JPS588738A - 耐熱性架橋ポリオレフイン組成物 - Google Patents
耐熱性架橋ポリオレフイン組成物Info
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- JPS588738A JPS588738A JP10791981A JP10791981A JPS588738A JP S588738 A JPS588738 A JP S588738A JP 10791981 A JP10791981 A JP 10791981A JP 10791981 A JP10791981 A JP 10791981A JP S588738 A JPS588738 A JP S588738A
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- polyolefin
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- weight
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
た耐熱性架橋ポリオレフイン組成物に関する。
ポリオレフインはすぐれた耐候性、機械特性、電気特性
を有しているため番こ電気絶縁材料として広く使用に供
されているが、耐熱変形性がわるいのでたとえば120
℃以」−の高温で連続使用される電気絶縁材料の用途に
用いるばあいは架( 5 ) 橋などの手段を講じて耐熱変形性を高めることが必要で
ある。
を有しているため番こ電気絶縁材料として広く使用に供
されているが、耐熱変形性がわるいのでたとえば120
℃以」−の高温で連続使用される電気絶縁材料の用途に
用いるばあいは架( 5 ) 橋などの手段を講じて耐熱変形性を高めることが必要で
ある。
しかし、架橋により単に耐熱変形性をよくしてもポリオ
レフィン自体の酸化に対する抵抗性を改良しないかぎり
、到底高温での連続使用に耐えつるものはえられない。
レフィン自体の酸化に対する抵抗性を改良しないかぎり
、到底高温での連続使用に耐えつるものはえられない。
従来の架橋ポリオレフィンはかかる点において高温での
耐熱老化性に劣るものであり、高温で連続使用される電
気絶縁材料の用途には不満足なものである。そのため従
来はやむをえず高価ではあるが、180”C以]一の高
温にも耐えるようなシリコーンゴムやツノ素糸樹脂が用
いられていた。
耐熱老化性に劣るものであり、高温で連続使用される電
気絶縁材料の用途には不満足なものである。そのため従
来はやむをえず高価ではあるが、180”C以]一の高
温にも耐えるようなシリコーンゴムやツノ素糸樹脂が用
いられていた。
本発明の目的は前記の点に鑑みて、高温での長時間の連
続使用に耐えうる架橋ポリオレフィンを提供するにある
。
続使用に耐えうる架橋ポリオレフィンを提供するにある
。
すなわち本発明は、
(1)ポリオレフィンに(a)ベンゾイミダゾール系老
化防止剤および市)4.4’−ビス(d−ンメチルベン
ジル)ジフェニルアミンが配合され、該(a)および(
b’l成分の配合割合が、図面に示さく 6 ) れる直角座標(X軸にポリオレフィン100部(重量部
、以下同様)に対する(a)成分の部数をとり、y軸に
ポリオレフィン100部に対する(b)成分の部数をと
る〕におけるA点(2,1)、B点(12、亀5)、C
点(12,6)およびD点(1,6)で囲まれる範囲に
あることを特徴とする耐熱性架橋ポリオレフィン組成物
、および (2)前記組成物番こさらに(c)酸化穐鉛、酸化カド
ミウム、酸化鉛および酸化マグネシウムよりなる群から
選ばれた少なくとも1種の金属酸化物が、ポリオレフィ
ン1.00部に対して10部以下で配合されてなる耐熱
性架橋ポリオレフィン組成物に関する。
化防止剤および市)4.4’−ビス(d−ンメチルベン
ジル)ジフェニルアミンが配合され、該(a)および(
b’l成分の配合割合が、図面に示さく 6 ) れる直角座標(X軸にポリオレフィン100部(重量部
、以下同様)に対する(a)成分の部数をとり、y軸に
ポリオレフィン100部に対する(b)成分の部数をと
る〕におけるA点(2,1)、B点(12、亀5)、C
点(12,6)およびD点(1,6)で囲まれる範囲に
あることを特徴とする耐熱性架橋ポリオレフィン組成物
、および (2)前記組成物番こさらに(c)酸化穐鉛、酸化カド
ミウム、酸化鉛および酸化マグネシウムよりなる群から
選ばれた少なくとも1種の金属酸化物が、ポリオレフィ
ン1.00部に対して10部以下で配合されてなる耐熱
性架橋ポリオレフィン組成物に関する。
本発明はポリオレフィンに酸化防止剤として前記(a)
および(bl)成分を、さらにはこれらに加えて(c)
成分を前記特定の割合で配合したことを特徴とするもの
であり、かかる酸化防止剤の組み合わせにおいては各成
分の間に顕著な相剰効果が発揮されて、高温での耐熱老
化性にすぐれたも前記2成分または3成分からなる酸化
防止剤においては、架橋阻害が少なく、高温における揮
散が少なく、かつ樹脂との相溶性がよくブリートなどの
惧れがない・ 前記(aj、(b)および(c)成分は個々にはゴム類
、プラスチック類の酸化防止剤として知られているもの
であるが、(a)および(b)の2成分の組み合わせま
たは(a)、(bjおよび(c)の3成分の組み合わせ
がポリオレフィンの高温での耐熱老化性において顕著な
相剰効果を発揮するという事実は本発明においてはじめ
て見出されたものである。
および(bl)成分を、さらにはこれらに加えて(c)
成分を前記特定の割合で配合したことを特徴とするもの
であり、かかる酸化防止剤の組み合わせにおいては各成
分の間に顕著な相剰効果が発揮されて、高温での耐熱老
化性にすぐれたも前記2成分または3成分からなる酸化
防止剤においては、架橋阻害が少なく、高温における揮
散が少なく、かつ樹脂との相溶性がよくブリートなどの
惧れがない・ 前記(aj、(b)および(c)成分は個々にはゴム類
、プラスチック類の酸化防止剤として知られているもの
であるが、(a)および(b)の2成分の組み合わせま
たは(a)、(bjおよび(c)の3成分の組み合わせ
がポリオレフィンの高温での耐熱老化性において顕著な
相剰効果を発揮するという事実は本発明においてはじめ
て見出されたものである。
しかして本発明においては、安価なポリオレフィンを1
20〜150 ”C程度の高温における長時間の連続使
用に耐えうるものとなしえ、従来使用されていたシリコ
ーンゴムやフッ素系樹脂などの高価な材料ζこかえて使
用することが可能となったのでありJそのT業的価値は
ぎわめて大きい。
20〜150 ”C程度の高温における長時間の連続使
用に耐えうるものとなしえ、従来使用されていたシリコ
ーンゴムやフッ素系樹脂などの高価な材料ζこかえて使
用することが可能となったのでありJそのT業的価値は
ぎわめて大きい。
本発明において(a)成分として用いられるベノゾイミ
ダゾール系老化防Iに剤としては、2−メルカプトベン
ゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾールの
亜鉛塩あるいは2−メルカプトメチルベンツ トメチルベンゾイミダゾール あげられる。
ダゾール系老化防Iに剤としては、2−メルカプトベン
ゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾールの
亜鉛塩あるいは2−メルカプトメチルベンツ トメチルベンゾイミダゾール あげられる。
(b)成分の4,4′−ビス(/7−シメチルベンンル
)ジフェニルアミンは式: %式% 前記(a)および(b)成分のポリオレフィンに対する
配合割合は、直角座標のA点(2、1)、B点(12、
0.5)、C点(12、6)およびD点(1、6)で囲
まれる範囲c以下、配合領域■という)にあることが必
要である。(a)成分および(または)(b)成分の配
合割合が配合領域■より少ないときは耐熱老化性におけ
る相剰効果が充分に現われず、一方配合領域■より多い
ばあ(9) いは配合量の増加に比して効果が向上されないから経済
的に不利であり、しかも架橋阻害、ブリードなどの好ま
しくない現象が生じる傾向がある。かかる観点から、本
発明においては(a)および(b)成分の配合割合が、
直角座標OこおけるA1点(2.5、1)、B1点(1
2、1)、C点(12、6)およびB1点(2.5、6
)で囲まれる範囲(以下、配合領域■という)、なかん
づ< A’点(2.5、■)、B2点(6、1 )、0
1点(6、3)およびB2点(2.5、3)で囲まれる
範囲(以下、配合領域■という)にあるのが好ましく・
0本発明Oこおいては、前記(a)および(b)成分に
加えて(cj酸成分して酸化亜鉛(ZnO)、酸化カド
ミウム(CdO)、酸化鉛C PbO )および酸化マ
グネシウム(MgO)の1種もしくは2種以−11をポ
リオレフィン100部Oこ対して10部以下で配合する
ときに、耐熱老化性がより一層向−1−することを見出
した。(c)成分の配合割合が10部より多いばあいは
配合量の増加に比して効果が向上されず、好ましくない
。(c)成分の好ましい配合(10) 割合は3〜6部である。
)ジフェニルアミンは式: %式% 前記(a)および(b)成分のポリオレフィンに対する
配合割合は、直角座標のA点(2、1)、B点(12、
0.5)、C点(12、6)およびD点(1、6)で囲
まれる範囲c以下、配合領域■という)にあることが必
要である。(a)成分および(または)(b)成分の配
合割合が配合領域■より少ないときは耐熱老化性におけ
る相剰効果が充分に現われず、一方配合領域■より多い
ばあ(9) いは配合量の増加に比して効果が向上されないから経済
的に不利であり、しかも架橋阻害、ブリードなどの好ま
しくない現象が生じる傾向がある。かかる観点から、本
発明においては(a)および(b)成分の配合割合が、
直角座標OこおけるA1点(2.5、1)、B1点(1
2、1)、C点(12、6)およびB1点(2.5、6
)で囲まれる範囲(以下、配合領域■という)、なかん
づ< A’点(2.5、■)、B2点(6、1 )、0
1点(6、3)およびB2点(2.5、3)で囲まれる
範囲(以下、配合領域■という)にあるのが好ましく・
0本発明Oこおいては、前記(a)および(b)成分に
加えて(cj酸成分して酸化亜鉛(ZnO)、酸化カド
ミウム(CdO)、酸化鉛C PbO )および酸化マ
グネシウム(MgO)の1種もしくは2種以−11をポ
リオレフィン100部Oこ対して10部以下で配合する
ときに、耐熱老化性がより一層向−1−することを見出
した。(c)成分の配合割合が10部より多いばあいは
配合量の増加に比して効果が向上されず、好ましくない
。(c)成分の好ましい配合(10) 割合は3〜6部である。
[ajおよび山)成分に加えて(C)成分を併用するば
あい、fajおよび山)成分の配合割合が前記配合領域
■、なかんづく配合領域IHこあるとき耐熱老化性(こ
おける(a)、(b)および(c)成分の相剰効果が最
も顕著番こ現われ、かつ架橋阻害、ブリードなどの好ま
しくない現象が生ぜず、経済的であるので好ましい。
あい、fajおよび山)成分の配合割合が前記配合領域
■、なかんづく配合領域IHこあるとき耐熱老化性(こ
おける(a)、(b)および(c)成分の相剰効果が最
も顕著番こ現われ、かつ架橋阻害、ブリードなどの好ま
しくない現象が生ぜず、経済的であるので好ましい。
本発明(こ用いるポリオレフィンとしてはポリエチレン
とエチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体と
のブレンド物が適しているが、ポリエチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート
共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン三元共重合体、エチレン−i
−オレフィン共重合体などのエチレン共重合体の1種も
しくは2種以上のブレンド物などの使用も可能である。
とエチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体と
のブレンド物が適しているが、ポリエチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート
共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン三元共重合体、エチレン−i
−オレフィン共重合体などのエチレン共重合体の1種も
しくは2種以上のブレンド物などの使用も可能である。
本発明において前記ポリオレフィンの架橋は有機過酸化
物などの架橋剤による方法、電子線いうる。
物などの架橋剤による方法、電子線いうる。
有機過酸化物架橋剤としては通常一般に用いられている
ものがいずれも用いられうるが、たとえばジクミルパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド、1.1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリノチルシクロへ午サンなどがあ
げられる。
ものがいずれも用いられうるが、たとえばジクミルパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド、1.1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリノチルシクロへ午サンなどがあ
げられる。
これら架橋剤はポリオレフィン100部番二対して1〜
6部用いるのが好ましい。架橋剤の割合が前記範囲より
少ないときは充分な架橋が行なわれず、前記範囲より多
いときは過架橋となり熱安定性の低下をきたすばかりで
なく、架橋剤の分解残漬が多量に生じ、樹脂表面へのブ
ルーミングが生じる。前記架橋剤は必要に応じてエチレ
ンジメタクリレ−1−1I−リアリルイソシアヌレ−1
・などの一般に用いられている架橋助剤と併用してもよ
い。
6部用いるのが好ましい。架橋剤の割合が前記範囲より
少ないときは充分な架橋が行なわれず、前記範囲より多
いときは過架橋となり熱安定性の低下をきたすばかりで
なく、架橋剤の分解残漬が多量に生じ、樹脂表面へのブ
ルーミングが生じる。前記架橋剤は必要に応じてエチレ
ンジメタクリレ−1−1I−リアリルイソシアヌレ−1
・などの一般に用いられている架橋助剤と併用してもよ
い。
本発明の組成物には前記成分以外に、クレー、タルク、
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウムなどの無機光J眞
剤、塩素系、臭素系などの難燃剤、ホウ酸亜鉛、メタホ
ウ酸バリウム、酸化アンチモンなどの難燃助剤、カーボ
ンブラック、着色剤、滑剤などを適宜配合してもよい。
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウムなどの無機光J眞
剤、塩素系、臭素系などの難燃剤、ホウ酸亜鉛、メタホ
ウ酸バリウム、酸化アンチモンなどの難燃助剤、カーボ
ンブラック、着色剤、滑剤などを適宜配合してもよい。
本発明の耐熱性架橋ポリオレフィン組成物は高温におけ
る耐熱老化性がすぐれているので、たとえば120〜1
50”C程度の高温下で長時間連続使用される電気絶縁
拐料などζこ好適に適用される。
る耐熱老化性がすぐれているので、たとえば120〜1
50”C程度の高温下で長時間連続使用される電気絶縁
拐料などζこ好適に適用される。
つぎQこ実施例および比較例をあけて本発明の詳細な説
明する。
明する。
実施例1〜2および比較例1〜4
第1表Oこ示される基準配合Oこ第2表Oこ示される薬
剤を配合し、110〜130“Cのオープンロールで充
分に混練したのち、175°C,150kg/ cm”
、15分間の条件で加熱加圧して架橋し、厚さ1間のシ
ーI・を作成した。
剤を配合し、110〜130“Cのオープンロールで充
分に混練したのち、175°C,150kg/ cm”
、15分間の条件で加熱加圧して架橋し、厚さ1間のシ
ーI・を作成した。
えられたシー!・について高温での耐熱老化性をみるた
めに、UL 150 ’C級の規格Oこ準じて180℃
で7[1間老化後の伸びC%)を測定した。
めに、UL 150 ’C級の規格Oこ準じて180℃
で7[1間老化後の伸びC%)を測定した。
(13)
伸びの′61す定はJIS K 6301に準拠して行
なった。
なった。
また老化前の伸びと老化後の伸びから伸び残率い)を求
めた。なお老化後の伸びが50%未満のものは脆化とし
た。これらの結果を第2表Oこ示す。
めた。なお老化後の伸びが50%未満のものは脆化とし
た。これらの結果を第2表Oこ示す。
なお第2表における各薬剤の配合割合はポリオレフィン
100部に対する部数であるC以下同様)。
100部に対する部数であるC以下同様)。
(14)
第 1 表
基準配合
注1=三井ポリケミカル■製ポリエチレンの商品名〃2
:三井石油化学下業■製エチレン−プロピレン−非共役
ジエン三元共重合体の商品名 〃3:フノカーケミカル社製塩素系難燃剤の商品名〃4
:フリーポ−1・社製クレーの商品名〃5:三井石油化
学工業(5)製ジクミルパーオキサイドの商品名 第 2 表 注6二大内新興化学工業■製2−メルカプトベンゾイミ
ダゾール亜鉛塩の商品名 〃7:大内新興化学工業■製2−メルカプトベンゾイミ
ダゾールの商品名 〃8:ユニロイヤル社製414 ’−ビス(l−ジメチ
ルベンジル)ジフェニルアミンの商品名 〃9:大内新興化学工業■製2.2.4.−1−リメチ
ル=1,2−ジヒドロキノリンの商品名 〃10:大内新興化学工業■製4,4′−チオ−ビス(
6−t−ブチル−m−クレゾール)の商品名 第2表から明らかなごとく、酸化亜鉛と2−メルカプト
ベンゾイミダゾールまたはその亜鉛塩と4,4′−ビス
(d−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンとを併用す
るばあいは(実施例1〜2)耐熱老化性が顕著にすぐれ
ているが、4.4′−ビス(12′−ジメチルペンシル
)ジフェニルアミンにかえてポリオレフィンの有効な老
化防11−剤として従来より使用されている2、 2.
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンまたは44
′−チオ−ビス(6−t−ブチル−m−クレゾール)を
用いたばあいは(比較例1〜4)耐熱老化性が劣ってい
る。
:三井石油化学下業■製エチレン−プロピレン−非共役
ジエン三元共重合体の商品名 〃3:フノカーケミカル社製塩素系難燃剤の商品名〃4
:フリーポ−1・社製クレーの商品名〃5:三井石油化
学工業(5)製ジクミルパーオキサイドの商品名 第 2 表 注6二大内新興化学工業■製2−メルカプトベンゾイミ
ダゾール亜鉛塩の商品名 〃7:大内新興化学工業■製2−メルカプトベンゾイミ
ダゾールの商品名 〃8:ユニロイヤル社製414 ’−ビス(l−ジメチ
ルベンジル)ジフェニルアミンの商品名 〃9:大内新興化学工業■製2.2.4.−1−リメチ
ル=1,2−ジヒドロキノリンの商品名 〃10:大内新興化学工業■製4,4′−チオ−ビス(
6−t−ブチル−m−クレゾール)の商品名 第2表から明らかなごとく、酸化亜鉛と2−メルカプト
ベンゾイミダゾールまたはその亜鉛塩と4,4′−ビス
(d−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンとを併用す
るばあいは(実施例1〜2)耐熱老化性が顕著にすぐれ
ているが、4.4′−ビス(12′−ジメチルペンシル
)ジフェニルアミンにかえてポリオレフィンの有効な老
化防11−剤として従来より使用されている2、 2.
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンまたは44
′−チオ−ビス(6−t−ブチル−m−クレゾール)を
用いたばあいは(比較例1〜4)耐熱老化性が劣ってい
る。
実施例3〜11および比較例5〜10
第1表の基準配合に第3表に示される薬剤を配合したほ
かは実施例1〜2と同様にしてシートを作成し、それに
ついて老化前後の伸びを測定した。結果を第3表番こ併
記する。
かは実施例1〜2と同様にしてシートを作成し、それに
ついて老化前後の伸びを測定した。結果を第3表番こ併
記する。
(17)
第 3 表
(18)
第3表から明らかなごとく、酸化亜鉛と2−メルカプト
ベンゾイミダゾール亜鉛塩と4.4’−ビス(l−ジメ
チルベンジル)ジフェニルアミンとの併用においては、
2−メルカプトベンゾイミダゾール!II(鉛塩および
4,4′−ビス(d−ジメチルベンジル)ジフェニルア
ミンの配合割合が配合領域Hさらには■にあるときは(
実施例3〜1.1)、2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル亜鉛塩および4,4′−ビス(d−ジメチルペンシル
)ジフェニルアミンの配合割合が配合領域Tより少ない
ばあい(比較例9〜10)にくらべて耐熱老化性がすぐ
れている。また酸化亜塩と2−メルカプトベンゾイミダ
ゾール亜鉛塩または4.4′−ビス(〃−ジメチルペン
シル)ジフェニルアミンとの2成分の併用のばあいは(
比較例5〜8)、後者の成分をいくら多く配合しても削
熱老rヒ性がまったくないことがわかる。
ベンゾイミダゾール亜鉛塩と4.4’−ビス(l−ジメ
チルベンジル)ジフェニルアミンとの併用においては、
2−メルカプトベンゾイミダゾール!II(鉛塩および
4,4′−ビス(d−ジメチルベンジル)ジフェニルア
ミンの配合割合が配合領域Hさらには■にあるときは(
実施例3〜1.1)、2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル亜鉛塩および4,4′−ビス(d−ジメチルペンシル
)ジフェニルアミンの配合割合が配合領域Tより少ない
ばあい(比較例9〜10)にくらべて耐熱老化性がすぐ
れている。また酸化亜塩と2−メルカプトベンゾイミダ
ゾール亜鉛塩または4.4′−ビス(〃−ジメチルペン
シル)ジフェニルアミンとの2成分の併用のばあいは(
比較例5〜8)、後者の成分をいくら多く配合しても削
熱老rヒ性がまったくないことがわかる。
実施例12〜22
第1表の基準配合に第4表に示される薬剤を配合したほ
かは実施例1〜2と同様番こしてシー1・を作成し、そ
れについて老化前後の伸びを測定した・、結果を第4表
に併記する。なお第4表には参考のために実施例1の結
果も併記した。
かは実施例1〜2と同様番こしてシー1・を作成し、そ
れについて老化前後の伸びを測定した・、結果を第4表
に併記する。なお第4表には参考のために実施例1の結
果も併記した。
第 4 表
第4表から明らかなごとく、2−メルカプトベンゾイミ
ダゾール亜鉛塩と4,4′−ビス(d−ジメチルベンジ
ル)ジフェニルアミンとの配合割合が配合領域■の範囲
内にはあるが配合領域■の範囲外にあるときは酸化亜鉛
の添加効果があまり顕著でないが、2−メルカプトペン
ゾイミタソー/丙1F鉛塩と4,4′−ビス(d−ジメ
チルペンシル)ジフェニルアミンとの配合11QJ 合
力配合領域■、なかんづく■の範囲内にあるとき酸化亜
鉛の添加効果がとくに顕著である。
ダゾール亜鉛塩と4,4′−ビス(d−ジメチルベンジ
ル)ジフェニルアミンとの配合割合が配合領域■の範囲
内にはあるが配合領域■の範囲外にあるときは酸化亜鉛
の添加効果があまり顕著でないが、2−メルカプトペン
ゾイミタソー/丙1F鉛塩と4,4′−ビス(d−ジメ
チルペンシル)ジフェニルアミンとの配合11QJ 合
力配合領域■、なかんづく■の範囲内にあるとき酸化亜
鉛の添加効果がとくに顕著である。
実施例23〜31および比較例11
第1表の基準配合に第5表に示される薬剤を配合したほ
かは実施例1〜2と同様にしてシートを作成し、それに
ついて老化前後の伸びを測定した。結果を第5表に併記
する。
かは実施例1〜2と同様にしてシートを作成し、それに
ついて老化前後の伸びを測定した。結果を第5表に併記
する。
(2])
(22)
第5表から明らかなごとく、酸化亜鉛の配合割合が多く
なるにつれて耐熱老化性が向上されるが(実施例23〜
28)、9部を超えるとそれ以l−向上されない(比較
例11)。また酸化加鉛にかえて酸化力1・゛ミウム、
酸化鉛または酸化マグネシウムを配合したばあいにもす
ぐれた耐熱老化性が発揮される(実施例29〜31)。
なるにつれて耐熱老化性が向上されるが(実施例23〜
28)、9部を超えるとそれ以l−向上されない(比較
例11)。また酸化加鉛にかえて酸化力1・゛ミウム、
酸化鉛または酸化マグネシウムを配合したばあいにもす
ぐれた耐熱老化性が発揮される(実施例29〜31)。
図面は、本発明の組成物Oこおける(a)成分(ベンゾ
イミダゾール系老化防止剤〕と(b)成分(44′−ビ
ス(/7−シメチルベンジル)ジフェニルアミン)の配
合割合を示す直角座標である。 特許出願人 タック電線株式会社 代表者大石健雄 (23)
イミダゾール系老化防止剤〕と(b)成分(44′−ビ
ス(/7−シメチルベンジル)ジフェニルアミン)の配
合割合を示す直角座標である。 特許出願人 タック電線株式会社 代表者大石健雄 (23)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフィンに(a)ベンゾイミダゾール系老化
防止剤および(b)4.4’−ビス(d−ジメチルペン
シル)ジフェニルアミンが配合され、該(a)およびf
b)成分の配合割合が、直角座標〔y軸にポリオレフィ
ン100重量部に対する(a)成分の重量部数をとり、
y軸にポリオレフィン100重量部に対する(b)成分
の重量部数をとる〕におけるA点(2,1)、B点(1
2,0,5)、0点(12,6)およびD点(1,6)
で囲まれる範囲にあることを特徴とする耐熱性架橋ポリ
オレフィン組成物。 2(a)および(b)成分の配合割合が、直角座標にお
けるA1点(2,5,1)、B1点(]2.1)、0点
(12,6)およびl)1点(2,5,6)で囲まれる
範囲にある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3(a)および(bl成分の配合割合が、直角座標にお
けるA1点(2,5,1)、B2点(6、■)、01点
(6,3)およびB2点(2,5,3)で囲まれる範囲
にある特許請求の範囲第2項記載の組成物。 4 ポリオレフィンがポリエチレンとエチレン−プロピ
レン−非共役ジエン三元共重合体とのブレンド物である
特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の組成
物。 5(a)成分が2−メルカプトベンゾイミダゾール、2
−メルカプトベンゾイミダゾールの亜&fl[Xまたは
2−メルカプトメチルベンゾイミダゾール、2−メルカ
プトメチルベンゾイミダゾールの唾鉛塩である特許請求
の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の組成
物0 6 さらに有機過酸化物が配合されてなる特許請求の範
囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項記載の
組成物。 7 有機過酸化物の配合割合がポリオレフィン100重
量部ζこ対して1〜6重量部である特許請求の範囲第6
項記載の組成物0 8 ポリオレフィンに、(a)ベンゾイミダゾール系老
化防止剤、(b) 4.4 ’−ビス(/7−シメチル
ベンジル)ジフェニルアミンおよび[c)酸化亜鉛、酸
化カドミウム、酸化鉛および酸化マグネシウムよりなる
群から選ばれた少なくとも1種の金属酸化物が配合され
、該(a)およびfb)成分の配合割合が、直角座標〔
y軸にポリオレフィン100重量部G二対する(a)成
分の重量部数をとり、y軸にポリオレフィン100重量
部に対する(b)成分の重量部数をとる〕におけるA点
(2,1)、B点(12,0,5)、C点(12,6)
およびD点(1,6)で囲まれる範囲にあり、かつtc
)成分の配合割合がポリオレフィン100重量部に対し
て10重量部以下であることを特徴とする耐熱性架橋ポ
リオレフィン組成物〇 9(a)および(b)成分の配合割合が、直角座標にお
けるA1点(2,5、■)、B1点(12,1)、C点
(12,6)およびB1点(2,5,6)で囲まれる範
囲にある特許請求の範囲第8項記載の組成物。 10 (a)および(b)成分の配合割合が、直角座
標におけるA1点(2,5,1)、B2点(6、■)、
01点(6,3)およびが点(2,5,3)で囲まれる
範囲にある特許請求の範囲第9項記載の組成物。 11 (c)成分の配合割合がポリオレフィン1.0
0重量部に対して3〜6重量部である特許請求の範囲第
8項、第9項または第10項記載の組成物0 12 ポリオレフィンがポリエチレンとエチレン−プ
ロピレン−非共役ジエン三元共重合体とのブレンド物で
ある特許請求の範囲第8項、第9項、第10項または第
11項記載の組成物。 13 (a)成分が2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル、2−メルカプトベンゾイミダゾールの亜鉛塩または
2−メルカプトメチルベンゾイミダソ゛−ル、2−メル
カプトメチルベンツイミダゾール 項、第9項、第10項、第11項または第12項記載の
組成物。 14 さらに有機過酸化物が配合されてなる特許請求
の範囲第8項、第9項、第10項、第11項、第12項
または第13項記載の組成物。 15 有機過酸化物の配合割合がポリオレフィン10
0重量部に対して1〜6重量部である特許請求の範囲第
14項記載の組成物・
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10791981A JPS588738A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 耐熱性架橋ポリオレフイン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10791981A JPS588738A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 耐熱性架橋ポリオレフイン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS588738A true JPS588738A (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=14471366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10791981A Pending JPS588738A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 耐熱性架橋ポリオレフイン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588738A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6140344A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 耐熱性ポリオレフイン組成物 |
JPH01101348A (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-19 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 耐熱性難燃性組成物 |
WO2001034721A1 (en) * | 1999-11-08 | 2001-05-17 | Equistar Chemicals, Lp | Flame retardant insulation compositions having improved high temperature performance |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5767640A (en) * | 1980-10-15 | 1982-04-24 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | Heat-resistant crosslinked polyolefin composition |
JPS624067A (ja) * | 1985-06-22 | 1987-01-10 | オカモト株式会社 | 農業用透明ポリ塩化ビニル系樹脂フイルム |
-
1981
- 1981-07-09 JP JP10791981A patent/JPS588738A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6372828B2 (en) | 1999-11-08 | 2002-04-16 | Equistar Chemicals, Lp | High temperature flame retardant insulation compositions stabilized with zinc salt/secondary amine combinations |
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