JPS5893453A - アルカロイドの製造方法 - Google Patents

アルカロイドの製造方法

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JPS5893453A
JPS5893453A JP56188343A JP18834381A JPS5893453A JP S5893453 A JPS5893453 A JP S5893453A JP 56188343 A JP56188343 A JP 56188343A JP 18834381 A JP18834381 A JP 18834381A JP S5893453 A JPS5893453 A JP S5893453A
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JP
Japan
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scopolamine
callus
plant
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atropine
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JP56188343A
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JPH0329396B2 (ja
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Yasuyuki Yamada
康之 山田
Kengo Kagei
影井 健吾
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Eisai Co Ltd
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Eisai Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
    • C12P17/18Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms containing at least two hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system, e.g. rifamycin
    • C12P17/188Heterocyclic compound containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen atoms and oxygen atoms as the only ring heteroatoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はズボイシャ属植物の培養細胞から溶媒抽出して
アトロピンおよびスコポラミンを製造する方法に関する
アトロピンおよびスコポラミンは顕著な生理作用を有し
9重要な医薬品であるが化学構造が複雑であるために合
成法によって製造する例はごく一部に限られており、殆
んどは栽培した植物または天然に自生している植物より
抽出したものを採集し、製造する方法によっているのが
現状である。
しかしながら、これらの化合物を含有する高等植物の栽
培は天候に左右されやすく、また数カ月ないし数年1と
わたる長期間を要するものである。
従ってこれらの化合物を栽培によって工業的レベルにお
いて収得することは実際上は多くの困難を伴なっている
のである。例えば9本発明に係るズボイシャ ライヒハ
ルディのごときは環境条件に左右されやすく、従って、
当該植物の栽培によりアトロピンおよびスコポラミンの
収得量を自由にコントロールすることはほぼ不可能であ
る。
かかる事情にかんがみ9本発明者らはアトロピンおよび
スコポラミンを工業的レベルにおいて自由に収得するこ
とのできる製造方法を技術課題として検討し、その結果
、以下に詳細に説明するとと(ズポイシャ植物について
カルスを誘導し、継代培養後溶媒抽出することによって
所期の目的が達成されることを見出し9本発明を完成し
た。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に係るズポイシャ属植物はオーストラリアを原産
とするナス科の多年生木本であり。
1)ubAia  myoporoides  R,B
s+、、Duboisialeichhardtji 
F、 MuellおよびDuboisiahopwoo
dii  F、 Muel l (D三種が知られてい
る。
これらズポイシャ植物は他のナス科植物と異なり特殊な
トロパン系アルカロイドを含有していることが知られて
いるが、環境変化に敏感な植物であ□ す、未だ永年作物として定着していないのが現状である
。従って、当該植物を効率よく組織培養することに成功
すれば、これは、アトロビンおよびスコポラミンの工業
的な製造方法を提供するものとなる。当該植物を組織培
養すること自体はすでに公知のものであるが、いまだ効
率よい方法は確立していない。本発明は当該植物を効率
よく組織培養することによって、アト−ビンおよびスコ
ポラミンの工業的レベルにおける製造方法を提供するも
のである。
カルス誘導は以下の諸要件においておこなう。
まず、母植物として、ズボイシャ属植物の葉、茎。
蕾の各部分のいづれを使用してもよいが、特に好−まし
い部分は葉部であり、茎および置部よりカルスを形成し
やすいことが判明した。母植物はあらかじめ例えば70
96エタノールで消毒し、0.8%アンチホルミン液に
15分関浸し、滅菌水で洗浄するなどの殺菌をしておく
ことが必要である。
母植物は5mm角はどに切り分け100−エルシンマイ
ヤーフラスコ中9寒天培地(25j、寒天0.9%)上
に置床するが、培地は基本培地に蔗糖3%、ナフタレン
酢酸5X10  M;  ペンデルアデニン5X10 
 Mを加えたものを使用する。基本培地としては、 L
insmaier−8koog培地。
Gamborg培地、 White培地のいづれを使用
してもよいが、特に効果的であるのはQamborg培
地である。培養にあたっては、25℃の恒温室内にて一
カ月以上静置培養する。静置培養の光条件としては、明
所、暗所のいづれでもよいが、暗所で生育した場合には
、カルスは比較的均一で薄茶色を呈し、細胞塊はやわら
かく、明所で生育した場合には、カルスは緑色部分と暗
褐色部分とが不均一に混在したものとなり、細胞塊は硬
く大きい。
次に、、かくのごとくして得られたカルス株は。
カルス誘導時の培地と同一の培地でさらに二カ月継代培
養し凍結乾燥して抽出用原料とする。
抽出精製は以下のごと(おこなう。まず抽出溶媒として
は、ピリジン、エタノール性アンモニヤ水などの塩基性
有機溶媒を使用し9例えば、99%エタノールと279
67ンモニヤ水との9:1混合液などを使用するとよい
。しかし1本発明は抽出溶媒の種類、性質によって限定
されるものではなく、要は前記抽出用原料に対し適当な
る溶媒によって繰返しの抽出操作をおこなえばよい。
−例を示せば、抽出用原料に前記エタノール性アンモニ
ヤ水を加えて一夜放置し、遠心分離および濾過をする操
作を繰返えせばよい。
次に抽出液を濃縮し、0.IN塩酸を加えて抽出する。
ここに得られた水抽出液に2N水酸化ナトリウムを加え
てpHを9に調整し、クロロホルムを加えて振とうし、
クロロホルム層を分取する。
クロロホルム溶液を濃縮し、目的物を得る。目的物は後
記実施例に示されるごとくクロロホルムに溶解してガス
クロマトグラフィーで分析すると。
その成分はアトロピンおよびスコポラミンであり。
スコポラミンはアトロビンのh〜μの含量である。
以下に記載する実施例をもって本発明をさらに詳細に説
明する。
実施例1 岐阜県羽島郡用島町で栽培したズボイシャ ライヒハル
ディの葉部を5mm角に切り分け、洗浄し、70%エタ
ノールで消毒し、O,S*アンチホルミン液に15分関
浸漬1次いで滅菌水で5回洗浄した後、 Gambor
Hの基本培地に蔗糖396.寒天0.9 %、す7タレ
ン酢酸5X10M、ベンジルアデニン5 X 10−’
Mを加えた寒天培地に置床し。
暗所25℃で30日間培養した。カルス形成を確認した
後、同一の培地に移し、2力月間継代培養をした。なお
、 Qamborgの基本培地は次のごとくである。
(”If//)          (119/$1(
N)(<)t8()+       134  Mn3
O4・4H1010Mg804”7H,U    50
0  Zn5O,−7H,020aCrt”2Ht0 
   150  Cu804”4H100j)25KN
O,3000CoCz、 −6)40  0.025N
aH2PO4@4H*0  150  KI     
   O,75Fe804・7Ht0   27.8 
 HsBOs      3Na*EDTk     
  37.3 −Na、MoO4*2H1U O,25
↓オイノシトール  1oo  #d*ピリドキシン 
1.0ニコチン酸      1.Ouチアミン   
10同一の培地で綴代培養後、凍結乾燥し、抽出用原料
である細胞粉末20Fを得た。
細胞粉末1fに、99%エタノールと2796アンモニ
ヤ水との9:1混合液10−を加え、−夜放置後、22
00rp1jnで5分関連心分離し、t濾過した。残渣
に同一の抽出操作をさらに二回繰返し。
炉液を合し、濃縮した。ここに0.IN塩酸−を加えて
抽出し、塩酸層に2N水酸化ナトリウムを加えてpH9
とし、クロロホルム5−を加え振とうし、遠心分離して
クロロホルム層を分取した。クロロホルム抽出をさらに
二回繰返し、クロロホルム層を合し、濃縮して目的物を
得た。
目的物についてガスクロマトグラフィー分析をおこない
1図1ないし図3の結果を得た。図1は目的物のガスク
ロマトグラフィーであり1図中AおよびSは標品アトロ
ビンおよび標品スコポラミンにおける保持時間に対応讐
るピークを示す。図2はピークAのトリメチルシリル化
体についてのガスクロマトグラフィーマススペクトルで
ある。また図3はピークSのトリメチルシリル化体につ
いてのガスクロマトグラフィーマススペクトルである。
なお、ガスクロマトグラフィーの実施条件はいづれも次
のどと(である。
HITACHI  M2OGO−M8.oV−1(3f
fi力ラ五温度   193℃ dPヤリャ−Hz  He 2011d/mjn
【図面の簡単な説明】
図1は実施例1記載の図1に相応するガスクロマトグラ
フィーである。 図2は実施例1記載の図2IC相応するガスクロマトグ
ラフィーマススペクトルでiる。 図3は実施例1記載の図3に相応するガスクロマトグラ
フィーマススペクトルである。 特許出願人 工−ザイ株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成植物生長調節物質を含有する寒天培地上で誘
    導したズボイシャ植物のカル大をさらに培養して得られ
    る培養細胞から溶媒抽出することを特徴とするアトロピ
    ンおよびスコポラミンの製造方法
  2. (2)ズボイシャ属植物がズボイシャ ライヒI−%ル
    ディ エフ ミュエル(Duboisialeichh
    ardtii F、 Muel+ )である特許請求の
    範囲第1項記載のアトロピンおよびスコポラミンの製造
    方法
  3. (3)合成植物生長調節物質がす7タレン酢酸である特
    許請求の範囲第1項または第2項記載−のアトロビン詔
    よびスコポラミンのII遣方m
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