JPS589538A

JPS589538A - 電動機

Info

Publication number: JPS589538A
Application number: JP10712481A
Authority: JP
Inventors: Isao Utsugi; 宇都木　勲
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1981-07-10
Filing date: 1981-07-10
Publication date: 1983-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、電動機に係り、たとえば小形電動機で、特に
、鉄心を分割し、これら各々の鉄心へトロイダル状にコ
イルを巻装して、その分割部分を結合し、その後、コイ
ルも接続するようにした固定子に係るもので、そのコイ
ル接続工数のアップを防止するに好適々、電動機に関す
るものである。

最近の、電動機の薄形化ニーズの高まる中で、従来の鉄
心に設けたスロット内へ同心巻状にコイルを巻装する方
式で形成する固定子では、コイルのコイルエンド部が大
きくなり、電動機の薄形化を阻害していた。

そこで、これに代る方法として、鉄心のスロット内に、
コイルをトロイダル巻線をして固定子を形成する方法が
あり、これによれば、コイルエンドも小さく、電動機の
狗形化に効果的である。

ここで、第１図ないし第３図は、従来のトロイダル巻線
をした分割固定子に係るものを示すもので、第１図は、
分割固定子の平面図、第２図は、その分割固定子を結合
したｌｉ’１定子の斜視図、第３図の（イ）は、従来の
コイルの結線法を示す結線構成図、同（ロ）は、その結
線図である。

図において、１は分割固定子、２は鉄心、３はコイル、
４は、その主コイル、５は、同補助コイル、Ａ、ＩＶＩ
、Ｃは、それぞわ２１］出線、ａ　−ｅは、候続点を示
すものである。

すなわち、第１図に示すように、トロイダル巻線は、そ
の巻線作業性の向上のため、鉄心を分割した分割鉄心２
に設けたス［１ツトにコイル３を巻装して分割固定子１
を形成するものである。

そして、第２図に示すように、それぞれの分割固定子１
を結合して一つの固定子とするものである。

その各々のコイルの結線構成を示すものが、第３図の（
イ）、（ロ）であり、図示のものは、主コイル４と補助
コイル５を有し、口出線Ａ、、Ｍ、Ｃに各コイルが接続
されているものの例示である。

すなわち、従来の結線法に係るものであると、口出線Ｃ
，Ｍ、Ａと主コイル４．補助コイル５との結線のだめの
接続点ａ、ｂ、ｃのほかに、鉄心を分割しているため、
各々の分割固定子１のコイルの巻端で上記各口出線と接
続される巻端のほかに、もう一方の巻端同士を接続して
電気的結合を行なう接続点ｄ、ｅが必要で、このため、
接続工数が多くかかりコストアップになる欠点があった
ものである。

本発明は、電動機の薄形化のため、分割鉄心を用いたト
ロイダル巻線を行ない１．θ）つ、従来のコイル接続点
数の多い欠点を解決し、日出線とのコイル０犠続のみと
して、その接続工数を低減するようにした、電動機の提
供を、その目的とするものである。

本発明の要点は、分割鉄心を用いて固定子を形成するも
のではあるが、コイルと１−］出線との接続のみで、電
気的、磁気的に分割鉄心同士を結合する方法として、日
出線より供給される電力を、分割鉄心それぞれに並列に
供給（７て、電気的結合をし、かつ、磁気的にも回転イ
蔽界を発生せしめるようにしたものである。

上記に従う本発明の特徴ｒｌ：、分割鉄心のスロット内
にトロイタ”ル状にコイルを巻装し、この分割固定子の
複数個を結合し７て、電動機固定子を形成するようにし
たものにおいて、それぞれの分割固定子のコイルへ＼１
ｒ；列に電力を供給するように各分割固定子のコイル端
を目出線へ並列に接続した電動機にある。

次に、本発明に係る実施例を、第４，５図により説明す
る。

ここで、第４図は、トロイダル巻線を巻装した分割固定
子を使用しｒ；本発明の一実施例に係る樹脂モールド電
動機の一部開披断面図、第５図の（イ）は、そのコイル
の結線法を示す結線構成図、同←）は、その結線図であ
る。

各図で、第１図ないし第３図と同一符号のものは同等部
分を示し、６は樹脂、７は軸受枠、８は軸受、９は回転
子、１０は板ばねである。

す々わち、分割鉄心２にコイル３を巻装した分割固定子
１は、樹脂６によりモールドされており、さらに回転子
９を軸受８と板ばね１０とを介して軸受枠７に固定して
いるものである。

このような樹脂モールド電動機は、固定子を樹脂により
モールドして外枠も兼ね絶縁体となるたメ、トロイダル
巻線のごとく、コイルが鉄心外周部にまたがる固定子に
だいしては有効であり、その分割鉄心の結合部もモール
ドによって補強できる利点を有するものである。

しかして、第５図の（イ）、（ロ）は、本発明の一実施
例に係る電動機の結線方法と結線を示すもので、さきの
第３図に示したものと同様に、主コイル４と補助コイル
５とを有し、日出線Ａ、Ｍ、Ｃに各コイルが接続されて
いるものの例示である。

すなわち、分割固定子１を結合した固定子においては、
主コイル４と補助コイル５との巻始め。

巻終り端が合計８本ある。

との巻端を、日出線との接続のみで固定子を形成するた
めに、各々の分割固定子１の主コイル４と補助コイル５
とへ並列に電力を供給するように結線したものである。

すなわち、日出線Ｃには、各々の分割固定子１゜１の主
コイル４と補助コイル５の一方の巻端４本を並列に接続
し、日出線Ｍには、各々の分割固定子１，１の主コイル
４の曲端２本を、そして、目出線Ａには、各々の分割固
定イ１，１の補助コイル５の他端２本を並列に接続する
ようにしたものである。

この場合、コイル端の選定は、各コイルへの電流の流れ
る方向を、磁極が所定の極性に発生するように考臆しな
ければならない。

上記のように結線することにより、各口出線とコイル端
との接続点ａＩ　’）　Ｉ　Ｃのみで、分割固定子１の
電気的結合ができることになり、さきの第３図に示す接
続点ｄ、ｅが省略できることになって、接続工数のアッ
プが防止できるものである。

なお、上記実施例は二つの分割固定子に係るものである
が、これは３個以上、あるいは各スロット毎に分割する
ようにしてもよいものであり、また、樹脂モールド電動
機に限らず、一般の電動機の構成として汎用的なもので
ある。

以上に述べたところにより、本発明によれば、分割固定
子を結合して形成する固定子において、日出線とコイル
端の接続のみで電気的結合ができ、従来のごとく、口出
線と接続するコイル端のほかの他端同士を接続する必要
はないので、接続工数のアップを防止することができる
ものであり、実用的効果にすぐれた発明ということがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、分割固定子の平面図、第２図は、その分割固
定子を結合した固定子の斜視図、第３図の（イ）は、従
来のコイルの結線法を示す結線構成図、同（ロ）は、そ
の結線図、第４図は、トロイダル巻線を巻装した分割固
定子を使用した本発明の一実施例に係る樹脂モールド電
動機の一部開披断面図、第５図の（イ）は、そのコイル
の結線法を示す結線構成図、同（ロ）は、その結線図で
ある。１・・・分割固定子、２・・・分割鉄心、３・・・コイ
ル、４・・・主コイル、５・・・補助コイル、Ａ、、Ｍ
、Ｃ・・・日出５　　　　　　　５

Claims

【特許請求の範囲】

１、分割鉄心のスロット内にトロイダル状にコイルを巻
装し、この分割固定子の複数個を結合して、電動機固定
子を形成するようにしたものにおいて、それぞれの分割
固定子のコイルへ並列に電力を供給するように各分割固
定子のコイル端を日出勝へ並列に接続したことを特徴と
する電動機。