JPS587685B2 - ハガネソシキオユウスルシヨウケツセイケイタイノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ハガネソシキオユウスルシヨウケツセイケイタイノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS587685B2 JPS587685B2 JP49135679A JP13567974A JPS587685B2 JP S587685 B2 JPS587685 B2 JP S587685B2 JP 49135679 A JP49135679 A JP 49135679A JP 13567974 A JP13567974 A JP 13567974A JP S587685 B2 JPS587685 B2 JP S587685B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- sintering
- furnace
- sintered
- sintered compact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳鉄粉末、特に鋳造品を切削又は研削した切屑
(一般にダライ粉と呼ばれる)を粉砕した鋳鉄粉末を素
材とし、鋼組織を有する焼結成形体を製造する方法に関
するものである。
(一般にダライ粉と呼ばれる)を粉砕した鋳鉄粉末を素
材とし、鋼組織を有する焼結成形体を製造する方法に関
するものである。
最近、鋼組織を有する焼結成形体を作りそれを熱間鍛造
にて所要の形状に成形する焼結鍛造方法が行われている
。
にて所要の形状に成形する焼結鍛造方法が行われている
。
而して鋼組織を有する焼結成形体の製造方法として鉄粉
に合金粉を混合しそれを成形、焼結する方法と、鋼材の
切屑を粉砕しそれを成形、焼結する方法とが提案されて
いるが、前者は素材粉末が極めて高価であり、後者は鋼
材の切屑を細かく粉砕することが面倒でありしかも弾性
があるので成形しにくい欠陥がある。
に合金粉を混合しそれを成形、焼結する方法と、鋼材の
切屑を粉砕しそれを成形、焼結する方法とが提案されて
いるが、前者は素材粉末が極めて高価であり、後者は鋼
材の切屑を細かく粉砕することが面倒でありしかも弾性
があるので成形しにくい欠陥がある。
本発明は上述のような欠陥を鑑み、安価な素材粉末を用
い、一般的な成形方法、焼結方法でもって鋼組織を有す
る焼結成形体を得る方法を提供しようとするものである
。
い、一般的な成形方法、焼結方法でもって鋼組織を有す
る焼結成形体を得る方法を提供しようとするものである
。
以下に本発明を具体化した実施例について詳述する。
1.素材粉末
素材粉末は鋳鉄粉末であれば良い。
特に工場において鋳造品を切削又は研削した切屑(以下
ダライ粉と称す)を利用できるので素材粉末を極めて安
価に入手することができる。
ダライ粉と称す)を利用できるので素材粉末を極めて安
価に入手することができる。
2.工程
(1)粉砕工程・・・・・・ダライ粉を粉砕機で粉砕し
て一定の粒度以下の粉末を作る。
て一定の粒度以下の粉末を作る。
ダライ粉は脆い材質であるが故に鋼材等に比し極めて粉
砕が容易である。
砕が容易である。
粒度40メッシュ以下の粉末が90%以上であることが
望ましい。
望ましい。
粒度40メッシュ以上の粉末が10%以上混入している
と成形性、焼結性ともに悪くなる。
と成形性、焼結性ともに悪くなる。
(2)成形工程・・・・・・粉砕工程で得られた粉末を
成形金型内に入れ圧縮成形する。
成形金型内に入れ圧縮成形する。
一般の合金焼結の成形の際には型のカジリをなくするた
めにステアリン酸亜鉛等の潤滑剤を使用する必要がある
が、鋳鉄粉末の場合その粉末自体が自己潤滑性を有して
いるので潤滑剤なしで十分成形可能である。
めにステアリン酸亜鉛等の潤滑剤を使用する必要がある
が、鋳鉄粉末の場合その粉末自体が自己潤滑性を有して
いるので潤滑剤なしで十分成形可能である。
このことは単に潤滑剤を必要としないという効果のみな
らず潤滑剤を使用した場合の焼結工程において生ずる諸
欠点、例えば、潤滑剤が炉内に放出され炉内の雰囲気が
悪化し焼結成形体の性質に悪影響を及ぼす、炉内の発熱
体、炉材に付着し炉内の温度を実質的に低下させたり炉
の寿命を短くする等の欠点を解消する効果をも奏するも
のである。
らず潤滑剤を使用した場合の焼結工程において生ずる諸
欠点、例えば、潤滑剤が炉内に放出され炉内の雰囲気が
悪化し焼結成形体の性質に悪影響を及ぼす、炉内の発熱
体、炉材に付着し炉内の温度を実質的に低下させたり炉
の寿命を短くする等の欠点を解消する効果をも奏するも
のである。
(3)焼結工程・・・・・・前述のようにして成形され
た成形品をプロパン変成ガス若しくはアンモニア分解ガ
ス中に水分を強制的に混入させた強脱炭性雰囲気中にて
焼結する。
た成形品をプロパン変成ガス若しくはアンモニア分解ガ
ス中に水分を強制的に混入させた強脱炭性雰囲気中にて
焼結する。
3.実験結果
組成が、炭素3.55%、硅素2.69%、マンガン0
.46%、燐0.13%、硫黄0.05%で残りが鉄で
あるFC15の鋳造品のダライ粉を粉砕した粉末を素材
粉末とした。
.46%、燐0.13%、硫黄0.05%で残りが鉄で
あるFC15の鋳造品のダライ粉を粉砕した粉末を素材
粉末とした。
その粒度分布は下記の通りである。
上記の粉末を使用して図面に示すような形状の成形品を
成形圧力8 0 0 0 Kg/cm2で成形した後、
その成形品をアンモニア分解ガス中に水分を強制的に混
入させた強脱炭性雰囲気中にて30分間焼結した。
成形圧力8 0 0 0 Kg/cm2で成形した後、
その成形品をアンモニア分解ガス中に水分を強制的に混
入させた強脱炭性雰囲気中にて30分間焼結した。
その結果、成形品は、全体的に遊離黒鉛がなくなり、パ
ーライト組織が増加し、脱炭により炭素量が2%以下の
鋼組織になる。
ーライト組織が増加し、脱炭により炭素量が2%以下の
鋼組織になる。
このようにして得られた焼結成形体をプレフォームとし
て鍜造することにより、鍛造品の原価を大幅に低減する
ことができる。
て鍜造することにより、鍛造品の原価を大幅に低減する
ことができる。
本発明は以上詳述したように、鋳鉄粉末を成形した後、
それをプロパン変成ガス若しくはアンモニア分解ガス中
に水分を強制的に混入させた強脱炭性雰囲気中にて焼結
したので、安価で入手しやすい鋳鉄粉末を素材とした鋼
組織を有する焼結成形体を得ることができる。
それをプロパン変成ガス若しくはアンモニア分解ガス中
に水分を強制的に混入させた強脱炭性雰囲気中にて焼結
したので、安価で入手しやすい鋳鉄粉末を素材とした鋼
組織を有する焼結成形体を得ることができる。
又、鋳鉄粉末は自己潤滑性を有しているので、成形時に
潤滑剤を添加する必要がなく、潤滑剤が焼結炉内の雰囲
気を悪化させて焼結成形体の性質に悪影響を及ぼしたり
、焼結炉内の発熱体、炉材に付着して焼結炉内の温度を
実質的に低下させたり、焼結炉の寿命を短くすることが
ない。
潤滑剤を添加する必要がなく、潤滑剤が焼結炉内の雰囲
気を悪化させて焼結成形体の性質に悪影響を及ぼしたり
、焼結炉内の発熱体、炉材に付着して焼結炉内の温度を
実質的に低下させたり、焼結炉の寿命を短くすることが
ない。
そして又、プロパン変成ガス若しくはアンモニア分解ガ
ス中に水分を強制的に混入させて強脱炭性雰囲気をつく
り、その雰囲気中にて成形品を焼結したので、焼結に先
立って成形品を酸化鉄等の固体脱炭材でいちいち囲む必
要がなくなり、製造工程が簡単になり安価に製造できる
。
ス中に水分を強制的に混入させて強脱炭性雰囲気をつく
り、その雰囲気中にて成形品を焼結したので、焼結に先
立って成形品を酸化鉄等の固体脱炭材でいちいち囲む必
要がなくなり、製造工程が簡単になり安価に製造できる
。
更に、焼結成形体をそのまま製品として使用するだけで
なく、鍛造品のプレフォームとしても極めて有用である
。
なく、鍛造品のプレフォームとしても極めて有用である
。
図面は成形品の斜視図である。
Claims (1)
- 1 鋳鉄粉末を成形した後、それをプロパン変成ガス若
しくはアンモニア分解ガス中に水分を強制的に混入させ
た強脱炭性雰囲気中にて焼結するようにしたことを特徴
とする鋼組織を有する焼結成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49135679A JPS587685B2 (ja) | 1974-11-25 | 1974-11-25 | ハガネソシキオユウスルシヨウケツセイケイタイノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49135679A JPS587685B2 (ja) | 1974-11-25 | 1974-11-25 | ハガネソシキオユウスルシヨウケツセイケイタイノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5160614A JPS5160614A (ja) | 1976-05-26 |
JPS587685B2 true JPS587685B2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=15157380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49135679A Expired JPS587685B2 (ja) | 1974-11-25 | 1974-11-25 | ハガネソシキオユウスルシヨウケツセイケイタイノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587685B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2492054A (en) * | 2011-06-13 | 2012-12-26 | Charles Malcolm Ward-Close | Adding or removing solute from a metal workpiece and then further processing |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2301805A (en) * | 1939-08-07 | 1942-11-10 | Globe Steel Abrasive Company | High-carbon ferrous-base composition for producing articles by powder metallurgy |
GB1344982A (en) * | 1971-04-19 | 1974-01-23 | Gkn Group Services Ltd | Manufacture of articles |
-
1974
- 1974-11-25 JP JP49135679A patent/JPS587685B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2301805A (en) * | 1939-08-07 | 1942-11-10 | Globe Steel Abrasive Company | High-carbon ferrous-base composition for producing articles by powder metallurgy |
GB1344982A (en) * | 1971-04-19 | 1974-01-23 | Gkn Group Services Ltd | Manufacture of articles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5160614A (ja) | 1976-05-26 |
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