JPH114553A - 集中巻固定子を有する永久磁石回転電機 - Google Patents

集中巻固定子を有する永久磁石回転電機

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JPH114553A
JPH114553A JP10444398A JP10444398A JPH114553A JP H114553 A JPH114553 A JP H114553A JP 10444398 A JP10444398 A JP 10444398A JP 10444398 A JP10444398 A JP 10444398A JP H114553 A JPH114553 A JP H114553A
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stator
winding
permanent magnet
magnetic pole
electric machine
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JP10444398A
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English (en)
Inventor
Toshimi Abukawa
俊美 虻川
Kazuo Onishi
和夫 大西
Hideaki Suzuki
英明 鈴木
Hitoshi Ishii
仁 石井
Keiichi Abe
慶一 阿部
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Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Japan Servo Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 太線の総巻回数を確保すると共に、固定子巻
線の巻線係数が大きくなる固定子磁極数Mと永久磁石磁
極数Pの比とすることにより、電動機トルクが大きく、
発電機の発生電圧が高く、しかも電動機用巻線と発電機
用巻線を分離した安全性の高い永久磁石回転電機を提
供。 【解決手段】 固定子鉄心4の磁極41は磁極幅が一定
であるストレート形状で、磁極とヨーク40で画定され
るスロットの底部が三角形状に形成され、固定子磁極に
所定数の巻数を巻いた巻線5を、磁極に嵌着可能に成型
した固定子巻線を絶縁物6を介して装着し、固定子磁極
に設けた小溝に絶縁物で構成された楔13を嵌着する構
成とする。次に、固定子磁極の半数に電動機用巻線5a
を一つおきに配置し、残り発電用巻線5bを配置する構
成とする。更に、固定子の磁極数Mと回転子の永久磁石
の極数Pとの関係を、M:P=6n:(6n±2)となる
ような構成とする。但し、nは2以上の整数とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石回転電機
に係り、特に電動機トルクと発電機の発生電圧が大き
く、太線巻線化に適した集中巻固定子を備えた永久磁石
回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリ等を電源とする回転電機は、低
電圧で大電流が通電される。このため、この種の回転電
機の固定子磁極に巻回する固定子巻線は、抵抗値を小と
するために太線巻線が用いられている。従来のこの種の
回転電機に用いられる固定子を図19を用いて説明す
る。
【0003】図19は、従来の回転電機の固定子84を
示す軸方向から見た横断面図であるが、12個の夫々の
固定子磁極85a1〜85a12がヨーク86から中心に
向けて放射状に、かつ周方向に等間隔に形成され、ま
た、固定子磁極85a1〜85a12の各先端部85b1〜
85b12は周方向に広がった形状に形成されている。W
0は隣接する固定子磁極、例えば85a1、85a2間の
スリット幅であり、各固定子磁極間に形成されるスロッ
ト87の底部87aの形状は円弧形状に形成されてい
る。
【0004】一般に、永久磁石回転電機は固定子磁極を
有し、この磁極に固定子巻線を集中的に配置されてい
た。そして従来の永久磁石回転電機では、固定子の磁極
数Mと永久磁石の磁極数Pとの比をM:P=3:2とす
ることが一般的であった。更に、電動機用巻線と発電機
用巻線が同一スロット内に巻回、配置されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
集中巻固定子を有する回転電機では、次のような問題点
があった。 (1)従来の回転電機の固定子では、図19に示すよう
に固定子磁極の先端部が周方向に広がるように形成され
ているために、隣接する固定子磁極間のスリット幅が狭
く、固定子磁極に装着される太線巻線を巻線機のノズル
を用いて巻回する場合、ノズルが通過するスリット幅が
狭いため、ノズルの幅寸法が制限され、このような太線
巻線を巻回することができなかった。 (2)また、予め太線をボビン巻きした巻線を用いよう
としても、前記スリット幅が狭いことにより、固定子の
径中心側より固定子磁極に挿入することができなかっ
た。
【0006】(3)更に、スロット底部が円弧形状のた
め、スロット面積も小さく、巻線の総巻回数も制限され
る。 (4)また、固定子の磁極数Mと永久磁石の磁極数Pの
比がM:P=3:2のため、コギングトルクが大きく、
しかも巻線の有効利用率を示す巻線係数が0.866と
小さいため、電動機トルクが小さく、発電機の発生電圧
の小さい回転電機となった。 (5)更に、固定子の磁極数Mと永久磁石の磁極数Pの
比がM:P=3:2のため、電動機用巻線群と発電機用
巻線群を別々の固定子磁極に配置することができず、両
者の絶縁が共用となり、安全性に劣る。
【0007】本発明は、従来のものの上記問題点を解決
するようにした集中巻固定子を有する永久磁石回転電機
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の集中巻固定子を
有する永久磁石回転電機は、上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のものでは、円環状ヨークに放射状
に配置された複数個の固定子磁極を備えた固定子鉄心の
固定子磁極に夫々巻線を巻装した固定子と、該固定子に
空隙を介して回転自在に保持された複数個の磁極を有す
る永久磁石を備えた回転子とを備えた集中巻固定子を有
する回転電機において、固定子鉄心の磁極はその幅が全
長に亘り一定であるストレート形状で、その先端近傍の
両側のほぼ対称の位置に小溝を設け、隣接した磁極とヨ
ークで画定されるスロットの底部が三角形状に形成さ
れ、前記固定子磁極に所定数の巻数を巻いた巻線を、前
記磁極に嵌着可能に成型した固定子巻線を絶縁物を介し
て装着し、前記固定子磁極に設けた小溝に楔を嵌着した
構成とした。この構成によれば、固定子磁極が上述のよ
うに、磁極幅が一定のストレート形状で、スロット底部
も三角形状に形成されていることにより、隣接する固定
子磁極間のスリット幅も広がる。このため、予めボビン
巻きされた太線の固定子巻線を固定子鉄心の軸中心側よ
り固定子磁極に挿入できる。更に、スロット面積が増加
し、従って固定子巻線の総巻回数を増加させることがで
きる。
【0009】請求項2に記載の集中巻固定子を有する永
久磁石回転電機では、固定子磁極の半数に電動機用巻線
を一つおきに配置し、同様に残りの半数の固定子磁極に
発電用巻線を配置した構成とした。このような構成にす
ると、電動機用巻線と発電機用巻線の両巻線の絶縁が完
全に分離され、安全性が向上した回転電機が得られる。
また、端末処理本数も少なくすることができる。
【0010】請求項3に記載の集中巻固定子を有する永
久磁石回転電機では、電動機用巻線と発電用巻線の巻数
を異なるように構成した。このような構成にすることに
より、発電機出力の負荷による電圧降下分を考慮し、予
め発電機電圧を大きくしておくことができる。
【0011】請求項4に記載の集中巻固定子を有する永
久磁石回転電機では、固定子の磁極数Mと回転子の永久
磁石の磁極数Pとの関係を、(2/3)<(P/M)<(4
/3)で、かつP≠Mとなるように構成した。このよう
なMとPの範囲の組合せでは、固定子巻線の有効利用率
を示す上述の巻線係数は、従来のものと比較して同等
か、或いは大きい数値を得ることができる。
【0012】請求項5に記載の集中巻固定子を有する永
久磁石回転電機では、固定子の磁極数Mと回転子の永久
磁石の磁極数Pとの関係を、M:P=6n:(6n±2)
となるように構成した(但し、nは2以上の整数であ
る)。このようなMとPの比にしたことにより、巻線係
数が、n=2では0.933、n=3では0.970、
n=4では0.983と大きな数値となるため、大きな
電動機トルク、発電電圧が得られ、しかもコギングトル
クが小さな回転電機となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の集中巻固定子を有する永
久磁石回転電機の一実施の形態について、図1を用いて
説明する。図1は、本発明にかかる3相の上記永久磁石
回転電機の実施の形態を示す一部を切り欠いて示す縦断
面図である。
【0014】同図において、本発明の永久磁石回転電機
1は、固定子2と回転子3から成る。固定子2は、固定
子鉄心4と固定子巻線5、固定子巻線5を絶縁するイン
シュレータ6、固定子巻線5からの端末線(図示せず)
を結線する接続板7、接続板7の出力端子8と電気的に
接続されるケーブル10が、フロントカバー11に固定
されたブッシュ9を介し、引き出されている。また、軸
方向の両端には、固定子鉄心4を内周面に固定した放熱
フィン11aを設けたフロントカバー11、フロントカ
バー11と嵌合されたリアカバー12が配置されてい
る。
【0015】一方、回転子3は、固定子鉄心4に空隙を
介して対向する永久磁石21が回転子鉄心22に固定さ
れ、回転子鉄心22はシャフト23に圧入され、又はキ
イ(図示せず)で固定されている。回転子鉄心22の軸
方向の一方端には、回転子鉄心22の軸方向位置を規定
する押え板24がシャフト23にねじ込められるナット
25bのみにより固定されている。また、回転子鉄心2
2の他方端には、永久磁石21と同一極数となる磁極位
置検出用磁石26を固定した取付板27が配置される。
【0016】ここで、磁極位置検出用磁石26は、永久
磁石21の端面より軸方向に所定の空隙距離を有して配
置されている。シャフト23の両端には、ボールベアリ
ング28a、28bが設けられ、夫々フロントカバー1
1とリアカバー12の内径部に挿入、嵌合されている。
ボールベアリング28aは、内輪をナット25a、外輪
をフロントカバー内径部に螺合されるナット25cによ
り軸方向に移動しないように固定される。
【0017】磁極位置検出用磁石26と軸方向に空隙を
介して、フロントカバー11の軸受支承部分の永久磁石
21に対向する先端部11bに、回転子3の永久磁石2
1の位置を検出する磁極位置検出器26を配置した基板
29が固定されている。この磁極位置検出器は、一般に
はホールIC、ホール素子等で構成され、機械角120
度ピッチで3個円周方向に設けられている。
【0018】次に、図2に固定子巻線5として電動機用
巻線と発電機用巻線を設けた本発明の集中巻固定子を有
する永久磁石回転電機1の横断面図を示す。また、図3
に本発明の永久磁石回転電機1に用いられる固定子鉄心
4の横断面図を示す。図2、図3において、固定子2
は、固定子鉄心4と固定子巻線5、固定子巻線5の絶縁
物であるインシュレータ6と固定子巻線5の落下防止と
絶縁を兼ねた楔13で構成される。
【0019】更に、図2、図3を用いて各部の構造を説
明する。先ず、固定子鉄心4は、固定子鉄心ヨーク40
と51から62までの符号が付された12個の磁極を備
えた固定子磁極41で構成される。次に、固定子磁極4
1の内径側先端部に図3に示すように、2個の溝42
a、42bを設け、その断面形状は、先端から基部まで
が同一形状となるように磁極厚みtが内外径方向共同一
厚みのストレート形状で構成されている。このように固
定子磁極41の形状をストレート形状としたから、隣接
する固定子磁極41間、例えば磁極番号55、56間の
スリット部寸法Wは、図19に示した従来例のスリット
寸法W0よりも広くなるように形成できる。
【0020】また、固定子巻線5が配置されるスロット
70の外径方向の底部70aの断面形状は従来の軸中心
からの円弧形状でなく、図示のように直線で結んだ三角
形状に形成される。このため、固定子鉄心のヨーク40
の径方向厚みは、固定子磁極41のヨーク40の厚みt
1に対し、固定子磁極間のヨーク40の中央部の厚みは
t2と小さい。このように、スロット底部70aの形状
を三角形状にしたことにより、スロット70の断面積を
大きくできる。
【0021】固定子鉄心4と空隙を介して対向する回転
子3は、図2に示すように10極(又は14極)の永久
磁石21と薄鉄板を積層してなる回転子鉄心22で構成
される。なお、後述する図5の表1に示すように、固定
子磁極が12個の永久磁石の磁極は10極でも14極で
も同一の巻線係数である。
【0022】各永久磁石21は、その外径部に補強リン
グを設けず、直に小隙を介して固定子鉄心4と対向して
なる。また、永久磁石21は略台形状で、回転子鉄心2
2の逆台形状溝に挿入され、接着剤等で固定される。な
お、永久磁石21の断面形状を、図示のように固定子鉄
心4と空隙を介して対向する上面を円弧状となし、回転
子鉄心22と接する下面は平坦で両側面はテーパを付け
るように形成すると、空隙の磁束分布を正弦波に近づけ
ると共に、回転子鉄心22との固着が強固に構成でき、
かつ安価に製造できる特徴がある。
【0023】本発明の固定子の磁極数Mと回転子の永久
磁石の磁極数Pについては、多くの組合せが可能であ
る。このMとPとの組合せをどのように選定するかの検
討に当たり、MとPとの組合せと巻線係数との関係を
(2/3)<(P/M)<(4/3)で、かつP≠Mとなる関
係の範囲で計算をすると図5に示す表1のようになる。
表1によると、MとPの全部の組合せの巻線係数が0.
866以上であることが分かる。
【0024】従って、MとPの比が3:2の従来の集中
巻固定子を有する回転電機では、上述のように巻線係数
Kが0.866であるので、従来より実施されているM
とPの組合せと同一の値か、或いはそれ以上の高い数値
を示している。特に、「永久磁石の磁極数P」の欄に*
の記号を付したものは最大の巻線係数Kとなる組合せを
示している。
【0025】この巻線係数Kが最大となる固定子の磁極
数Mと永久磁石の磁極数Pとの組合せの関係を一般式で
表現すると、M:P=6n:(6n±2)となる。但し、
nは2以上の整数である。また、表1の「永久磁石の磁
極数P」の欄に#の記号を付したものは、上記の最大の
巻線係数Kの組合せに次いで巻線係数Kが大きいMとP
の組合せを示している。
【0026】以上の検討により、以下に説明する本発明
の実施の形態では、表1の固定子磁極の個数Mを12、
永久磁石の磁極数Pを14とした組合せを採用した構成
について説明する。
【0027】図4に、本発明の集中巻固定子を有する永
久磁石回転電機1の実施例で用いられる12個の固定子
磁極41と14極の永久磁石21の場合の、磁界解析に
よる1/2断面の磁束分布図を示す。図2では図示の都
合上、永久磁石21は10極の場合を示しているが、こ
の図2と図4の磁束分布図とを見比べると分かるよう
に、磁束は固定子磁極51から空隙を通り、永久磁石2
1と回転子鉄心22を通過した後、夫々異極の永久磁石
21と空隙を通り、固定子磁極52と同62に分割さ
れ、固定子磁極51に戻る。
【0028】このため、固定子磁極51と対向する18
0度位置の固定子磁極57に固定子巻線5を配置すれ
ば、固定子巻線5に磁束が鎖交するので、3相の電動
機、発電機の1相分を構成できる。また、この場合でも
巻線係数は0.933と大きい値となる。
【0029】また、図4に示した磁束分布図より、固定
子磁極41と永久磁石21が磁気的な介在物がなく、直
に空隙と対向していることにより、隣接する永久磁石2
1間の漏洩磁束がほとんどないため、有効磁束が多いこ
とが分かる。
【0030】図2に戻り、本発明における別の特徴であ
る固定子巻線5の配置について説明する。固定子巻線5
は、6個の電動機用固定子巻線5aと6個の発電機用固
定子巻線5bの12個で構成される。電動機用固定子巻
線5aは、図示のように一つおきに固定子磁極41の磁
極番号51、53、55、57、59、61に対し装着
される。また、発電機の固定子巻線5bは、残りの固定
子磁極41の磁極番号52、54、56、58、60、
62に対して装着される。
【0031】従って、図2では夫々総括される電動機用
の固定子巻線5aを51a,53a,55a,57a、
59a、61aで示し、また発電機用の固定子巻線5b
を52a、54a、56a、58a、60a、62aで
示している。夫々の電動機用固定子巻線5aと発電機用
固定子巻線5bより成る固定子巻線5は、予め、巻線治
具を用いて図6に示すようにボビン巻きされ、巻初めと
巻終りの端末線が1巻線当たり2本が引き出される。
【0032】図7に各固定子磁極41に装着される絶縁
体よりなるL断面形状のインシュレータ6の斜視図を示
す。図2に示す固定子磁極41に、この固定子磁極41
を包み込むような図7に示す断面が長方形の孔を備えた
インシュレータ6が各固定子磁極41毎に挿入され、更
に、電動機用固定子巻線5aと発電機用固定子巻線5b
がインシュレータ6を介して、所定の各固定子磁極41
に挿入される。インシュレータ6の挿入後の状態は図2
に示されている。
【0033】固定子巻線5を挿入した後、固定子磁極4
1の溝部42に絶縁材から成る図8に示す薄板状の楔1
3が、軸方向から挿入され、巻線5の絶縁と落下防止に
利用される。楔13を挿入した後、固定子巻線5をワニ
ス又はモールド材により固定する。図9に電動機用固定
子巻線5aの接続図を示す。電動機用固定子巻線5a
は、3相永久磁石電動機では、巻線はU、V、W相の3
相から成る。
【0034】U相は、固定子磁極41の磁極番号51
(以下単に固定子磁極51という。他の磁極番号につい
ても同様の表示をする)に配置された固定子巻線51a
のU1(+)と、固定子磁極51と180度対向位置の固
定子磁極57に配置した固定子巻線5aの固定子巻線番
号57a(以下単に固定子巻線57aという。他の巻線
番号についても同様の表示をする)のU1(−)が直列に
接続され、U相が構成される。
【0035】次に、V相は、固定子磁極53に配置され
た固定子巻線53aのV1(−)と180度対向位置の固
定子磁極59に配置した固定子巻線59aのV1(+)が
直列に接続され、V相が構成される。同様に、W相は、
固定子磁極55に配置された固定子巻線55aのW1
(+)と、それに180度対向する位置の固定子磁極61
に配置された固定子巻線61aのW1(−)が直列に接続
され、W相が構成される。U、V、W相の固定子巻線5
7a、59a、61aの巻終わり端末は接続されて中性
点となる。ここで、(+)と(−)の記号は、巻線の巻回方
向を示し、(+)の場合は例えば時計方向、(−)は反時計
方向を示す。
【0036】図10に発電機用固定子巻線5bの接続図
を示す。発電機用固定子巻線5bは、3相永久磁石発電
機では、巻線はU、V、W相の3相からなる。U相は、
固定子磁極52に配置された固定子巻線52aのU2
(−)と、固定子磁極52と180度対向位置の固定子磁
極58に配置した固定子巻線58aのU2(+)が直列に
接続され、U相が構成される。次に、V相は固定子磁極
54に配置された固定子巻線54aのV2(+)と、18
0度対向位置の固定子磁極60に配置した固定子巻線6
0aのV2(−)が直列に接続され、V相が構成される。
同様に、W相は固定子磁極56に配置された固定子巻線
56aのW2(−)と、180度対向位置の固定子磁極6
2に配置した固定子巻線62aのW2(+)が直列に接続
され、W相が構成される。
【0037】U、V、W相の固定子巻線58a、60
a、62aの巻終り端末は接続されて発電機の中性点と
なる。記号(+)と(−)は、電動機用巻線5aの場合と同
様に、巻線の巻回方向を示し、(+)の場合は例えば時計
方向、(−)は反時計方向を示す。このように、本発明の
集中巻固定子を有する永久磁石回転電機1では、電動機
用固定子巻線5aと発電機用固定子巻線5bが一つおき
に別個の固定子磁極41に配置されるので、両者の絶縁
が完全に分離される。
【0038】電動機用固定子巻線5aの巻回数N1に対
し、発電機用固定子巻線5bの巻回数N2は、同一巻回
数のみならず、発電機出力の負荷での電圧降下分を考慮
し、予め発電電圧を大きくするようにN1<N2にして
も良い。
【0039】本発明の集中巻固定子を有する永久磁石回
転電機1は、上述の実施の形態では、固定子の磁極数M
が12個、永久磁石の磁極数Pが14極のもので説明し
たが、M:P=6n:(6n±2)の条件で構成したM
=12個、P=10極のものでも、同一巻線係数の0.
933が得られる。但し、nは2以上の整数である。
【0040】電動機用固定子巻線5aのU相を構成する
固定子巻線51aは時計方向、固定子巻線57aは反時
計方向でボビン巻きされ、固定子巻線51aの巻終りと
57aの巻始めを接続し、U1(+)とU1(−)の位相で
構成されるが、固定子巻線51aと57aを同一巻回方
向(例えば時計回り方向)でボビン巻きし、固定子巻線
51aの巻終りと巻線57aの巻終りを接続すれば、U
1(+)、U1(−)の位相が得られる。上記のように、他
の電動機用固定子巻線5aのV、W相、発電機用固定子
巻線5bのU、V、W相も同一方法で固定子巻線5の必
要な構成位相が得られる。
【0041】固定子磁極41は、上述のように、磁極幅
が全長に亘り一定であるストレート形状としたが、これ
に代えて固定子鉄心のヨーク40側の磁極幅が大きく、
内径側に向かうに従い磁極幅が小さくなるテーパ状とし
ても、隣接固定子磁極間のスリット幅が広くなるので、
ボビン巻きされた巻線5を磁極41に円滑に装着でき
る。また、上記実施の形態で示した本発明の集中巻固定
子を有する永久磁石回転電機は、固定子磁極41の個数
Mの半分に一つおきに電動機用固定子巻線5aを配置
し、残りの半分に発電機用固定子巻線5bを設けた電動
機、発電機の構成とした場合である。
【0042】ところで、電動機単独の集中巻固定子を有
する回転電機とするには、固定子磁極41の個数Mの半
分に一つおきに電動機用固定子巻線5aを配置し、残り
の半分の固定子磁極41にも電動機用固定子巻線5aを
配置する構成とすれば良い。同様に、固定子磁極41の
個数Mの半分に一つおきに発電機用固定子巻線5bを配
置し、残りの半分の固定子磁極41にも発電機用固定子
巻線5bを配置する構成とすれば、発電機単独の集中巻
固定子を有する回転電機となる。ここで、電動機用固定
子巻線5、及び発電機巻線5bの巻回数は前の場合の2
倍とされている。
【0043】図11の巻線接続図に示すように、予めボ
ビン巻きした太線から成る12個の固定子巻線5を12
個の固定子磁極41全数に挿入配置し、U相を固定子巻
線51aのU1(+)、52aのU1(−)、57aのU1
(−)、58aのU1(+)の4個で、次に、V相を固定子
巻線53aのV1(−)、54aのV1(+)、59aのV
1(+)、60aのV1(−)の4個で、更に、W相を固定
子巻線55aのW1(+)、56aのW1(−)、61aの
W1(+)、62aのW1(−)の4個で構成し、各相毎に
直列に接続した構成とすれば、同様に、単独の電動機、
発電機となる集中巻固定子を有する回転電機が得られ
る。
【0044】ところで、図9、図10及び図11は夫々
本発明の集中巻固定子を有する回転電機に用いる固定子
巻線の結線図であって、全巻線が単独に電動機用巻線5
aとして、あるいは発電機用巻線5bとして形成した場
合、又は電動機用巻線5a又は発電機用巻線5bを単独
に用いた場合において、同相の巻線5を直列に接続をし
た場合を夫々示しているが、同相の巻線5を並列に接続
することもできる。即ち、本発明の永久磁石回転電機に
用いる固定子巻線5として、図12では電動機用巻線5
aを、図13では発電機用巻線5bを、夫々コイル単体
を並列に接続して一相を形成した場合の接続図を示し、
図14は電動機用巻線5a又は発電機用巻線5bの単独
機において、巻線5を直列にしたものを並列に接続して
一相を形成した場合を示している。また、巻線5を並列
にしたものを直列に接続して、一相を形成してもよい。
【0045】なお、並列に接続する場合には、各巻線5
a、5bの巻数が同数となるようにする必要があるが、
図9乃至図11及び図12乃至図14に示した接続例に
ついて、電動機用巻線5aと発電機用巻線5bの各巻線
の線径と巻数の関係の一例を図17の表2に示す。同表
において、φD1とφD2は次の(1)式、φD2とφD3は次
の(2)式の関係がある。 φD2の断面積=(φD1の断面積)/2 ・・・・・・・・・・・ (1) φD3の断面積=(φD2の断面積)/2 ・・・・・・・・・・・ (2)
【0046】図2に示した固定子2の構造では、固定子
鉄心4の磁極41にインシュレータ6を装着して、この
インシュレータ6を介して固定子巻線5を装着している
が、図15に示すように、固定子鉄心4の磁極41の内
周側に合成樹脂等の皮膜を付着させた絶縁構造41Gを
施した磁極に構成すると、この絶縁構造41Gによりイ
ンシュレータ6の代用となり、従って、本発明の集中巻
固定子を有する永久磁石回転電機では、固定子鉄心4の
磁極41にインシュレータ6を省略した構成も考えられ
る。
【0047】図8に示した前記絶縁材による薄板状の楔
13の代わりに、空気より透磁率が大きい、例えば合成
樹脂と鉄粉を加熱・加圧により積層板化した磁性楔を用
いることにより、固定子磁極溝42a、42bの磁束密
度の落ち込みによる永久磁石に発生するうず電流損を低
減できる。このため、回転子3の温度上昇の軽減や、回
転電機1の効率向上、更に、振動、騒音の低減ができ
る。
【0048】一方、磁性楔形状を、図8に示す薄板状の
他に、図18に示すように、幅W′のほぼ中央部の板厚
を薄くしたV字ブロック形状に構成した磁性楔13′と
すれば、隣接固定子磁極41間で漏洩する磁束を減少さ
せることができる。固定子鉄心4の形状を図3とは異な
り、図16に示すように、磁極幅が一定のストレート形
状の磁極と、先端にポールシューを形成した磁極とを交
互に配置し、ストレート形状の磁極には予め成型した巻
線5を装着し、ポールシューを形成した磁極には巻線機
のノズルにより巻線を巻き付けるようにすることもでき
る。
【0049】
【発明の効果】本発明の集中巻固定子を有する永久磁石
回転電機は、上述のように構成したために、以下のよう
な優れた効果を有する。 (1)本発明の回転電機は、隣接する固定子磁極間のス
リット幅寸法が大きいため、予めボビン巻きされた太線
の固定子巻線を、固定子鉄心の径中心側より固定子磁極
に挿入できるので、巻線抵抗が小さくなり、高出力で損
失の少ない回転電機が得られる。 (2)スロット底部の形状を三角形状としたことによ
り、スロット面積が増加し、固定子巻線の巻回数を増や
すことができるため、大きな電動機トルクと発電電圧が
得られる。 (3)固定子の磁極数Mと永久磁石の磁極数Pとの比
が、M:P=6n:(6n±2)で構成されていることに
より、巻線係数が0.933と大きくなり、大きな電動
機トルク、発電電圧が得られる。また、コギングトルク
が小さな回転電機となる。但し、nは2以上の整数とす
る。
【0050】(4)固定子の磁極数Mの半分の個数(M
/2)で、夫々電動機用固定子巻線と発電機用固定子巻
線を配置したことにより、両者の絶縁が完全に分離され
るため、安全性が向上する。また、端末処理本数も少な
いことにより、接続板との接続作業時間を短縮すること
ができる。 (5)固定子鉄心と永久磁石が空隙を介して直に対向し
ていることにより、永久磁石の漏洩磁束が少ない。従っ
て、有効磁束が増加し、大きな電動機トルクが得られ、
インダクタンスも小さくなる。 (6)電動機用巻線と発電機用巻線の巻回数を異なるよ
うに構成することにより、発電機出力の負荷による電圧
降下分を考慮し、予め発電機電圧を大きくしておくこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機の一実施の形態を示す一部を
切り欠いた縦断面図である。
【図2】本発明の回転電機における電動機用巻線と発電
機用巻線を設けた電動発電機の横断面図である。
【図3】本発明の回転電機における固定子鉄心の径方向
の断面図である。
【図4】本発明の回転電機における固定子磁極と永久磁
石回転子の磁界解析による半分断面の磁束分布図であ
る。
【図5】固定子の磁極数Mと永久磁石の磁極数Pの組合
せによる巻線係数Kを示した表1となる図表である。
【図6】本発明の回転電機におけるボビン巻き巻線の斜
視図である。
【図7】本発明の回転電機における固定子磁極に挿入さ
れるインシュレータの斜視図である。
【図8】本発明の回転電機における固定子磁極の溝に挿
入される楔の斜視図である。
【図9】本発明の回転電機の電動機用固定子巻線の直列
接続図である。
【図10】本発明の回転電機の発電機用固定子巻線の直
列接続図である。
【図11】本発明の回転電機の固定子巻線の他の実施例
を示す直列接続図である。
【図12】本発明の回転電機の電動機用固定子巻線の並
列接続図である。
【図13】本発明の回転電機の発電機用固定子巻線の並
列接続図である。
【図14】本発明の回転電機の電動機用単独機の固定子
巻線と発電機用単独機の固定子巻線を直列及び並列に接
続して一相を形成した接続図である。
【図15】本発明の回転電機における固定子鉄心の磁極
に合成樹脂等の皮膜を付着させた状態を示す横断面図で
ある。
【図16】本発明の回転電機における固定子磁極におい
て、ストレート形状の磁極と先端にポールシューを形成
した磁極とを交互に配置した固定子鉄心の横断面図であ
る。
【図17】電動機用巻線と発電機用巻線の線径と巻数の
関係を示す表2となる図表である。
【図18】本発明の回転電機における固定子磁極の溝に
挿入される他の構成例の楔の斜視図である。
【図19】従来の回転電機における固定子鉄心の横断面
図である。
【符号の説明】
1:永久磁石回転電機 2:固定子 3:回転子 4:固定子鉄心 5:固定子巻線 5a:電動機用固定子巻線 5b:発電機用固定子巻線 13、13′:楔 21:永久磁石回転子 22:回転子鉄心 40:固定子鉄心ヨーク 41:固定子磁極 42a、42b:固定子磁極溝 51〜62:固定子磁極番号 51a〜52a:固定子巻線番号 70:スロット 70a:スロット底部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 仁 群馬県桐生市相生町3−93番地 日本サー ボ株式会社桐生工場内 (72)発明者 阿部 慶一 群馬県桐生市相生町3−93番地 日本サー ボ株式会社研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状ヨークに放射状に配置された複数
    個の固定子磁極を備えた固定子鉄心の固定子磁極に夫々
    巻線を巻装した固定子と、該固定子に空隙を介して回転
    自在に保持された複数個の磁極を有する永久磁石を備え
    た回転子とを備えた集中巻固定子を有する回転電機にお
    いて、 固定子鉄心の磁極はその幅が全長に亘り一定であるスト
    レート形状で、その先端近傍の両側のほぼ対称の位置に
    小溝を設け、隣接した磁極とヨークで画定されるスロッ
    トの底部が三角形状に形成され、前記固定子磁極に所定
    数の巻数を巻いた巻線を、前記磁極に嵌着可能に成型し
    た固定子巻線を絶縁物を介して装着し、前記固定子磁極
    に設けた小溝に楔を嵌着したことを特徴とする集中巻固
    定子を有する永久磁石回転電機。
  2. 【請求項2】 固定子磁極の半数に電動機用巻線を一つ
    おきに配置し、同様に残りの半数の固定子磁極に発電用
    巻線を配置したことを特徴とする請求項1に記載の集中
    巻固定子を有する永久磁石回転電機。
  3. 【請求項3】 電動機用巻線と発電用巻線の巻数を異な
    るようにしたことを特徴とする請求項2に記載の集中巻
    固定子を有する永久磁石回転電機。
  4. 【請求項4】 固定子の磁極数Mと回転子の永久磁石の
    磁極数Pとの関係を、(2/3)<(P/M)<(4/3)
    で、かつP≠Mとなるようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の集中巻固定子を有する永
    久磁石回転電機。
  5. 【請求項5】 固定子の磁極数Mと回転子の永久磁石の
    磁極数Pとの関係を、M:P=6n:(6n±2)となる
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の集中巻固定子を有する永久磁石回転電機(但
    し、nは2以上の整数である)。
JP10444398A 1997-04-16 1998-04-15 集中巻固定子を有する永久磁石回転電機 Pending JPH114553A (ja)

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