JPS5887328A - 繊維束のドラフト方法およびドラフト装置 - Google Patents

繊維束のドラフト方法およびドラフト装置

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JPS5887328A
JPS5887328A JP18210581A JP18210581A JPS5887328A JP S5887328 A JPS5887328 A JP S5887328A JP 18210581 A JP18210581 A JP 18210581A JP 18210581 A JP18210581 A JP 18210581A JP S5887328 A JPS5887328 A JP S5887328A
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roller
fiber bundle
roller device
gripping point
gripping
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JP18210581A
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English (en)
Inventor
Susumu Kawabata
川端 行
Hiroshi Niimi
浩 新美
Mitsunori Horiuchi
堀内 光範
Yoshihisa Suzuki
義久 鈴木
Yoshiharu Yasui
義治 安居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/22Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars in which fibres are controlled by rollers only

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は精紡機あるいは粗紡機などの紡機に用いられる
ローラドラフト装置に関する。
紡機のローラドラフト装置は、通常それぞn上下一対の
ローラからなる第1および第2のローラ装置を備え、連
続して供給さnる繊維束を第1のローラ装置で把持する
とともに第2のローラ装置へ送り出し、第2のローラ装
置はそのローラの表面速度を第1のローラ装置における
ローラの表面速度よシ高速として、その速度差により繊
維束を分繊し細束化するものである。この場合に第1お
よび第20ローラ装置のいずれによっても把持さnない
浮遊繊維の挙動が糸の太さ斑の派内となる。
第1図に示すように、連続して供給される繊維束を、そ
れそn上下一対のローラよりなる第1のローラ装置Iお
よびM2のローラ装置■のローラの表面速度差によって
繊維束をドラフトする場合には、第1のローラ装置lに
おける繊維束の把持点又と第2のローラ装置における繊
維束の把持点Yとの間の距離を、該繊維束中の繊維の最
大繊維長エリ若干長い寸法に設定さ扛る。何となれば前
記把持点X、Yの間の距離より長い繊維があるとその両
端が両把持点X、Yにおいて同時に把持されて両ローラ
装置t、Uの回転を阻止し、あるいは繊維が切断したり
繊維に乱れを発生して糸の太さ斑を発生させるからであ
る。上記のように第1および第2のロー2装置i、nの
そnぞれの繊維束の把持点X、Yの間の距離を最大繊維
長より犬にした場合には、両把持点X、Yの中間におっ
ていずれの把持点X、Yによっても把持されず、その挙
動に対する規制を全く受けていない浮遊繊維が発生しや
すく、繊維長の短い繊維はどその浮遊している時間が長
い。
この浮遊繊維の挙動が前記したように糸斑に重要な影響
を与えるのであって、理想的には第1のロー2装置■に
よる把持状態で移動し、繊維の後端が把持点Xを離れて
も繊維の先端が第2のローラ装f11の把持点Yに到達
するまでは第1のローラ装置Iの低速の表面速度で移動
を継続し、第2のローラ装置■による把持点Yに到達す
るや否や第20ローラ装置Hの高速の表面速度で移動さ
れるように速度を変化させることによって、斑の少い糸
の生産が期待できる。ところが第1または第2のローラ
装[1,Itのいずれにも把持さ扛ていない浮遊繊維は
、その周囲に存在する低速で移動する繊維(第1のロー
ラ装置Iに把持さ扛ている繊維)または高速で移動する
繊維(第2のローラ装置■に把持さ扛た繊維〕の影響を
うけて低速側の動きをするものや高速で移動する繊維に
ひきすらnて高速で移動するものが発生して糸斑発生の
原因となる。従って糸斑を生じないドラフト作用をする
ことができるか否かは、浮遊繊維の挙動をいかに制御す
るかにかかつている。
浮遊繊維の効果的規制のためにカサブランカ形式のドラ
フト装置が用いらnている。このドラフト装置は低速側
の各ロー2表面と、高速側に位置する小ロー2等との間
に巻き掛けらn九一対の無端帯状のゴムエプロンを有し
、低速側から高速側へ向ってほぼ平行に移動する間に該
エプロンによって浮遊繊維を緩く把持して70ントロー
ラヘ運ぶものであって、浮遊繊維の移動を規制する効果
は非常に大であるが、反面エプロンは高速側に位置する
小ローラ等により鋭く屈曲さn1屈曲による損傷、破断
または繊維の巻きつきに起因する異常擦過による損傷が
多発する欠点がある。特に結束紡績等の高速紡績法にお
ける紡出速度150n7minに対してはエプロンの使
用は実用的でなく、無体運転(1日24時間運転〕で約
1ケ月で切断する等、耐久性が悪い。
本発明はカサブランカ形式のドラフト装置における前6
d一対のエプロンの使用による浮遊繊維の緩い把持に代
えて、低速側の前記第1のローラ装置で把持さfて高速
側の前記第2のローラ装置に向けて送り出さrる繊維束
を、前記第1のローラ装置を構成する上下一対のローラ
の何れか一方のローラの周面方向に送り出し、かつ第1
のローラ装置による繊維束の把持点と第2のローラ装置
による繊維束の把持点との中間の位置において、高速側
の第2のローラ装置による繊維束の把持点との間の距離
が該繊維束中の繊維の最大繊維長よりも小なる位置にお
いて、繊維束を前記一方のローラの周面との間に軟圧す
る把持点を形成せしめることにより、前記カサブランカ
形式のドラフト装置と同等の均一な、糸斑のない、ドラ
フトを行わせようとするものである。
このように第1および第2のローラ装置による把持点間
で繊維束を牽伸するドラフト装置において、前記両ロー
ラ装置による把持点間にもう1つの把持点を形成するも
のが線条機に用いら扛ている。
即ちM2図に示す線条機のドラフト装置は、第1のロー
ラ装置■′の把持点X′と第2のローラ装置■′の把持
点Y′との間に第1のローラ装置1′にもう1つの把持
点2′を形成しているが、前記把持点zl。
Y′の間の距離を、繊維束中の繊維の最大繊維長より若
干大なる寸法としている。線条機においては取扱う繊維
束中の繊維量が精紡機において取扱う繊維束中の繊維量
に比して6〜300倍と多く、そのために第2のローラ
装置■′における把持点Y′の繊維一本あたりの加圧蓋
は非常に僅かであり、逆に第1のローラ装置I′におけ
る把持点X′では潅維量が多くなる程繊維間の摩擦によ
#)繊維が相互に拘束し合っているため、軍使作用は専
ら第1のローラ装+ir’のもう1つの把持点2′と第
2のローラ装置■′における把持点Y′との間で行われ
ており、把持点Z’ 、 Y’間の間隔は最大繊維長よ
り犬である。
こnに対し本発明は第1のローラ装置における繊維束の
把持点と第2のローラ装置における繊維束の把持点との
間に、軟圧把持点を設定し、該転圧把持点と前記第2の
ローラ装置における把持点との間の距離を、繊維束中の
m&の最大繊維長より短い距離としているから、繊維束
中の繊維は前記第1のローラ装置を構成する上下一対の
ローラによる緘維束卯持点の把持を@扛ても前記軟圧把
持点による軟圧把持によって第1のローラ装置のローラ
表面速度で移動さnlかつ前記軟圧把持点と第2のロー
ラ装置における把持点との間の距離が最大繊維長よシ短
いことから両把持点によって規制さnない浮遊繊維の電
は少く、かつ一端が第2のローラ装置による把持点に到
達した繊維は他端が前記軟圧把持点により把持されてい
ても高速側の第2のローラ装置のローラ表面速度で引き
抜かれ移動せしめらnるので、前記理想状態に近いドラ
フト作用を達成することができるものである。
そ−こで本発明は、低速側の第1のローラ装置より込り
出さ扛て高速側の第2のローラ装置により把持さ扛ドラ
フトさnる繊維束中に、fJtJ配M41または第2の
ローラ装置における把付作用による規制の例扛も受ける
ことのない浮遊繊継のhを減らし、かつその不規則な運
動を抑制せしめて、均一な、糸斑のないドラフトを達成
することを目的とするものである。
また本発明は、前記浮遊繊維の不規則な運動の抑制を極
めて簡易な手段で行わせ、長期間にわたり連続した尚速
ドラフトを可能とすることを目的とするものでりる。
即ち本発明は、連続して供給される繊維束を、等しい局
面速度で互いに反対方向に回転する一対のローラよりな
る第1のローラ装置と、前記M1のローラ装置の局面速
度より高速の等しい周面速度で互いに反対方向に回転す
る上下一対のローラよりなる第2のローラ装置とによっ
て把持しつつ送り出し、前記第1のローラ装置による繊
維束の把持点と第2のローラ装置による繊維束の把持点
との間において繊維束を分極し細束化するようにしたも
のにおいて、前記第1のローラ装置による繊維束の把持
点から前記第2のローラ装置に向けて送り出さ扛る繊維
束を、前記第1のローラ装置の把持点より該ローラ装置
を構成する一対のローラの何nか一方のローラの周方向
に所定の長さ隔たった少くとも1つの点であって、かつ
該点と前記第2のローラ装置の把持点との間の距離が繊
維束中の繊維の最大轍雑長よりも小なる位置において、
前記、、+41および第2のローラ装置の把持圧よりも
低い圧力で繊維束を前記一方のローラに向けて圧接せし
め、然る接散繊維束を前記第2のローラ装置へ送り出す
ことを特徴とする繊維束のドラフト方法、ならびに、前
記方法を実施するための、A11配第1のローラ装置に
おける繊維束の把持点と前dピ第2のローラ装置におけ
る繊維束の把持点との間に配設さ扛た制御用ローラと、
咳制御用ローラを前記第1のローラ装置を構成する一対
のローラの何れか一方のローラに前記第1および第2の
ローラ装置における一対のローラ間の接触圧よりも低い
圧力で圧接せしめる手段と、必要に応じ、前記制御用ロ
ーラを前記一方のローラの局面速度に等しい局面速度で
回転駆動する手段とから成ることを特徴とする繊維束の
ドラフト装置に係るものである。
以下図面に基いて本発明を説明する。第5図線本発明の
一実施例を示す概要図であって、ロー2スタンド1には
ボトムローラスライド軸受部2゜3が設けられ、前記軸
受部2にはフロントボトムローラ4およびミドルボトム
ローラ5が平行せしめられてその軸により回転自在に支
承さn1前記軸受部3にはバックボトムローラ6がその
軸により前記ローラ3,4と平行に回転自在に支承さt
ている。前記ローラスタンド1にレバー7により回動自
在に設けられ次ペンデュラム・ウェイティング−アーム
8にはそれぞれ軸9,10.11により回動自在にレバ
ー12,13.14が支承さn1前記レバー12には前
記フロントボトムローラ4と対をなすフロントトップロ
ーラ15が、前記レバー15にはミドルボトムローラ5
と対をなすミドルトップローラ16がまた前記レバー1
4にはバックボトムロー26と対をなすバックトップロ
ーラ17が、そnぞれの軸により互いに平行にかつ回転
自在にそれぞnの軸によって支承さitている。各レバ
ー12,13.14にはペンデュラム・ウェイティング
・アーム8との間にスプリング1B、19.20が介装
されており、それぞnの対をなすローラを互いに所定の
圧力で圧接せしめ、また各ボトムローラ4,5,6はロ
ーラスタンド1の一端に設けらnた歯車列(図示せず)
により同一方向に回転駆動さ扛ている。
以上の構成は公知のドラフト装置と同様であって、公知
のドラフト装置においては繊維束は局面速度が最も小な
るバックボトムローラ6およびバックトップローラ17
(以下一対として説明する場合には単にバックローラと
いう)に把持さ扛て周面速度が中速のミドルボトムロー
ラ5およびミドルトップローラ16(以下一対として説
明する場合には単にミドルローラという)に送らn1バ
ツクローラとミドルローラにより把持された点の間で適
宜な予備ドラフトを受ける。さらにミドルローラに把持
された繊維束は周面速度が蚊も高速であるフロント“ボ
トムローラ4およびフロントトップローラ15(以下一
対として説明する場合には単にフロントローラという)
に送られて把持さnl ミドルローラとフロントローラ
との把持点間において主ドラフトを受ける。上記ミドル
ローラおよび70ントローラのみの分繊作用を検討する
と、繊維束中の繊維は低い局面速度のミドルローラによ
る把持点に把持さnて低速で送9出さnるものと、局面
速度が高速の70ントローラによる把持点に把持さnて
高速で送り出さnるものとの曲に分繊作用が行わnるが
、両ローラの把持点の何nにも把持さ扛ないいわゆる浮
遊繊維と呼ばnる繊維が糸斑発生の主原因をなすもので
ある。
MJ記従来のカサブランカ方式はかかる浮遊繊維に不規
則な運動を発生せしめないように、第1のローラ装置(
ミドルローラ)の周面速度と同一速度で平行に移動する
ゴムエプロンにより前記第1のローラ装置から前記第2
のローラ装置(フロントローラ)に送り出さnる繊維束
を緩く把持せしめたものであるが、本発明においては第
1のローラ装置t(例えはミドルローラ)による繊維束
の把持点から第2のローラ装置(例えばフロントローラ
)に向けて送り出さnbm、細束を前記第1のローラ装
置を構成する一対のローラの何れか一方のローラの周方
向に所定の長さにわたりその周面に沿わせて′送り出す
とともに、前記第1および第2のローラ装置の把持圧よ
りも低い圧力で繊維束を1ff記一方のローラに圧接せ
しめることにより、前記浮遊繊維の不規則な運動を抑制
し、高速ドラフトを行おうとするものである。
上記方法を達成するため第3図において、前記第1のロ
ーラ装置に相当するミドルローラのミドルトップロー:
716を前記第2のローラ装置zに相当するフロントロ
ーラのフロントトップローラ15側に近接するように配
置してミドルボトムローラ5に圧接せしめるとともに、
前記ミドルボトムローラ5を支承するスライド軸受2に
前記70ントボトムローラ4との間において制御ローラ
21を七〇軸22を中心として回転自在に支承せしめる
とともに、第4図に特に明らかなように、!!iJ記軸
2記音22する軸受26に前記スライド軸受2に穿設し
た孔24に挿入される駒25を当接させ。
別記孔24に螺装さnるねじ26と駒25との間にスプ
リング27を介装せしめて、該スプリング27の弾力に
−よりiIJ記節」御ローラ21をミドルトップローラ
16に圧接せしめる。制卸ローラ21はミドルボトムロ
ーラ5を回転駆動する府配爾車列により該ローラ5と同
一方向に、かつミドルトップローラ16の周面速度と同
一のJi!d面速度で回転駆動さr1前記スプリング1
8.19の弾力より弱い弾力とされたスプリング27に
よりミドルトップローラ16の絢面に圧接さnる。従っ
てパックローラよりミドルローラに供給さ′nfcmm
末は、iドル゛ボトムローラ5とミドルドッグローラ1
6とによる把持点Xよりミドルローラの周面遠近で送シ
出さnた後、ミドルトップロー216の周面に沿ってミ
ドルトップローラ16と制御ローラ21とによる把持点
2まで進行し、該把持点2よりミドルトップローラ16
の両面を離nてフロントボトムロー24とフロントトッ
プローラ15とによる把持点Yおいて把持さ扛、フロン
トローラの燭面速丸で牽引され、かつ把持点2において
は把持点X、Yの把持力よりも弱い力で把持さnる。
tl制御ローラ21は、該制御ローラ21とミドルトッ
プローラ16とによる把持点2と前記フロントローラに
よるAM 紐束の把持点YとのUの距離を、繊維束中の
島破維の最大繊維長よりも短い距離とするようにその位
置を設定さ扛る。勿論フロントローラによる繊維束の把
持点Yとミドルローラによる繊維束の把持点Xとの間の
距離は前記最大穢雑長より大である。
このためミドルローラによる把持点Xにょる把持から喘
nfcla維はミドルトップローラ160周[川に酊っ
て巧り出さnる面1rhミドルトップローラ16と制御
ローラ21とによる把持点20弱い圧力の把持作用を受
けてミドルローラの、1I8d面速度で制御さnるが、
その先端が70ントローラによる把持点Yにおいて把持
さnるや否や把持点zK世端が把持さnていても直ちに
フロントローラの周thI之度で重重さ扛る。そして把
狩点Z、Y同の距離を最大繊維長より/J’sとしたか
ら、把持点X、Y間に存在する繊維束中の極軸で禾だ把
持点YK把狩ちnない繊維の多くは把持点2により軟圧
把持を受けて不規則運動を規制さn1把持点Y、Z間に
おいて何nの把持力の作用も受けない浮遊繊維のiは極
めて少いから、糸斑の原因の大部分は解γs g rす
るとともに、前記把持点2における軟圧支持はミドルト
ップローラ16と市+1 :111ローラ21の一対の
ローラによって行わnるので尚速運転に耐え、繊維の巻
きつきに起因する異當擦過があっても損傷は少く、女期
間の連続運転に耐える耐久性を有する。
7ifJS図は本発明の他の実施例を示すもので、第啄
5因において制御ローラ21をミドルトップローラ16
に圧接せしめたのに対し1本実り例においては制御ロー
ラ31をミドルローラkm成する他方のローラ即ちミド
ルボトムローラ5に圧&せしめたものである。即ち第5
図においてはミドルボトムローラ5をフロントボトムロ
ーラ4に近接せしめて配置し、ミドルトップローラ16
を支承するレバー16に形成した支腕62を突設すると
ともに制御ローラ61全ミドルローラとフロントローラ
との間に配設し、第6図に示すようにル;」岬ロー26
1の回転s55を支承する軸受64の上端1f1535
を前記支腕32に摺動自在に収納させ、支腕62内に装
層したスプリング66の弾力に↓り前記?tiiJ 0
410−ラ31をミドルボトムローラ5の周面に圧接せ
しめる。−」御ローラ51はミドルボトムローラ5を回
転駆動する歯車列により該ロー25の周面速度と同一速
度にかつ反対方向に回転駆動さ扛る。スプリング66の
弾力はスプリング18゜19の弾力より弱いものとする
。その他第3図と同一の符号を付した部分は同一部分を
示す。
本実施例によるときは、把持点Xよりミドルローラの周
面速度で送り出さnfC繊維束はミドルボトムローラ5
と制御ローラ31とによる把持点2までミドルボトムロ
ー25の周面に沿って進行し該把持点2よりミドルボト
ムローラ5の周面r縁ttてフロントローラの把持点Y
においてフロントローラの周(8)速W−C牽引さγL
るから、第6図に示す実施例と1ヤ」様に浮遊繊維の不
規則な違khを抑制し、関連ドラフトを可能とする。
第7図は本%明におけるさらに他の実施例t−概要図で
示すもので、本実施例は第5図に示す夾り例においてf
l+IJ仰ロー、731のはかに、ざらに促」御バー4
1を併用したものでるって、販ii+lI御バー41は
M2S図に示すように長手方向に制御ロー231の周面
の外径より若干大なる径の筒面状の凹設さ扛た制御面4
2を形成し、該制御面421に前1制dローラ61の周
面と同心的に配置してその長手方向を制御ロー261の
軸方向と平行するようにスライド軸受s2に配役さnる
繊維束はミドルローラによる把持点Xよシンドルボトム
ロー25の周面に沿って軟圧把持点2に達し、該把持点
2から70/トローラによる把持点Yに向って送り出さ
扛る際に、前記制御バー41の存在により制御ローラ5
1の周面上から制御バー41の制御面42に移行し、屈
曲さnながらフロントローラの把持点Yに到達する。こ
の間ミドルボトムローラ5と制御ローラ61とによる把
持点2から離扛た浮遊繊維をフロントローラによる把持
点Yになるべく近接する1でミドルローラの周面速度の
低速状態に維持して移送させようとするもので、Fji
Jf+己制御而42制御触し抵抗を受けた浮遊繊維は、
フロントローラによる把持点YVc把持さn高側で箪引
さnる繊維により引きづら7する動ぎを兜n得る。また
第8図に示すよりに繊維束の−を規制する碑86を形成
することにより、繊維がローラの回転による気θiff
で乱さnて広がることを防止でき、一層糸斑の少いトラ
フ)k行うことができる。
本発明は上記実施例に基いて訝明したように、連続して
供給さnる繊維束を、等しい局面速度で互いに反対方向
に回転する一対のローラよりなる第10ローラ装置例え
ばミドルローラと%8u配第1のローラ装置の周面速度
より高速の等しい周面速度で互いに反対方向に回転する
一対のローラよジなる第2のローラ装置例えばフロント
ローラとによって、販繊細束を把持しつつ分繊し細束化
するにあたり、角U1弟1のローラ装置による繊細束の
把持点から第2のローラ装置に向けて送り出さnる繊維
束を、前記第1のローラ装置を構成する前記一対のロー
ラの何扛か一方のローラの周方向に所定の長さにわたり
その周面に沿わせて送り出し、該繊維束を目σ紀第1お
よび第2のローラ装置による把持力よりも少い把持圧に
よって前記一方のローラの周面に圧接せしめ、然る後該
#&蛾束を前記第2のローラ装置に把持せしめるように
したものでろって、ia記第1および第2のローラ装置
による繊細束の把持点の・間に、こnら把持点における
把持圧よりも少い把持力によって繊維束を前日己第1の
ローラ装置の一方のローラに押圧して緩く把持せしめる
点が少くとも1個、第1のローラ装置の把持点と前記点
とのrLllの距離が線維束の最大轍@1長より小なる
位置に存在することにより、繊細束中の繊維にtm記第
2のローラ装置に把持さjして、高速で進行する繊維と
前記第1のローラ装置に把持さ扛て低連で進行する線維
間にずILを生じさせて分極し細束化するとともにs 
IJ’J 記#、1および第2のローラ装置の何扛にも
把持さrしない浮遊極細に対しては第1および褐2のロ
ーラ装置による把持点間に存在する少くとも1個の軟圧
把付点によって第1のローラ装置の周面速度により運行
力を付与することにより不規則な連動を抑制するもので
ある。そして、こnら浮遊線維のうち第2のロー2装置
には把持さ扛ずに第1のローラ装置の一方のローラ周面
に把t+ tたは軟圧把持さnているものは第1のロー
ーy装置の周面速度では坏に送り田さ6%第2のローラ
装置に把持されたときは直ちに桐I2のローラ装置の局
面M度で箪引さnるので1浮遊棹維の大多数の運動は規
制される。
しかも前−ピ第1のロー2装置の一方のローラに対する
繊維束の軟圧把持は、第1のローラ装置と第2のローラ
装置における線維束の把持点の間において少くとも1個
の制御ローラを配設し、該制御ローラの前記一方のロー
ラに対する圧接点が前記第1のローラ装置の把持点より
の距離が繊細束中の繊維の最大繊維長よりも小なる距離
に位置するように圧接せしめることにより、該制御ロー
ラと前1B一方のローラとによる圧接把持点と前記第1
のローラ装置における繊維束p把持点との同の前記一方
のローラの周面に沿わせて進行せしめらnているN11
.に束部分のほぼ全長に制御ローラによる把持力が作用
すると同等の効果を示し、前記第1のローラ装置および
第2のローラ装置の藺に少くとも1個の制御ローラを配
設し、必要に応じて該制御ローラを前記第1および第2
のローラ装置に連結さ扛ている歯車列に回転的に連結丁
nば足りるので、旨速かつ長期間連続運転に耐える耐久
力を有する構成とすることができるものでるる。
紡績法において繊細束中における繊維の長さの分布を示
す方法として、第9図に示すように繊維長を縦軸に、線
維量を横軸にとったステープルダイヤグラムにより、繊
維長の分布を示す方法がある。このステーブルダイヤグ
ラム上において繊維長lを図示のようにとると、全繊維
量A中でBに示す童の繊維は長さ2以上の線維であるこ
とを示す。第9図は綿のステープルダイヤグラムの一例
である。
そrぞ扛一対のローラよりなる第1のローラ装置および
第2のローラ装置によってMl、細束を把持しドラフト
するローラドラフトにおいては第1のローラ装置の把持
点Xと第2のローラ装置の把持点Yとの間隔lを前記ス
テーブルダイヤグラム上に記入したとき、長さ!よシ繊
雑長の黄い線維蓋Bが第1および第2のローラ装置によ
ってその運動を規制さ扛る線維であって、残余は理論的
には浮遊修、維とみなさn%糸斑らを減らすには第1お
よび第2のローラ装置の把持点間の距離を少くする必要
があるが、それぞ扛周面速度の異り、かつ一対のロール
間で繊維束に分繊作用をせしめる第1および第2のロー
ル装置の外径と回転駆動のための歯車列の構成から、前
記把持点間の距離を少くすることにも限度がある。
こ扛に対して本発明装置にあっては、制御ロールを前記
第1のロール装置を構成する一対のロールの同社か一方
のロールに弱い圧力で圧接して賦圧把持点2をmflX
、丁扛ば足り、しかも1]工記第1のロール装置は第2
のロール装置の谷ロールの周面速に工り低い周囲速度を
有する〃・ら、制御ロールの直径を小径に構成すること
ができるので、該制御ロールと第1のロール装置の一方
のロールとの[4の賦圧把持点2と前記第2のロール装
置による把持点Yとの間の距離を縮少できる。そして両
把持点間の距離lを1σ記−のステープルダイヤグラム
上に一人したとき長さ!よりも長いは細長の繊維MkB
が全繊維讐に対し30%以上即ちB/A 、40,5で
あると浮遊稙i棧の大多数の運動を第1のローラ装−の
周面速度で制御することができ従来のエプロン使用のド
ラフトパートと品質において劣らない均一ドラフ) t
 150 rn7Gx、という高速運転で行うことがで
き、しかも耐久性があるため長期連続運転を可能とする
本発明者らが第3図に示す実施例にあ・いて制御ローラ
21の位置を定める実験をしたところ、次に述べるよう
に本発明の効果が極めて明瞭に確認さ扛た。
繊維束として最大繊維長が38龍の綿繊維を用い、制御
ローラ21とミドルトップローラ16とによる把持点2
とフロントローラによる繊維束の把持点Yとの間の距離
を最大繊維長より犬の39鶴として行った実験において
は、糸班は太さ変動率(c、yチリ28チであったのに
対し、前記把持点Z、Y間の距lf&を最大繊維長より
小なる24問としたときの太さ変動率は21%であった
。このように前記把持点Z、Y間の距離を最大繊維長以
下とするように制(+1410−ラを第1のローラ装置
の一方のローラに賦圧状態に押圧せしめることは1浮遊
繊維の制御に有効である事実が証明された。
なお前Hピ谷実施例においては前記第1のローラ装+1
をミドルローラとし、第2のローラ装置をフロントロー
ラとして説明したが、本発明においては第1のロー2装
置をバックローラとし、第2のローラ装置であるフロン
トローラとの間において繊維束のドラフトパートを構成
する場合にあ・いても突流できるものであることは勿論
であり、また制御ローラは数鍾について1個の軸に連結
さn1スプリングも1個の軸ごとに1つづつ設けるよう
にして差支えないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のドラフト装置の側面を示す
概要図、第3図は本発明の一実施例の側面図144図は
その置部の#i要を示す斜面図、第5図は本発明の他の
実施例の側面図、5g6図はその要部の概要全示す斜面
図、第7図は本%例の曲の実施例の側面を示す概要図、
第8図はその要部の概要を示す斜面図、第9図は綿のス
テーブルダイヤグラムを示すものである。 なお図中 1はローラスタンド 2.3はスライド軸受 4V′iフロントボトムローラ 5はミドルボトムローラ 6はバックボトムローラ 8はペンデュラム・ウェイティング ・レバー 15はフロントトップローラ 16はミドルトップローラ 17はバックトップローラ 21.31は制御ローラ 22.33はその細 23.34はその軸受 27.56はスプリング をそnぞn示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)連続してU(給さnる繊維束を、等しい周(3)
    速度で互いに反対方向に回転する上下一対のローンより
    ツブる第1のローラ装置と、H1〕記第1のローラ装置
    の周面速度より商運の等しい周面連層で互いに反対方向
    に回転する一ヒ下一対のローラよりなる第2のローラ装
    置とによって把持しつつ送り田し、FjiJ Ae第1
    のローラ装置による繊維束の把持点と前記第20ローラ
    袈置による繊維束の把持点との間において繊維束を分繊
    し細束化する紡機のドラフト方法において、 前記第1のローラ装置Vcよる繊維束の把持点からnM
    記第20ローラ装置に向けて送り出される繊維束を、前
    記第1のローラ装置による繊維束の把持点より該ローラ
    装置を構成する上下一対のローラの何扛か一力のローラ
    の周方向に所定の長さにわたりその周面に沿わせて送り
    出すとともに、少くとも前記第1のローラ装置による繊
    維束の把持点より前記所定の周方向に隔った点であって
    かつ線点と前記第2のローラ装置による繊維束の把持点
    との間の距離が前記繊維束中の繊維の最大繊維長よりも
    小なる位置において、#記載1および第2のロー2装置
    による繊維束の把持圧よりも小なる圧力で繊維束を前記
    一方のローラの周面に向けて圧接させ、 然る接散偵維束を前記WJ2の0−2装置へ送り出すこ
    とを特徴とする繊維束のドラフト方法。 (2)前記第1のローラ装置による繊維束の把持点から
    前記第20ローラ装置に向けて送り出される繊維束は、
    前記第1の四−ラ装置を構成する上下一対のローラの何
    れか一方のローラに前記把持点から前記第2のローラ装
    置寄りの位置において少くとも1個の制御ローラによっ
    て前記一方のローラに向けた圧接力が加えら扛、かつ前
    記一方のローラと前記制御ロー2の回転により前記第2
    のローラ装置へ向けて送り出さnることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の繊維束のドラフト方法。 (8)連続して供給さnる繊維束を、等しい周面連層で
    互いに反対方向に回転する上下一対の第1のローラ装置
    と、前記第1のローラ装置より両速の周面速度で互いに
    反対方向に回転する上下一対のi、142のローラ装置
    とによって把持しつつ送り出し、齢りじ第1および第2
    のローラ装置の間において繊維束を分繊し細束化するよ
    うにした紡機のドラフト装置において、 前記第10ローラ装置における繊維束の把持点と前記第
    2のローラ装置における繊維束の把持点との間において
    、前記第1のローラ装置を構成する上下一対のローラの
    何nか一方のローラにのみに接触するように、かつ該接
    触点と前記第2のローラ装置による繊維束の把持点との
    間の距離を削記稙維束中の繊維の最大繊維長よりも短い
    距離とするように配設した少くとも1個の制御ローラと
    、該制御ローラを前記一方のローラに対し前記wc1お
    よび第2のローラ装置を構成する上下一対の各ローラ間
    の接触圧よりも少い圧力によって押圧せしめる手段とか
    ら成る。ことを特徴とする繊維束のドラフト装置。 (4)前記制御ローラは、その回転軸を前記第10ロー
    ラ装置のボトムローラを支承するスライド軸受に支承さ
    れ、前記第1のローラ装置のトップローラに圧接せしめ
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の繊維束のドラフト装置。 (6)前記制御ローラは、その回転軸を前記第1のロー
    ラ装置のトップローラを支承するペンデュラムQウェー
    ティング・アームに支承さn%前記第1のローラ装置の
    ボトムローラに圧接せしめらnていることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項に記載の繊維束のドラフト装置。 (6)前記制御ローラを前記第1のローラ装置の局面速
    度に等しい局面速度で、かつ該制御ローラが圧接せしめ
    ら扛る前記一方のローラの回転方向と反対方向に回転駆
    動せしめられることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    または第4項または第5項に記載の繊維束のドラフト装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003338A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Toray Ind Inc 紡績方法および紡績装置、並びにこれを用いて製造した紡績糸
US7105100B2 (en) 1998-04-15 2006-09-12 Applied Materials, Inc. System and method for gas distribution in a dry etch process

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105100B2 (en) 1998-04-15 2006-09-12 Applied Materials, Inc. System and method for gas distribution in a dry etch process
JP2003003338A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Toray Ind Inc 紡績方法および紡績装置、並びにこれを用いて製造した紡績糸

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