JPS589138B2 - 焼結成形体の製造方法 - Google Patents
焼結成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS589138B2 JPS589138B2 JP50057087A JP5708775A JPS589138B2 JP S589138 B2 JPS589138 B2 JP S589138B2 JP 50057087 A JP50057087 A JP 50057087A JP 5708775 A JP5708775 A JP 5708775A JP S589138 B2 JPS589138 B2 JP S589138B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron powder
- cast iron
- powder
- sintered
- sintered compact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳鉄粉末に純鉄粉を混合した粉末を素材とした
焼結成形体の製造方法に関するものである。
焼結成形体の製造方法に関するものである。
本出願人は先に出願した特願昭49−135678号(
特開昭51−60613号公報参照)において、鋳鉄粉
末を素材とした焼結成形体の製造方法に関する発明を開
示した。
特開昭51−60613号公報参照)において、鋳鉄粉
末を素材とした焼結成形体の製造方法に関する発明を開
示した。
その方法によって得られた焼結成形体はかなりの引張り
強度を有するにしても使用目的によっては十分ではなく
、又焼結時における寸法変化、焼結成形体の表面性状等
において改善する余地があった。
強度を有するにしても使用目的によっては十分ではなく
、又焼結時における寸法変化、焼結成形体の表面性状等
において改善する余地があった。
本発明は上述のような事由に鑑み、種々の実験を重ねた
結果、鋳鉄粉末に純鉄粉を混合した粉末を成形、鋳鉄す
ることにより、鋳鉄粉末のみの焼結成形体に比しより大
きな引張り強度が得られ、且つ前記寸法変化、表面性状
ともに改善された焼結成形体を得ることに成功したもの
である。
結果、鋳鉄粉末に純鉄粉を混合した粉末を成形、鋳鉄す
ることにより、鋳鉄粉末のみの焼結成形体に比しより大
きな引張り強度が得られ、且つ前記寸法変化、表面性状
ともに改善された焼結成形体を得ることに成功したもの
である。
以下本発明について詳細に説明する。
1 粉末
鋳鉄粉末は工場において鋳造品を切削又は研削した切屑
(以下ダライ粉と称する)を粉砕機にて一定粒度以下に
粉砕された粉末を用いる。
(以下ダライ粉と称する)を粉砕機にて一定粒度以下に
粉砕された粉末を用いる。
ダライ粉は一般の工場にて簡単に得られ、又脆い材質で
ある故に粉砕が極めて容易であるので安価に入手できる
利点を有する。
ある故に粉砕が極めて容易であるので安価に入手できる
利点を有する。
尚前記鋳鉄粉末は粒度40メッシュ以下のものが90%
以上であることが望ましくこの場合成形性、焼結性とも
に満足するものが得られる。
以上であることが望ましくこの場合成形性、焼結性とも
に満足するものが得られる。
後述する実験に用いた鋳鉄粉末の粒度分布は下記の通り
である。
である。
上述の鋳鉄粉末に市販の純鉄粉(本実施例においては、
炭素含有量が0.04%以下のものを純鉄粉と称し、粒
度40メッシュ以下が望ましい)を混合する。
炭素含有量が0.04%以下のものを純鉄粉と称し、粒
度40メッシュ以下が望ましい)を混合する。
2 成形
上述のようにして得られた鋳鉄粉末と純鉄粉との混合粉
末を成形型内に入れ成形する。
末を成形型内に入れ成形する。
この場合鋳鉄粉末自体が自己潤滑性を有しているので、
一般の合金成形の場合に比し成形の際に添加されるステ
アリン酸亜鉛等の潤滑剤の量が少なくて良い。
一般の合金成形の場合に比し成形の際に添加されるステ
アリン酸亜鉛等の潤滑剤の量が少なくて良い。
尚ステアリン酸亜鉛等の潤滑剤は焼結工程において炉内
に放出され炉内の雰囲気を悪化させたり炉内の発熱体や
炉材に付着してそれらの寿命を短かくする性質を有して
いるので、成形の際にその添加量が少ない程良いことは
よく知られていることである。
に放出され炉内の雰囲気を悪化させたり炉内の発熱体や
炉材に付着してそれらの寿命を短かくする性質を有して
いるので、成形の際にその添加量が少ない程良いことは
よく知られていることである。
3 焼結
成形された成形品を適宜の焼結雰囲気において焼結する
。
。
4 実験例
組成が炭素3.55%、硅素2. 6 9 %、マンガ
ン0.46%、燐0.13%、硫黄0.05%で残りが
鉄であるFC15の鋳造品のダライ粉を粉砕した粉末(
粒度分布は前述の通りである)と純鉄粉とを種々の割合
で混合し、第1図に示すような成形品を成形圧力800
kg/cm2で成形した。
ン0.46%、燐0.13%、硫黄0.05%で残りが
鉄であるFC15の鋳造品のダライ粉を粉砕した粉末(
粒度分布は前述の通りである)と純鉄粉とを種々の割合
で混合し、第1図に示すような成形品を成形圧力800
kg/cm2で成形した。
それらの成形品を鋳鉄組成に対して顕著に脱炭作用、浸
炭作用を引起こさない中性雰囲気、例えばドライ水素ガ
ス雰囲気中にて、第2図に示すような温度にて30分間
焼結した。
炭作用を引起こさない中性雰囲気、例えばドライ水素ガ
ス雰囲気中にて、第2図に示すような温度にて30分間
焼結した。
その結果は第2図乃至第5図に示す通りである。
先ず第2図から明らかなように純鉄分の鋳鉄粉末に対す
る混入割合が20重量%までの焼結成形体は焼結温度に
関%なく鋳鉄粉末のみの成形体と同等若しくはそれ以下
の引張り強さしか得られない。
る混入割合が20重量%までの焼結成形体は焼結温度に
関%なく鋳鉄粉末のみの成形体と同等若しくはそれ以下
の引張り強さしか得られない。
しかしその混合割合が30重量%以上の焼結成形体は焼
結温度が高い場合において鋳鉄粉末のみの成形体に比し
それ以上の引張り強さを得ることができる。
結温度が高い場合において鋳鉄粉末のみの成形体に比し
それ以上の引張り強さを得ることができる。
例えば焼結温度が1150℃の場合純鉄粉の鋳鉄粉末へ
の混入割合が4.0重量%の場合に最高の69kg/m
m2の引張り強さが得られ、又焼結温度が1175℃の
場合前記混入割合が60重量%の場合に最高の79kg
/mm2の引張り強さが得られた。
の混入割合が4.0重量%の場合に最高の69kg/m
m2の引張り強さが得られ、又焼結温度が1175℃の
場合前記混入割合が60重量%の場合に最高の79kg
/mm2の引張り強さが得られた。
しかしながら前記混入割合が80重量%の場合は焼結温
度を高くしても鋳鉄粉末のみの成形体とほとんど変りの
ない引張り強さしか得られないことが確認された。
度を高くしても鋳鉄粉末のみの成形体とほとんど変りの
ない引張り強さしか得られないことが確認された。
尚第2図には焼結温度が1100℃以上の場合について
示されているが、焼結温度が1050℃の場合、前記混
入割合に関%なく略5〜10kg/mm2程度の引張り
強さしか得られないことが確認された。
示されているが、焼結温度が1050℃の場合、前記混
入割合に関%なく略5〜10kg/mm2程度の引張り
強さしか得られないことが確認された。
以上の結果から純鉄粉の鋳鉄粉末への混入割合が30〜
70重量%の場合において鋳鉄粉末のみの成形体に比し
大巾に大なる引張り強さを得ることができ、その際焼結
温度は1150℃以上であることが望ましいことが判明
した。
70重量%の場合において鋳鉄粉末のみの成形体に比し
大巾に大なる引張り強さを得ることができ、その際焼結
温度は1150℃以上であることが望ましいことが判明
した。
次に第3図に焼結温度1150℃の場合の焼結時におけ
る寸法変化について示す。
る寸法変化について示す。
図より明らかなように純鉄粉の鋳鉄粉末への混入割合が
10重量%以上の場合その寸法変化はかなり小となり、
前記混入割合が大となる程寸法変化が小となることが確
認された。
10重量%以上の場合その寸法変化はかなり小となり、
前記混入割合が大となる程寸法変化が小となることが確
認された。
又特に成形体の巾方向(第1図に示す矢印と直交する方
向)の寸法変化は著しく小となる。
向)の寸法変化は著しく小となる。
尚この寸法変化は前記粉末に銅粉末を少量添加すること
により更に小となることも確認された。
により更に小となることも確認された。
次に第4図に鋳鉄粉末のみの焼結成形体の表面粗さを、
又第5図に鋳鉄粉末50重量%、純鉄粉50重量%の混
合粉末を焼結した焼結成形体の表面粗さを示す。
又第5図に鋳鉄粉末50重量%、純鉄粉50重量%の混
合粉末を焼結した焼結成形体の表面粗さを示す。
図から明らかなように鋳鉄粉末に純鉄粉を混合すること
により成形体の表面性状は著しく改善され表面が極めて
滑らかとなる。
により成形体の表面性状は著しく改善され表面が極めて
滑らかとなる。
鋳造品を切削又は研削した切屑を粉砕した粉末であって
、且つ40メッシュ以下のものが90%以上を占めるね
ずみ鋳鉄粉末と、そのねずみ鋳鉄粉末よりも炭素含有量
の極めて少ない純鉄粉とを、前記ねずみ鋳鉄粉末が重量
比で30〜70%となるように混合した混合粉末を圧縮
成形し、1150℃以上で焼結したので、鋳鉄粉末のみ
の焼結成形体に比べてそれ以上の大きな引張り強度を得
ることができ、又、焼結時における寸法変化も小さく、
表面も滑らかな焼結成形体を得ることができ、ねずみ鋳
鉄粉末として、鋳造品を切削又は研削した切屑を粉砕し
たものを用いたので、極めて安価に製造できるものであ
る。
、且つ40メッシュ以下のものが90%以上を占めるね
ずみ鋳鉄粉末と、そのねずみ鋳鉄粉末よりも炭素含有量
の極めて少ない純鉄粉とを、前記ねずみ鋳鉄粉末が重量
比で30〜70%となるように混合した混合粉末を圧縮
成形し、1150℃以上で焼結したので、鋳鉄粉末のみ
の焼結成形体に比べてそれ以上の大きな引張り強度を得
ることができ、又、焼結時における寸法変化も小さく、
表面も滑らかな焼結成形体を得ることができ、ねずみ鋳
鉄粉末として、鋳造品を切削又は研削した切屑を粉砕し
たものを用いたので、極めて安価に製造できるものであ
る。
第1図は焼結成形体の斜視図、第2図は純鉄粉の鋳鉄粉
末への混入割合と焼結温度と引張り強さとの関係を示す
図、第3図は純鉄粉の鋳鉄粉末への混入割合と寸法変化
との関係を示す図、第4図は鋳鉄粉末のみの焼結成形体
の表面粗さを示す図、第5図は本発明による焼結成形体
の表面粗さを示す図である。
末への混入割合と焼結温度と引張り強さとの関係を示す
図、第3図は純鉄粉の鋳鉄粉末への混入割合と寸法変化
との関係を示す図、第4図は鋳鉄粉末のみの焼結成形体
の表面粗さを示す図、第5図は本発明による焼結成形体
の表面粗さを示す図である。
Claims (1)
- 1 鋳造品を切削又は研削した切屑を粉砕した粉末であ
って且つ40メッシュ以下のものが90%以上を占める
ねずみ鋳鉄粉末と、そのねずみ鋳鉄粉末よりも炭素含有
量が極めて少ない純鉄粉とを、前記ねずみ鋳鉄粉末が重
量比で30〜70%となるように混合した混合粉末を圧
縮成形した後、1150℃以上で焼結するようにしたこ
とを特徴とする焼結成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50057087A JPS589138B2 (ja) | 1975-05-13 | 1975-05-13 | 焼結成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50057087A JPS589138B2 (ja) | 1975-05-13 | 1975-05-13 | 焼結成形体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51132105A JPS51132105A (en) | 1976-11-17 |
| JPS589138B2 true JPS589138B2 (ja) | 1983-02-19 |
Family
ID=13045698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50057087A Expired JPS589138B2 (ja) | 1975-05-13 | 1975-05-13 | 焼結成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589138B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03114238U (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-22 | ||
| JPH0515944U (ja) * | 1991-08-14 | 1993-03-02 | 幸夫 柳沢 | 指圧機能を備えた重力式肩叩き器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2238382A (en) * | 1938-08-10 | 1941-04-15 | Gen Motors Corp | Formation of ferrous metal powders and formation of articles by sintering |
-
1975
- 1975-05-13 JP JP50057087A patent/JPS589138B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03114238U (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-22 | ||
| JPH0515944U (ja) * | 1991-08-14 | 1993-03-02 | 幸夫 柳沢 | 指圧機能を備えた重力式肩叩き器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51132105A (en) | 1976-11-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0432122B2 (ja) | ||
| JP2002504188A (ja) | 高密度の高炭素焼結金属粉末鋼部品の製造法 | |
| US4047983A (en) | Process for producing soft magnetic material | |
| US4190441A (en) | Powder intended for powder metallurgical manufacturing of soft magnetic components | |
| JP2005133148A (ja) | 高強度および高比抵抗を有する複合軟磁性材の製造方法 | |
| JPS589138B2 (ja) | 焼結成形体の製造方法 | |
| US3922236A (en) | Electrical contact materials | |
| JPS61231102A (ja) | 高強度焼結体製造用Ni及びMoを含を鉄を主成分とする粉末 | |
| US4152179A (en) | Process for producing phosphorous-bearing soft magnetic material | |
| WO1993003874A1 (en) | Powder-metallurgical composition having good soft magnetic properties | |
| US4130422A (en) | Copper-base alloy for liquid phase sintering of ferrous powders | |
| JPS5812321B2 (ja) | ねずみ鋳鉄粉末の焼結成形体の製造方法 | |
| US3853537A (en) | Sintering alloy | |
| JPS6140028B2 (ja) | ||
| US4518427A (en) | Iron or steel powder, a process for its manufacture and press-sintered products made therefrom | |
| JPS5810459B2 (ja) | シヨウケツセイケイタイノセイゾウホウホウ | |
| JPS55115930A (en) | Fine ore treating method for reduction shaft furnace | |
| JPH06145702A (ja) | 粉末冶金用鋼粉の製造方法および焼結部品 | |
| JPS587685B2 (ja) | ハガネソシキオユウスルシヨウケツセイケイタイノ セイゾウホウホウ | |
| US4427625A (en) | Silver cadmium oxide electrical contacts | |
| JPH0827536A (ja) | ステンレス鋼焼結体の製造方法 | |
| JP2805026B2 (ja) | なじみ性に優れた鉄粉焼結軸受材料の製造法 | |
| JP2544017B2 (ja) | 粉末冶金用銅粉の製造方法 | |
| JPS5821003B2 (ja) | ねずみ鋳鉄粉末の焼結成形体の製造方法 | |
| US3418105A (en) | Iron powder for forming sintered articles of improved strength |