JPS589033B2 - デツドマンズブレ−キのハンドル機構 - Google Patents

デツドマンズブレ−キのハンドル機構

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Publication number
JPS589033B2
JPS589033B2 JP11252380A JP11252380A JPS589033B2 JP S589033 B2 JPS589033 B2 JP S589033B2 JP 11252380 A JP11252380 A JP 11252380A JP 11252380 A JP11252380 A JP 11252380A JP S589033 B2 JPS589033 B2 JP S589033B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
cam
handle
dead man
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11252380A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5737067A (en
Inventor
松田俊昭
千田量久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aircraft Industry Co Ltd filed Critical Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority to JP11252380A priority Critical patent/JPS589033B2/ja
Publication of JPS5737067A publication Critical patent/JPS5737067A/ja
Publication of JPS589033B2 publication Critical patent/JPS589033B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は飛行機内、列車内等において、乗客の要求に
応じて食物等をサービスする為の搬送ボックスのデツド
マンズブレーキのハンドル機構に係わる。
飛行機内、列車内等では客へのサービスの為に物を販売
したり食事を配ったりするのに機内、車内を走行する搬
送ボックスが多く用いられているが、このものには、自
動的にブレーキロックの達成される所謂デツドマンズタ
イプのブレーキ装置が通常装備される。
このデツドマンズブレーキ1とハンドル2の搬送ボック
ス3における配置関係は第1図に示される如くである。
ここに、一般のデツドマンズブレーキの機構の一例を第
2図に示す。
すなわち、下端にシュー4,4′を取付けたブレーキア
ーム5,5′は、回動可能にその中途にて軸6,6′に
枢着されていると共にその上端間にスプリング7を架設
して、相対峙しており、常時スプリング7の作用でブレ
ーキアーム5,5′はその下端を床面に押し付けられる
様付勢されている。
かかるブレーキのレリーズのための構成としては、ブレ
ーキアーム5,5′にアジャスクー8,8′が一体設さ
れると共にこの間にコネクテイング爾ツド9が筋かい態
様に両端枢止にて架設され、アジャスク−8に加えられ
るレリーズ方向への回動に他方のアジャスター8′もコ
ネクテイングロツド9を介して連動するものとなってい
る。
上記アジャスタ−8に加えられるレリーズ方向への回動
は、これにピン止めされたケーブル10をその他方端を
ピン止めするところのハンドルレバー2の操作により矢
印方向にスプリング7に抗して引き上げることによって
なされる。
すなわち、第3図に示す如く、ハンドル2は搬送ボック
ス3の上面端部に形成の凹段部11(第1図参照)にて
、その中途の軸12によって回動可能に設置され、その
先端に既述の如くケーブル10をピン止めしていてスプ
リング7の付勢力によってa図の態様にあるハンドル部
2aをb図に示す如く押し下げて回動させるとケーブル
10が引き上げられる。
そして、ハンドル部2aにはラツチ13が付設されてお
り、このラッチ孔14は該凹段部11の側壁11aのハ
ンドル部2aのケーブル10引き上げ位置に穿設されて
あり、これをb図に示す如く係合することによりデツド
マンズブレーキ1のレリーズホールドがなされる。
しかるに、従来のものには次記する難点がある。
つまり、ラッチ係合は通常手さぐりで行なわねばならな
いが、これは極めて容易でない、振動でランチが抜けや
すい、ラッチが側方に突き出ていて手に触れ危険がある
ラッチ孔にゴミがたまり非衛生的がある。
ラッチで側壁11aに傷をつける等である。
本発明は叙上の実情に鑑みなされたもので、上述難点を
全く解消し、かつ、より簡単な操作にてブレーキ、レリ
ーズ、レリーズホールドの状態を得ることのできる新規
なハンドル機構を提供する以下、本発明の詳細を実施例
図にもとづいて説明する。
第4図において、15はケーブル10をその先端にピン
止めしたクランクで、これは、その後端上部で回動可能
に軸16止めされ、その後端下部にはローラー17が取
付けられている。
18はスライダーで、その先端が該ローラー17に当接
している。
19,19’は該スライダー18を規制するローラーで
ある。
よって、スライダー18が図中左方向に摺動するとクラ
ンク15は軸16を支点に回動し、その先端にピン止め
のケーブル10を引き上げることとなる。
かかる、スプリング7の付勢力に抗してのスライダー1
8の図中左方向への摺動は、ハンドル20に一体的に取
付けられ軸21を中心に回動するカム22の押し出し作
用による。
これを、第5図で詳しく説明する。
a図の状態はブレーキ・オンで、スライダー18右側面
に形成の垂直面18aと一致のカム面22aとが当接し
、スプリング7の付勢力の作用でスライダー18に右方
向への力が作用してもカム面22aの係止作用によって
カム22に回動は生じない。
b図の状態はブレーキ・レリーズで、ハンドル20を押
し下げることによって、カム面22aの下端鋭角部22
bはスライダー18を左方向に押し出し、スプリング7
に抗してケーブル10を引き上げ、ハンドル20を押し
下げている限り、この状態が維持される。
無論、この押し下げを解放してしまえばa図の状態に自
動的に戻る。
C図はレリーズ・ホールドで、該カム面22aと反対面
に設けた平滑面22cが該垂直面18aと一致するまで
、カム22をスプリング7に抗して回動させたもので、
この状態では、a図の場合と同様にカム22はスプリン
グ7の方で回動されない。
向、該ローラー17はなめらかな作動上、あるを良しと
するが別段無くとも差し支えはない。
また、本実施例におけるスライダー18は、段付形状の
ものを示しているが、スライダーの形状はこれに限定さ
れるものではない。
スライダー18はハンドルとブレーキとの位置関係から
両者の鉛直方向についての間隔が犬なる場合に介在させ
るを良しとするが、その様な事情がないのであれば省略
して、カムは、直接、クランクに当接するものとしても
よい。
これを第6図にて詳しく説明する。すなわち、a図の状
態はブレーキ・オンでクランク15の右側垂直面15a
がカム23の径小な側面23aに当接しており、カム2
3に回動は生じない。
b図の状態はブレーキ・レリーズで、ハンドル20を押
し下げることによってカム23の径犬部23bがクラン
ク15を時計方向に回動させケーブル10を引き上げる
無論この力を解除すれば自動的にa図の状態に戻ってし
まう。
C図はレリーズ・ホールドで、径犬部23bと反対側の
径大部に設けた平滑面23cが該右側垂直面15aと一
致するまでカム23をスプリング7に抗して回動させた
もので、この状態ではa図の場合と同様にカム23はス
プリング7の力で回動されない。
かくの如く、本発明は、死点を有するカムの作用をたく
みに利用してあり、以下列記する諸効果を有する。
(1)ハンドルを反転するだけで所期の目的を達成でき
、ワンタッチである。
(2)操作者がブレーキのオン・レリーズ・ホールドの
状態を容易に確認できるため誤操作がない(ハンドル裏
面にレリーズ中である注意銘板をつけられる)。
(3)取扱上危険がない。
(4)側壁に傷を付けることがない。
(5)ギャレに格納したときのカムロックストツパがよ
り確実にかけられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送ボックスの斜視図、第2図はデツドマンズ
・ブレーキの説明図、第3図a,bは従来のハンドル機
構のレリーズ・ホールド説明図、第4図は本発明の一実
施例の構成図、第5図並びに第6図各a+b,cは本発
明のものにおけるブレーキ・オン、レリーズ、レリーズ
ホールド態様図である。 15……クランク、18……スライダー、22,23…
…カム、20……ハンドル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハンドル軸にハンドルの回動に伴って回動するよう
    カムを設けるとともに、前記カムの回動に直接又はスラ
    イダーを介して従動しブレーキ作動ケーブルを操作する
    よう構成したクランクを設け前記カムを前記ハンドルが
    中間位置ではブレーキオンの状態を維持し、下方に回動
    せしめたときにはブレーキレリーズの状態となり、また
    、上方に反転回動せしめたときにはブレーキレリーズホ
    ールドの状態を保持せしめることが可能な形状に形成し
    たことを特徴とする搬送ボックスにおけるデツドマンズ
    ブレーキのハンドル機構。
JP11252380A 1980-08-15 1980-08-15 デツドマンズブレ−キのハンドル機構 Expired JPS589033B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11252380A JPS589033B2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15 デツドマンズブレ−キのハンドル機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11252380A JPS589033B2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15 デツドマンズブレ−キのハンドル機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5737067A JPS5737067A (en) 1982-03-01
JPS589033B2 true JPS589033B2 (ja) 1983-02-18

Family

ID=14588767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11252380A Expired JPS589033B2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15 デツドマンズブレ−キのハンドル機構

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JP (1) JPS589033B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115183A (ja) * 1984-11-09 1986-06-02 Toshiba Corp 濃淡画像処理における濃度階調変換方式
CN111134995B (zh) * 2020-03-04 2021-09-03 中南大学湘雅医院 一种医用护理推车

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5737067A (en) 1982-03-01

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