JPS589544B2 - 螢光表示管 - Google Patents
螢光表示管Info
- Publication number
- JPS589544B2 JPS589544B2 JP51109380A JP10938076A JPS589544B2 JP S589544 B2 JPS589544 B2 JP S589544B2 JP 51109380 A JP51109380 A JP 51109380A JP 10938076 A JP10938076 A JP 10938076A JP S589544 B2 JPS589544 B2 JP S589544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent display
- electrode
- display tube
- plastic
- plate substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプレート基板または透明なフロント容器などの
真空外容器の構成部材にプラスチックを用いた螢光表示
管に関する。
真空外容器の構成部材にプラスチックを用いた螢光表示
管に関する。
従来の螢光表示管はプレート基板または透明なフロント
容器などの真空外容器の構成部材にガラスを用いていた
。
容器などの真空外容器の構成部材にガラスを用いていた
。
しかしながら、従来の螢光表示管ではガラスを用いるた
め、材刺費が高価になり、コスト高になると共にプレー
ト基板と舟形のフロント容器との封着手段として粉末ガ
ラスを融着するため、仮焼成および本焼成という２つの
焼成工程を必要とし、その製造に工数がかかるなどの欠
点があった。
め、材刺費が高価になり、コスト高になると共にプレー
ト基板と舟形のフロント容器との封着手段として粉末ガ
ラスを融着するため、仮焼成および本焼成という２つの
焼成工程を必要とし、その製造に工数がかかるなどの欠
点があった。
したがって、本発明の目的は安価で、しかも製造工数の
かからない材料を使用して、安価な真空外容器を構成す
る蛍光表示管を提供するものである。
かからない材料を使用して、安価な真空外容器を構成す
る蛍光表示管を提供するものである。
このような目的を達成するため、本発明は真空外容器を
形成するプレート基板および透明なフロント容器の少く
ともフロント容器の構成部材にプラスチックを用い、さ
らにフロント容器の色を螢光体の発光色と同系統にした
ものである。
形成するプレート基板および透明なフロント容器の少く
ともフロント容器の構成部材にプラスチックを用い、さ
らにフロント容器の色を螢光体の発光色と同系統にした
ものである。
以下、実施例を用いて詳細に説明する。
第１図は本発明に係る螢光表示管の一実施例を示す断面
図である。
図である。
同図において、１はプラスチックで構成したプレート基
板、２は透明なプラスチックで構成したフロント容器、
３はその詳細を第２図に示すように上記プレート基板１
上に形成した表示部、４はフィラメントサポート、５は
このフィラメントサポート４によって支持されたフィラ
メント、６はグリッド、７は上記フイフメントサポート
４を固定するための導電物、８は上記プレート基板１と
上記フロント容器２とを封着する樹脂製接着剤である。
板、２は透明なプラスチックで構成したフロント容器、
３はその詳細を第２図に示すように上記プレート基板１
上に形成した表示部、４はフィラメントサポート、５は
このフィラメントサポート４によって支持されたフィラ
メント、６はグリッド、７は上記フイフメントサポート
４を固定するための導電物、８は上記プレート基板１と
上記フロント容器２とを封着する樹脂製接着剤である。
ここで、フロント容器２は、後記する表示部３の螢光体
の発光色と同系統の色に着色してある。
の発光色と同系統の色に着色してある。
これにより、フロント容器２にフィルターの作用をもた
せることができ、表示を鮮明にすることができる。
せることができ、表示を鮮明にすることができる。
なお、第２図に示す表示部３において、９は表示電極、
１０は上記プレート基板１上に形成すると共に上記表示
電極９に接続する引出しリード線用電極、１１は上記表
示電極９上に形成した螢光体、１２は上記プレート基板
１上に形成したフィラメント電極用引出し電極、１３は
上記フィラメント電極用引出し電極１２と上記フィラメ
ントサポート４との間を電気的に接続するフィラメント
サポート接続電極、１４は上記引出しリード線用電極１
０およびフィラメント電極用引出し電極１２上に形成し
た絶縁層である。
１０は上記プレート基板１上に形成すると共に上記表示
電極９に接続する引出しリード線用電極、１１は上記表
示電極９上に形成した螢光体、１２は上記プレート基板
１上に形成したフィラメント電極用引出し電極、１３は
上記フィラメント電極用引出し電極１２と上記フィラメ
ントサポート４との間を電気的に接続するフィラメント
サポート接続電極、１４は上記引出しリード線用電極１
０およびフィラメント電極用引出し電極１２上に形成し
た絶縁層である。
なお、上記引出しリード線用電極１０、フィラメント電
極用引出し電極１２、図示せぬグリッド電極用引出し電
極および絶縁層１４の形成は真空蒸着またはスパッタリ
ングによる方法を用いることができる。
極用引出し電極１２、図示せぬグリッド電極用引出し電
極および絶縁層１４の形成は真空蒸着またはスパッタリ
ングによる方法を用いることができる。
また、螢光体１１の形成は沈殿法、電気泳動法、静電塗
装法などの方法を用いることができる。
装法などの方法を用いることができる。
また、フィラメントサポート固定用の導電物７には導電
性プラスチック例えばエポテツク（商品名）を用い、固
着することができる。
性プラスチック例えばエポテツク（商品名）を用い、固
着することができる。
次に、上記構成による螢光表示管の組立て操作について
説明する。
説明する。
まず、周知の方法によりプレート基板１上に表示部３、
フィラメントサポート４、フィラメント５、グリッド６
を装着する。
フィラメントサポート４、フィラメント５、グリッド６
を装着する。
次に、プレート基板１およびフロント容器２はプラスチ
ックで構成するため、樹脂製接着剤８例えばエポキシ系
接着剤で、両者を封着することができる。
ックで構成するため、樹脂製接着剤８例えばエポキシ系
接着剤で、両者を封着することができる。
そして、このように封着した螢光表示管を排気管を通し
て真空排気することにより螢光表示管を製造することが
できる。
て真空排気することにより螢光表示管を製造することが
できる。
なお、以上は樹脂製接着剤を用いて封着した場合を示し
たが、超音波圧着法を用いてもよいことはもちろんであ
る。
たが、超音波圧着法を用いてもよいことはもちろんであ
る。
また、プレート基板１を黒色のプラスチックを用いるこ
とにより、表示部に表示される数字などのコントラスト
を向上させることができる。
とにより、表示部に表示される数字などのコントラスト
を向上させることができる。
また、上記真空排気時において、管内の部品および螢光
体などの内蔵物に吸着するガスを放出するために、排気
ベーキング工程を踏むのが真空管製造の常識となってい
るが、吸着ガスの大部分は水分であり、この水分のみの
除去にはさほど高温を必要とせず、２５０℃程度のベー
キングにより、一応その目的を果たすことがわがつてい
るので、真空外容器にプラスチックを使用することがで
きる。
体などの内蔵物に吸着するガスを放出するために、排気
ベーキング工程を踏むのが真空管製造の常識となってい
るが、吸着ガスの大部分は水分であり、この水分のみの
除去にはさほど高温を必要とせず、２５０℃程度のベー
キングにより、一応その目的を果たすことがわがつてい
るので、真空外容器にプラスチックを使用することがで
きる。
また、以上はプレート基板およびフロント容器をプラス
チックで構成した場合を示したが、プレート基板は他７
０部材にしてもよい。
チックで構成した場合を示したが、プレート基板は他７
０部材にしてもよい。
一般にプラスチックはガラスに比して着色が容易である
ため、フロント容器をプラスチックで構成することによ
って螢光体の発光色と同系統の色に容易に着色すること
ができ、フィルター作用をもたせて表示を鮮明にするこ
とが可能となる。
ため、フロント容器をプラスチックで構成することによ
って螢光体の発光色と同系統の色に容易に着色すること
ができ、フィルター作用をもたせて表示を鮮明にするこ
とが可能となる。
また、ガラスに比して破損しにくいため、取扱いが容易
になり破壊事故も減少する。
になり破壊事故も減少する。
以上、詳細に説明したように、本発明に係る螢光表示管
によれば、真空外容器の少くともフロント容器をプラス
チックで構成するため、材料費を安価にすることができ
るうえ、封着工数を低減することができ、しかも破損事
故を減少し得る。
によれば、真空外容器の少くともフロント容器をプラス
チックで構成するため、材料費を安価にすることができ
るうえ、封着工数を低減することができ、しかも破損事
故を減少し得る。
また、フロント容器を螢光体の発光色と同系統の色にす
ることにより、螢光体の表示を鮮明にすることができる
など数多くの優れた効果がある。
ることにより、螢光体の表示を鮮明にすることができる
など数多くの優れた効果がある。
第１図は本発明に係る螢光表示管の一実施例を示す断面
図、第２図は第１図の一部詳細な断面図である。 １……プレート基板、２……フロント容器、３……表示
電極、４……フィラメントサポート、５フィラメント、
６……グリッド、７……導電物、８……封着剤、９……
引出しリード線用電極、１１……螢光体、１２……フィ
ラメント電極用引出し電極、１３……フィラメントサポ
ート接続電極、１４……絶縁層。
図、第２図は第１図の一部詳細な断面図である。 １……プレート基板、２……フロント容器、３……表示
電極、４……フィラメントサポート、５フィラメント、
６……グリッド、７……導電物、８……封着剤、９……
引出しリード線用電極、１１……螢光体、１２……フィ
ラメント電極用引出し電極、１３……フィラメントサポ
ート接続電極、１４……絶縁層。
Claims (1)
- １ 真空外容器を形成するプレート基板および透明なフ
ロント容器の少くともフロント容器の構成部材にプラス
チックを用いて螢光表示管を構成し、前記フロント容器
の色を螢光体の発光色と同系統とすることを特徴とする
螢光表示管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51109380A JPS589544B2 (ja) | 1976-09-14 | 1976-09-14 | 螢光表示管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51109380A JPS589544B2 (ja) | 1976-09-14 | 1976-09-14 | 螢光表示管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5335367A JPS5335367A (en) | 1978-04-01 |
| JPS589544B2 true JPS589544B2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=14508765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51109380A Expired JPS589544B2 (ja) | 1976-09-14 | 1976-09-14 | 螢光表示管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589544B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10711438B2 (en) | 2017-03-15 | 2020-07-14 | Kubota Corporation | Hydraulic system for working machine |
| US10920881B2 (en) | 2018-06-27 | 2021-02-16 | Kubota Corporation | Hydraulic system for working machine |
| US10941793B2 (en) | 2018-06-27 | 2021-03-09 | Kubota Corporation | Hydraulic system for working machine |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58178759A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-19 | 佐藤工業株式会社 | 建築物 |
-
1976
- 1976-09-14 JP JP51109380A patent/JPS589544B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10711438B2 (en) | 2017-03-15 | 2020-07-14 | Kubota Corporation | Hydraulic system for working machine |
| US10920881B2 (en) | 2018-06-27 | 2021-02-16 | Kubota Corporation | Hydraulic system for working machine |
| US10941793B2 (en) | 2018-06-27 | 2021-03-09 | Kubota Corporation | Hydraulic system for working machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5335367A (en) | 1978-04-01 |
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