JPS589531Y2 - 棒状化粧品の押出容器 - Google Patents

棒状化粧品の押出容器

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Publication number
JPS589531Y2
JPS589531Y2 JP15969078U JP15969078U JPS589531Y2 JP S589531 Y2 JPS589531 Y2 JP S589531Y2 JP 15969078 U JP15969078 U JP 15969078U JP 15969078 U JP15969078 U JP 15969078U JP S589531 Y2 JPS589531 Y2 JP S589531Y2
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JP
Japan
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inner cylinder
cylinder body
bar
outer cylinder
engaging
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Expired
Application number
JP15969078U
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English (en)
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JPS5574506U (ja
Inventor
治夫 土田
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外径形状が楕円若しくは多角形であって真円
でない棒状化粧品の押出容器に関するものであって、相
互に回動する内筒体と外筒体との位置合わせを確実なも
のとし、不使用時に於ける外観上の体裁を優れたものに
すると共に、携帯中等に自然に内筒体と外筒体との相互
回動が行なわれて棒状化粧品がキャップ等に突き当った
りしないようにしたものである。
口紅や固形のファウンデイションといった棒状の化粧品
を収納する容器には種々の形状のものがあり、断面が真
円である単なる筒形状のものに限らず、その外観の意匠
的見地より体裁のよいものとして、断面が楕円、三角・
四角・互角といった多角形、等の形状のものが多く考え
られている。
ところが棒状化粧品の押出容器にあっである種のものは
、内筒体と外筒体とを相互に回動せしぬ、もって内筒体
内に嵌め込まれた棒状化粧品を載置した受皿を上昇させ
る構成となっている。
これは、外筒体を指で支持し、内筒体の一部であって外
部に露出している回動把持部を回動せしめるのであるが
、上述のように外筒体と円筒体の外部に露出している部
分の外形が真円でないとすると、相互回動せしめたとき
に位置ずれが起きてしまう。
これでは、容器の外表面に引っ掛かり部分が生じてしま
い、外観上の体裁が悪くなるばかりでなく、携帯中等に
この部分の為に相互回動が生じてしまい、といった不都
合が生じるのである。
本考案は、かような点に鑑みて案出されたものであって
、以下その実施例を外径が楕円形状なものとして図面に
従って説明する。
即ち、ここでは、内筒体10に外筒体20を回動自在且
つ抜は出し不能に組み付けると共に、内筒体10内に受
皿30を螺合組み付けし、内筒体10と外筒体20との
相互回動により、受皿30をスライドしての昇降動が可
能となるように構成されている。
先ず内筒体10は、断面が真円である内筒11の下部に
断面の外径が略楕円形状である回動把持部12を一体設
したものであり、この内筒11と回動把持部12との連
結部に段部13が形成されている。
この段部13上にあって、図面での回動把持部12の楕
円形状の長径上の所定位置には、内筒11を挾む態様で
保合片14が対向して立設されている。
そして、この保合片14の外面には、縦溝が刻設されて
いて、外方向に突出する態様の縦凹凸状の係合部15が
形成されている。
尚、この内筒体10にあって、内筒11の上端には、後
述する外筒体20の抜は出しを防止する係合部16が外
鍔状に突出しており、該内筒11の上端部には外筒体2
0と内筒体10との相互回動がし易くなるようにスリッ
ト状の縦割孔17が穿たれてあり、また該内筒10上端
部内周面には一条程度の螺条18が突設され、更に該内
筒11の下端には、後述の底壁50が嵌め込まれる係合
部19が外鍔状に突設されている。
次に外筒体20は、前述の内筒体回動把持部12の形状
と同一の略楕円形状となっていて、上述の内筒体10の
段部13上に乗載される状態でぴったりと嵌め込まれる
のであるが、この外筒体20の下部内径は真円であって
、前述の内筒体段部13上に立設された一対の保合片1
4の各外面間の間隔とほぼ一致しており、係合片14外
面が外筒体20下部内周面にほぼ密着する。
そして、この外筒体20下部内周面には、縦突条が設け
られていて縦凹凸状の保合部21となっているのである
が、この縦突条たる係合部21は、前述の保合片14に
於ける縦溝状の係合部15にぴったりと嵌まり込むよう
になっている。
従って、内筒体10と外筒体20とを相互に回動させる
とき、係合部21は係合片14を内方に押しやる如くし
て弾性変形せしめながら乗り越えて係合部15に嵌入す
ることになる。
また、外筒体20内面にあって、内筒体10上端に対応
する位置にも保合片22が内方に向けて突出しており、
内筒体10に外筒体20を組み付けたときに、この係合
片22が内筒11の係合部16に下方から押し上げる如
くして嵌まり込むようになっている。
故に、内筒体10と外筒体20とを相互に回動させても
、抜は出ることはないので゛ある。
尚、外筒体20外周面には段部23が形成されていてキ
ャップ40が乗載し得るようになっており、また、外筒
体20内周面の中央から上端にかけては後述する機能を
果す突条24が設けられている。
次に内筒体内筒11内に嵌め込まれる受皿30にあって
、上端部の受皿部31内には棒状化粧品が乗載されるの
であるが、この受皿部31中心下面には芯部32が突出
しており、更にこの芯部32外周面には、上端から下端
にかけて、前述の内筒体内筒11上部内周面に突設され
た螺条18と同一ピッチで螺合する螺条33が設けられ
ており、回動把持部12を回転させて内筒体10を外筒
体20に対して相互に回動させたときに、受皿30は上
述の螺合によって上下摺動するようになっている。
従って、受皿30が内筒体10の回動と共に回動してし
まっては、上述の受皿30の摺動は得られないので、受
皿30が外筒体20と回動方向については一致するよう
に、受皿部31外周面に、前述の外筒体20の突条24
が嵌まり込む縦溝34が刻設されているのである。
これにより、受皿30自体のがたつきも防止されよう。
尚、キャップ40は、外筒体20上方より被冠され外筒
体20の段部23上でぴったりと嵌まり込む。
また、内筒体回動把持部12の内径及び形状と等しい外
径及び形状の底蓋50には、内筒体内筒11下端の外径
とほぼ等しい内径をもつ保合片51が立設されており、
係合片51上端内面には、内筒11下端の係合部19に
対応する内鍔状の係合部52が突設されていて、相互に
乗り越える如くして底蓋50は内筒体10下端に嵌め込
まれるめである。
本考案は、以上説明したような構成となっている。
故に、外筒体20の下部を指で支持しながら内筒体10
の回動把持部12を所定方向に回動させれば、突条24
と縦溝24で係合して外筒体20と言わば一体となって
いる受皿30もまた内筒体10とは相互回動し、内筒体
10の螺条18の螺条33に対する押し上げ、若しくは
押し下げにより、受皿30は、その受皿部31が外筒体
20内を摺動する状態で上下動するのである。
かようにして、内筒体10と外筒体20とを相互に回動
させた状態を第1図で仮想線にて示しているが、この状
態が、外観上の体裁の面から、或いは実質的に化粧品が
突き出てくるといった面から不都合であることは、先に
詳述した如くである。
しかるに本考案では、内筒体10に係合部15、外筒体
20に係合部21を夫々設け、内筒体10と外筒体20
の相互回動により両者が所定の位置にきたときに(即ち
、例えば両者の楕円形状が一致したときに)、当該側係
合部15,21が係合するように構成されているので、
極めて簡単に位置合わせが遠戚されることになる。
以上、外観形状が楕円である場合について説明してきた
が、原理的には他の多角形形状であっても異なるところ
はない。
ただ、多角形のときは、場合によっては、係合片14の
数を按配した方が、より機能が達成し易くなろう。
本考案に係る棒状化粧品の押出容器は、以上説明したよ
うな構成をとり、作用を営む。
従って、外径形状が楕円、或いは多角形であって真円で
ないが故に外筒体と内筒体との位置合わせを必要とする
場合にも、その位置合わせが極めて簡単且つ確実に達成
出来、従って、単なる円筒でない変化に富んだ意匠的に
優れた楕円或いは多角形形状の容器を使い易く提供する
ことが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る容器の横断面図、第2図は第1図
に於ける■■−II線縦断面図、第3図は第1図に於け
るIII −III線縦断面図、第4図は第2図に於け
る■■−■線横断線図断面図。 符号の説明 10・・・・・・内筒体、11・・・・・
・内筒、12・・・・・・回動把持部、13・・・・・
・段部、14・・・・・・係合片、15・・・・・・係
合部、20・・・・・・外筒体、21・・・・・・係合
部、30・・・・・・受皿、40・・・・・・キャップ
、50・・・・・・底蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下端に回動把持部12を一体設した内筒体10に外筒体
    20を回動自在且つ抜は出し不能に嵌装し、更に当該内
    筒体10内に、内筒体10と外筒体20の相互回動によ
    りスライドして昇降動する棒状化粧品の受皿30を組み
    付けた構成で、外径形状が楕円または多角形である為に
    外筒体20と内筒体10との位置合わせを必要とする棒
    状化粧品の押出容器にあって、 内筒体10の真円である内筒11と回動把持部12との
    連続部に形成された段部13上の所定位置に、外方向に
    突出した縦凹凸状の係合部15を有する係合片14を立
    設すると共に、外形状が上記回動把持部12と同一であ
    り且つ下部の内径が真円となった外筒体20の下部内周
    面に、前記内筒体10の係合片14の係合部15に乗り
    越えて係合する縦凹凸状の係合部21を設けて戊る棒状
    化粧品の押出容器。
JP15969078U 1978-11-20 1978-11-20 棒状化粧品の押出容器 Expired JPS589531Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5574506U JPS5574506U (ja) 1980-05-22
JPS589531Y2 true JPS589531Y2 (ja) 1983-02-21

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