。
えて、加温して溶解する。室温まで冷却し、この液に、
ネオスラマイシン人およびネオスラマイシンBの平衡混
合物1fを加え、撹拌しながら溶解した後、蒸留水を加
えて、全量を1009とする。
以下、実施例1と同様に操作して、ネオスラマイシン人
およびネオスラマイシンBの平衡混合物として1o1n
g/アンプルの製剤を得る。
およびネオスラマイシンBの平衡混合物として1o1n
g/アンプルの製剤を得る。
実施例4
グルコン酸マグネシウム102をとり、蒸留水1801
を加えて、加温して溶解する。室温まで冷却し、この液
に、ネオスラマイシンAおよびネオスラマイシンBの平
衡混合物2りを加え、撹拌しながら溶解した後、蒸留水
を加えて、全量を2001とする。
を加えて、加温して溶解する。室温まで冷却し、この液
に、ネオスラマイシンAおよびネオスラマイシンBの平
衡混合物2りを加え、撹拌しながら溶解した後、蒸留水
を加えて、全量を2001とする。
以下、常法により、無菌f過した後、2fずっ凍乾用バ
イアル瓶に分注し、凍結乾燥する。乾燥後、バイアル内
を窒素置換し、ゴム栓で封栓し、アルミニウム製キャッ
プでシールする。ネオスラマイシンAおよびネオスラマ
イシンBの平衡混合物としてネオクラマイシン20v む製剤を得る。
イアル瓶に分注し、凍結乾燥する。乾燥後、バイアル内
を窒素置換し、ゴム栓で封栓し、アルミニウム製キャッ
プでシールする。ネオスラマイシンAおよびネオスラマ
イシンBの平衡混合物としてネオクラマイシン20v む製剤を得る。
Claims (1)
- ネオスラマイシンAおよび/またはネオスラマイシンB
に、グルコン酸マグネシウムを添加して凍結乾燥するこ
とを特徴とする、安定で溶解性のすぐれた注射用ネオス
ラマイシン製剤の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19278681A JPS5896015A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 注射用ネオスラマイシンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19278681A JPS5896015A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 注射用ネオスラマイシンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5896015A true JPS5896015A (ja) | 1983-06-07 |
Family
ID=16296968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19278681A Pending JPS5896015A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 注射用ネオスラマイシンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5896015A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614882U (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-25 | 三菱重工業株式会社 | 冷凍ユニットのドレン処理装置 |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP19278681A patent/JPS5896015A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614882U (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-25 | 三菱重工業株式会社 | 冷凍ユニットのドレン処理装置 |
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