JPH0118534Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0118534Y2 JPH0118534Y2 JP1982026703U JP2670382U JPH0118534Y2 JP H0118534 Y2 JPH0118534 Y2 JP H0118534Y2 JP 1982026703 U JP1982026703 U JP 1982026703U JP 2670382 U JP2670382 U JP 2670382U JP H0118534 Y2 JPH0118534 Y2 JP H0118534Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- knob
- outer cylinder
- inner cylinder
- elevating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 30
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、口紅等のステツクを出没自在に収容す
る繰出し容器に係る。
る繰出し容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする問題点」
中皿を昇降動する螺旋昇降手段を有する筒状容
器体が、口紅用の繰出し容器のみならず多数知ら
れている。例えば、実開昭55−36143号公報に記
載された容器がある。
器体が、口紅用の繰出し容器のみならず多数知ら
れている。例えば、実開昭55−36143号公報に記
載された容器がある。
しかしながら、これらの容器には、種々の欠点
があつた。即ち、構成部材たる筒体の結合一体化
に不具合があり、また、筒体の嵌め合わせが容易
でない。更に、筒体相互の回り具合にガタ付き、
或いは、渋りが生じ易く、また、構造が複雑であ
つた。
があつた。即ち、構成部材たる筒体の結合一体化
に不具合があり、また、筒体の嵌め合わせが容易
でない。更に、筒体相互の回り具合にガタ付き、
或いは、渋りが生じ易く、また、構造が複雑であ
つた。
本案は、そのような欠点を除去することを目的
とする。
とする。
「問題点を解決するための手段」
内筒1の外側に外筒2を回転自在に嵌合させる
と共に、内筒1の内側に昇降体3を内装し、外筒
2の下部外周に筒状のつまみ4を回転自在に被
せ、更に、内筒1、外筒2、昇降体3及びつまみ
4との間に、つまみ4の回転に伴い昇降体3が昇
降動する螺旋昇降手段Pを講じ、該螺旋昇降手段
は、内筒1内の下端部に小さな嵌合筒14を設け
ると共に、該嵌合筒の下端内縁に係合突条15を
設け、且つ、つまみ4の内周下部に大内径部42
を形成し、更に、底壁51から内外の筒状嵌合部
52,53を起立すると共に、それぞれ複数の弾
性係止片54…,55…を等間隔に配した継手部
材5を形成して、両筒状嵌合部52,53を嵌合
筒14と大内径部42とに各嵌合し、且つ、弾性
係止片54…,55…を係合突状15と大内径部
上縁の段部43へ弾性係合し、更に、内筒1に上
端部から下端部まで開通する縦長孔11,11を
設け、外筒2の内周に該縦長孔と対応させて螺旋
溝21,21を設け、昇降体3の外周にその縦長
孔11,11を通つて螺旋溝21,21に係合す
る突子31,31を設け、更に、内筒1と外筒2
との相互の下部に係合突条12と係合凹溝22と
を周設して嵌合させた。
と共に、内筒1の内側に昇降体3を内装し、外筒
2の下部外周に筒状のつまみ4を回転自在に被
せ、更に、内筒1、外筒2、昇降体3及びつまみ
4との間に、つまみ4の回転に伴い昇降体3が昇
降動する螺旋昇降手段Pを講じ、該螺旋昇降手段
は、内筒1内の下端部に小さな嵌合筒14を設け
ると共に、該嵌合筒の下端内縁に係合突条15を
設け、且つ、つまみ4の内周下部に大内径部42
を形成し、更に、底壁51から内外の筒状嵌合部
52,53を起立すると共に、それぞれ複数の弾
性係止片54…,55…を等間隔に配した継手部
材5を形成して、両筒状嵌合部52,53を嵌合
筒14と大内径部42とに各嵌合し、且つ、弾性
係止片54…,55…を係合突状15と大内径部
上縁の段部43へ弾性係合し、更に、内筒1に上
端部から下端部まで開通する縦長孔11,11を
設け、外筒2の内周に該縦長孔と対応させて螺旋
溝21,21を設け、昇降体3の外周にその縦長
孔11,11を通つて螺旋溝21,21に係合す
る突子31,31を設け、更に、内筒1と外筒2
との相互の下部に係合突条12と係合凹溝22と
を周設して嵌合させた。
「作用」
如上の構成であるから、昇降体3にステツク6
を起立させ、つまみ4を回動すると、螺旋昇降手
段Pが働き、内筒1が連動して、昇降体3が昇降
動し、ステツク6が出没する。
を起立させ、つまみ4を回動すると、螺旋昇降手
段Pが働き、内筒1が連動して、昇降体3が昇降
動し、ステツク6が出没する。
「実施例」
以下、図示の実施例について説明する。
図示のものは、合成樹脂製の筒状の容器本体A
と、該容器本体に着脱自在に嵌合して合成樹脂製
のキヤツプBとから成る。
と、該容器本体に着脱自在に嵌合して合成樹脂製
のキヤツプBとから成る。
また、容器本体Aは、内筒1と、該内筒の外側
に回転自在に嵌合した外筒2と、内筒1の内側に
内装した昇降体3と、外筒2の下部外周に回転自
在に被せた筒状のつまみ4とから成り、内筒1、
外筒2、昇降体3及びつまみ4との間に、つまみ
4の回転に伴い昇降体3が昇降動する螺旋昇降手
段Pを講じている。
に回転自在に嵌合した外筒2と、内筒1の内側に
内装した昇降体3と、外筒2の下部外周に回転自
在に被せた筒状のつまみ4とから成り、内筒1、
外筒2、昇降体3及びつまみ4との間に、つまみ
4の回転に伴い昇降体3が昇降動する螺旋昇降手
段Pを講じている。
この螺旋昇降手段Pは、内筒内下端部に小さな
嵌合筒14を設けると共に、該嵌合筒の下端内縁
に係合突条15を設け、また、つまみ4の内周下
部に大内径部42を設け、更に、底壁51から内
外の筒状嵌合部52,53を起立すると共に、そ
れぞれ複数の弾性係止片54…,55…を等間隔
に配した継手部材5を形成し、両筒状嵌合部5
2,53を上記嵌合筒14と上記大内径部42と
に各嵌合すると同時に、弾性係止片54…,55
…を嵌合筒下縁の係合突条15と大内径部上縁の
段部43へ弾性係合させ、更に、内筒1に上端部
から下端部まで開通する縦長孔11,11を設
け、外筒2の内周に該縦長孔と対応させて螺旋溝
21,21を設け、昇降体3の外周にその縦長孔
11,11を通つて螺旋溝21,21に係合する
突子31,31を設け、内筒1の回転により突子
31,31が縦長孔11,11及び螺旋溝21,
21に案内されて昇降体3が昇降動するようにな
つている。
嵌合筒14を設けると共に、該嵌合筒の下端内縁
に係合突条15を設け、また、つまみ4の内周下
部に大内径部42を設け、更に、底壁51から内
外の筒状嵌合部52,53を起立すると共に、そ
れぞれ複数の弾性係止片54…,55…を等間隔
に配した継手部材5を形成し、両筒状嵌合部5
2,53を上記嵌合筒14と上記大内径部42と
に各嵌合すると同時に、弾性係止片54…,55
…を嵌合筒下縁の係合突条15と大内径部上縁の
段部43へ弾性係合させ、更に、内筒1に上端部
から下端部まで開通する縦長孔11,11を設
け、外筒2の内周に該縦長孔と対応させて螺旋溝
21,21を設け、昇降体3の外周にその縦長孔
11,11を通つて螺旋溝21,21に係合する
突子31,31を設け、内筒1の回転により突子
31,31が縦長孔11,11及び螺旋溝21,
21に案内されて昇降体3が昇降動するようにな
つている。
内筒1と外筒2との相互間の抜け止めは、相互
の下部に係合突条12と係合凹溝22とを周設し
て嵌合させ、且つ、内筒下端に短い外向きフラン
ジ13を設けて外筒2の下端を突き当らせること
により得ている。
の下部に係合突条12と係合凹溝22とを周設し
て嵌合させ、且つ、内筒下端に短い外向きフラン
ジ13を設けて外筒2の下端を突き当らせること
により得ている。
昇降体3は、昇降リング3aと、該昇降リング
に嵌合させたステツク支持筒3bとから成り、昇
降リング3aに上記突子31,31を備えてい
る。而して、昇降リング3aは、複数の弾性係合
片32…を等間隔に垂設し、ステツク支持筒3b
は、下部外周をやや小径にして、該下部33を昇
降リング3a内に嵌合するようにし、且つ、下端
外周に係合凹溝34を周設して、該係合凹溝を上
記弾性係止片32…に係合するようにしており、
これにより、組立ての際に、ステツク支持筒3b
へステツク6を起立させて後、該ステツク支持筒
を昇降リング3aへ嵌挿できるようにしている。
に嵌合させたステツク支持筒3bとから成り、昇
降リング3aに上記突子31,31を備えてい
る。而して、昇降リング3aは、複数の弾性係合
片32…を等間隔に垂設し、ステツク支持筒3b
は、下部外周をやや小径にして、該下部33を昇
降リング3a内に嵌合するようにし、且つ、下端
外周に係合凹溝34を周設して、該係合凹溝を上
記弾性係止片32…に係合するようにしており、
これにより、組立ての際に、ステツク支持筒3b
へステツク6を起立させて後、該ステツク支持筒
を昇降リング3aへ嵌挿できるようにしている。
キヤツプBは、深筒として、外筒2の外側へ被
せ、下端部をつまみ4の外周上半部41へ嵌合し
ており、該外周上半部をやや小径に形成してい
る。
せ、下端部をつまみ4の外周上半部41へ嵌合し
ており、該外周上半部をやや小径に形成してい
る。
「考案の効果」
本案によれば、つまみ4と、内筒1との間に継
手部材5を介在させて、両部材を強固に結合した
から、つまみ4と内筒1とが確実に一体化し、使
用時に、つまみ4が内筒1に対して空回りして使
用に支障を来たすようなことは生じ得ない。
手部材5を介在させて、両部材を強固に結合した
から、つまみ4と内筒1とが確実に一体化し、使
用時に、つまみ4が内筒1に対して空回りして使
用に支障を来たすようなことは生じ得ない。
また、内筒1の外側に外筒2を嵌合し、且つ、
該外筒の下部外面に継手部材5及びつまみ4を被
せることで、それら構成部材を組立てるよう形成
したから、その組立てが容易であり、且つ、その
組立て時に、構成部材が損傷する虞が全くなくな
り、従つて、組立て時の損傷によつて、内筒1、
外筒2等の構成部材相互の回り具合にガタ付き、
或いは渋りが生じる不都合が解消される。
該外筒の下部外面に継手部材5及びつまみ4を被
せることで、それら構成部材を組立てるよう形成
したから、その組立てが容易であり、且つ、その
組立て時に、構成部材が損傷する虞が全くなくな
り、従つて、組立て時の損傷によつて、内筒1、
外筒2等の構成部材相互の回り具合にガタ付き、
或いは渋りが生じる不都合が解消される。
更に、内筒1と外筒2との二重構造であるか
ら、構造が簡易であつて廉価に製作できる。
ら、構造が簡易であつて廉価に製作できる。
更に、内筒1と連係するつまみ4を、筒状にし
て外筒2の下部外周に回転自在に被せているの
で、つまみ4が下方へ突出せず、全長を短くいわ
ゆるシヨートタイプにでき、携帯に便利にでき
る。
て外筒2の下部外周に回転自在に被せているの
で、つまみ4が下方へ突出せず、全長を短くいわ
ゆるシヨートタイプにでき、携帯に便利にでき
る。
図面は、本案実施例で、第1図は、截断側面
図、第2図は、分解斜視図である。 A……容器本体、B……キヤツプ、P……螺旋
昇降手段、1……内筒、2……外筒、3……昇降
体、4……つまみ、5……継手部材。
図、第2図は、分解斜視図である。 A……容器本体、B……キヤツプ、P……螺旋
昇降手段、1……内筒、2……外筒、3……昇降
体、4……つまみ、5……継手部材。
Claims (1)
- 内筒1の外側に外筒2を回転自在に嵌合させる
と共に、内筒1の内側に昇降体3を内装し、外筒
2の下部外周に筒状のつまみ4を回転自在に被
せ、更に、内筒1、外筒2、昇降体3及びつまみ
4との間に、つまみ4の回転に伴い昇降体3が昇
降動する螺旋昇降手段Pを講じ、該螺旋昇降手段
は、内筒1内の下端部に小さな嵌合筒14を設け
ると共に、該嵌合筒の下端内縁に係合突条15を
設け、且つ、つまみ4の内周下部に大内径部42
を形成し、更に、底壁51から内外の筒状嵌合部
52,53を起立すると共に、それぞれ複数の弾
性係止片54…,55…を等間隔に配した継手部
材5を形成して、両筒状嵌合部52,53を嵌合
筒14と大内径部42とに各嵌合し、且つ、弾性
係止片54…,55…を係合突条15と大内径部
上縁の段部43へ弾性係合し、更に、内筒1に上
端部から下端部まで開通する縦長孔11,11を
設け、外筒2の内周に該縦長孔と対応させて螺旋
溝21,21を設け、昇降体3の外周にその縦長
孔11,11を通つて螺旋溝21,21に係合す
る突子31,31を設け、更に、内筒1と外筒2
との相互の下部に係合突条12と係合凹溝22と
を周設して嵌合させたことを特徴とする繰出し容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2670382U JPS58130973U (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | 繰出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2670382U JPS58130973U (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | 繰出し容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58130973U JPS58130973U (ja) | 1983-09-03 |
JPH0118534Y2 true JPH0118534Y2 (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=30038647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2670382U Granted JPS58130973U (ja) | 1982-02-25 | 1982-02-25 | 繰出し容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58130973U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536143B2 (ja) * | 1976-05-21 | 1980-09-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536143U (ja) * | 1978-08-30 | 1980-03-08 |
-
1982
- 1982-02-25 JP JP2670382U patent/JPS58130973U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536143B2 (ja) * | 1976-05-21 | 1980-09-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58130973U (ja) | 1983-09-03 |