JPS58888A - 脂肪酸の分解に関与する酵素の製造法 - Google Patents

脂肪酸の分解に関与する酵素の製造法

Info

Publication number
JPS58888A
JPS58888A JP9931481A JP9931481A JPS58888A JP S58888 A JPS58888 A JP S58888A JP 9931481 A JP9931481 A JP 9931481A JP 9931481 A JP9931481 A JP 9931481A JP S58888 A JPS58888 A JP S58888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activity
coa
enzyme
hydroxyacyl
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9931481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0127716B2 (ja
Inventor
Shigeyuki Imamura
茂行 今村
Hideo Misaki
美崎 英生
Hidehiko Ishikawa
英彦 石川
Kazuo Matsuura
松浦 一男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jozo KK filed Critical Toyo Jozo KK
Priority to JP9931481A priority Critical patent/JPS58888A/ja
Priority to CA000405920A priority patent/CA1215903A/en
Priority to FR8211073A priority patent/FR2508487B1/fr
Priority to IT22048/82A priority patent/IT1157281B/it
Priority to US06/392,010 priority patent/US4491631A/en
Priority to DE3249973A priority patent/DE3249973C2/de
Priority to DE19823223874 priority patent/DE3223874A1/de
Priority to GB08218552A priority patent/GB2105843B/en
Priority to CH3917/82A priority patent/CH664631A5/it
Publication of JPS58888A publication Critical patent/JPS58888A/ja
Publication of JPH0127716B2 publication Critical patent/JPH0127716B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、脂肪酸の分解に関与するエノイル−CoAヒ
ドラターV (Enoyl C’oA hydrata
se)活性、3−ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲ
ナーゼ(3Hydroxyacyl CoA dehy
drogenase)活性および3−ケトアS/ ルー
 Coムチオラーゼ(J−ketoacyl CoAt
hiolaae )活性の各活性を同−蛋白上に有して
なる酵素の製造法tこ関する。
脂肪酸は、一般的tこ、CoA誘導体tこ変換され念後
、いわゆるβ酸化により代謝される。
このβ酸化は、下記に示すような各段階の反応を経て炭
素数2個の単位で分解する反応である。
・〔反応IニアシルーCoAシンセターゼ(Aeyl 
−CoA 5ynthetase、  E@C,ls@
2−ム3〕・〔反応■ニアシルーCoAデヒドロゲナー
ゼ、(AcylCoA dehydrogenase)
  、E*Ce/J*タタ、3〕 (また・〔反応■:
エノイルーCoAヒドラターゼ、E、C。
≠・2・l・/7) ・〔反応■:3−ヒドロキシアシル−CoA テヒドク
ゲナーゼ、E、C,ハム1a3s〕 ・〔反応v:3−ケトアシルーCoAチオラーゼ、E、
C,2J、/、/ A ) R−Q−CHI−C−8−CoA+Co5H、==コこ
の反応■により生じた2個炭素数の少ないアシル−Co
Aは、さらeこ反応■の系に移り、ひとつのサイクルを
形成する。このサイクルにより、例えば炭素数Ifのパ
ルミチン酸は、完全tこ分解されたとき、タモルのアセ
チル−CoAを生成する0前記の酵素作用において、各
々単一の活性を月す酵素は、すで1こ単離、精製されて
いる。ま几大腸菌(E 5cherichia col
t)の培養物から、前記の反応■、反応■、反応Vにて
表わされる酵素活性を同−蛋白上1こ有してなる酵素が
見い出されている( Proc、 Natl、 Aca
d、 Sci、、  lJ4 (,2) 1192−ゲ
タ5 (/977))。
本発明者らは、山梨県北巨摩郡須玉町の梨畑の土壌より
分離し友シュードモナス(P 5eudo mona 
a)鳥に属する細菌B、−0’77、を株が、その培養
物に前記の反応■tこて示されるエノイル−CoAヒド
ラターゼ活性、反応■tこて示される3−ヒドロキシア
シル−CoAデヒドロゲナーゼ活性、および反応Vtこ
て示される3−ケトアシル−CoAチオラーゼ活性の各
酵素活性を同−蛋白上tこ有してなる酵素(以下単に、
「複合活性酵素」と略す)を産生じていることを見い出
した。
上記の細菌B−077i株の肉眼的および顕微鏡的観察
などeこ基く各種培地上をこおける培養の所見は、以下
tこ述べる通りである0 (ト)肉眼的特徴 (1)普通寒天平板培地 丘状、円形で、周囲はなめらかな集落を形成し半光沢で
、灰白色〜淡黄色を呈する。可溶性色素は産生じない。
(2)普通寒天斜面培地 線状tこ良好に生育する。半光沢で、灰白色〜淡黄色を
呈す、A0可溶性色素は産生じな(・。
(3)液体培地 一様1こ混濁し、沈澱も生ずる。菌膜は形成しない0 (B)顕微鏡的観察 まっすぐ、またはやや曲つ几桿菌で、単独または二連で
、たまtこ長連鎖1こなる0大きさをよO≠〜Q6XO
,5〜3.0μmで、他系で運動する。芽胞をよ形成し
ない。
(Q生理的・生化学的特徴 ダラム染色             −〇、Fテスト
              Oカタラーゼ     
         +オキシダーゼ         
     ルシチナーゼ             −
ウレアーゼ SSR培地           − クリステンゼン培地       ←)ゲラチンの加水
分解          −デンプンの加水分解   
       −カゼインの加水分解        
  −エスクリンの加水分解         −アル
ギニンの加水分解         十ホ駈β−ノ・イ
ドロキシブチレイト (PHB)の蓄a−インドールの
産生           −硫化水素の産生    
        −アセトインの産生        
   −MRテスト 硝酸塩の還元 クエン酸の利用             十糖より酸
の産生性 酸産生、ガス非産生:L(→アラビノース、セロビオー
ス、フラクトース、フコース、ガラクトース、クルコー
ス、グリセ1ノン、ラクトース、マルトース、マンノー
ス、メ1ノビオース、ラムノース、シュクロース、トレ
ノーロース、キシロース、酸非産生、ガス非産生:アド
ニトール、ヅルシトール、メソ−エリスリトール、イノ
シトールイヌリン、マンニトール、メレジトース、ラフ
ィノース、サリシン、ソルボース、ソルビトール、スタ
ーチ、 l AFの通り、1菌B−0771株は、ダラム陰性で
、他系で運動し、カタラーゼ、オキシダーゼ陽性であり
、さらにグルコースを酸化的に分解する杆菌性の細菌で
おる特徴を有していることからシュードモナス属に属す
る菌株と認められた。
さらに、ザ・ジャーナル・オプ・ジェネラル・ミクロバ
イオロジー(The Journal of Gene
ralMicrobiology )  2 j、37
ター401  (/り61)に記載のシュードモナス・
フライ(P seudomonasfragi )  
と対比し友結果、よく一致した。
さらに重曹R”077/株を、標準性であるシュードモ
ナス串フラギ・ATCC41!973株と比表 較実験を行なった。その結果、第1atこ示す通りであ
った。
第 l 表 以上の通り、重曹B−077/株は、標準性であるシュ
ードモナス轡フラギ・ATCC≠973株とよく一致し
た。よって本菌株をシュードモナス・フライ・B−07
7tと命名した(微生物受託番号通知書、微生物受託番
号[微工研菌寄第j’yoi号、F’ERM−P&57
o/ J)。
本発明は、上記の知見eこ基いて完成されたもの複 で、シュードモナス属tこ属する複合活性酵素生産菌を
培地に培養し、その培養物から該酵素を採取することを
特徴とする酵素の製造法である。
本発明1こおける使用菌としては、−前記のシュードモ
ナス・7ラギ・B−0771株はその一例であって、型
閉だけでなく、シュードモナス属菌に属する複合活性酵
素生産菌はすべて本発明1こおいて使用することができ
る〇 本発明を実施する1こ当っては、シュードモナス属に属
する複合活性酵素生産菌を、酵素を生産する通常の方法
で培養する。培養の形態は液体培養でも固体培養でもよ
いが、工業的1こは複合活性酵素生産菌の細胞を生産用
培地に接種し、深部通気攪拌培養を行なうのが有利であ
る。
培地の栄養源としては、微生物の培養に通常用いられる
ものが広く使用され得る。炭素源としては同化可能な炭
素化合物であればよく、例えばグルコース、シュクロー
ス、ラクトース、スターチ、麦芽糖、デキスbvン、糖
蜜、廃糖蜜、グリセリンなどが使用されるρ窒素源と1
7では、利用可能な窒素化合物であればよく、例えばコ
ーンースチープ・リカー、大豆粉、綿実粉、小麦グルテ
ン、ペプトン、肉エキス、酵母エキス、粉末酵母、カゼ
イン加水分解物などが使用される。その他、リン酸塩、
硫酸塩、マグネシウム、カルシウム、カリウム、ナトリ
ウム、亜鉛、鉄、マンガンなどの塩類が必要に応じて使
用される。さらに複合活性酵素の生産性を改良せしめる
ために、炭素数g〜20の脂肪酸、例えばオレイン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸を1.培地中にQ、 / 
−/%程度添加せしめることが好ましい。
培養温度は、菌が発育し複合活性酵素を生産する範囲内
で適゛宜変更し得るが、好ましくは26〜32℃、特t
こ好ま一七−べ−は30’C程度である。培養時間は、
条件によって多少異なるが、通常lO〜≠θ時間程度で
あって、複合活性酵素が最高力価に達する時期をみはか
らって適当な時期に培養を終了すればよい。
このようにして得られた複合活性酵素生産菌の培養物に
おいて、複合活性酵素は主にその菌体内に含有される。
次いでこのようeこして得られた複合活性酵素生産菌の
培養物から複合活性酵素を採取するもので、例示すれば
、その培養物を濾過または遠心分離によりその菌体を回
収する。次いでこの菌体は、超音波処理、フ、レンチプ
レス処理、ガラスピーズ処理などの機械的破壊手段やリ
ゾチーム処理などの酵素的破壊手段1ごてその菌体を破
壊せしめればよく、さらにその際、必要1こ応じてトリ
トンX−100(商品名)やアデカトールSo−/≠5
 (商品名)などの界面活性剤を用いてもよい。さらに
このよう1こして得られ次回溶化した複合活性酵素含有
液は、メタノール、エタノール、アセトンなどの親水性
有機溶媒を加えて析出せしめてもよく、または塩化アン
モニウムなどの可溶性塩類を加えて塩析せしめてもよく
、次いでこの析出物を回収して粗製物を得ればよい。さ
ら?ここの粗製物は、必要に応じて精製すればよく、例
えば、粗製物を溶解せしめた俵、半透性セルロースtこ
て透析せしめ、またDEAE−セルロース、DEAE−
メチル−セファデックスなどのイオン交換樹脂によるク
ロマトグラフィーや、セファデックスG200、セファ
ロースCL−IB、七7アクリル5200やトヨパール
HW−4oなどのゲル濾過剤tこよるクロマトグラフィ
ー(こて精製し、これを凍結乾燥して精製した酵素を得
ればよい。
次いでこのよう1こして得られた本発明の複合活性酵素
の活性測定法、その理化学的性質13ついて述べる。
(1)活性測定法 (イ)エノイル−CoAヒドラターゼ活性測定法0.2
M・トリス−塩酸緩衝液(pH90)     0.≠
1/ M +lKCl               
      Q、t rslllo m M 赤 N 
A D                   O,/
 m175mM@パルミトエノイルCoA  、0./
ml1%牛血清アルブミン         o、 o
 s m102s%ニトロテトラゾリウムブルー  〇
、l―30 U/ml−ジアホラーゼ (東洋醸造社製
)  Q、/at/ 25 U/ ml・3−ヒドロキ
シアンルーCoAfヒドロゲナーゼ (ベーリンガー社
製)          Q、 Q / ml計  /
、 00 ml 上記の組成を有する反応液を37℃、2分間予備加温し
、これに、酵素液SOμet加えて37℃、10分間反
応せ攬める。反応後これtこ、0.5%ドデシル硫酸ナ
トリウム、!Odを加えて反応を停止せしめ、次いで波
長550nmにて吸光度(△A35o)を測定する。測
定において、1分間eこ1μmoleのNADH迷を生
成する酵素量をl単位(lU)とする。また酵素活性は
、次式1こ従う。
/    /QQQ    / 酵素活性(U/III/)=△A、550 X 7−×
、ツー×万(4) 3−ヒドロキシアシル−CoAデヒ
ドロゲナーゼ活性測定法 0.2M−)リス−塩酸緩衝液(pHどり  0.sm
tlM−KCe             oojII
IlllomM−NAD            Q、
tml/SmM・3−ヒドロキシパルミトイk CoA
  Q、 / m17%牛血清アルブミン      
  。05 m10、25 %ニトロテトラゾリウムブ
ルー  Q、 / ml計  /、 00 ml 上記の組成を有する反応液を37℃、2分間予備加温し
、これに、酵素液50μ4を加えて37℃、10分間反
応せしめる。反応後これ1こ、os係ドデシル硫酸ナト
リウム2θmlをヵVえて反応を汲 停止せしめ、次いで摩長! 30 nmにて吸光度(を △As5o)%測定する。測定において、1分間tこ1
μmo l e  のNADH,を生成する酵素量をl
単位(lU)  とする。また酵素活性は、次式tこ従
う。
/   100    / 酵素活性(U 7m1 ) =ΔA 550 X  X
    X−≠   so   t。
(3)3−ケトアシル−CQAチオラーゼ活性測定法、
fZ’、、2M−)リス塩酸緩衝液(’pHJ’0) 
  ’0.2rnl:I Om M CoA S H0
,03m10.2mM・3−ケトバルミトイルQ)A 
     Q、/ ml/ 00 m M @Mg C
%            (7,/ ml/mM・ジ
チオスライトール      (7,t ml蒸留水 
               0.≠5m7!計  
/、 00 ml 上記の組成を有する反応液を/、 Oml容石英セルに
加えて37℃とし、これtこ酵素液20μβを加えて3
7℃にて反応せしめ、反応tこよって消費さ、れる3−
ケトバルミトイルO)Aの減少を波長30jnm  に
て経時的に吸光度(OD、。1)測定する。測定1こお
いて、1分間tこ1μmoleの3−ケトバルミトイル
CoAを消費する酵素量7を単位(lU)とする。ま之
酵素活性は、次式tこ従う。
(2)酵素作用 反応1[tこて表わされるエノイル−CoAヒドラター
ゼ活性、反応バにて表わされる3−ヒドロキシアシル−
CoAデヒドロゲナーゼ活性および反応■eこて表わさ
れる3−ケトアシル−CoAチオラーシー、 シュードモナス・フライ・B−0771株の培養物から
の菌体より得られた粗酵素から、数段の精製工程にて精
製酵素を得るもので(後述実施例3参照)、この工程t
こおいて三種類の酵素活性を前記の活性測定法に基いて
測定した。その結果第、!表tこ示す通りであった。
(なお、酵素活性測定値は、その酵素含有液中の蛋白量
を求めて換算しに値である) その結果、各酵素活性は、その粗酵素からの各精製工程
での活性の比率にてよく一致しているもので、かつ精製
された酵素もその三種の酵素活性を有していることから
、この三種の酵素活性は同−蛋白上をこあるものと認め
られる。
さらtこ後述実施例3のトヨパールHW−60カラム 文クロマトグラフィーeごて得られた精製酵素20■を
、キャリア・アンホライトを用いる等電点電気泳動tこ
かけ友後三種の酵素活性を、その活性測定法に基いて測
定し几結果、pHIAりのフラクション1こ三種の酵素
活性とも単一ピーク上Qこ検出された。
(4)基質特異性 下記の種々の炭素数を有する3−ヒドロキシアシルCo
A t 基質として用い、3−ヒドロキシアンルーCo
Aデヒドロゲナーゼ活性測定法eこ従ってその活性を測
定し友。
基 質            相対活性(チ)3−ヒ
ドロキシカプロイル 3l上。ロキシ力ブリリルCoA          
g g. /3−ヒドロキシカプリル(EoA    
       9 903−ヒドロキシラウリルCoA
         100.03−ヒドロキシアシル・
トイルCoA          9 g. 03−ヒ
ドロキシバルミトイルCoA         7!;
、53−ヒドロキシステアリルCoA        
  3 0. 53−ヒドロキシラウリルCoA   
       9.53−ヒドロキシオレイルCoA 
          5 7 j3−ヒドロキシリルニ
ルCoA          9 9. 0性を有する
(5)至適pI( Julして3−ヒドロキシノくルミトイルCoAを用い
、3−ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲナーゼ活性
測定法tこおけるpHをトリス−塩酸緩衝液p H 7
 5 − 9 3にて変化せしめて活性を求め友、午の
結果、第1図1こ示す通り、その至適pHはpHり付近
であつ几。
(6) p H安定性 10mMの各種緩衝液(pH4’〜7:ジメチルグルグ
ル酸−水酸化ナトリウム緩衝液、p H 7. 5〜り
ニドリス塩酸緩衝液)tこ溶解しfc#素液(15U/
II/)を37℃、60分間放置した後その残存活性を
、3−ヒドロキシアシル−CoA テヒドロゲナーゼ活
性測定法tこ基いて測定した。
その結果、第2図に示す通りで、pH5〜gの範囲で安
定であった。
(7)熱安定性 ’i 0mMジメチルグルタル酸−水酸化ナトリウム緩
衝液(p H7 0) kこ溶解しfc#素液(15U
/ ml )を各温度で10分間処理した後その残存活
性を3−ヒドロキシアシル−CoAデヒト°ロゲナーゼ
活性測定法1こ基いて測定した。
その結果、第3図tこ示す通りで、はぼ50℃までの温
度tこ対して安定であった0 キヤリア・アンホライトを用しまた焦点採気泳動法によ
り測定した結果、等電点はpl(≠りをこあつたO (9)金属イオンの影−醤 3−ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲナーゼ活性V
こついてその影響を測定した。
(j[)界面活性剤の影響 3−ヒドロキシアンルーCoAfヒドロゲナーゼ以上の
通り、本発明の複合酵慎は、反応myごて表わされるエ
ノイル−CoAヒドラターゼ活性、反応■1こで表わさ
れる3−ヒドロキシアシル−1CoAデヒドロゲナーゼ
活性、および反応Vにて表わされる3−ケトアンルーC
oAチオラーゼ活性を同−蛋白上eこ有する脂肪酸の分
解に関与する酵素であるO さらtこ本発明の複合活性酵素は、その脂肪酸の分解に
関与する活性に基いて脂肪酸やトリグリセライドの分解
経路の関与する一種々の成分の測定tこ利用できる。例
えば血中遊離脂肪酸の定量tこおい−て、遊離脂肪酸e
こ・前記反応Itこて表わされるアシル−C8Aシ/セ
ターゼを作用せしめ、次いでその生成物にアシル−Co
Aオキシダーゼまたはアシル−CoAデヒドロゲナーゼ
ゲ作甲せしめ、その結果生成したエノイルCoA fこ
複合活性酵素を作用せしめてその3種の酵素作用を行な
わせしめてβ酸化分解Qこよる2個炭素数の少ないアシ
ルCoAを生成せしめ、さらtここのアシルCoAをア
シル−CoAオキシダーゼまたはアシル−CoAデヒド
ロゲナーゼおよび複合活性酵素の作用tこてサイクル反
応を行なわせしめることeこより、多量のN A D 
HLを生成せしめるもので、このNADHIを常法tこ
より定量してなるもので、極めて高感度をこて遊離脂肪
酸を定量し得るものである。さらに上記反応において一
定量の脂肪酸を用いることにより、その反応系3こ用い
られるアシル−CoAシンセターゼ活性測定法やアシル
−CoAオキシダーゼ活性測定法、アシル−CoAデヒ
ドロゲナーゼ活性測定法としても利用できる。さらtこ
また脂肪酸を遊離する系であるトリグリセライドやジグ
リセライドとリパーゼまたはリポプロティンリパーゼと
の組合せ系とこの遊離された脂肪酸を前記の遊離脂肪酸
の定量系と組合せることeこよりトリグリセライド°ド
の高感度定量法やリパーゼteはリポプロティンリパー
ゼの活性測定法として利用できる。そのほかアシルQA
の定量やアシルCoAを遊離する系などの種々定量に利
用できるものである。
次いで本発明の実施例を挙げて具体的eこ述ぺるが、本
発明はこれeこよって何んら限定されるものではない。
実施例1 500 ml容三角フラスコに100m1の培地(培地
組成:ペプトン/j%、粉末酵母エキス05%、KCl
0.2 %、 Na C(10,/%、KjHPO40
,/チ、Mg5O与 O,OS%、オレイン酸0.75
%、pH70:Is本分)を入れ、120℃で加圧滅菌
し*後30℃にて、シュードモナス・フライ・B−07
7を株 (FERM−P扁jyot)  を接種し、ロ
ータリーシェーカーtこて2θ時間培養した0次いでこ
の培養物を併合し、SOOOrpm、20分間遠心分離
して培養菌体を得た。さら1こ得られり菌体を150■
リゾチ一ム含有10mMリン酸緩衝液(pH’70)3
60mleこ加えて可溶性の粗製の複合活性酵素含有液
(3−ヒドロキシアシル−CoAデヒドロゲナーゼ活性
にて、その比活性は3、θU/〜であった)3グQml
を得た。
本複合活性酵素含有液は、後述実施例コ、実施例3の如
くして単離、精製すればよい。
実施例2 実施例1で得た粗製の複合活性酵素290m1を水槽中
で冷却後、予め一20℃に冷却したアセトン290m1
を添加し、生じた沈澱物を回収し、これを/MKC1含
有10mMトリスー塩酸緩衝液(pH75)fこ溶解し
、さらtcI2000rpm、70分間遠心分離して不
溶物を除去した。得られた上清液の≠5畔を分取し、こ
れに22.5 mlの飽和硫安溶液(p H7,0)を
添加し、生じた沈澱物を/20θθrpm、to分間遠
心分離にて除去した。
次いで得られた上清液57 mlに、さらに飽和硫安溶
液2どmlを加えて沈澱せしめた。この沈澱物を回収し
友後、/MKC6含有10mMトリスー塩酸緩衝液(p
H75)のlQml<溶解し、10mMトリス−塩酸緩
衝液(pH75)2.01fこ対して≠℃で20時間セ
ルロースチューブtこて透析脱塩し、次いでこれを凍結
乾燥して、複合活性酵素粉末(3−ヒドロキンアシル−
CoAデヒドロゲナーゼ活性にて、その比活性はl♂2
U/■であった)77■を得友。
木複合活性酵素粉末は、さらに実施例3の如くして精製
してもよい。
実施例3 実施例2で得た複合活性酵素粉末(3−ヒドロキシアシ
ル−CoAデヒドロゲナーゼ活性にて、その比活性は/
、S’、、2U/■であった)77■をλ0rnlの水
に溶解し、これを、10mMトリス−塩酸緩衝液(pH
’75)で平衝化し几DEAE−セファロースCL−4
B(ファルマシア社製)のカラ着 ム (3×1lcrn)ニチャージして吸植せしめ、同
上緩衝液1こてカラムを洗浄した。次いで300 rI
+1の同上緩衝液と0グMKCIを含んだ同上緩衝液!
; 00 TRIにて作製し友直線濃度勾配法による溶
出を行なつfco52R1/時間の流速で、qrnlづ
つ分増し、各分画の酵素活性を測定し、その活性画分(
A7 / −g O)  90mlを得友(3−ヒドロ
キシアンルーCoAデヒドロゲナーゼ活性tこて、その
比活性は30.OU1m9であった)。さらにこの活性
画分を、/ Om M !J−ン酸緩衝液+p)(’7
5)21に対して透析し几後、ハイドロキシアパタイト
ゲルを充填したカラム (,2X / Ocm) fこ
チャージして吸着せしめたo300mlの10mMIJ
ン酸緩衝液(pH75)と300m1の0.5 Mリン
酸緩衝液(pH75>  と(こて作製した直線濃度勾
配法tこより溶出を行なった。33m1/時間の流速で
5mlづつ分取し、各分画の酵素活性を測定し、活性画
分(Ag 6〜62)g 5mlを得*(3−ヒ)”o
*シアアシーCoAデヒドロゲナーゼ活性にて、その比
活性は/ Oj U/1n9であった)0次いでこの活
性画分を、限外濾過膜(アミコン社製XM−50)を用
いて濃縮後、これを、トヨパールHW−1,,0(東洋
曹達社製)を充填したカラム(/、/×り0m)にチャ
ージしてゲル濾過した (溶媒:10mMトリス−塩酸
緩衝液pH75,0,5MKCl’)。
35m/づつ分取し、活性画分(A23〜27)17、
 j mlを得、これを凍結乾燥して精製され几複合活
性酵素を得几(3−ヒドロキシアシル−CoAデヒドロ
ゲナーゼ活性1こて、その比活性は1lOU/Ilvで
あった。収量20〜)。
実施例V 実施例1と同一組成の培地(友だし消泡剤シリコンKM
−72:信越化学社製0.2チ添加)201を3θβ容
ジャー春ファーメンタ−に入れ、120℃、20分間加
圧滅菌後、同一組成の培地で培養し友シュードモナス・
フライ・B−077/株(FERM−P&57ot )
の培養液500 mlを種菌として加えた。−次いで3
00rpm、30℃、2o11/分の通気の条件下で1
7時間培養した。さらにこの培養物を遠心分離し、その
培養菌体を得、これを、10mMリン酸緩衝液(pH7
fZ’)61中にてリゾチーム (3g)処理し、可溶
化せしめて複合活性酵素含有数的61を得た(3−ヒド
ロキンアシル−CoAデヒドロゲナーゼ活性にて、その
活性は/ J:4 U/dであつfc) 。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合活性酵素の至適pH曲線を示し、
第2図は本発明の複合活性酵素のpH安定性曲線を示し
、第3図は本発明の複合活性酵素の熱安定性曲線を示す
0 特許出願人 東洋醸造株式会社 代表者伊東富士馬 第  1  図 7.、’)  8B、5 90.5 n++ 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シュードモナス属に属するエノイル−CoAヒド
    ラターゼ活性、3−ヒドロキシアシル−CoA テヒド
    ロゲナーゼ活性およびトケトアシルーCoAチオラーゼ
    活性を有す′る酵素生産菌を培地に培養し、その培養物
    から該酵素を採取することを特徴とする酵素の製造法。
  2. (2)シュードモナス属tこ属するエノイル−CoAヒ
    ドラターゼ活性、3−ヒドロキシアシル−CoAデヒド
    ロゲナーゼ活性および3−ケトアシル−Q)Aチオラー
    ゼ活性を有する酵素生産菌が、シュードモナス・フライ
    1こ属する菌株である特許請求の範囲第1項記載の酵素
    の製造法。
  3. (3)シュードモナス・フライに属する菌株が、シュー
    ドモナス・フライ・B−0’77を株である特許請求の
    範囲第2項記載の酵素の製造法。
JP9931481A 1981-06-25 1981-06-25 脂肪酸の分解に関与する酵素の製造法 Granted JPS58888A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9931481A JPS58888A (ja) 1981-06-25 1981-06-25 脂肪酸の分解に関与する酵素の製造法
CA000405920A CA1215903A (en) 1981-06-25 1982-06-24 Assay method for component relating to lipids, composition for assay and process for production of enzyme used therefor
FR8211073A FR2508487B1 (fr) 1981-06-25 1982-06-24 Procede de dosage pour composant apparente aux lipides, composition pour dosage et procede de production d'enzyme utilisee a cet effet
IT22048/82A IT1157281B (it) 1981-06-25 1982-06-24 Metodo di saggio per un componente relativo ai lipidi, composizione per il saggio e procedimento per la produzione dell'enzima utilizzato allo scopo
US06/392,010 US4491631A (en) 1981-06-25 1982-06-25 Assay method for lipid component, assay composition, and process for production of enzyme used therefor
DE3249973A DE3249973C2 (ja) 1981-06-25 1982-06-25
DE19823223874 DE3223874A1 (de) 1981-06-25 1982-06-25 Analysenverfahren fuer lipidkomponenten, mittel zur durchfuehrung der analyse und verfahren zur herstellung eines dafuer verwendeten enzyms
GB08218552A GB2105843B (en) 1981-06-25 1982-06-25 Fatty acid assay
CH3917/82A CH664631A5 (it) 1981-06-25 1982-06-25 Procedimento per effettuare il saggio di un componente relativo ai lipidi, composizione per il saggio e procedimento per la produzione di tale composizione.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9931481A JPS58888A (ja) 1981-06-25 1981-06-25 脂肪酸の分解に関与する酵素の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58888A true JPS58888A (ja) 1983-01-06
JPH0127716B2 JPH0127716B2 (ja) 1989-05-30

Family

ID=14244172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9931481A Granted JPS58888A (ja) 1981-06-25 1981-06-25 脂肪酸の分解に関与する酵素の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58888A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4963781A (en) * 1987-11-26 1990-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ultrasonic motor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4963781A (en) * 1987-11-26 1990-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ultrasonic motor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0127716B2 (ja) 1989-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4491631A (en) Assay method for lipid component, assay composition, and process for production of enzyme used therefor
JP2850515B2 (ja) グルコースデヒドロゲナーゼおよびその製造法
JPH0364105B2 (ja)
JP3041840B2 (ja) 新規なグリセロールデヒドロゲナーゼ、その製法及びその用途
JP2788174B2 (ja) 新規なクレアチンアミジノハイドロラーゼ及びその製造法
JP3216739B2 (ja) ソルビトールオキシダーゼ、その製法及びその用途
JPS58888A (ja) 脂肪酸の分解に関与する酵素の製造法
EP0029976A1 (en) A biologically pure culture of strain IFO 14093 and a process for producing an intracellular component herefrom
FR2653135A1 (fr) L-carnitine deshydrogenase stable et procede pour sa production.
JP2684238B2 (ja) アシルカルニチンエステラーゼ及びその製造法
JP3773283B2 (ja) D−乳酸脱水素酵素およびその製造法
JPH0249720B2 (ja)
JPS6243671B2 (ja)
JPH01148192A (ja) カルニチンの製造法
JPH02234678A (ja) アミノ酸アミド加水分解酵素及びその使用
JPS6248380A (ja) セフアロスポリンcアシラ−ゼの製造法
JP3824244B2 (ja) コレステロール・エステラーゼの製造方法
JP3102543B2 (ja) グルタミン酸デヒドロゲナーゼおよびその製造法
JP2588707B2 (ja) サルコシン・オキシダーゼの製造法
JPH0638756B2 (ja) ピルビン酸オキシダーゼを用いるピルビン酸の測定法およびその試薬
JPS5852632B2 (ja) 新規なグリセロ−ルキナ−ゼおよびその製造法
JPH0661278B2 (ja) ミオイノシトールの高感度定量法および定量用組成物
EP0470312B1 (en) Novel omega-carboxyalcohol oxidase
JPH0568587A (ja) 光学活性(s)−(+)−3−ハロ−1,2−プロパンジオールの製造法
JPH10127278A (ja) コレステロール・エステラーゼの製造方法