JPS589142Y2 - 工場建家の換気装置 - Google Patents
工場建家の換気装置Info
- Publication number
- JPS589142Y2 JPS589142Y2 JP10865378U JP10865378U JPS589142Y2 JP S589142 Y2 JPS589142 Y2 JP S589142Y2 JP 10865378 U JP10865378 U JP 10865378U JP 10865378 U JP10865378 U JP 10865378U JP S589142 Y2 JPS589142 Y2 JP S589142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- factory
- sound
- ventilation system
- roof
- ventilator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工場離京における防音効果の優れた換気装置に
関する。
関する。
従来一般に工場離京に設置されている換気装置としては
、第1図の見取図に例示する如く、ベンチレーター6(
自然換気、機械換気を総称)を屋根1a上面に露出せし
めて突設しているため、工場内において発生する騒音の
大部分は排気と共に工場外に排出伝播され、また機械換
気の場合装置自体の機械音も加わり、騒音公害源の一つ
になっている。
、第1図の見取図に例示する如く、ベンチレーター6(
自然換気、機械換気を総称)を屋根1a上面に露出せし
めて突設しているため、工場内において発生する騒音の
大部分は排気と共に工場外に排出伝播され、また機械換
気の場合装置自体の機械音も加わり、騒音公害源の一つ
になっている。
またベンチレーターが屋根表面に突設される関係上耐風
圧強度保持あるいは雨仕舞等をも考慮した複雑な設置構
造を必要とするなどの問題点がある。
圧強度保持あるいは雨仕舞等をも考慮した複雑な設置構
造を必要とするなどの問題点がある。
本考案は上記問題点に対処して、工場内騒音の伝播を極
力減少せしめ効率のよい換気装置を提供することを目的
とするもので、実施例として掲げる図面を参照して本考
案を詳細に説明する。
力減少せしめ効率のよい換気装置を提供することを目的
とするもので、実施例として掲げる図面を参照して本考
案を詳細に説明する。
第2図は本考案になる換気装置の一例を、一部縦断面で
示す見取図にして、1a、1bは屋根、2はトラス、3
は離京の壁面である。
示す見取図にして、1a、1bは屋根、2はトラス、3
は離京の壁面である。
屋根1aは通常の切妻10より屋根面をさらに延長し、
その延長端と屋根1b面を垂直状に接合して採光窓4を
設けている。
その延長端と屋根1b面を垂直状に接合して採光窓4を
設けている。
これまでは第1図図示の従来構造と同じであるが、本考
案では換気装置の構造を吸音構造とし、その要部を屋根
裏側に収納するように構成している。
案では換気装置の構造を吸音構造とし、その要部を屋根
裏側に収納するように構成している。
すなわち通常の切妻10対応位置近傍の屋根1a裏側と
トラス2下弦材との間に所望の立体空間を有する空室5
を設け、該空室5底部より室内に臨ませてベンチレータ
ー6を設置し、前記空室5の一側壁(図示例では左側)
より前記採光窓4に連通して窓外に開口する吸音ダクト
7を設け、該吸音ダクト7の排気口(窓外開口部)には
開閉可能に装置したガラリ4aを配設して雨水の浸入を
防止するよう構成する。
トラス2下弦材との間に所望の立体空間を有する空室5
を設け、該空室5底部より室内に臨ませてベンチレータ
ー6を設置し、前記空室5の一側壁(図示例では左側)
より前記採光窓4に連通して窓外に開口する吸音ダクト
7を設け、該吸音ダクト7の排気口(窓外開口部)には
開閉可能に装置したガラリ4aを配設して雨水の浸入を
防止するよう構成する。
空室5は市販される吸音材を使用して吸音構造とし、−
側壁(図示例では吸音ダクト対向側)に、ベンチレータ
一点検保守あるいは室内清掃等の際の出入可能な開閉戸
5aを設けるのが好ましい、この場合密閉可能に装置す
る必要がある。
側壁(図示例では吸音ダクト対向側)に、ベンチレータ
一点検保守あるいは室内清掃等の際の出入可能な開閉戸
5aを設けるのが好ましい、この場合密閉可能に装置す
る必要がある。
吸音ダクト7は第3図の拡大断面図(第2図AA線断面
)に示す如く、排気路7aの周囲を一般市販の吸音材7
bにより囲繞し、吸音ダクト7外殻は遮音板7Cにより
保護され、ベンチレーター6の換気能力、工場内の騒音
発生度合、機械換気の場合の機械音等を考慮して排気路
7a断面積、吸音材7bの層厚構成、吸音ダクト7長さ
等が設計され、かつ第3図Aのセル形、図Bのスプリッ
タ形等の形式が任意に設定される。
)に示す如く、排気路7aの周囲を一般市販の吸音材7
bにより囲繞し、吸音ダクト7外殻は遮音板7Cにより
保護され、ベンチレーター6の換気能力、工場内の騒音
発生度合、機械換気の場合の機械音等を考慮して排気路
7a断面積、吸音材7bの層厚構成、吸音ダクト7長さ
等が設計され、かつ第3図Aのセル形、図Bのスプリッ
タ形等の形式が任意に設定される。
上記の如く構成した換気装置は、工場離京の容積、業種
、作業者数、換気装置の能力等を勘案した所要数を離京
の桁行方向に所要間隔で設置され、隣接する吸音ダクト
排気口間の採光窓4はそのままで採光窓としての機能が
果せるよう構成するものである。
、作業者数、換気装置の能力等を勘案した所要数を離京
の桁行方向に所要間隔で設置され、隣接する吸音ダクト
排気口間の採光窓4はそのままで採光窓としての機能が
果せるよう構成するものである。
上記の実施例では屋根1aの屋根面を切妻10より屋根
1b方向に延長してその延長端と屋根1b面とを垂直状
に接続して採光窓4を形成した工場離京について説明し
たが、本考案はこれに限定するものではなく、例えば片
流れ屋根、のこぎり形屋根等の屋根構造においても実施
可能で同様の効果が得られ、また吸音ダクトの排気口は
天井裏に対応する壁面あるいは屋根面上に臨ませてもよ
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲での設計変更は含ま
れる。
1b方向に延長してその延長端と屋根1b面とを垂直状
に接続して採光窓4を形成した工場離京について説明し
たが、本考案はこれに限定するものではなく、例えば片
流れ屋根、のこぎり形屋根等の屋根構造においても実施
可能で同様の効果が得られ、また吸音ダクトの排気口は
天井裏に対応する壁面あるいは屋根面上に臨ませてもよ
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲での設計変更は含ま
れる。
以上に説明したごとく、本考案は上記の構造になるもの
であるからベンチレーター自体の機械音も含め、換気と
共に排出される工場内騒音を吸音ダクトにより吸収して
、換気装置より離京外に伝播される騒音を大巾に削減し
、然も工場離京の立地条件に応じ排気口の向を選択設計
することが容易であり、さらに従来の屋上に突設するベ
ンチレーターのごとく対風圧構造、雨仕舞等を必要とす
るなどの複雑な設置構造l相当無視することができるな
ど設置施工を容易にするなど多大の効果を有し、また工
場離京の美観の点からも優れたものである。
であるからベンチレーター自体の機械音も含め、換気と
共に排出される工場内騒音を吸音ダクトにより吸収して
、換気装置より離京外に伝播される騒音を大巾に削減し
、然も工場離京の立地条件に応じ排気口の向を選択設計
することが容易であり、さらに従来の屋上に突設するベ
ンチレーターのごとく対風圧構造、雨仕舞等を必要とす
るなどの複雑な設置構造l相当無視することができるな
ど設置施工を容易にするなど多大の効果を有し、また工
場離京の美観の点からも優れたものである。
第1図は従来の換気装置の一例を示す見取図、第2図は
本考案になる換気装置を例示する要部縦断面見取図、第
3図は吸音ダクトの断面を拡大して示す説明図である。 図中 1:屋根、2ニドラス、3:壁体、4:採光窓、
4aニガラリ、5:空室、6:ベンチレーター、7:吸
音ダクト、7a:排気路、7b:吸音材、7C:遮音材
、10:切妻。
本考案になる換気装置を例示する要部縦断面見取図、第
3図は吸音ダクトの断面を拡大して示す説明図である。 図中 1:屋根、2ニドラス、3:壁体、4:採光窓、
4aニガラリ、5:空室、6:ベンチレーター、7:吸
音ダクト、7a:排気路、7b:吸音材、7C:遮音材
、10:切妻。
Claims (1)
- 工場離京の切妻対応位置もしくはこれに類する屋根頂部
近傍所望位置の屋根裏に所望の立体空間を形成する空室
を設け、該空室底部より室内に臨ませてベンチレーター
を設置し、前記空室の一側壁面より屋根裏を通って離京
外に連通開口する吸音ダクトを設けたことを特徴とする
工場離京の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10865378U JPS589142Y2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | 工場建家の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10865378U JPS589142Y2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | 工場建家の換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5526296U JPS5526296U (ja) | 1980-02-20 |
JPS589142Y2 true JPS589142Y2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=29053901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10865378U Expired JPS589142Y2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | 工場建家の換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589142Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-07 JP JP10865378U patent/JPS589142Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5526296U (ja) | 1980-02-20 |
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